kuzukagoさんの浮気アスカネタ


42 :kuzukago :04/12/19 03:40 ID:???
こんばんわ、kuzukagoです。またまた投下しに来ました。

ただ、もうエヴァのFFじゃなくてもいいじゃんとか、
エロ増量を心掛けたんですけど、自分ではこの程度が限界かなぁとか
色々思っています。

3回程に分けて投下します。
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仕事を持って外で働いている妻は、必ず浮気をしている。
特に、妻が美人で熟れた体を持っているのなら尚更である。
なにしろ夫が知らない昼間の妻の回りには、上司、同僚、部下、顧客、多くの男達が群がっているのだ。
彼等が妻の豊満な肉体を包むビジネススーツを剥ぎ取り、
タイトスカートの下に隠された妻の膣に己の性器を突き込む
チャンスを狙っているのは疑う余地が無い。
多くの男達の中には、夫以上に妻の好みにあう男もいるだろう。
残業、出張、会社の飲み会、帰りが遅くなる口実には事欠かない。
だが、実はホテルに連れ込まれていなかったと言えるだろうか。
強く迫られた場合、今後の付き合いを考えれば、無下に拒めない。
それに、裏切ったとしてもそれを知られる事はまずないのだ。
そんな状況の中で貞操を守り通せる妻がいるだろうか?
某掲示板サイト巻頭言より

ホテルの一室で碇アスカはシャワーを浴びていた。
(どうしよう・・・やっぱりするのよね。もう部屋に来ちゃったし・・・)
アスカはこれから初めての不倫に踏み出そうとしていた。
バスルームの鏡に映っている自分の身体を見る。
独身の頃の肌の張りは無いにしても、乳房はまだ垂れておらず、お腹の周りに肉もついていない。
子供を産んでも体型が崩れていないのは、いい妻、いい母であると同時にいい女でありつづける為の努力の賜物だった。
その努力も全ては夫のシンジの為だとばかりだと思っていた。
まさか他の男の前に、この身を晒すときがくるとは思いもしなかった。
(私、何やっているんだろう)
(ホテルの部屋でシンジ以外の男の為にシャワーを浴びているなんて)
ノズルから降り注ぐ水流がアスカの白い肌に当たって弾け、水滴が彼女の滑らかな曲線をたどった。



43 :kuzukago :04/12/19 03:41 ID:???
碇シンジと結婚、出産後も、スーツに身を包み、バリバリのキャリアウーマンとして働いていたアスカは
上司と一緒の地方出張の夜、ホテルの部屋に誘われた。
上司がアスカに求めていることは一目瞭然であった。
それまでのアスカだったら、軽蔑の眼差しで一蹴したに違いない。
だが、同期の女性が、先に昇進してしまったことがアスカに焦りを生んでいた。
社内では、彼女は上司と寝て、その地位を得たというのがもっぱらの噂である。
(レイなんかに、負けてたまるものですか!)
アスカにとっては、その彼女とはかってシンジを巡って恋敵の関係だったこともあり、
それだけに、負けられないという気持ちは桁外れに強い。
だから、アスカは決心した。
彼女も「女の武器」を使うことを。
外国人の血が入っているアスカはブロンドの髪、日本人離れしたプロポーションを備えている。
彼女がその振りを見せれば、どんな男でも、その気にさせる自信があった。

とはいえ、その行為は、大恋愛の末、結ばれた夫を裏切る行為でもある。
躊躇する気持ちも強かったアスカは、この旅行に出かける前、親友に相談を持ちかけている。
「いいんじゃない、抱かれちゃいなさいよ」
中学時代以来の付き合いで、今はやはりその頃から付き合っていた相手と結婚している親友は、
話を聞くと軽く言い放った。
「そんな・・・」
「そんなことで悩むなんて、アスカは見た目より古いのね。アスカは碇君と結婚するまで処女だったでしょう。
今時、一人しか男性を知らないなんて信じられないわ」
「・・・そういうヒカリはどうなのよ。ずっと鈴原一人と付き合っていたじゃないの」
「付き合っていたのは、トウジだけだけど、結婚するまで何人かと適当に遊んでいたわよ。
結婚してからは・・・今、付き合っている人で三人目かな」
中学時代は「いいんちょ」というあだ名で呼ばれるほど真面目で堅物だった親友の意外な素顔を見せられて
唖然とするアスカの前で、彼女はアスカを煽り立てる。
「ちょうどそんなにも女として恵まれた体を持っているんだもの。
それを旦那を喜ばす為だけに使うなんてもったいないわよ」


