エロ文投下用、思いつきネタスレ(7)

1 名前:引き気味:06/04/22 04:32 ID:???

ふと浮かんだ18禁ネタや、思わずハァハァしてしまったエロシチュを開陳するスレッドです。
また、こんな筋立ての話はどうだろうといったリクエストの類もこちらへどうぞ。

・過去スレ
エロ文投下用、思いつきネタスレ(6)
http://www.saiin.net/~evangel/bbs/test/read.cgi/ita/1126805150/
エロ文投下用、思いつきネタスレ(5)
http://www.saiin.net/~evangel/bbs/test/read.cgi/ita/1096083636/
エロ文投下用、思いつきネタスレ(4)
http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/movie/1029/1095045157/
エロ文投下用、思いつきネタスレ(3)
http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/movie/1029/1070389362/
【妄想炸裂】思いつきネタスレ2nd【猥文投下】
http://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=1029&KEY=1053698536
漏れの思いついたネタを酒の肴にしてみるスレ
http://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=1029&KEY=1026475777

2 名前:引き気味:06/04/22 04:33 ID:???

前スレがサイズ限界に達したようですので、新スレへと移行しました。
引き続き、エロいネタ投下等々でご利用ください。

3 名前:肉体決済@引き気味:06/04/22 07:13 ID:???

――思いながらも無意識にじりじり前へ逃げ追われていたレイは、壁にそう張り付いたら胸をいじれないではないかと、ケンスケに新しいポーズを取らされていた。
壁に手を突いて、背後に立ったご主人様にヒップを差し出す、あからさまな隷属ポーズだ。
くいと少しでも腰の位置を上向きに高く、いかにも胸もアヌスもいじり易そうなその姿勢で、自分の心は挫けないと言い聞かせねばならないのは即ち、表層にない意識の端でレイが屈従を認めだしていた証でもあった。

「どう、綾波?」

バックスタイルのレイに、親指に変えた人差し指を潜り込ませる昂奮の息から、ケンスケが耳元に囁いた。

「あ、あああ、あぁ……」
「傷のつきやすいところだから無理はしないつもりだけどさ。言ってくれないと、ひょっとしてってこともあるし」
「痛くは、ないけど……」

何度も息を吐いて整えた――そのつもりの口調で答えた刹那、『あう!』と喉が喘ぐ。
今が第一関節までだと、笑い声。
狙ったタイミングだったのだろう。
声を出すまいという頑張りをからかわれているのだ。

「くぅ、っくく……」

感じてなどいないと歯を食いしばるのは、林檎のような二つの青い膨らみを愛撫されるよりも前に、性器どころか排泄器官でしかない下半身での責めに、とっくに躯を敏感にさせてしまっていた自覚のゆえだった。
腰の奥から甘い痺れが湧き起こっているのを、認めたくないからだった。

「ど、どうして? そんな……ぁ、そんなとこは……手を、汚すだけじゃ」

指はペニスではないのだから、いくら見立てたピストンさせてみたところでケンスケは楽しくあるまいと。
苦し紛れに問い質す。

本来は聞くまでも無いことだ。
相田ケンスケは、男は、女の胸や尻、秘部をまさぐるだけでも楽しくて仕方が無いのに違いない。
肉体的な快感を直接得られなくとも、女をいじり回し辱めることで満足を得る。
無理強いの愛撫にも、今のレイそのもので瞳を潤ませ快感を訴えてしまう犠牲者たちの窮じ方が、精神的な快楽を与えるのだ――。

4 名前:肉体決済@引き気味:06/04/22 07:14 ID:???

だからだろうと承知したつもりでいる白皙の少女は、ケンスケにしてみればいかにも愚かしく、可愛いおもちゃだった。

「ふふん、どうしてだって?」

この間までは自分には、見透かす赤い眼をして冷ややかな態度しか向けてこなかった。
そういった言わば高嶺の花。
いくら浮世離れした純白の美貌を密かな劣情の的としていても、この聡い美少女は、微塵たりとも気を許そうとしない。
愛想良く取り繕おうとも、ことごとく氷の拒絶が払いのける。
近付けるのは、自分から近寄って行った男は、ただ1人、碇シンジのみ。
その綾波レイが、今では鼻で無知を哂ってやれる――他愛も無い小娘に見えてくる。

「はっ、はっ、はぁぁっ……」
「感じるだろ? こうやって綾波のちんまいケツ穴、俺の指の太さにズポズポ拡げてやるとさ?」
「いっ、いいえ……」
「まぁ、感じてるってことにしとけよ。いくら言ったって、見りゃ分かるんだから」

ああ、ああと息を切らせているスレンダーなヌードの、悩ましく揺らぐヒップから視線を下に、会陰部に。
後ろから覗く割れ目地帯、白い肌に桜色が鮮やかなそこは、しっとり分泌した蜜にまみれていて……。

「濡らしてるぜ、マンコ」
「……!?」

それこそギクリと、悶え悦がりの糊塗に一心だった銀髪の少女が、肩を震わせる。
あからさまに突き出していた秘密の部分を遅まきなが隠したがって、内股気味に肢を閉じようと――しかし、ケンスケがそのままのポーズでいろと、“俺のケツ”を出しとくんだよと、遠退ける動きを許さない。
指を『く』の字に、レイの奥へずずと差し込んでフックに曲げる。

「あっ、ああっ」

カギ爪でアヌスを引っ掛けられた悲鳴が、あの無口な唇を叫ばせた。

「あ、ああ……、あっ、ああっ」

涙目で喘ぐレイに、動くなよと。
急所を支配されたヒップを、吊り上げる。

5 名前:肉体決済@引き気味:06/04/22 07:14 ID:???

「良かったじゃん。ガキっぽいツルツルマンコしててさ」
「……な、なにが」
「だってさ、綾波みたいに個性的な髪してるんじゃ、こんなポーズでケツを写真にしてたら毛の色で誰かバレバレだぜ?」
「そこは……あなたに売ってないわ。勝手に撮って良いなんて、っ、ッッ……言ってないもの……!」
「だから、写っちゃうんだって。撮りたいのはあくまで綾波の――いや、俺のもんのこのケツ。で、角度によっちゃ、この可愛いワレメちゃんも写っちゃうよなぁって話さ」

内部からの派手な食い込み、開孔感に苦悶しているのに。
それでもつっかえつっかえ、ルビーの怒り目が肩越し尖らせた抗議には、またいつもの詭弁である。

「安心しろよ。ちゃんとね、ここはまだ綾波のものだから、モザイク掛けてやるよ」

それにと、邪悪な愉悦をいかにも親切そうに猫なで声で。

「山岸たちみたいにフサフサ立派に育ってきたらさ、俺が責任持って剃ってやるって」
「つぅぅ……、うう……ぅ……」
「ずっとツルツルにしとけば、いくら尻を見せて回っても、毛の色でバレる心配はいらないだろう?」

黙ってがくりと首を折り、屈服した後背位に息を切らせるだけのレイ。
同級生の美しい裸身が逃げる気を無くした後は、差し込まれた指は一気に進んだ侵入を幸い、より少女が敏感になる位置で刺激を送り続けている。
その未開発のアヌスを掘られる妖しい感覚に、耐えよう耐えようと必死な耳に声が近付き『でさ、話は元に戻るんだけど』と。

「ここ――」

言うに合わせてアヌスの粘膜をこそがれたレイが、『ああっ』と幼い背中を躍らせた。

「愉しめるのは女だけじゃなくて、男も一緒にってやり方もあるんだよね」
「わたしは……愉しんで、なんか」
「ポイントはそこじゃないだろう? ははっ、さすがの綾波もケツ穴に突っ込まれて濡れ濡れになっちまってると、頭ボケてくるのかな」

想像が付かないということは、無いのじゃないか。
不吉極まりない言葉のヒントなのか、背に覆い被さるケンスケが太腿にズボンを擦り付けていた。
ゆっくりと動かしてくるその強張りを、ヒップの中心に抜き差しされている指に関連付けて考えるのが、恐ろしい。

(まさか……)

貧血めいた目のくらみが、レイを襲う。

6 名前:肉体決済@引き気味:06/04/22 07:16 ID:???

「折角、サンプルに他のやつの書類を用意してたのにさ、綾波見もしないんだから。どんなことをされるのか確かめもしないで選んじまうってのは、ちょっとどうかと思うぜ?」

俺が言うことじゃないかと笑い声を立てるケンスケは、拒めなくして同級生の少女をねっちりアヌス責め地獄に叩き込んでいるのに、不釣合いに朗らかだ。

「まぁ、問題ないんだけどね」

そう言い置いて、ぱっと身を放す。

「っ、はぁっ、はぁっ……」

漸く開放された汗みずくの身を落ち着かせようとするレイは、さすがにもう油断できないと分かっていた。
ようようの体で首をひねり、壁に掛かった時計を確かめる。

(まだ……こんな時間……)

ケンスケの部屋を訪れてから、一時間も経っていなかった。
やはりと憂鬱に考える。
拘束が解かれたのは、責め苦の終わりを意味してのものではあるまい……。
嫌でしかない予測を裏付けるように、一旦デスクに戻って引き出しを漁っていたケンスケが、一物隠しているとしか思えない笑顔で彼女を呼んだ。

「ほら」

ぽんとデスクの上に黒い樹脂性のスティックが投げ出される。
ポルノ動画でさんざん見せられていた擬似性器、バイブレーターだった。

使わされるのか。まさかよもやの場所で……。
そんな、素裸の少女の怯えを見て取ったのだろう。
眼鏡の下で、口元のカーブがくくっと吊り上がる。

「サンプルも確かめないせっかちさんに、俺からのサービスだよ」
「……分からないわ。何だというの」

7 名前:肉体決済@引き気味:06/04/22 07:16 ID:???

「パイズリとか、胸の使い方は知ってるみたいだから、今度はそのお尻の使い方を覚えてもらおうと思ってね」
「はっきり言って」

分からないということは、怖ろしいということだ。
焦らしてからかっているのだと分かるから、肩を強張らせるレイの言葉は強い調子となっていた。
闇夜に盛んに吠え立てる犬の落ち着きの無さと、それは同質のものだろう。
あれほど見せるものかと心に決めていた未成熟の秘部も、すっかり隠すことを忘れてしまっている。
無愛想ないつもよりに遥かに刺々しいレイをもう一度へらっと笑って、ケンスケは言った。

「モデルを使って、見せてやるよ」

デスク脇の壁に丸めて仕舞い込んである暗幕だと、彼ががニヤニヤ歩み寄って披露するまで、レイは意識に留めすらしなかった塊に『出番だ』と爪先で小突いて命じて。

「なっ……!?」

黒い小山が立ち上がった。
マントのようになびく暗幕に、はっと息を飲む鮮やかな白さ――裸の手足が、布をぬっぽり胸まで被った下に伸びている。
裸の、少女の躯だ。

第三者が居合わせているとは露ほどにも考えていなかったレイに、衝撃を与えて。
顔を明かさないその少女を得意げに、ケンスケが『モデルだよ』と紹介したのだった。

 ◆ ◆ ◆

8 名前:引き気味:06/04/22 07:20 ID:???

レイの練習で書きだした筈が、やっぱり気が付くと書きやすいケンスケで文を進めているような。
これくらいの20kb程度でhtml化する一回に区切って、見直しに気を付けた方が良さそうですね ('A`)

9 名前::06/04/22 12:38 ID:PJ/LzgCM

>>前スレ533 引き気味さん
誤字とかいろいろ多い駄作にコメント頂いてありがとうございます(´Д⊂
掲示板に直書きしてると、本当なら直さないといけないト書きでの名前の連呼
とか放置になっちゃうときあるのでお恥ずかしい。

ちなみにマナはシンジのお尻を掘るのが好きで、レイは舐めるのが好きで、ア
スカは顔面騎乗でマユミは女装コスプレさせるのが好きみたいな、みんなどっ
かおかしいって感じで書いてます(´・ω・`)

10 名前:引き気味:06/04/23 06:10 ID:???

>>9 黒さん

BBS抽出ログの294に、4/20までの分を追加しておきました。

>掲示板に直書きしていると

私もテキストエディタで書いている時点で、掲示板への投下前には一応のチェックはしていますけど、それでも粗い仕上がりです。
文中の近い位置で「レイが」「レイの」「レイは」と同じ言葉の使用を続けてしまっていますし、文末のリズムも大概スマートじゃありません。
「肉体決済」の9話にあたる今回までの投下分にしましても、なんだか仏書院分が足りないなぁ……と物足りなく思っていますし。

ここらはやはり、ある程度まとまった量になってから(私の場合、20kbが目安でしょうか)html化の際にチェックして手を入れることにしています。
ローカルだけで確認していた時には目に付かなかった問題点も、何故か一旦投下して他人の目に晒すと――より厳しくチェックできたりなんてこともありますしね (;´∀`)
そういったものですので、ここの板に投下するのは叩き台だという捉え方でも良いと思います。
区切りが付いたなら、また改めて手を入れて、メールでの投稿なりで読ませてくださいな。


11 名前:骨型:小GEN-DOH:06/05/05 16:12 ID:RpvN7EIY

自室のベッドで深く眠っている(失神しているとも言う)カエデをそのままに、シンジは表へと出た。
待っていたのはアオイ。
「さて、アオイさん。状況はどうなっています?」
「浅利ケイタ以下二名の情報は、意図的に戦自内部にリークしました。オーファンチームは一佐の思惑通りに突き上げを食らっている模様です」
普段は敬語など使わない二人だが、仕事中は違う。
それが自宅であってもジオフロント内であっても、瞬時に使い分けられる呼吸が、二人にはあった。
「で…次は僕と同年代のスパイが送られてくる、と」
「いつもの事ながら…よく判りましたね?」
「ええまあ。で、目的はネルフの情報の漏洩か…僕の拉致ですか」
「その通りです。どうしますか?今なら市内に入った直後に確保して処分するのも不可能では―」
強い眼光でまくしたてるアオイ。自分のオトコへの無用な危害は優先的に排除しよう、というのは彼女に限らず、シンジの妾全員の総意でもある。
「いえ、どうせならある程度食い込ませましょう」
「な―!?」
「どうせ男女の組でしょう?この際意図的に偽情報をリークさせるのもいいのでは?」
それはつまり、女の方をシンジが篭絡させる、という意味で。
アオイとしては、複雑な心境ではあった。
「…設定は幼馴染。で、両親が第三使徒と戦自との戦闘で死んでしまったから、ここ在住の身内を頼ってこの街へとわざわざやってきた…って所ですかね」
「何が…?」
「ああ、連中の建前ですよ。で、その二人の名前、判ります?」
「ええ、まだ不確定ではありますけど…」
ぱらぱらと書類をめくり、二枚の顔写真が写ったものを手渡す。
「霧島マナ、ムサシ・リー・ストラスバーグの二名が最有力かと」
「ふむ、やっぱりね」
「は?」
ニヤリと笑みを浮かべたシンジに、アオイもまた怪訝そうな顔をした。



12 名前:骨型:小GEN-DOH:06/05/05 16:14 ID:???


「と言うわけで、協力してもらえるかな?」
「…大丈夫なのか?」
「無茶はしないさ。見張りは付けておいてくれて構わないから。向こうだってむしろ監視があった方が安心するでしょう」
「ほう?」
向こうとてこれが罠だ、という予測も立てて行動に移している筈だ。
逆に監視がなければ深追いせずに退くくらいの芸当はやるだろうし、あったとしても拉致をできる算段をつけてから行動に移すだろう。
それまでの間に、女性の方が寄ってくるのに任せて懐に呼び込み、虜にしてしまえばいいという訳だ。
「まあ、戦自での僕の評判にも拠るんだけどね」
シンジ自身の手腕については、そういう意味では日本国内では然程メジャーではない。
「『親の権力を笠に着て、好き勝手しているドラ息子』と言ったところなら楽なんだろうけど」
飛び級制度のない日本では限度がある為、ドイツやアメリカで色々と学び、戻って来たのが二年前。
そこからネルフの訓練をこなし、同時に碇家の帝王学を学んだシンジである。
表に出ている風評は然程高いものではないだろう。
「一応、僕がナイーブだの傷つきやすいだのマザコンだのと色々と流しておいてくれる?九割がた大丈夫だとは思うけど、念のために、ね」
「…良いのか?風評被害と言うのは馬鹿にならんが」
「まあ、レイやマヤさん達が誤解しないでくれるのならそれでいいよ。他はまあ…どうでもいいし」
「判った。だが、万が一にも拉致されるようなヘマはするなよ」
第四の使徒をゼーレが解き放つのもそう遠くはない。
ある程度こちらで管理できるとはいえ、そういう所での小さなミスは後々大きな問題になる。
「判っているさ。折角改変された補完計画を、また再考されては堪ったものじゃないからね」


13 名前:骨型:小GEN-DOH:06/05/05 16:15 ID:???


その日。己が生贄だと自覚していない少年と少女が、この街に降り立った。
「…ここが第三新東京市…か」
「…うん」
陰鬱な表情で頷く少女。
「行こうぜ、マナ。義姉さんの潔白を証明するためにも、俺達は今回の仕事を成功させなくちゃならない」
「ええ…そうね。行きましょう、ムサシ」
だがそれも決意を秘めたものにすぐ変じ、しっかりとした足取りで歩き出す。
と。
『避難警報が発令されました。市民の皆様は、速やかにシェルターへと移動してください。繰り返します。避難警報が発令されました―』
「…え?」
「ええええええええ!?」
「きょ―」
「今日なのぉ!?」
背後を見る二人。だが、列車は当然既に走り去っている。
「…どうする?」
「私たちにシェルターなんて用意されてないわよね…」
「とにかく、郊外へ逃げよう!」
「え、ええ…!」
何かもう色々とこちらの予定を覆してくれた存在に怨み言の一つを吐く暇もなく、二人は弾かれたように走り出した。



14 名前:骨型:小GEN-DOH:06/05/05 20:17 ID:???


「やれやれ…思ったより来るのに手間取ったようだね」
シンジの呟きに反応したのは、マヤだった。
『その分慎重に準備を重ねてきたはずよ。気をつけてね』
多くの人間はこのやり取りを使徒と戦うシンジへの気遣いだと捉えただろうが、一部の者はこれから起きる『イベント』に対する注意だ、と察していた。
「そうだね…。ま、さっさと終わらせて『劇的な出会い』を演出しましょうか」
シンクロを開始した初号機の中で、シンジは小さく笑みを漏らした。
射出されたのは、都市部から少々離れた小山の中腹。
つまり―
「っ!ミサトさん!!」
『子供!?』
市街地を離れようと走っていた彼らの目標地点に。
『データ照合…市民名簿にはありません!』
『じゃ、どうやって来たってぇのよ!?』
『判りませんよ―あ、データ来ました!昨日市民登録された第二からの転居者です!本日付でこちらに住居が登録されています』
こちらを呆然と見上げている二人。
「…どうしましょ?」
(感謝しますよ、マヤさん、リツコさん)
シンジの思惑に協力してくれた二人に感謝しながら、取り敢えず手段を問う。
『シェルターの場所がわからなかったってこと!?』
『シンジ君!…瞬殺。出来る?』
「了解!」
そのまま一気に初号機を疾らせる。
使徒がこちらを知覚したらしく、こちらに狙いを定めるように旋回して下りてきた。
(母さん、痛いのは…嫌だろう?だったら…とっとと奴を殺すよ)
巨体が着地し、こちらを視認した瞬間。
「ふっ!」
初号機の左手が、使徒の体を貫いていた。
そのまま引き寄せて、光球を右手で叩き砕く。
ぶるぶると、両腕の鞭を振るう事すら許されず。
第四使徒はその生命活動を停止した。
「さて、で、次は?」
『ああ、さっきの二人を掴んでそのまま下りて来て』
「はいはい」
今度は悠然と射出口へと歩きながら、外部マイクをオンにする。
「あぁー…、そこの。そう、そこの二人」
そもそも歩幅が違う。逃げようとしても逃げられないのは自明だ。
それを察してか、逃げる様子のない二人の側まで歩み寄ると、ひざまずく様にして手を差し伸べる。
「手に乗って。乗らないと、勢い余って握り潰される危険性を覚悟してもらわなきゃならないんだけど」



15 名前:骨型:小GEN-DOH:06/05/06 00:24 ID:???

「二人は?」
初号機から下りたシンジは、まずタオルを渡してくれた黒服にそう問うた。
「確保して個別に尋問室に連れて行ってあります」
「ん。それなら、男の方はそのまま帰らせていいよ」
「は?良いのですか?」
「うん。厳重注意さえしておいてくれれば、それでいいよ」
頷きながらも、黒服はちょっとした疑問を顔に浮かべたまま。無論、問い返してくる事はないが。
「ああ、もしもう一人について聞かれたら、こう答えておいて。『先程のパイロットが彼女と話がしたい、と告げたので、少々遅くなる。なに、連絡先を教えておいてくれればすぐに送り届けるとも』ってね」
「…はあ?」
「僕が、彼女を気に入った、って事ですよ」
「あ、ああ!判りました。そう伝えましょう」
やっと得心したのか、黒服はそそくさと歩き去っていった。
「…。僕のイメージって、この中でもそんななのかねえ」
ちょっとだけ溜息をつきながら。
シンジも体に付着しているLCLを落とす為に、ケイジを後にした。



16 名前:骨型:小GEN-DOH:06/05/06 00:24 ID:???


「やあ、霧島マナさん。初めまして。碇シンジです」
「え?あ、あのあの…」
突然現れたシャツ姿のシンジに、きょとんとした顔をする少女。
「あれ?僕に用があったんじゃなかったっけ?」
「…!?」
にこやかに問うシンジに、だが一気に緊張するマナ。
「ん…戦略自衛隊第三十七独立部隊、通称『孤児部隊』所属、霧島マナ三曹。ああ、新兵器のテストにも参加していたようだね」
「…まさか…」
「ん…?もしかして、ばれてないとでも思ってたのかい?」
「…!!」
ばっと立ち上がり、シンジを組み伏せようとするマナ。
置いてあったペン一つでも十分凶器の一つになる。マナは迷いなくシンジの首筋にそれを突きつけようとして―
「ふふ、情熱的だねえ」
シンジにいきなり唇を奪われた。
「ん、んーっ!?」
「おや、初めてだったかな?…大丈夫。すぐ気持ちよくなるように可愛がってあげるから」
「ちょ、やめ…!」
抵抗しようとするが、今度はあっという間にシンジに姿勢を入れ替えられてしまう。
「ほらほら、暴れないの。君だって僕に接触する上で、こうなる事をある程度は覚悟していたんだろう?」
「っ…。…っあ!あっあ、あああ!!」
「そうそう。そうやって素直に感じてくれたほうが、僕も嬉しいな」
「っく…ふ…!む…さ…しぃ…!」
「うん、濡れてきたみたいだね」
にっこりと、シンジはとても綺麗な笑みを浮かべた。


17 名前:FOX:06/05/07 00:07 ID:???

>骨型さま
 マナ登場ですね。
 どうも中途半端な情報しか彼女に与えられていなかった(シンジの顔も知らなかった?)ところをみると、彼女自身が餌かあるいは一種の威力偵察のようなものだったのかもしれませんね。

 しかしいずれにせよ、ムサシのところへ戻った彼女がもはや元のマナではなくなっているのは確実でしょうから……。
 マナの変身ぶりがどうなるのか、それがムサシにどう映るのか、楽しみです。

18 名前:骨型:小GEN-DOH:06/05/07 01:24 ID:???

>FOXさま
感想ありがとうございます。
…えーと、マナはシンジの顔を知らなかった訳ではないです。
ただ、確保された自分に平然と会えるような権限があるとは思っていなかったでしょうし、シンジがネルフの外でしている事と言えばつまみ食いくらいですからw
表だっての活動は、エヴァに乗って使徒と戦うようになったのが日本では最初ですし。
一種の内弁慶のようなもの、とも言えます。

シンジの女好きを知っていて、家族の絆の強い孤児部隊の、しかも彼氏(ムサシ)持ちを選抜して、なおかつ彼氏彼女で行かせた、というのが戦自『孤児部隊』長官の思惑です。
シンジの手管を侮っている、といった所でしょうか。

シンジの彼女とかが「寝取られ」る系統は多いのに、シンジが能動的に「寝取る」のはあんまり多くないかなー、というのが、このマナのくだりを書き上げるに至った経緯だったりします。
黒シンっぷりを披露する為にも、この際書いちゃえ、とw
本当はガギエル後くらいにして、アスカ×マナというのもいいかなと思ったのですが、予定前倒しです。
けれども、ムサシとマナはここで一旦お休みにしようかな、とも。
ラミエル戦が終わって、JAの件が終わった後くらいまで出さないでおくのも、それはそれで『何をされているのか』とかを妄想できそうでいいかなぁ…って思っていたりもするのですが。

とまれちょっと筆が進んでいますので、近日中に次を出せるかな、と。
ああ、ついでにもう一つ。
シンジの笑顔にはユイ系の綺麗な「天使笑顔」とゲンドウ張りの「ニヤリ笑顔」がある、と思っておいてください。
主に女性には前者、野郎には後者を披露する感じで。

19 名前:骨型:小GEN-DOH:06/05/07 02:13 ID:???


「ふう」
「…」
唇を噛んで顔を逸らすマナには取り敢えず構わず、シンジは汗ばんだ髪を軽くかき上げた。
「思惑とは随分食い違った…なんて、世の中にはよくある事だよ。あまり気に病まない方がいい」
「貴方がっ…!それを言うの!?」
「ん…?まあ、僕は大体四つから五つの予測を必ず立てているからね。実際君が最初僕にしてきた事…というのはその中の三つ目に該当しているよ」
「馬鹿にして…!」
「否定はしない。与えられた任務に猪突する兵士…なんてのは基本的に読み易いから」
ズボンを履いて、取り敢えずマナに手を伸ばす。
「でも、気持ち良かったでしょ?マナ」
「っ…!」
逸らしたままの顔が赤らむのに、満足して笑みを浮かべる。
それが最後には悩乱した自分への羞恥か、それとも名前を呼び捨てにされた怒りや照れの類なのかはさておいて、だが。
「さて、脱がしておいてなんだけど、取り敢えずその服着てくれる?濡れちゃった下着はまあ、任せるけど」
替えが欲しければ持ってこさせるよ?と聞き返すシンジに、力なく頷きながら服に手を伸ばすマナ。
ほどなく持ち込まれた下着を履き―上は当然ながら濡れていない―、マナはやっとこちらを見つめてきた。
「…何を、するつもり?」
「ああ、心配しなくていいよ。ちょっと、会って欲しい人が居るんだ」
「あってほしいひと…」

20 名前:骨型:小GEN-DOH:06/05/07 02:14 ID:???


連れて来られたのは、独房の一室。
そこでは一人の女性が全裸で自分を慰めていた。
「お…お姉ちゃん!?」
「あは、まな?」
トウジの妹を拉致し、その経緯でネルフに捕えられた最初の戦自隊員の片割れである。
シンジに責められ、思うさま嬲られた所為で、ずうっとこのままの状態なのだ。
「まなもここにきたの?うふふ…ここはとってもいい所なのよ」
「何…したの?」
こちらを蒼白な顔で見つめてくるマナ。その言に冷たい怒りが篭もっているのは、仕方ない事だろうか。
「マナにしたのより、ちょっとだけハードな事。ちょっとだけ刺激が強すぎたみたいだね」
正確にはちょっと、どころではない。尋問を兼ねていたから、それこそ狂れてしまっても構わない、というつもりでやったのだ。
事実それ以来意識はずっとトんだままだ。
「あ、心配しないで。僕以外の男性職員は手も触れてないよ」
孤児部隊から追加のスパイが派遣される事を見越しての、シンジの策である。
ミサトが見立てた他の部隊の『虫』は目下碇屋敷地下にて調教の真っ最中である。
紫垣親子が腐心しているから、出る頃にはそこらの娼婦や壊れたこの女性よりももっと男性受けする淫乱に成り果てている事だろう。
「取り敢えず、君達が来たら会わせてあげようと思ってね。本来ならしかるべき処分に移るところだったんだけど」
女性から目を逸らして、シンジの言葉を黙って聞いていたマナだが、ふと思い出したようにシンジに詰め寄った。
「ケイタ兄は…ケイタ兄はどうなったの!?」
「ケイタ…ああ、彼女と一緒だった彼か。隣り合わせの独房に入っていた筈だけど…。ねえ!」
シンジも疑問に思い、看守に声をかける。

21 名前:骨型:小GEN-DOH:06/05/07 02:17 ID:???


「はい、なんでしょうか一佐」
「この人の隣に居た捕虜は?」
「ああ、それでしたら入って三日後に発狂しまして。保安部のラボに移送されました」
「…あちゃあ」
顔を押さえるシンジ。
「な、何?」
「もう生きてないみたい」
それは間違いないことだ。
リツコのラボであればドグマのリリスの餌になっているし、保安部直属のラボであれば頭骨を外されて機械的な尋問を受けている事だろう。今回は保安部だから後者だ。
「お姉ちゃんは…どうなるの?」
「そうだね…。当初の目的は果たしたし、早いうちに安楽死でも―」
「そんな!?」
「とは言え、無駄飯食いを養っておく余裕は、実のところあんまりないんだよ。ネルフも」
「…お願い、お姉ちゃんを助けて…?」
「ふむ。構わないよ」
いとも簡単に応じるシンジ。
「ただし…世の中ギブアンドテイク。君が僕の願いを聞いてくれるなら、だけど」
「…いいわ。この体でいいなら、いくらでも好きにすればいい」
「…そういう事じゃあないんだけどな。まあ、向こうと手を切って、僕の恋人の一人になって欲しい、って事なんだけどね」
大差ないか、と言われればそれまでかなと締めて。
「さ、返答は如何に。考えたいなら時間は上げるよ?」

22 名前:骨型:小GEN-DOH:06/05/07 02:22 ID:???


取り敢えずマナを最初の部屋に送った後、そこから出てきたところでシンジはミサトに捕まった。
「どうしたんです?ミサトさん」
「ねえシンちゃん。ちょーっち、聞きたい事があるのよねん」
「はいどうぞ」
「今の部屋のあの子達、スパイなんだって?」
「ええ」
平然と即答するシンジに、なんとなく得心した表情でミサトは次の問いを口にした。
「もしかして…あの捕虜の名前、実は知ってたわね?シンちゃん」
「ええまあ。碇の『耳』はこと日本限定なら、ネルフより数段聡いですからね」
ついでに言えば、碇家の所有する諜報機関の所属者はネルフ内にもそれなりに居り、戦自やら他やらのスパイを随分前から厳しく取り締まっている。
「やっぱり…。じゃああの子達が今日来る事も?」
そう思い至ったのは、マヤとの会話に含むところを感じたから、との事だが。
「使徒襲来と被ったのは偶然ですよ。第二から電車に乗った所からは確認してますけど、そこまで逐一情報を仕入れていた訳ではないです」
「ふむ…。まあ、被害を未然に防げたのは決壊オーライかしらね。…で、その子どうするつもり?」
「ああ、それですけど。独房の『彼女』を人質にしてこっちに引き込みました」
「引き込みって…大丈夫?」
「まあ、返答待ちですけどね。諾以外の答えは返せないようにしてありますし、なんとかなるでしょう」
そういう事ではない、と言外に告げるミサトの視線に応じるように、そのまま続ける。
「すぐには使えないでしょうけどね。取り敢えずこれから暫くはじっくりと理性を壊さないように、僕自ら教え込む事になりますね」
にい、と至極楽しそうな笑みを浮かべるシンジ。
「うわ、凄そうねえ」
「…そんなに凄くはないですよ?」
だが、先日『尋問』を間近に見たミサトにしてみれば説得力は欠片もなかったらしく。
「凄そうねえ…」
ミサトはこの後数日、シンジの顔を見るにつけて浸るようにそう呟いていた。

23 名前:引き気味:06/05/07 23:18 ID:???

>シンジの彼女とかが「寝取られ」る系統は多いのに、シンジが能動的に「寝取る」のはあんまり多くないかなー、
>というのが、このマナのくだりを書き上げるに至った経緯だったりします。

それは良いのです。とっても。
書くのは苦手でも、読むほうとしては大好きなスタイルですから。
なのに、

>「でも、気持ち良かったでしょ?マナ」

この(省略)は一体…… (;´∀`)
そこじゃないですか、一番大事なのは〜! と言うてみたり。

24 名前:骨型:06/05/08 20:04 ID:???

>引き気味さま

>そこじゃないですか、一番大事なのは〜! と言うてみたり。

確かにw
ですけど、この時点でのエロ行為は寝取り要素としては薄いんですよね。
ある程度マナはこういう目に逢う位の事は覚悟しているでしょうし。
ですから、むしろ過程を日常シーンの一つに組み込もうかな、と。

とまれマナ編はそういう理由から暫く日常に埋もれます。
宜しくお願いします〜。

25 名前::06/05/09 02:28 ID:KVUtZGxM

「あ、あやな……」
 ぬるりと舌が蠢いた。
 小粒な乳首を時計回りに一周するのにも悠に10秒近くもかけて、マナがあまり興味を示さないなが
らも確実に性感帯として存在している部分を嬲っていく。
 汗ばんだ肌の塩味を堪能するような丁寧さで肌を這い回り、じわじわとシンジの官能を引きずり出し
ていこうとしていた。
「痛くされたりしなかった、碇君?多少は仕方ないかもしれないけれど、もし本当にひどいことをされ
たりしていたら私に言うといいわ」
 囁きかけてくる声音はいっそ優しげと言っていい。
 そして彼女の行為もまた愛撫と呼ぶに相応しい類のものだった。
 だが、いかにそうであってもシンジにとっては屈辱的であることに変わりはなく、もしかするとマナ
にされているように強引に菊座を犯されるよりもなお、つらいと感じることがある。
「答えて……」
「くっ……」
 唾液で濡れた胸板から顔を上げたレイが、熱い吐息と共に舌を耳孔に差し入れた。
 全校男子生徒のそれなりの数が――絶対多数ではないが、決して少数派ではない――その冷たささえ
覚える視線に貫かれてみたいと憧れを抱く少女が、常日頃の仮面の如き冷静な表情を内からの熱に溶か
して彼の耳に、頬に、目蓋に、たっぷりと唾液を乗せた舌を這わせている。
 シンジ自身も密かに憧れていた。
 魔が差したとはいえ、放課後の教室に置き忘れられた彼女の汗が染み込んだ体操着に手を伸ばしてし
まったのもそれゆえのことだ。
 荒く、忙しなくなっているレイの吐息が彼女の興奮を教えてくれた。
 恐らくは野暮ったい制服のスカートの奥で、悪友に誘われて一度だけ覗き見た女子更衣室で身に着け
ていたのと同じ簡素な木綿の下着に包まれた部分を火照らせているのだろう。


26 名前:& ◆EizqkizmPA :06/05/09 02:31 ID:KVUtZGxM

いちおうまだ頑張ってます(´Д⊂

27 名前:引き気味:06/05/09 23:34 ID:???

