スワップネタ・インタビュー形式

36 名前: FOX 投稿日: 2004/04/18(日) 02:36
>>32 引き気味さま

「インタビュー形式」
 おお、いい感じですぅー。

 つまりつまり、こういう感じでしょうか。

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 「さ、ちゃんとカメラの方を見て」
 その声には穏やかだがなぜか逆らえないものがあった。
 「あ……ああ……」
 彼女はカメラの方を見つめ、吐息を漏らす。
 ……録られてる。録られちゃってる。アタシの、アタシの言葉も、表情も。
 「ほら、自己紹介から」ビデオカメラのオペレーターの言葉がどこかぞんざいなのは、お互いのことを中学生の頃から知っているからなのだろうか。
 「そ、惣流……アスカ……ラングレーです」
 「『碇アスカ』だろ?もうじき」
 「い、いわないで……」かぁっと頬が熱くなる。そして背筋がぞくぞくしてしまう。
 ……どうして、こんなコトになっちゃったんだろう。
 彼女自身ももはや理由が分からなくなっていた。
 だが、促されて質問に答えるうちに、自分自身の言葉が枷となり、そして媚薬となって作用しはじめる。

 「あ、えっと、惣流・アスカ・ラングレーです。19歳……いま、婚約中で、来週……入籍……して、『碇アスカ』になり……ます」
 「それなのに、こんな『会』に参加するんだ」
 「だって、だって……」
 アスカのエメラルドブルーの瞳に涙が浮かぶ。
 「マヤが、マヤが、ぜひって言うんだもん。それにシンジだって……」
 反対しなかったじゃない。
 その言葉は途中でとぎれた。
 「本日のパートナー」である伊吹マヤが熱に浮かされたような表情で、恋人……たしかクリスとかいった……のごつい腕に腰をだかれ、彼の剥き出しの漆黒の胸に頭を預けている姿を認めたからだった。
 さらに、マヤの細い指が震えながらクリスのこんもりと膨らんだジッパーの前へと伸び、それが彼によって簡単に払いのけられる様子を見ると、アスカの喉はごくりと鳴ってしまったのだ。

 ……す……ご……い。
 それはクリスの肉体そのものへの驚きではなかった。
 あのマヤが、潔癖症で異性とのセックスなど望みもしないはずの序デイであったはずの彼女があそこまで肉の交わりを切望してしまうことへの驚きだった。

 そのマヤの両手が簡単に背中へ回され、まるでモノのようにアスカの生涯の伴侶となる男性へと渡されると、アスカの心拍数は一気に上がった。
 「シンジ、マヤが勝手にセンズリ始めないように両手を押さえておいてくれよな。この牝犬ったら最近見境なくってさ」
 クリスがシンジへ小声でささやいたはずの言葉が、アスカの体の芯に熱を帯びさせる。

 ……あのマヤが、あんなに、あんなになるなんて……。
 アスカの頬がさらに紅くなる。涙が浮かんでいたはずの瞳が潤み、澱んでいく。
 だから気が付かない。
 カメラマンのケンスケに問われるがまま、アスカの唇は虚ろに動き、彼の望むがままの答えを紡ぎ出していることを。

37 名前: FOX 投稿日: 2004/04/18(日) 02:38
 ミサトが不在の時の「はじめて」のキスのことを。
 なにもかも喪ったときに「はじめて」言葉にされた碇シンジがアスカに抱いていた思いのことを。
 奇跡的になにもかもがうまくいき、病院のベッドでかわしたぎこちない「初めての」行為のことも。
 穏やかで平和な愛の行為の積み重ねに心は満足していても、若く美しい肉体はどこか不満をいだいていることを。

 「だから、マヤの誘いに乗ったんだ。アスカってスキモノだなぁ」
 「ち、ちがうの、そんな、それだけじゃ……ない」

 それだけではないはずだった。
 マヤとブティックに買い物へ行き、アスカの俸給ではとても買えないオートクチュールの代金を「一時的に」肩代わりしてくれた負い目もあった。
 そのあとちょっと寄ったバーで、アルコールで少しだけ饒舌になったマヤがうっとりとつぶやく「クリスったらね。すごいの。もう、いままでの自分がなんだったんだろうっておもってしまうくらい……素敵なの」という言葉に興味を覚えなかったといえば嘘になる。