44 :kuzukago :04/12/19 03:43 ID:???
上司の部屋のドアの前で、アスカは一つ深呼吸をすると、薬指から指輪を外して、ハンドバックに入れた。
ドアをノックすると、すぐにドアが開き、彼がアスカを部屋の中に招き入れた。
「いらっしゃい、アスカくん。待ってたよ」
アスカの上司、渚カヲルは、実はアスカと歳は変わらないまだ若い男性である。
にも関わらず、彼女の上司という地位にあるのは、彼が会長の隠し子だからというのは、
社内における公然の秘密だった。
それゆえに彼との繋がりが出来れば、社内におけるアスカの地位は飛躍的に強化されることが期待できる。
無言のまま、彼の横をすり抜けて、アスカは部屋に入る。
カヲルはドアを締めると後ろからアスカを抱きしめた。
「ずっと、キミとこうなりたいと思っていたよ。さぁ、ボクに口付けしてくれ」
意を決して、アスカはカヲルの腕に抱かれたまま、身体を廻して、カヲルと向き合う。
すぐ目の前にあるカヲルの唇に自分のそれを押し付ける。
カヲルも口を少し開き、侵入してくるアスカの舌を迎え撃つ。
カヲルの情熱的な接吻には彼の首に手を回すことによって応える。
ジュプ・・・クチュ・・・
物音一つしない部屋の中に、唾液を啜りあう男と女の音だけが響いていた。
(キス・・・シンジ以外の男とのキス・・・)
アスカはしばらくそれに酔った。
(キスはシンジよりも上手ね)
(シンジはキスをする時、照れてしまうから上達しないんだわ)
遠く離れた夫を他の男と比べる事に抵抗を感じない自分に我ながら驚く。
そうしている間にも、カヲルの手がアスカの胸に這って来た。
アスカは身じろぎし、彼の身体を押しのけた。
「ま、待って……シャワーを浴びさせて」

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次回は明日

45 :kuzukago :04/12/19 17:56 ID:???
こんばんわ。kuzukagoです。2回目投下します。
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アスカの後、今は、カヲルがシャワーを使っていた。
シャワーの水音が止まった。
アスカの心臓が跳ねる。
バスルームのドアが開き、腰にタオルを巻いたカヲルの姿が現れた。
アスカはベットの上に横たわって待っている。
その身体を覆う物はバスタオル一枚だけ。
鼻歌で「歓喜の歌」を歌いながら、カヲルがベッドに近づいてくる。
当然の権利の如く、人妻の横たわるベットに上り、
バスタオルを引き毟ると男に快楽を約束する豊満な甘い肉体が現れた。
震えているアスカを見て、カヲルは微かに笑う。
早速、カヲルが唇と手で乳房に貪りつくとアスカはあまい吐息を漏らす。

アスカの乳房はもともと豊かなものであったが、子供を産んだことで更に育っていた。
それでいながら、いささかのたるみも見せず、こうしてベッドに横になっていても、上に向けて盛り上がっている。
その乳房を、カヲルは思うのままに弄ぶ。
カヲルの手が動くたびに、アスカの形のよい乳房は形を変え、カヲルの口の中で、固く尖りだした乳首が転がされる。
アスカの手はそんなカヲルの頭をしっかりとつかんで自分から胸におさえつけている。
アスカの顎が上がって喉が露になり、目を閉じて、カヲルの与える感覚を受け入れている。
「君のカラダはガラスのように繊細だね」
カヲルがアスカの耳元で囁く。
「好意に値するよ」
カヲルはベッドの上に身を起こすと、アスカのほっそりと伸びた脚を掴むと、膝を立てさせて左右に開いた。
薄い陰毛が飾っている下に割れ目が顔を覗かせている。
顔を寄せると下の唇に思い切り吸い付く。
「あっ!」
いきなりそこに来るとは思っていなかったアスカが声を上げて身じろぎをする。
思わず暴れだしそうになった彼女の両の太腿を頭の横で抱え込んでがっしりと固定すると、引き続き人妻の味を味わう。
暫くの間、部屋に響くのは人妻のあえぎ声と人妻の愛液をすする音。
ようやく満足して身を起こした頃にはアスカの下の口はしとどにシーツを濡らし、目は虚ろに宙を見ていた。