頑張れ(w

しかし、ほんとに名前欄がいつもおかしくなってますね。

28 名前:PDX.:06/05/11 14:49 ID:???

 何なんでしょうね?>名前欄
 お使いのブラウザは何なのでしょうか?

29 名前::06/05/12 01:24 ID:bJ7I4bOE

>>PDXさん
Firefoxなんですけど、最初の書き込みはいいんですが、何故か2回目に書き込むと
おかしくなってしまうようでして。

30 名前:PDX. ◆fxX/jFc8nM :06/05/12 13:28 ID:???

 テストその1

31 名前:PDX. ◆fxX/jFc8nM :06/05/12 13:29 ID:???

 テスト
 その2

32 名前:PDX. ◆fxX/jFc8nM :06/05/12 13:33 ID:???

>>30-31は、Windows版のFireFox1.5.0.3を使っての書き込みでした。
 ハンドルが半角英数字なためか、化けてはいないようです。
 でも下記の問題が発生。
 1)>>30の書き込みの後画面が更新されても>>30の書き込みが反映されていなかった
 2)リロードしたら更新され、反映された
 3)その状態で「テストその2」と書き込もうとしたら二重投稿扱いされてエラーになった
 4)2行に分けて書き込んだら(>>31)成功した
……上の1)2)のあたりはキャッシュの問題っぽいですねぇ。
 黒さんのハンドルが漢字を含んでいるのであれば、文字コードの設定とかが原因かもしれないと思ったり。

33 名前:引き気味 ◆HiKiySaFbA :06/05/12 14:03 ID:???

同じく、Windows版のFireFox1.5.0.3を使ってテスト。

34 名前:& ◆vDn3MDiuZY :06/05/12 14:06 ID:???

>>32と同様、表示に反映された様子は見られず。
ただし、Janeでリロードを掛けると、しっかり書き込みされている。
スレの位置もageられていないこの状態で、二回目テスト。

――失敗。名前欄が長すぎるとエラー表示。
リロードを掛け、一回目のテスト書き込みが反映された状態でまたテスト。

35 名前:引き気味 ◆HiKiySaFbA :06/05/12 14:09 ID:???

>>34で書き込み自体は成功したものの、名前欄に異常発生。
黒さんのトラブルと同じであるっぽい。

見てみると、名前欄自体に入力が保存されているべき「引き気味#×××」の表示から、引き気味等の大部分が消えてしまっている。
名前欄を再入力して、またテスト。

36 名前:引き気味 ◆HiKiySaFbA :06/05/12 14:12 ID:???

書き込みは反映されたものの、更新された後の名前入力欄からはまた「引き気味」の文字が消え、入力した覚えの無い半角文字になっている。
この状態で再度書き込みを行うと、「&〜」の名前になるものと思われ。

つまり、私の環境に於いては、FireFoxで書き込みをするなら、名前欄は毎回入力し直さなければならないらしい。

37 名前:引き気味:06/05/12 14:14 ID:???

結論としては、専用ブラウザの使用等をおすすめします。
ネタ投下等、長文レスの書き込みも管理しやすくなりますしね。


38 名前:骨型:06/06/16 00:07 ID:???

二日後。
シンジの姿は機上にあった。
「扱き使われているなあ…」
機内に特別に誂えられたトレーニング施設でいつも通り汗を流した後、シンジはそう呟いた。
「…そうですね。私も今回の渡独には賛成しかねます」
そう呟いたのは、秘書として同行してきたカエデだ。
本来は秘書としてならアオイが一緒の筈なのだが、今回に限っては違う理由もあって彼女が選ばれたのだ。
「視察、と言えば聞こえはいいですけれど、実際は顔合わせでしょう!?」
「おや、嫉妬?」
「そ、そんなことないわよ!?き、霧島さんの事なんか気にもしてないんだから!」
なんというか、物凄く嘘が下手だ。
「ああ、マナは、ね。早めにめろめろにしておかないと、困るのこっちだし」
「…だ、だから気にしてないわよって!」
「…ごめんね、カエデさん」
珍しくシンジは表情を変えた。
「え?」
「本当は、僕一人で行くべきなんだろうけどね。でも、向こうには僕の存在を快く思わない人も多いから」
「…ん」
「しかも呼びつけた理由、多分顔合わせだろうからねえ…」
「顔合わせ?」
「正妻その二…ローレンツ卿の孫娘さんとね」
「渚・カヲル・ローレンツ特務中佐だっけ」
「そう。政略結婚だけど、アスカにも劣らない中々の才媛だね」
僕の好きなタイプだ、と付け加えると、途端にカエデの機嫌は悪くなった。
「ふんだ。シンジ君のスケベ」
「そうだよ?…でもカエデさんだって、今濡らしてるでしょう」
「なっ!?な、なななっ…!!」
慌てふためくが、否定しない辺り彼女もまだまだ読み易い。

39 名前:骨型:06/06/16 00:07 ID:???


「カエデさんは可愛いなあ」
にこにこと笑いながら、カエデの頬を優しく撫でる。
「取り敢えず、ドイツにつくまで…休ませないよ♪」
「え?あ、んんんっ!!」
撫でる手をそのまま後頭部に当てて引き寄せ、優しく唇を奪う。
そのまま反対の手で服の上から柔らかく撫で上げながら、シンジは反撃さえ許さずに。
「ん。…ほら、大洪水♪」
「それは、シンジ君が今…ふああ!」
ずん、と真下から突き上げた。
「このまま抱えて上下運動って、トレーニングになりますかね?」
「し…知らない…っ!」
必死に喘ぐのを我慢するその顔が、どうしようもなく可愛くて苛めたくて。
「じゃ、このままシちゃいましょう」
「え、ちょ、待って!たまには私がおねぇさんとしてシンジくんをリードしてあ…」
「却下です♪」
「あん…あっ…やああっ!!」

40 名前:骨型:06/06/16 00:08 ID:???

事が済んで、暫しの休憩中。
「ねえ、シンジ君」
カエデはふと疑問に思った事を口にした。
「ん?」
「その…霧島さんって、監視つけなくて良かったの?」
単純に好奇心からで、シンジが彼女の事を考えていたら嫌だな、という嫉妬ではない筈だ。…多分。
「ああ。今は多分、彼女学校に行ってないと思うよ」
「え?」
「リツコさん達に頼んできたからね。むしろ渡独してる間に壊されないかがちょっと心配だなあ」
「…赤木主任と…誰?」
「マヤさん。嫉妬深いからねえ…凄く」
「あー…」
少々前まで嫉妬していた事は棚に上げて。
カエデはマナにかなり同情の意を送った。
…交代するか?と聞かれたらマッハで首を横に振る覚悟と共に。



41 名前:骨型:06/06/16 00:08 ID:???

「やあ、初めまして碇シンジ君。私がカヲルだよ」
「こちらこそ。初めましてカヲル・渚さん。僕が碇シンジだ」
無駄に長い車を侍らせ、少々皮肉気な笑みを浮かべる少女に、こちらも笑み―ただしこちらは満面のそれ―で返す。
「…おや」
「どうしたのかな?」
「いや…ちょっと驚いてしまってね」
まさか笑みを返されるとは思っていなかったのか、カヲルは少しだけ顔を赤らめて視線を揺らした。
「…で。君がここに居る、という事は案内も仰せつかっている筈だね?」
「その通りさ。さ、これに乗ってくれたまえ。…護衛の貴女には、申し訳ないが同行してもらう訳にはいかないけど」
「何故でしょう」
「これがネルフのA級機密に属する事項だからさ。シンジ君も私も、肩書きはともかくこの機密に触れる事を許可された一部の職員という事だね」
「まあ、言ってしまえば父祖のコネってことです。というわけで、カエデさん。アスカと合流して、ご機嫌取っといてください」
「ええっ!?」
むしろそっちの方が困る、とばかりに悲鳴を上げるカエデ。
「ああ、癇癪『愛するアスカへ。誰よりも君に会いたいのは山々だけれど、公人としての立場もあるから、ちょっとだけ遠回りするよ。ごめんね』と伝えておいてくれれば、きっと大丈夫ですよ」
「あ、愛っ!?」
「ええ。お願いしますね。…ああ、愛してますよ、カエデさん」
「そ、そそそんな事を言われたって懐柔なんてされないんだからねっ!?」
「はいはい」
(扱い易いなあ)
にこにこと笑いながら、シンジは車に乗り込んだ。
後に残されたのは、真っ赤になって表情をどう変えるべきか悩むカエデと、どう声をかけるべきか悩むドイツ支部の職員達だった。



42 名前:骨型:06/06/16 00:08 ID:???


「さて。それでは何の話をしようか、カヲルさん」
時間は結構あるからね、と問うと、カヲルはくすりと微笑んだ。
「判ったよ。ベッドは奥にある。私も少ししたら向かうから―」
「…?何か勘違いしていないかい、カヲルさん」
「え?」
「そういう『会話』っていうのはもう少し大人になってからの方が望ましいと思うんだれけどもね」
「おや」
今度こそ驚きを表情に乗せたカヲルは、素直にこう聞いてきた。
「私の所には碇シンジは結構な好き者だと聞いていたのだけれども」
「ふん?人を色情狂のように言わないで欲しいね。カヲルさん」
少々不快を端に滲ませながら、シンジは小さく頭を振った。
「僕はね。大事にするべき人と道具として活用する奴は区別する性質なんだ」
だから、と十四歳にしてはすばらしく美しい曲線を描くその肢体を前にして、シンジはこう断言した。
「道具として扱わないのであれば、十代前半の少女の体に刻み付けていいものなんて、何もないというだけの話だよ」


43 名前:骨型:06/06/16 00:10 ID:???


ドイツ支部の門を潜ったカエデを待っていたのは、当然の如く仁王立ちする赤毛の少女だった。
「あら、カエデ。シンジは?」
そして開口一番は、予測通りにそれだった。
「久しぶりね、惣流特務二尉。碇特務一佐は現在ローレンツ特務中佐と特別任務中です。…残念だったわね?」
あくまでも最初は事務的に(とは言えある程度私情も出たのだが)カエデは答えた。
「あらそう。残念。…で?何か託ってるでしょ?」
「え?」
「シンジってそういう事、忘れないもの。で、何て託ってるの?」
「っ…」
車に乗っている間に、言わないと決めたカエデだ。
「なあに?そんなに妾のアンタには口にしたくもないような内容だった?」
「いいえ。ただちょっと、アスカが可哀想かな、って」
言葉にちょっと大げさな同情の表現を乗せ、そしてあくまで淡々と告げる。
「え?」
「『やあアスカ。僕はちょっとカヲルさんとよろしくしてくるから、暫く待っててもらっていいかい?』だって。…頑張らないとねえ、アスカ?」
「あらそう」
だが、アスカは不敵に笑みを浮かべた。
「『愛するアスカへ。誰よりも君に会いたいのは山々だけれど、公人としての立場もあるから、ちょっとだけ遠回りするよ。ごめんね』ね。ふふ…シンジったら♪」
「え!?」
「アンタねえ。…その場所にはうちの支部の職員も居たっていうの、忘れてるでしょ」
「…あ」
「まったく…。まあいいわ。バカヲルの事はアタシも知ってるしね」
ふう、と溜息をつくアスカ。
「行きましょ。着任の挨拶、しなきゃいけないでしょ?」
先導して歩きながら、ぼそりと呟く。
「血筋も才能もあるってのは大変よねぇ」
「…アスカ、変わった?」
前に会った時にはもっと幼さを感じたように思うのだが。
「前にシンジと会った時にね。言われたのよ」
「いか…シンジ君に?」
「『アスカ。次に会う時には体も心も前よりより大人になっていようね、お互い』ってね。アタシはシンジとの約束だけは守るのよ」
あとシンジのためにバージンもね、と薄く微笑するアスカに、ぞくりと背筋が冷えるのを自覚せずには居られないカエデだった。


44 名前:骨型:06/06/16 00:21 ID:AAcpcvnM

と言う訳で、ちと書いてみました。
十四歳って、年齢的には結構あやふやなところじゃないかな、というのが個人的な印象だったりします。
経験しててもおかしくはないけど、大事にしてもおかしくはない、みたいな。

まあ、エロ小説だからどこかで一線を踏み越えるのは確かですけど、メインは後にとっておくのがやはり吉でしょう(マテ
と言う訳で、カヲル&アスカは暫くお預け、といったところでしょうか。

ついでに言うと、シンジのスタンスが結構あからさまに出てきたかなと。
アスカ>カヲル>>(越えられない壁)>>妾ズ>>(更に越えられない壁)>>>マナやヒカリ>ほか。

アスカとカヲルがアスカ&カヲルになるか、はたまたカヲル&アスカになるかは…まあ、評判次第かなと。

45 名前:Gein:06/06/18 16:33 ID:nICsQNbQ

初めまして、Geinです。
早速ですが、ダークモノでこんなのはどうでしょう、リクエストとしてのプロットです。
設定としては、EOE後にセックス殺人鬼になってしまったシンちゃんです。
ストーリーのプロットですか、どんどん悪夢を膨らませて頂けたら幸いです。


1.連続強姦殺人鬼(シンジ)逮捕。
 年齢は20代後半から30代前半、痩せ形で人畜無害そうで物静かな外見

2.それに至るまでの経緯、犠牲者の報道
 イメージ
 ●月○日に女性が遺体で見つかる、殺人事件として捜査
 しばらくして又、犠牲者が・・・
 犠牲者は10代〜30代の女性、容姿はまちまち、
 犠牲者によって遺体の損壊具合に著しい相違があった
 殺害方法にムラがあり犯人は複数と見らる、複数の殺人鬼に恐怖する住民、捜査は難航

   殺害方法について
   物静かで大人しい女性(綾波レイっぽい?)
      首を真横に斬り裂くが致命傷で、他には傷は少ない
      又は鳩尾から臍の下まで一文字が致命傷、しかし生殖器には至らない傷
      顔面には傷無し、稀に額に縦又は横の切れ目を付ける事あり
   強気・挑発的・利己的な女性(アスカ・ミサトっぽい?)
      顔面及び生殖器をナイフで原型を留めない程破壊=人格の否定、絞殺
      乳房は切除又は破壊、指は切断
      腹部がズタズタで内蔵が飛び出している事多し、眼球が抉られている
   年齢が下がるほど、破壊は少ない傾向
      ただし例外アリ
   あくまで傾向

46 名前:Gein:06/06/18 16:34 ID:nICsQNbQ

3.とある偶然から、シンジが逮捕される
 候補
 逃げ出した女性
 彼を不審に思った、ありふれた人物の通報

4.副主人公及び、その相方登場、
  20代後半(仮)の女性、心理学者、犯罪被害者のカウンセラー、仮名K(オリキャラ?)
  理由、
  被害者のカウンセリングに役立てる為
  シンジが当時、有名だった為

  相方のデータ
  犯罪捜査官、男性30代後半〜40代前半、プロファイラー、仮名L(オリキャラ?)
  理由、
  面接予定だった、
  KとS、2人きりでの対面に危惧を抱いた、
  又はその規則上で、困った彼女に協力を申し出た

47 名前:Gein:06/06/18 16:36 ID:nICsQNbQ

5.以降順不同
A.プロフィール説明、
  チルドレンだったという驚愕の事実、男娼・ホストの経験有り
  バイセクシャルだが基本的にはノーマル嗜好(女性が好き)

  KからLへ協力の申し出
  理由
  彼女がシンジに興味を持った、
       彼の末期の被害者の目など

B.シンジ、小学校中学年から分裂症の傾向アリ
      中学校入学頃には、すでに重度の分裂症
      ただし、表面上は口数の少ない優等生

C.シンジが「組織」に入ったのは、殺人鬼と非殺人鬼の境目と思われる
      組織において
      苛酷さは彼の分裂症を進行させる
      綾波レイとの交流は、精神に安定をもたらす可能性があった
      しかしアスカの登場は、寡黙少女との交流を極端に停滞させる
        レイについて
        彼と同じ「虚ろ」をもった少女
        類は友を呼ぶから、愛情に発展の可能性アリ,上司は度外視で
        アスカについて
        その性格は、良い意味でも悪い意味でも劇薬であった
        彼女の積極性・独善性は、レイとの交流において極めて障害だった
      精神病患者の母親に、よく見られるタイプ
      攻撃的で、人に敵意を抱いており、挑発的
      アスカはほぼ100%合致、ミサトも7割方当てはまる
        ミサトとの同居について
        慢性的ストレスの原因と見て間違いないだろう
        アスカの追加で、拍車が掛かった可能性大
      特にアスカは、レイに対して、激しい攻撃性を示し敵意を持って接していた
      同類意識からレイに同一感を持っていた為、潜在レヴェルでストレスと殺意を抱いていた可能性

48 名前:Gein:06/06/18 16:36 ID:nICsQNbQ

組織後期
      一時的にせよ小康状態が続き、安定性が見えかける
      しかし、組織による友人の殺害(3号機)など
      辛うじて綾波レイが安定させていたが、アスカの精神崩壊が影を落とす
      直後、レイの自爆やクローン(秘密)の登場、その少女と父との関係の露呈(ドロドロ肉体関係)
      その期間に、彼の分裂症は最も重症化し、殺人鬼に至る大きな原因の一つがあった
      原因
      綾波レイの自爆直後に、ミサトに関係を強要され強姦された
      更にクローン(秘密)の登場、そのレイとゲンドウとの関係の露呈が、駄目押しした
      それが、彼の精神に置ける、女性への激しい憎悪の基となった
      表現
      溺れている所に、石を投げられ、足を引っ張られた
      性的な意味での童貞を失い、半月もしない内に「別の意味での童貞」も失う事となった

      その後組織にて
      カヲルが登場、彼は崩壊寸前のシンジに、手を差し伸べる
      彼とホモセクシャル的な関係にまで発展し、一時的にせよ救済される
      しかし、ネルフにとって敵であった彼を、自ら殺害する事になり完全な致命傷になった
      組織人物の対応は、殺人に対する罪悪感を大きく削り取った
      表現
      殺人に対する罪悪感を大きく削り取ったのは、言うまでもない

49 名前:Gein:06/06/18 16:37 ID:nICsQNbQ

D.組織における最後の行動
  シンジーによる、ミサトの殺害について
      限界を超える精神的ダメージで、精神崩壊を越え、完全な無気力状態になったシンジ
      ミサトは、そんな彼を無理矢理戦場へ引っ張っていくが・・・
      優柔不断だったシンジの自己決定を否定したミサトは、彼の人格自体を否定したに等しい
      人格の否定行為は結果的に反撃を促して、彼を「殺人者」にする切っ掛けとなった
      ミサトは致命傷を負った後、彼にオーラル行為を行い、その時憎悪が燃え上がる
      表現
      人間というモノはよく出来ているモノで、
      自発的な思考の停止による自己防衛
      血と舌根を不快に感じたシンジは、ミサトを突き飛ばしホルスタの拳銃を奪った
      力の入らない女に、拳銃を両手で構え、最後の一発まで撃ち尽くした
      セーフティを解除したままだった、声を発する前に顔面に撃ち込んだ


E.空白の66時間(サードインパクト)について
  綾波レイと渚カヲルとの邂逅により、シンジに回復の可能性が発生した
  しかしその後の対応は、微かに上向きかけた彼を、再びヤミに押し戻した

6.Eの補足
  生存させるキャラ、副司令&オペレータ3人組
  死亡確定キャラ、葛城ミサト&赤木リツコ
  役割、冬月、事後処理用
     青葉、常識人
     日向、非難
     マヤ、パニック
  組織解体、副司令の役目
  レイ、行方不明で死亡と見られる公式見解
  アスカ、シンジにより殺害後死姦、しかし公式では伏せられ、戦闘中の死亡が公式見解
    この殺害に関して
    彼にとって必要不可欠だった、否定者を抹殺し生存の自我の確立のため

7.ネルフとの縁が切れた後
  高校へ進学、学費生活費の不足、
  アルバイト、オカマバー女装趣味の確立、男娼になる切っ掛け

8.フェミニストと女性憎悪の狭間

50 名前:Gein:06/06/18 16:39 ID:nICsQNbQ

これより先の部分は出来てないんです。
何かネタというか設定を思いついたら、書き込みます。

51 名前:引き気味:06/06/18 23:56 ID:???

★骨型さん

>まあ、エロ小説だからどこかで一線を踏み越えるのは確かですけど、
>メインは後にとっておくのがやはり吉でしょう(マテ

連載がちゃんと続くとその焦らし効果も吉なんですけど、下手打つと前座で止まってしまってイヤンな感じになっちゃうんですよね。
私がやってたのですと、某ナデシコとのクロスですとか (;´∀`)

52 名前:引き気味:06/06/19 00:02 ID:???

>>45- Geinさん

はじめまして、こんにちは。
えーと、連続婦女暴行殺人魔化した、AfterEoEのシンジ、ですか……?
エロ小説としては、毎回ヒロインとして描かれるキャラが殺害前提だとなりますとエロく書くかホラーチックに書くか、そこら辺が難しそうではありますね。

53 名前:なーぐる:06/06/19 01:15 ID:???

アリア社長はもちもちぽんぽんかわええのぉ。

★骨型さん
>十四歳って、年齢的には結構あやふやなところじゃないかな、というのが個人的な印象だったりします。
エヴァやナディアで散々に言われていた、都合によって大人扱いしたり子供扱いしたり!
な年齢ですからね。思い起こせば、私も14歳の頃はとても不安定な立場だったなぁ。
掲示板掲載という形ですから、あまり出し惜しみすると結局書きたいこと書けないかも、と引き気味さんも同様のことを書いていますね。
きちんとした作品にするならともかく、とにかく書きたいことを書くという姿勢が必要なのかも。
昔は私もそうだったな、というか最近勢いがめっきり落ちちゃったなぁ。('A`)

★Geinさん
はじめまして
えーと、設定としてはなかなか御面白い試みと思いますが、
このままだと名前と外見だけエヴァキャラで全然別物になってしまう恐れが(汗
まあ、私も人のことは言えませんが、大人になっているとは言えもう少し、シンジらしさ、アスカらしさなど
わかりやすい設定が必要なのではないか、と思いました。


54 名前:骨型:06/06/19 08:41 ID:???

>引き気味さん、なーぐるさん

ご忠告ありがとうございますー。
そうですねー、どこで止まるか判りませんし…、ちょこちょこ小出しにして自他のリビドーとかを満足させておいた方がいいかな…。
とは言え、ああ言ってしまった手前、もうちょっとの間は書くに書けませんがw

まあでも、ネタ続く限り書こうとは思っていますので、もうちょいうだうださせようかなと。
と言う訳で、もう暫しお付き合いのほどを宜しくお願いしますね〜。

55 名前:Gein:06/06/19 23:44 ID:5aHeQHaw

>引き気味さん
私としては「必ずしも殺害しなければならない」という条件は設けていないつもりなんです。
精神的に破壊或いは屈服させて、奴隷(メイド)にしたり、人身売買業者に引き払ったり、地下室などに監禁して「飼育」するなどの、バリエーションも全然アリです。
早い話が、気に入らない女は「肉体レベルで破壊」し、気に入った女は「精神的・肉体的に調教する」といった感じで、割と行き当たりばったりな方針が、無秩序型殺人犯っぽくてよいかな、と考えています。
でも、シンちゃんは「臆病」なので、とても慎重で用心深く、スキがないというのが理想です。(このあたりは、秩序型っぽいですね。彼は混合型でしょう)

56 名前:Gein:06/06/19 23:45 ID:5aHeQHaw

>なーぐるさん
確かに仰るとおりです。
これだけだと、「シンジの皮を被った、テッド・バンディ」に成りかねません。
先ほども述べましたが、シンジは頭は良いですが、基本的に臆病です。
よって、陵辱以外で暴力に頼ることは少ないでしょうから、必然的に話術によって、被害者を「連れ込み」、レイプ用具で拘束する事となるでしょう。
しかし、挨拶程度なら十二分に平気ですが、言葉巧みにと言うのは、少々荷が重いかもしれません。
そこで、彼にサードインパクトを乗り越えた恩恵として、ちょっとした特殊能力を授けたいと思います。
私としては、「相手の表層的な思考や感情を読みとる能力」=サトリを推しますが、他にもっと面白い能力があるならそちらを推します。
このサトリで、最初に(14・5歳ぐらいの時)マヤあたりを壊して隷属させるというのも、どうでしょうか?


57 名前:コウイに値する名無しさん:06/06/20 07:08 ID:???

>>Geinさん

 はじめまして。
 プロットを見る限りだと、ポルノというよりも濡れ場もあるサイコホラーという感じでしょうかね?
 ボリューム的にも、これだけの長さの作品を書くとなると、そっち方面の嗜好のある人じゃないとモチベーションを維持できないだろうなと思います。

58 名前:PDX.:06/06/20 07:09 ID:???

 あれ? なんで名前が消えてるんだろ?
 このスレには過去に書き込んだ事があるハズなのに。
 >>57は私です。

59 名前:引き気味:06/06/21 23:47 ID:???

洞木さんのお宅風景と言いますと、本編(コミック込み)で描写されたのが、台所ならトウジの弁当作りシーン、ヒカリの私室ならアスカの家出(?)シーンであったせいか、『ヒカリ日記』設定でも連想的に「アスカがお泊りに来たら、あの親父さんは?」が浮かんできたりします。
――どんな設定の話でも詰まるところすぐに興味はアスカ寝取られに向かうじゃない、と言ってしまうとオシマイですけどね (;´∀`)

なにせ、このご一家と聞くと、コミック鋼鉄2ですら「洞木さんちの家族風景」なんてのは拝めなかったせいか、イメージ材料になるのが目黒さんの描いてくださいました主に風呂場なアレコレしかありませんで、ああいうダメダメなエロ親父の住処に他所のお嬢さんが踏み込むってのはどうなのよと。
どう考えてもネギしょった鴨にしか見えないわけです。
ネルフ職員設定があるのでとりあえず直接的な手は出さんにしても、あの親父さんだからなぁ〜とか、迂遠なシチュを妄想して楽しんでいたりして。
とりあえず盗撮でしょうか。
親友のお宅ということで気を抜いている入浴シーンを、着替えの時からがっちり据え置きカメラで盗み撮って後日家族で鑑賞しながらとか、そんなのもハァハァ。

アスカが泊まりに来ると言うので、慌てて部屋のシーツを取替え、枕やら毛布やらに毛とかいらんものが落ちてないか必死でチェックしまくったり、窓全開で染み付いた匂い除去に努めようとしてみたり。
要らんもの置きまくっている浴室のチェックに走ったり。
迎え入れる準備だけでも一騒動だろうなぁ……とか、なんだか考えているとどちらかというとエロよりもエロコメディ向けのネタばっかりですが。

急のお泊りが決定したものだから、帰ってくる時は配慮して欲しいと父親に連絡せねばならないヒカリさん。
ところが折り悪く立て込んでいるらしい父親には連絡が付かず、忙しかった後に限ってエロエロの権化と化し、深夜の帰宅からそのまま姉妹の部屋を急襲したりすることを知っているだけに焦りまくる、ですとか、これもやっぱりエロコメ風ですがやっぱりハァハァ。

秘密を持つコミュニティが、余所者の乱入に慌てふためくという構図は定番ですが、それだけに色々と妄想の材料には事欠かなくて楽しくあります。

60 名前:BLACK:06/06/22 06:01 ID:???

ご無沙汰様です。

なーぐる様の更新まで控えているつもりだったのですが食指をそそられる
書き込みについフラフと出てきてしまいました。
自分はその場面ごとののエロスも嫌いではないのですが、こういう場面を
つなぐ妄想は大好きなのです。

ヒカリの親父様のことを知らずに泊り込みに来る鴨葱アスカ・・・なかなか
妄想を刺激してくれるシチュですね。
ただ自分の場合、この親父様をここまでコミカルには想像できず、もっと黒
いキャラに想像しがち・・・落ち込んで尋ねてきたアスカを巻き込むまいと
するヒカリに対し、絶好の機会に黒い欲望の渦に巻き込もうとする親父様の
方が想像しやすい。

かのバスタブシーンでアスカの制服が畳まれていたのも、散々に弄んだ上
で放り出すこととなった時にヒカリが畳ん置いたんだったりして・・・する
と当然彼女や姉妹も親父様の指図で色々と参加したんだろうなぁ・・・とか。
肝心のエロシーンはややFriendsっぽくなるけど、アスカの心理が違うので
より悲惨な演出もできるかなと色々想像しちゃったりします。

61 名前:目黒腹蔵:06/06/22 21:00 ID:???

>鴨葱アスカ

じわじわと日常を侵食していくパパの壊れぶりを書くならエロコメ風、
エロ方向に暴走していくなら黒シリアス風が合うでしょうかね。

両方を折衷してアスカの監視縛りを無くすなら、例えば学園設定にするとか
BLACkさんの言うようなバスタブシーンに繋がる「アスカ放置期間」であれば、
パパの狂奔も監査部的にスルーされて上手い具合かもしれません


62 名前:引き気味:06/06/22 23:01 ID:???

アスカ放置期間を組み込むと、たしかにネルフを気にする必要は無さそうですね。
汚れバスタブの横に綺麗に畳まれていた制服という、意味深なシーンもこじつけで流用すると楽しそうですし。
――使うとするなら、誰の手でどんな状況で、でしょうねぇ。
既に一家も疎開した後だという本編の状況に沿うなら、洞木家の狂宴に巻き込まれていた時の、諦め混じりで“身支度"をしていた記憶が残っていた、ですとか。
或いは、疎開といっても職員である洞木パパは残っていたのでしょうから(多分)、自宅跡を見に行ったついでで拾ってしまったアスカを弄んだ後、ふと剥ぎ散らした制服に几帳面だった娘の常の振る舞いを思い出して畳んでみた、とか。
わりとまたこれはこれでエロとは別方向で狂ったシチュというか、しんみりしたシチュになりそうな。

63 名前:BLACK:06/06/23 04:36 ID:???

アスカの黒(に限らないけど)エロだと、シンジを絡めるパターンが
多いと思うのですが、TV本編からシチュを繋ごうとするとむしろヒ
カリの方がやりやすいかなと思ったりします。本編だとアスカが純粋
に友情を感じうる殆ど唯一のキャラですし。

例えば、お姉さんの仲介でデートまでこぎつけたフラレ男が、逆恨み
でヒカリとかノゾミとかを人質にアスカに迫るなんてのもあるかなぁ
と思うのです。

いずれにしてもこの種のネルフ部外者がアスカを狙えるとしたら、ご
意見のとおり件の放置期間か、EOE後というあたりでしょうけど。


64 名前:引き気味:06/06/23 04:52 ID:???

逆にEoE後だと、アイドル化設定がしっくり使えるだけに権力者の慰み者ネタとかも使いやすくありますよね(w
私の『Back Seat』もそんなものでしたし。
Foxさんの『交換奴隷誕生記』も、オチを踏まえて読み直すとその類であるやもしれません。


65 名前:目黒腹蔵:06/06/23 05:38 ID:???

アイドル化してると落差がまたいい感じですしね。
件のすっぽかされ男も、ヒカリを中継するという点で素材として面白いですし、
監査部が邪魔ならそこはあっさりスルーするのも手かもw

66 名前:引き気味:06/06/23 05:57 ID:???

枕営業しているアイドルの、昼はちやほや、夜は一転してプロデューサーやお偉いさんたちの前で泣きながら尻を振るの図、とか浮かびます。ベタですけど。
たしか最初の絵板を設置した一発目の目黒さんの投稿だったと思いますが、パーティードレスを着て頬を染め、何事かに耐える表情でエスコートされるアスカなんてのがそのイメージですね。
「パーティー行かなあかんねん」というタイトルでしたか。
権力持ちの慰み者コースならそんなハイソな装いと舞台で。市井の皆さんの欲望のはけ口コースなら、やっぱりレイ自爆後の第3新東京市で世紀末救世主伝説っぽくですかね(w



67 名前:引き気味:06/06/23 13:20 ID:???

>ヒカリ日記設定で鴨葱アスカ、コメディ寄り版

「あー!」

舌足らずな声がアスカを見咎めた。
お湯からざばと勢い良く上がり、滴る手や肩を軽く払っただけでそそくさと浴室を出ようとする彼女に、いかにも不満そうに。

「アスカお姉ちゃん、もう上がっちゃうんだ」
「……え、ええ、もう体も洗っちゃったしね?」
「今日は頭の洗いっこはしないの?」
「あ、ほら、あたしは髪は元々朝洗うことにしてるから」

曇りガラスを全面にはめたドアへ手を掛けたまま答えるアスカは、少しぎこちない。
『えー?』と、なお不服そうに唸る背後の少女――アスカがお泊りに出かけるほどの友人付き合いをしている洞木ヒカリの妹、ノゾミが、まだまだ構ってもらいたがっているのは明白ではある。
なにしろ、“洗いっこ”でお互いの体を泡まみれにしていたボディーソープを洗い落とし、共に湯船に浸かったかと思えばさして間も置かず、であったのだから。

「ちゃんとあったまってからじゃないと、風邪ひくんだよ」

拗ねるように、そして寂しいなというアピールをはっきり織り混ぜた声色で呼ばれるのは、ノゾミの庇護すべき幼さとも相俟ってアスカを躊躇わせた。
軽い罪悪感のようなものだ。
ここはお姉さんらしく寛容さを見せて付き合ってあげるべきだ、とも思う。
自分はああいった小学生の少女からすれば憧れの対象になっておかしくない立場なのだし、ノゾミの懐きぶりを見て、お風呂に入れてやって欲しいと妹思いの顔で頼んできた友人への手前もある。
しかし、『アスカお姉ちゃ〜ん』と仔猫が擦り寄るような甘え声は、それはそれでまた意味も無く彼女を不安にもさせるのだった。
湯気に晒す裸の背中やお尻に、浴槽からのあのくりくりとした瞳を意識すると――、

(……き、気のせいよ!)