 しかし、それだけが理由ではないのだ。
 数日前に伊吹マヤが突き詰めた表情でアスカのオフィスに現れ、「クリスが、クリスが貴女を、貴女をどうしても抱かせろって、セックスさせろって言うの……。あたしがアスカを説得できなかったら……あたし、捨てられるの……お、お願い。お願いなの……」
 と涙ながらに膝にすがりつかれてしまった瞬間、アスカは許してしまったのだ。

 自分がマヤよりも魅力的であると、マヤ自身の口から言わせたからかもしれない。
 あのマヤがここまで虜にされてしまうクリスのセックスアピールに興味を持つと同時に、自分はマヤのようにならないという自信があったからかもしれない。
 清楚な美貌を涙で汚しながら懇願する先輩に当たる同僚に、残酷なまでに同情してしまったからかもしれない。

 溢れるような愛を注いでくれるシンジに感謝と悦びを感じながらも、数週間後にやってくる「その時」にいささかの不安と不満を感じていたからかもしれない。

 だから彼女はさらに魅力的に蠱惑的に成熟した肉体に男物のシャツだけを羽織り、ビデオカメラの前に立って宣言することになったのだ。

 「あ、あたしは、惣流・アスカ・ラングレーは自らの意志でクリスさんに抱かれることに同意します。そ、それから……」どこかとまどったような表情の恋人を見つめながらアスカは続ける。「碇シンジが……伊吹マヤさんを抱くことにも……同意……します」

 「ドモありがとうです!アスカさん!」宣言が終わると同時にアスカの華奢な肉体はNerv北米支部からやってきた男に抱きしめられた。「ホントウにアリガト!ワタシ、楽しみにしてたね!このアスカさんを抱けるなんて、ユメのようだよ!」
 男物のシャツの上を信じられないくらいに太い指が這い、アスカは熱を帯びた吐息を漏らす。
 そして、乱暴に躰をいじられながら伊吹マヤの「宣言」を聞かされる。

38 名前: FOX 投稿日: 2004/04/18(日) 02:39
 そこでショートカットの清楚な美を誇っていた女性は、虚ろに微笑みながら語るのだ。

 クリスがNerv第三東京支部を訪問したその日に、彼女は犯されたのだと。
 宿舎の案内をして、「じゃ、これで」とぺこりとお辞儀をして回れ右をしたとたん。腕を取られて室内へ連れ込まれ、ベッドへ投げ出されてタイツを剥かれてしまったのだと。 暴れても、泣き叫んでも助けは来ず、爪を立てても、か弱い拳をふるっても逃げることはできず、その後2時間以上処女の秘裂を肉の固まりのような舌で舐められ、つつかれ、ねぶり回されてしまったのだと。
 嫌悪と怒りの声が嘆願と甘いあえぎ声に変わり、しなやかな肉体が痙攣と弛緩を数回繰り返す用になると全裸に剥かれ、子供のように抱え上げられて彼の「モノ」の上へとゆっくりゆっくりと下ろされてしまったのだと。
 細く狭い肉洞をごりごりと拡張され、子宮を突かれながら、「はじめて」のキスを交わしたのだと。

 朝まで犯し抜かれ、精液でどろどろになった全身を後ろから貫かれながらシャワーで清められるようになったとき、マヤの唇からは出る言葉は「ああ、クリス!ああ、ああ、素敵、ああ、クリスぅ」というものになっていたのだと。
 「先輩!助けて!先輩!許して」という言葉など最初の3時間でもうまったくでなくなってしまったのだと。

 そして彼女も宣言する。
 クリスさまの忠実な牝奴隷であるマヤは、碇アスカさまの身代わりとして碇シンジ様にその肉体を捧げると。
 どんなヘンタイ的な行為でも、どんな屈辱的な奉仕でも、かりそめの御主人様である碇シンジ様のご命令通りにいたします。と。

