『そして彼女は』分岐、シンジ泥沼2

1 名前: PDX. 投稿日: 2002/09/21(土) 19:07
『そうして彼女は嘘をついた。』からの妄想は今後こちらへ。
>>101 引き気味さん

>ユカが何も告げずに消えて時点で、「やっぱり」と人間不信が悪化していなければ

 でも、10年ぶりに孤独じゃかった数ヶ月が安らぎに満ちていたことを痛感して、かつてミサトがシンジを引き取ろうとしたこととか思い出して、アスカのことも思い出して。
 アスカは確かに自分を裏切りゲンドウ相手に想いと身体を重ねていたけど、アスカが自分に向けていた微笑は偽者だったんだろうかとあらためて考え直してみたり。

 そして、今目の前で
「もし、シンジもユカもアタシの前から去ったら……アタシ、もう生きていけない……。
 でも、自殺だけはしないって、あの人と約束して……でも……。
 だから、奴隷でいいの! 今更シンジの妻だなんて名乗れるわけない……わかってるの!
 奴隷でもいいから! 家畜でもいいから! 独りにしないで!
 独りはイヤ独りはイヤ独りはイヤ……」
と泣き崩れるアスカに、一生かけて贖罪することを誓わせて奴隷として扱うことを宣言するとか。

 ユカがアスカに冷たい理由は、やはり過去の話を二人から聞かされたときにアスカの頬にびんたして
「パパが可哀想よ!! あんまりよ!!」
と大喧嘩(というか一方的な糾弾)とかがあったんだと思います。
 その一件で「パパに会いに行くの!」という流れになった、とか。

3 名前: PDX. 投稿日: 2002/09/21(土) 20:31
>>2

>こういうシーンもツボだったり(;´Д`)ハァハァ

 ユカとしてもアスカが好きだからこそ許せないのでしょう。
 だから、アスカの奴隷誓約あとはこうかな?

「ユカ……あんた、その子は……」
「産むわ」
「でも」
「パパの子なのよ! 私の子でもあるけど、パパの子はママの子でしょ!」
「!」
「私はママの血を引いているんだから、この子だってママの血を引いてるのよ!」
「……ユカ」
「産まれた後は、パパとママの間の子として育てたっていいの」
 不倫で産まれた娘、と陰日向に言われてきたユカである。
 自分の子供が、10歳の少女が近親相姦の結果産んだ子だと後ろ指をさされることに耐えられないのだろう。
「だ、だから、ママはおばあちゃんにならなくていいんだよ」
 精一杯の強がりで微笑んでみせる。
 アスカはユカを抱きしめ、
「……ばか」
と囁いた。

 こんなわけでアスカは表向きシンジの妻、家の中ではシンジの奴隷にケテーイ、とか(笑)

4 名前: 引き気味 投稿日: 2002/09/22(日) 00:39
>>3 PDX.さん

むぅ……。幼年期より周囲はユカを蔑む視線の敵ばかりですか。
なんだかアスカにやたら似た性格に育っていそうですね。
敵は実力で見返すとか、突っ張って生きているような。

――と、なると。トゲトゲしいところも母譲りで(そこがまた可愛くないとマヤあたりは陰口を叩いていそう)、対外的な場でシンジの妻として振舞うアスカに嫉妬して、家に帰った途端女王様モードになったり。

「ねぇ、ママ? 今日はまた随分楽しそうだったじゃない? キレイな奥さんだ〜なんて言われて、嬉しかった?」
「ユ、ユカ……」
「また忘れてたのかしら? ママは奴隷なのよ。ド、レ、イ! ほらっ、奴隷がご主人様の前で何突っ立ってんのよ。ペットはペットらしく床で控えてなさいよっ」

とか言って、アメリカネルフのパーティーに出たドレス姿のまま四つん這いにさせられて、ドレスの裾を捲りあげて露にされたヒップをビシバシとか……。

これだとユカが、やけにピーキーな性格みたいな。
……まだ10歳。まだまだ残酷な年頃ということで……(^_^;

