INNOCENT TABOO, case Asuka & Rei

Original text:引き気味


『 義娘欲情 〜一つ屋根の下の男と妻、少女たち〜』


 窓には厚いカーテンが引かれているが、隙間からは月の明かりが差し込んでいる。
 わずかに垣間覗く月は随分と低い。コンフォートマンションのベランダ塀に間もなく隠れてしまうだろう。
 もう夜も大分更けていた。22時は軽く回ってしまっているに違いない。週末の碇家で恒例の『レッスン』も、この時間まで参加できるメンバーはそう多くはなかった。
 そんな中の一人、隣家惣流家の一人娘であるアスカはこの夜、しどけない寝姿をユイの胸に抱かれて碇家夫婦のベッドに横たえていた。
 美しい二人の肢体を覆うものはなく、肌には濃密な交わりの名残である汗が浮かんでいた。

「……あら」
 す―― 、と瞼を開いたユイは、部屋の入り口に夫の佇む姿を見つけ、軽い驚きをそのままに声をかけた。
「まだお部屋かと思いました」
「戸が開いていたのでな」
 ユイが自宅を子供達に開放して開いている英会話教室―― という名目での乱交セックス授業―― の間、書斎に閉じこもって出て来ようとしないでいるか、長々と外出して姿を見せないのが、ユイの夫、碇ゲンドウという強面の男の常だった。
 その夫の視線がじっと自分の傍らに同衾する少女に、未成熟な胸の膨らみをゆるやかに上下させている裸身に注がれていることに気付いたユイは、本当に珍しいわねと、そっと彼女を起こさないよう体を起こした。
「いかがかしら? あのちっちゃな、キョウコのところのお嬢さんが、今年でもう十四なのよ」
「知っているよ。あいつと同い年なのだろう?」
「アスカちゃんは12月の早生まれだから、誕生日までは十三歳なんですけれどね」
 呑気な世間話めいた夫婦の会話。しかし、悪戯にきらめく瞳をした美しい妻が夫に促すのは、犯罪の香りも濃いポルノムービーじみた行い。無防備に眠り続ける未成年の少女の全裸を、どこか自慢気に差し出し披露する行為だった
 静かにベッドまで歩み寄ってきたゲンドウが長身をかがめて、アスカの寝顔を覗きこむ。
 視線はついと下へずらされていって、ミルク色の白い肌に清らかなピンクをした乳首が載ったキュートな胸や、どの爪もを綺麗に整えた手のひらが軽く覆うすべらかな腹部、そして閉じ合わされた太腿の付け根へと動いた。
 全体的にはまだまだ肉付きの薄い、十代中盤の未成熟な肢体ではある。
 ゲンドウのような大の大人が欲望の対象にするのには難がある。
 しかし、彼の息子と違って万能の才能をスポーツにも発揮し、活発に活動している賜物は、そのカモシカを思わせる太腿周辺に健康的な美として備わっていた。
 そしてそれだけには収まらない、年齢不相応な艶っぽさをまといつつある腰つきや、乳房のあたり。まだまだ一人前の女性と呼ぶには随分控えめなバストでありながら、その頂では明らかに性感によって勃ち上がった乳首が目を引くほどに赤みを帯び、目を引くほどの背伸びでピンと尖っている。
 なにより、淫らな気配の火照りに染まったその美しい寝顔。
 ユイが娘も同然の愛しい少女のために取り計らってきた奥深い官能の世界への導きに、どんな境地に辿り着くのかも分からないまま階梯を進めていっている成果だった。
 良識あるべき四十男の目に邪な欲望が浮かび上がろうとも、アスカという美少女中学生がこうも背徳的な魅力を放っているのであるから驚きではないだろう。

「……早いものだな。研究所がまだ箱根だった頃、君たちがお茶を飲んでいる間を任された私があやそうとすると、いつも途端に大泣きして弱らせてくれていたのを覚えているが」
 じろじろと無遠慮に。今まさに「女」としての肉体に花開こうとするロリータボディと、なにも知らず眠り続けるあどけない顔とを幾度も代わる代わるに眺めやる。