 碇シンジの喉が鳴ったことに、アスカはもう気づかない。


 「OK!OK!じゃぁシンジ!始めよう。まずは同じ姿勢でファックするってのはどうだい?ほらアスカ、壁に手をついて、お尻を突き出して」
 男物のシャツのボタンが飛び、アスカは全裸にされてしまう。
 さらにごつい手に軽く背を押された美女は、「ああ」とつぶやきながら言われるがままのポーズを取るのだ。
 そのすぐ隣に頬を染めながらマヤが同じ姿勢を取る。
 アスカと同じくシャツを脱ぎ捨て、大きく脚を開いてお尻を突き出してくりくりと振ってシンジを誘うのだ。

 「シンジ、マヤにはこの1週間、エクスタシーをあげてないんだ」人なつっこくクリスは微笑んだ。「『アスカを説得できるまではお預け』ってことで、オーガズム直前で『寸止め』してあるし、オナニーも禁止してあるからね」
 「お願い。シンジ君。して……して……オチンチン入れてぇ」
 セックス漬けにされ、そして禁断症状を極限まで味あわされたNervの才媛は、ルージュの塗られた口元からだらしなく涎を垂らしておねだりをする。
 「2日めくらいまではさ、『どうして?』とか『わたしじゃ満足できないんですか』とか言ってたんだけどねぇ」アスカの溶鉱炉のようにたぎった秘所をずぶずぶと掻き回しつつ、クリスはにやりと笑った。「3日たつと『アスカ、アスカを説得できたらイかせてくれるんですね?します!絶対説得します!イヤって言われたら、クスリを使ってでもクリス様とせっくすさせます!』って大声でわめくんだぜ」
 「ああん!ああっ!マヤ!マヤ!あの、あの紅茶……ああ、素敵!ああ、いい、いいのぉ。はやくぅ……ね……ああ」

 若いカップルの、シンジとアスカの二人の瞳から理性の光が消えていく。


 やがてビデオの照明のなか、美しく淫らな二重奏が響き渡る……。


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 ああ、アスカのDQN度が足りない……。

39 名前: PDX. 投稿日: 2004/04/18(日) 03:04
>>36-38 FOXさん

 カメラマンとして引っ張り出されたケンスケが哀れですな(笑)
 しかし、映像を残す事で、あとあとの問題を残さないようにと言うことなんでしょうかね。ちゃんと合意の上での交わりなんだと。

 でも、確かにこの状況だとアスカは被害者的というか、DQNっぽさは希薄ですね(^_^;
 というか、こういう状況を用意したクリスが悪辣なのか(笑)

40 名前: FOX 投稿日: 2004/04/18(日) 03:15
>>39 PDX.さま

 確かにケンスケの役目って一体……ってな感じになっちゃいましたね。
 まぁ映像はあるわけですから、彼の本領はこれからってことでしょうか。

 アスカのDQN度
 マヤに対する優越感と、それなのにシンジがマヤに欲情してしまうことへのいらだちから、もっと過激な台詞(おねだり)をさせればもうちょっとDQN度は上がったかも。
 あるいはマヤに対する普段の態度(マヤを「オコサマ」として扱っていて、女とは見ていない。とか)を描写しておけばよかったんでしょうね。

 うーん。このネタ、奥が深いです。

41 名前: コウイに値する名無しさん 投稿日: 2004/04/18(日) 03:51
これで、クリスのセックスが
「相手が何も知らないマヤだから堕とせただけの自信過剰野郎(ガンガン突くだけ)」
だったりしたら急にコメディに。

とかどーでもいい事を思い浮かべたり。

42 名前: PDX. 投稿日: 2004/04/18(日) 07:44
>>40 FOXさん

 アスカの態度が、ためらいがちなのか、やる気まんまんなのかでまた変わってきますね。
 台詞を見ていると、なにか一服盛られてもいるみたいですが。

 参加者全員がDQNというよりは、被害者が一、二名いたほうがメリハリがあるかなと思いますがどうでしょうね?(ある意味マヤは被害者のなれのはてですが。クリスにとっては最初からアスカとのファックが目当てで、用が済んだらマヤは捨てられそう)