10 名前: PDX. 投稿日: 2002/09/22(日) 12:55
 ふと思ったけど、ユカが
「パパは私を抱いて妊娠までさせたんだから立派な加害者なの。
 だから、パパは私に償いをしないといけないの。
 だから、ママのことを責めている暇なんてないの」
とか言い出したら円満解決……って、こんなこと言う10歳女児嫌です(爆)

11 名前: 引き気味 投稿日: 2002/09/22(日) 13:31
>>10 PDX.さん

>円満解決

確かにこれにはグゥの音もでないでしょうな(^_^
誘われたとは言え、それを窘めるのがあるべき大人の姿なわけですし。
ある意味アスカとゲンドウの裏切りに遭ったシンジだからこそ、反動としてそこら辺のモラルには厳しくなっていたかとも思うのですけどね。

その防壁を崩して篭絡してのけて(多分、アスカの面影に幻惑された部分もあったんでしょうな)、尚且つこの最終兵器とも言うべきロジックで父と母の関係を修復してのけるというのも、実に末恐ろしいお嬢ちゃんですな(笑

このENDに至る場合ですと、ゲンドウとアスカはあくまで互いを案じ寄り添う共同生活をしていたというだけで、「あの日」以来は関係が無かったという方が良い気がします。
そんなアスカを見ていれば、何とか仲直りさせようと思うかもしれませんから。

12 名前: PDX. 投稿日: 2002/09/22(日) 13:40
>>11 引き気味さん

>確かにこれにはグゥの音もでない

 実父を罠にかけて母親の側に縛り付け、さらに自分自身のファザコンも最高の形で(笑)結実させた恐るべしユカ(爆)

「で、でも、ユカ、もしあななたの産んだ子が女の子で、その子が同じことしようとしたらどうするの?」
「同じこと?」
「シンジにヴァージンを捧げて、子供を産むなんて言ったら」
「もちろん止められるわけないじゃない。自分のことを棚に上げてさ」

 アスカ、沈黙(笑)

>このENDに至る場合ですと、ゲンドウとアスカはあくまで互いを
>案じ寄り添う共同生活をしていたというだけで、「あの日」以来は
>関係が無かったという方が良い気がします。

 ですね。アスカは若くして未亡人状態ですか。
 だからこその奴隷志願なのかも。

>そんなアスカを見ていれば、何とか仲直りさせようと思うかもしれませんから。

 実はこの秘策をユカに教えたのがゲンドウだとか言ったら、シンジ逆ギレ(爆)

13 名前: 引き気味 投稿日: 2002/09/22(日) 13:51
>>12 PDX.さん

>「もちろん止められるわけないじゃない。自分のことを棚に上げてさ」

「俺って最低だ……」とかブルーになりながらもそんな生活をやめられず。
一応世間的には、裏切った妻を許してやった度量の大きい男として畏敬の目で見られていて、そのギャップにまた鬱になってみたり(笑

>ゲンドウだとか言ったら

これだともうダメでしょうな。
ユカもゲンドウとぐるかとブチ切れて、今度こそ絶縁な罠(^_^;

14 名前: PDX. 投稿日: 2002/09/22(日) 17:18
>>13 引き気味さん

>>ゲンドウだとか言ったら
>これだともうダメでしょうな

 10歳の少女が思いつくような解決法じゃありませんからねぇ(汗)
 これならまだマシかな?

「これでめでたしめでたしってわけ? あなた、絶対地獄に落ちるわよ」
「構わないわ。私が地獄に落ちて、アスカとシンジくん、そしてユカが幸せになれるなら安いものよ」
「そんな言い方はよせ葛城。地獄に落ちるなら俺も一緒だ」
「まぁ、私も片棒を担いだから同罪だけどね」
 シンジと結ばれた夜にユカが飲んだ薬。苦痛を最小限に止め快感を増す薬を与えたのはリツコであった。
「でもどうするのかしら。ユカなんて完全にシンジくんのお嫁さん気取りじゃないの」
「アスカも大変よね、若さじゃ圧倒的に勝てないし」
「シンジくんはノンケだと思ったんだがなぁ……」

