スワップネタ、シンジ不要の風景

52 :FOX :04/11/23 22:29 ID:???
>>51さま

 「真説」ではアスカをいただけちゃうのはシンジ以外は全てオリジナルのキャラでしたから、次があるとすれば「身近な」キャラでやってみたいですね。
 ただ、そうすると「ひみつたいけん」とかとかぶっちゃうんで、書き手の筆力が試されるんですよ……。
 今回のリツコはギャグとしてのマッドではなく「使い道が無くなってしまった邪悪な道具」という位置づけで(でも後付で(w)、書かせていただいたので怖がって頂けるとありがたいです。

>>アスマナ

 ここでもあまり無いですね……ロリータマナ以外は。
 いま、「宿題」として「シンジに夢中のよわよわユイ&リツコ」というのを抱えてますので、それに絡めてみましょうかしらん。
 ご希望に添えるものになるかどうか分かりませんが……。

53 :引き気味 :04/11/23 22:38 ID:???
>身近な

レイ2ndを仕込んだ髭と、アスカを空母の上でしっかり受け止めてあげた(藁)加持先輩の
賞味し合い、とかはスワップ風味じゃろか。それとも単なるペド陵辱複数責めじやろか。とか思っていたり。

この前提で話を作ってしまいますと、まるでシンジが絡んできませんからね。
シンジに絡まないアスカやレイですと、私の中の黒メーターがいまいち動きが鈍いのがなんとも……。

トウジーヒカリ、シンジーアスカのラインは使いまくってますし、かといってシンジーレイ、アスカーカヲル(ケンスケ)ですと、
PDX.さんのネタと被る、奪還寝取りに燃えるアスカってキャラ設定に走ってしまいそうですし。

54 :FOX :04/11/24 01:10 ID:???
>レイ2ndを仕込んだ髭と、アスカを空母の上でしっかり受け止めてあげた

 ベークライトで固められたサンプルについて会話しながら、お互いの膝の上には「挨拶代わりに取り替えた」アスカが、レイが乗っていて……てなシーンを想像してしまいますた。

55 :FOX :04/11/24 01:10 ID:???


 自分を「おんな」にし、子宮で快楽を得られるようにした「それ」とは異なるものを根元まで埋め込まれたまま向かい合わせにされた二人は、頬を染め、甘いと息を漏らしながらお互いを観察しているとか。

 ……あ、あ、加持センパイの……で……アルビノの……ふぁーすと……だんだん……いやらしいカオに……あ、ヨダレまでたらして……あ、アノコ、腰がうごきはじめてる……。
 ……しれいの……しれいの……セカンドチルドレンの性器に二〇……いえ……四〇……は、ああぁ……違う……六〇サイクル……で抽送している。彼女はさっきまで、わたしを貫いている人物の名前を呼んで助けを求めていたけれど……いまは「いいッ!キモチイイの」としか口にできなくなっている。

 やがてマホガニーのデスクに手をつかされ、向かい合ったまま後ろからずんずん突かれて、可愛らしいあえぎ声のハーモニーを司令室に響かせるレイとアスカ。
 それぞれたっぷり中出しされてオーガズムを迎えさせられて、男たちが立ち去っても絨毯の上でだらしなく四肢を投げ出し、ときに痙攣させる少女たちの表情には、原始的で純粋な喜悦しか浮かんでいない。
 ようやく我に返り、お互いにまったく口をきかないまま黄色いワンピースを、中学の制服を身につけ、まだおぼつかない足下で二人は立ち上がる。
 同じエレベーターに乗り合わせることだけは絶対に避けたいアスカは「さ、さきに……行くから」と声を詰まらせながら執務室を立ち去り、レイだけが残される。

 ……司令との性交のとき……わたしもあのような表情をするのだろうか。あんなに嬉しそうな声をあげているのだろうか。
 ガラスに映る自分の顔を見つめながら自問するレイ。
 彼女は気付かない。自分のしなやかな両手がスカートの上から下腹部をゆるゆると撫でていることを。


 ……どうして!どうして!加持センパイだけのものなのにッ!どうして!どうして!「交換」なんて言ったの?
 エレベーターのドアに小さな拳を叩きつけて泣きじゃくるアスカ。
 ……どうして、どうして……アタシ……。
 「キモチよくなんかなってないわよ!」
 アスカは再び拳を叩きつける。子宮からの甘いうずきを痛みで打ち消すために。

 確かにシンジの関与なしでこのあともお話しが成立してしまいそうな……。

56 :コウイに値する名無しさん :04/11/24 02:14 ID:???
……
「よろしいのですか?シンジ様」
「なにがさ」
カッターシャツに黒のスラックス、纏う雰囲気は茫洋とした――否、まったく印象に残らない霞のような少年。
第三新東京市を見晴らす高台で、傍らに年齢不詳の美女を従えた少年は不思議そうに応える。
「いえ、惣流様と綾波様のことです」
「――ああ、なんだそのこと? どうして加持さんと父さんにくれてやってるのかって?」
「はい、それもわざわざ要所に介入までなさって……どのような意図で……」
「別に、意味なんて無いよ。 暇つぶし」
「……はあ」
やけに年寄り臭い仕草で伸びをすると、シンジは立ち上がる。
「そもそも、これでここに来るのは何度目さ?君と一緒になってからですらもう数えるのもばからしい回数になるし、
そもそも他の世界と較べてここはそれほど刺激的って訳でもないし。
 だったら、ここを離れるまでの暇を適当に遊んで過ごしたっていいじゃないか」
遠く見晴るかすその瞳は、ジオフロントの天蓋、ネルフ本部の厚い層を通して懊悩と悦楽に揉みしだかれる二人の少女
――かつては、遙かな昔には自分の物と決めていた少女達の痴態を眺めてもひくりとも震えない。
「でしたら、何故あの二人を?」
「?……あ、そか、ミサトさんと母さん?」
「ええ、それでしたら、何もわざわざ虜にして魂まで隷属させなくとも……」
「単に局外にいても良かったんだけどさ、次の界渡りまで君とのんびり過ごすってのも、きっと楽しかったと思うよ。
 でも、アダムの接触実験、リリスコピーの接触実験の時の介入で、あの二人がちょうど良い位置に来たからさ。
 これも、一寸した気まぐれ――あ」
そこでようやく少年は気付く。
時を経て密なる繋がりを確たる物とした間柄なれば久しく湧いたことのない感情。
「もしかして……?」
「…………しりません」
かすかな笑いを含んで見上げてくるシンジに、女性は何気ない風を――否、何気ないように見せかけて拗ねる、という態度で意志を伝える。
「そっか、ごめんね。 じゃあ、次の世界ではどうあろうと貞節の鑑になってみせるよ、それでどう?」

ふいと背を向け、返事をせずに歩き出す女性と、その背を衛星のようにつきまとう少年。
愉しげな二人。

さて、来年のことを語ると鬼が笑うという……ならば、来世を語るなら何が笑うのだろうか。



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