>>41さん

 マヤを短期間で堕とせたのもクスリのせいかもしれませぬぞw

43 名前: 熊本城 (naEfXwF6) 投稿日: 2004/04/18(日) 10:58
ひさびさのFOXさんの文章だ、嬉しいな。

なぜケンスケが今回かかわってきているかで、もう一妄想できそうですね。

44 名前: 天婦羅定食 投稿日: 2004/04/18(日) 10:59
すいません、上は私です。

45 名前: 引き気味 投稿日: 2004/04/18(日) 13:18
同じく、久々でハァハァ(w

>インタヴュー・ウィズ・スワッ(ry

あの小説が殆ど私のエロ原体験でしたね。殆どの趣味はこれと『セーラー服、恥じらい日記』で決定されたようなものですし。
後はまぁ『愛に時間を』とか、色々。全て殆どに近親ネタが含まれている辺りが業の深さでございますが (;´∀`)

>DQN

マヤの自尊心をくすぐる言葉でいい気になってしまった挙句がこの申し出への受諾だと考えれば、これで結構DQNなアスカですよね。
どうやってシンジや、はてはケンスケまで巻き込んだかがまた派生ネタの元でしょうが。

46 名前: PDX. 投稿日: 2004/04/18(日) 13:33
>DQN

 クリス黒幕説(アスカとのファックが目的)とすると、流れとしてはこんな感じですかね?

 1)クリス→マヤをレイプ。隷属化。
 2)クリスの意を受け、マヤがアスカを懐柔。
 3)一度引き受けてしまった以上引くわけにいかないアスカが、しぶるシンジを説得。
   おそらく相当な譲歩があったものと思われる(笑)

 ケンスケについては、アスカとマヤのヌード、しかも本番ありを撮影したくないかとクリスが持ちかけたとかでもいいかも。
 あるいはマヤを通じてか。
 シンジ&アスカにしてみれば、現地に行ったらケンスケがカメラマンとして待っていてビクーリ、と。
(さすがに引くかな、それでは(^_^;)

47 名前: PDX. 投稿日: 2004/04/18(日) 14:46
 単にアスカとスるだけが目的ではなくて、最終的にゲットするまでが目的だとすると、こんな展開もありかも。

 スワッピングの時にさんざんヒイヒイ言わせて刷り込んでおく。
 そして結婚式のとき花嫁控え室でウェディングドレス姿のアスカを陵辱、隷属を誓わせる。
 ハネムーン先でアスカが失踪。クリスにお持ち帰りされる。

 ですとか。

48 名前: FOX 投稿日: 2004/04/19(月) 00:55
 「MODEL」に戻る前にあとちょっとだけ(笑)。

>DQN

 このあと、クリスの部屋にアスカが入り浸りになってしまう。って展開はそこに至るまでの道はともかく十分DQNかもしれません。
 周囲には「マリッジブルーでマヤを相談相手に選んでいる」と公言しておいて実は……ってな感じで。
 たとえば、

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 背後に圧倒的な存在感を感じると同時に肩を抱かれた。
 「ああン。だめですぅ」
 かたちだけ抗議してみせるけれど、エプロン以外なにも身につけていない躰に硬くて厚いズボンの膨らみを押しつけられると伊吹マヤの精神はぐずぐずになってしまうのだ。
 無意識のうちにお尻をつきだし、「ください」のポーズを取ってしまう。
 期待に震えた肉体が淫らな蜜を分泌してひくつく花弁からあふれ出し、内腿に沿ってしたたってしまう。
 「焦がすんじゃないぜ。マヤ」耳元でささやかれただけで、先週までは処女でレズビアンの気さえあった彼女は絶頂に達しそうになる。
 「御主人様」のお気に召すような焼き具合に絶対してみせるんだ。とけなげに決意すると同時に、あえて機嫌を損ねて「暴君」と化した彼にオシオキされる「可哀想なマヤ」を想像してうっとりとしてしまう。
 「マヤ、失敗したら今日はおあずけだぞ」
 「御主人様」に宣言されたマヤは慌ててフライパンに意識を集中する。
 クリスのペニス中毒患者である伊吹マヤにとって、そのペニスを入れてもらえないなどどんな拷問よりも辛いことなのだから。