 ゲンドウの脳裏にはおそらく、彼の口にした通りの幼女だった時分や、たとえば小学生になったばかりの頃など、親しく近所付き合いをしてきた中で知るアスカの幼きから成長してきた折々の姿が、今ぎょろりとした目つきでもって視姦している初々しいオールヌードに重ねられているのだろう。
「うふ。ここをご覧になって、あなた」
 ユイの手がそっと動き、彼女をもう一人の母親とも思い信頼するアスカの秘められるべき花園を勝手に露わにさせる。
 太腿を開かされれば、幼い女性器に集まるゲンドウの視線を遮ろうというものは何一つ残っていない。
 土手肉のぽってりと盛り上がった恥丘には、まだほとんど縮れもなく疎らに生え広がり始めたばかりのアンダーヘア。しかし、くっきりと切れ込んだ媚裂の様子はツルツルと稚げで、ユイのような小陰唇のはみ出しなどは未だ目につかない。
「まだ子供だな」
「でも、もう赤ちゃんを産むこともできるのよ。最近はシンジやわたしの生徒たちのお相手だって、立派に務められてるくらいなんだから」
「君の教え子か……。たしか、久しぶりにあの契約を君が結んだ子供たちも混ざっているのだったな。アスカ君もさぞ泣かされているのだろう?」
 同情めかした一方、妻を非難するようにもして『ふん』と鼻息を漏らす。
「あの子達はもう立派な紳士よ。レディの扱い方はちゃんと心得ているもの」
「君が一から教えてやったやり方での、な」
「うふふ。近頃はわたしも驚かされることも多いのよ。アスカちゃんやレイみたいに、今からの数ヶ月が将来にとって一番大事な時期の女の子を任せるのにはぴったり。立派なご主人様ぶりで、この子達の成長に必要な全部を心得ているみたいだわ。見ていて私もとっても刺激的だもの。あの子達のプレイ」
「……でなければ、君がまたあの首輪を取り出してきて付けようとは思わない、か」
「あら、嫉妬ですの? アナタ」
「フン。それこそ今更だな」
 早すぎる破瓜からわずか数ヶ月。性急すぎるピッチでの男性経験―― 複数の少年たちとのセックス経験を積ませた中学生少女の性器を眺めながらの夫婦の会話だった。
 そしてユイは、つい先刻まで愛蜜をふんだんに滴らせている最中のその内側に自在に使い、アスカを思うさま啼かせていた指をもう一度、そろそろと忍ばせていった。
 歳上の女性とのレズ遊戯によほど体力を消耗させられたのに違いない。アスカは、陰唇の片側にひっかけた指先で膣口がはっきり分かるぐらいまで桜貝色の媚肉をくつろげられてしまっても、『ううん……』とむずがるだけで目覚める気配を見せなかった。
―― ふむ」
 ゲンドウも片手で眼鏡の位置を直しながら、剥き身の股間に顔を近づける。
 年若いツバメたちとの密戯を日常のように楽しむユイとは違い、この夫が幼女趣味を持ち合わせているところを窺わせたことは一度も無い。彼が抱いたことのある女性たちと比べたなら、小さな小さな―― 手を出すには幼すぎる性器であることには違いないだろう。
 だが。
「形が崩れたりはしていないか。さすがだな。ダメージになるような負荷はかけさせていない、手綱はちゃんと握っているというわけだ。……しかし、どうせ君の仕込みだ。こんなものでも、無理をせずに私を受け入れられるぐらいには訓練をさせたのだろう?」
「ほんとうに今日は珍しいのね、貴方」
 巧みなクリトリス愛撫による絶頂と、膣内ウィークポイントへの責めでの絶頂が交互の桃源郷に漂わされた名残をねっとりとまといつかせたアスカの秘部に見入っている様子の夫。その腰のあたりにユイは目を向けた。
 厚みのある生地のガウンローブを羽織ったゲンドウはたしかに股間を勃起させ、この、自分の息子と同い年の少女を犯してやりたいという欲望を膨らませているかに見える。
 それはとても珍しいことだった。
