-Touch Me If you can-
第3新東京市市営新交通システム車内の従順少女


Original text:FOXさん


「混雑防止のため、なかほどにあと一歩、お進みくださいー」
 独特の調子のアナウンス。抗議のうめき声。
 むっと澱んだ空気の中、男はまどろんでいた。
 ここは通勤ラッシュの第3新東京市市営新交通システム車内。この帰宅時間帯は乗車率200%近い混雑率だった。
 こつん、と膝に何かが当たる気配。
 あっ、という小さな声。男は目を開く。
 眼の前に、すぐ前に幼い少女が頬を染めて立っていた。
「ご、ごめんなさい。あ、あの……」
 小学校低学年だろうか。
 裾の白レースが映えるデニムのショートパンツに、ピンクと白のチェック柄ノースリーブの可愛らしい少女が両手を伸ばして吊り革にぶら下がっていた。
 ぎゅうぎゅうの車内で大人たちに圧迫された女子小学生は、男の膝の間に右脚を置かねば立っていられないほどのようだった。
「す、すみま……せん」小声の謝罪に鷹揚にうなずく。
 ……席を譲ってあげるべきだろうか。
 彼は自問する。
 だが、この混雑で席を立ち、彼女と入れ替わることなど不可能だった。
 そして男は疲れていた。
 手元の新聞に目を落とし、再びまどろみの中へ戻っていく。

 けれども。
「……あ……っ、や、やぁ……や、やだぁ……あ……んん……っ」
 数分後、彼は目を覚ました。
 舌足らずな、しかし切羽詰まった喘ぎを耳元で感じて。
 顔を上げる。先程の小学生と目が合った。
「ひ!……や、やぁ……ぁ……やめ……や……だ……ぁ」
 愛らしい表情を紅潮させた幼い少女は大きな瞳に涙を浮かべていた。
 赤い髪飾りでサイドにくくった髪がなんども「いやいや」と揺れていた。
 けれども幼い少女の唇から漏れる声はとても小さく、目の前の男にしか聞こえないほどだった。
 「あっ」愛らしい唇が花開く。
 かくん、と華奢な身体が跳ねる。
 男は目を見張った。
 幼い少女の華奢な身体を、背後から伸びた大きな男性の手がシャツ越しにやわやわと悪戯していたのだった。

 男は呆然と目の前の光景を見つめていた。
 痴漢は……少女の背後に位置したでっぷりとした体躯の中年男性だった……は両手を高々と上げて吊り革につかまっているため完全に無防備になってしまった幼い身体を太い指でじっくりといたぶっていた。
「あ、あ、あ……ひ、あ、あ……ぁ……」
 蒸し風呂のような車内でかたかたと震える女子小学生。
 男は見てしまう。
 痴漢の指が、少女の……まだ膨らみすらない……バストをシャツの生地越しにくるくるすりすり蠢いていることを。
 もちろん少女は抵抗していた。
 脚をばたつかせ、体をねじり、もがいて。
 けれども背後から回った手がぐい、と力を込めると苦痛と恐怖のためか、それもできなくなってしまった。
 そして、意地悪な左右の人差し指がくるくるとんとん、と刺激するに従って彼女の表情は変わっていく。
 恐怖と嫌悪を浮かべていた瞳に戸惑いの色が浮かび、そしてどこか夢見るような表情に。
 眼の前の男に助けを求めることもできずに、すっかりシャツの上からでもわかってしまうほど「ぽつん」と立ち上がったニプルを意地悪される刺激に酔ってしまっていた。
 けれども、ちらりちらりと少女は目の前の男に視線を投げかける。
 それは「見ないで」というようにも「助けて」といっているように見えた。
 男は左右に視線をやった。
 右の若者も、左のOLも、夢の世界の住人だった。
 痴漢の左右に位置する男たちもスマートフォンの画面に集中していた。
 そう。いまや彼女を救うことができるのは、彼しかいないのだった。
 それはまちがいなかった。