46 :kuzukago :04/12/19 18:00 ID:???
「そろそろいいかい。さぁ、ボクを受け入れてくれ」
カヲルは自分の下半身をアスカの脚の間に割り込ませる。
「あっ!あの・・・ゴムをつけて・・・」
「無粋なことを言うね。キミは」
「で、でも・・・」
「許してくれないのなら、ボクはもう続ける気は無いよ」
アスカは自分の生理の周期を思い出して計算する。
今日は・・・微妙だった。
全くの危険日ではないが、そろそろであることには間違いない。
「今日のことは無かったことにしてもいいんだよ。どうするんだい、アスカくん」
もう、ここまでしてしまっているのだ。
今更、全てを無かったことになどできない。
「大丈夫・・・です。続けて・・・」
「いくよ・・・アスカ」
カヲルの陰茎がアスカの秘裂に近づいていく。
「あ」
それがアスカの入り口に触れた。
見た目の華やかさとは裏腹に、根は真面目なアスカはシンジ以外の男に身を許したことなど無い。
つまりこの男がアスカにとっての二人目の男となる。
アスカの脳裏にシンジの笑顔が浮かんだ。
(・・・・・・シンジ・・・・・・)
カヲルが腰をアスカの脚の間に押し付ける。
(シンジ・・・ごめんね・・・)
アスカの目尻から一滴だけ、涙がこぼれる。


47 :kuzukago :04/12/19 18:01 ID:???
そして・・・・・
アスカの女が夫以外の男の肉によってこじ開けられていく。
本人の意思とは関わり無く、アスカの女の門は締まり、
許されざるものの侵入を防ごうとしていたが、
カヲルの肉の破城槌は、その抵抗を易々と打ち破り、
シンジの形に合わせて形作られたアスカの侵入路を、
自らの形に作り変えながら、奥の院までたどりつく。
「ハァッ」
その瞬間、アスカは目をカッと見開き、大きく口を開けて、息を吐いた。
「大きすぎたかい?」
カヲルはゆっくりと大きく腰を揺すり始めた。
「あ、あ、あ」
抑えようとして抑えきれない声がアスカの口から漏れる。
カヲルのモノはアスカの中を目一杯広げてしまっていたのだ。
その中をずるずると何かが動いている感触は、シンジとの行為では感じた事が無い物だった。
(だ、駄目よ・・・シンジと比較しちゃ・・・)
しかし、シンジを意識しないようにすればするほど、シンジとの違いが脳裏に浮かび、
シンジ以外の男を受入れている事実を否が応でも実感させた。
考えないようにした。
自分がシンジを裏切っているという事実を。
気付かないようにした。
裏切っている事を意識するほど身体が燃え上がる事実を。