「今まで教えてきた子供たちの中にアスカちゃんみたいな歳の子もいっぱい居たけれど、ご自分の書斎に招こうとしたこととか一度もありませんでしたのに」
 夫にとっても特別な娘であるからかとユイは考える。
 少女の母親のキョウコとは古い研究仲間だ。同じ職場で同じ頃にもうけた子供だということで、互いに融通しあって面倒を見てきた。ゲンドウの手も随分借りた。
 第三新東京市に移ってきてからは家も隣同士。実の子ではなくとも、かなりそれに近い距離感で成長を見守ってきた少女なのだ。
 ならば、ならばである。
 ユイにとって、大勢の幼い愛人たちとはまた別の意味で特別な「オトコノコ」であり続けているシンジ。それと同様に、ゲンドウにとっての特別な女の子がアスカなのではないだろうか。
「ご賞味、なさる?」
 ベッドに向かって身をかがめた夫の目と鼻の先で、ユイは眠り姫でい続けるアスカの秘唇をくちゃくちゃと掻き混ぜてみせた。
 レズセックスでのアクメ地獄。喘ぐ声が枯れるそうになるまで味わった直後の性器は敏感も敏感なままだったろう。半股開きにさせられたアスカの幼い見た目をした割れ目で、肉莢に引っ込みかけていたクリトリスが再びみるみるツンと立ち上がっていく。
「……ンぁ、あ……。おば、さま……。もう許して……」
 夢の中でも人妻のねっとりとした愛撫にのたうち回らされているのかと想像させる寝言。むずがる風にしてシーツに広がった紅茶色のブロンドをうねらせたアスカに、目覚めるそぶりはない。
「あいつのガールフレンドだろう。私が抱いてかまわないのか?」
「内緒にしておきましょうか」
 ふふ、と楽しい思いつきのように言う。
「アスカちゃんにも内緒にしておけるかは……アナタ次第ですけれど」
「私に紳士であることを期待しているのか? だとしても、本気でそんなことを言い出すのは君ぐらいのものだがな。―― しかし、訊くまでもなかったか。あいつも、目の前で母親や幼馴染の娘を寝取られて、それもまだ下の毛も生えない小僧どもに寝取られて喜んでいるような、情けない男だったからな」
「あなたの息子だからだとは、お思いになりませんの?」
「君の薫陶だろうよ。私がこの娘を自分の子供に近い存在だと捉えているのではと考えて、嗾けているのだろう? 擬似的な父親と娘同士でのセックスとくれば、いかにも誰かが気に入りそうな話じゃないか」
「あらいやだ。さすがゲンドウさんだわ。お見通しなのね」
「あいつの気持ちも考えてやるのだな。俺がこの娘を抱いて、まかり間違って孕ませでもしてみろ。いくらなんでも内心穏やかではいられまい。……俺を嫌っていることだしな」
「また、そんなことを言って……」
「それとも、確信でもあるのか? あいつもこの娘に処女を貰ったぐらいだ。惚れられているんだと自信を持っているだろう。そんな娘を俺に寝取られて、それでもまだ興奮していられるぐらい君好みの趣味をした男に育てあげたのだという、確信がな」
 それは、自分の妻を大勢の年端もいかない子供達や息子にまで寝取られ、妊娠すれば出産も辞さないとすら言い切られた男が口にした時、どんな感慨があっての言葉だっただろう。
 ユイは、自分の思うままに生きることで夫にかけてしまっている迷惑については重々承知の上だ。
 そんな自分と一緒になっても不幸になることはない、幸せになっていける種類の人間だと思えばこその結婚。愛し合ってのことだという以上に考え抜いた上で、夫婦になったのだ。
 であろうとも、ここまで自由にさせてもらっていれば、夫として思うところが募りもするのかもしれない。
 さすがのユイも言葉もなかった。
「…………。あなた……」
「まぁ、良い。この娘を抱くのも悪くはなさそうだが。またの機会にしておこう。……着いてくるが良い」
 そういって首を戻したゲンドウは寝室から出て、先に立って歩き始めた。