 男はうなずく。
 大きな少女の瞳に安堵の色が浮かぶ。
 ぎこちなく浮かぶ笑顔。

 だが、華奢な体は再び跳ね上がる。
 のけぞり悲鳴をあげようとする。
 背後からの大きな手が彼女の口を抑え、悲鳴は車内の騒音にかき消された。

 男は少女の瞳を覗き込む。
 そこに浮かんでいるのは絶望と恐怖だった。
 男はにんまりと微笑み、黒のニーソックスから覗く細い女子小学生の太ももをすりすりと撫で回す。
 背後の痴漢へ再びうなずき、アイコンタクトを交わしながら。

 そう。我慢できるはずなどなかったのだ。
 まだほんの子供とはいえ、甘い喘ぎを耳元で聞かされ続けたのだ。
 快活な表情を牝の表情へと変えていくさまは「誘って」いるようにしか思えなかったのだから。
 いや、そもそも「声を上げれば」良かったのに、この幼い妖精はそれをしなかったのだから。
 だから、彼は楽しむことにした。
 ほっそりした、すべすべの女子小学生の太腿の感触を、高い体温をじっくり感じ楽しむのだ。
 男の革靴が女子小学生のピンクのスニーカーの間にぐいと侵入し押しやり、彼女に開脚を強いた。
 閉じることのできなくなった内ももを撫で、くすぐっていた男の指はショートパンツの裾へと侵入する。
 彼女は逆らえない。
 背後の痴漢がしっかり彼女を抱きしめ、両手を高々と上げた拘束姿勢を保ち続けていたのだから。
 悲鳴は大きな手で封じられていたのだから。
 ピンクのカットソーをぷっくり持ち上げるニプルを太い指で摘まれて転がされ、甘い刺激に思考を麻痺させられていたのだから。
 コットンショーツのゴムをくぐってさらに侵入してくる男の人差し指に幼い腰をくりくり振ることしかできない。
 まるで雄を誘うかのように、くいっ、くいっとショートパンツを突き出すことしかできない。

 だから、彼の行為はエスカレートする。
 二駅のあいだ、さすさす太腿を撫で回し、女児ショーツの生地の感覚を、熱気を堪能する。
 二人の卑劣な大人たちの悪戯で女児の表情がとろとろに蕩けたころ、男は彼女のヒップに手を回し引き寄せ、ウエストのホックをぽつん、と外してしまう。
 じりじりと引き下ろされるファスナー。
「んぅっ!むぅぅぅ!ん!ん!ん!」
 青ざめ、涙を浮かべ慈悲を乞う少女。
 薄ピンクのコットンショーツが車内灯に照らされる。
 ぐいと背中を反らせての渾身のあがきは背後の中年男性がニプルを弄る指に力を加えると消失した。
 男の指が女子小学生のぷっくりしたお腹をくすぐり、シャツをめくってお臍をいじり、そしてコットンショーツのウエストゴムをくぐる。
 すべすべの下腹部を撫で回す男の手がゆっくりゆっくり下へ降りていく。
 ひくりひくりと細い脚が痙攣し、ぎゅっと伸びた。
 男は歪んだ笑みを浮かべる。
 彼の人差し指がたどり着いたぴったり閉じた未成熟な牝器官は熱を帯び、湿り気さえ帯びていたのだから。
 丁寧に丹念に幼い花弁をさすってやる。愛らしい少女の表情を覗き込みながら。
 背後の痴漢におとがいをがっしり掴まれたJSは卑劣な犯罪者から視線をそらすことを許されない。
 秘裂にそぉっと中指の腹をさしこみ、ちっぽけなそれを意地悪してあげた。
 ゆっくりゆっくり、そっとそっと。
 かくん、と女子小学生の膝が落ちる。
 吊り革を握りしめていた両手が解け、力なく落ちる。
 背後の痴漢に体重を預ける華奢な体は汗びっしょりだった。
 彼は発見した。
 涙に濡れるその瞳には恐怖と嫌悪以上に、陶酔と被虐の成分が間違いなくあることに。