48 :kuzukago :04/12/19 18:03 ID:???
「さぁ、お互いに愉しもうじゃないか、アスカくん」
カヲルがアスカの上に覆いかぶさり、下半身をリズミカルに動かすと、
アスカもそれに応えて、カヲルのリズムに合わせて腰を動かす。
つい昨日までは、ビジネスパートナーとして協力していた二人が、
今、男と女としてお互いの快楽を高めあうために協力を始めていたのだった。
カヲルの腰が激しく振られると、それに合わせてアスカの腰も激しく振られ、
カヲルの陰茎が内側を擦りあげると、アスカの膣が厳しく締め上げる。
だが、もし第三者が見ていたならば、二人の様子に差が出てきたことに気づいただろう。
アスカはカヲルにしがみつきながら歯を食いしばっている。
アスカのそんな表情を見ながら、カヲルが自身をアスカの中に送り込む様子には、未だ余裕が見える。
その差は、人妻とはいえ一人の男との普通の性生活しか送ってこなかった女と、女に関しては百戦錬磨の男の差でもあった。
深く押し込まれ、引き出され、そしてまた押し込まれる。
カヲルが動くたびに、今まで知らなかった感覚がアスカの身体中を駆け巡る。
(なんなの・・・これは・・・なんなのよ?)
まるで、深い谷に落ちていくような錯覚に襲われ、目の前にあるカヲルの身体にしがみつく。
そんなアスカの様子を、カヲルは醒めた目で観察している。
「信じられないな。キミの旦那さんはキミにまだ女の歓びを教えてくれていないのかい」
(え!?そ、そうなの?)
シンジとのセックスでも上り詰めたことはあったはずであった。
しかし、その時行き着いた場所と、今、行き着こうとしている場所は全く比べ物にならなかった。
(ヒカリの気持ちがわかったような気がする・・・こういうことがあるのなら、止められないわ)
アスカは内心、この旅行に出るとき、彼女の後押しをしてくれた親友に感謝した。
彼女が後押ししてくれなければ、自分は本当の歓びを知らないままだったのだから。


49 :kuzukago :04/12/19 18:05 ID:???
アスカの呼吸がより一層早くなっていく。
アスカは金髪を振り乱して、左右に首を振り続ける。
カヲルの肉棒がアスカの膣内を何度も往復する。
その度にアスカは狂ったように身悶えし叫んだ。
アスカも強く締め付けているにも関わらず、カヲルのモノは未だに終わる気配を見せない。
シンジならば既に終わっているはずだった。
「こんなに凄いの、初めて・・・あああーーっ!」
「フフフ、もういっちゃったのかい。一人だけいくなんてひどいな」
「・・・ご、ごめんなさい・・・」
繋がったまま、カヲルはくるりと回転して、アスカを自らの上に乗せた。
「今度はキミがボクを愉しませてくれ」
少しアスカは戸惑った。
だが、目を閉じるとアスカは、初めはオズオズと、そしてだんだん激しく腰を回し始めた。
「アスカ、いいよ・・・なんて柔らかいんだ・・・」
円を描くように、アスカの腰は、カヲルの男性を包んだまま、経産婦の豊かな尻をうねらせる。
前後運動とは違った動きで、カヲルの鉄柱がアスカの中の肉を掻き回す新鮮な刺激を、
腰の動きに強弱をつけることで、自らコントロールしていくコツをアスカはたちまち学んでいった。
カヲルは目を閉じて、自分がイケナイ事を教え込んだ人妻の女肉が与えてくる快楽を味わっている。


50 :kuzukago :04/12/19 18:09 ID:???
「あ、はぁ」
部屋中に女の嬌声が響いた。
ベットの上で四つんばいにされた尻に、カヲルが突き入れたのだ。
成熟した白い尻を男に向かって差し出すこの体位は、気位の高いアスカにとって、
極めて屈辱感を感じさせるものであり、
シンジに対して初めてこの体位を許すまでには多くの喧嘩と長い時間を要し、
それ以後もよほど機嫌の良い時にしか許さないものであったのだが、
それを初めての相手に、こうも易々と許したことは、
もはやアスカの中にカヲルに対する抵抗感など欠片も無くなっていることを如実に示していた。
今夜、既に何度もカヲルを受入れて上り詰めたアスカの頭の中には最早シンジの事など無い。
虚ろな眼には理知のきらめきはなく、凛々しい顔立ちは性の快楽に呆けている。
アスカはベッドの上に四つん這いになり、カヲルをバックから受け入れている。
アスカの腰を掴み、狂ったように自分の腰をアスカの尻に打ち付けるカヲル。
口から絶えず悲鳴を上げ、狂ったように髪を振り乱すアスカ。
「あぁぁぁ、またいっちゃう・・・気持ち、気持ちいい・・・だめになっちゃう」
「もう少し我慢してくれないか。僕ももうそろそろのようだ」
「は、はい」
「ところで、今日で終わりというわけじゃないよね」
「え?」
「これからも、僕とこういうことをしてくれるね」
「い、いいわ!喜んで!!」
「誘われたら、僕と一緒にホテルに行くね」
「いいわ」
「会社の中でも僕を受け入れるね」
「いいわ」
「旦那と子供を捨てろと言われたら捨てるね」
「え!?」
「捨てるね」
「・・・いいわ」
「かわいいひとだ・・・ご褒美をあげよう」
「あああぁぁぁーーーっ!」
最後の突きでもう一度アスカを叫ばせると、カヲルは迸りを放つ。
胎内に広がっていくカヲルの放った体液の温もりに、
アスカは再度上り詰めていく。
*********************
エロってなんだろう?次回はエピローグ