 どこか上機嫌そうに―― 他人から見れば不気味に頬を引き攣らせているだけにしか見えない顔をして。どこか浮かない顔のユイを従えて。
 それこそ、本当に碇家において滅多に無い光景だった。

 そうして、ゲンドウの書斎に招き入れられて。
「…………!?」
「驚いたか。君でもそうか、驚いたか」
 ユイがそこで目の当たりにしたもの。驚愕の対象。それはゲンドウが普段書類仕事をしている椅子の上にあった。
「レ、イ……?」
 間違えるはずがない。年頃はアスカと同じくらいで、儚げなアルビノの容姿の女の子がそこに赤い瞳の両目を愕然と一杯に見開いていて。
 アスカと並んでまたもう一人、娘も同然に愛している少女。結婚前のユイと同じ姓を持った綾波レイのあられもない姿が、そこにあったのである。
 夫婦の寝室にユイが連れ込んでいたアスカがそうだったのと同じに一糸もまとわぬ、小児愛性犯罪者の被害に遭ったかの卑猥な姿勢をとった全裸の姿で。
―― ぁ、ぁあっ……!」
 ゲンドウの椅子に浅くヒップを載せ、両足は大きく開いて肘掛けの上に膝裏をひっかけたM字開脚。無論、アスカ以上に淫らな数ヶ月を過ごしてきたにしては清らかなままの幼裂は丸見え。ポルノ雑誌によく見かける、いかにも淫売の娘がとりそうな誘惑のポーズだった。
 別段、縛り付けられて強いられているわけでもなく。背もたれに埋めた背中を丸めて、少しでもバランスを取ろうとし。プルプルと震える華奢な手で椅子の上に齧りついて。体力のないレイには過酷な、辛そうにヒクつく腿の筋肉などは攣ったりする寸前さながらの有り様。脂汗もたっぷりかいて、それほどの苦悶と葛藤までして。懸命に女の子の秘奥を露呈する体勢を維持し続ける。
 恐らくは―― 恐らくは心待ちにしていたのだ。
 ゲンドウが戻ってくるのを。
 そうしていろと言いつけられたのだと思われる、みっともなくて浅ましいお強請りのポーズを頑張って。
 淫らな期待で息を荒くさせつつ待ち望んでいたのだろう言い訳しようのない証拠を、たらりたらりと、丸出しにした下の唇から垂れさせながら。
 幼馴染の少年に対しても、親代わりの女性に対しても、本来であれば心の片隅にも抱くことは許されない、裏切りに満ちた欲情。そんなものを48歳の中年男に抱いてしまっていた裏付けになる、おびただしい量の愛液で、無毛の秘部をぬかるみのようにドロドロにさせながら。

「……あっ、ああっ、み、見ないで……! お願い、見ないで……ッ、アアッ!?」
 安定の悪い姿勢でいたのを、急にユイの目から自分を庇おうと体を丸めたのが良くなかった。
 床に転げ落ちてしまったレイは、それこそみっともなくジタバタと手足を藻掻かせ、背中を椅子の脚にぶつけたりもしつつ、部屋の隅の方へ逃げようと後退っていた。
 今の自分をユイに見られるのが、よほど恐ろしかったのに違いない。
 だのに、
「レイ」
「…………!」
 ゲンドウが一声呼んだだけで、少女はびくりと固まってしまっていた。
「私に、犯されたかったのではないか?」
 ショックのあまりで一時レイの意識の上から吹き飛んでしまっていた欲望が、ゲンドウの掛けたたった一言これだけで首をもたげ直したかと思われた。
 レイは小さく喘いで、ゲンドウを見上げていた。
 赤い色をした双眸には、恐れと躊躇い、欲望がないまぜになっている。 「これが欲しいのだと、そう言ってきたのはお前だ」
 ガウンの前を開いたゲンドウが、湯上がりのままだった裸体を露わにする。
 これをと言って示した毛深い股間のペニスは、赤黒く染まった外見で上向きの角度も雄々しく屹立して、鈴口をまっすぐ―― 這いつくばった少女の方に向けていた。
「犯してやろう」
「……ッ!」
 レイは息を呑んだ。
「言った通りに、お前がしたならな」
 さあ、どうする。
 ゲンドウがゆっくり近づき、見下ろしていた。