 男は満面の笑みを浮かべ、彼女の細いウエストに手を回し引き寄せる。
「おじさんたちにカラダ、任せてしまおうか」
 耳元にささやき、デニム越しにヒップを撫で回す。
「クラスのお友達がしたこともない経験、させてあげるからね」
 残酷な宣言にしかし、彼女は反論できない。
 デニムのショートパンツとコットンショーツがするすると下ろされても、うっとりとどこかを見つめていた。

 愛らしくも幼い女子小学生は満員電車のなかで陥落させられた。
 背後からがっしり拘束されて。
 敏感な胸の先をびんびんに勃起させられて。
 悲鳴もあえぎも大きな手のひらで塞がれて。
 剥き出しにされた真っ白生硬ヒップをさわさわ撫で回されて、ときにぐいと太い指を食い込まされて。
 幼い花弁をすりすり悪戯されて。
 探し当てられたクリトリスを爪で引っかかれて。
 牝穴と尻穴をこうごにゆびはらで「とんとん」されて。
 体重を背後の男に預け、下半身をシートに腰掛ける男のおもちゃにされた女子小学生の細い脚はひくりひくりと卑猥なダンスを踊っていた。

 やがて停車駅のアナウンスが始まる。
 この駅では乗客のほぼすべてが降りてしまう。
 女子小学生の下着とショートパンツがそさくさと直された。
 少女は安堵の表情を浮かべる。
 やっと悪夢が終わったのだと。


 そう。
 彼女は何もわかっていなかった。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



「ん、お、あ、んんんっ、お、ぁ……ぉ、んんんん……」
「ああ、すっごいメス貌になってるよ。ノゾミちゃん」
「あ、う、あ、ぉぉ、お……あぁ、んっ、ん、んんんッ、おほぉ」
「あーあ、その声、小学校四年生が出しちゃいけない声だよね?」
 男の嘲りは哀れな女子小学生の耳に届いていなかった。
 なぜなら彼女は……痴漢たちに障害者用トイレに連れ込まれ、ニーソックスとピンクのスニーカー、そして赤い髪飾りだけの姿にされたロリータは……原始的な快楽に思考を支配されてしまっているからだった。
「ほら、ノゾミ、お尻に集中するんだ。ほら、ほら、ほら」
「お、おぉ、あ……い、いいいッ、あ、ぉぉぉおおほぉ」
 蓋を閉じた便座にどっかと腰を落とし、華奢な妖精にお尻を突き出したポーズを強いた(「初対面の相棒」のネクタイで後ろ手にぎっちり拘束された手首を「ぐい」と持ち上げてあげれば嫌でも彼女はくりくりした小さなヒップを突き出した前傾姿勢を取らざるを得ない)でっぷり太った中年男は、芋虫のような人差し指を女子小学生の排泄口にずっぷり挿入し、痛痒感と圧迫感と排泄の快楽で彼女を半狂乱にさせていたのだった。
 スラックスが汚れることなど一切気にかけずトイレのタイルにあぐらをかいた男は生汗に濡れ光るロリータボディを、先程剥かれたほかほか女児ショーツを押し込まれて言葉を封じられた唇を、ぽっちり飛び出したピンクのニプルを好き放題にいじり、吸い、舐め回した。

