『幼馴染の〜7』アスカの決意

527 名前: PDX. 投稿日: 2002/09/21(土) 17:15
「幼馴染の知らない貌」において、アスカがシンジを求める理由を、強迫観念にもとめるってのはどうでしょうね。

 ある夜。キールの相手を勤めるアスカ。老いたるとはいえ熟練のキールの指技に、アスカは生娘のごとく弄ばれ、トップ『エンジェル』らしからぬ痴態を晒している。
 もっとも、これは御褒美である。先にキール相手に口唇奉仕を続け、彼の指定した時間以内に彼を満足させることができたので、彼が滅多に使わない技を披露してアスカが初めて経験する快楽を与えているのであった。
 夢見心地のアスカがようやく正気に戻る。
「ふ、どうじゃったかな?」
「……凄い……指だけで……あんな……」
 アスカはまさに天国をさまよってきた。膣やアヌスへの挿入や、淫具を用いての長時間のクリトリス責めなども経験し、性の悦びを知りすぎているはずの彼女が初めて経験する世界であった。
「ひさしぶりなので少し疲れた。しばし横になっておしゃべりでもしようか」
「はい」
 全裸で添い寝するアスカの身体に指を這わせながら会話に興じるキール。
 アスカも、嬉々として彼の愛撫を受け入れ、時に唇を差し出す。
「ママも、若い頃こうだったんですよね?」
「あぁ。キョウコくんも『ゼーレ』の名花じゃったよ」
 キールの話は、キョウコのデビュー当時の頃から始まった。
 そして、もう一輪の花、碇ユイに話が及ぶのは必然であった。
「……そんなことが……あったんですか……」
「うむ。彼女の抜けた穴は大きかった。東洋人独特の童顔も手伝って、二十歳を過ぎ、結婚してもなお彼女は『エンジェル』たち同様に皆に愛され、『エンジェル』たちではかなわぬ性技をもて皆を愛していたのじゃが」

528 名前: PDX. 投稿日: 2002/09/21(土) 17:16
 母親から聞かされ、幼馴染の母親の過去をある程度知っていたアスカであるが、その裏の事情まで聞いていたわけではなかった。だから碇ユイの脱会と、それに続く赤木母娘の脱会の話も初耳であった。
「赤木リツコ!? それってうちの学校の?」
 理科教諭を務める彼女は、厳しい教師として知られると同時に、その硬質の美貌で男子生徒たちの憧れをあつめてもいた。
「なぬ? 彼女が君たちの側にいるとな?」
 キールも意外そうであった。
 そして彼は不安を語る。赤木母娘は『ゼーレ』脱会に前後するごたごたの恨みで碇家の面々を害するつもりなのではないかと。
 碇ゲンドウを直接狙いはしないだろう。彼の意思は強靭だ。
 だが、その息子は?
 愛しい息子を仇敵に犯されたら碇ユイはさぞかし嘆き悲しむだろう。
 あるいは、リツコが色仕掛けでシンジを誘い出し、童貞を刈ったところで本性を向き彼を調教して奴隷化するのではないか。碇夫妻を嘆かせるにはそれが一番であろう。
「そんな……そんなこと、させないわ!」
 アスカにとってかけがえのない『幼い日の思い出』の象徴であるシンジ。
 それを奪われ、汚されてたまるものか。
 なんとしても守ってみせる。
 どうしても守れないというのであれば先に奪う!
 アスカの決意はどこか的外れであった(笑)

 これならゲンドウを丸め込んで、ゲンドウ→アスカ←アルフのサンドイッチも可能かも。



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