 二人の位置関係はもう、さんざんレイが小学生たちによって仕込まれてきた奉仕のためのポジショニングと同じだ。床に這うレイはそのまま跪いて、顎を持ち上げれば良い。そこから舌を差し出せば十分に届く所に、ゲンドウの屹立が突きつけられている。
 異臭に近いぐらいのむわっとした牡の性臭が漂ってきているのだろう。
 それこそは、一端の飼い主ぶってレイを性奴隷に調教してきた少年たちでも、十歳そこそこのキャリアでは醸し出せない凄み、貫禄というものだった。
「ぁ、ぁあ……」
 酔うようにぼんやりとし始めたレイの目が、ひたすらに吸い寄せられていく。
 歳下相手が殆どを占めているレイの性体験において、かつてなかった迄に完成された肉槍だ。サイズといえば、見上げるレイの顔に大きく影を落とすほどに長大。エラの張りぶりも凶器そのものである。
 たしかに、ユイの知る限りゲンドウは彼女の生徒たちに手を出したことはなかった。
 しかし若い頃は随分と荒んだ生活をしていたと聞く夫は、ユイとはまた別の経歴を積み上げて、卓越した女性の扱い方を身に着けている。職場においてだけでも複数の愛人を囲っているのだ。
 そんなゲンドウが、
「私は構わんのだ。今になってお前がユイを裏切りたくないと言い出してもな」
「あ、あなた……?」
 言葉こそレイに選択権を預けているかに見せても、その実は違う、逃す気のさらさら無い態度でもって、自分の息子の幼馴染である少女を手折りに来ているのである。
 レイはもうすっかり魅入られた様子だ。逃げられないだろう。
 そのことがユイにははっきり分かった。
「シンジの事もある」
 その名前が、頬を火照らせてはいてもやはり病弱な印象を拭いきれぬ青白さの顔を、再び強張らせる。
「あいつのことをお前に裏切らせるのは、たしかに酷だろう。だが、そうであってもどうしても私に犯されたい、私という雄のコレを味わってみたいと、お前がそういう淫らな顔をして見つめていたからだ。……だから今日は、訊いてやったのだ」
 さあ、どうする?
 ゲンドウに選択を迫られたレイは、ユイを気にして、シンジのことを気にしているのが分かる動揺しきった態度。
 でありつつも、であっても尚、正気に立ち返れぬほどの欲望に捕らわれているのだろう諦めの悪さで、目の前の床を、顔のすぐ前の屹立を、交互に見つめていた。
「お前ももう生娘ではないのだ」
 幼いころから育んできた想いを遂げるまではと守ってきた処女をレイが喪って、わずか半年余り。今や嫌というほど目覚めさせられた肉欲に突き動かされるまま、シンジはおろかずっと歳下の小学生たちに犯されて歓び、雌犬だ、肉奴隷だと言われてその躯を好きにさせている。
 欲望の赴くまま、ユイが愛人扱いをしているというその肉棒の味を試してみたくて、シンジの友人たちともさえセックスをした。……同じ境遇の戦友ともいえるアスカにも黙って、こっそりと。
 堕落しきってしまった自らの行状。
 それを親代わりの男に知られていた恥じらいが、『……っ』と小さく息を止めたレイの仕草から読み取れた。
「俺という男に一人前の女として扱って欲しいのなら、お前が覚えた限りの手管で俺をその気にさせてみろと、そう言っておいたな」
 その言葉があったからこそ、レイがとった行動だった。
 みずから秘唇を割り開き、膣口から奥を好きに覗きこんで貰えるようにして、ムサシやケイタたちの喜ぶまま覚えた誘惑ポーズを取っていたのだった。
「あれは、悪くはなかった」
「…………!」
 褒められたのだ。
 ばっと顔を上げ、なら……という期待を露わにしてしまったレイを、
「よくやったな。レイ」
 そう言ってゲンドウは、肯定してやったのだった。





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From:【母子相姦】淫乱美母ユイ3【寝取られ風味】