16 名前: PDX. 投稿日: 2002/09/22(日) 22:36
>>15 引き気味さん

 ユカが、二人のヨリを戻す気でいるなら、ベッドの中で「ママに尋問タイム」ってのを設けるかも。
 アスカを挟んで二人で添い寝して、アスカは後ろ手に拘束されて無抵抗を強いられる。乳首やクリトリスなど全身に二人の愛撫を浴びながら、どんな質問にも嘘をつかず答えることを強要。
 無難な質問、Hな質問から始まって次第に核心に。
「どうしておじいちゃんと愛し合ったの?」
「パパのことを嫌いになったの?」
「なぜパパに言えなかったの?」
「私がお腹の中にいると知ったときどう思ったの?」
「おじいちゃんに最後何と言ったの?」
 シンジにとっても辛い問いもあるし、ユカ自身も辛いこともあると思うけど、ここまできたらお互いなにも隠さず全て吐き出して、その上で考えないとどうしようもない状態だと思うし。

17 名前: 引き気味 投稿日: 2002/09/22(日) 22:44
>>16 PDX.さん

>尋問タイム

口篭ったり、答え難そうにすると過敏な部分に鋭い刺激が加えられるのですな。
キュッと抓まれたり、歯を立てられたりして。
かつての新婚生活や、ゲンドウとの間ではノーマルだけだったでしょうから、まだ抵抗の残るアナルへの侵入がその度ごとに深くなって悲鳴を上げるというのも、また淫靡ですなぁ。

これで普通に(?)奴隷としての躾けでしたら、天井から吊るしてなのでしょうが、ベッドの中で二人の温もりを与える事で安心させつつという辺りが、甘々なムードですね(^_^

18 名前: ほんなこつ 投稿日: 2002/09/23(月) 07:31
>>7 PDX.さん

>シンジが本当に何もかも絶望してたら自殺しててもいいんですよ。
 それをせずに孤独を友として暮らしているってことは、まだどこかで他人に甘えたがっているってわけです。

確かに・・・。自殺だの断罪だのする気なら、10年の間にとっくに行動を始めるでしょうし。
この分岐の開始にPDX.さんが定義されたように、やはりこのシンジは他者に対して「諦観というか達観」しているのでしょうね。
でもまだどこかで温もりを求める部分も残している、と。(だからユカに手を出したり)

前者がないと断罪シンジ化してエロじゃなくなりそうだし、後者がないと引き気味さんの書かれた鬱ルート(>15)に向かいそうな気がします。

19 名前: PDX. 投稿日: 2002/09/23(月) 08:47
>>17 引き気味さん

>口篭ったり、答え難そうにすると過敏な部分に鋭い刺激が加えられるのですな。

 そうそう。しかもシンジよりユカの方がちょっち手加減を知らなかったり。

>ベッドの中で二人の温もりを与える事で安心させつつという辺りが、甘々な
>ムードですね(^_^

 アスカはアスカで10年以上も独り寝の夜を過ごしてきたでしょうし。
 あ、でもさすがに幼いユカと添い寝はしてるか、きっと。
 どうしても心が寒いときはゲンドウの胸の中で泣いて過ごす夜もあったかもしれないけど、決して性行為には及ばなかったでしょうね。かつて深く結ばれた二人がそうしているという方が却って淫靡な気もするけど。


>>18 ほんなこつさん

>でもまだどこかで温もりを求める部分も残している、と。
>(だからユカに手を出したり)

 少なくとも「見知らぬ他人」であり、「行き場のない家出少女」を放り出したりするほど冷たくはなれなかったのでしょう。
 ユカに手を出すまでの2,3ヶ月間は手を出したりしなかったのですから良識的でもあったわけですし。もし襲いかかってきたらユカとしては内心ニヤリだったでしょうけど。

20 名前: ほんなこつ 投稿日: 2002/09/23(月) 09:03
我乱堂さんの書かれる本編でどう描かれるかは別として、この分岐のアスカはかなり身勝手で弱い女性なんだと思うんですよ。
こう書くと非難してるみたいですけど、「ヤな奴」て意味でなく、哀しいヒトなのかなと。
(いや、個人的にはかなりそそるタイプなので、色眼鏡でそう見えるだけかも知れませんが)