ぶるぶると、何故か同性相手に覚える女性としての危機感。
アスカはまさかとそれをねじ伏せた。

68 名前:引き気味:06/06/23 13:20 ID:???

たとえ、一緒に湯に浸かっているとやたらにぴったり身を寄せてきて、しきりとアスカの身体を触りたがってきたり、

(おっぱいキレイ〜って、……あれはそう、肌の色とかよね。日本人からすると白いのは本当だし、羨ましいって言ってくれるのは嬉しいわ)

やはりやけに身を寄せてきての“洗いっこ”の時になどは、これまたアスカの肌に這わされる小さな手つきが、乳房や尻といった場所では随分と熱心だったり怪しかったり、

(あれは……なんだか「まさぐる」って言った方が正しい感じだったような……)

逆にこちらが洗ってあげると、妙に色っぽいと聞こえる声を耳元で上げて驚かせてきたり、

(『あん、そこぉ〜』って、なんであんなにエッチな声出すのよ……!)

ノゾミの求めてくるスキンシップがいちいち妖しいのは、多分きっと考えすぎなのだ。
そうに違いないと、アスカは自分に言い聞かせる。
クラスメイトが面白おかしく吹き込んでくる百合だのレズっ娘だのの噂話に、知らない内に毒されているのかもしれない。
変なことを考えてしまったものだ。

(顔とか態度に出ちゃってなかったわよね? ヒカリの家族なんだから、失礼なこと仕出かさないよう注意しとかなきゃ……)

反省、反省と苦笑する顔はドアから振り向かせないまま、『……ま、また今度ね、ノゾミちゃん』等と手をひらひら振って誤魔化した後姿は、一応はお姉さんっぽく振舞えていたのではないか。
小学生の女の子相手にドギマギしている天才エリート美少女パイロットというのは果たしてどうなんだろうと、ちらと思わないでもなかったが。

ともあれアスカは危機を脱したつもりだった。
曇りガラスのドアを開けて脱衣所に逃げ込んだ途端、景気良く上着からブラからを脱ぎ捨てて裸になっているコダマに出くわさなければ。

「コダマさ、っ……ッ!?」
「あれ、アスカちゃんもう上がっちゃうの? あたし、アスカちゃんとも一緒におフロ入りたかったんだけどなぁ」

69 名前:引き気味:06/06/23 13:20 ID:???

妹の友人で、顔を会わせたのは家に連れられてきたほんの数回くらい。
それでもこう気さくな声を掛けられるコダマの人との距離の取り方は、アスカの周囲では葛城ミサトに似ていて、より言えば加持リョウジに近い。
人懐っこい笑顔にもアスカの嫌うわざとらしさは認められず、付き合い易いタイプだと言えただろう。
だが、その時のアスカからは、彼女が常に二枚三枚と念入りに着込んでいる猫が剥がれ落ちてしまっていた。

「………………」

呆然、もう少しで『あんぐりと』になってしまう開け方のままで口元は凍結。
後ろ手にドアを閉めたばかりの身体も、湯気をまとったまま全ての動きを一瞬で忘却したようだった。
その折り畳んだ肘や、胸に形良く張り出した乳房の麓からポタポタと、湯加減を残す雫だけが滴り落ちる。

コダマはそんなアスカに『うん?』と小首を傾げつつも、部屋着のジーンズを足から抜いて脱衣籠に放り込み、残った一枚の派手目なショーツもするするお構い無しに下ろしてしまっていた。
女性同士の気安さで、なだらかな下腹部を飾るヘアは隠さない。
あっという間にアスカと同じ素裸に。
浴室の前に立ち塞がる形になった彼女の前へ、出るところは出て、くびれるところは良くくびれた見事な肢体を向かい合わせる。
手足のすらりと伸びたコダマの長身は、西洋の血の入ったスタイルを誇るアスカに決して引けを取るものではなかった。
女性としての成熟具合は上回ってすらいただろう。
少女の硬さを残すバストの向かいには、たった一つしか変わらない歳なのに素晴らしい発育ぶりを見せ付ける、豊かな女性の膨らみが。

アスカの目は、運動部育ちがよく陽に焼いた小麦色の手足から浮かび上がって白い、そのコダマのバストに釘付けになっていた。
正確には、双丘の天辺に揺れる金属質の輝きに。

「コダマさん、そ、それ……」
「ふふふ、なぁに? アスカちゃん」

シルバーの、素っ気無い只のリング。
最後の一枚まで脱ぎ捨ててしまってもまだコダマの裸を飾るさりげない装飾品が――しかし劇烈な存在感を放って、14歳のアスカを居竦ませていたのだった。

70 名前:引き気味:06/06/23 13:26 ID:???

乳首ピアスというのは、年端も行かない少女にはいかにも過剰でそそられる小道具ですけど、やっぱり学校に通う間は無理がありすぎますよね。
特にこのエヴァ世界は常夏ですし、水泳の授業なんかあったらどうにも隠しようがありませんから (;´∀`)

自分と同じ女の子の裸相手にもエッチな気分になってしまうようになった(だろう)洞木三姉妹。
そんなノゾミちゃんの、一応はそれでも控えめなイタズラに焦りつつ、逃げ出した先で更に驚愕のエロショッキング遭遇が〜というシチュを狙って、コダマさんにニプルピアスなんか付けさせてみたわけですけれども、無理が気になるなら派手なキスマークくらいで留めた方が良かったですかね。


71 名前:引き気味:06/06/23 13:30 ID:???

キスマークくらいじゃ、いきなり度肝を抜かれるようなショックというよりも、じっくり見ていたらふと気付いてびっくりといった反応の方がしっくりいきそうな希ガス。

いっそもう、一目で見て驚愕できるくらいアスカの方もエロ調教され済みっつーことにして、これまたアスカの肌に残る痕跡を一目で見抜いたコダマさんがいち早く心理的優位を取ってどうのこうのと、そゆ話にした方が面白エロいかしらん。
「ヒカリには知られたくない話よね〜」とか言って、レズレズな悪戯に付き合わせるとか (;´∀`)



72 名前:すとらと:06/06/23 20:50 ID:???

>引き気味さん

むっは〜、鴨葱アスカだけで小作を創ってしまうこの筆のスピード!
全く素晴らしい限りですな。

これは完璧に個人的な好みから言わせて貰うと、コダマさんの乳首ピアスはグッジョブでした。
もっと言わせて貰えば、クリトリスとラビアにも付いて……(;´∀`)
あ、後、ノゾミたんの乳丘に歯型とか。

うん、考えるだけで幾らでも膨らませられそうな、ホントに美味しいシュチュだw

73 名前:引き気味:06/06/24 06:13 ID:???

>>72 すとらとさん

ああ、歯型は良いですね。
キスシーンですと、よっぽど派手にあちこち残しまくってでもなければ一目で『げ』とはならないでしょうし。
歯型だとこれ以上無く分かり易いですもんね。
ついでにキスマーク乱舞と合わせ技にしておけば、もう一目で誤解しようも無く分かってしまうその手の痕跡ってことになりますし。

でも、話としてのインパクトならピアスの方が上で当然ではありますねぇ (;´∀`)

74 名前:FOX:06/06/25 23:26 ID:???

>鴨葱アスカ

 うわぁ、お風呂場&脱衣所だけで、エッチに追いつめられてますよ、アスカさん!

 このあと後ろに下がってもノゾミの過剰スキンシップにアフンアフンさせられるでしょうし、前へ出てもノゾミに「エッチな手ほどき」されてしまうでしょうし。
 個人的には「このまま脱衣所で姉妹にサンドイッチ攻撃」な展開を希望いたしますー。
 とにかく逃げ出そうとするアスカはノゾミに冗談めかした「ぎゅーっとハグ」されて、熱い素肌が触れあう感覚にパニックになったばかりか、ノゾミに「洗ってもらった」ためにすごく敏感になった旨の先端をコダマのリング付き二プルに擦られて気が遠くなっちゃうとか。
 その立ちつくした状態で、浴室の扉をからからと開けて出てきたノゾミに悪戯されて泣いちゃうとか。
 「洞木家、莫逆の交わり」から推測するからには「ヒカリお姉ちゃん」をくちく値いじって正気を失わせるくらいのフィンガーテクニックの持ち主ですから>ノゾミ
 あるいは「マネキンみたいなプロポーション」なアスカのお尻の丘を小さな手でこじ開けて、敏感なすぼまりをひざまずいた姿勢で「ぺろぺろ」してしまうとか。

>一目で『げ』
 乳首ピアスがインパクト的にはいちばんでしょう。
 それなりの知識と経験があれば歯形やキスマークにも気がつくでしょうけれど。
 あとは……剃毛とタトゥでしょうかねぇ。
 まぁタトゥはさすがに扱いが難しいでしょうけど「長女のアソコが末っ子と同様につるつる」というシチュはわたし的には「そそる」状況ですね。

75 名前:コウイに値する名無しさん:06/06/26 01:26 ID:???

コダマとノゾミのアプローチを辛くもかわしてヒカリの部屋に逃げ込んで床に付けたと思っていたら
ヒカリは親父にスイッチ入れられた……とか。
ttp://suezen.cool.ne.jp/huton07.jpg
数時間後こんな感じで。

76 名前:引き気味:06/06/26 06:25 ID:???

>>74 FOXさん

考えてみれば、「ピラニア」の呼び名も誉れ高いコダマさんですしね!
ニプルピアスの一つや二つくらい、同級生に目撃されてしまったところでどーってことないでしょう。
スキャンダルな噂も今更でしょうし。
スクール水着にぽっちりと浮かび上がるリングのシルエットというのも、それはそれでエロいですし!

……いや、義務教育中じゃ無理だろと思わないでもないのが正直なところですが、やはりインパクト的には隠匿可能なあれこれよりも、このピアスというネタの方が優秀ですからねぇ。
リング状でなしに、球状のピントップでならどうだとか、片乳首だけならなんとかとか、色々思うのですが。

いっそ、無毛の股間で吃驚したところに更にそのラヴィアに輝くエロピアスだとか、局部に集中させてしまった方がマシかもしらんですね (;´∀`)

>この後

やっぱり、コダマさんにじりじりと圧倒されて追い返されて、再び浴室行きじゃないでしょうか(w
そしてまだ髪は洗っていないと末妹の告げ口を聞いたコタマによって、姉妹二人掛かりで洗われてしまうと決定。
シャンプーの泡を立てられてしまって目が開けられないという不安の中、あれこれされてしまうんでしょうなぁ。

でもって、変な声を出してしまったら、二階に居るヒカリはまだしも同じ一階のパパさんに聞き咎められかねないとアワアワ。
当の本人達は、盗撮カメラのその風景を肴にエロエロ盛り上がっているのも知らずとか何とか、そんなベタベタのノリもまた美味しと思うところです。

77 名前:引き気味:06/06/26 06:32 ID:???

>>75

ああ、据えZENさんとこの名雪大作戦でしたっけ。
私もこの人の絵は大好きですなぁ。

趣味的には、アスカの放置が行われるまでは、パパさんはあくまでアスカの前では良識的に振る舞いつつその裏でというのが好みですので、こんな風景がアスカの前で展開されるまでには色々とイベントがあった後ででしょうね。

なんつか、コダマとノゾミに“たっぷり丁寧に洗われてしまって”、ヒカリやパパさんには悟られまいと必死こいてるアスカさん、一方で、盗撮映像を肴にパパさんにいじいじ嬲られてしまったり、湯上りのアスカと話をしている今も密かに膣内に入れられてしまったローターで悪戯されている秘密を悟られまいと必死なヒカリさん、というように、双方でぎこちなく隠し事しあっているという構図がアホで面白いかも。

78 名前:FOX:06/07/10 02:17 ID:???

どうも、FOXです。

掲示板の「むっちり」に反応しちゃいました。


 「じゃ、自己紹介からはじめてもらおうか」
 ひどく朗らかな言葉がかけられて、少女はふんわりと微笑んだ。
 赤いLEDがぽつりと点いたビデオカメラが真っ正面からこちらを見ていた。
 「えっと……あの、ま、マユミ……です」
 「歳は?」
 「じゅ、十四歳です」
 「中学生なんだ」
 「……はい」
 ときおりつっかえながらも素直に彼女は質問に答える。
 「じゃ、スリーサイズ、教えてもらえるかな?」
 「あ、あの……」
 真っ赤になって顔をそむけた。肩よりも長い黒髪が揺れた。
 「だめだよぉ、恥ずかしがっちゃ」男が笑った。「じゃ、間違ってたら訂正してね。そうだなぁ。バストは、うーん90?」
 「ち、違います!88です」慌てて首を振る。ニットベストを持ち上げている膨らみが大きく揺れた。
 「じゃあDカップなんだ」
 「……は、はい」たちまちのうちに真っ白なうなじが赤く染まった。
 「ヒップは……84?」
 「は……い」もじもじとスカートを直す。むっちりとしたお尻……84よりも実は一回り大きいヒップを強調してしまっていることも気付かずに。
 「ふーん、じゃウエストは56くらいかな?」
 「……はい……きゃん!」小さくなった声が子犬のように裏返る。隣に腰掛けていた男が手を伸ばして少女の脇腹をぎゅっと掴んでいた。
 「ほんと?」
 かぁっとさらに頬が赤く染まった。くすくす笑う男たち。
 「『むっちり』してるのを気にしてるんだったっけ?大丈夫だよ。これくらい全然問題じゃないよ」
 「そうそう、ないない。マユミちゃん」
 「ほ、ほんとうですか?」
 「ああ、ぜんぜん」男たちの言葉に少女は安堵したようだった。
 「さぁ、ちゃんとカメラの方を向いて」声をかけられておずおずとまたレンズと正対する。
 眼鏡越しの瞳をどこかどんよりとさせて、口元にどこか虚ろな笑みを浮かべて。


79 名前:FOX:06/07/10 02:17 ID:???



 ……なぜビデオ撮影などされているのかしら?

 山岸マユミはぼんやり考えた。

 ……ああ、そうだ。占い師のお姉さんのアドバイスだ。

 すっかり納得した彼女は、カメラマンの指示通りに膝を抱えた姿勢でころんとソファーに横たわる。下半身がすうすうするけど、もちろん下着が見えたりしないことは彼らが保証してくれて安堵する。

 ……アスカさんが「とっても素敵なアドバイスをしてくれる」占い師のお姉さん、を教えてくれて、そこでわたし、人に見られるのがすごく苦手なこと、それは体形が気になるからかもしれないこと、その……「ぽっちゃり」してることを相談したんだっけ。

 こんどはソファーの上で四つん這いのポーズを取った。言われたとおりにお尻を高く上げて。もちろんカメラにスカートの中が覗かれるようなことはない。部屋のあちこちにある鏡についても気にしなくていいよと男たちは言っていた。

 ……ちいさな水晶球だけをテーブルに置き、思ったよりも明るくそれほど大きくもない部屋にマユミを招き入れた占い師は少女のうつむき加減の言葉を聞いたのち、軽く溜息をついて「私には全然そうは思えないけど」と言ったのだった。

 今度はソファーに仰向けに横たわり、彼女の胸を強調するかのように低く構えられたカメラを「見上げる」。起こした膝からスカートがずり落ちていることも、姿勢を変えるたびによじれる彼女のショーツを壁の鏡が映し出していることも気にならない。

 ……そして彼女は言ったのだ。自信を付けるおまじないをしてあげようか?ほら、この水晶球を見て。ほら、なかのちかちかをよく見るの。ほら、身体の力が抜けていくわ。でも、しんぱいしなくていいの。


80 名前:FOX:06/07/10 02:18 ID:JBY7daI2


 「もう一度ウエスト、チェックしてあげよう」と男にきゅっと腰を抱かれて軽々と持ち上げられて膝に乗せられた。「きゃぁ」とあげる声はけっして男を非難するものではなく、くすぐられて上げる笑い声も少女らしいもので、暴れて抵抗するさまからも嫌悪の感情は読み取れない。可愛らしい膝小僧をじたばたさせるたびに乱れてしまうスカートの中を気にする様子もなかった。

 ……「さぁ、もう大丈夫よ」山岸マユミが水晶球から視線をそらせなくなってしばらく経ってから、その美しい占い師は言った。自信がついたかどうか、試してみようか。

 そして山岸マユミが連れていかれたのは、その占いショップと同じビルの数フロア上の事務所だった。
 そこで笑顔で提案された。
 人に見られるのが苦手なのが克服できたかどうか、イメージビデオを撮ってみない?もちろんプライベートなものだし、いやらしいものじゃないわ。ここ?ここは映像製作会社。私の知り合いが経営してるの。みんなヒマしてるみたいだからどう?零細だけども機材は本格的だから、きっといいテストになると思うわ。
 彼女はその提案を受け入れる。
 ふんわりと笑って、眼鏡越しの瞳をどこかどんよりとさせて。

 「ああ、もう、くすぐったいですぅ。あ、やだぁ。もう、あ、あ」
 男の膝の上で脇腹をくすぐられ、少女はきゃぁきゃぁと小声で歓声をあげていた。
 その表情も振る舞いも、クラスの誰も知らないものだった。
 「ね、マユミちゃんってほんとに内気なの?とっても明るいじゃん」
 男たちの言葉を変化の証として、とても望ましいものだと考えてしまった少女は楽しげに笑った。
 左右にいつのまにか座った男たちの指が、マユミの身体をいやらしく弄りはじめても、それを受け入れてしまう。
 いや、最初はかすかに嫌悪の声をあげ、「ダメですぅ。えっちなビデオじゃないんですから」と彼らを非難したのだ。
 しかし「えー。せっかく内気なところが治ったと思ったら、また元に戻っちゃったの?」と言われてしまうと、少女はとたんに逆らえなくなったのだった。
 だから男の指がむっちりした太股を撫で回し、さらにはカメラに少女の白いショーツを披露しても、山岸マユミはそれを受け入れてしまう。
 「大丈夫。制服脱がしたりしないから」と囁かれると安心しきってしまうのだ。


81 名前:FOX:06/07/10 02:18 ID:???


 コンプレックスの元だったDカップの胸を左右のそして背後から、「まるでグラビアモデルみたいだぁ」と口々に賞賛されるととっても嬉しくなってしまって、彼らがベストの上からいやらしい手つきで一四歳とは思えないほど見事なバストを撫で回すことを許してしまう。
 カメラのモニターに映る女子中学生のDカップが男たちの指でやわやわと持ち上げられ、形を変えていくさまがとてつもなくエロティックなことなど、まるで理解できていなかった。
 そして男の指が柔らかな胸の膨らみを制服越しにいじるたびに愛らしいあえぎを漏らしていることも気づいていない。
 再びソファーに横たわってすべすべした脚を、太股を撫で回され、さらにはちゅっちゅっと口づけされても抵抗はごく些細で、それすらも「大丈夫、制服はほら、脱がさないから」という言葉とともに安心しきった笑みとともに大きく脚を開いてしまったのだから。
 カメラが少女の下半身ににじり寄り、真っ白な太股に付けられたキスマークを克明に写しだしてもマユミはもう彼らのなすがままだった。
 男の指が彼女のシンプルな白下着をこすりたて「わぁ、マユミちゃんの割れ目、しっかり見えちゃってるよぉ」とはやし立てても、全身を這い回る男の指が与える刺激に息も絶え絶えになってしまったマユミはうっとりと微笑むだけ。
 すっかり熱を持ってしまった処女花にショーツ越しに口づけされたときは拒絶の声よりもさきに「あ、ああっ、ああぁ!」ととてもいやらしい声を上げてしまう。
 ショーツのクロッチをずらされ直接に熱烈な舌愛撫される下半身と、その甘い刺激に耐えられず眉根を寄せてくねくねと悶える制服姿のバストアップをいつのまにか増えたカメラに同時撮影されていることも気づかずに「ああ、う、動いてますぅ、なかで、中でぇ、うねうねぇ」とかすれ声で鳴いていた。


82 名前:FOX:06/07/10 02:19 ID:???


 頭の中が真っ白にされる初めての感覚に全身の力を失ったところで、その黒髪少女は隣室へと連れて行かれた。
 そこにあるのは巨大すぎるベッド。
 そのシーツに投げ出された少女は男の意のままのポーズを取る人形になった。
 まずは制服姿のままうつぶせにお尻を突き出す姿勢を取らされて、女子中学生にしては十分に育ったヒップを男たちに愛でられる。
 ショーツに包まれたお尻を撫で回され、染みの付いたクロッチの部分をさらに執拗に刺激してマユミを甘やかに啼かせた。
 ぐいっとショーツを卑猥なTバックにして女子中学生の未成熟な媚肉に食い込ませつつ、露わにされてしまった菊門を指でくすぐって「ああ、だめ、だめです。そんなところ、きたない、あ、ああ、っぁあああ」と悲鳴を上げさせた。
 もちろん舌足らずの美声を上げるその表情はしっかりカメラに記録された。
 顔をそむけようとしても艶やかな黒髪を掴まれて、レンズと見つめ合うよう強いられてしまう。
 彼らはある意味プロフェッショナルだった。
 自慰すらめったにしたことのない秘花へ食い込むショーツの刺激に「ああ、ああ、ああん」と悶えるあまりに少女の眼鏡がずれたり、外れたりすると「ダメダメ。せっかくの『眼鏡っ娘』が台無しだよ」と笑いながら丁寧に直してやり、そうしておもむろに愛撫を再開するのだ。
 制服のボタンひとつ外されていないにもかかわらず、山岸マユミはなんども何度もエクスタシーで全身を震わせ、生真面目な表情からは想像もできないアクメ顔を披露するようになる。
 そうなったところで少女はショーツを剥かれてしまう。
 ゆっくりゆっくり丁寧に山岸マユミの果実が露わになるさまを、執拗に記録すると、その真っ白なむっちりした肌を、アンダーヘアの手入れなど考えたこともない若草の茂みを、さきほどまでの愛撫でたっぷり蜜を吐き出している媚肉を、淫らな刺激でひくりひくりとおちょぼ口を開くようになったアナルを、直截に男たちは悪戯するのだった。


83 名前:FOX:06/07/10 02:19 ID:JBY7daI2

 「もう少し大きな声が出せないのかね」と授業中教師に溜息をつかせたはずの少女は、いままで上げたこともないような大声で、いままで誰にも聞かせたことのない恥ずかしい声をあげていた。

 痛々しいまでに立ち上がった雌芯を、いまだにぴったり閉じたままの花弁を、ただの排泄口から妖しい快楽の源へと変わってしまった菊門を、舐められ、しゃぶられ、吸われてしまった山岸マユミの精神がどろどろに熔解しきったところで男たちはころりと少女を仰向けにした。
 撮影開始時の優等生フェイスが涙と涎にまみれて見違えるほどのエロ顔にされてしまっているようすをたっぷりじっくり撮影し、撮影当初には生真面目な表情とは非常にアンバランスな感さえあった巨乳が荒い呼吸とともに上下するさまもきちんと記録する。
 いまだ制服のボタンひとつ外されていないにもかかわらず、マユミが男たちの欲望を受け入れることを認めたことは明らかだった。
 「さぁ、内気なマユミちゃんの心の扉をお兄さんたちが『開通』してあげるね」
 男たちがげらげら笑う。
 かすかに抵抗しようとするも巨乳をいじくられると彼女はたちまち駄目になってしまい、「は、はい……」と虚ろにうなずく。
 細い足首を左右から掴まれて、淫らなM字開脚姿勢を取らされても山岸マユミはとても素直だった。
 そればかりか男たちに介添えされてちいさな掌が自らの膝裏に回り、乙女が隠さねばならない無垢の花園をレンズに大胆に披露する。
 お臍が見えるまでに大きくめくりかえった制服のスカートは、女子中学生の肉感的な下半身の白さを際だたせるための役割しか果たしていない。
 その姿勢でマユミはバージンを見も知らぬ男に捧げるのだ。
 強引に指で拡げられた秘裂に凶器のように鰓の張った楔が打ち込まれる。
 ぎりぎりとこじ開けられる感覚から無意識に逃れようとしても、あちこちから伸びてくる男たちに押さえられてはどうしようもなかった。
 それだけではない。


84 名前:FOX:06/07/10 02:19 ID:???

 どうしようもないほどの快楽の嵐に翻弄された彼女は、男の肉杭に乙女の証を破られたとたんエクスタシーを迎えてしまっていた。
 さらに奥深くへ侵入されるたびにあげるあえぎ声が幸福色に染まっていることを男たちに発見されると、もはや容赦など全くなく、彼らは快楽を求める腰遣いで女子中学生をひんひん鳴かせるのだった。

 正常位で処女喪失の苦痛と喜びの表情と、揺すられ揺れるバストと、ずっぷずっぷと抜き差しされるペニスを撮影される。
 太股に鮮血の跡を残しつつアクメを迎えたことを、彼女はとっても嬉しく思ってしまう。
 三回のエクスタシーののち、たっぷり膣内射精されると「選手交代」だった。

 幸福な気分のまま新しい「彼」に抱き上げられた山岸マユミは対面座位で揺すられて、振り乱される黒髪と、強調されるむちむちヒップを撮影される。
 もちろんぬぷりとお尻の穴に指が侵入するたびに艶やかになる悲鳴もしっかり録音される。
 セックスしながらキスをされると、れろれろ舌を絡ませると、魂まで熔解してしまうほど気持ちがよいことを彼女は覚えてしまうのだった。

 三番目の「男の人」は制服姿の美少女を四つん這いにして後ろから貫いた。
 リズミカルな「ぱんぱんぱん」といういささか間抜けな音を伴奏に、ニットベストを暴力的に押し上げる胸の膨らみが淫靡なダンスを踊るさまを、「ああ、ああ、すごい、すごい、すごい!」という淫らな賛美歌を熱唱するさまをしっかり撮影された。


85 名前:FOX:06/07/10 02:20 ID:???


 四人目なのか五人目なのか、もう分からなかった。
 ぐにゃぐにゃな躰をペニスで下から突き上げられると、彼女は大きく反り返った。
 その唇を硬いペニスが貫き汚す。
 「全部飲まないと駄目だよ。制服汚しちゃうよ」と言われると素直に喉を鳴らして、濃く苦い液体を嚥下する。
 男たちと指を絡めて揺すられる彼女は、とてもとても幸せそうだった。


 「Dカップ女子中学生 制服処女喪失編」というタイトルが付けられる予定のビデオ撮影の最中に、彼女はペニスに貫かれる喜びと、子宮に樹液を浴びせかけられる歓喜を精神に刷り込まれてしまう。
 だからベッドに四肢を投げ出すだらしない格好で横たわり、太股の付け根からこぽりと黄白の液体をこぼしてはスカートを汚している彼女に、「マユミちゃんのオッパイ、おじさんたち見たいなぁ。見せて欲しいなぁ。見せてくれたら、もっともっとオチンチンで遊んであげるのに」と口々に言葉を投げかけられると。頬を染めてこくりとうなずいてしまうのだった。
 それが第二幕の合図であることを十分承知してしまうほど、山岸マユミはどっぷりと欲望に溺れてしまっていたのだった。

 丁寧に、しかし淫靡きわまりない指遣いでソックスだけを残して全裸に剥かれたマユミは、コンプレックスの源であるバストが快楽の源であることを知ってしまう。
 代わる代わるペニスに貫かれ、さまざまな体位で揺すられるあいだ、じっくりと弄り回され、搾られ、先端の尖りを意地悪され、舐め回され、吸われ、甘噛みされた完熟バストはとても素敵な快楽器官として機能していた。
 その豊胸でペニスを愛撫できることを教えられ、「こんなことアスカちゃんやレイちゃんにも、ヒカリちゃんにもできなかったよ」と感激されると誇らしさで泣きじゃくってしまったのだった。


86 名前:FOX:06/07/10 02:20 ID:???


 だから、ソファーに全裸のまま腰掛けるよう命じられると、恥ずかしいけれども素直に従ったのだった。
 カメラのレンズが彼女のボディラインを舐めるように撮影していることが分かっていても、山岸マユミはバストも太股の付け根も隠さなかった。
 いや、隠すことができなかった。
 彼女の左右の掌に、灼けるように熱く硬いペニスが乗せられたとたん、彼女はそれをぬるぬるとピストンさせ、あるいは握っていたいという欲望に勝てなくなってしまったのだ。
 つい伏せてしまう表情も背後に立った男にそっと頬をうなじを撫でられると浅ましいイキ顔でカメラにまっすぐ微笑んでしまった。
 もじもじ太股を合わせて、たっぷり飲ませてもらったザーメンでどろどろの淫花を隠そうとするおんなの羞恥心も、脇腹をバストを軽くくすぐられるだけで蒸発した。
 クラスの男の子より大胆な大股開きの姿勢を取って「あ……マユミのエッチなところ、みなさんのせーえきでどろどろのマユミまんこ、見てください」と囁かれたとおりの台詞をうっとりとカメラに向かってつぶやくのだった。
 「Dカップ女子中学生 精液禁断症状編」とタイトルが付けられるであろう後編の撮影は、まだまだ半ばだった。


 もちろん、彼女がその淫らきわまりないビデオの存在に気付くのは、さらに数ヶ月あとのこと。
 「美人の占い師のお姉さん」に揺すられ起こされ、「もう、相談のあいだにぐうぐう寝ちゃうんだもの。困っちゃった」と笑われて真っ赤になってぺこぺこおじぎをしてしまう山岸マユミが自身の身体に起こった変化に気付いてさらに二ヶ月ほどあとのこと。
 Dを通り越してFカップになったおっぱいをぶるんぶるん揺すりながらの前後同時オナニーでさえ、躰の奥にくすぶる欲望を消せないことに気付いてさらに数週間あとのことだった。


87 名前:FOX:06/07/10 02:21 ID:???

 綾波レイと惣流・アスカ・ラングレーが自分たちが同時主演している「ライバル美少女 バージンレズアクメ編」「ライバル美少女 同時処女喪失編」の存在に気付き、「大好きな男の子の名前を叫びつつ、でもその願いは叶わないままライバルの女の子と並んで犯されてイかされる」背徳の悦びに目覚めてしまう数週間後。
 レイとアスカに「占い師のお姉さん」を紹介したヒカリが「クラス委員長 パパ大好き編」「クラス委員長 ペットのお嫁さん編」の存在を知って、ある時は年上の男性の玩具になり、ある時は獣に組み伏せられるショー出演を心待ちにするようになる一ヶ月あとのことだった。

 だから、とても明るく、魅力的な女子中学生に変身した山岸マユミを羨ましく思う少女が現れるのも当然のこと。

 「ね、マユミ、お願い。お願いったら教えて。どーやって『変身』できたのかぜひ教えて!ね、お願い!」
 両手を合わせてマユミを拝む霧島マナ(どうやら彼女は自身のプロポーションに対して山岸マユミとは逆のコンプレックスを抱いているようだった)にそもそも善良な少女が「秘密」を伝授するのも当然のことだった。
 「あのね……とっても素敵なアドバイスをしてくれる人がいるのよ」と。



 う、よく考えてみたら、マユマユ主演って初めてのような気が。

88 名前:引き気味:06/07/10 23:10 ID:???

★FOXさん >タイトル不明むっちりマユミさん

とりあえず、>>87のお約束背景事情ばらし編で紹介されるビデオタイトルだけで凄いハァハァできてしまったのは、我ながらお手軽でアホな話ですね。
「ライバル美少女 バージンレズアクメ編」や「ライバル美少女 同時処女喪失編」の内容は、以前の『聖隷病棟』からシーン転用して脳内処理しておきました。

(;´∀`)

ちなみに、>>78で言われていることについてですが、ネタが「むっちり」要素狙いだったとしましたなら、残念ながらそういった印象はあまり受け取ることが出来ませんでした。
催眠術悪用のえげつなさ、無力なヒロインの哀れさが印象としては目立っておりまして、そこにマユミのむっちり要素は隠れてしまった感があります。
かと言って、マユミの体についての描写そのものが少なかった、増やせば良いというものでもないような気はします。
導入に持ってきていましたマユミ自身が体型にコンプレックスをという部分、これを強調してラストのまた新たな犠牲者のように比較する対象を持ってくれば、より「むっちり」さを演出できたのかなと思いますが。

ただこれは、催眠+むっちりコンプレックスというところでピンと思い出してしまった館淳一氏の、『催淫責め 兄と妹』からの連想であるきらいも多分にあるのですが。
あちらですと、和姦であるくせに失礼なことに、主役の少年がむっちり少女の肌を暴いていきながら以前に関係を持っていたスレンダーな少女と比較していく――胸のボリュームに感嘆しながら――といったセリフが多くあった他、すこしばかりふっくらだった体型が、その後の荒淫(笑)などで絞られていった、より魅力的になどと纏めてしまっていました。
他にも母親として熟女を出してみたりと、今考えてみますとヒロインの書き分けとして「むっちり」要素を強調するテクをふんだんに持ち込んでいたような気はしますね。


……しかし、なーぐるさんが盛んにマユミisグラマー説を広めているせいか、既に中学生マユミがDカップだと言われてみても、えらいしっくりと受け止めてしまっている自分が居たりします(w
シンジ互換の流され易いキャラ造形といい、こういった騙されキャラをさせるとほんと嵌りますねぇ。

89 名前:なーぐる:06/07/10 23:44 ID:???