 「ね、クリスぅ、あのあとどうなさったんですか」
 血の滴るような800グラムのステーキを口へ運ぶ彼をにこにこしながら眺めつつ、マヤは尋ねた。
 「分かってるクセに」男は笑う。「本人に聞いてみればどうだい?」
 「だってぇ」マヤは嫣然とほほえんだ。「なんにも聞こえてないみたいですもの」
 くすくす笑いながらテーブルの下をのぞき込む。

 そこには惣流・アスカ・ラングレーが、いや、入籍を済ませ「碇アスカ」となった彼女がいた。
 いや、そう呼ばれていた牝犬がいた。
 彼女が身につけているのは真っ赤な首輪だけだった。
 人であることを自ら否定した彼女は、脂汗で裸身をぬめらせながら一心不乱にクリスの屹立した肉茎を舐めしゃぶっていたのだった。
 そのしなやかな右手で握りきれないシャフトを貴重品のように愛で、すらりとした左手の指で剛毛の生えた睾丸を愛おしげに撫でながら。

 「ね?あのあとどうしたの?ウエディングドレスの衣装合わせのあと」
 「ん、んんん……むむぅッ……んんふぅぅっ……」
 「式場じゃぜんぜんイかせてもらえませんでしたもんね」
 「あはっ……んふぅ……ン。んくふぅ……ゥッ」
 「私が職場に戻ったあと、たっぷりハメていただいたんですか?それともずーっとおあずけ?」
 「んんッ!んんん……ふふぅッ!んんん……」
 Nervでも一二を争う美貌は巨大なシャフトをくわえ込んだおかげで、間抜けなまでに引き延ばされ、口元からは涎が泡になってしたたっていたが、もはやそんなことをアスカは気にもかけていない。
 「あはっ、ずっとおあずけだったみたいですね。もう我慢できなくなっちゃってるのね。オチンチンのことで頭の中がいっぱいになってるのね?『碇アスカ』さん?」

49 名前: FOX 投稿日: 2004/04/19(月) 00:56
 そうなのだ。
 碇シンジとの結婚式をあと数日に控え、介添人であるマヤとウエディングドレスの衣装合わせに出かけたアスカはそこでクリスに犯されたのだった。
 マヤが持ち込んだワイヤレス式小型ビデオカメラで着替えの様子を中継され、普通の「外向けの」会話を交わしながらのストリップを室外のクリスにじっくり鑑賞された。
 さらに着替えを終えると「新郎の友人」に確認してもらうという名目でクリスが招き入れられた。
 大げさなまでの(とはいえ、事実アスカの晴れ姿はそれに値するものだった)クリスに苦笑しながら式場のフィッティング担当者が去ると、アスカはその場で貫かれるのだ。
 「晴れの日」に備えて磨き上げられた極上のボディを巨根に犯されるさまを、彼女は大きな姿見で鑑賞させられることになる。
 だが、彼女にとっての地獄はこれからはじまるのだ。
 「衣装の確認」は長くて10分ほど、クリスが彼女を犯すのはその間だけ。
 それでは貪欲なまでに肉欲の悦びに目覚めてしまったアスカが達するには短すぎた。
 何食わぬ顔でペニスが引き抜かれ、ズボンの中にしまわれる様子を見せつけられると、アスカの瞳には涙が浮かび、子供のように「ウソ、うそ、どうしてくれないの?もっとシてよ!ね!お願い、お願いだからぁ」と駄々をこねてしまう。
 フィッティング担当者が呼ばれ「次」の衣装を身につけるあいだ、アスカはほてった身体と高まってしまった熱情をもてあますことになる。
 やがて「とても美しい花嫁姿」が完成すると、期待に満ちた声で「トモダチの」クリスを呼んでしまうのだった。
 たとえそのペニスに貫かれることがほんの数分であることが分かっていても、重度のニンフォマニアと化した彼女には我慢できないのだった。

