少女人形

243 名前: 引き気味 投稿日: 2002/11/29(金) 03:30
>アスカ19歳
>左の薬指には、リング

おぉ……! 確かに。
構図的にも目立つ場所ですし、確かに(うっかり忘れかけていましたが)婚約指輪というのも、この話の背徳な雰囲気を出す素敵アイテムでありましたな(w

>学校とNERV技術部での二重生活

学校ではシンジと一緒でいられるけれど、なにも知らず笑いかけてくれることに罪悪感を。
おまけに理想のカップル扱いされているでしょうからね。
からかわれて真っ赤にテレるシンジの傍ら、リツコに強制されたとはいえ、登校前に自らの手でショーツの下にゲンドウのペニスを模した張型を沈み込ませている――その冷たい存在感に打ちのめされたり。

>フリフリのチョーカーを捲いていないと隠し切れない
>首輪 or 縄の痕があるとか……(ぉ

実は完全に躾けられているとか。定番ですがとっても(;´Д`)ハァハァ


 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

(レスついでのネタを書き終わった頃には、話題がズレている罠)

うらびれた廃屋のエントランス。集った秘密クラブのメンバーに、ゴシックロリータな黒衣装を披露するアスカ。
普段は控えめな口紅も赤く、耳にはハートのイヤリング。ドレスは勿論、首元を飾るチョーカーにもふんだんにフリルがあしらわれているものだ。
傍らには、マナやマユミも同様に飾り付けられた姿で控えている。

月灯りにほの青く照られる顔は人形めいて。
四方からの無遠慮な視線を浴びながら、まるで意に介さず硬質の沈黙を守り続ける様子は、あれほど嫌っていたレイと瓜二つのようであった。
マナもまた、アスカと並んでそんな押し固められたような沈黙からは程遠い、律動感を溢れせる活発さが持ち前の少女なのだが、今はただ、瞬きすら忘れて佇むばかり。
数週間に渡る徹底的な躾を受け、完璧な淑女となったとユイが太鼓判を押した少女たちは、お揃いのアンティークドールさながらにあつらえられて来ているのだ。
鑑賞するメンバー達のさざめきが、どんなにあけすけな言葉を運んでこようとも、あの内気なマユミですら瞳を揺らしもしない。

スーツ姿の紳士が、和装の老人が。いずれいずこかの名士と思しきメンバー達が、陳列された少女達の間に歩を進める。
彼らの最高のライバルであり、目指す頂点でもある至高の人形師――碇ユイが、今宵のため最高級の素材を用いて完成させた“作品”をさらに近くで見るためにだ。
アスカの整った白皙に顔を寄せ、撒かれた柑橘の香がかぐわしいほどにそのチョーカーの首筋を覗き込む。
なだらかなラインを露にした胸元には、きめ細かな肌に誘われる頂への視線を、ふわりとあまりに儚いフリルが覆っているだけ。夜風に揺れるだけであやうい果実が顔を覗かせそうな、そんな完璧な計算が隅々に行き渡っている。

244 名前: 引き気味 投稿日: 2002/11/29(金) 03:30
繊細極まりないこの生ける芸術品たちに触れることは許されていない。
彼らが望む時は、青い髪にカチューシャを付け、やはり時代めいたメイド衣装に身を包んだレイが手助けとなる。
しずしずとスカートを捲り上げ、精緻なレース細工の施されたショーツが包む、少女のふっくらとした恥丘を示すと、メンバー達は遠慮なく身を屈めて眺め入った。
金の恥毛を透けさせるほどに湿らせていながら、身じろぎの一つも見事に押さえ込んで見せたアスカに感嘆の声が上がる。
彼らはその授けられた躾の見事さを思って唸りを上げ、更につるりと剥き下ろされたマナの秘裂の際に、挑発的なハート型のピアッシングが隠されていた時には、その無毛の幼さとはの裏腹なコーディネイトに声を上ずらせた。
メンバー達の目は一点の曇りも見逃すまいと。しかし、一様にこぼす溜息は、各々それなりの自負を持った人形師達ですら認めざるを得ない、完璧な美への賞賛だった。
これまでの定例で披露したそれぞれの人形達では及ばぬと、そう思い知らされていた。

