INNOCENT TABOO Short Shorts / レッスン日報

Original text:引き気味


 ―― わたし、歳下の男の子といやらしいことさせられてるんです。

 昨日もそうです。エッチな漫画かビデオの話を真に受けたみたいなムサシにお尻をまる出しにさせられて、うんざりするくらい平手で叩かれてしまいました。
 パンッ、パンッって何度も何度も手を振り上げて、それで私のお尻を叩いたんです。
 どうせ子供の力ですから、たいして痛いわけじゃなかったんですけど、後で見たらしっかり跡になっててショックでした。
 それで、こうしてやると痛いのと恥ずかしいのとで感じてくるんだろうなんて馬鹿みたいなこと言って、わたしのアソコを触ってくるの。
 こいつ、本当に図々しくていやらしいガキですから、入り口のところを悪戯してくるぐらいじゃ満足しないで、遠慮も無しにいっつも中に指を突っ込んでくるんです。
 断りも無しで。
 指を入れられて好き勝手にかき回されて気持ち悪いのを我慢しながら、わたしその間中、なんでこんなことしてるんだろう、ユイおばさまの言い付けがなきゃってずっと考えてました。
 こっちの方がムサシのお尻を引っぱたいてやって、お仕置きしてやりたかったくらいなんですから。
 それからまたいつもみたいにアレを立たせたムサシが私に後ろからのし掛かってきて、セックスされてしまいました。
 

◆ ◆ ◆


「うっわー」
 碇家のリビング。
 失笑、といった表情で真新しい日記ノートから顔を上げる、ムサシとケイタ。
 傍らでは、ムサシたちと同じソファに腰掛け、二人と肩をくっつけてノートに目を落としていたレイが、またあの何を考えているのか分からないポーカーフェイスのまま顔を起こし、アスカの方を見ていた。

 ことのはじまりは数日前からアスカが書かされるようになった『レッスン』の日誌だった。
 その日のレッスン、どんなことをして、されて。どう感じたのか。
 ユイに言われて渋々書いていてみれば、今日になってなんとムサシたちがチェックをすることになっているのだという。
『あ、アンタたちに? 読まれちゃうってわけ!? おばさまじゃなくて!!』
 しかめっ面をしてみせながらも本気でうろたえるわけでなく、アスカに余裕があったのは、やはりその日記が当初から他人に見せることを前提で書いたものだったからだろう。
「格好付けてるよね、アスカ姉。なにこれ、わたし余裕でしたみたいな書き方してさ」
「捏造って言うのかな、こーゆーの。先生、ちゃんとあったことを正直に書きなさいって言ってなかった〜?」
 取り繕った内容に仕立て上げていた。それは事実だ。
「アスカ姉、俺が一発くれてやるたびにギューッてマンコ締め付けてきてさ、最後の方だと『あひぃ』とかすっげー声出してよがってたくせに」
 実際はムサシが言う内容の方が正しい。
「だいいち、そもそもの部分はどうしたのさ。まず、トウジ兄ちゃんたちにケツ叩きされながらズコズコされて、味占めちゃいましたってとこから書かなきゃ」
「……なによ、味占めたとか、あり得ないんだから!」
 『馬っ鹿じゃないの!』と、頬を膨らませたアスカはそっぽを向く。
 つまり、痛いところを突かれて弱ったわというサインなのだ。
 これだけ深い関係を結んだ付き合い方をしていれば、見え透いてもくる。
「ほんと、アスカ姉ってば嘘ばっかだよなぁ。これ、ユイ先生が出した指示なんだぜ? ホントのとこ書いとけってさ」
 しかし、強情っぱりのアスカはいくらユイの名前を持ち出そうとも、ムサシたち相手に素直に首を縦には振るまい。
 前日、トウジとケンスケに変わるがるスパンキングされながらの挿入を受け、二人がアスカの膣内に射精したその倍近くもの回数、絶頂に達してしまっていたなどとは、口が裂けても認めないことだろう。
 アスカのそんなところも熟知しているムサシたちであったから、彼らは一番有効的な手段をもって、アスカに『レッスン』における絶対の導き手であるユイの言葉を正しく実行するよう、言い聞かせることにしたのだった。

 すなわち、悪ガキ二人、コンビネーションの良さでアスカに襲いかかり、四本の手、二つの唇をフル回転。彼女の性感帯を知り抜いた愛撫でもってあっという間に腰砕けにさせると、
「あうっ、いやっ、いやぁん! やっ、いやっ、放してよ。……れ、レイっ、見てないでこいつら止めなさいよー!」
 アスカの顔はパブロフの犬よろしく染みついた条件反射発情によって即座にピンクへと染まってゆき、はだけさせられた胸では乳首がピンとそそり立つ。
 両側から吸い付いて三つ年上の少女の乳首を舐めだしたムサシとケイタの舌遣いが、右と左で全く攻め方も強弱緩急のリズムも違うせいで、どちらかに慣れて余裕を持つと言う事も出来ず、ただただ喘ぎ方のピッチが上がっていくばかりだ。
 下着を奪われてしまった秘部は熱く潤い、二人がかりでの過激なペッティングであっけなくソファから転げ落ち、転げ落ちた先の床で小学生たちにまとわりつかれながら身をくねらせ暴れるばかり。
 こう弱々しい様を晒してしまうと小学生相手であってもなかなか抗えない。
 十分とかからず、アスカは本来の腕力、本来のじゃじゃ馬っぷりの片鱗も見せられないまま、うつ伏せからお尻を差し出した屈辱的なポーズを取らされてしまった。
 後は先日の乱交パーティーでの一幕、或いは先日の下校中でのムサシとの路上プレイでの醜態の再演である。
「あーっ!」
 続けざまのスパンキングプレイによって痣さえ生まれていたヒップに、小学五年生のよくスナップの利いた平手が見舞われて、びくびく背筋を震わせてわなないてしまう。
 一発、二発、三発。
「ひうっ。ヒッ、ひぃ―― ン!! ああっ、いやぁー」
 叩かれながらも、屈辱が運んでくるマゾヒズム的な陶酔感にのぼせていく半裸の美少女だ。
 検分役をあてがわれたレイが淡々と指摘した『……濡れてるわ』という己が性器のざまというものに歯噛みをして、またその悔しさによって一層マゾ快楽に嵌り込んでいくという悪循環。
 そのまま幼いわりにディープなかたちの官能にどろどろに溺れてしまっていって、もっと正直になって日誌を付けると約束させられたのだった。

 が、しかし。
 一度約束をしたからといって、そのまま本当に素直に行動に移せるアスカでは、結果的になかったのだった。
 そこでの苦中の策が―― 当たったと言うべきか、或いはかえって思いがけない成果に結びついた瓢箪から駒のというべきか。自分のことを自分で振り返るのは難しかろう。照れがあるのも無理無いのだしというユイの言を容れて、日誌の付け方を変更したところ――
―― あたしが、レイのを?」
「……私は、アスカの日誌を付ければいいのね……」
 レイとアスカ。大抵は二人して共に『レッスン』を受けているライバル同士で互いの日誌を書くようにさせてみた中、遠慮が無くて配慮も足りていないレイが書いた『アスカは今、ムサシという十一歳の子供に“調教”されています』という一文がきっかけで、互いが互いの暴露されたくなかった性にまつわる諸々をシンジに伝えられてしまう、ひどい暴露合戦がはじまったのだった。



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From:【母子相姦】淫乱美母ユイ3【寝取られ風味】