★FOXさん
マユタン主演とはこれはまた嬉しい展開です。
騙されやすいマユミがこれまたお約束なまでに、哀切々と喘がされ、処女を奪われることにも為すがままという展開、
大変に美味でございました。
まあ、あくまで掲示板に書いたものなのでボリューム的に物足りなく思うところもありましたが、
段階を追って堕とされていくところは、マユミの無防備さに加え、如何にも手慣れているらしい撮影班達の行為も相まって
情景が容易に浮かびました。特にわざわざ眼鏡を直してやる所なんて、わかってらっしゃる。

惜しむらくはせっかくの催眠術物なのに、マユミの真情の吐露が少なかったことかと。
「好きでもない人にエッチなコトされてるのに、私、イヤじゃない…」
とかいうのはお約束ではありますが、ポイント高い描写だと思っています。

あとは引き気味さんが書いているスタイルなどの説明というか描写が少なかったことですが、
私の中では既にマユタンはグラマーであることはデフォルト設定であるため、
委細問題なく、グラマーなマユタンがゲスな男共にいじいじされるところが浮かびました。

ただ、せっかくのグラマラスボディなんだからもっといじいじされるところを徹底的に書いて欲しいとも思いますし、
比較対象が欲しいという引き気味さんの意見にも同意します。
胸が大きいことにコンプレックスを抱いているとのことですが、誰と比べているのか一言あるだけで「むっちり」
のもつ記号としての意味が出てくるのではないかと。

>なーぐるさんが盛んにマユミisグラマー説
(*゚ω゚)ノ誤解ナリ
ワガハイが熱く主張しているのは高校生以降のマユタンは娘っ子達の中で一番グラマーナリ!

むしろ中学時代は
アスカ>ヒカリ=レイ=マユミ>マナ で、一番大きいアスカでも80台前半のBが適正かと。
だからこそEのミサトやリツコ達大人組が際だつですよライダーキック

>シンジ互換の流され易いキャラ造形といい、こういった騙されキャラをさせるとほんと嵌りますねぇ。
あとやっぱり不幸が似合いますね。
地下鉄な話ではこれでもかと不幸な思いをさせようと思いましたよ。


90 名前:FOX:06/07/11 01:15 ID:???

>>88 引き気味さま

 タイトル未定ながらも、アレのファイル名はとりあえず「むっちりマユマユ.txt」だったりしたのですが……。

 足りませぬか、「むっちり分」が(泣。
 確かにそのあたりを強調する(特徴またはコンプレックスを)シーンが足りませんでしたねぇ。そのあたりがしっかり書き込まれていると「心のスキをつかれて」感がさらに強まったかもしれません。

>ビデオタイトルでハァハァ
 いわゆるネットで流通している「裏ビデオリスト」のような「タイトルだけで妄想モクモク」路線を狙ってのタイトルなので、こっちもタイトル書いたときに「おお、こんなシチュもありかも」とかよからぬ妄想が湧いたことを告白いたします。

 ソファーに隣り合って座っていて、でも「ふん!」とばかりに顔をそむけている女子中学生二人組。
 だけどその二人の表情はどこか虚ろで、カメラがずずっとパンしていくと、アルビノ少女の左手は赤毛の美少女のショーツに、赤毛の美少女の右手は大股開きのアルビノ少女のショーツの中に潜り込んでうねうね動いている。
 「もう、レイ、アンタってほんとにぶきっちょなんだから」と毒づくその少女の声はしかしときどき裏返り、内気少女はかすれた声で「あ、あ、くりくり、くりくりしちゃ……あ、ぁ」とつぶやいてはひくひく痙攣している。とか。

 「お父さん、駄目、だめだったらぁ、コダマお姉ちゃん、かえって来ちゃうからぁ」と制服にエプロン姿で見も知らぬ年上男性に後ろから貫かれて、非難混じりの歓喜の声を挙げているおさげの少女。
 その後「不純異性交遊」の有無について「パパ」から厳しくも愛情に溢れた尋問を受け、ぶたれて真っ赤になったお尻をくりくり振りつつの涙ながらの淫らな告白とお仕置きを受けてしまう。とか。
 (最後に「今日のパパはどうでしたか?」と問われ「えっと……すっごく怖くて……キモチ……良かった……です。クリをぎゅって摘まれたときには、あたし、死んじうかもってくらい感じちゃいました」と頬を染めて答えるインタビュートラック付き)


91 名前:FOX:06/07/11 01:16 ID:???

続きです。


 「ほら、おじさん達に男性ホルモン注入してもらったおかげで、ウエストがこんなにきゅっと細くなったよ、よかったねぇ」と大声で笑われながら、その細腰をぐいと掴んで背後から突きまくられる黒髪少女。
 「ああ、ああ、おじさまぁ。駄目です、マユミ、マユミ見られちゃいますぅッ」と叫びながらも高級ホテルのガラス窓に大きなおっぱいを押しつけて変形させての立ちバックファックに夢中とか。
 行為のあとの「おじさまといっしょのシャワータイム」でおっぱいを使って殿方の躰を清めているうちにだんだん堪らなくなってきて、上目遣いに潤んだ瞳で「あの、あの、ごめんなさい。マユミ……我慢できなくなっちゃいました」とおねだりするシーンももちろん収録!とかとか……。


>>89 なーぐるさま

 催眠で我を忘れつつも……「あれ?」みたいなシーンがあったほうが確かに美味しかったかも。
 「バージンは『彼』に捧げようと思ってたのに。でも、結婚のそのときまで大事にしていたいなんて言ったら嫌われちゃうのかな」とかの少女らしい幻想と、「代わる代わるその道のプロたちにぱんぱんぶっすり」な現実シーンを並べるとか、そういう手管が足りませんでしたねぇ。
 もうちょっと頑張ってみます。

>マユたんのグラマラスさの強調
 「比較」となるとぷつりと少女のブラを外したとたんに男たちのあげる歓声の中に「あのアスカって娘もいい乳してたけど、これは絶品だねぇ」とか言う言葉があるのを聞きつけて、何故そんなことを彼らが知っているかということに疑問を抱くよりも先に、秘かな優越感を抱いてしまう。とかな感じでもオッケーでしょうか。
 あと、乳輪の色を気にしているところを「レイよりもピンク」と言われて一気に弾けちゃうとかも。


 いろいろ参考になるご意見、ありがとうございました。



92 名前:すとらと:06/07/11 21:20 ID:???

>FOXさん

ハァハァ、ウッ(*´Д`)
FOXさんの描くマユミたんは、流されやすくてよいですなぁ。
誰が唱え始めたのか知らなかった、マユミたんグラマー説ですが、元はナーグルさんだったんですね。
もう、私の中ではデフォになっていました。
それにしても、この和姦ビデオ撮影シュチュは、どこから思い浮かんだのか。
素敵です。
後、私も皆さんと一緒で、ビデオタイトルを脳内変換して勝手にハァハァしてますた。

それにしても、妄想をしっかりとエロ文として仕上げて、すかさず発表するこのスピードは、見習わなければ。
あ、後、
>>90
>>91
も、堪能させて頂きました。

93 名前:なーぐる:06/07/11 23:50 ID:???

★FOXさん、90 91

>代わる代わるその道のプロたちにぱんぱんぶっすり
それはつまり、投稿完成版を期待できるって事ですね!(`・ω・´)
正気に戻った側からまた催眠されてとか無間地獄が!

>あのアスカって娘もいい乳してたけど
パイズリ云々の描写がありましたが、はっきりこういう形で比較が…。
みんなシンジに好意を抱いている設定の場合、どうしてもマユミはアスカ達に引け目とかを
感じていると思いますので、こんな形であってもアスカより良いと言われると、弾けて喜んでしまう
ってのは充分あり得る展開!

なんかこのままビデオ撮影どころか泡姫デビューまでこなしちゃいそうなマユタン達の明日はどっちだ!?

94 名前:すとらと:06/07/12 20:02 ID:???

ゴメンナサイ_| ̄|○

>>92の書き込みで、なーぐるさんのお名前を、カタカナ変換してしまいました。
大変申し訳有りません<(_ _)>

95 名前:なーぐる:06/07/12 23:33 ID:???

>名前
カタカナひらがな間違えた程度なら気にしなくても大丈夫ですよ。
その日の気分で漢字にしたりもしますから!

ジダンは何を言われたんだろう?(黒)

>ネタ
唐突にランニングマンネタなんて、今日一日中、仕事中にも考えてました。
うわーい、不良社員!

ランニングエヴァ(仮題)

EOE後、日本は視聴率を制する物が全てを制する恐怖社会に変貌していた
体制側の警官だったアスカだが、デモ隊への攻撃を躊躇い、重犯罪者として収容所に送られてしまう。
ってな展開は映画版そのままで、
ランニングマンゲームがエロスな展開になる、と。

大人気司会者のデーモン役に華麗なる転身を果たした冬月先生で、
地下組織のリーダーが過去の負傷で人相が変わったシンジ。

映画では筋肉に樹脂を注射されて握力落とされたり、反射神経が落ちるようにいらん薬とか打たれていたのを
貞操体付きのローターとか、媚薬の注射に変更。
つかまると公開凌辱の末、オークションにかけられて海外のろくでもない金持ちに売られてしまう、と。
それをいちいち冬月先生が煽る煽る、と。あ、勿論ゲームに出場するまでの準備期間の間、関係者一同の肉奴隷にされちゃってます。
公開凌辱の間は恋人達がそれを承知して危険な任務に志願したとわかってはいても、血が出るくらいに拳を握りしめるシンジとかの描写あり。

ネタとしてはオーソドックスだし捻りも何もないけど、地下鉄みたいにグロとかはないし、
暇が出来たら超短編で書いてみようかしら。
で、オチが(アスカのみ)ハッピーエンド。

さすがに小説版そのままに飛行機乗っ取ってビルに特攻は無理ディスガ…(´〜`)。

96 名前:引き気味:06/07/12 23:46 ID:???

明日未明が無駄に楽しみですぞ>ジダン
渦中のイタリア兄ちゃんのあれは、反省の意味での坊主頭なのかしらんとか思ってみたりして。
向こうにそんな感覚があるのかしりませんが。

>ランニングマン

残念ながら原作の方は未読で、私が知っているのは『バトルランナー』なんですよね。
それすらも、シュワちゃんの設定からは程遠い健康すぎるガタイイメージと、冒頭のボブスレーみたいな発進シーン(違)ぐらいが記憶に残っているだけ。
まじめに思い出そうとすると、何故か神様の『火の鳥 生命編』が頭に浮かんできて邪魔するんですよね。

「彼は人間よ。それで良いじゃない!」と叫ぶアスカ――は似合わないか。
プロデューサーだった兄ちゃんにはシンジが(スパシンイメージの流入も含めて)凄く似合うんですがねぇ……。
アスカはあれだ、スターにしてよと枕営業しに来て、飽きられたら地下冷蔵人口冬眠庫に落っことされてしまうあのケバい娘さん (;´∀`)

97 名前:なーぐる:06/07/12 23:56 ID:???

>イタリア兄ちゃんのあれは
頭悪いことで有名な人だったようですが、どうも相当やばいことを言ったとかなんとか。
イタリアもフランスも最後に味噌つけたって言うか…。

>バトルランナー
あ、そうでした。
邦題はバトルランナーでしたね。すっかり勘違いしてました。
次々と登場する変態殺し屋共に大笑いする映画でもあります。
原作はあまりにもエロネタに使うにはそぐわないので映画版って事で。

あ、でも火の鳥の内容なんてほとんど思い出せなくなってる。今度読み返してみよう。
たしか犬の顔になる男の話がネタに使えそうだった気が…。

98 名前:引き気味:06/07/13 00:11 ID:???

あれだけはっきりと映像になっちゃってますと、ジダンがこう言われたとという内容の真偽を検証するのも楽でしょうしね。
フジのニュースなんて、一部では国際問題になりつつあるなんて言ってましたが。
ここまで注目を集める舞台で、しかもFIFAが差別反対を大々的に謳いだしたところでは、内容次第ではほんとにマズいでしょうねぇ。

>変態殺し屋

あ、なんかデブいガスバーナー男が記憶の靄の向こうからコンニチワしてますよ。
ムテキングみたいなローラーヒーローとか!
信頼度はかなり低くございますが。

しかし、普通に並み居るエロ特技持ちハンターと追いつ追われつなんてなりますと、ダーク・イイペーコーさんの『イブとアダムの物語』とか思い出しちゃいますね。
どんな小ずるい知恵きかせて反撃するのかしらんとかなりますと、普通のFFの話作りになっちゃいますが。

>火の鳥

キリスト教やイスラムに限らず、仏教もムチャクチャやってたやんという印象の根っこの当たりは、この話が元だったような。
そういえばNHKアニメの『火の鳥』も、このエピソードの時はかなり齧り付きで見てました。
イヌ耳っ娘が凄い萌え化してて、みんな大喜び。
『火の鳥』は色々とトラウマになった話が多い辺り、やっぱり手塚治虫は偉大ですね。




99 名前:FOX:06/07/13 01:22 ID:???

>バトルランナー
 原作版では「主人公以外がみんな敵(「ウサギ」を捕まえれば誰もが賞金をもらえる)」というシステムでしたから、あの変態バウンティハンターたちはハリウッド的映画として成立させるための折衷案だったんでしょうね。

 個人的には原作の「追われる主人公のイメージを徹底的に貶めて、視聴者に『こんなやつは狩られて当然』と思わせちゃう局側の報道っぷり」とか、
 主人公を狩ろうとした視聴者が逆襲されて死ぬと、(逃げた時間ごとに主人公の得られる賞金額が上がることを逆手にとって)「視聴者のみなさん!こいつは、この男は分あたり数セントのために人を殺したのです!彼はこんなはした金のために善良な市民を殺したのです!」と因果関係そっちのけで煽り立てる司会者とかのシーンが「らしくて」すごく好きでしたね。

 リチャード・バックマン名義の作品は「死のロングウォーク」を含めて結構好きです。救いがないところが気に入っているのかも。

 で、これをエロ的に展開すると……。

 ……見事群がる「敵」を打ち砕き、追いすがる追っ手を蹴散らした第○×回のの優勝者、レイ。
 南海の楽園のビーチでシルクのワンピースを身にまとい、デッキチェアに横たわってクールな表情のまま哲学書を読みふけっている彼女の映像は視聴者にはおなじみのものだった。
 しかし、その映像ライブラリィでアスカが見たものは……。

 「ああぁっ!ああっ!もっと、もっともっともっとぉ!おちんちんくださいぃぃっ、わ、わたしの前のアナも、どうか、どうか御主人様のおちんちんで奥までごりごりしてくださいっ!」
 プラチナブロンドのシャギーを振り乱し、涎をたらして「おねだり」をするレイの姿。
 痴女も青ざめるような淫語を叫び、男のペニスを切望する少女の姿。
 ほっそりした首に填められているの鋲打ちされた首輪としなやかな両手を背中で拘束する革手錠。
 それだけが彼女が許されている「衣装」だった。



100 名前:FOX:06/07/13 01:22 ID:???

 その無惨な姿で、レイはでっぷりとした男の膝の上に腰を落としていた。
 そして、ゆっくりと揺すられていた。
 カメラの前に薄いくさむらを、花弁をも露わにする大開脚ポーズを取っている彼女のアナルは、巨大なペニスに無惨に貫かれていた。

 「ケツアナでヤられるのは好きかね?レイ」少女を後ろから犯している男が大声で怒鳴る。
 なんの躊躇もなく、涙を浮かべてレイはうなずき、陶然とした声で「はい……レイはアナルセックスがだいすきになってしまいました。レイの……うしろを『おんな』にしてくださった御主人様たちには感謝しています」とはっきり答えるのだった。
 「ははっ!『お薬』でカンチョーされたアナルをごりごりこすられるのがよほど気に入ったと見える。いや、すっかり締めつけ方も堂に入ったものだ」そう笑われても彼女はうっとり頬を染めて微笑むほどまで、堕落してしまっているのだから。

 画面からアスカは目を離すことができない。
 レイがいるのは間違いなく「あの」ビーチだ。
 しかし、彼女はそこで牡たちの性欲解消のための奴隷人形になりはてているのだ。
 男の言葉に対する受け答え、カメラに対する目線、そしてポーズ。
 それらは彼女が徹底的な調教を受け、精神の随までペニスを欲しがるセックス中毒者にされてしまったことは明白だった。

 少女の前に巨大なペニスをそそり立たせた男が現れると、怜悧な少女戦士だったはずの彼女は感涙にむせびつつ、アナルをペニスで貫かれた不自由な姿勢のままなんとか伸び上がってその醜悪な生殖器にキスをしようとするのだ。

 

101 名前:FOX:06/07/13 01:22 ID:???

その男が例の「司会者」であることすら気づかずに、あるいは気づいていてなおも昂ぶってしまったのか。
 紅の瞳を虚ろに輝かせて少女はあえぎ、舌を伸ばして「ペ、ペ二すぅ、ペニスを舐めさせて、おしゃぶりさせてください。わ、わたしのお口はとっても気持ちいいって御主人様はみんな誉めてくださるんですよ。ね、ね、だから、だから……」と涙を浮かべておねだりするのだ。


 やがて前後を貫かれた「元」少女戦士は「ああ、ああ!わたし、わたし、しあわせです!ごしゅじんさまたちの性欲処理人形にしていただいて、とってもとってもしあわせです!」と叫ぶのだ。

 まるでこれが真の報酬であるかのように、錯覚してしまうほどの澄んだ声で。


……みたいな感じで、「伝説の勝利者も実はみなさまの性玩具に墜ちていて、おまけにその境遇に大満足」な展開はやっぱり、外せないと思うんです……はい。

……暴走すみません……。


102 名前:なーぐる:06/07/13 01:47 ID:???

とりあえず、昔の映画の弁士よろしく煽りまくる司会者ははずせないとおもうですよ
あとゲストとしてステージに呼ばれた来場した視聴者の皆様の興奮ぷりと勘違いぶりも外せませんね

>伝説の勝利者も実はみなさまの性玩具に墜ちていて
アスカ達が主役ってことにするのなら、伝説の勝利者はミサト達になるのかな
あ、トウが立ちすぎてるか。
となると、ヒカリ、マリィとか他のガイナキャラが伝説の勝利者かな。

「洞木さん、マリィ・ビンセンス、そして…」
「ナディアさ」
真実の映像を見て呆然としているマユミの背後から、最後の一人の名前を淡々とした呟きで教えて上げる火達磨ケンスケ。
映画では火玉氏はシュワちゃんに倒されましたが、こっちの方では「私が囮になるから絶対にシンジさんにパスワードを伝えて下さい!」
とかなんとかあって結局捕まり公開凌辱刑に。
凌辱映像の右下にインポーズされてる数字がドンドン増えていって、凌辱者が達すると同時に競り終了。
オークションでは見事億円の大台で落札され、中東の大金持ちの元へ弾道飛行機で即送付。うわー頭わりー俺ー。

ラストはレイ、マナ、マユミの自己犠牲のおかげでどうにかシンジ達レジスタンスの元にたどり着いたアスカ。
間に合う内に助けたいと放送システム乗っ取りと同時に銃を片手に乗り込み、見事ガーゴイル冬月と独裁政権を倒すも、
レイ達は時間切れで助けることは出来なかった…と。

場面だけ抜き出して書く方式なら、比較的簡単にできそうですね
地下鉄のマユミ編が書き終わったらやってみます

103 名前:引き気味:06/07/13 02:08 ID:???

>>99 FOXさん

>主人公以外がみんな敵

『火の鳥』のクローン・ハントもそんなルールでしたね。
気の良いパン屋の親父さんや、赤い自転車に跨った郵便配達員。“彼女”がウサギだと露見しさえしなければ、疲れ果てて倒れた少女をきっと親切に助けてくれただろう善良な市民達が、走りながら奪った男物のシャツの下、白い肌にくっくりとした刻印に気付いた途端――。
とか、そんな豹変を見せたりですと、周囲ことごとくが安心できないという、緊迫感が出てきますね。

104 名前:コウイに値する名無しさん:06/07/27 16:40 ID:???

 なんとなく、「ふたなりシンジくん」だか何か、全キャラがシンジに毒牙をむいてきそうな作品を連想したり。
(いや、アレはギャグ作品でしたがw)

105 名前:PDX.:06/07/27 16:40 ID:???

 orz
>>104は私です。

106 名前:Gein:06/08/02 23:14 ID:TQvUICzM

エヴァにおいて、ポピュラーな殺害方法は絞殺です。
そこで、母の首吊りを目撃したアスカが、
「トラウマから窒息プレイに目覚めてしまった」
と、いうのを書いてみました。

107 名前:Gein:06/08/02 23:15 ID:TQvUICzM

「ぅ・・・ぐ・・ぁ、っっっ」
組み敷かれた少女が首を絞められ、窒息による痙攣で、赤毛のブロンドが小刻みに揺れている。
だが、絞殺されかけている少女の目に映るモノは昏い愉悦。その顔は上気し、伸ばされた舌は酸素を求めているのではなく、彼女の喘ぎ声を代弁するものだ。

薄暗い部屋の中央に座すキングサイズのベッド、男に組み伏せれらた全裸の少女が、男の剛直を押し込まれてよがり狂っている。
明らかに道徳的ではないが、「あること」目を瞑れば異常ではなかっただろう。
それは男の手の位置、仮に少女の腰辺りを掴んでせっせと腰を振っているのなら、避妊具も付けずにローティーンの少女と行為に及ぶ事も、ある意味では正常である。
しかし、男の手の位置は少女の頸、それも愛撫ではなく、息をさせない為に両の手で絞め上げている。
この淫猥な臭気で満たされた部屋は、現在進行しているレイプ殺人の現場・・・ではないのだ。
男は悪逆非道な変質殺人鬼ではないし、少女も哀れな被害者でもない。
その証拠に、少女の手は男の凶行を止めるでもなく、自らの胸を乱暴に揉みしだき、すらりと伸びた脚は男の腰に絡み付いている。
おまけに、ベッドをギシギシと鳴らすのは、男の抽送ではなく、貪欲にオスを求めて跳ねる少女の肢体だ。
窒息プレイ、それはこの若い少女が望んだ、いや辿り着いてしまった退廃の極み。
彼女にとって、快楽の至高である。

108 名前:Gein:06/08/02 23:15 ID:TQvUICzM


ピピピピピピッ
部屋に置かれたやや大きめの置き時計から、鼓膜に痛いほどの電子音が鳴り響く。
すると男は少女の頸を絞めていた手を放す。
「ゲホッ・・・ヒュー・・・」
解放された少女は、ゼイゼイと激しく息を吸う。だが、それだけである。
「息継ぎ」はこれで終わり、再び男の手は少女の首に掛かった。
これは少女が決めたルールである。2分弱ごとに鳴る時計は息継ぎの合図、殺害防止の為の警戒ベルだ。
さて、ここで部屋の中を観察してみよう。
この部屋の退廃的な空気の大きな源は3つ、1つ目は小汚さと薄暗さだ。
2つ目は、床に散乱した空の錠剤のパックと、小さな注射器。それも無針注射器が一般的な昨今に置いて、針のあるタイプだ。
しかも、その中の幾つかには血痕が残っている。
そして何よりもこの退廃的な空気の源は少女、惣流アスカラングレーだ。
目には昏い愉悦、腕には無数の注射痕、乳房には自身による引っ掻き傷、胴体は粘液で汚れている。
その股はオスに対して弛みきっているが、一度銜え込むや徹底的にしゃぶり尽くす渦潮である。
危険なドラッグを使用した窒息プレイ、だが彼女にしてみれば今日はまだ大人しい。
人数はただの1人、普段2・3人はざらで、5人相手も珍しくない少女にとって、今日は極めて安全でつまらない退屈で中途半端な日であった。

109 名前:骨型:06/08/03 01:46 ID:???

「…ああ…ああう…うああ!」
両手両足を拘束されて、じたばたと動くも無論外れる訳もなく。
マナは喘いで時に絶叫を上げていた。
「あらあら。…もう我慢出来ない?」
くすくすと笑うのは、マヤ。
叫ぶ彼女の声を聞き流しながら、横に置いた椅子で読書に耽っている。
無論衣服は着て、だ。
「…どう?結構辛いでしょう?」
マナの体を苛んでいるのは、性的な機材としてはあまりにも貧弱に見えた。
自分の体を優しく撫でるだけ。
強烈に局部を弄ぶでもなく、何かを塗りつけるでもなく。
ただ、撫でる。機械的に無遠慮に無慈悲に撫で続ける。
そう。その優しさに昂ぶっても、決してそれ以上には発展しない。
ごく稀に、マヤの気まぐれに動きを変えられるが、それでも一定以上の刺激は与えないように設定されている。
「これ、ね。シンジ君の所にある『調教道具』なの。紫垣さんに頼んで貸してもらったんだけどね?」
そろそろしんどいかしら、とまじまじとマナの様子を見る。
「むず痒いでしょう?どう?これ以上の刺激が欲しいなら、そう言ってね」
「誰が…!我慢するわ、我慢して…!」
「ん、そうでしょうね。でも、「もう止めてください」って言うまで、止めないからそのつもりでね」
そして再び読書に戻ったマヤは、普段は見せないような笑顔を崩さない。
サディスティックな情念、だけではない。
(シンジ君は壊すな、って言ってたけど。壊れちゃったらそれはそれでいいし)
つまりは、嫉妬である。
(頑張ってね、マナちゃん。シンジ君が戻ってくるまでの暇つぶしには丁度いいから)


110 名前:骨型:06/08/03 01:46 ID:???

「やあ、老」
「…私の孫娘は気に入らなかったかね?サード」
「いいえ?何故です」
「手を出されなかった、といたく憤慨していた。まあ、同時に寂しかったようだが」
「…ふむ。そのような素振りはなかったのですけど」
車内でのカヲルはとても面白かったし、のめり込んだ。アスカと同じく、同世代で対等に話の出来るタイプだと見る。
政略結婚云々じゃなくとも、真摯にお付き合いしたいと思えたのだから。
「そうだろうな。あれの真意を読むのは私でも容易ではない。案外、私にも『そうだったように見せている』だけかもしれん」
「しかし、気に入らなかったとはひどいな…。いや、というよりも種馬的な評判が想像以上に蔓延していることの方がひどいのかな」
「ふ。だが、祖父としては礼を言う。それが君なりの誠意、というものなのだろう?」
「一応。碇の家では初夜を以って本妻の膜を貫くべし、という馬鹿馬鹿しい不文律がありましてね。まあ、正直そんな不文律はどうでもいいんですけどね」
ふう、と小さく溜息をついて。
「カヲルさんも、初めてが車内、ってのはいくらなんでもまずいでしょう?」
「ふ…はっはっは!確かに、確かにそうだ!」
「アスカへの義理もありますし、スるなら彼女が先です。取り敢えず、来日してからですね。…碇の嫁になるなら」
それはつまり、シンジがローレンツの名を背負うつもりはない、という明確な意思表示でもある訳だが。
「…私もそんなつもりはないよ」
と言いつつ、バイザー奥の視線が微妙にずれているのを見逃さないシンジ。
「ま、カヲルさんの今置かれている立ち位置を考えると、そちらの方が安全ではありましょうね」
「…その通りだ。私の気に入り、というだけで目の敵にする動きもある」
そこでシンジは、一つのカードを切ってみせた。
「カヲルさんを、アスカと一緒に早いうちに来日させるのをお勧めします」



111 名前:骨型:06/08/03 01:47 ID:???

「やあ、アスカ」
「…あ、加持さん」
ドイツ支部でアスカとカエデを迎えたのは、無精ひげとだらしなく髪を結わえた男性職員。
「おや、こちらが今回のお客様かい?これは美しい。お嬢さん、よろしければ本日のディナーなどを一緒に―」
「加持さん。カエデはシンジの妾ナンバー4よ。いいのかしら」
「おっと」
さりげなく手を握ろうとした加持がその手をさらりと逸らす。
「いかんな。そうなると話は別だ」
「あら。『ドイツ支部の種馬』さんはその程度の障害は障害と思わない方だと思っていましたけど」
無論、手を取らせるつもりもなかったカエデだが、その言はにこやかながら辛辣だ。
「あー。シンジ君とは紳士協定を結んでいてね」
「協定?」
「カエデ。加持さんは何を血迷ったかミサトにめろめろなのよ」
「嘘ぉ!?」
今度こそ愕然とした調子のカエデに、複雑な表情で加持が返す。
「あー、それ…何でだろう。本部から来た職員は皆そう言うんだけど」
「会ってから判断しなさい。それでね、カエデ。実は加持さんはシンジのシモの師匠なのよ」
「シモ!?」
「アスカ。それ、言い方まずいから」
「あー、つまり。カエデを虜にしたシンジのテクの本家は加持さん、って事ね」
「…ああ」
なんとなく、納得出来すぎた。
「ちなみにシンジ君は三ヶ月で俺のテクを盗み尽くした。…あの手際の良さと吸収力には俺も戦慄を隠せなかったよ」
「で、紳士協定って?」
「…ん。シンジ君の誑し込んだ…もとい、愛した女性には俺からは手を出さないという…ね」
加持の語りに乗らないカエデに、本気で自信を喪失したのか、少々投げ遣りな加持。
「…はあ」
「ほら、弟子が落とした女性を誘う、って師匠としてはどうもね」
最後にもう一度格好をつけて見せるが、横からアスカが口を挟む。
「厳密には、『シンジの大事な女性に手を出さない代わりに、シンジは本部でミサトを篭絡しない』って協定よね」
「はい…そうです」
目に見えて肩を落とす加持に、ちょっとだけ同情しながらも。
「で、なんで一歩下がるのかな。お嬢さん」
加持から距離をとるのだけは忘れないカエデだった。



112 名前:骨型:06/08/03 01:47 ID:???

「第六。奴は確か水棲の使徒でしたね」
「うむ」
「それにアスカとカヲルさんを同乗させるんです。そして来襲前にカヲルさんだけ飛行機でこちらに向かわせてもらいましょう。加持さんに任せれば、その辺りはなんとか」
「…やはりそれが賢明か。しかし…何故同時なのかね?」
それならばカヲルにEVAを与えて先に来日させれば、というキールの言に、シンジは突然顔つきを硬くした。
「僕を愛するよう、アスカを洗脳した、という話を小耳に挟みましてね」
一応調査させたんですよ、と言い切ったシンジの視線は非常に鋭い。
「ほう…」
だが、キールはこれは初耳だったようだ。
「当然ながら、まだまだアスカが幼い頃です。鬱屈した保護欲求を母親から僕にシフトするよう仕向けた程度のようですが」
当初の補完計画だったら、それで良かったのだろう。
だが、誤算はシンジが必要以上に才知溢れていた点と、その推進者であったキールの変節である。
無論、表に出ていた補完計画はイコール使徒撃滅計画であったし、その英雄であるシンジとアスカを結婚させてネルフ自体の組織基盤を磐石にする、という分岐は確かに存在していた。
「事実僕も彼女みたいに『話の通じる相手』は初めて会いましたからね。今では居ないととても困る」
「…ふむ。こちらとしても『英雄の血族』というコピーはゼーレ千年の栄華の為にも欠かせぬファクターだからな…」
だが、それ自体はドイツ支部にしてみれば大した問題ではない。
妾腹とはいえ、最高権力者の孫娘と天才とはいえ職員の娘。どちらの方が支部にとってプラスになるかは、考えるまでもないだろう。
孫娘をチルドレンに仕立て上げて実績をでっち上げれば、それこそ『英雄の血族』は簡単に作れる。
「それこそ、アスカを壊してしまうことさえもしかねないかな、と」
「…よく判った。そのように取り計らおう」
「有難うございます」
かくして、キールはシンジの交渉に全面的に賛同したのである。



113 名前:骨型:06/09/12 02:31 ID:???

「あ、先輩」
本を閉じたマヤが笑顔で応対する。その相手を見た瞬間、マナの体が凍りついたように固まった。
「やっているわね」
「ええ。でも強情なんですぅ」
「…でしょうね。シンジ君のテクについては多少なりとも情報が届いていただろうし」
それなりの対策をしたのでしょう、とリツコ。
「でも、バージンだったらしいですよ?」
「そうじゃなくてね…」
対策=行為に対する慣れ、というのもそれはそれでアリなのかもしれないが、実際は違うだろう。
溺れては意味がないのだから。
「恐らく意識下への暗示の類だと思うのよ。こう、快楽へのストッパーとか」
何しろ、マナの姉をその手管だけで淫婦に作り変えてしまったシンジの責めを受けて、これだけ普通で居られるのだ。
意図的にシンジがセーブした事も考えて、の責めも、大した効果は得られない。
ならば、深層意識に何らかの暗示がある、と考えた訳だ。
マナを責めていた機材のスイッチを切る。そしてリモコンのスイッチを動かすと、用途のわからない機材がせり上がってきた。
「と、言う訳で。登場しましたこの機材」

114 名前:骨型:06/09/12 02:32 ID:???


マナの頭に何かを被せる。言ってみれば、ヘルメットのような。
視界をふさがれたマナに、マヤがそっと囁く。
「これはね?スパイとかを洗脳する装置なの。今から貴方にかけられた暗示を解いてあげる」
「…私を、洗脳する気?」
「いいえ、壊して「そうね。どこでも濡らすようなド淫乱に洗脳してあげてもいいけど」…先輩?」
マヤの熱っぽい言を遮って淡々と答えるリツコだが、ふと口許を歪めて安心なさい、と告げた。
「シンジ君はそういう味気ないの嫌いだから、暗示を解くだけにしておいてあげるわ」
「ええっ!」
不満そうな声をあげるのはマヤ。彼女にしてみれば、ライバルは少なければ少ないほど良い訳で。
「そういう顔しないの。私達はこの子を壊せ、って言われた訳じゃないのよ?」
「でもぉ…」
「壊してもシンジ君は許してくれるでしょうけど。でも、暫く相手してくれないでしょうねぇ」
「さ、マナちゃん。おとなしく普通になりましょうねー。そうしたら今度こそシンジ君に弄られても壊れない程度の耐性を私達がつけてあげるわ♪」
「や、止めて…!?」
「ま、一晩かけてじっくりと脳波を調べさせてもらったからね。抵抗しても無駄よ?」
リツコは無慈悲に、かつ科学者としての業なのか非常に楽しげに、装置のスイッチを入れた。

115 名前:骨型:06/09/12 02:33 ID:???

