巫女マユタンいぢめ2

786 名前: 引き気味@あけおめ 投稿日: 2003/01/03(金) 00:40
「あんっ……ヒッ、そこ、ひ、拡げないでくださいぃぃ……!」

粘液まみれのマユミの蜜壷の中を、蛇神の舌がズルズルとかき回していた。
ぴりぴりとした痛みは、千切れ果てた純潔の名残だろうか?
しかしそれさえも脳裏を灼く快楽のスパイスとして、初心な巫女乙女には辛すぎる、あさましいばかりの鼻声を吐出させるのだ。

(い、いや……。碇くんに、マナに聞かれちゃう……!)

ずちゅり、ちゅぐぐ……

泡立つほどに淫らな液に塗れたマユミの秘め割れ。
最早、あやかしどもの寄って集って吐き掛けた粘液に寄るものか、少女自身の狂わされた反応が分泌させたものかは判然とせず。ただ、失禁でもしたかという程のその惨状を見られ、抽送の度に卑猥な水音を立てているのさえ二人の耳に届いているだろうと、耐え難い羞恥地獄がマユミを打ちのめしていた。

「見ないで……。ああ、見ないで……ふぅぅん……!」

いっそ、舌を噛み切って果ててしまおうか。
絶望に暮れた彼女の脳裏は、それこそが自分の最後の清らかさを守る、良い方法であるように思えたのだ。

「だめよ、マユミ! 死んでしまおうなんて、そんなこと考えないで……!」

瞳に浮かんだ昏い決意を見て取ったのか、マナの叫びがマユミの耳朶を打った。
涙に塗れた頬に、そっと手が差し伸べられる。

「うぅ……マナさん……。あなたなんかに……あなたなんかに何が分かるって言うんです」

マユミの目には、かつての親友の姿が自分達を裏切ったという以上に許せないものに見えていた。
綾波の姫巫女を守るという代々の役目を捨てて、シンジの元に走ったマナ。
邪怪の類に犯され、その身を穢れに塗れさせられてしまった自分と比べ、シンジに寄り添う姿のなんと羨ましいことか。
もしも――自分にも、全てをかなぐり捨ててしまえるほどの想いの強さがあったなら……。

「こんな……ぅ、ああ……汚れてしまった私なんて……」

ねっとりと汚濁にぬめる眼鏡を通して、鬱々とマナをねめ上げる昏い光。
陰の気に当てられ続けていたからなのか、マユミはとても彼女らしからぬ、陰惨な笑みに顔を歪めていた。

「くふ……、う、あなたは……あ、笑っていれば……良いでしょう!」

紛れも無い嫉妬を露にして、マナを憎々しげに睨む。

「マナなんて……ぇ、えぅんんぅーっ、んあ、あああ……!」

尚も言い募ろうと、口にしてはならない事まで叫んでしまいそうになった唇をもつれさせたのは、背筋から駆け抜けた悩ましい啼き声。
恨み言をぶつける間もあやかしの群れはマユミを取り込むようにして蠢いているのだから、ぐつぐつに蕩かされている身体は、本来ならとうに肉悦に狂ってしまっていても不思議は無いのだ。
巫女装束の常衣も、その下の白衣も全てはだけさせられて、今は肩から落ちた腰帯のあたりにぶら下がっているだけ。夜闇を照らす炎の色を浴びて、素裸同然の上半身がぬらぬらと輝いている。

何時の間にかマユミは、巨大な蝦蟇神の背に跨らされていた。
尻の下に感じるぬめるイボの連なりが、尻肉の狭間を刺激している。
イボは蝦蟇神にとっての心地良い部分であるらしく――ひょっとするとイボと呼ぶよりも、尖って長く突き出たそれは生殖器であったかもしれない。
ムチのように長くしなる舌をマユミの胴に巻きつけ揺さぶって、溢れた愛液でぐちょぐちょのマユミの太腿や股間、すべらかな肌にイボを擦り付けては、嬉しそうにしゃがれた声を上げていた。
力なくグラグラと前後させている頭の下では、絡み付かれ、吸い付かれ、乳首をねとねとと蒜口に食まれている乳房もやはりふるふると揺さぶられるまま。