最後に、リボン付きの包装を解く様に、レイの丁重な手付きマユミのドレスが広げられると、そこに隠されていたユイの意匠を知った彼らは、最早信奉者の顔つきで言葉を呑むしかなかった。
晒し出された青い乳房は、三体の命ある人形達の中でも一際豊かな曲線を描いていたが、そのラインの色づく先端には、珊瑚色の木の実を貫いて吊るされたハ−トのイヤリングが輝いていたのだ。
予め指示されていたのだろう。彼らが目を見開いて振り返ると、耳のイヤリングを向けるアスカの隣でレイがマナのスカートを掲げて、揃いの金細工をどこか誇らしげに披露していた。
マナの秘裂をくつろげる左手の薬指に目を集めて、彼らはそのレイさえもハートを象った指輪を身に付けていることに気付かされた。

興奮しきった声に応じて、レイが忙しく人形少女達の間を飛び回る。
揉みしだいてマユミの乳房の柔らかさを示したり、クリトリスをくすぐられてしとどに濡らすアスカが、それでもどこまでも声を殺そうと耐えてみせる事を証明したり。
そんな次第に甘やかな香りの漂いはじめた中に、メンバー達は思い巡らせずにはいられなかった。
いずれのハート細工にも刻まれていたSの一文字。それは少女たちが――いや、人形達がもう既に誰か所有物となっいてる証なのだろう。

可愛らしくも妖しい美しさを持った人形達が、次々にと巡って来てはしなかやな指を躍らせるメイド少女の前に、許されぬ快感を堪えている。
各々、これはという人形の前に魅入られながら、彼らはその誰かを心底に羨んでいた。
名人形師碇ユイ手ずからの、最高の少女人形。幾ら積んでも譲って欲しいものだと願いながら、それでもそれが決して容れられることはあるまいと、彼ら自身が自らを省みて知るが為に。

月夜の下につまびらかに陳列される、アスカ、マナ、マユミの三体のアンティークドール達は、黒衣から覗く白い素肌も幻想的な美しさだ。
そこにちろちろと浮かび上がるのは、内に封じようとしながらも身を焦がし続ける焔の色だった。
どれほど緻密なタッチに燃え上がろうとも、あけすけな場所に注がれる視線に妖しくざわめくものが生まれていようとも、決してこの場で解き放つことは許されていない。
最後になろうとも解かれる事は無い首筋のチョーカーが、その下に隠された“跡”と共に人形達の身を戒めている。
だからこそ、やっと解かれた時は必死にせがむのだ。
一時の披露からまた主の家の深く、棚の中にしまいこまれてしまうその前に、どうか鎮めて下さいと。
ひとまずは下ろされたミニスカートから、太腿も半ばまでを覆うサイハイのフリルもレースも濡らしてしまって、そんな切羽詰って引き締められた唇に、許しを切望する悲鳴が聞こえる。
きっと――間違いなく、返される場所で、見知らぬ主がそれを待っているのだ。

今は、せめてこの目に焼き付けておこう。決して手には入らぬ逸品なのだから、せめてせめてと。
たった一人のレイに次々と上がる注文の声は、やがて品評会の域を越えてどこまでも過激に。
人形少女達の許されぬ悲鳴を、いや増しにさせていくのだった。

245 名前: 引き気味 投稿日: 2002/11/29(金) 03:32
シーン薄目ですけど、微調整かけて明日にでもうpしようかなと。
ここのところ自作で更新してませんでしたし(^_^;

ここに追加すればと思う部分とかあります?

246 名前: 目黒福蔵 投稿日: 2002/11/29(金) 03:50
人形師(調律師、調教師)という設定にはかなりターゲットロックオン
されるものがありまして(笑
雰囲気もゴスロリチックな怜悧な感じがバッチリ出てますね。

“跡”についてもう少し付け足してエロシーンを増量してみるというのは
どうでしょう。
いや、単純な欲求からくるものなんですが(笑

247 名前: 引き気味 投稿日: 2002/11/29(金) 03:54
ふむん。
付け足すと言いますと、こんな感じで「付けて」ますな回想シーン追加とかでしょうか?
何せ解いちゃめーなのよと、そう描いた以上は舞台の前か後かですからねぇ。

増量分は「こんな感じなの」シーンでいきましょうか?
ただ、このネタではヒロイン達のセリフや心中描写の使用を禁じ手にしてしまってますから、長くする時は単調になりかねないのがネックですね。