51 :引き気味 :04/12/20 01:34 ID:???
……あ、『ULTRAMAN』公開開始の土日が終わってら…… ('A`)

>>45-50 kuzukagoさん

実に手堅い寝取られですなぁ。
いやもう、ハァハァであります ( ゚∀゚)=3

なんとなくキャラの設定を見ていますと学園設定ベースかしらんとおもうところでありますが、
あれのお元気すぎるレイちゅわん(成長後ver)もやっぱりこのボンボンカヲルにホテルに誘われて
ひんひん言わされてるのかと思いますと、なかなかに感慨深いものがあります。
あんなに青春乙女していた子も、男の前で股開くような歳になったんだなぁ……とか、そんな感じの(馬鹿です)。
考えてみますと、元のレイのイメージやマナとの兼ね合いであまり描き勝手が良くないなと思っていた
リナレイというのも、挑戦しがいのある分野のような気がしてまいりました。

差し当たりとりあえずこの話でのMVPと言いますか、いい感じの動きをしてくれていますのは、
浮気を推奨する元潔癖人妻さんでしょーか(w

オチも楽しみにしております。

52 :FOX :04/12/20 02:26 ID:???
FOXです。

>引き気味さま
さきほど「Model Ver.R」を発射させていただきました。
都合のよろしいときにでもupください。

後編、早く書かなくちゃ……。

53 :引き気味 :04/12/20 02:34 ID:???
>>52
うい、了解です。

54 :引き気味 :04/12/20 02:36 ID:???
――って、プレンテキストで65kb! Σ(゚д゚)

待ちに待っていたレイ編ですが、またなんつー読むのに覚悟が要りそうな…… (;´∀`)
同じく待ってる人が多そうなので、さくっとうpしときますね。

55 :PDX. :04/12/20 08:51 ID:???
>>42-50 kuzukagoさん

 出遅れてしまった感があるので、感想はエピローグまで待とうと思います。
 

56 :kuzukago :04/12/20 22:27 ID:???
こんばんわ。kuzukagoです。これで最後です。これはもうエピローグじゃないな^^;
***********************************

アスカはベットの上にうつぶせに突っ伏した。
昇り詰めた後の心地良い気だるさが彼女の肢体を弛緩させて行く。
カヲルに噛まれた乳首はまだじんじんと痛み、
下半身には中を押し広げられた感触が残り、
カヲルの放出した生暖かい液体が自分の身体の奥底にまだ残っているのが感じられる。
シンジとの幸せな結婚生活では開花しきらなかったアスカの女としての資質が、
カヲルとのたった一度の情事で、目覚め始めたことを、アスカは自覚していた。
裸の肌が滑らかなシーツに擦れるのも気持ち良い。
背中に感じる温もりがカヲルも力を使い果たしてしまった事を教えてくれる。
二人の繋がっていた部分が外れ、そこから生温かい液体がこぼれ出る。
男性の精を受ける存在としての女性に産まれた事に、アスカは心底感謝していた。