「ああ、ああ……」

毒気が染み込んで鋭敏さを増した肌を、千枚の舌でぞわぞわと嬲り回される身悶え。
白濁にぬめる恥毛の下に、蛇怪の糸舌で締め上げられ背筋を仰け反らせる秘核責めの嬌声。

「こんな、化け物に犯されて……ん、んぅう、喜んでる……私なんかぁっ!」

そういった惨めに囀らされてしまう自分の姿を、寧ろ見せ付けるように友を睨み付ける。
こんな浅ましい有様の私なんて、笑っていれば良いでしょう――と。

捨て鉢に、自分をとことんまで貶めようというのか、鎖骨の辺りから這うようにして頭をもたげて来た蛇怪の一匹と、淫らに舌を絡めてさえ見せる。
その挑発的な目に顔を曇らせて、いいえとマナは友の涙を拭ってやった。

「ま、マナさん……!?」

ついと、蠢きあう邪霊の集合体に身を進めて、自分の身もまたいやらしいぬめりに包まれるのを、躊躇いもせずに。

787 名前: 引き気味@あけおめ 投稿日: 2003/01/03(金) 00:42
>>785 ナーグルさん

それはもう。ふふふ…… (´∀`)
そうして追加を投下するワタシ。

788 名前: 引き気味@あけおめ 投稿日: 2003/01/03(金) 02:39
「ごめんねマユミ。私はもうシンジの思うままに従うって、信じて付いて行くって決めちゃったから……。みんなを助けては上げられない」

でもねと。

「私も一緒だもの。マユミを笑ったりなんか、しないもの。だから悲しまないで……」

そっと口付ける。友の唇の汚れを清めるように、舌で優しく慰めて。

「んん、ん……。マナ……さん……?」
「私もマユミと一緒。もう昔の私じゃないの。……ねぇ?」

見ていてと、そう囁くように小さく声を掛けて、マナは肩からはらりと衣を滑り落とさせた。

なだらかな肩の曲線に続き、スルスルと白衣の落ちた下から少女の二つの膨らみが姿を見せる。
微かに先端の桜色を揺らしながら露出された乳房はマユミほど豊かではないが、十分に彼女の女性を示している。
箱根の山々に親しんで育った健康的なしなやかさを示しながら、どこか中性的な生硬さを残したマナの肢体。
たちまち新たな生贄に喜んだあやかし達が殺到し、マユミの前に腰を屈めた緋袴から、つんと上向きに震える乳房までを覆い隠していく。

ぞわぞわと肌を埋め尽くす悪寒が甦らせる淫悦地獄の記憶。秘裂の隙間に熱が滲み出すのを感じながら、マナは振り向かずに声を掛けた。

「良いよね? シンジ……」
「餌のやりすぎだと思うけどね。……まぁ、あのアスカにレイを相手にしなきゃならないんだ。穢れ神どもに力を与えておいて、損は無いさ」
「ありがとう……」

俯いて薄っすらと笑うマナは前髪に目元を見せない。
そんな笑顔が、マユミには儚いと見えてしまった。

「うっ、う……。い、良いんですか、碇君! マナはあなたの為に全てを捨てたのに……。そんなマナを……!」
「良いの! マユミ」

緋袴の裾からもぞもぞと入り込み、直ぐに秘唇へと群がって来るのを、目を閉じて堪えていたマナが吐息と共に吐き出した。

「ん、んん……。良いのよ、マユミ……」

愛嬌のある顔立ちにも、火の粉を乗せた夜風にさらす肌同様――扇情的な薄紅が燃え初めている。
淫靡なしめりに艶めかせて、唇をしきりに舐めているのは熱いため息に乾くからか。

「私は霧島の娘って言っても、ホント、ただの落ちこぼれだったから。みんなやマユミが出来るみたいに、カッコ良くシンジを手伝ってあげることも出来ない」
「マナさん……」
「……私に出来るのは、こうやってシンジの力になることだけ」

