夏の夢


Original text:ハルキゲニアさん


その男が声をかけて来たのは、ネルフから学校へ向かう途中だった。
ネルフ付属の病院での定期検診を午前中で終え、バカシンジを怒鳴り付けて一人で病院を出たのがお昼頃。
ファーストを待って一緒に登校したいならそう言えば良いのに。
アタシが許さないとでも思ってるのかしら。
気の使い方がムカつくのよアイツ。

時間からして、登校したら午後の授業にかかっちゃう。
検診の為、昨夜から何も食べていないアタシは、駅前のファーストフードでお昼を済ませてから行こうと電車を降りた。

駅を出たところで話し掛けて来たのがソイツだった。
カッチリしたスーツを来た真面目そうな若い男。

新製品のモニターを宜しく―――

そういって差し出された紙コップのジュースを飲んでしまったのは、やはりお腹が空いていたからかしら。
ジュースの感想――美味しくなかった――をアンケート用紙に書き込んでいると、男は急に馴れ馴れしい態度で

写真のモデルをしてくれないかな――

と切り出して来た。
バカじゃないの?なんでアタシがそんな―
そう言い返したところで立ち眩みがした。
空腹で貧血?いやこのかんかくはなにかくすりのまさかさっきのじゅーすに

パチン

男が指を鳴らす。



◆ ◆ ◆



―――なんだっけ。アタシは何をしてたんだっけ。

そうだ、写真のモデルをしてたんだ。
ここは何処だろう。どこかの路地裏?倉庫街みたいな…
壁にもたれたポーズのアタシを、三人の男がカメラで撮ってる。
一人は一眼デジタル、もう一人はビデオカメラ。
最後の一人は白い板…なんだっけ…なんとか板を掲げて光の当たり方を調整してる。
良く見ると…三人とも股間を膨らませてる。
あれはあたしがみりょくてきなしょうこだ。
ちょっとほこらしい。
アタシを撮るんだからちゃんと撮りなさいよね。
アタシは少しポーズを変える。
肩幅よりやや広く脚を開いて立つ。壁に背を付けて、腰を突き出す。
ふともものなかばまでさげたシタギはキャクセンビをひきたてる。
もちろん、すかーとをたくしあげてよりコウカテキに。
ぶらうすもオヘソのウエまでぼたんをハズしてエリをひらき、あたしのウツクシさをヒケラカス。
内腿をゆっくりと何かが伝い落ちて行く。何だろ。
そうか、さっき部屋の中で練習したセックスの名残だ。
おとなのオンナならミンナすることだもの。あたしだけイッポりーど?
ハジメテでサンニンはタイヘンだったけど、ショウコのびでおをみたら、ばかしんじもあたしをミナオすにちがいないわ。
ストロボがアタシを照らす度に、胸が――胸とアソコが熱くなる。
乳首が硬く尖って行く。
この撮影が終わったらいよいよ本番だ。
じゃけっとサツエイだもの、ネンイリにトらなきゃね。
さっき練習したフェラチオ、ちゃんと出来るかしら。
あのオイシいセイエキ、もっとのみたいな。
中にももっと射精して貰えるかな。
あそこにもたくさんだしてもらえたら、あたしはもっとキレイになれるんだもの。
内腿を伝うものが熱く、多くなって行く。

え、次のポーズ?
違うの?本番?
次は五人で朝まで?やったね!
いっぱいいっぱいシャセイしてもらって、キレイになって、ばかしんじをびっくりさせてやるんだから。

パチン。


終わり

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From:エロ文投下用、思いつきネタスレ(4)