カヲルがアスカの上から身を起こすと、ベッドサイドの机の中から携帯を取り出した。
「なに?もう、こんなときにまで、仕事?」
「面白い遊びをしないかい」
「なんなの?」
カヲルは携帯にある番号を呼び出して表示させると、アスカに見せる。
「どこの番号かわかるかい?」
「・・・ちょっと!やめてよ!!」
携帯に伸ばすアスカの手を、片手で押さえつけながら、
カヲルが通話ボタンを押すと、その電話番号先、アスカの自宅に電話が繋がった。
「もしもし・・・いかりです」
携帯のスピーカーから流れてきたのは、まだ幼い女の子の声だった。
「誰だい?」
アスカの耳元で、カヲルが囁く。
「娘よ」
マイクに声が入らないように、アスカが小声で返す。
「もしもし・・・」
「返事してやりなよ。お母さん」
カヲルがアスカの顔の前に携帯を持ってくる。
アスカはカヲルをキッとにらんだが、一つ息をつくとマイクに話し始めた。
「ママよ、ハルカちゃん」
「あー、ママだぁ」
「ごめんね。ママ、お仕事で帰れなくて」
「ハルカ、げんきでおるすばんしてるよ」
「パパはどうしたの?」
「おかいものにいった」
「そう、いい子ね」
母と幼い娘の語らいを聞きながら、カヲルはアスカの乳房を軽く揉んでいる。


57 :kuzukago :04/12/20 22:31 ID:???
「ママ、お土産買って帰るから。ハルカちゃん、何か欲しいものあるかな?」
「ハルカねぇ、ハルカねぇ」
ハルカが息せき切ってねだる。
「おとうとかいもうとがほしい」
唖然とするアスカ。
「そ、それはちょっとお店では売っていないかなぁ」
「しってるよ、ハルカ。ママのおなかのなかにあかちゃんのタネをいれると、あかちゃんがうまれるんだって」
「・・・そんなこと誰に聞いたの?」
「ようちえんでミッチャンにきいた」
カヲルが笑いを抑えて囁いた。
「へぇー、最近の幼稚園児ってこんなこと話しているんだね」
「ハルカ、おとうとかいもうとがほしいの。あかちゃんのタネをいれてもらって」
「そ、そうね、帰ったらパパに頼んでみるわ・・・あっ!」
アスカのアソコから、先ほど射込まれた体液がトロリと流れ出す。
「どうしたの、ママ」
「な、なんでもないわ。明日、帰るから、元気で、待ってて」
カヲルを振り解いた手で、アスカが通話ボタンを切った。
「なんてことするのよ!」
「アハハ、予想外だったけど、面白かったじゃないか。で、どうするんだい?ママ?」
「え?」
「ハルカちゃんの弟か妹を、またママの中に入れてもいいかな?」
アスカは唇を噛み締めている。

自宅に帰り着いた時には既に夜になっていた。
まだ窓からは、明かりが洩れ、家の中から娘の明るい笑い声が聞こえてくる。
玄関のドアの前で一瞬躊躇した後、チャイムを鳴らす。
家の中を走る音がして、ドアが勢いよく開くと、娘が飛び出してくる
「ママ、おかえりなさーい」
「ただいま、ハルカちゃん。いい子にしてた?」
「ハルカ、いいこだったよ」
娘を抱き上げ、玄関に入ると、夫が立っていた。
「アスカ、お帰り」
エプロン姿のシンジの姿は、出かける前と少しの変わりも無かった。
「お仕事、お疲れ様」
外見だけでなく、内面も少しも変わっていない。
アスカを愛している。アスカを信じている。
涙が流れそうになるのを、無理矢理押さえつける。
「アスカ、お腹減ったろ。夕御飯できてるから」
「ハルカがパパといっしょにごはんつくった」
「ハルカちゃん、ありがとうね」
こんな家族を捨てられるわけが無かった。
会社での地位とか、勝ち負けとかに拘っていた自分が、馬鹿だったことにアスカは気づいた。
(あした、カヲルに会ったら・・・)

58 :kuzukago :04/12/20 22:31 ID:???