248 名前: 目黒福蔵 投稿日: 2002/11/29(金) 04:05
>回想シーン

あ、そうです。
舞台上では無理ですよね。

追加する部分と聞いた時に、「だからこそ〜」の辺りの描写が
念頭にあったんですが、確かに客観視点に徹すると単調に
なってしまううかも。

249 名前: 引き気味 投稿日: 2002/11/29(金) 04:13
ふむふむ。
その後のシーンは、ゴスロリイメージから外れそうですし、回想か、当然「躾」についても想像できる観客達の妄想(笑)とかでやってみましょう。
後は三人ごとにのシーンを、単調にならない程度に追加ですね。

251 名前: ちまお 投稿日: 2002/11/29(金) 16:17
>>244 引き気味さん

いや〜想像を掻き立てられる描写です。
人形に扮した3人良いです〜
ちなみに、人形師のレイも裸でというのはどうなのでしょうか?
う〜ん、やはり裸というよりは、きわどい服を着ていた方が
面白いのかな〜それとも普通の服で3人とのギャップが良いのかな〜
密かにシンジが観客に紛れていたりして・・・

と色々な想像が膨らみます〜
UP楽しみにしています。

252 名前: PDX. 投稿日: 2002/11/29(金) 17:58
>>251 ちまおさん

 レイは人形を皆に見せるためのアシスタントで、人形師はユイさんでは?(^_^;
 ゴスロリってことでレイも時代のかったドングのメイド服でしょうから、それが裸身を晒されるアスカたちとの対比になっているのでしょう。

 無論、観客の中にはレイのスカートの中を妄想する者もいるかもしれませぬが(笑)

253 名前: ちまお 投稿日: 2002/11/29(金) 23:06
>>252 PDX.さん
>レイは人形を皆に見せるためのアシスタントで
書き込んだ後に気がつきました。(^^;;
レイが出ていなかったのでユイとレイを勘違いしていました。

ユイさんなら黒い皮の服(なんていうのかわからないけど・・)
だと萌え萌えです〜

255 名前: 引き気味 投稿日: 2002/11/30(土) 00:20
 ★ちまおさん

人形師とか名乗って息子のガールフレンド達を美味しく頂いてしまっているのはユイですね。
レイはそのアシスタントをやって将来に備えている、人形師見習い(笑
もちろん、
「人形師を目指すものは、人形の心を知らなければならないの。分かる、レイ?」
「は、はい……おばさま……」
「この館では先生と呼ぶ約束でしょう? ――いいえ、今はマスターと呼ぶのが正解ね。さぁ、可愛いレイ。奇麗に飾ってあげましょうね……」
――な、展開もあるあるあるあ、ですが(笑

ユイさんの格好は、『からくりサーカス』の三人の老婆みたいなシックな感じで(w

267 名前: 目黒福蔵 投稿日: 2002/12/01(日) 02:12
「Doll Girl Night」読みました。
ヒロインのセリフや心中描写を排した代りの状景描写がいい感じですね。
状況に応じた空気感、この場合は冷たく青ずんだような雰囲気を表現
する上で、特に追加された冒頭部分は効果的だと思いました。

趣味的にはやはりピアッシング!いいもんですねぇ
(さわや過ぎる笑顔で親指を突き出しながら)
>「もはや一生〜闇へ。」
などのくだりと合わせて、決定的なある何かを表すのに格好の素材かと。

268 名前: 引き気味 投稿日: 2002/12/01(日) 02:28
もう帰らない〜帰れな〜い〜♪ ……って何の歌でしたっけ?(笑

実は縛りとか、猿轡と並んでピアッシングもツボポイントだったり(;´∀`)b
そうされたが最後、二度と回復できないというのがまたハァハァなのですね。
見た目も良い装飾ですし(w

冒頭部分はあんなに短いのに、えらい時間掛かってます。
久し振りに本腰を入れて(まっとうな)言葉遊びをした感じ。

しわ寄せを喰らって後半の描写が駆け足ですが……(特にレイ関係は下書きから急いで嵌めこんだだけ)、ここら辺は改訂のときに強化しましょう。

しかし、なまじ反応についても書くと、人形という雰囲気が壊れかねない罠。
なかなか難しいシチュですわ(^_^;



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