「Back Seat」with 東映的お約束

119 名前: ST 投稿日: 2004/04/11(日) 20:39
過去を振り切り、シンジと幸せに暮らすアスカ。
突然現われた老人と、彼に付き従う少女。
「久しぶりだねアスカ君」
「い、生きていたの・・・」

と、ヒーロー物では瓦礫に埋もれた人と、滝に落ちた人は実は死んでいない法則を生かして復活。

「ふふ、私はあれ位では死なん。ネオアトランティスの科学力は(違

なんてw



121 名前: PDX. 投稿日: 2004/04/12(月) 08:37
>>119 STさん

>法則

 たしかにそういうのってありますわな(笑)
 某男塾みたいに、日本刀でまっぷたつにされても復活する作品もあったりしますが(爆)
 
 もしあの二人の復活、および悪夢の再来があるとしたらこんな感じですかね。

(え……?)
 なにげない日常の中、ささいな違和感を覚えること、既視感を覚えることなら誰にでもあるだろう。
 碇アスカ……シンジの妻となって間も無い彼女が、街の雑踏の中で覚えたものは、まさにそれであった。
 視界の片隅をよぎったシルエット。
 見覚えのある顔立ち。
(うそ……!?)
 立ち止まってあわただしく視線をさまよわせる。彼女の視力は、持ち主の期待を裏切らなかった。目標……見知った人物の姿をとらえることができたのだった。
(ヒカリ!?)
 間違いない。いくらか背が伸び、髪形も変わってはいるが、あれは彼女の親友……親友であったがために悲惨な陵辱の餌食となり、その果てに瓦礫の下に消えた筈の……洞木ヒカリのすがたであった。
(ヒカリ! ヒカリなの!?)
 駆け出すアスカ。その女性は、ちょうど角を曲がり路地へと消えたところであった。その後を追うアスカ。人気の少ない裏路地で、ついにその女性に追いつく事ができた。
「待って! お願い!」
 アスカの声に立ち止まる女性。しかし彼女は振り向かない。
「あ、あの、人違いかもしれませんが、もしかして、あなた……」
「……アスカ……」
「!!」
 懐かしい声。寂しそうな、それでいて嬉しそうな声。
「どうして追いかけてきたの? 私のことなんて忘れて、幸せに暮らしていればよかったのに……」
「え……?」
「もう遅いの。もう帰れないの。ふふふ……」
「ヒカリ!? ぅ……」
 ふり返ったヒカリが手にしていたのは、小さな麻酔銃。薄れゆく意識の中、ヒカリの言葉がアスカの耳に届く。
「また昔みたいに、いっしょに遊びましょう……」

 だなんて


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