「ぅン…!」
くちくちと前後を弄られて、呻くように喘ぐのは、朱色の髪をした少女。
「ふふ、気持ち良いかい?アスカ」
「…良いに…決まってるでしょう…?んんん…!」
シンジは笑顔を浮かべながら、目の前の少女の後ろの孔を指で拡げた。
「ふぁぁ…!」
「カヲルさんの事…心配かい?」
「…」
「答えて欲しいな」
そのまま空いた指で孔の中を刺激する。
「ああう…んあ!…あうあう!」
強引な、しかし暴力的ではない愛撫。アスカは額をシンジの胸板につけて足を突っ張らせながら、喘ぎ声だけは我慢できないのか悲鳴じみた嬌声を上げた。
「気に…なる!気になるの!シンジを…取られる…ってェ!」
「…そっか。でも安心して。僕はアスカを愛してる」
「アタシも…アタシも!!」
感極まったのか、アスカはシンジの頭を両腕で掻き抱くと、涙目で告げた。
「お願い…!お願いよ、シンジ!!アタシ…切ない…!」
「ん、だけどもうすぐ着いちゃうしなあ」
ここはエレベータの中。
キールの在所を辞したシンジと再会し、弐号機の元へと案内する道すがらの、行為である。


116 名前:骨型:06/09/12 02:33 ID:???

「お願い…シンジィ!」
「…前では、出来ないよ。恐らくあの馬鹿どもが君の処女を確認しそうだから」
シンジの言う馬鹿ども、と言うのは碇家の傍流の連中である。
碇の本家に異国の血が交じる事への嫌悪だとか色々言い張っては居るが、結局のところ嫌がらせの部類である。
嫌がらせである以上、別段それに拘る必要はシンジにはないのだが。
「だから、後ろで。…最初からアブノーマルなのって、どうかって思うんだけど…いいかな?」
「うん…!シンジに、アタシでキモチヨクなってもらえるなら、どっちでもいいからっ!」
「判ったよ。少しだけ、ね?」
言い切ったシンジは器用に片手で自分のモノを取り出すと、アスカの後ろを弄っていた右手でその左足を大きく上げさせた。
「自分で拡げてくれる?」
「うん…!あ、熱…」
「もう少し僕に密着して…そう。…いくよ」
「ん…ふあああああああああああああああああ!」
そのままゆっくりと体を揺すると、アスカは歓喜に涙を流しながらシンジにキスを求めてきた。
ほどなく、エレベータが目標の階に到着した。
扉が、開く。
そこに立っていたのは、憮然とした顔で、それでも行為を止めようとはしない無言のカエデと。
「…嘘つきだね、君は」
ひどく冷ややかな目でシンジを見つめるカヲルだった。


117 名前:骨型:06/09/12 02:37 ID:K7069nUs

と、いうわけでちょっとだけエロを足してみました。
後ろならいいよね?は結構使い古された感がある…というか各所で思い切り使い古されているので、この際観客を用意しました。
そういやカヲルが悔しがってるのも新鮮かなあ、というのがちょっとした動機だったり。

次はマナ半分屈服なシーンを出してから、シンジ帰国(逃走気味に)の予定ですー。

118 名前:がらんどう@まにあっく:06/09/13 19:03 ID:???

 お絵かきBBSを覗いたら、なんか一気に妄想が広がってしまったので書き込み。
 ちょっとだけ。



「ねえ――さん」

 アスカの声は震えていた。
 弱弱しい。
 今まで、彼女がそんな声を出したことをシンジは聞いたことが無い。
 惣流アスカ・ラングレーという少女は外に強さ、内に弱さを秘めてはいる。そのことは親しい人間の多くが知っていて、なかでも彼だけがその弱さを顕した姿を知っていた。いや、自分だけが知っているつもりだった。
 なのに。
 彼女は震えている。
 声だけではなくて、身体も震えている。
 そして、無意識に隣に立つシンジの手を強く握り締めていた。それしか縋るものがないかのような、そんな必死な力を感じる強さで。
 しかしそれでいてなお、アスカの震えは止まらない。
 蒼い眼差しは、目の前の女性に向けられていた。

「ツバサ・ラングレーです。よろしく、碇さん」



119 名前:がらんどう@まにあっく:06/09/13 19:05 ID:???

 ツバサの話(仮題)

 碇シンジが惣流アスカ・ラングレーと付き合うことになったのは、あの戦いからようやく半年が過ぎようかという頃だ。
 二人してジオフロント内の病院で入院していて、いつしか外のベンチにて語り合うのが普通になっていて。
 二人は話した。
 家族のこと。
 エヴァのこと。
 中学校のこと。
 大学のこと。
 生きていくというのは辛いということ。
 だけど死にたくはないということ。
 憧れていた人のこと。
 死んでしまった人たちのこと。
 そして――

「わたしさあ、あんたのことが好きみたい」
「僕も、好きだよ、アスカのこと」

 好きな人のこと。
 そうして二人は付き合うことになった。
 退院の時期は少しシンジが早かったが、無理を言ってアスカと同じ日になるようにしてもらった。まあ、自由に出歩く許可も得ていたので、先に二人の住む家を探したりとか、そういうことはシンジがした。その報告を受けて極めるのはアスカだったけれども。
 住処はほどなく見つかった。
 小高い丘の上にある、山際にある大きな家、そしてその何倍もの広さのある庭。
 二人だけで住むのには少し広すぎるようにも思えたが、アスカもシンジも余裕のある生活というのに憧れていたところがあった。どういう風に部屋を改造しよう、終末には友人を呼ぼう、庭でバーベキューを作ろう、などということを病院のベッドの上で、ベンチの上で話し合うのが日課となり、そして退院したその日のうちに二人はその家に入居した。
 まだ荷解きもしていない箱と箱の間の、それでも充分なスペースのある部屋で、二人はシーツにくるまって朝を過ごした。
 その日が、二人にとっての幸せの絶頂だった。

 そして、絶頂に至れば、後は落ちていくのだということを、まだ知らないでいた。

120 名前:がらんどう@まにあっく:06/09/15 13:47 ID:???

「生活管理人でしょ」
 碇シンジは溜め息を吐いた。
「生活指導官」
「そう、それ」
 わざとだろう、アスカは意地悪に笑ってシンジを見ている。その顔がいつもどおりだったので、シンジは口を半ば開いてから閉じて、また溜め息を吐いた。
「もうすぐくるから」
 りょーかい、という返事をした彼女のソファーの隣りにシンジは腰掛けた。
(まあ、いいさ。きっとアスかも驚くだろうから)
 二人が一緒に住むということになって、どうしても保護者が必要ということになった。
 葛城ミサトはすでになく、それ以外のNERVの面々とも二人はほとんど交流はない。勿論、二人にしてみたら保護者なんかは必要はないというか、充分に節制した生活を行えるという自負もあったし、二人でなんの仕事もせずに二百年間一流ホテルに泊まり続けることができる程度の資産は持っていたのだが、その資産が問題になっていた。要するに彼らの年齢に対して、資産があまりにも莫大過ぎたのだ。
 二人の資産はNERVからパイロットに対して月々払われていた給金にプラスして、使徒戦役の成功に対する特別ボーナスやら何やら。一人分でも相当な額になるのに、二人分である。その上にちょっとした中小企業の重役並の補償金が振り込まれるという按配になっていた。
 そこらのシステムについては二人もよくわからなかったが、ミサトやその周辺が生前にそういう風になるように調節してくれていたらしい。あげくにミサトの遺産なども二人に入るようになっていた。
 普段かつかつの生活をしていたという印象が強いミサトであったが、どういう訳だか遺産はそれなりの額があった。むしろローンと生活費以外は全額を貯金し続けていた風ですらある。彼女がこの金でなにをするつもりだったのかということは今となっては謎だが、アスカなどに言わせれば「使い放題だと酒代に全部廻しちゃうから、リツコあたりがこうなるように手配してたんじゃないー?」とのことで、やけに説得力はあったが「どうだろう」とシンジは消極的に首を傾げる程度に済ませた。いずれ故人の悪口はあまりいうものではない。
 とにかくそんなこんなで二人は若くして資産家となった訳なのだが。
 その金額があまりにも膨大であるということが問題になった。
 というか、それをどういう風に使うかだ。

121 名前:がらんどう@まにあっく:06/09/15 13:51 ID:???

 二人のチルドレンは現在のところは思想云々でいうのならたいして危険な人物ではないが、まだ15歳なのである。将来にどうなるか解ったものではない。そしてその上に、現在のところはともかくとして、潜在的に危険な要素が眠っているとも分析されていた。心理的にも、思想的にも。
 特にシンジである。大人や社会に対する不信感などが深刻に根ざしている可能性は指摘されていた。もしもこの先にテロリストなどに接触されて共感を覚え、その資産でスポンサーになることなども考えられた。
 実のところ、テロリスト対策というのはこういう地道な個人資産の監視が重要なのである。
 どれほどの有能な人間だろうと個人で、しかも徒手空拳でできることはたかが知れている。ゆえに彼らはスポンサーを背後に持っていて、そこから出される資金で爆弾を買い、銃器を入手するのだ。そうでなくても生活費だってそれなりの額がいる。訓練をしなければ錬度は高まらないが、それだけでは金が入らない。とにかく金はいる。
 金のために活動しているテロリストもいるが、思想のためのテロでも同様に金は必要なのだ。


122 名前:がらんどう@まにあっく:06/09/15 13:52 ID:???

 さらに性質の悪いことに、こういうスポンサーというのは当局は知っていてもなかなか検挙できないケースが多い。社会的な影響だの組織の末端を通じての肢きりだの隠蔽工作だの……理由はさまざまだが、しかし、もしもシンジのような個人で出している場合は、別である。隠蔽工作をするにしてもたかが知れている。
 そしてもしももしもシンジがそのやって逮捕された場合、使徒戦役で活躍した英雄がテロリストのスポンサーになっていたという事実が喧伝されて、国連の威信も凋落するという寸法だ。
 ……そこまでいくと心配しすぎという感がなきにしもあらずだが、余計なことを心配するのが大人というものであり、実際にシンジにはそういうことになってしまう可能性があるというのも確かなのだ。その対策を練るのは当然である。
 そんなこんなのすったもんだで色々と調整したあげく、シンジはなんとか一人の管理官との同居を認めることにした。
 その管理官はシンジとは面識もなかったが、経歴からして信用できると思ったし、国連の側も太鼓判を押して進めるほどに有能な人物だった。さまざまな心理テストなどのチェックも通っている。
 そして何より――
「あ」
 今、車が外に止まる音がした。
「予定通りだ」
「ふーん」
 アスカは興味なさげにアイスティーに口をつけた。
「行こう、アスカ。こういう時はちゃんと出迎えないとさ」
 気だるげにしている彼女の手を引っ張って、シンジは玄関に向かう。

 その日から地獄が始まることを、彼はまだ知らない。

123 名前:なーぐる:06/09/22 02:08 ID:???

実験作:くノ一もの


 月の光も朧な林の中を、一人の女性が息せき切って駆けている。だが、足下もおぼつかない闇の中をそれでなくとも頼り無い女の足で駆けようと言うのだ。その進みは女の焦りと必死に比べて、蛞蝓の歩みにも似てもどかしかった。
 なぜ、その女は夜の闇の中を必死に駆けているのだろうか。

 木の根や思わぬ地面の窪みに足を取られながら、必死に女は走る。ちらり、ちらりと血走った目で女は背後を振り返る。
 闇の中にうっすらと浮かぶ影は、付かず離れず、女の必死な足掻きを嘲笑うようにつきまとっている。徐々に、徐々に距離を詰めながら。
 月明かりに照らされて、貧相な男の顔画家今浮かび上がった。イヤらしい笑みを口元に浮かべ、肩で息をしながらも男は追跡を楽しんでいる。舌なめずりをすると、更に男は歩みを早めた。3間の距離が2間に…。そして1間に。

 手を伸ばせば届きそうな女の肢体の感触と匂いを想像し、男はますます股間をいきり立たせた。男の記憶にはない程の大きさに膨れあがった一物は、ついにはふんどしの隙間を突き破ってぬめぬめと月明かりに光る亀の頭をまろび出させる。

「待て、待て、お女中」
「ああ、あっ」

 寝流布藩は決して地方の小藩ではない。関ヶ原以前より続く譜代の大藩であり、京も近い名藩だ。将軍家のみならず、公家や皇族にすら覚えめでたい。
 その流行の先端と言って過言ではない寝流布の女共の中に混じっても、女の身なりは決して埋没することのない、かといって派手すぎると言うこともない夜目にも鮮やかな桃色の着物だ。帯や乱れかいま見える脚絆にいたるまで、決して安物ではない名品であることが見て取れる。
 だのに、武家の女子がするように髪を結い上げず、どこぞの田舎娘のように長く背中に流したまま。どこかちぐはぐで野暮ったい風だが、髪の毛がさらさらと水面のように細波揺れる様は幻想的な月の光の中でとても蠱惑的だ。

「へへへっ。ほれ、ほれ、つかまえたぁっ」
「い、いやぁっ!」

124 名前:なーぐる:06/09/22 02:09 ID:???

 遂に男の手が女の襟首を掴み、無理矢理引き寄せる。
 男の痩せた腕の中で、生命力に満ちあふれた女の瑞々しい体が弾んで震えた。

 自分にこんな荒々しいところがあったとは…。30石取りの小碌とは言え、武家の一員として清廉潔白、質素を旨に生きてきたが、夜道を一人、無防備に歩く旅の者らしい女を遠目に一目見た瞬間、男の心は沸騰していた。お家のこと、妻と娘のこと、何より最近伝え聞く不穏な噂もあって綱紀を引き締めろ、とお達しがあった直後だというのに。

(そんなもの、そんなもの、もう、どうでも、良い)

 数えで46になるこの年まで感じたことのない熱情に浮かされるまま、夜道を進む女を追い掛け、興奮で息を切らしながら一人歩きは危ないと忠告をした。
 男の声に振り返った女は、箕傘の下の顔をさらすことなく、小さく首をかしげて返礼をすると囁くような声でこう返してきた。

「お武家様。わざわざのご忠告、誠に有り難く思います。ですが、今夜中に強羅の宿にまで行き着かねばならないのです」

 予想通り …いや、予想よりも若い、恐らくまだ20になったかならずかの女の声は男の心をがんじがらめに縛り上げた。囁くような声だが、しかし虫の鳴き声にも負けずハッキリと耳に届く張りのある声。『あの』時には、どんな声を聞かせてくれるのだろうか。

「わしの忠告が、聞けぬと言うのか!」
「お武家様? 私はそのようなことを…。あの、いかが致しましたか?」
「お主のようなおなごが、一人こんな夜道を歩くなど、雲助や野党に攫ってくれと言ってるも同じじゃ。いや、きっと、きっと攫われる。それなら、それなら、いっそ、わしが。そう、わしが…」
「お、お武家様? あ、ああ…ひっ!」


125 名前:なーぐる:06/09/22 02:09 ID:???

 尋常成らざる男の様子に恐れおののいたのか、女はそれ以上何も言おうとせずに背中を向けると脱兎の如く走り出した。
 それが全ての引き金となった。せめて女が逃げなければ、あるいはもっと言葉を尽くせば男もここまで狂乱することはなかったかも知れない。だが、はたして…。

 獣が背中を向けた獲物を反射的に追い掛けるように、男は、一匹の雄となって女を追い掛けた。
 老いてるとは言えいまだ壮健な男の足と、足首までもある着物の裾が邪魔となって歩くのにも支障がある女の足では、勝負は初めからついていると言っても過言ではなかった。
 逃走劇が5分以上続いたのは、単に男が猫が鼠を狩る真理で女を嬲っていたからに違いない。


 逃げる女をおよそ四半里追い掛け、遂に捕まえた。
 髪を掴み、腕を掴んで引き寄せると女の背後から蜘蛛が獲物を巻き取るように抱きしめる。
 達成感と興奮に身を焼きながら、男は女の胸を着物の上から撫で回した。長い黒髪を振り乱し、女は…いや、娘は甲高い悲鳴を上げるが、暗い森の中に彼女の声を聞いて助けに来てくれる者など、誰もいない。
 それでも万一を恐れて男は女の口を手で覆った。

「んっ!?」

 手に触れる、肉や髪とは明らかに違う硬い感触に違和感を覚え、まじまじと月明かりの元で女の顔を見つめる。女の顔は予想通り、いや予想よりも美しかった。少し垂れ目気味の目は恐怖に真っ黒な瞳を震わせ、形の良い小鼻がひくひくと動いている。口を押さえられたことで必死になって荒い息をしているのだ。白い肌は雪のよう、端で切りそろえられた髪は京人形のようで、細かい砂を指ですくっているかと思うような良い手触りだ。
 だが、女の美しさよりも男の注目を惹いたのは、女が顔につけている…南蛮渡来の視力矯正器具、いわゆる眼鏡をつけていたことだった。
 このような高価な物を持っていると言うことは、女が決してただの旅の女などではないと言うことだが…。だが、獣欲に狂った男はそんなことを考えもしない。


126 名前:なーぐる:06/09/22 02:10 ID:???

「へっ、へへへっ。面妖な物を、持っておるのぅ」
「んんむっ、むむぅぅ〜〜〜〜っ」
「そのくぐもった声、もう、我慢できぬわっ。良いな、抱くぞ」
「んっ、んんんっ! ふむぅぅぅ〜〜〜〜っ!」

 この当時、寝流布藩にもかなり廃れたとは言え、若い男が未婚の女の元に深夜通って関係を結ぶ夜這いという風習はあったが、だが親子程にも年の違う男が、夜道を歩く女を追い掛け、無理矢理関係を結ぶ。そんな風習はさすがに存在しない。
 しかし男は強引に、己の心の中でこれは夜這いの風習だと納得させていた。

 女が拒絶どころか、涙を流して暴れていることは都合良く忘れることにしている。

「うぐっ、ぐっ。はっ……お、おやめ、下さい。わ、わたし、心に決めた相手が、許嫁が…! それに、まだ、私…」
「なんじゃ、お主、新鉢か」
「ああっ、そうです。ですから、お願い、致します…。なにとぞ、ご無体は…ひゃぅっ」

 自分が男を知らないことを認める…そのようなことを口にするだけでも精一杯だったのだろう。一層、娘の顔が羞恥に染まる。だが娘の必死の懇願は、虫の声さえも一瞬黙らせる甲高い呻きで中断させられた。
 男は娘を背後から抱きすくめたまま、恐怖と羞恥に赤く染まった娘の耳たぶに口を寄せておもむろにしゃぶりついたのだ。じゅぶじゅぶと音を立てて長く鋭い舌先が溝や耳たぶを舐め、産毛をくすぐっていく。

「ひっ、ひぃぃっ。ああ、か、堪忍、して下さい…。シンジ様ぁ…。マユミは、マユミはっ」
「ほぅ、ほぅ。マユミ殿というのか。それに、その物腰、口調、やはりどこぞの武家の娘であるな」
「そこまで、おわかりなら、もう、おやめに…! ひっ……ぐっ。くぅぅ」


 襟ぐりより襦袢の下へ強引に潜り込んだ男の指先が、女の柔肌の上を這い回る。着物の締め付けにもめげずに両の乳房を撫で回し、その着物の上からではわからなかった予想外のたっぷりとした重量感に頬をゆるませながら、血走った目で男は周囲を見渡した。

(お誂えだ…!)

 おのが幸運に感謝しながら、男は月明かりの中にぽつんと浮かぶ廃墟と化した庚申堂にマユミの華奢な体を引きずっていった。


127 名前:なーぐる:06/09/22 02:10 ID:???

 庚申堂の中は雨漏りが酷く、床板の至る所に染みが出来、腐り、足を乗せただけでぎぃぎぃと不安な音を立てた。蜘蛛の巣が天井や壁など至る所に張り巡らされ、それらも埃をかぶってたるみきっている。朧な汚れの向こうでは、富士の絵や金剛の絵が不気味に浮かんでいる。
 こんな廃墟でも、一時誰かが寝泊まりしていたのか堂の中心には菰と古びて綿が漏れたぼろ布団が敷いてあった。

「へっへへへ。お女中、喜べ。硬い土の上でのまぐわいはなくなったぞ」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「嬉しさの余り、返事も出来ぬか」
「ち、違う…」

 四つん這いになったまま、這いずって逃げようとするマユミの背後で、ゆうゆうと男は着物を脱いだ。帯をゆるめ、上着を脱ぎ捨てるとおもむろにふんどしの縛りをとく。
 剥き出しになった男の一物は、前髪もあどけない少年のような猛々しさと固さで天を向いてそそり立っていた。

「そ、そんなものを、見せないで下さい!」
「ならん、ならん。ちゃんと見ぃ。これからお女中を女にする尊き一物ぞ」
「ああ、いやいや…。シンジ様、助けて、助けて…」

 涙をボロボロとこぼして泣きじゃくるマユミの背後から覆い被さり、男は後ろ襟を掴み、腕をねじると強引に着物を引っ張って脱がしていく。
 まず、無理矢理引き開けられた着物の合わせ目から肌着や襦袢でも隠せない程のたっぷりとした乳房がまろび出る。ぶるっ、と音さえもしそうな大きく柔らかな胸は、行ったことは勿論ないが、江戸は吉原の花魁の白粉を塗った肌のように白く、羽二重の餅かと思わんばかりに柔らかだった。

「おお、なんと見事な。富士の山とて、これほどの物ではあるまい。眼福眼福」
「あ、はぁぁぁ…。お、おやめ、下さい…。見ないで下さいませ…。ああ、ああ、あっ。ああぁあ、うあぁぁぁ…」

 手に余る乳房を背後から抱きしめ、すくい上げるようにして執拗に何度も何度も絞り上げる。

「お、よいぞ良いぞ。おお、なんという手触り、なんという瑞々しさ」
「ううっ、うっ、うううぅぅ。シンジ様、シンジ様ぁ…。ダメです、そんな、そんな」


128 名前:なーぐる:06/09/22 02:11 ID:???

 男の顔が見えず、抵抗も出来ないまま為すがままという、四つん這いの姿勢は殊更屈辱的なのか、マユミはよりいっそう激しく涙をこぼし、血が出る程硬くきつく唇を噛みしめた。だが、そうまでしても男の指先が乳房の先端で控えめに息づく乳首を摘んだ瞬間、親の仇を目にしたような驚愕の悲鳴を漏らすのだった。

「ひぃっ、ひっ、ひっ、ひぅっ! だめ、ダメですっ。恥ずかしい…こんな、はしたない…。ああ、シンジ様…」
「はっ、はっ、はっ。そのシンジという男は幸せ者よ。こんな体を独り占めできるのだから。その幸運、ちょっと儂にわけてくれ。それで、公平じゃ。はぁ、はぁ、なんという…。内のぬかみそとは全く違う、おお、吸いこまれそうじゃぁ…」

 大きな乳房の中に指がそのままとけ込んでいくような快楽。
 快楽を与えているはずなのに、指を通して伝わる手触りに男は性交をしているとの同じ様な快楽を感じ、それに酔っていた。愛撫でさえこれなら、実際に、一物を女の秘貝をこじ開け挿入した時は…!

 雷に打たれたように震えた時、男は慌ててマユミの太股に擦りつけていた一物を引き離した。先走りの汁がトロトロと糸を引いて伝い落ち、ビクビクと痙攣している。もう、あと数秒でもマユミの太股に押しつけていたら、不名誉な射精を免れなかったことだろう。

「おっ、おっ。おおっ。ダメじゃ、まだ、出すわけには、そんな、勿体ないこと!」
「はぅぅ、あうぅぅ。ダメ、ダメです…。お武家様、ダメで、ございます、ううぅぅ」

 柔らかな乳房と対照的に、堅く凝った乳首を指で摘んでコリコリと転がされてたまらず、甘やかな喘ぎ混じりの拒絶をマユミは漏らした。痙攣するように体をわななかせ、誘うように尻を振りながら必死になって込み上げる衝動を堪えている。

「ああ、あああ、あああぁぁ、あっ! あん、た、助け、助け、てっ。はひぃ……! ん、くぅ…っ」

 だが、マユミの固い決心とは裏腹に、彼女の体は男の決して巧みとは言えないが執拗な責めの前に陥落していった。全身を濡れ光る春霞の桜のような桃色に染め、匂い立つ女香で満ちた汗の滴をぽたぽたと流していく。白く無駄な贅肉のない太股と二の腕を震わせ、とうとうマユミは堪えきれなくなったのか首を仰け反らせて叫び声をあげた。


129 名前:なーぐる:06/09/22 02:11 ID:???

「ああうあぅぅ! んっ、んんっ。んっ! やだ、なに、これ、なんなのっ! こ、こんなっ、こんなのだめ、死んじゃう!」

 ボロボロと砕片を撒き散らす菰をきつく握りしめ、甘ったるい啜り泣きを漏らしてマユミは喘いだ。

「ええか、ええのか。そうか、そうか、そんなにええかっ!」
「はひぃ、ひぃ、ひぃん、ひん、ひん、いいっ、いい、あうあうぅ…!」

 マユミに負けない程汗を流し、荒い息を吐きながら男はマユミに美声を奏でさせている自分の手腕と行動力に酔っていた。当初感じた恐怖は既に無かった。たとえ、この娘がやんごとなき立場の娘であったとしても、たった一晩でも妻にすることが出来るのなら、刑場で首を打たれても後悔はない。

「お、おうう。マユミ殿、そ、そろそろ」
「うう、うぅぅ…。そろそろ? 何を、なさるおつもりです…」
「決まっておろう。お主と儂とが夫婦になるのじゃ」
「そ、そんな、いやっ、やだっ。助け、誰かっ!」

 最後に残っていた力と意志を振り絞り、必死になってマユミは逃れよと足掻く。
 だが、快楽で痺れた体はろくに動かすことも出来ず、後頭部を掴まれて顔を地面に押しつけられた。呻き声を漏らすマユミ。尻にかかっていた着物の裾が無造作にまくり上げられ、下帯がむしり取られて、剥き出しになった尻が闇の中に白く浮かび上がる。

「さ、さあ、行くぞ…」

 マユミのくびれた細腰を左右から掴むと、ぐいと男は腰を押しつけた。びらびらした赤貝の襞の中に赤銅色をした亀頭をじりじりと潜り込ませていく。

「やめ、やめて…。あ、ああ、ああぁぁぁ――――っ!!」

 グチュリと音を立てて亀頭が誰も触れたことのない秘所の中に潜り込んだ瞬間、黴くさい庚申堂の中に、悲痛なマユミの叫びが響き渡った。


★★★今夜はここまで(´∀`)

130 名前:なーぐる:06/09/22 03:53 ID:???

続きの続き

「ああう、あおっ、うあぁぁぁ…っ! こんな、こんな、酷いっ! シンジ様、シンジ様ぁ! マユミは、汚されてしまい、ました…。ゆ、許し、て…」
「お、おおっ。なんと、なんという……っ!」

 苦痛さえ覚える程甲高いマユミの叫び声の中、マユミの中に亀頭部分が飲み込まれた…そう思った瞬間、凄まじい締め付けと背骨を貫くような快楽に男はそれ以上何も言うことが出来なくなった。

(こ、これが…生娘の!? だ、だがっ)

 柔らかく熱いマユミの膣壁はまるで商売女のように濡れそぼち、全て心得ていると言わんばかりの吸引で男の一物を内に内にと吸い込んでいく。
 それは小心故に若いうちの女遊びをしたことのない男にとって初めての経験だった。
 妻を初めて抱いた時とはまるで違う、快楽の全てをほじくり出すようなマユミの膣。襞はからみつき、それをかきわけ、無意識の動きで奥へ奥へと腰を進めてしまう。
 その一方、かつての妻以上のきつい締め付けが男の全てをまんべんなく包んでいた。手で掴まれてでもいるような痛みさえ覚えるような締め付けは、マユミが言葉通り男を知らない生娘である…そう信じさせるに充分だ。

「う、うっ、ううっ。シンジ様、シンジ様…お許し、お許しを…。あう、うっ、ううっ」

 無意識のうちに三浅一深の動きで男はマユミをつきまくる。お互いの結合部からは泡混じりの愛液と精液がじゅぶじゅぶと音を立ててこぼれ落ち、太股を伝って腐った板床の上に滴り落ちている。その汁の中に、うっすらと混じる赤い線…。

(これは、破瓜の…血か。やはり、言葉通り、生娘だったか。しかし、だが、おおっ)

「あううぅ、あう、うっ、あうん。うん、ううっ…。お、お願い、します…。う、うごか、ないで…、ください。う、ううっ。あっ、あっ、あっ」

 涙で顔中を濡らして泣きじゃくっているが、これは屈辱と苦痛の涙なのか、それとも快楽に翻弄されて出たうれし泣きなのか。男には体を震わせ、乳房を波打たせて身もだえるマユミにすっかり幻惑されていた。
 血を流し、屈辱と苦痛になく姿は間違いなく生娘だ。だが、洪水のような愛液と快楽に身悶えする淫蕩な姿は娼婦と言っても通用する。

「あう、うん、うあぁ。ううっ。お、おぶけ、さま…。もう、もう、堪忍してぇ…。も、もう、耐えられ…ません。ううん、うん、ああ、痺れる…」

131 名前:なーぐる:06/09/22 03:54 ID:???

 武家の淑女かそれとも娼婦か。

(いや、そんなこと、どうでも、良い)

 千々に乱れるマユミの姿とこの世の物とは思えぬ快楽があればそれで良いではないか。
 もっともっと啼かせたい。もっともっと喘がせたい。もっともっとマユミの中を堪能したい。許嫁のいる女を蹂躙したい!

「ひぃ、ひひひひっ。ま、マユミ殿。もっと、もっとじゃ。もっとじゃぁ!」
「あ、ああ、は、はげし、ひぃっ!」
「おお、良いかっ。いいかぁ。もっとか、もっとかぁ!」

 獣のように激しく腰を突き込みながら男は息も絶え絶えに叫んだ。

「やめ、やめて、下さい! もう、もう、私、耐えられ…ああ、ひ、光が」
「そ、それが、イく、というやつ、じゃぞ!」
「うう、いやぁ…。シンジ、様ぁ…マユミは、あなた様、以外の殿方に…犯されて」

 ブルブルと痙攣するマユミの太股をなでさすると、今度は根本まで挿入したまま、「の」の字を書くように腰を回転させる。一物の先端が子宮の入り口をつつき、さらに膣壁の一部を擦った瞬間、雷に打たれたようにマユミの体が跳ね上がった。

「あはぁぁぁぁっ! うん、うあぁぁぁぁ――っ! ああ、だめ、だめ、ダメぇ! 私、もう、ダメぇっ!」

 折れそうな程に背筋を仰け反らせ、口元から涎を溢して身も世もなく快楽色で染め上げられた喘ぎ声で叫んだ。
 その声に男の威勢がいよいよ増していく。
 根拠無く、マユミを絶頂に狂わせてしまえば、女を夜道追い掛けて襲ったことはなかったことになり、それどころか弁天が降臨したかと思わんばかりの美女を妾にだって出来る、と考え始めていた。

「おお、マユミ殿、マユミ殿ぉ…。は、はぅぉおおおっ」

 実際、男はマユミという極上の淫華を知ってしまった以上、マユミの体無しでは1秒だって生きていられる自信はなかった。まるで、麻薬だ…だが、こんな麻薬なら、堕ちてしまっても後悔はないではないか。


132 名前:なーぐる:06/09/22 03:54 ID:???

「儂の物じゃ、儂の物じゃぁ…。この、女は、マユミ殿は、儂の女じゃぁ…。おっ、おっ、おっ、おおっ」
「勝手なこと、言わない、で…。はぐっ、うっ、うぐっ。熱い、熱い…切ない、切ない…。ひぃうぅぅぅ…。
 ………い……いや…。ああ、いやぁ。いやぁっ! イヤイヤぁ! なにこれ、なんなの! なんなの、これ!?」

 眼鏡をかけた女を抱いたのは、勿論これが初めてだったが、ギヤマン越しに見る涙で濡れた女の瞳は、普通に喘ぐ女の顔を見るよりも達成感が強かった。まるで、女の全てを文字通りに貪りつくし、征服するような…。
 ぴったりと体を密着させるように背後から抱きつくと、ぎゅっぎゅっと痛々しい程に指の後を付けながらマユミの胸を揉みし抱く。苦痛以外の何物でもないはずの乱暴な愛撫に、マユミは眼鏡の下の目を見開いて悲痛な呻きを漏らす。だが、すぐにその痛みさえも快楽と受け取ったのか、とろけるような甘い声で喘ぐのだった。
 それがまた男をいきり立たせる。

「いた、痛い、ああ、痛い…。胸が、ああ、痛いです…。はぅ、はぅ、はぅ、あはぅぅぅぅ…っ。ああ、だめ、私、私…」
「イけ、イってしまえ! わしも、もう、出る!」
「い……イく?」

 戸惑った声で呟き、マユミは舌先を丸めて筋の浮いた首筋をブルブルと震わせる。
 喘ぎ声に重なってパンパンと2人の腰がぶつかる鈍い音が堂の中に響き、たまたま外を通りがかった野良猫を慌てて駆け出させた。

「そうじゃ、イくんじゃ!」
「ああ、イく! わたし、わたし、いくいくっ、イっちゃう――――っ!!」

 喉も裂けよとマユミの叫びが溢れた瞬間、男の一物は赤子の腕程に膨らみ、そして溢れんばかりに大量の精液を噴き出したのだった。
 胎内の奥深くに熱く粘つく迸りを受け止めた瞬間、マユミの両目から嘘偽りのない、純粋な涙が一滴溢れて、こぼれ落ちた。

「あ、ああ、熱い、熱い…。熱いのが、私の、中に…。し、シンジ、様。私、汚され、ました…。もう、もう、あなたに相応しく…」


133 名前:なーぐる:06/09/22 03:54 ID:???