「『洞木ノゾミ』ちゃんかぁ。小学四年生なんだね。もうお姉さんだねぇ」
 ポーチの中身を漁られて財布と定期券から名前も住所も知られてしまった少女は自身の名前を馴れ馴れしく呼ばれるたびにひくひくと前進を痙攣させていた。
「三人姉妹の末っ子なんだ。いい躾をされてるねぇ。替えのパンツをポーチに仕舞ってあるなんて」
 ほんの三〇分前に出会った卑劣な男にプライバシーを残酷に暴かれ、嘲笑われ、尻穴快楽を覚えさせられた女子小学生はまともな思考ができなくなっていた。
 だから唾液を吸った女児ショーツを取り出されても助けを呼ぶことなどせず、言われたとおりにピンクの舌を突き出して、中年犯罪者と卑猥極まりない唾液交換キッスを始めてしまうのだ。
 だから真っ白なこどもヒップを犯す指が更に深く侵入し、そのうえその指が二本に増えても抗議の悲鳴をあげることもできなかった。
 ぐりぐりぐにぐにドリルのように動き回るいやらしい指に刺激された若い身体がどのような反応をするかなど想像できるはずがなかった。
 さらに。
「おやおや、ノゾミはベンビなんだな。奥の方にかったーい塊があるぞぉ」
 太い指にコツコツと「それ」をノックされた少女は羞恥と恐怖に全身をピンクに染め、そして蒼白になった。
 背後の男が執拗に「指ドリルをぐりんぐりんする」理由が分かってしまったのだ。
「や、やだ、やめて、ゆるして、そんなこと、そんなこと、させないれぇ、おねがいれす、おねがい、おねがい、やめ、やめ、やめ……」 
 だが、アナルを犯す指がゆっくり抜かれるにしたがって背筋を這い上がってくる快楽に思考を麻痺させられて酔うしかなかった。
 だから尻穴に栓をされた裸身を軽々抱えられ、便座に座らせられた彼女は泣き叫び、必死に括約筋に力を込める。

 全くの無駄だった。
 ぬぽん、と太い指が小さなアナルから抜かれた途端、可愛らしい破裂音と少女の悲鳴が上がる。
 そして男たちのげらげら笑う声とともに洞木ノゾミは決壊する。
「うわぁ、こんな小ちゃい身体にこんなに溜め込んでいたんだぁ」
「ぶっといモノがどんどんでてくるぞ」
「みないで、みないで、みないでぇえ……」
 卑劣な中年男たちの視線を浴びつつ、原始的な快楽に圧倒された未熟な身体は活発で溌剌とした精神に「それ」を刻み込んだ。

……オトナのオトコノヒトにオモチャにされるのはとってもとっても気持ちがイイこと。

……抵抗できないようにされて、イジワルされるのはとってもとってもステキなこと。

……学校でおそわる「せっくす」などより、もっとすてきな「せっくす」があること。

 洞木ノゾミは男たちの好色な視線を浴びながら、「これから」何が起きるか考えながららなんどもなんども絶頂を迎えるのだった。
 牝そのもののだらしない笑みを浮かべつつ。

 もちろん女子小学生の「願い」は完璧に叶えられた。

 手だけではなく足首もネクタイでがっちり縛られた「座禅」ポーズにされたロリータは二人がかりでふんわり持ち上げられ、便座に腰掛けた初対面な男のペニスで背後からアナルをじっくりゆっくり貫かれた。
 ちいさなヒップが一センチずつ沈んでいくに従って、ノゾミのちいさな口から姉の名が、なんどもなんども溢れ出す。
 そしてちいさな尻穴がばっつんばっつんに広げられて、大人ペニスを完全に飲み込んだ頃にはつやつやの唇からは「ぱぱ!ぱぱぁ!ぱぱぁ!」と夢見るような喘ぎしかもれなくなった。
 男たちはうなずく。
 ちいさなヒップに男の指が食い込み、手足をがっちり拘束されたロリータボディがゆっくりゆっくり揺すられる。
「お、あ、お、あ、ああ、あっ、あん、あ、あ、あ……ひ、や、ぁ、ああ、いや、あ、やだ、やらぁ、ごりごり、あ、お、あ、あ……」
 舌足らずのアニメ声の淫歌が始まり、ボリュームがどんどん上がっていく。
「いい、いいよぉ、おしりのアナぁ、ごりごり、ぐりぐりされるのぉ……きもちいいよぉ。あ、ああ、お、んっ、あ、知らない大人のおちんちんでノゾミのおしりの穴ぁ、れいぷされるの、すごくいいよぉ。あ、あ、ああ、ん、あ、背筋がぞくぞくすりゅう。あたましびれりゅう。これ、これ、しゅてきぃ。だいしゅきぃ……」
 尻穴レイプに感謝の声を上げる女子小学生の艶々リップのすぐそこに肥満男のペニスが突きつけられた。
 淫靡にとろけた表情のノゾミはピンクの舌を一杯に伸ばし、それへの奉仕を開始する。
 アナルとリップを中年ペニスに串刺しにされたロリータはうっとりと瞳を閉じる。
 一〇歳の少女はとてつもない幸福に酔っていた。
 当然だった。
 クラスの、いや学年のどこを探しても、こんな快楽を与えてもらえる四年生などいないのだから。

