INNOCENT TABOO Short Shorts / 都合の良い彼女

Original text:引き気味


 年齢十一歳。第3新東京市の旧仙石原高原の小学校に通う、ムサシ・リー・ストラスバーグという小学五年生。
 この、日焼けで真っ黒な顔をしたガキ大将が股の間にぶら下げているものは大きいのだ。
 異様にと言って良い。
 小学生のわりにはと頭に付けての話ではなく、本当にただ―― 大きい。
 背丈の方は年齢相応、ごく当たり前の小学生なのに。大人の中に混ぜてやって比べさせてもそう。純粋に男性という括りでの平均から見て、充分巨根と呼ぶことが出来るのである。
 そして、勃起させてしまえば尚のことなのだった。
 普通であればそうであろうと所詮小学五年生。牡として最高のアドバンテージたりうるレベルの巨根でも、まだまだ使い処は与えられないままもう数年を待つことになった筈なのだが―― 。だがこのムサシの場合に、宝の持ち腐れは無かった。
 精通済み。それどころか、近所に住むスレンダー美人な人妻を相手に、早すぎる初体験まで済ませている。
 以来続く、人妻の手取り足取りのめくるめく教授によって、ただマセ餓鬼などと呼ぶのでは及びもつかぬセックス技術を身に付けた。
 そうしてこの十一歳児は、女性にとってのまさしくモンスターというべき存在になっていたのである。

「だからさ、今回はオレ、ちゃんと覚えてたわけなんだよ。分かる、アスカ姉ちゃん?」
「はぇっ? え? な、なに……? ッア! やっ、ひん……ッ、っッ―― ッ!」
「なにって、マナだよ。マナのさ、言ってたぬいぐるみのこと! 聞いてる? ちゃんと聞いててよ、もー」
 無茶を言ってやるなよと、誰かが居合わせていれば窘めて居たはずだ。
 中学の制服を乱れさせ、ぷるぷると剥き出しになった初々しい乳房を揺さぶりながら喘いでいる女の子には、欠片も余裕はない様子なのだから。
 全ては年上の女子中学生―― アスカにお尻を突き出させ、背後からその反り返りの異様に隆々とした逸物でもってパンツを脱がした秘部にピストンを見舞っているこのエロガキ十一歳が悪い。
 いくらムサシよりも年上だとしても、アスカもまだまだ下の毛も生えきらない中学生の女の子。ミドルティーンの完成しきらない躯では、受け止める負担も大きかろう。
「……はぁう、う、ぅぁハッ……ハッ、ハァウ! あっ、ああっ、ああン! むさ、しっ……激し……すぎるわ、よぉ……」
 ぜいぜいと、切れ切れの息も苦しげに。アスカがまるで全力疾走でマラソンをしてきたような酷い有り様なのは、単に今十五分ほど、この小学生のストレス発散代わりの行為に付き合わされていたからだけだというから、末恐ろしい。
「話……っ、見えないの、よっ。あんた……わぁぁぁ―― ぁ、ぁ、アーッ、ダメ! ダメぇぇ!! もっとそっとして。お願い、おねがいだから、そんな乱暴にばかり、いきなりぃ……っ」
 アスカの携帯が鳴って呼び出されたこの場所は、ムサシの小学校の近くを通る小道の、丁度人目から隠すように左右の土手が高くなっている曲がりくねりの辺り。
 小学生の腰ぐらいの高さに伸びた雑草が作っていた茂みに、ぽんっとランドセルを投げ置いて。それを手を突いて体を支える手がかりにさせられて。
 アスカは茂みに顔を埋めるような格好をさせられて、禄に理由の説明も無い内に、一方的な挿入を受け入れさせられてしまっていた。
 茂みの底になっている地面に直接手をつけば怪我をしてしまうかもしれない。だからアスカは必死に、不安定にぐらぐらと揺れるランドセルにしがみ付いて、それで歳のくせ一人前ずきるムサシの腰遣いに、激しく揺さぶられていたのだった。
「あうっ、あっ、ああっ」
「可愛いって言ってたから、小遣いはたいて取ってやったっていうのにさー」
「あっ、アッ、アアッ、アッ、アッ、あんッ」
 太い、太すぎる……だの、乱暴すぎると泣き言を漏らしながらも、モンスター小学生=ムサシの現在主たる被害者であるこの女の子は、そのぶっとい幹周りをしたペニスをどうにか膣に納めきって、痛そうなくらい拡げられた秘唇には潤滑の役を果たせるだけの愛液を滲み出させている。
 綺麗な顔のほっぺたを薔薇色に染めて、女の本能からきている歓喜を盛んに喘いでさえいる。
 普段周囲に見せている性格で言うならばキツくて攻撃的な筈の、クラスでは女子のリーダー的存在。そんな女の子のアスカが。歳下の小学生に呼び出されるままやって来て、あまつさえ抗うのも形だけといった案配で、いきなりスカートの尻を捲り上げてきた『良いから入れさせてよ!』という要求に従っている。
 そういった関係に二人が落ち着いているのと同様、アスカの体が大人顔負けのペニス相手にただ苦痛を覚える以外の反応を示せるようになっていることにも、経緯というものがあるのだった。
 