その言葉にマユミは、マナがシンジに捧げているものを悟った。
しかし、それでも嬉しいのだと言う。

「だから、マユミ。……ごめんね」
「どうして……どうして謝るんです! あ、あなたは……ただ戦っただけでしょう。私は敵なんです! 勝ち負けの結果について気に病むことは――!」
「わたしねっ、汚いの!」

マユミの声に覆い被せるようにマナは叫ぶ。

「こんな事言ってるけど。でも、マユミも私と一緒になって……それで嬉しいって、本当は思っちゃったの!」

『ふん、ううん……』と、女陰と菊花とを続けざまに貫き通された呻きを押し殺しながら、マナは涙ながらの懺悔を続けた。

「心が汚いよね。マユミは悲しいのに、そんな事を喜ぶなんて……。こんな酷い事考えちゃって、もう私、友達なんかじゃない……!」

だけどと、切なく縋る

「一緒なの。一緒でしょう? 私たち……シンジのものになるの。こうしてずっと……一緒に。ねえ、ねぇぇ! マユミぃ……」
「マナ、さん……」

789 名前: 引き気味@あけおめ 投稿日: 2003/01/03(金) 03:15
すっと流れる黒髪も、秀麗な顔立ちも白濁に汚れてしまって――それでも、マユミの流す涙は清らかに輝いていた。
一時の悲憤や妬みがいくらくすませようとしても、それで損なわれるようなマユミの優しさである筈が無かったのだ。
弱々しく訴えるマナの肩の、なんと小さく見える事だろう。
まるで置き去りにされた幼子のよう。泣きながら母を呼んでいるみたいだと、そうマユミの目には映った。
寂しそうに、辛そうに、震えていて……。
一心に縋ってくる友を――そう、友を。どうして彼女が突き放す事が出来るだろうか。

(ごめんなさい、お義父さん。アスカさん、ヒカリさん、……レイさん)

マユミは心の中に詫びた。

(私は駄目でした。やっぱり……向いてなかったんです。私にはもう……マナさんと、そして碇君とも戦うことは出来そうにありません)

許してください、と。

「マナさん……」
「マユミ……?」
「仕方ありませんものね……」
「マユミぃ?」
「一緒に……堕ちましょう」

つうと頬に一雫の輝きを伝わせて、マユミはマナを抱きしめた。

「ああ! マユミっ、マユミぃぃ……!」

喜びに咽ぶマナとしっかと抱き合い、卑猥に蠕動する触手の群れの中、巫女乙女達の美しい肢体は一対の曲線となって踊りくねり、淫らに囀って――そしてびしゃびしゃと果てしなく吐き掛けられる精を裸身の全てに浴びながら、

「あぉう、あおぅうふ! ふ、ふかっ……ぅ、うぁぁああああっ! まっ、マナさんっ、わた……わたしぃい……!!」
「マユミっ、私も、私もまた……。あ、あ、ああ……イッちゃ、イッちゃうのぉぉぉおおおお!!」
「ああ、ああはぁぁああああ――!!」

幾たびも幾たびも、甲高く唱和して果て続けるのだった。

790 名前: 引き気味@あけおめ 投稿日: 2003/01/03(金) 12:41
■今回の反省点

・よくよく考えると舞台は現代なので、緋袴の下はパンティを付けていると考えた方が良かったような。
・マユミのヨワッキーさ、臆病さといった面の演出が足りない。

戦う巫女さんという設定の時点でいまいちマユミっぽさがなくなってたなぁと、チョト反省。
そのうちに活かそう……( ゚Д゚)y-~~

791 名前: 引き気味 投稿日: 2003/01/03(金) 21:12
★今回はこのスレでもって、謎レスへの謎レス(笑
>エロんエロんネタは他の方に書いていただいたほうが

激しく同感です。
某コレユイの、意思持つ張型に翻弄されて悶えるマユタンとか、実にモエモエでありますた。
今回巫女マユタンは、どーも折角の「堕ち」「巫女」「臆病マユたん」という素材を活かしきれていないようで、一月中には何とかしたい後編と合わせて調整し直したい所です。
そしたら、続きのアスカ編は来年の正月ですね(ワラ



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