 その後マヤだけが職場に引き上げ、クリスに送られて帰宅したアスカは涙ながらに懇願する。
 ここで犯して、お願い、イかせてください。シンジはまだ帰ってこないですから。
 助手席に座ったままクリスへの口唇奉仕を強制されていた彼女は、婚約者との愛の巣で犯してくれと泣きながら頼むのだ。
 しかしそれは許されない。
 それどころかもう一度外出することを命じられる。
 清楚なワンピースも脱ぎ捨て、首輪とハイヒール、そして季節はずれのコートだけを身につけることを許されて伊吹マヤの部屋へ向かうことを命じられる。
 惣流・アスカ・ラングレーがその命令に背くことなどできはしない。
 たとえ「セックスするのはマヤが帰ってきてからだけどネ。それでもいいヨネ?」と言われても。
 マヤが帰ってくる数時間のあいだ、肛門調教を受けさせられると聞かされても。


 「んんっん」
 ゼリーのような固さすらある精液の固まりが喉を滑り降りていく感覚に、アスカは全身を震わせた。
 精神が白熱し、花弁が緩む。
 誰よりも意識している美貌がだらしなく熔け、淫欲にまみれてしまう。
 「さ、全部飲めた?」
 真野の声にこっくりとうなずく。その声に含まれる嘲りの成分になど気づきもしない。
 「たくさん出たみたいね。お腹いっぱいになったんじゃない?」
 「まだ……もっと、もっとほしいの」
 「今日一日、ずっとおあずけだったものね」
 「うん。あすか、ずっとガマンしたもん」
 「もうオチンチンのことしか考えられないでしょ?」
 なんどもなんどもアスカはうなずく。他のことなどもはやどうでもよかった。
 死線を越えたことによって深まった「彼」との絆も、エヴァを操ることについてのプライドも。
 「ふふっ。アスカったらきっと、ウエディングドレスを見ただけでオチンチンのことを考えちゃうようになってたりして」
 天使を、いや女神を堕落させた昏い悦びを感じつつ、マヤはアスカを追いつめていく。
 「さ、ファックしようか。マヤ、アスカ」
 「は、はいっ!」クリスの呼びかけとともに伊吹マヤの声も表情も、床を這うクォーター美女のそれと同一となった。

50 名前: FOX 投稿日: 2004/04/19(月) 00:57


 「アスカ、シンジクンとはちゃんとセックスしてもらってますか?」
 対面座位の長いディープキスののちに尋ねられたアスカは混乱する。
 「え、あ、はい……してます。で、でも、そ、それはクリス『様』がそうしろと……」

 最初はそうではなかった。
 自分自身でも信じられないほど乱れてしまったことへの贖罪のために、そしてあの爛れた肉交を忘れさせてもらうために「本当に愛するもの」とのセックスのはずだった。
 しかしその後、数回にわたってクリスに呼び出された彼女は生まれ変わってしまった。
 最初はビデオ返却をちらつかされてのいやいやながらのセックスのはずだった。
 だがその翌日、アスカはクリスの宿舎の前に立っている自分を発見する。
 その夜のうちにアスカの飾り毛はそり落とされ、その様子をビデオに撮影される。カメラマンは相田ケンスケだった。
 無毛になった「コドモみたいなアスカ」を最初に犯したのはそのケンスケ。
 「こうしたかったんだよ。あのときから、こうしたかったんだよ!」そう叫びながら腰を乱暴に振る彼の背中にアスカはしっかりとしがみついてしまう。
 その唇をクリスに犯されながら。
 行為ののち、どう言い逃れもできない「証」を躰に残されたアスカは陶然とした面持ちでクリスへの屈従を近い、シンジとの別れを宣言した。
 しかしクリスは告げる。シンジと別れはクリスとの別れを意味すると。
 蒼白になるアスカにマヤはくすくす笑って言う。
 がんばって、アスカ。シンジ君に十分お詫びして、可愛がってもらえるように努力するのね。