 溢れる程に精液を注がれたマユミはぐったりと崩れ落ち、ひくひくと全身を震わせながらそれだけ呟くのが精一杯。
 そんなマユミを愛おしそうに見つめながら、男は白く豊かなマユミの尻を撫で回していた。芸術的なくびれの細腰に反ってゆっくりと手を沿わせ、産毛と柔らかな弾力を楽しみながらまだ抜くのが惜しいのか、それすらも忘れる程に浸っているのか、まだ射精をやめない一物に驚きを覚えている。

「おお、大丈夫じゃ、大丈夫じゃぞマユミ殿。その、シンジとか言う若造の所に嫁行けなくなっても、わしが、なんなら…」

 そこまで呟いた瞬間、男は激痛…かと錯覚する程の快楽に息をすることも瞬きをすることも、それどころか心臓を動かすことすら一瞬忘れた。あまりの急激な緊張のために、ボキリ、と鈍い音を立てて男の骨が折れた。
 しかし、男は苦痛を感じる暇もなかった。それ以上の、拷問めいた快楽が、男の一物からではなく…もっと上の腹の中心…つまり、臍から全身を沸き立たせていたからだ。

「な、な、なっ…」
「あらあら、声を出すことも出来ませんか?」

 首を動かすことも出来ず、薄汚れた天井を見つめるしかない男の耳に、初めて聞く…だが聞き慣れた女の声が聞こえた。声の印象から感じる楚々とした雰囲気は口調には微塵もなく、それどころか刃物で切り刻むような嫌悪と侮蔑が色濃く滲んでいる。

「が、が、がっ。あがが…だ、だ、れ」
「誰とは…随分とつれないお言葉ですわね。さっきまであんなに、離してと泣いて頼んでも離さなかった相手に対して」

 ああ、まさかまさか。

(だ、誰じゃ?)

 ずる、ずるり、そんな音を立てて何か細長い物が蠢く音が聞こえてくる。そして音と共に激しさを増す快楽に男の精神はすりきれた糸よろしく切れかけていた。
 ゆっくりと、路傍の石でも見るような冷たい目をしたマユミが身を起こすと、怒張が限界を迎えて内側から裂けて萎びた一物がマユミの中から引き抜かれた。すっくと裸身を惜しげもなく晒したマユミが男の眼前に立ち上がる。
 夜闇にもくっきりと浮かぶ白く染み一つ無い肌、対照的に夜の闇にも埋没することのない黒髪。
 瓜程もある豊かな乳房とそれに比べるとやや控えめな乳首は匂い立つように淫らだ。
 細腰となだらかな曲線を描く腰と太股、その間で淫らに濡れ光る淡い茂みと生娘のように楚々とした秘貝がひくひくと震えている。


134 名前:なーぐる:06/09/22 03:54 ID:???

 だが、何より男の注意を惹いたのはマユミの足の間、秘所の裏側…恐らく、肛門から男の臍に向かって伸びた白く細長いひも状の物。
 幾つもの節が繋がったそれは、前後に蠢動を続けながら、今もなお、臍を通って男の体内へと潜り込んできていた。

「男なんて…。女を蹂躙することしか考えてないイヤらしい男なんて…。あの方以外はみんな、みんな…。みんな、いなくなってしまえばいいのに」
「お、おおおお、おおぉぉぉ」

 マユミの体から抜け出た白い紐は、とうとう全て男の胎内に潜り込んだ。
 男の間の抜けた姿に口元を歪めると、マユミは凛とした声で呟いた。

「忍法、蟲傀儡」

 それが意味することがなんなのか。男は遂に理解することが出来なかった。
 潜り込んだ蟲は凄まじい勢いで男の胎内を侵食し、とうとう脳にまで達していたからだ。

 白目を剥き、体中のありとあらゆる穴から体液を漏らしたガクガクと全身を痙攣させる男の断末魔。

「これであなたは私の下僕。もはや私の思うがままの操り人形。死ぬことさえ、私の許可が無くては許されない」

 言い終わると同時に、鋭い手刀が男の首を薙いだ。パキリと乾いた音を立てて男の首の骨がへし折れる。だが、白目を剥いたままの男の腕がゆっくりと持ち上がると、寄せ木細工を片づけるような手軽さで嫌な方向に曲がった自らの首を治し、固定し、ゆっくりと立ち上がる。
 生ける屍と化した男にマユミは囁いた。

「言わなくてもわかるわね。明日、城の前を旅芸人の女が4人、通りがかるわ。その4人のために、門を開けて、同僚に適当なことをいって招き入れるのよ。ああ、ちゃんと生きてる振りしなさいよ」

 マユミの言葉が終わらないうちに、小さく男は肯くと白目を焦点が合ってないが普通の目に戻し、色々あふれ出た体液を拭い、どうにか体面を整えると大急ぎで庚申堂の外へと飛び出した。そのまま、恐ろしい速さで駆けていく。この分なら、半時も経たずに詰め所に戻り、何食わぬ顔をして今夜の勤めを終えるだろう。


135 名前:なーぐる:06/09/22 03:58 ID:???

 それを疲れた目をして見送ったマユミの背後で、唐突に呆れたような、感心したような声が唐突に聞こえた。

「さすがに大した物ね。甲賀の蟲使い、山岸マユミの術は…。死人さえも操ってしまうんだから」
「それはどうも。でも、伊賀組くノ一の問題児、猿飛のアスカさんに誉めて貰っても嬉しくないですね」
「それはそれは言ってくれるじゃない。まあ、私も誉めてるつもりないし。操る対象の男に抱かれて、同時にイかないと使えない忍法なんて、ね。というか、あんな下手くそな男に抱かれていっちゃうなんてちょっと信じられないわ。
 しかも体内に寄生虫を飼ってそれを使役するなんて、ちょっと私は絶対に死んでも修得したくない忍法だし」

 いまだ着物をはだけたままのマユミと暗がりの中に姿をひそめたままの、アスカと呼ばれた人物との間に見えない火花が散る。険悪、と言う言葉では収まらない、もはや殺意の視線の交錯で、庚申堂はピシリ、パシリと家鳴りすら起こしている。

「ちょっと2人とも、いい加減にしないとダメだよ。組頭からも言われたでしょう。喧嘩しないで協力しあえって。
 綾波さんも、もうすぐ偵察から帰ってくるよ」
「そう、だったわね。…マユミ、組頭に感謝しなさい。そうじゃなかったら、今頃あんた首が落ちてたわよ」
「あら、私耳が悪くなったのかしら? 南蛮の混血猿の笑えない寝言が聞こえてきたんですけど」
「こ、この売女が…!」
「やる気ですか」

 まったくこの2人だけは…。もう1人のどこかあっけらかんとした口調の少女は肩をすくめた…ような気がした。昔は、出身と所属の差を超えてほんの1年程前まではとても仲が良かったのに…。今ではかつての伊賀・甲賀で殺し合った時もかくやとばかりに険悪な仲だ。

「喧嘩は後でして。いい加減にしないと、私も怒るわよ」
「…まあ、今回はヒカリの顔に免じて勘弁して上げるわ」
「ふん」
「ちょっとどこ行くのよ?」


136 名前:なーぐる:06/09/22 03:58 ID:???


 振り返りもせず、マユミは庚申堂の扉を開けると月光の下に歩み出た。その姿は幻想的で妖精のように儚く、美しかった。

「体を洗ってくるんです。汗もかいたし、さんざん舐められて色々出されましたから」
「不便な事ね」
「ちょっとアスカさん!」

 ちらり、とマユミは眼鏡越しに庚申堂の屋根の上を一瞥した後、そのまま何も言わずに遠くに聞こえるせせらぎに向かって歩き始めていた。
 そう、風魔忍者のマナに言われるまでもなくわかっている。この任務が、恐らく、4人全員が確実に死んでしまうほどに困難な物であることは。

 だから…。

(喧嘩するのは、多分、これが、最後…だから)



◆◆◆◆ ここまでー。寝るー ( ゚∀゚) ◆◆◆◆

137 名前:肉体決済10-1 @引き気味:06/09/24 23:06 ID:???

「……誰、だれなの……!」

見開かれた瞳を飾る睫毛が、信じられないと震えを帯びる。
らしからぬ狼狽を見せるレイは、知らず後退っていた。
どういうことなの? はっと顔を巡らせれば、彼女の隣で口の端をつり上げたケンスケが。
眼鏡に薄く天井の蛍光灯を反射させて、馬鹿だなと。
その嘲笑が、暗幕を被ってゆらと並び立つ少女、この“誰か”の見えない顔の位置にも重なってレイの瞳には映る。
笑われている<i>―― </i>。
頬を熱くさせた羞恥に、白皙の美貌が歪んだ。

(見られて、いた……)

全裸を晒すことに恥じらいはない。
目の前の少女も、それを言えば変わりはないのだ。
外套のようにすっぽり暗幕を被った下には、白さが余計に際立つ素足が太腿からすらりと覗いている。
ケンスケが彼女の腰の辺りに手をやって前へ進ませ、なにやら自慢げに披露する様子でこちらにと<i>―― </i>その拍子に揺れた隙間からは、太腿と繋がった白さの肌が胸の近くまでも窺えた。
あれは自分と同じだ。下着さえ履かされないでいる。
だが、

「……ああっ」

レイは震える両腕を回して、己を庇った。
腹部を隠し、胸元を覆ったのは、桜の色に上気した肌を恥じたからだった。
粒になってびっしりと浮いた汗はまだ乾ききっていない。
せせら笑う少年に嬲られて、声を上げて悶えさせられた名残はまざまざと未だレイの裸に残されている。

(この人、さっきも見ていたの……!?)

ふらふらと後退しながら、身を縮こまらせる。
少しでも視線を避けようと。
腰の引けた不恰好な姿は、なによりも肛辱の痕跡を濃く刻んだヒップをこそ恥じるが故だった。

見られたくない。
この無様を、どうか見ないで欲しい。
頭もすっぽりと覆う暗幕に覗き穴の類は見付からないが、たしかに彼女の顔はレイを向いている。
ただそこに誰かが居るだけで、居たというだけで、レイがこれほどの恥辱に苛まれたことはなかった。

138 名前:肉体決済10-1 @引き気味:06/09/24 23:07 ID:???

<i>―― </i>同じではないのだ。
共にこの卑劣な少年のしつらえた場にあって、衣服を奪われた姿。彼女もまたおそらくは屈辱的な取り引きを重ねた果て、良識からどれだけかけ離れた要求であっても、黙って従わざるをえない立場へ零落れたのだろう。
しかしレイは、素肌を見せる以上に、まさにケンスケに屈服した瞬間の情けない姿を目撃されたのだった。
尻穴への執拗な姦淫に歯を食いしばった忍耐さえ、仕舞いにはあえなく喘がされていた<i>―― </i>敗北の姿を晒したのだった。
対しての彼女とは、見世物にされたも同然のこちらと観客であったあちらという絶対的な違いが存在する。

(隠れて見ているなんて……!)

逆恨みにも似て、恨めしく口を尖らせたくなるのだった。
その暗幕で顔を隠してしまいたいのは、よっぽど自分の方だと。

「なに恥ずかしがってんだよ。らしくないなぁ」

ニヤニヤ言って、ケンスケはまぁいいやと改めて物言わぬ少女を示した。

「ほら、こちらさんだってノーブラ、ノーパン。マンコ丸出しでお仲間じゃん?」
「…………」

少女は、暗幕を裾を持ち上げられてしまっても一言も漏らさない。
自然、レイの目はその露呈させられた秘部に向かった。
しみ一つない初々しい下腹部がふっくらと膨らんだ丘には、この年頃になればあって当然の恥毛が僅かとも認められない。
足の付け根からやわらかく切れ上がる割れ目が一筋、そこに熟しきらぬ性器の存在を主張するだけだ。

「分かる? へへ、こいつのは綾波のツルマンとは違ってさ、剃ってもらってんの」
「剃った、……どうして?」

ある意味素直に聞き返そうとして、いやそうではないわと首を振る。

「……それより、モデルというのはどういうことなの? 誰かを呼ぶなんて、聞いてないもの」
「そう怖い顔すんなよ。急に口数、出てくるし」
「…………」
「さっきはあれだけ頑張って、だんまりを続けてたくせにさぁ」

ケンスケは、レイが一番苦しむ乳首やアヌスといった場所を責め立てて投げかけ続けた卑猥な質問のことを揶揄した。

139 名前:肉体決済10-1 @引き気味:06/09/24 23:08 ID:???

淫らな感覚を鋭く生む場所をねちねちと愛撫され、出したくもない声を上げさせられてしまった悔しさを嘲弄しようというのだろう。
レイはきゅっと唇を引き締めて、そんなこと聞いていないわと、眉間をきつくさせた。

「……このことは、誰にも言わないという約束だったわ」
「秘密は守るって、綾波。大丈夫、大丈夫だよ」
「なら、何故……!」

顔を隠し視界を塞いでいるのなら、せめて言葉に配慮してさえくれれば……。
だのにそうして綾波、綾波と、馴れ馴れしくことさらに名前を呼んでくるものだから、

「……彼女はもう、知ってしまっているのでしょう。私と……あなたのこと」

首筋のショートカットを振りつつ、零す。
とがめる言葉も萎れていき、俯き加減にしたその顔は、怜悧な普段よりも凍えた気持ちに強張っていた。

「…………」

暗幕の彼女はなにも答えない。
目元にかかる色素の薄い前髪の間から一度、その黒い佇みようを険しく見やった後は、眼差しは足元へとうな垂れた。
写真部室の掃除もろくにしていないのだろう撮影ブースに上らされ、ズック靴を脱いだ黒のソックスは埃に汚れている。

「もう、知られてしまったわ……」
「噂になる、碇にもバレる。だからお終いだ〜って?」
「…………」
「おやまぁ、しょんぼりしちゃって。鉄面皮だの冷血優等生だの言われてるってのに、綾波も可愛いよな」
「……あっ、いやっ」

落ち込んだ隙を突いてさわさわと、デリカシーに欠けた手付きをヒップに回され、レイはカッと眦をつり上げた。
どこまでも……! その憤りがしかし、ケンスケの崩れることのない薄笑いを貫けない。

「あっ、つうっ」
「良いオッパイだよなぁ?」

強引なケンスケは、レイの胸を庇おうとする腕もこじ開ける。

140 名前:肉体決済10-1 @引き気味:06/09/24 23:09 ID:???

「うちの学校だと三年の先輩達とか、意外なところじゃ委員長なんて揉み応えのある女の子が揃ってるけどさ。綾波のも好きだぜ?」
「やめ……」
「形はきれーだし。この、乳首の―― 」
「ッ、ううっ」
「透き通ったピンクと、雪みたいな肌が一級品だもんな。写真映りなんか最高でさ、すっげー良く売れてたんだぜ。着替えン時のポロリとか」

左胸をしっかりと捕まえてしまって、指先を立ててギュッギュッと握り込んでくると、まだ芯に硬さを残した蕾のような乳房には赤く男の手形が刻まれてしまう。
<i>―― </i>この胸は、もうお前の持ち物じゃないんだからな?
言葉にせずとも寧ろより明確に、乱暴に愛でるその手が、契約という抗いようのない戒めを彼女に突きつけてくる。
それだけで、レイが滾らせた反抗心はへし折られてしまった。

「……っ、うっ、うう……」

勝ち誇った目付きで双乳を交互に翻弄されても、好きにさせるしかないと手はだらりと下げて、かすかに息を詰まらせるばかり。
かつての人類防衛の兵士、綾波レイは、処女を失ったあの日から―― 確実に弱くなっていた。
少女たちの気高い魂を貶める手管に異様に長けた少年が仕掛ける罠、牝奴隷化のプログラム。その泥沼のような日々が、たしかにレイの清らかな精神に腐食を及ぼしていたのである。
それを良い事に、美しい同級生の裸身を弄ぶケンスケは、自分の胸に抱き寄せるようにしてフンフンと少女のかぐわしい体臭を吸い込むと、追い散らせぬままその肢体に宿っていたアヌス責めの熾り火に、再びねちっこい愛撫を注ぎ込んでいくのだった。

「乳首、また固くなってきたぜ。感じてきた? こうやって乳首クリクリって、痛いって手前までしてやるの好きだよな?」
「…………」
「ああ、だんまり再開なわけね。ま、いいけどさ。綾波のだんまりは気持ち良いですって言ってるのと同じだし」

あんあん可愛い声を上げてくれるまで、しばらく離さないから。
そう耳元に囁いて青褪めさせると、哀れな虜囚が嫌がるのも構わず、目を封じられた目撃者である暗幕の彼女の傍へと運んでいく。

「だ、だめ……」

デスクの前まで引き戻され、遂に間近に向き合わされ、か細い悲鳴が上がった。
そのレイの声に反応したのだろう。
目隠し状態にあって茫洋とただ佇んでいた黒衣の頭部が、はっきりと彼女を振り向いた。

141 名前:肉体決済10-1 @引き気味:06/09/24 23:09 ID:???

「……!!」

既にこれまでの声から粗方は掴まれていようが、それでも聞かれたくない。
綾波レイが、私が上げる、惨めなこの声は―― 。

「ははっ。暴れんなよ、綾波ぃ」
「ッ、いいッ……ッ!」

ぐにりと乳首を潰された痛愕を、堪えきれず仰け反ってしまう。
逆らうなとケンスケは言っているのだ。
そうして家畜を躾けるように胸を扱われても、抗議はする前から封じられている。

「見られたく、ないんだろう?」

レイは必死に首を頷かせた。
従ってみせねば、きっと次は“彼女”の目隠しが取り払われてしまうと匂わされたから。

「大人しくしてれば……、今日は最初に言ったみたいに綾波の方が観客だからさ、まずは」

ケンスケはレイを抱いたまま、片腕でデスクの上からバイブを拾い上げた。
ほらとその模造ペニスを暗幕の少女に押し付けると、布同士の合わせから伸ばされた手が覚束なく受け取って、

「じゃ、はじめろよ。モデルさんらしく頼むぜ?」

命令し慣れた声を合図に、動きを見せたのだった。

 ◆ ◆ ◆

142 名前:引き気味:06/09/24 23:11 ID:???

久しぶりに書いたらテンポ悪っ。
事態が展開せずに、延々内面描写をこねまくるってのは嫌いな文章なんですが、自分で書いててそうなってりゃ世話ない罠。

   ∧∧
   /⌒ヽ) 眠いし、世界遺産ビデオに任せて仮眠とろ
  i三 ∪
 ○三 |
  (/~∪
  三三
 三三
三三三
 

143 名前::肉体決済10-2 @引き気味:06/09/26 08:35 ID:???

先程は、肛辱の味を教え込もうと指を使うケンスケにレイが啼かされ続けた撮影ブース。
どこからか持ち込まれたスタンドで照明が明るく何本も立てられたそこからは、間に挟んだデスクが余計に濃く影を落とす窓際の床に、腹這いになろうとする彼女の品良く引き締まった尻朶が揺れていた。
元来が光源に乏しい部屋のさらに隅に、明かり採りの窓もカーテンを引かれた上で潜む彼女は、目の前と言っていいこの近さで正体を掴むことを難しくさせている。
相田ケンスケが目を付けるのだから、同年代の中でも整った顔立ちをしているのだろう。
伏せた背中をずると垂れ落ちる暗幕。足りない裾丈からはみ出した、素裸の下半身。
容貌の美醜に関心を寄せないレイの眼はことさらの観察力を向けることはなかったが、彼女の腰高にスマートなヒップラインと、きめ細かな肌は特筆に値するものだ。
彼女が校内の者なら、候補はそう多くあるまい。
このスタイルなら、容易にティーン向けのファッション雑誌等でモデルがやれる。
見るからにすべすべとした白磁の双臀は、アルビノの外見を持つレイにも引けをとるものではない。
唯一の衣装として裸身の半ばまでを被っているのが暗がりに溶け込む黒布であるせいか、余計に際立たされて真っ白く、もぞもぞと低いドッグスタイルで蠢く臀丘がぼうっと浮かび上がって見える。
こちらが顔を熱くさせたくなるほどに、なまめかしかった。

(ああっ……)

捕まえられたまま胸肉を揉みしだかれているレイは、その無残さに顔を背けた。
服従を表すのにも似て手膝を床に突いたポーズで、いよいよ泣く泣くの覚悟を決めたのか。
それとも、唯々としてケンスケに従っていた姿が漠然と己がこの先を恐れさせたように、長く嬲られ続けて抵抗の意思といったものも磨耗しきっているのか。
うつ伏せをとって、まるで隠さないヒップを見せたのは序の口。ごろと身体を転がして右を向いた側臥に姿勢を変えた彼女は、そのまま左膝を起こして折り畳むと、バイブを持った左腕をふくらはぎと腿裏の間にくぐらせ、しっかりと引き寄せてしまったのだ。
そうして割り広げてしまえば、本当に隠すものは無くなる。

「なんか、イヌのしょんべんポーズとか思い出さない?」
「…………」
「もっともあれって、足を上げてするのはオスだけで、メスはしゃがんでするって話だけどさ」

144 名前::肉体決済10-2 @引き気味:06/09/26 08:35 ID:???

くつくつと楽しそうにおどけるケンスケが、レイはひたすら不快だった。
性器から肛門から、なにもかもがぱっくりとさらけ出されている。
そして、ぬめぬめとひくつく内部構造までくつろげられたこのデリケートな部分には、淫猥な写真とビデオでさんざん“教育"されてきたレイになら、今はすぐにそうと分かる性交痕が明らかであったのだ。

(男の人の……)

誰がと言えば、それを放ったのはケンスケ以外に居るものではない。
何時のことなのか。きっと、レイを部室に呼んで新たな「略奪け」を行い、手にした乳房と尻肉とを弄ぶに及ぶ、その前にだ。

(匂い、……気付けなかった)

戦慄きながら赤い瞳が見開かれた。

(この部屋にくるといつも嗅がされていたから……。慣らされていたのね、私)

表情にこそ出さなかったが、連日の写真部室通いを強制されるようになり、ケンスケの手淫を手伝わされて時には顔にびちゃりと噴き上げたものを引っ掛けられて、不快な臭いだと嫌っていた。
ところがいつしか、部屋に漂う濃厚な痕跡にも特別な警戒が働かなくなっている――。
レイは愕然とする思いだった。

ファーストチルドレである彼女の過去を思えば、時に刺激臭も伴う薬品漬けの被験者生活があった。
生臭いLCLに文字通り身を浸すドグマで、エントリープラグで過ごす時間が長かった。
人並みの暮らしを知らなかったとはいえ、決して快適ではないその日々に生きてきて、レイの嗅覚が鈍磨という形で見せていた適応力がここでまた発揮されていたということかもしれない。
しかし最悪のロストバージンを迎え、ともすれば自身を穢れたと思い悩む彼女には、恐れていた精神の磨耗の兆しにも思えたのだ。

「……い、いや……」

ケンスケの言葉に人形か奴隷のように従い、人が見る前で犯されたばかりの股を開いてみせる。
私もこうなってしまうのかと。
瞬きを忘れてレイは、今や怯えるべき未来の具現となった彼女を見詰める。
練乳めいて襞粘膜のあわいにてらつく、精液。それは、アヌスのすぼまりからさえ垂れ落ちようとしていた。

145 名前::肉体決済10-2 @引き気味:06/09/26 08:36 ID:???

「…………」
「分かるよな? ビデオとかで見せたことは無かったけど、頭の良い綾波のことだから、もう簡単に想像が付くだろ?」

抱きすくめる肩越し、頬に口を近付けた生暖かい息と共に囁かれた。

「アナルセックスって、言うんだぜぇ?」

また汗ばみだした乳房を揉みこねる指先がとんとんと、胸肉が薄く一際華奢な感触を返す膨らみの谷間に『分かったかい?』とでもの小突きを寄越す。

「ああっ」

では、わたしは……、やはり――!
レイは己の無知を呪った。
肛門性交、その知識さえあれば、と。
決して軽々に行った決心ではなかったが、それにしても知ってさえいればケンスケとの取り引きに尻を売るだのと言い出しただろうか。

犯される。あのペニスを刺し込まれて、今度こそ他でもないこの相田ケンスケに犯されてしまう。
たとえ使われる場所が本来の性器ではないにせよ、寧ろ肛門などという正気を疑う場所で行うというからこそ。
レイの脳裏には、規則正しい揺れに包まれた電車で自分の中に硬くもぐり込んできたおぞましい感触が蘇っていた。

(今度は……、彼の、あれが……?)

無理だわ。先刻、指一本を突き立てられただけでそこは一杯だったというのに、と。

「そんなこと無いよ。可能可能、全然大丈夫。綾波にもちゃんと出来るように準備してやるし」

ケンスケは『準備』という部分に特に楽しげな声色を込めて言った。
勃起した強張りを、背後からズボン越しに擦り付けてくるのが忌まわしい。

「ま、こいつのケツ見てればさ、そんな必死に首を振って嫌がらなくっても良いって、分かるって」

だから、“モデル”なのだと。
今からその模造ペニスを使って、実演してみせるからと言う。

146 名前::肉体決済10-2 @引き気味:06/09/26 08:36 ID:???

信じられない思いで、見えもしないのに思わず黒覆面状態の顔を窺ったレイは、決して彼女も平静ではないのだと知った。

(あなた……!?)

暗幕で覆われた口元に、ぎゅっと食い縛った口の形が浮かび上がっていたのである。
彼女は、レイに気付かれずに部屋に潜む目的で、そして今は素性を隠す覆面に被っていると思しき暗幕の布を、耐え切れなくなった感情が迸るのを殺すためにきつく噛み締めていたのだ。
そうしてまでの屈服で、同性の目に無様な肛孔挿入自慰を演じてみせるこの役割に従っている――。
なるほど確かに、顔を隠しでもしていなければ、死にたくなるとはこのことだろう。
レイも最早、尻からケンスケに組み敷かれ、彼のペニスでもって犯されることは逃れられぬ運命であると、悟らざるをえなかった。

悄然として見守るしか出来ないでいるレイはしかし、牡臭に馴染んでしまっていた自身に怯え、他人事ではない彼女の飼い慣らされてしまった有様に震えはしていても、少女としてより恐怖を抱くべきであったもう一方の変化に気付いていなかった。
或いはただ、目を背けていたかっただけなのかもしれない。
だが、

「……っは、はっ、はぁっ」

熱っぽく胸を喘がせる吐息。
その頂点ではぽっちりと膨らみ勃った乳暈がケンスケの指に揉み転がされ、優美に張り出した形をゆっくり変えさせられ続けている双乳の白鞠には、官能による紅潮が及んでいる。
そうやって乳首をくりくりと摘まれいじられると、バストを晒すだけでは物怖じしないレイであっても、真っ赤の顔を傾け傾け、『……ぅ、ンンン……』と男には堪えられぬ喘ぎをこぼす。
ケンスケが押し当てる強張りを嫌がり、男の腕に拘束されたわずらわしさのため、それだけだと本人は捕らえているのかもしれない身じろぎは、傍目には昂ぶる性感ゆえのもどかしげな腰のくねりと映るものでしかない。

「見てろよ、綾波……。ほぅら、おっ始めるぜ」
「はぁっ、あっ、あ……」

遂に、下肢を割り開く腕をそのまま股間に伸ばし、逆手のバイブを白濁に濡れるアヌスに侵入させようとする暗幕の彼女を、見詰めながら、

「あぁ……、あ、あぁ……」

レイは次第に、悩ましい鼻息をそよがせて、よじり合わせる内腿をしっとりと、ぬるぬると――湿らせていっていたのだった。

147 名前:引き気味:06/09/26 08:44 ID:???

たかだか数行を、見直すたび書き直しまくっていたり。
要約すると、『謎の暗幕子ちゃん、アナルオナニー体勢よし。いざ開始〜』ってそれだけしか進んでないんですけどね。
姿勢を四つん這い変化の尻持ち上げポーズから側臥大股開きに変更したりとか、そーゆー些細なとこに足踏みしたりしてますし。


        il||li
      ∧∧ 
     /⌒ヽ)  進まない……
.....,,....〜(,_,,,).....,,,,....

148 名前:肉体決済10-3 @引き気味:06/10/01 23:05 ID:???

頼りなくまとった暗幕は、床の背中に敷いて今はみすぼらしいシーツでもある。
丈の足りなさからはみ出す腰より下は、薄汚れた暗灰色のリノリウム床で直にヒップを寝かせねばならない。
清潔さに一際の気を遣う思春期の少女であろうに、尻朶が触れた冷たい床の感触に対しては、彼女は新たなたじろぎを示しはしなかった。
這わされ慣れているのだ、この床に。そうレイは考えた。
次いで、がばという形に割り開かれた一対の真白い脚線は、展示台に広げた翼をピン止めされる哀れな小鳥を思わせる。
引き攣りそうな震えを美しい腿肌に細かく帯びっぱなしでいるのだから、付け根の姫割れを浅ましく暴いているのは、決して彼女の本意ではないのだろう。

「……ッ、ウゥッ……」

布を噛んだ口元からも、呻きに近い息遣いが漏れる。
しかし、遅滞無く膝裏に腕を差し入れてこの媚肉展翅を固定し、逆手に握ったバイブレーターを己が羞恥の源泉に滑らせていく動きは、先の推測を補強するのだ。
この無残な淫らさを、やはり演じ慣れている。
当然、真っ当な女子中学生が知っている仕草ではないのだから、ケンスケが教え込んだのに違いない、繰り返しの強制をもってに違いない。
丁度、この部室に通わされたレイが幾度も「手の代わり」だと言って手淫を手伝わされたように。
椅子に腰掛けたケンスケが傲慢な態度でズボンの足を開いてみせれば、黙ってその間に跪き、白い繊手でジッパーを下ろして取り出してやる一連の奉仕を、レイが教え込まれてしまったのと同じように。

「…………」
「フッ、フッ、……フウッ」

ケンスケのものと思しきスペルマが垂れる秘淵に、彼女がバイブの切っ先をヌルヌル上下させている。
潤滑油のつもりでまぶしているのか。
黒い樹脂に、少女のスリットをぬかるみにしていた白濁液がねばついていく。
性具の径は、レイの純潔を破ったような成人男子のものに比べれば細身だなと目検討が付くが、それでも懸命な身じろぎにつれて息づく後孔の、ひっそりとした佇まいにはどうだろう。
しかし黒衣の彼女は、スリットからポタポタと淀んだ滴を垂らした先端を、そのまま下へと移してぐっと力を込めたのだ。

(……受け止められる、ものなの? そんな……!?)

149 名前:肉体決済10-3 @引き気味:06/10/01 23:06 ID:???

何度目になるか、何事にも無関心、無感動で鳴らしてきた綾波レイの顔には、まさかという驚きが広がっていた。

「ッッ、フゥゥッ!」

ほぼ同じ体格に見えるけれどという見立てを裏切るかの呆気無さで、ずぶり深々と。
菊の蕾めいてすぼまった排泄孔へ迎え入れるための力みが、少女のすべすべとした腹部を波打たせる。
樹脂製の亀頭を飲み込んだアヌスは、くぐもった呻きを伴奏にして――やがてリズミカルに抜き差しさせるまでに、彼女の躯の柔軟さを見せ付けた。

「……ッフ、ンゥゥウッ、ンオッ、ォッ」

肛門の中心を黒い幹が穿つピストンの度、皺を引き伸ばされた入り口に、あらかじめ注がれていた精液がグチャグチャと泡を立てる。
堪らず、首をのたうたせる彼女。
押し殺した声は、擬似的な肛門性交が続けられるほどに妖しさを増していった。
胸の前で暗幕を押さえつけていた握り拳も、今やギュッと力が込められているのは別の意味合いからだろう。
疑う余地なく、悩ましい咽びを振り撒くその少女は、排泄器官を通じた変態的な性感に悦びを覚えていた。
直腸粘膜を力強くこそいでいくカリ首に、躯の内側深くからの官能をふつふつと炙られているのだ。
連られるように、瞬きを忘れさせられたレイも圧倒されていく。

「……はっ、はっ、はっ……んンぁ……は、ああっ!?」
「どうだい、納得した? 女の子はケツでも充分イケるって、これが証明だよな?」

少女の激しいアナルオナニーにすっかり魅入られていたと、レイは気付いていただろうか。
熱っぽい吐息の繰り返しを不意打った驚きに詰まらせた彼女は、汗ばんだ頬にシャギーのほつれ毛を貼り付かせて振り返った。

「そ、さっき綾波も大悦びしてアンアンよがってたココだよ」

150 名前:肉体決済10-3 @引き気味:06/10/01 23:40 ID:???

「や、やめっ……」
「いまさら全然感じませんよ〜って、そんなの嘘だよなぁ?」

ドキドキと高鳴って、いつの間にか妖しい感覚を宿らせてしまっていた胸。
淫らに尖りきったニプルの先端は何だ、まるでケンスケの指先に悪戯されていたのを嬉しがっているかの有様ではないか。
そして、ぬめる感触を膝近くまで垂らしてしまっていた内股は――。
(私、なんてこと……!?)と、その自覚に湧き上がった最大限の羞じらいと、失念から引き戻されて改めて直面したケンスケとの距離への焦りは、同時だった。

「カラダ、暖まってきた?」

しっかりと腕を回して抱きしめて、右手はゆっくり乳房をこね、左手は尻肉の谷間に差し伸べられている。
まるで情熱的な恋人たちの抱擁だ。

「あ、あっ……」
「綾波もエロい身体になったよなぁ?」

気付かれていた!? レイはかっと頬を燃やし、ケイスケは当然と口元をニヤつかせる。

「当然だろ? 綾波の手コキ指導から貫通式のプロデュースまで、一から開発してやったのは俺だからさぁ」
「あなた……!」
「怒ってみせたって、ね」
「――ッア、ああうッ!」

『で、今はケツ穴絶賛調教中ってわけさ』と嘲笑して、小ぶりの尻肉をこじ開けた指先で入り口浅くを抜きつ潜らせつする。
悩乱してもがくレイは、貧弱な外見に見えてそれでもの男の腕力というものを知った。
逃げられない。
ただ、目を白黒とさせながら腰を暴れさせて、『あ』『ひっ』とケンスケを喜ばせるピンク色の悲鳴を上げるばかりだ。
撮影中のアナルマッサージ効果が目覚めさせた、それだけだとは到底思えない自身のA感覚の鋭さに、ただただ翻弄される一方。
良いように弄ばれて悔しいと思うのに、どうにも女の胎が熱を宿し、トロトロと秘唇の隙間から蜜汁を漏らしていってしまうのである。
そのBGMには、バイブを操りつつ駆け足で絶頂に登りつめようとする暗幕少女の悶え啼きが、

「フゥォッ、オッ……ンォオオオ! ンーッ! フゥゥーッッ……!!」

アヌスを思うさま狂おしげにほじくり回している彼女の悦がりぶりはといえば、布地に噛み殺そうにも到底押し殺しきれないといった派手な勢いだった。
口を塞ぐものが無ければ、きっとその咽び泣きだけで、今のレイの不安定な心を打ちのめしたことだろう。

151 名前:肉体決済10-4 @引き気味:06/10/03 22:24 ID:???

