INNOCENT TABOO Short Shorts / 淫乱美母キョウコ

Original text:引き気味


 ―― アスカは追い詰められていた。
 壁を背に、もうこれ以上後退ることはできないという状況。逃げようがないという意味によってではない。
 立ち上がろうとしてもへなへなと座り込んでしまうくらい足腰から力が抜けてしまっているから、というだけでもない。
「……ぅぁ、ぁ、ぁあ……ぅ、ううっ……ンンンッ」
 躰に力が入らない理由が、自分でもやるせないながら、下着を愛液でびしょびしょにしてしまうくらい性感を昂ぶらされてしまっている為で、それで何をしようとても邪魔になる程いちいち、背筋にだの胸の先端にだの、或いは濡れそぼった下着が張り付く姫割れにだなどに、ビリビリと快感の電流が走ってしまうことによって―― だけでもなかった。
「や、やめてよ……ママ……」
 今にもこぼれ落ちんばかりの涙が滲んでしまっている視界ににじり寄り迫る満面の、蕩けきった笑顔の、母。
 キョウコがその理由であった。

「どうして? アスカちゃん」
 いかにも不思議そうに、キョウコは小首をかしげる。
 三十路の女盛り。肌に一糸もまとわず、かつてアスカに母乳を与えていた重たげなバストが、四つん這いの姿勢で重力にひかれ、ぶるんと揺れている。
 普段から中学生の娘がいるとは思えないくらい若々しいアスカの母であるが、この時のキョウコはさらに一段と増して若々しく―― いや、艶々しく、張りのある
肌を赤く淫靡に火照らせて、我が子の前に這い迫っていた。
「だって私、ぃ……イヤなのよ! 何度もそう言ってるのに、分かってよママ……!」
 アスカは懸命に訴えているのだ。繰り返し繰り返し、さっきから。
「変ねぇ……。どうしてかしら? なんにも問題なんて無いのに。合理的じゃないわよ、アスカちゃん」
 だが母親は聞き入れてくれない。分からないわと返すばかり。なんとか逃げよう逃げようと不自由な体で必死に床を後退ってきたアスカが遂に逃げ場を失ったのが、カーテンが引かれ燦々と陽の光が注ぐ大きなベランダ窓の前だった。
 そしてアスカは、追い詰められていたのである。
「ぁ、ぁ……ま、ママ……」
「ね、アスカちゃん。やるせなくって、やるせなくって、たまらないでしょう? ママ、分かるの。アスカちゃんのことだもの。だから、ね……?」
 母の掲げて見せるその手の中には、赤い透明樹脂で象られた男性器の代用品、モーターボックス部分が随分と大きめで、きっとその「出力」も随分なものなのだろうと想像させるバイブレーターがあった。
「ほらぁ、アスカちゃんったらお洋服の上から分かるくらいそんなに乳首もかたくしちゃってて、それにパンツもぐっしょりじゃない。だったら、ね」
 ―― 楽になりましょう? 
「ママが全部してあげるから」
 自分の娘をバイブで犯そうとする。
 自分の娘を、自分の娘の胸を、股間を、欲望も露わな目で見詰めてくる。
 大好きな母親の、こんな情けない姿を見ることになろうとは。
 アスカはまさに、泣き出してしまいたいくらいに追い詰められていたのだった。
「ママに任せてくれれば大丈夫よ。アスカちゃんのことなら何でも知ってるもの。それにママ、最近――
 ふふっと、淫蕩な笑みを浮かべて舌なめずりをする。そんな母親はさも誇らしげに言うのだ。
「最近、女の体がどう扱って貰えれば最高にハッピーなのか、分かってきたのよ」
「ママっ!」
「アスカちゃんだって……色々ともうお勉強しちゃってたんでしょう? ユイに教えてもらって。それに、シンジ君とも」
 『ムサシ君たちみたいなちっちゃな男の子ともだなんて、そこはさすがにママもびっくりしちゃったけど』と、本来であれば母親の立場からはけっして許容してはいけないアスカの不行状を、ころころと笑って済ませてしまう。
 それを持ち出されてしまえば、言葉に詰まってしまうのが今のアスカの実情でもあった。
 情けない変わり方をしてしまったのはお互い様である。
 自覚は、いよいよアスカを重くうちのめした。
「ねぇ……、アスカちゃん」
―― ヒッ」
 ずいっと顔を寄せられて、もう一歩も後ろに下がることのできないアスカの目の前に、熱い息を吐く母の青い瞳があった。
 自分と同じ、青い海の色をした瞳だった。
 どんよりと淫欲に淀んで、正気というものを感じさせない瞳だった。
「ねえ、アスカちゃん。だってママがしてあげるのよぉ? 他の誰より安心じゃない。それにほら、これだってただのオモチャよ。アスカちゃんを気持ち良くさせてくれるけど、妊娠の心配は無いし、浮気でもないわ。シンジ君にも……ムサシ君にも、申し訳ないって思う必要なんて無いのよ」
「なんで……なんでそこで、ムサシの名前なんて、出てくるのよ……」
「あらぁ〜? あらあら、ママの勘違いだったかしら? うふふふっ」
 ぽうっと目許を赤く染めた母親の瞳は、眼差しは、欲情に潤んでいやらしいばかりだと思えば―― ふとドキッとさせられるような、お見通しなのよといわんばかりの深さでいて、
「……ぁ、ぁああ……」
 アスカの顔は強ばり、舌も動かなくなって黙り込むより他は無かったのだ。
 そうしてキョウコは、さあと愛娘を促したのだった。
「アスカちゃん。さ、パンツをのけて。ママにアスカちゃんの可愛らしいプッシーよく見えるようにして頂戴」
「ぁ、ぁ、あ……ああぁ……」
 カタカタと震える手を、母の眼差しに射竦められたアスカが下へ下へとやる。
 ぎこちない動きでぎくしゃく両脚を拡げた、その股の間へ。
 そしてキョウコが突き付けてきたモーター仕込みの模造男性器が機械音とともに身をくねらせる先に、肌と恥毛の色が透けるくらいになっていたクロッチ部分を横へよけさせて――
 アスカ自身の欲望が蜜まみれで綻ばせていたピンク色の淫花を露わに、差し出したのだった。



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From:【母子相姦】淫乱美母ユイ3【寝取られ風味】