 だから彼女はとても従順な「妻」でもあるのだ。
 もうじき夫となる恋人が帰宅すると涙ながらに謝罪して、「今日、アイツにされてしまったこと」を告白するのだ。
 もちろん告白しないときもある。あまりにその行為がだれかの恋人として取るべきものではない屈辱的なことであるときなど。
 でも、それは許されない。
 碇シンジに促され、時にはお仕置きを受け(ある時など、裸に剥かれて官舎の外へ放り出されてしまった)ると涙ながらに告白する。
 その告白のあいだにさらに躰を高ぶらせてしまう自分に絶望しながら。
 そしてお詫びの「ご奉仕」をするのだ。
 言われるがままの行為を、あるいは口にするのもはばかられるような行為を自ら。
 やがて高ぶったシンジが肉体をぶつけてくると、心の底からほっとしてしまう。
 「彼」が自分をまだ愛してくれていることを知って。
 「御主人様」に捨てられずにすむことを知って。

 「してます。シンジと、だんなさまとセックスしてます!」
 「よしよし」
 艶やかな髪を撫でられてアスカは涙を流してしまう。
 「ちゃんとナカダシしてもらうんデスヨ。そうでないとワタシもナカダシできませんからね」
 「ああ……クリス様にナカダシしてもらえる……クリスさまの赤ちゃんできちゃう……」
 もはや彼女には、自分がなにをしているのかも理解できない。
 ただ、とても幸せなことは確かだった。


----------------

 ああっ!やっぱDQNじゃない……ただの歪んだらぶすとーりーだ……。

51 名前: PDX. 投稿日: 2004/04/19(月) 01:15
>>48-50 FOXさん

> このあと、クリスの部屋にアスカが入り浸りになってしまう。って展開はそこに
>至るまでの道はともかく十分DQNかもしれません。

 ですな(^_^;

> 周囲には「マリッジブルーでマヤを相談相手に選んでいる」と公言して

 マヤが偽装に協力しているわけですな。

>ケンスケ

 利用されているんだか、利用しているんだか。
 時にはシンジを騙すためのアリバイ作りにも協力していそうですな、これでは。

>シンジとの別れを宣言

 そこまで堕ちてますか(^_^;
「StaryCat」のアスカよりも堕ちっぷりがすごいですな。

52 名前: 引き気味 投稿日: 2004/04/19(月) 11:17
DQNと言いますか、マヤの必死っぷりに接しておいてなお見くびってスワッププレイに臨んだと言うのなら、手も無く捻られてしまったその後の有様に寧ろ哀れさを感じてしまうのですけどね (;´∀`)

普段はこういった寝取られシチュですとシンジの方に哀れを覚えるのですが、このアスカは発狂したとしか言いようの無い溺れぶりですし、前提としてシンジも同意したスワップの結果だという設定があるからでしょうかね。何だかもう、シンジの方も怒ったり悲しんだりしているより、呆れている方が大きいんじゃないかなと。
これをきっかけに女性と言うものに冷めてしまったスカしシンジ化、だなんて妄想してしまいましたが(藁

53 名前: 引き気味 投稿日: 2004/04/19(月) 11:19
とりあえずタイトル付けをキボンヌ。例によってhtml化しようとか思っておりますので>FOXさん

54 名前: PDX. 投稿日: 2004/04/19(月) 12:15
>>52 引き気味さん

>寧ろ哀れさ

 クリスの悪辣さと、彼の意を得るためなら薬を使うとまで言い切ったマヤの存在もあるからでしょうね。
 アスカが簡単に堕ちた理由も、あるいは薬物のせいかも。
 最初のスワッピングの時に、弱めの薬物を盛られていて。
 次にシンジのいないときに3Pした時は、アスカが自覚しない程度の禁断症状が出てくるくらいのタイミングで、その時に薬物を与えられたことで倍化された性感を、クリスの手腕によるものと誤解しているとか。


>シンジ

 案外彼にも、なにか代償が与えられているかもしれず(汗)
 もしくは、なにか弱みをマヤあたりに握られているとか。

55 名前: PDX. 投稿日: 2004/04/19(月) 12:42
 クリスによるアスカに対する辱めでこんなのもあり?