 間違いなく彼女は今、幸せだった。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



 軽自動車のドアが開き、黄色いレインコートを身にまとった小さな体が後部座席に押し込まれる。
 続いてでっぷり太った中年男が乗り込んだ。
「おつかれさま」
 運転席から長女が振り向く。ブラウスを持ち上げる巨乳が揺れた。
「すごいニオイ、してるよ」
 助手席の次女が興味津々といった表情で後部座席に体を預ける三女を眺めた。
 レインコートの前がふわりと開く。
 小学四年生の彼女はピンクのスニーカーとニーソックスと「替えの下着」しか身に着けていなかった。
「らってぇ」洞木ノゾミはふんわり微笑む。「お尻の穴とぉ、前の穴とれぇ……パパと知らない……おじさんペニスに三回ずつ出してもらったんだものぉ」
 愛らしい顔を白濁液に汚されたまま、とても嬉しそうにロリータは微笑む。
「一〇歳でサンドイッチファックを覚えるなんて、ノゾミは本当に悪いコだな」サイドにまとめた髪を撫でる。そこもザーメンでべったりと汚されていた。
「らってぇ、だってぇ、マジでぇ、抱っこされてお腹の中を交互にごりごりされるの、素敵なんらもん……」
 大開脚されたコットンショーツのクロッチは前後の穴からコポリコポリと漏れるザーメンで早くもどろどろになっていた。
「こら、ノゾミったらもう少しちゃんとしなさい」
「なに言ってるの。コダマお姉ちゃん」ヒカリは苦笑する。「公園でオジサンたちとぱぱとの輪姦『ごっこ』してたお姉ちゃんも蛙みたいにだらしない格好だったじゃない」
 幸福そのものの表情で四肢を投げ出し、精液を前後の穴からこぼし、全身ザーメン漬けになったいやらしい身体をノゾミと二人で車に乗せるのは大変だったんだから。
 つぶやく妹に長女は頬を染めて反論する。
 あんただって市民プールのシャワー室で腰を抜かしてたくせに。
 スクール水着着てたはずなのに、あたしたちが迎えに行ったときはハダカどころか、全身にマジックでいたずら書きされてるなんてもうびっくりだよ。
 体中に書かれた「正」の文字、いくつあるか数えるのあきらめたくらいだったんだよ。
「だ、だって、壁に手をついたポーズで後ろからパパに『ぐりん』ってされたらもう、何も分からなくなっちゃったんだもん……」
「アンタってほんと、立ちバック好きよね……」
「パ、パパにしてもらったから……だよ」
「はいはい。じゃ、出すね」長女はルームミラー越しに父親とアイコンタクトを取る。
 そっとアクセルを踏みながら末妹に質問する。
「ね、これって浮気とかじゃないでしょ」
 数秒後、ふんわりと洞木ノゾミは微笑む。
「……うん。ノゾミ、分かっちゃったもん」ちらりと隣の雄を……三姉妹の父親であり、恋人であり、その肉体の所有者を……見上げる。「パパじゃなきゃ、アタシたち、もうダメだってこと。もう一生、パパのおちんちんの中毒で生きていけるってこと」

 三姉妹は揃って体を震わせる。
 これからもまた、この「ごっこ遊び」が開かれるであろうことを。
 美しくも愛らしい姉妹の誰かが疑問をいだいたときに。
 その体に再び「しるし」を刻むために。



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From:エロ文投下用、思いつきネタスレ(5)