レイが見せられたポルノ映像の出演者たちがそうしていたのとは違い、彼女は聞くこちらの方がいたたまれなくなる正直さを証言させられてはいない。
ここが感じるんですと、そこをされると嬉しいんですと、マイクに向かって延々大声で白状させられていたりはしない。
それでも、細腰をガクガク揺すって、深々と埋もれさせたプラスチック・ペニスに感涙だとばかり前門からのおびただしい淫蜜をまといつかせている狂乱ぶりは、千言費やすよりも効果的なアピールだった。

「ケツ穴、最高よ〜って、さ。こいつは全身で表現してるわけ。先輩として教えてくれてるんだよ、綾波に」
「……っ」

努めてポーカーフェイスを装おうとするレイであっても、かわいい耳たぶまで雪肌をカッと熱くさせていれば、分かり易いとしか言う他ない。
更には、きつい窄まりにねじこまれた中指が悪戯な動きを見せるたび『あう、……ッ』と怯え、菊襞できゅんきゅんと締め付け返してくる反応が実にいじましいと形容すべきか。

「はぁ……、ぁ、ああ……」

ほの暗く輝きを曇らせたルビーの双眸。そこへ次々、恥知らずに飛び込んでくる視覚情報の全てを、どうしても少女の優秀すぎる頭脳は事細かに分析し、蓄積してしまった知識と照合して、そして意識してしまうのだ。
自らのまっさらな佇まいの、そして彼女のように淫猥な快楽に興じる使い方もあるのだと知った肛孔に収まろうとする、細長い形状を。
ゆるゆると蠢きながら奥深くを窺う動きを、ケンスケは床の痴女じみた彼女が股間でさせている動きに意識して似せていた。

「おー、お、激しい突っ込み方するねぇ〜。こんな感じ?」
「あっ、ああっ。アァッ……!」

似せているんだぜとレイにも伝わるように、いちいち声に出しながらで。
故に、綾波レイのかつてない程の動揺は時を追うごと深まり、薄く涙さえ浮かべて、

「素直だよな」

――と、見透かした目付きに笑われるのである。
殆どの感情を覆い隠し、ただのクラスメイトなどの前では滅多に外されることのなかった冷然とした無表情は、既にそこには無かった。
ケンスケがこの部屋で裸にさせてきた、多くの少女たちと何も変わることはない。

152 名前:肉体決済10-4 @引き気味:06/10/03 22:25 ID:???

「よく理解出来てきたみたいじゃん? 実例を見て、可能だなんだって知って。ほぉ〜ら、もう問題なしだろ? さっさと覚悟決めて捧げてくれよ、綾波のアナルバージンってやつをさ」
「っ、バ……!?」
「そ、綾波のもう一つの処女。ケツ穴のはじめてってやつ」
「……無理、無理だわ……」
「どうしてさ? ぶっちゃけちゃうと、こいつも綾波と歳ぜんぜん変わんないよ? 体付きも大して違わんないってのも、見てりゃ分かるだろ。……ほら、よく見てなよって」
「……ああっ」

竦み上がった尻穴の中で、少女のほっそりとしたものとはあまりに違う指腹がくるり、くるりとねじ回される。
軽く曲げられた節くれが、捻りにそって菊襞の内側に強張った感触を与えていった。
『ヒゥッ』と空気漏れのような悲鳴を漏らすレイは、見ていたくないと瞼を閉じれば、顔を背けたりすれば、そうやって「仕置き」されるのだと悟ってより、いよいよ従順に見学し続ける他なくなった。

「ウウウッ――ッ、ッッ……! ッ〜ッッ、ウゥゥ……ッ! ングゥゥゥ〜!!」

バイブの抽送に酔い痴れる彼女は、遂に子宮の疼きに抗し切れなくなったのか、暗幕を押さえていたもう片手を股間での行為に参加させていた。
グチュグチュと、薄紅の粘膜器官が汁まみれで開かれる割れ目にあって、盛んにぬかるみと縁の肉芽とを刺激している。
幼女さながらに綺麗に剃り上げられた恥丘の様子が、貪欲に駆使される指の動きを分かりやすくさせていた。

「良かったじゃん。あれもう、こっちの声とか聞こえてないぜ? 綾波も安心して声出せば?」
「……ッッ」

『へへっ』とケンスケがあからさまに馬鹿にしてみせたのはレイか彼女か、その両方か。
その間も腰をうねらせ、胸を上下させる激しい悶えぶり。
見せ付けるよりも両手を股間に集めるためと化した浅ましい開脚姿勢、M字のポーズを保ち続ける片膝が、すぐ傍のデスクにぶつかって側板でガタガタと音を立てる。

「フゥゥ〜ッ、ウウッ、ウグゥッ! ウヒィィ……ッ、ンヒィィィ〜ッ……!」

下肢が宙を掻くたびにぶつかり、痛んでいるだろう膝のことも、ひぃひぃと背をのたうたせるには堅過ぎる床のことも、最早どうでも良いのか。

153 名前:肉体決済10-4 @引き気味:06/10/03 22:25 ID:???

(どうして……)

眉間に皺寄せ物問いたげな、そんな切実なレイを顧みることもない。
貪欲にバイブを操って、秘唇にクリトリスをまさぐり啼いていると、留めるものが失われた外套の合わせからは、汗をびっしりと浮かせた乳房やその先端の色づき、そして『アグゥゥゥ……!』と反り返る顎の先の、品良く尖った形が確かめられそうになるほど。それほど危うく、喉元深くまでが垣間見えるのだった。

「ンウッ、フッ、フーッ!」

逆手に握られた淫具が、同い年だという少女の性器にずっぷりと飛沫を散らし、レイの目には信じられない位に深く突き立てられた。
上半身を覆っていた暗幕がまた、乱暴な身じろぎにずり落ちていく。
今は布地を銜え込んだ口元だけが唯一の留め金で、ようやく頭部だけは覆い残した頭巾状態にまで、役目を減じていた。
正体を隠そうという、その意識自体が二の次になっているのだ。

――そんなに夢中になれるというのか? 排泄のためにある筈の場所を、貫かれるという行いには。
拠って立つ世界が、根こそぎにひっくり返されそうな危地に立つレイを他所に、

「……ッ、ムゥッ、ムゥゥゥッ!」

卑劣な少年の完全な慰み者ぶりを自分から演じ続ける少女は、いよいよの感極まりに、汗でてかる腹を痙攣じみて波打たせだしていた。
踵を使ってばね仕掛けの玩具のように、濃い愛液でびしょ濡れの腰が撥ね上げられる。何度も、何度も。
イクのだと、レイにもはっきり分かった。
そして、そのことに対する一切の躊躇いを見つけることが出来なかった。

(……わからない。わからないわ……)

ヒトであることを捨てたかの有様で、ひたすらに理性を虚ろに。
肉欲への耽溺を全身で肯定して恥じようとしない、くぐもった嬌声。
菊座をぐちゃぐちゃと掻き回す、猛烈なバイブ・ピストン。見舞う手付きはいっそ厳かですらあって、心からの感謝が込められているのではなかろうか。
相田ケンスケのような最低の少年に命じられたまま従順に、乙女として最大の恥を晒す。
それが信じられない。
自分という見ず知らずの――本当にだろうか? ――相手に、それも同性に、こんな間近で見られているというのに。
それも信じられない。

(ああ……)

154 名前:肉体決済10-4 @引き気味:06/10/03 22:41 ID:???

薄い両乳房に交互にもらう揉み捏ねによる、今やまだしも好ましいとすら感じる甘やかな疼痛が、じわじわと思考を蝕んでいく。
熱い、とレイは身悶えた。
そうしていると、身震いするばかりのおぞましさだとしか捉えていなかったアヌス責めさえ、苦痛ではないものにするりと容易く入れ替わりそうになってくるのだ。
もしもそうなってしまったら、

(わたしも、あの人のように……?)

『見れば分かるだろ? イッちまうくらい気持ち良いんだよ』と、盛んに吹き込もうとする少年にいちいち否定を吐くのが、どんどんと億劫になっていく。

「ああ……、ああぁ……ぁ」

尻穴をいじられて、だらしのない鼻声で啼いてしまっているのは事実なのだから、違うと言い訳の理屈を見つけ出すのが面倒でならなくなってきたのだ。
思考のゆるゆるとした停滞を自覚する。いけない、と思っても抵抗する意思力が漲ってこない。
獣の唸り声にしか聞こえない悦がりの息遣いがいよいよ荒く響いて、火照りっ放しの耳朶からを乱打している。
ただ、とにかく、恐ろしかった。

「ムフゥゥ、ゥ、ンォォ……! ンォォ、オ゛オ゛――!!」

しなやかな全身を弓なりに変えて、少女が声にならない絶頂を叫ぶのを、どこまで本気なのか分からない顔のケンスケが『ケツ穴でイク、イキます〜って、さ』と自分の声をあてて聞かせる。
それが少女自身の叫んだところとさして離れてはいまいと、どうしてかレイは理解していた。

「わたしには……」

いやいやと首を振って、ヒトの牝としての本能だけが剥き出しになったかの、それ以上に何か冒涜的な姿から、後退ろうとする。
そんな弱々しい肩を逃がそうとしない強引な腕の持ち主に、私にはとても出来ないと――弱音を訴える。

「心配するなよ。すぐズポズポ突っ込めるようになるし、してやるって。綾波だって、もう前の穴の方は大人のチンポコでも充分嵌められるって証明済みじゃん」
「……言わないで」

155 名前:肉体決済11-1 @引き気味:06/10/07 21:33 ID:???

「……ッォ、ォフ……フ……」

オーガズムに打ち震えた裸身は、頂点からやがてガクリと緊張を解いて、汗汁のしみを黒く変色させた粗末な敷物へ沈んでゆく。
奴隷の忠実さをもって、左足を脇腹に折り畳んだ姿勢で最後まで主人たちへヒップをもたげてやっていた力みが消えうせると、それでも菊座に突き立ったままだった杭棒の底が、リノリウム床でカツと固い音を立てた。

「ッ、んぅン……」

絶頂してまだ貪婪なのか。菊皺がのびきるほど食い締めるそこに打たれた振動を、反射的に悦がる切なげな呻き声。
レイはぎょっとして、驚くくらいクリアーに聞こえたその「声」に目を見開いた。
見れば、轡代わりに暗幕を噛んでいた口元がするりと解けてしまっている。
知っている声に聞こえた。確かに、どこかで……と、記憶の縁を掠めたように思えたのだ。
別におかしくはない。
顔が分からない彼女だから、同時に誰でだってありえる。
まさかと思うような身近な人間かもしれないだろう。

(洞木、さん……?)

ケンスケを躊躇いながら紹介してくれたクラス委員、第壱中がクラス編成を新たにして再開されるより以前からの級友を思い浮かべる。
彼女もやはり、何事もないかの学校生活を続けている裏で、ケンスケとの取り引きに辛苦を強いられていることをレイは知っていた。

つい先週末のことだ。
命じられ、何事かと疑問に思いつつ暗室に息を押し殺して暫く、部室に新たに姿を見せたのはレイにも見慣れた少女。
その彼女が「支払い」をと命じられて制服を脱いでみせるのを、そうして持ち出された縄に緊縛されていく様子を、レイは目撃させられた。
あの後の彼女は、再び着込んだ制服の下に縄を巻き付けたまま、なんとか平静を装って授業を受けていた――。

(いいえ、違う。でも……)

たった一声、呻いただけの響きであったけれど、彼女ではない。
彼女のものというよりも別の、誰かの声質に違いないと、はっきり表面に掬い上げきれない記憶がそれだけは断じている。
もう少し努めて探ろうとすれば、意外に簡単に回答を導き出せてしまいそうなその感触に、却ってレイは怯えた。

156 名前:肉体決済11-1 @引き気味:06/10/07 21:34 ID:???

(誰だろうと、知る必要のないことだわ)

胸の中で自分自身に言い聞かせる。
はっと気付いて、暗幕のほどけた隙間に素顔を求めて、まじまじと見詰めかけていた目を引き剥がした。
しかし咄嗟にずらした視線の先は、挿入も受けずに開いてひくひくと息衝いていた秘唇の、ぬかるんだ中心をもろに横切ってしまっていた。

「――ッ」

ヒトの牝としての本能だけが剥き出しになったかの、それ以上にも何か冒涜的な姿から、いやいやと首を振って後退ろうとする。
そんな醜態だから、見知らぬ誰かであって欲しかったのだ。
ケンスケのような好色な人間が趣味にしている卑猥な雑誌やビデオ。そこに映る別世界ほどに遠く感じられた女性達と同じ、浅ましい獣じみた振る舞いを、肛門で自慰に浸るなどという変態的な真似で目の前に繰り広げてくれた彼女が、レイの直ぐ傍で暮らしている誰かだと突き付けられることには、耐え難かった。

(そんなこと、いま考える必要無いもの。この人のことなんて、私には……無関係、だもの)

しどけなく横たわって余韻を貪る彼女は、顔の上に残るベールも最後の一枚、頼りなく簡単に剥がれていってしまいそうなのに、それでも腰をみっともなくひくつかせるのみで、ただ恍惚としている。
もはや正体を隠すつもりも窺えない。
後輩になる自分に、そんなことは些細な問題になるのだと告げているかのようだった。
そんな彼女が、恐ろしくさえある。

「い、いや……」

ふらつく足。
だが、原始的な衝動に駆られたファースト・チルドレン、レイの裸の背中は、『おっと』とやはり塞き止められていた。

「今更、人のマンコも驚くようなもんじゃないだろ? こないだまでは、電車通いの他校の子のマンコも触ってやってたのにさ」
「……な、なにを言って」
「いや、純情無垢ぶりっ子の綾波さんは、この期に及んで他人のヒクヒク汁マンコ見ちゃったくらいで、かぁ〜いい悲鳴なんか上げてと思ってさぁ」
「…………。そんなところ、別に見てなんかいないわ」
「おや、そう? なんか心臓バクバクしてっけど」

157 名前:肉体決済11-1 @引き気味:06/10/07 21:34 ID:???

レイの裸の胸に、直に手を当てているケンスケである。
鼓動を確かめてやるとばかりに、羽交い絞めにした左手で片胸をぐにと押し潰してくる。

「……っ、っあ……」

左右に緩くこねてくる圧迫にヒクンと覚えて、男の手のひらに確かな尖りを主張するほど、発情させられている実態を再認識する。

「へへ、胸がドキドキっつー前に、こんだけ乳首コリコリさせてりゃ世話無いよな」

不利を覚えたレイは、また馬鹿にされると分かっていつつも黙り込むしかなかった。
良く見ている。いや、すっかり見透かされるようになってしまった。

思えば、だ。
洞木ヒカリの事情、更にはこの「取り引き」の最初に見せられた盗撮カメラに映っていた友人達の、トイレでの秘められた行い。
いずれもがレイの心に衝撃を与えてきた。
神話の領域からネルフの科学が掠め取ってきたに近い生い立ちを持つ神性の少女は、この歳に至るまで、幻影ならぬ肉を持った身体に過ごしながら、女の性が備える肉欲とは無縁であった。
生殖行為、男女の交接。そう戸板に記した文字を茫洋と佇んで眺めるように、その意識を惑わす熱気も、甘ったるく放つ匂いも、ぬめる感触も、何も知らなかった。
だが、その――肉欲を、女の子ならば皆々みんな必ず隠し持っているのだと、戸板の向こうを暴いて教え込んだのが、ケンスケだった。
さんざんに身体をまさぐってきて、ままならず理性を灼き焦がす情動が自身にも眠っていたのだと教え、処女喪失に至る「実体験」へと導いたのが彼だった。

「声、我慢するなよ」
「……ッ」
「尻いじられるより、こっちの方が綾波も楽しみやすいだろ?」

乳首を優しく摘まれる合間に、また言い当てられる。
苦悩ばかりに取り囲まれて、尻穴を蕩かされそうになっていると、まだしも抵抗感の薄い部位に言い訳を求めたくなってしまうのだ。
気持ち良くなっているかもしれない。でもそれは、お尻になんかじゃない、と。

「……っあ、あん……」

158 名前:引き気味:06/10/07 21:38 ID:???

事態が進展しないまま無駄に行数使ってるだけという嫌な自覚に陥りつつありますが、とりあえず文量的に切って、正式版の10話をアップしました。
今回投下分からはその直後に繋がる11話ですが、このスレに投下していた10話とは後半の辺り、書き直した部分が重複しています。
つまり、10−4には直結しないということで。

159 名前:くノ一もの@なーぐる:06/10/12 23:58 ID:???


 淫靡にして陰惨な惨劇があった翌日。
 昼八ツ(午後2時)の刻限ピッタリに、寝流布藩家老、青葉守武人繁信(あおばのかみたけひとしげのぶ)の屋敷の門前に、十人ほどの一団が立っていた。
 珍しいというより些か場違いな一団の姿に、屋敷の門番から女中、雇われ中間までも野次馬となって一団を見物している。
 それほどに一同は人の耳目を集める風体をしていた。
 安絣の着物を着た下働きらしい奇妙に表情のない6人の男。彼らはまだわかる。
 だが、人の注目を集めたのは場違いな、だがあでやかな衣装を身につけた、天女が舞い降りたかと思わんばかりに美しい4人の女達だった。
 癖のない碧なす黒髪の美女、豊かな蜂蜜色の髪と碧眼をもった美女、日に焼けたような茶色の髪の美女、目を疑わんばかりに白い肌と老婆のそれとは明らかに異なる輝く銀髪を持った美女。

 中間達とがやがやとざわめいていると、一団のまとめ役らしい、眼鏡をかけた黒髪の美女は自分たちを箱根に本拠を持つ旅芸人の一団だと名乗り、是非に屋敷で公演を行いたいと申し出た。
 これには美女に見惚れていた中間達も失笑する。

 屋敷と言っても、なんと言っても親藩寝流布藩50万石の家老、青葉守8000石の屋敷だ。
 天守閣こそないものの、1500坪を超える広い庭や離れ、茶室を備え、周囲を忍び返しのついた白亜の塀で囲み、屋敷に勤める者も100や200ではきかないちょっとした城同然なのだ。

 そこに得体の知れない人間を招き入れる?

 それでなくとも今は少々緊迫した次期。笑えない話ではあった。
 だが、その場にいた大半の予想を覆し、門番頭の木村某は示し合わせていたかのような問答の末、あっさりと一同を招き入れたのだった。


160 名前:くノ一もの@なーぐる:06/10/12 23:59 ID:???

 控えの間でしばし待たされる旅芸人の一座、むろんその正体は流行の歌舞伎踊りを披露する旅芸人などではなく、昨日、木村某に妖しの技をかけたくノ一の一団である。

 一同のまとめ役である白拍子の衣装を着た美女…仲間うちの通称『山岸のマユミ』が部屋に入り他の人目が無くなるまで見せていた、どこかおどおどとした表情は一変した。眼鏡の下の目つきも鋭く、他の美女達に向かって軽く肯く。

「首尾良く、公演が出来ると、良いですね…」
「そうね」

 応えつつ、長い金髪の端を指でクルクルと弄んでいるのは、太股も露わな変形稚児衣装を着た金髪碧眼の美女は、通称『飛猿のアスカ』だ。異人の血でも混じっているのか、エキゾチックな容貌は美しさに更なる磨きをくわえている。

「大丈夫だよ。たぶんきっと」

 無遠慮に座り込み少年のように足を組んでくすくすと笑いながら2人に向かって嘯くのは、健康的な茶色の髪を童子のように短くまとめた少年のような快活さを持った美女だった。通称を『黒鉄のマナ』と言い、一見、幼く見えるが実際の年齢はアスカやマユミ達と変わらない19歳だ。

「そうね。ダメなら、そもそも招き入れたり、しないから」

 最後に応えるのは紺の着物を着た如何にも純和風の出で立ちをした…だが、もっとも日本人離れした容貌を持った美女だった。
 比喩でなく白磁のように白い肌。マナと同様に首筋の当たりまでに短くまとめられた髪の毛は、微かに光って見える銀。さながら夜や見に浮かぶ月の滴を思わせる。
 妖精じみた容貌をした蒼月の美女の名は『綾波のレイ』と言う。
 公儀隠密・餓異名組の頭領、六分儀源道の秘蔵っ子。そのワザ、経歴、全て謎に包まれている。


161 名前:くノ一もの@なーぐる:06/10/12 23:59 ID:???

 勿論、彼女達は世間話などをしているのではない。
 くノ一である彼女達は、余人にはただ普通に会話しているようにしか思えないが、実際には様々な仕草で複雑な会話をしているのだ。
 あえて彼女達の会話を文章にすれば、以下のように会話をしている。

『マユミ。首尾良く潜り込めたけど、このあと、予定通りに進めるの?』
『…ええ、そのつもりです。黄昏時までは普通に芸を見せて殿様を楽しませて上げましょう。首尾良く、家老のご隠居を引っ張り出せれば予定通り、私はご隠居に誘蛾香を使います』
『ごめんね、マユミちゃんばっかりにそんな役目を押しつけて』
『マナさん。別に今更ですから、気になんてしてませんよ。
 それに、私だけじゃなく…。もしかしたら私以外にみんなも、目をつけられるかも知れないんですよ。そうなったら、立場上、断れるわけ、ないんですから』
『……わかってる。覚悟なんてとうの昔に、できてるから。
 でも、寝流布藩の藩主…冬月弾正孝三(ふゆつきだんじょうこうぞう)に近づくためには、隠居か、少なくとも家老とはなんとしてもマユミさんが、夜伽をしないと行けないわ』
『ええ。忍法、誘蛾香。私の内に潜む蟲を煎じて作ったこの香の香りを一嗅ぎでもすれば、心の内に強い嗜虐心を秘めた男なら、決して抵抗できない』
『気乗りしない顔ね…って、当たり前か。齢70を超えた爺さんに好きこのんで抱かれる奴なんていはしないもんね』
『わかってるならいちいち言わないで下さいアスカさん。それに、うまく公演が出来るのかも、公演できても、うまく藩主お気に入りのご隠居を引っ張り出せるのかも、全部わかっていないんですよ』
『また喧嘩してる…。やめなよ、アスカさんもマユミちゃんも。昔はあんなに仲が良くて、アスカさんと綾波さんの喧嘩を止める方だったのに』
『そんな、お互いに子供だった昔のこと…』
『待って下さい。昨日蟲をつけた門番から報告です。首尾良く、公演が出来そうですよ』


162 名前:くノ一もの@なーぐる:06/10/13 00:00 ID:???

 小規模ながら、一座の公演は非常に好意的に受け入れられた。
 少々暇を持て余していた侍達にはマユミ達の美しさ、髪を結わないがために感じる武家の娘とは違う物珍しさが好意的に受け取られた。

 無論、単なる美しさだけではない。
 アスカが猿の如く柱の上で軽業を披露すれば、どういうカラクリかマナは手も触れずに小刀を宙に浮かせ、生き物の如く舞い踊らせる。
 家中の騒ぎに興味を惹かれ、日々鬱々と過ごしていた隠居まで顔を出してきた時、一同は計画の8割が達成できたことを確信していた。

(頃合い良し…!)

 既に日も大分傾き、微かに橙色になった空の元で、いよいよ芸の締めとして白拍子姿のマユミが中庭で軽やかに舞う。レイ達の歌声と楽器の演奏で魂をとろかせ、その場にいた全員の心を捕らえて放さない。
 既に男性機能を失って10年以上に成らんとする隠居は、心が妖しくざわめくのを覚える。

 健康的なアスカの舞に最初は惹かれていたが、今は、この世の物とは思えぬマユミの舞から目を離せない。

 薄い常衣の布越しに透けて見える着痩せする見た目と大違いな肉感的な肢体。
 濡れたように艶めかしい黒髪から匂う菊に似た香り。

(おおっ、なんと)

 たるんだ腹の下で、10年来ピクリともしなかった一物に血が通い始めている。
 心を捕らえて放さない不思議な香りと、マユミの優雅な舞いに酔いしれる。
 その内、彼の心の中に形容しがたい感情が、制御不可能な真っ黒な顔のない獣のように大きく膨らみ、暴れ始める。

(あの女を、抱きたい…)

 舞が終わると同時に隠居がマユミに申しつけた夜伽の命に、彼の遅くできた息子の武人は年甲斐もなく、と顔をしかめるが、父が一度こうと決めたら頑として説得を受け入れないことも、彼はよくわかっていた。
 気の毒そうに、マユミを身やり、せめて事が済んでからの褒賞はたんとくれてあげねば、とそう思うことが精一杯だ。


163 名前:くノ一もの@なーぐる:06/10/13 00:02 ID:???

「あ、お殿様…。わ、私には故郷に許嫁がおります。そのようなことを申されましても」

 驚き目を見開くマユミは故郷に許嫁がいる、それだけは勘弁して欲しいと涙ながらに懇願する。小動物のように哀れに震え、か細い声で夫の助命を頼んだ静御前もかくやと言う魂のこもった懇願だった。

(ちょっとちょっと、どういうつもりマユミは)

 打ち合わせになかった突然のマユミの婚約者宣言に、本気で驚いた顔をしてアスカ達はマユミを見つめる。唯一、レイだけは無表情のまま、マユミの背中を見つめている。
 だがアスカの困惑もあに図らんや。もしこのご隠居が「なら仕方ないな」とでも言ったら、ここまで準備して潜り込んだ苦労が全て水の泡と消えるのだ。
 が、すぐになぜマユミがそんなことを口にしたのかを悟り、さすが房中術に長けたくノ一だ、と心の中で感嘆の溜息をつく。

「ならんならん! 旅芸人風情が武士に逆らうな! よいな、お主ら今宵泊まっていけ」

 マユミの哀れっぽい言葉と、許嫁がいるという言葉に隠居の心はますます猛り狂っている。文字通り、盛りのついた犬のように。

「で、ですが…」
「黙れ! これ以上ぬかすなら罪人として獄に繋ぐぞ! お主だけでない、お主の連れ諸共にじゃ!
 なに大人しく言うことを聞けば褒美はたんとやる。それこそ、お主ら下民が想像したこともない程の褒美をな。
 …良いか、マユミとやら。今宵、じゃ。それまで身綺麗にして、覚悟を決めておけ」
「ああ…。そんな、そんなご無体な」

 さめざめと泣きくれるマユミ達を後に残し、上機嫌に隠居は退出する。
 今夜は精の付く物を喰い、そしてどうマユミを可愛がってやるかとそのことで心の中は一杯だ。

 だが、その場にいたもの達の誰が知ろう。
 顔を着物の裾で隠して泣きじゃくるマユミの口の端が、くくっ…と引きつるように吊り上がったことを。


164 名前:くノ一もの@なーぐる:06/10/13 23:02 ID:???

 夕方までの活気が嘘のように、じっとりと汗ばむ居心地悪い空気が青葉屋敷の内を満たしていた。
 ある者は50も年の離れた相手に抱かれなければならないマユミのことを憐れみ、またある者はその背徳的な組み合わせに言いようのない興奮を覚えて、どうにか一目、せめて音だけでもと期待に悶々としている。

 特別にマユミに風呂を使わせ、3人の小女達を使って産毛をほじくるように徹底的に体を磨れ…伽の準備は全て整った。

 何十人もの好奇心が満ちていることを感じ取っているのか、まんじりともせず、奥の間の寝所に敷かれた布団の上で、もじもじと居心地悪そうにしながらマユミは正座してその時がくるのを待っている。光を当てれば体の線が透けてみる程薄い襦袢のみを身につけたマユミは、行灯のほのかの明かりに照らされて艶めかしくも美しい。

(待つのは…苦手だわ)

 遠くの番所か寺から夜四ツ半(午後11時)を告げる鐘の音が聞こえる。

(避けられないなら、早く終わらせて欲しいのに)

 緊張から微かに震えながら溜息をついたマユミだったが、ハッと耳に意識を集中させた。
 反射的に振り返ると、彼女の背後の襖が無造作に開け放たれた。
 さしものマユミも一瞬息をすることを忘れて、ほとんど円形の老爺の影に目を見開く。醜く弛み、老醜に膨れあがった老人は下帯も何もつけていない、湯上がりそのままの全裸だった。

「ほっほっほっ。待たせたの」

 涎を垂らしながらそれだけ言うと、東照神君徳川家康は大層に太っていて、狸呼ばわりされたことさえもあったが…。
 家康公もかくやとばかりに肥え太った老爺は背後からマユミを抱きしめた。
 火照った体の熱さと湿気た布団のように吸い付く老人のたるんだ皮膚の感触に、びくっと体をすくませ、いやいやとマユミは身をよじる。だが、老爺はしっかりと抱きしめて放さない。

「はっ…ああっ。お、お許し…ください…。わたし、わたし、あの方に、許嫁に申し訳が立ちません…」
「ほほ、嫌がりようもたまらんの。なんという愛らしさじゃ。これ、これ娘よ、儂はもう我慢ならんぞ」


165 名前:くノ一もの@なーぐる:06/10/13 23:03 ID:???

 老爺の指先がうっすらと汗を浮かべたマユミの肌を這い回る。ひくり、びくりと肌を粟立たせてマユミは震える。
 芋虫のような指先が襦袢を掴み、肩口をまろびださせる。
 悲鳴と共にはだけられた肩と首筋をなぞり、瑞々しい絹ごし豆腐の柔肌をくすぎり、白い鞠のような乳房、指に柔らかく絡みつくような腕、豊かな胸と腰の間でくびれた細腰、淫らにくねる足…。

「くぅ、ん…やめ、おやめ下さい…」
「こらこら、暴れるな。おとなしゅうせい」

 存分にマユミに感触を堪能すると、胸の隙間に老爺の指が差し込まれる。

「ひっ、あっ。あ、ああ、そんな、そこは…」
「ほほおお、これはこれは…。弁天様もこれほどではなかろうぞ。良きかな、良きかな」
「ああ、胸は、だめ、ダメになります…。感じ、て…いけない…。くぅ、うぅ、シンジ様…」

 老爺は笑いながらマユミの胸を執拗に揉みし抱く。下からすくい上げるようにつかみ、ゆさゆさたぷたぷと見ため以上に肉の詰まった、重量感溢れる乳房を存分に嬲る。

「んっ…。んん…お願いです、や…やめ、てぇ…」

 マユミは歯を食いしばり必死になって声を堪えようとする。
 だがそれは儚くも無意味な抵抗だ。ともすれば忘れてしまいそうだが、マユミはただの街娘ではなく、閨の術に特化して鍛えられたくノ一なのだ。マユミの体は、それが嫌い抜いた男の愛撫であっても、たちまちに反応し、しとどに濡らしてしまうように作り替えられてしまっている。

「あっ。はぅ…んん、あぁぁぁ…。殿様、これ以上の、ご無体は…堪忍、して」

 まだ伽が始まって数分とたっていないのに官能の刺激でビクビクと痺れ始めている。
 全身を紅潮させ、ぐったりと弛緩したマユミの姿に隠居はにやにやと双眸をゆるませる。

「甘露甘露。ほほ、なんという柔らかさ、それになんとたっぷりとした肉置きじゃ」
「あうぅ、ああ、だめ、ダメでございます…。お、お殿様、お許し、下さい…。マユミは、マユミは、耐えられません…」
「何を言うか。ここまで来てやめられるわけ無かろう。ええい、いい加減に覚悟を決めるのじゃ」

 よよと泣き崩れるマユミから襦袢を一息に引き剥ぐと、顔を掴んで無理矢理自分の方に向ける。


166 名前:くノ一もの@なーぐる:06/10/13 23:04 ID:???

「ほれほれ、故郷の許嫁に再会したいのなら心を込めて儂の一物で囀るのじゃ」
「さ、さえずる…」
「口で吸えと言うとるのじゃ。ほれ」
「あっ! うぶっ、うんんっ!」

 無理矢理口腔に突き込まれたたるんだ肉の感触に、マユミは目を白黒させて首を振る。演技ではなく、心の底からの驚きと嫌悪にマユミはまなじりに涙を浮かべて呻き声を上げる。
 マユミの見知っているものとはまるで異なる異形と化した一物。

「おぶぅ、うぶうぅぅ、ぐぅぅ、ふぐぅぅぅ、ううぅぅ、あぅぅぅ」
「ほれほれ、舐めろ舐めろ。舐めるだけじゃなく、舌先でくすぐるのじゃ」

 あまりの苦しさと嫌悪に自分がくノ一であることも忘れ、マユミは言われるがままに亀頭に舌を絡め、カリの括れに舌先を沿わせていく。

(う、うう。なに、これ…。いままでの、男の人とは…頭領とも、誰のとも、全然違う…)

 先端の亀頭は真円に近い球形で、皮だけ剥いた梅干しのようだ。
 そして竿の部分は萎びてたるんだ皮膚が蛇腹のようになって中央部分から大きく膨れあがっている。さながら節だらけの茶色い芋虫だ。それがマユミの可愛らしい口一杯に詰め込まれ、暴れている。

「ぐぅぅ…。う、うぅ、うふぅ…」

 たらたらと口の端から涎を垂らしながらマユミは戦慄した。既に3寸ほどの大きさがある老人の一物だが、これでまだ完全に勃起したわけではない。年故になかなか完全に勃起できないのだろうが、完全に勃起したとしたら、一体どれくらいの大きさになるのだろう。

(む、無理よそんなの。と、頭領だって…5寸くらいだったのに…。入るわけ無いわ…)

 だが、任務故に…彼女が我が身を犠牲にしてでも守りたいと思った存在がある故に。
 受け入れないわけにはいかないのだ。

「あうぅ、ううぅ。んん、ぐすっ…うっ、うう」
「おお、いいぞ。だんだん、具合が…よく、なってきおった。そうじゃ、舌を絡ませろ」

 神社の狛犬のような格好で座り込んだまま、マユミは絶望に涙を流した。当たり前だが、自分の仕事を納得してやっているわけではないのだから。嫌なことは嫌に決まっている。

(ああ、こんな事をしている姿…。絶対に、シンジ様には、見せられない…。見せたくない…)



167 名前:なーぐる:06/10/13 23:06 ID:???