「いくぞ、アスカ」
「なれなれしく呼ばないでよ!」
「何言うんだ、今日は俺たちがパートナーなんだろ、アスカ?」
 ククッと笑うケンスケ。
 そう。クリスがアスカに与えた命令……今夜、相田ケンスケのパートナーとしてスワッピングに参加してくることであった。
 アスカとマヤのレズ行為……張型をつけたマヤがアスカを犯すというハードなものだ……の撮影をケンスケに依頼したクリスが、彼に与えた報酬というのがそれであった。
 美しい人妻であるアスカをパートナーとして紹介できるとあって、ケンスケは嬉々としてその商談に応じた。
 こうしてアスカは、意に染まぬ相手のパートナーとして、見知らぬ誰かに抱かれるためにスワッピングパーティに参加せねばならないことになったのだった。
「ほら」
「……わかったわよ」
 今夜一晩はケンスケの物になるようクリスから命じられたアスカに、選択肢などなかった。
 ケンスケの差し出した腕に腕をからめ、親密な恋人のように身を寄せる。ケンスケの肘が豊満なバストに触れる。
 アスカにとっての救いは、ケンスケに抱かれるわけではないということだっただろうか。
 どこの誰に抱かれるかもわからに不安をごまかすかのように、アスカはそう思うことにした。

 これでお相手というのが、マヤをつれたシンジだったりしたらさぁ大変(笑)

56 名前: 我乱堂 投稿日: 2004/04/19(月) 15:21
FOXさん、面白いです(^_^;
しかしこれって、スワッピングというより人妻調教モノみたいな趣きが……。
いや、人妻調教の一巻としてのスワッピングと捉えるべきでしょうか。
うーむ。
深い……。

57 名前: 天婦羅定食 投稿日: 2004/04/19(月) 16:36
FOXさん、第二段来た!
嬉しい。

展開が綺羅光氏の「美姉妹・恥辱の履歴書」→「美蓄」へのコンボっぽいですね。
エヴァキャラへの上手い融合だとは思います。

シンジ×マヤも上手くえがいて欲しい。
マヤはシンジ相手には責めにまわるのだろうか、はたまたやはり受けの姿勢なのでしょうか?

58 名前: ST 投稿日: 2004/04/19(月) 18:57
FOXさんお久しぶりです。しかも新ネタのおみやげつきとは嬉しい。
スワップネタならばシンジ君はどうなったんでしょうね。
やはりマヤに骨抜きにされてしまったのかな。
それとも実はクリスやケンスケと最初からつるんでいた寝取られハァハァの黒幕君だとか。

59 名前: FOX 投稿日: 2004/04/20(火) 03:39
>>53 引き気味さま

 えっと、タイトルは……。
 「交換奴隷誕生記」
 と言うことでお願いいたします。なお、内容については誤字脱字文字化け修正とアスカのDQN度を120%ほどアップ(当社比)させていただいたものをメールにて送付いたしました。

60 名前: FOX 投稿日: 2004/04/20(火) 04:16
うーん。やっぱり皆様、「その時のシンジ君の対応」の書き込みが不足と思われてますか……。

ケンスケに連れられての「交換奴隷披露の記」においてはそのあたり頑張りたいと思います。
しかし、パーティ先でシンジと出会った場合、「自宅で仮面夫婦」の状況との差別化が難しいですね。切り口を考えないと。
マヤXシンジが相手だと……「従順で理知的な妻を演じるマヤにさんざんヘンタイ呼ばわりされるアスカ」とか「わたし、夫を愛しているからこんなことも人前でできるんですのよ」とシンジへのリップ攻撃を開始したマヤに対抗するために、こともあろうにケンスケに同じことをやる羽目になるアスカとか・・。

「本当の夫の前で偽物相手に愛しているふりをせざるを得ない」という描写が私は燃えるんですけれど……どうでしょうか?

>>56 我乱堂さま
 確かにクリスによる、クリスのための若妻陥落記になっちゃってますな(笑)。
 DQN度を上げようとして、スワップ要素が減少してます。次回はバランスを取らせてもらいます。


>>58 STさま
 おひさしぶりです。「コンテスト」からもけっこう日が開いちゃってますからねぇ(^^;)。
 シンジの扱いについては……まだ白紙です。いろいろ書き込み頂いたおかげで、いろいろアイディアが浮かびそうです。


>>52 引き気味さま
 アスカの壊れっぷりをシンジはむしろ愛おしく感じ始めている……とかもっていくと、まさしく歪んだラブストーリーですけれど、やっぱりそれってただのDQNカップルなのかも。


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