 そうして暫し。
「あ、あ、あ……」
 いきなりで始めて前戯もそこそこ。暖機運転にしてはぶっつけ全開の肉棒の動きに、どうにか少女の方の火の入りようが追いついてきた頃。
 ムサシはいきなり取り出した携帯で、誰かと電話を始めてしまっていた。
「アンタって奴わぁ……」
 女としてはまだまだ熟し切れていないきつい女性器、そのピンク肉襞を乱暴な抜き差しで抉られて、姿勢を保とうと頑張って突っ張らせていた両脚の間にアスカがぽつぽつ飛び散らせていた滴、愛液の分泌量というものが目に見えて増えていって。要するに段々と悦くなってきていたというのに。
―― それそれ、それだって。あいつらたしか言ってたよな? こないだの夏合宿に来てたリツコって綺麗ーなお姉様。ちっちゃな病院で医者やってるのたまたま見付けちゃって、それでいつでも来て良いっていう素ン晴らしい約束取り付けた〜って」
 電話に夢中になってしまえば、腰の動きはおざなりだ。
「もう。もおっ……!」
 ほったらかしにされたアスカとしては、ぶすっと膨れてしまうしかない。
 それでも、抜いて良いよとか中止ねといったお声も掛けられてはいないのだから、アスカは膣に少年のペニスを突っ込まれたまま、バックスタイルのその格好で待っているしかないのだった。
 実に殊勝な態度は、躾けられたペット犬のそれだ。
 中学では勝ち気な天才として評判を轟かせる『アスカ様』も、将来孕まされることになっても文句は言わないと誓うまでに屈服させられたムサシが相手とあっては、形無しだった。
 とはいえ、電話の方に意識を傾けていても、助平さではとくると仲間内で自慢になっていない勝ち誇り方をしてみせるムサシである。
「あっ、ちょ、ちょっと……。もう、やだぁ……」
 ぴしゃり、ぴしゃりと先輩美少女の丸出しになっているヒップを引っぱたいてみたり。
 真下のヴァギナに口いっぱい肉杭を頬張らされてこちらもヒクヒクとしているアヌスに悪戯をしかけたり。
 完全には官能の火が収まってはくれない生殺しの状態にさせられてまう。
 電話を終えてムサシが続きを口にした時には、むしろ目を輝かせて自分から大胆に腰を打ち揺すってしまうアスカなのだった。

「ンッ、イっ……。熱いの、そう―― 出して、ぇぇぇ〜」
 ぶびゅっ、びゅっ、びゅっ、と。吐き出された牡汁の迸り。それはムサシからするとちょっと苛々をすっきりさせた程度の射精だったのだれども。
「んっ、ンンっ……。あんた、ちょっとマナにプレゼント受け取って貰えなかったってぐらいで、人を呼び出したりしないでよね」
 このたったの一度であまりにたっぷり注がれた結果、下着を履き直すわけにもいかなくなった落ち着かないノーパン状態の帰り道。スカートの内側で、どろっとぬめる漏れ出しをどうしてか不快に感じることが出来ずにいるアスカは、表面だけぷんっと腹を立ててみせる実際のところでは、端から見ればなにやら上機嫌そうに頬を緩ませてさえいたのだった。
「知るもんかよー。アスカ姉だってさ、シンジ兄ちゃんにつれなくされた時とか、なんだかんだで俺にいつも付き合わせてるんだし。お相子だって、おあいこ」
 拾った木の枝を振り回しながら歩くムサシ。
 ガキっぽさ丸出しよねとか考えているアスカは、そんなランドセルを背負った小学生の三歩ほど後ろの位置で付き従っている。
 それが、今の二人の関係なのだった。



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