数ヵ月後、アスカは身体の異変に気づいた。


end


59 :PDX. :04/12/20 22:55 ID:???
>>42-50
>>56-58 kuzukagoさん

 ではまとめて感想を。

 不倫アスカが良かったです。
 出世とかそんなものに惑わされてうっかり脚を踏み外してしまう視野狭窄加減。
 よっぽどレイをライバル視してたんでしょうかね。
(実は、「レイが女の武器を使った」というのはレイが流したただの噂で、カヲルと
通じたことでアスカがシンジに捨てられる事を狙っての罠? と疑いました(^_^;)

 カヲルの精を受け入れ、妊娠することすら許容。以前の冬月×ユイさんもそう
でしたが、kuzukagoさんにとってのツボは中出し・妊娠でしょうか?

 あと、サラリと自分の性経験を口にした上でアスカを煽るヒカリ(汗)
 なかなか今までなかったタイプかもしれません。
 でも堅実な彼女のこと、バレて破局なんてことはないようにしてるんでしょうね。


60 :FOX :04/12/21 00:40 ID:???
>kuzukagoさま

 恋愛ではレイに「勝った」はずだったのに、それ以外も圧倒することを夢見たアスカが陥った陥穽。
 なんだか妙にたくましいヒカリに背中を押されたばっかりに……。

 前半の躊躇するさまからカヲルに溺れ、彼の言葉に応えてしまうあたりにはかなりエキサイトしました。
 やっぱりカヲルはこういうキャラ、似合いますよねぇ。

61 :FOX :04/12/21 00:45 ID:???
>>54 引き気味さま

 深夜のupありがとうございました。

 >――って、プレンテキストで65kb! Σ(゚д゚)

 問題は、そこまで書いたのが「長い前フリ」となってしまったことです_| ̄|○。
 upできる体裁になんとか持って行った際に、20KBほど後編に回していますから、つぎのupは早いかも……と……思います。

62 :引き気味 :04/12/21 01:05 ID:???
>kuzukagoさん

ナイス黒エロ、と言いますか、増量を〜と仰っておいでだった様にそれっぽいキーワード含有率が上がってましたのが
実に現金に嬉しかった私 (;´∀`)

kuzukagoさんのお話の作り方ですが、どうも身も蓋も無く猥語を並べまくってポルノシーンだけを描いてみせる私のやり方
と比較しますと、背景にきちんとキャラクター達の生活してきた物語を想定して、そこからエロいシーンを切り出してくるよう
な感じですね。
おかげでこちらは断片一片からでも自ずとナニな妄想が広がってしまう有様でして、エロ文ながら手堅い印象を受けます。
変な形容ですけど、FFらしいFFですね。
一作目の時がまさにその傾向を顕著に感じたわけですが、今回ですとヒカリのキャラクターの作り方が微妙に生々しい主婦
っぷりだったところですか。
スタイル自体は手堅い上司との浮気物語のようでありましたけれども、そういった垣間見えた背景を想像させてくれる脇の
キャラ像もあって、思い返すごとにまた良い感じに妄想の膨らむ源になってくれそうな一偏でした。
ごちそうさまです(w

でもって、投下し終えたといってもまた推敲に見直されるのかもしれませんが、htmlにして良いと思われます段になりましたら
お伝えくださいな。
サクッとうpして、ニヤニヤしながら読み返し易くしちゃいますので。

63 :引き気味 :04/12/21 01:07 ID:???
>>61 FOXさん

他のスレでもさらっと触れておいででしたけど、次こそいよいよあのレイちゅわんが服をひっぺがされて、凛々しく引き締めたお顔に
屈辱の感情を蘇らせてしまうのかと思いますともう実にハァハァで、楽しみにお待ちしております。


64 :kuzukago :04/12/21 22:25 ID:???
こんばんわ。kuzukagoです。皆さん、ありがとうございました。

>>59 PDXさん
>>kuzukagoさんにとってのツボは中出し・妊娠でしょうか?
妻モノのパターンじゃないかなと思うので(^^;

>>60 FOXさん
>>なんだか妙にたくましいヒカリに背中を押されたばっかりに……。
他の方のレスにもヒカリのことが書かれてたりして、予想外でした。

>>62 引き気味さん
エロは難しいです。
自分は綺羅光より江国香織の方がエロく感じたりするので、ズレてるかも。


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From:エロ文投下用、思いつきネタスレ(5)