そんなわけで、PDX.さんの書かれた
「もし、シンジもユカもアタシの前から去ったら……アタシ、もう生きていけない……。
 でも、自殺だけはしないって、あの人と約束して……でも……。
 だから、奴隷でいいの! 今更シンジの妻だなんて名乗れるわけない……わかってるの!
 奴隷でもいいから! 家畜でもいいから! 独りにしないで!
 独りはイヤ独りはイヤ独りはイヤ……」
てこのセリフは、もの凄くハマるなぁと感じたのです。

アスカのゲンドウへの思慕がきっかけで孤独になったシンジに向かって、「あの人との約束だから」自殺はできず、けれど「独りはイヤ」だから傍にいさせてくれ、て。
こんな内容を哀願してしまう(できてしまう)ほどに、自分の想いと痛みで手一杯な、弱くて脆い心の女性。

シンジとの仲を回復させるには、そうしたアスカの弱さをシンジがどう受け入れる(受け入れない?)のかとか、無視できない点であるように思えます。
「尋問タイム」で何を目指すかのポイントの一つにもなりえるかなと。

なんて、あまり考えすぎるとエロから逸脱しそうでもあるのですが。

21 名前: 引き気味 投稿日: 2002/09/23(月) 10:27
>>18 ほんなこつさん

>自殺だの断罪だのする気なら、10年の間にとっくに行動を始めるでしょうし。

そうですね。
何事も無く10年を過ごしたというだけで、まだ二人の間に救いがある余地が残っているということになるのでしょう。

――もっとも、アメリカで過ごした10年の間に新たな出会いが(それこそユカのようなパターンで)なければですが。
ユカが出かけていったら、ちゃっかり想像もしなかった別の少女と穏やかな満たされた生活をしていたりして。
「私がパパを救う!」なんてとっくに必要なくなっていたりする罠(笑

>>19 PDX.さん

>しかもシンジよりユカの方がちょっち手加減を知らなかったり。

いかにもですな(笑
アスカにはお仕置きが必要だという意識があるでしょうし、潜在的な嫉妬の対象でもありますし。
なにより加減を知らぬ幼さと元ネタのイメージが(爆

>かつて深く結ばれた二人がそうしているという方が却って淫靡な気もするけど。

夜泣きするような欲求があっても、互いにそれを上回る罪悪感と後悔に縛られていて行為には及べないわけですな。
なんだかシンジよりもよほど残酷な10年……。
天罰覿面というやつですかね(^_^;

>>20 ほんなこつさん

>この分岐のアスカはかなり身勝手で弱い女性なんだと思うんですよ。

これはもう、最初の浮気の段階で間違いないでしょうね。
新婚だった筈ですし、いかにゲンドウも真剣に愛してしまった。
シンジへの愛も薄れてはいないとはいえ、シンジがゲンドウに抱く隔意や、自分の行為がシンジを傷付けてしまうとは分かっていた筈ですから。
それを二の次にして、自分の欲求を優先させた時点で、シンジをおざなりにしたという不誠実の謗りは免れないでしょう。

>「あの人との約束だから」

この部分は地雷だと思うんですよ。
10年を自殺も断罪も選択せず、淡々と時の流れに慰められてきたシンジの心に一気に憎悪を燃え上がらせかねませんから。

「今、何て言った? ……“あの人の約束だから”? あいつが言ったから自殺はしないって? ……ハッ、それはつまりこうかい? あの男との約束を守りたいから、僕にそれに付き合えと。僕をそのための道具にしようっていうのかい!!」
「そ、そんなシンジ……」
「気安く呼ぶなっ! ッとに、どこまでもムシの良い……! アンタがあの男の言葉を大切にしたいなら勝手にするが良いさ。せいぜい頑張って生きていけよ。……だからって何で僕がアンタらの約束に協力してやらなきゃならないのさ。奴隷? 家畜? そんな気分の悪いヤツを、どうして傍に置かなきゃいけないのさ」
「お、お願い……。何だって、何だってするの……! だから私を見捨てないで! シンジ……!!」
「見捨てたのはどっちさ。……キモチワルイ」

とか、また鬱エンドに……(^_^;



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