(・∀・)今宵はここまで

いや、マユタンだと一度勢いがつくとぽんぽんネタが湧いて嬉しい悲鳴だね!
一方、アスカ達はあらかじめネタがきちんと揃っていないと、なかなか書くのが、難しい。
バイオハザードラス前10分の所は書き終えたんだけどなぁ。


168 名前:骨型:小GEN-DOH:07/01/02 20:07 ID:???


「カエデさん」
ぐったりと力の抜けたアスカを抱き留めながら、シンジは観客の片方に声をかけた。
「え!?あ、何かしら」
「アスカをお願いします」
「え、ええ。わかったわ。ベッドまで連れて行って寝かせておけばいい?」
「いえ。出来れば起きた後。カウンセリングの方もお願いしたいんです」
「「カウンセリング?」」
疑問符を浮かべたのは、二人とも。カエデもカヲルもシンジの胸で失神しているアスカに目を遣る。
「アスカの様子が普段とは違いすぎると思いませんでした?」
「え、ええ。…さっきはバージンが大事とか言ってたのに、とか思ったんだけど」
「本当かい?…だとするとおかしいね…まさか」
カヲルには心当たりがあったらしい。眉を顰める。
「多分それで正解。まあ、アスカに暗示をかけたんでしょ。『僕に出会ったら欲情して誘う』とか」
「な、何でそんな事…するの」
疑問を差し挟んだのはカエデだ。
「シンジ君がアスカに幻滅すれば、本妻は私だからね。お爺様への媚びの一つのつもりなんだろうとは思うけど…」
嫌悪感も露に、吐き捨てるカヲル。
「加持さん。居ますね?」
「…ああ、居るよ」
どこからともなく、聞こえる声。
カヲルとカエデは辺りを見回すが、その姿はどこにも見えない。
「ここでの立場があるでしょうから、アスカのこの状態については何も言うつもりはありません」
「そいつぁどうも。だが、言い訳させてもらえるなら、恐らく処置を受けたのは俺の知らない時だよ。…差し当たってはエヴァを使っての実験か、検査の時か」
「でしょうね。で、僕があなたを呼んだ理由、判りますね?」
「ああ。司令と担当医師でいいかい?」
「構いません。秘密裏に地下のどこかの一室に放り込んでおいてください」
「了解」
すっと、消える気配。
「な…何をする気?」
「ちょっとね。優しいカエデさんには見せられない事を」
「え…」
カエデにアスカを預けると、シンジは懐から携帯を取り出した。
「ああ、青葉か?僕だ。実家の商品から『Y』番を至急持ってきてくれ。必要な事態が起きた。…それと、帰国が三日延びる。調整は任せた」
「Y…って、もしかして!」
用件だけを告げ、携帯を切るシンジに慌てた様子を見せるカエデ。
「アスカを頼みます」
「え、ええ!?でも…」
あたふたするカエデを他所に、シンジは歩き出した。
「私も行くよ。シンジ君」
「…ああ。案内を頼むよ」
歩調は普段のまま、口調も普段のまま。だが、間違いなく濃密な怒りと殺意を宿して。
「僕を怒らせたらどうなるか…遺伝子に刻み付けてやる」

169 名前:骨型:小GEN-DOH:07/01/02 20:14 ID:???


「何故…ですか!?お嬢様…!!」
「君、この間アスカ君に暗示かけたらしいじゃないか」
「な、何のことかさっぱり…」
ドイツ支部地下の暗室。
拘束されて床に転がされたアスカの担当医師を見下ろすのは、シンジとカエデとカヲルの三人。
奥には同様に、拘束されて支部司令が座っている。こちらは椅子だ。
アスカを抱いてから二日。目覚めたアスカの様子に心を痛めたカエデは自分から申し出てここに居る。
「誰にそうしろ、と言われたのか。聞いておかないといけないから」
「で、ですから何のことだか…」
弁明する彼の言には全く耳を貸さず、カヲルは用意されたスクリーンのスイッチを入れた。
そこに映ったのは、加持が妙齢の美女をベッドに押し倒す所だった。
「ミーシャ!」
彼女の目はトロンと濡れており、舌を出してキスをせがんでいる所である。
「ミーシャ!止せ!リョウジ!止めろ!くそ、離せ!」
キスをしたまま服を剥ぎ取り、手を這わせる加持。
じたばたと蠢く彼に、カヲルが冷たく告げる。
「どうする?話してくれたら止めさせてあげてもいい」
右上には『LIVE』の文字。
「…だから、私は何も…!」
「カエデさん」
「ええ」
カエデが男の頭を押さえつけ、マスクで顔の上面を隠す。
音だけが彼には届く形だ。
シンジがリモコンを操作すると、マイクが音を拾いはじめる。
「ああ、リョウジ!リョウジ!!もっと、もっとしてぇ!!」
「み…ミーシャああ…!」
程なく加持がミーシャを貫き、彼女の喘ぎ―存外大声なので、音量を調整する必要はなさそうだ―が部屋内に響く。
「ああ…ううう…」
蹲って涙を流す男。
だが。シンジはこの程度で済まそうなどとは毛頭思っていなかった。
「ああ、君には娘さんと息子さんが居るんだってね」
びくり、と男の体が震えた。
妻にされたのと同じ事を、娘にもされるのではないかと思ったらしい。
「た、頼む!娘には…娘には手を出さないでくれ!!」
「ふん、いいだろう。…これから僕がお嬢さんに手を出すような事はしない。約束しよう」
「あ、ありがとうございます…」
そしてシンジはなおも問う。
「で。話してくれるね?」
だが、それでも。
「わ…私は…何も知らない…知りません」
拒絶を受け取り、ちらりと奥を見遣る。
顔面を蒼白にしながらも、殺気を露に医師を威嚇する司令。
この時点で既に黒幕は判りきって居た訳だが。
「…残念だね」
これ見よがしに溜息をつくシンジに、男は慌てふためく。
「む、娘には…!」
「はいはい、手を出さないさ。…ところで、これ。聞いてくれるかい?」


170 名前:骨型:小GEN-DOH:07/01/02 20:14 ID:???


ネルフ支部付近の路上。
「…うーん、これ…どちらかしら」
地図と写真を片手に、きょろきょろと辺りを見回す黒髪の美女。
「困ったわ…青葉様とも連絡取れないし」
ほう、と頬に手を添えて溜息をつく。
そのなんとはない仕草は、だがそれだけで男の劣情を喚起するに足りる程の熱さを秘めて。
ふらふらと歩き出す彼女に、声がかけられたのは十分後だった。
「あの…日本人の方…ですか?」
「…あら?」
声をかけたのは、まだあどけなさの残る少年。
「はい。…貴方は?」
「ここの職員の…Ah…息子です。ところで…どう、されました?」
「日本語、上手なのね?」
「あ、ああはい。um…僕、ニホンゴ…勉強してる」
微笑みかけられると、顔を真っ赤にしながらも少々誇らしげに胸を張る。
「ええと、ね。ここに行きたいんだけど」
「ん…!ここ、超高級な…旅館?ですよ」
「あら。そこはホテルでいいわよ」
「あ、すいません…」
「案内、してくれるかしら。ドイツの言葉、判らなくて」
「あ、はい!」
舞い上がったかのように頷く少年。嬉々として案内を始める彼に見えない場所で、女性はひどく淫蕩な笑みを浮かべた。


「そう言えば、貴方、お名前はなんと言うのかしら?」
マユミが思い出したようにそう切り出したのは、ホテルのフロントに入ってからだった
「テオ、いいます。そう、呼んでください。お姉さんは?」
「マユミと言います。よろしくね、テオ」
「は、はい!」
「あ…困ったわ」
「え?どう、しました、マユミ」
「チェックイン…言葉、わからないわ」
「やります!ちゃんと、お部屋まで、お手伝いします」
「あら、ありがとう」
ここはこの付近でも最高級のホテルだ。日本語を使えるスタッフも居るのは判っていた筈だが、テオ少年は自分が手伝う事を選んだ。
最上階の、ロイヤルスイート。
「まあ、ここまでしてくれるなんて思わなかったわ」
「いえ、責任ですから…っ!」
さして多いとは言えない荷物を運び込んだテオは、直ぐそばで笑みを浮かべるマユミの目から顔を離せなくなってしまった。
「ありがとう、テオ。とても助かったわ」
「いえ、そんな…」
「チップ、あげないといけないわね」
「い、いりませんよ」
「あら、でも悪いわ」
小さく息を吐く仕草に生唾を飲み込みながら、テオはだが最後の理性を動員して回れ右をしてみせた。
「だ、大丈夫です!ぼ、僕はこれで!良い旅を!」
「あん、待って」
足を踏み出そうとしたテオの背中に、どさりと何かがぶつかってきた。
「わ!?」
背後から覆いかぶさるように、マユミが抱きついたのだ。
「ね、テオ」
「うああ!?」
そのままぞるりと耳を舐め上げられる感触に、テオの足ががくがくと揺れる。
「ここまで送ってくれたお礼。キモチイイこと、教えてあげる…」
「え、あの…マユミ…?!」
「ふふ。とても気持ちいいから、期待しててね♪」



171 名前:骨型:小GEN-DOH:07/01/02 21:00 ID:???


映像は暫く後の彼等へと切り替わる。
「うう、マユミ、マユミ!!」
ふかふかのベッドの上。
そこに全身を埋もれさせ、ぶんぶんと首を振るテオの上で、腰を揺らすマユミ。
もう何度果てたか、というほどに二人の体、そしてシーツには体液が染みている。
「あはぁ…気持ちいいわ、テオ」
テオは既に息も絶え絶えだが、マユミの体から離れるつもりはないらしく、なおも腰を強く掴んで自分から腰を揺すりたてる。
「ぜえっぜえっ…マユミ…」
「あら?もうお終いかしら…。んっ♪んっ♪」
「うあ!?」
ぎゅぎゅ、とマユミが締め上げると、テオの体が跳ね上がった。
「ふふ、まだ出来るわよね?」
「ちょ…マユミ。休ませて…」
「ダメ♪」
「うあ、うあああ!」
(ごしゅじんさまの命令だもの、可愛がって可愛がって搾り取ってあげるわよ。期待していてね、テオ)
ベッドルームの隣室。
テオ自身が気付く事はなかったし、結局この後も気付かなかったが。
テーブルの上には、ここの住所が記された地図と、何故かテオの写真が置かれていた。


「…ふう、役得だろう?少年」
ドアの外で、青葉は独りごちた。
「マユミの孔は、二度と離れられなくなる程の良いモノだ。あのシンジ様でさえ、館から手放すつもりはない、と明言しているからな」
一度だけ関係した彼女の器の良さに気付き、シンジに彼女を売ったのは彼だ。
恋人付き合いがあった訳ではないが、もし彼女を独り占めしていれば、彼女の器の味を知っているのは自分だけだ…と思った事があるのも事実。
だが、彼女を味わったシンジが紫垣に命じ、調教を受けさせた後。
「君からの推薦だからね。どれだけ変わったか、知ってみるのもいい」
と、一夜の相手を許された際。
改めて彼女の器を味わった彼は、自分の判断が間違っていなかった事をはっきりと確信した。
「絶望的な名器…ってやつだな。シンジ様くらいの経験でもなけりゃ、もう普通の女じゃ満足出来なくなるぞ」
くく、と笑いを漏らしながら、青葉は暗い情念に身を震わせてみせた。


172 名前:骨型:小GEN-DOH:07/01/02 21:39 ID:???


「彼女はうちが誇る芸術品でね」
「テオ…テオに何を!?」
妻の時とは違い、吼えかかる犬のように叫ぶ。
「いやいや、女の味ってやつを教えてあげただけさ。…ああ、でもマユミの味は極上だからね、離れられなくて気が狂れたり性犯罪に走ったりするかもしれないけど…」
「貴様!人の妻を…息子を!」
「言われた通り、娘さんには言われてから『まだ』手を出していないんだけどね」
ふう、と小さく息を吐くシンジの隣には、だが首輪一つだけを身につけることを許された少女が連れて来られていた。
男に駆け寄ろうとしたその肩を柔らかく掴んだカエデが、そっと耳元で囁く。
(…一歩でも動いたらシンジ様からのお情けはないと知りなさい)
びくり、と震える少女。
父親と、シンジの横顔を二度、三度と交互に見つめ、そっと動きを止める。
父親よりもシンジを優先するようになる。それまでに一体どういう事をされたというのか。
「貴様は…!人類全てが自分の道具だとでも、玩具だとでも思っているのか…!」
「やだなあ。何を言っているんですか。そんな鬼畜みたいな」
現在している事を見る限りでは、鬼畜以外の何者でもないのだが。
「僕にとっては、身内や大事な人以外が、須らく道具なんです。取り違えないでくださいね?」
「…この屑が」
取り敢えず、この男から言質は取れそうにない。
「さて、司令。質問です。貴方は今回アスカに何かしらの措置を取りましたか?」
「…ああ。碇シンジに対する性欲を会った直後に解放するように、暗示を行わせた」
「な!?」
「命令した相手は?」
「そこの男だ」
「…ば、馬鹿な」
司令本人の思いがけぬ裏切りに、思わず目隠しのまま振り返る男。
だが、司令にしてみても、シンジのあまりの容赦なさに、ここは応じるほかないと諦めたのだ。
言えば、自分はともかく家族にまで累を及ぼさないでくれる、と期待したのだ。
とまれ、求めていた答えは得られた。
そっと隣の少女に『それ』を手渡しながら、カヲルに告げる。
「もういいよ、カヲルさん。目隠しを取ってあげて」
目隠しを外された男の目が二三度瞬かれ、シンジをきっと睨みつけ、そしてその隣で絶望に固まる。
「ごめんなさい、パパ」
最後に彼が見たのは、全裸の娘が放った弾丸が、自分に向かって飛んでくる様。
「こうしないと、シンジ様が私を見捨ててしまうのよ」
「ああ、ごめんごめん。手はもう出しちゃった後でね?だから今後は手を出さないっていうことで―」
「そんな!?シンジ様、父の言う事なんか気にしないで下さい!お願い…お願いしますっ!」
「おやおや」
すがりつく少女に苦笑しつつ、慄然とする奥の置物…もとい支部司令に視線をやる。
「な…何故、ここまで」
「見せしめだよ。司令」
銃を少女から受け取り、そちらへゆっくりと歩き出す。
「見せしめ…?」
「そう。これだけやれば、アスカに手出しをする気はなくなるだろう?」
次やれば今度は自分の家族が『こう』なる。そういった暗黙の脅し。
しかし、男は逆らって見せた。
「だが…お嬢様を妾とするのは、ローレンツ卿に目をかけていただいた私には、耐え難い事だ」
「ん?」
「お爺様への媚、とかではないのかい?」
「…私がこの立場に上り詰めたのには、ローレンツ卿のお引き立てがあっての事です。お嬢様…そういう側面もない、とは言いませんが」
ぐっ、と視線を強め。
「たとえ私や私の家族がどのような目に遭わされても、カヲルお嬢様の為に、私はどんな事でもしてみせる」
「おや…」
ちょっとばかり、予想外ではあった。
目の前の男は、打算よりも忠義で動いている。方向性はともかく。
このままでは本当にどのような目に遭ってもアスカの安全は保証されない。
となれば。
「アスカとカヲルさんのことについては心配要らない。程なく多人数の妻帯が日本でも許されるようになる」
「…馬鹿な」
「本当だよ。お爺様が圧力をかけているからね」
「…」
「アスカにはこれ以上手を出さないで欲しい。碇の一族の誇りにかけて、僕はカヲルさんを日陰者にはしないよ」
「…本当か」
「ローレンツ老とも約束してある。何だったら、僕の人となりも含めて老に聞いてみるといい」
「私からも頼むよ、グスタフ。こういう形ではシンジ君との間に溝を残してしまうから…」
「…お嬢様」
暫しの沈黙の後、司令は小さく首肯した。
「…承諾した」



173 名前:骨型:07/01/02 21:48 ID:AUuMxrhM

…そういや外道分が足りないな、というのがコレの元ネタです。
このままじゃ単なるエロ小僧じゃないか…と。
取り敢えず、内側にはだだ甘で、外側には鬼外道なシンジ君を少しは出せたかな、とも。

174 名前:FOX:07/01/04 22:19 ID:???

>>骨型さま
>>:小GEN-DOH

 他人にどんどん手を下させるシンちゃんがすっごくワルくてとっても素敵です。
 このカリスマ性が第三者にどう影響を及ぼすかとかを見てみたいです。

 それにしても、はだかんぼに剥かれたロリータとか、親玉の愛人に筆下ろしされちゃって、そのあと放置-性犯罪者確定の坊やとか……。
 名器の恋人を売り飛ばして、調教後に再び味見して自身の判断が正しかったと確信しちゃう青葉とか……。

 どう見ても運命に振り回されているとしか思えないサブキャラたちの、(ある意味)ダメっぷりが本作の魅力だと感じてしまいます。

175 名前:骨型:07/01/06 20:06 ID:???

>>FOXさま

サブキャラにこそ愛を、が裏テーマの一つなので、とても嬉しいです。
坊やの方はその転落も書けたらいいなあ…と思っているのですけど、どこでどう転落させるかなあ、とか思案中だったりします。
そろそろ『その他の連中』を最下層にした、シンジ式ピラミッドの形が見えてきたかなあ…。
はだかんぼロリータは、例によって例の如く屋敷に帰ったら商品ですがw
今後ともご愛顧よろしくお願いします。



あ、マナ忘れてた(爆

176 名前:引き気味:07/01/14 15:53 ID:???

ハーレムもの、というのは私も大好きなわけです。
読む分には基本的にはエヴァFFに限らず、Fate二次だろうがデモンベイン二次だろうがマブラヴだろうがコードギアスだろうが、前提として主役がヒロインたちの好意を独り占めしている状況が嬉しいなと、そこに嘘は無い筈なんでありますが――。
エロいシチュとして妄想してみると、なぜかあられもない姿のヒロイン達の中心には主役以外のムカつく野郎のがしっくり来るんですなぁ。

そんなわけでここ暫くハーレムシチュ、ハーレムシチュと色々脳内に浮かぶ妄想を順繰り展開しとったわけですが、落ち着いたところは『ヒカリ日記』設定での、洞木パパさんの天下なハーレム妄想でございますた(藁
日常の風景がそのまま爛れまくってるような家庭内エロって良いよねということで、このシリーズの設定って大好きなんですよね。

177 名前:引き気味:07/01/14 15:53 ID:???

朝、ヒカリさんが目を目を覚ますと、すっかり慣れた親父さんの布団の中。
畳敷きの寝室の中にこもったままの性臭にうんざりしながら、布団の周りそこらに散らばっている筈の下着へ伸ばした手をさまよわせると、指先に引っかかった布きれが微妙に違和感のある高級な手触りを返してくる。
寝ぼけ眼で引き寄せてみたらばそれは、この頃の父親が好んで履かせてくるようなアダルティなものとは一見似ているようで違う、本物のシルクとレースをふんだんに使った洋物ランジェリー。
――ああ、そういえばと。
傍らに見慣れた寝顔で低いいびきを立てている父親の向こうへ、肘をついて肩を起し、見やる。
その中年男の長身を挟んだ布団の反対側に、ヒカリ同様に下履きさえも脱ぎ捨てた裸を横たえているのは、他でもない親友のアスカ。
寝苦しそうに眉をしかめているのは、むき出しの乳房に男の手が被せられたままでいるせいかなと、そうぼんやりヒカリが見ている端から、夢の中でまで牡でいるらしい父親の手がむにむにと白いカップを揉み、まさぐりだす。
やがて気配を感じ、アスカも『ううん……』と薄くサファイアの瞳を瞬かせる。
一瞬自分の居る場所を思い出すかのようにしていたその顔に、自分と同じ『またか』といった疲れた表情が浮かんだのを認めて――何故か、口元にうっすらと綻びを作ったヒカリは、
「――おはよう、アスカ」
ありふれた朝の挨拶と、ここ数日を洞木家で過ごしてもう分かっているのだろう、一家の主に対しての“目覚ましの挨拶”を促す目配せを、美しい親友に向けるのだった。

みたいな感じの、こう、気だるいエロシーンが!
とにかく好きなわけで (;´∀`)

178 名前:引き気味:07/01/14 16:13 ID:???

涙腺の301みたいなノリから順当に展開して洞木家に取り込まれてしまったアスカとか、何故か復活したユイさんと再婚したことで更に豪華になったハーレムの陣容にふひひとふんぞり返る洞木パパさん(の周辺に侍らされたヒロインズ)とか妄想すると、えらいハァハァ。
シンジも同居してると更に増してハァハァ。

ほんの一、二歳の差なのにやたらに魅惑のお姉様フェロモンを放出しているコダマや、危険すぎるロリっ子の可愛らしさでドキドキさせられっ放しになるノゾミ、更には学校で見慣れている分にはまるで気付かされることの無かった魅力で迫ってくるヒカリとベッドを共に出来るのは良いものの。
顔を洗ってキッチンに朝食の手伝いをと行ってみれば、昨晩の痕跡も生々しい裸になんとかエプロンを身に付けて準備をしようとしていたらしい若々しすぎる母親がバックスタイルで犯され、喘いでいたり。
同居人暮らしも長く家族同然でもあったアスカが、以前もよくあった『親友の家へのお泊まり』とはがらりと内容を変えた滞在の仕方で、昔と同じ同じ屋根の下+ドア一枚隔てたそこで、しかし義理の父親の寝室に連れ込まれて寝ている、ですとか。
こらもう、ハァハァでございますよ。

特に、アスカにとっての親友やその姉妹を抱いているという微妙な裏切り感プラス、定番の寝取られ感ということで ( =゚ω゚)=3)

179 名前:コウイに値する名無しさん:07/01/14 17:18 ID:???

>>178 引き気味さん
 涙腺No.301とは別に、洞木パパが3人娘を調教済み、ユイがシンジと肉体関係を持っているという状況での変則スワッピング(洞木パパ&ユイ+シンジ&ヒカリ)が縁で、そのまま洞木パパとユイさんが再婚……なんてネタもありましたな。
 これだとシンジが初々しいお子様ではない設定になってしまうのですが、>>178が涙腺No.301からの流れだとすると、シンジも洞木シンジになるまでは「真実」を知らず、ある日突然それをつきつけられてパニック、とかなるんでしょうかね。
 シンジの初めてのお相手はユイさんか、コダマさんか、ヒカリか、ノゾミなのか……?(笑)

180 名前:FOX:07/01/14 19:01 ID:???

>>178 引き気味さま

 ・・・なんだかすごく寝取られ感いっぱいのいやーんなハーレムですね(笑。
 なまじ設定すらされていない「顔なし」キャラにごっそり根こそぎ、それも生活感いっぱいに「性生活」しちゃってるのがその理由かもしれません。
 これがゲンドウ氏とかならなんとなくありがちに感じ、下手すりゃ納得しかねないのに。

>>同居シンジ
 鬱屈加減に磨きがかかっていそうな気がします。
 新たな家族の魅力に気づいたはいいけれど、彼女たちは「パパ」に夢中で・・・。
 我慢できなくなって姉妹たち(ばかりかユイまで)をねちっこく視姦したり、「跡」も生々しい下着にハァハァしちゃって・・・。
 見かねた「義父さん」に「ほら、せっかく新しい弟(お兄ちゃん)できたんだから、やさしくしてあげなさい」と義理の姉妹たちを「おもてなし」を命じて、それなりの気遣いをしてもらうんだけれども、結局それはプレイの一環にすぎない。とか。
 「お姉さん」なノゾミどころか、ヒカリにも、いやノゾミに「なーんか子供のセックスって感じ」とパパに報告されて、さらにどよーんとなっちゃうとか(w

181 名前:FOX:07/01/14 19:27 ID:???

「お姉さん」はコダマでしたね。

うう・・・

182 名前:PDX.:07/01/14 23:01 ID:???

 あうっ、>>179も私です orzドウシタコトカ

 昔の月マガの中西やすひろ作品的エロコメにしてしまうのもありかも、なんて思ったり。
 シンジがお風呂に入ろうと無頓着に脱衣所のドアを開けたらシャワーを浴びたばかりのあられもない姿のコダマさんとバッタリとか、居間でTVを見ているときになぜか膝の上にちょこんと座ったノゾミたんの身体の柔らかさにむらむらしてしまって(勃っちゃだめだ勃っちゃだめだ)と必死に色即是空しているとか、そんな状況をヒカリに目撃されて「不潔よおおお!」と叫ばれてブルーになったりとか。
 でもそんな日常が実は全て三姉妹の掌の上で弄ばれているだけで、誘惑され続けたシンジが果たして誰に童貞を自ら捧げるかというエロゲームだったり(ぉ

183 名前:引き気味:07/01/15 01:15 ID:???

昨晩は“学級委員長”のヒカリとベッドを共にし、そのヒカリが彼女にとっては新しく出来た母親であるユイと共に父親の寝室に入っていった今夜は、彼女の姉の部屋に泊まる。
そうして、休日を共に過ごそうと呼び出されてきたアスカが、リビングで親友姉妹達に歓待を受けている姿を、実の母親と時間の掛かりすぎる昼食の支度をしながら眺める。
なんて具合に同衾相手が変わりまくりだと、スワッピング要素も強いんですけどね。
ただ、相手を選ぶ権利は常に父親にあって、シンジのところに来るのは基本的にあぶれた者、となりますと、寝取られ感ドン、でしょうか (;´∀`)

184 名前:目黒腹蔵:07/01/15 03:22 ID:???

>裸になんとかエプロンを身に付けて準備をしようとしていたらしい若々しすぎる母親がバックスタイルで犯され、喘いでいたり。

一瞬、ずぶずぶの爛れ生活の中で内縁の妻状態にされてしまったアスカさん?と読み違えて、
それはそれで実にハァハァだなあとかなんとか(;´∀`)

185 名前:PDX.:07/01/15 07:34 ID:???

>>183 引き気味さん

 シンジにとっての「意中の相手」が誰であったとしても寝取られ感があるでしょうな。
 意中の相手がヒカリだとして、自分より幼いノゾミに「おにーちゃん、なぐさめてあげるね」なんてお口でされてしまうと、却って傷つくことになるかも(^_^;

>>184 目黒さん

 でも小姑が3人で、アスカの家事能力をねちねち責めてくるかもw

186 名前:引き気味:07/01/15 09:45 ID:???

内縁の妻。これもエロい響きの言葉だよなぁ……と、失礼なことをほざいてみたりして。
しかし、内縁の妻というものは複数存在する場合も適用される言葉なんでありましょうか?
愛人というのも継続して同居してる場合はニュアンス違うかなぁという気もしますし。ここら辺は各々の感覚によるものなんでしょうけどね。

ちなみ、内縁の妻と聞いて頭に浮かんできたものは、15歳も歳が離れた少年を内縁の夫状態にしてしまってるミサトさんだとか、旦那と離婚して冬月の爺さんトコに駆け込んだは良いものの、息子に気兼ねして入籍出来ないユイさんとかでありました。
日陰のイメージがこびりついてるんですな。私の頭の中では (;´∀`)

187 名前:コウイに値する名無しさん:07/01/15 15:45 ID:???

>>186 引き気味さん

 まぁ内縁の妻と愛人の境界線が必要になってくるのは、遺産の相続とかそういう時点ではないでしょうかねぇ。
 普通に暮らしてただれた生活を送っている間は要らない区別なのかも。

 洞木パパの「内縁の妻」の座を、ユイ→コダマ→ヒカリ→ノゾミの4人で一週間交代制で、毎週末には全員が居合わせる寝室で「結婚式」を内々でやらかすとか。
 エロい花嫁衣裳(和風だったり洋風だったりよその民族だったり)を着た「花嫁」が洞木パパに愛を誓い、誓いの接吻を交わし、夫婦の契りのぎしぎし^H^H^H^H儀式へと。
 毎回その場に参加して、意中の相手が洞木パパの妻になるときは内心歯噛みしつつも鬱勃起してしまうシンジだとか(ぉ

188 名前:引き気味:07/01/15 15:47 ID:???

>>187 PDX.さん(多分)

>毎週末には

それはそれで、凄いラブラブなというか、万年新婚の色ボケ家内って感じでいやんですな ('∀`;)

189 名前:PDX.:07/01/15 15:56 ID:???

>>188 引き気味さん

>(多分)
 そのとおりで(^_^;

>凄いラブラブなというか、万年新婚の色ボケ家内
「……ねぇコダマさん」
「なにシンジくん?」
「……これって、コスプレ?」
「せめてイメクラと呼んで(はぁと)」
「大差ないですよ(泣)」
なのかもw

190 名前:なーぐる:07/01/15 16:56 ID:???

今週末、急遽実家に帰省してました。
たった、二日ネットに触れてないだけで浦島太郎気分。

それはそうと、新ロードス島戦記のリーフの人物紹介、
スパークの個人的な”友人”って表記はエロイなとおもいました

191 名前:引き気味:07/01/15 16:59 ID:???

公王の友人、でしたっけ? あれももう少し三角関係で引っ張ってくれればなぁ…… ('A`)

192 名前:引き気味:07/01/15 18:34 ID:???

引き続き、昔のログからネタを拾ってきているわけですけれども、「ヘアの下に目立たない色のタトゥー」に続いて今更のヒットなのが「シンジにアスカの服をたたませて、正座させた上で、アスカが犯されるさまを見せ付けたい。」というコレ。
ゴリゴリ犯されているアスカの横にぴちっと畳まれた制服、と言いますと、Kるっ太さんとこに目黒さんが投稿された『NIGHT SHIFT2』を思い浮かべてしまいますが、無節操にハーレムを拡大させた『ヒカリ日記』シチュでもいけるよなぁと。
前提としてこの場合のシンジのキャラ付けに要るのは、諦め入った負け犬モードでしょうか。

193 名前:引き気味:07/01/15 18:34 ID:???

――毎週毎週、確実に家族中の女性達が昼過ぎまで起き出してこない日曜の朝。
誰に言われたわけでもないのにシンジの習慣となってしまっているのは、リビングか義父の寝室か、乱痴気騒ぎの舞台になった部屋にノックも無く入っては、彼と彼女らの脱ぎ散らかした衣服を片付けることだった。
日頃は家事を担当している母親も、手伝いを分担している義理の姉妹達も、この日ばかりは役に立たない。
しかし、彼女らが起き出してくるのを待っていては、平日に処理しきれず一週間で溜りきった洗濯物が片付かないのだ。
既に朝一番の洗濯槽には一昨日までに換えた家中のシーツが詰まって、泡と共に勢いよく渦を巻いている。
後は、派手にまた汚れ物が出てしまっているだろうその部屋から、洗濯物をかき集めてくるだけだ。

「…………」

空籠を抱えて、脱衣所の扉を閉める。
唸りを立てていた洗濯機の音が聞こえなくなると、今度はすすり泣きに似た女の声が耳に届くようになった。
それもまたままあることだ。
夜を徹して交わり続けていたのか。それとも、目覚めと同時にまた始めたのか。

(……今日は母さんたちの部屋か)

襖を開けてみれば案の定、血の繋がらない母親とその娘達の累々と横たわる中、中年男のたるんだ腹の下に一人の少女が組み伏せられて、上の口と下の口と、両方から垂れ流せるだけのものをありったけ垂れ流させられている真っ最中だった。

「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛……! ッア、ア、アアアァァァ……!!」

ほつれ、絡まり、ブラッシングを欠かさない普段とは比べるべくもない有様のブロンドをのたうたせていたのは、洞木家の次女とも、そして“洞木”シンジとも縁深い混血の少女、アスカだった。

194 名前:引き気味:07/01/15 18:35 ID:???

「――おう、シンジか」

義理の父親はちらと一瞥を寄越すが、後背位から崩れ落ちて尚許されずにいると思しきアスカには、その余裕もない。
鈍く肉同士をぶつけ合う音と共に、喉を絞った嬌声を張り上げる。
『ひぃ』と子宮を深い抽送に乱打されて、白目を剥かんばかりの悩乱の只中にあった。
そのまばゆい肌が汗みずくであるように、周囲に脱ぎ散らかされた下着もどれも酷い様子だ。

「……はぁ」

慣れてしまえば、もう感慨も無い。とうにこぼすべきものは枯れ果てていた。
シンジは黙って散らばった衣服を拾い集めるのみだ。
安眠するに向いたとはとても言えない悦がり泣きが張り上げられる横で、それでもやっとの顔で休息をとる姉妹達の白い裸身を跨いでよけ、ショーツを、ブラジャーを手際よく籠に入れていく。
女のものか男のものか、生臭い染みが付いていれば洗濯に。
パジャマ、ブラウス(昨晩訪れたアスカが着ていたものだ)、ただ脱ぎ捨てられているだけのものなら、籠を脇に置いて丁寧に折り畳んでいく。
きちんと一人分ずつ揃えて重ねた寝間着をどこに置こうかと少し考えて――縄の跡もくっきりと残る背中を向けている母親が、どうやらもう目を覚ましているのに、寝たふりでいるらしいと気が付く。
畳を踏む足音が近付くと、ひくりと肩を震わせる。
それでも嘘の寝息を続けようとするユイに、結局なにも声を掛けないまま、シンジはその側に折り畳んだ彼女の寝間着を置いて、部屋を出た。

195 名前:引き気味:07/01/15 18:36 ID:???

――とか、そんな感じで。
ユイの側の分だけ書きましたけど、やっぱり、まっ最中のアスカの近くに置くとこも書いた方が良いのかなと。
もう少しネタとして膨らむなら、短編になりそうなんですけどね。

196 名前:PDX.:07/01/15 19:48 ID:???

>>195 引き気味さん

 もう状況に慣れてしまっているシンジが哀愁を漂わせていますな(汗)
 情事の繰り広げられている扉の中を覗いて自慰に耽るなんて感性もとっくに枯れ果てているんでしょうね(^_^;

 この時点でのシンジが童貞なのかそうでないのかで、また事情が変わってくる気もします。

197 名前:LHS廚:07/01/15 21:15 ID:???

話をほぼぶった切る気がしますが、最近私が注目しているのは倒錯すれの
「体ユイさん、中身しんちゃん」のシリーズだったりします。

ゲンドウの豹変ぶりとかミサトを慰めようとする筋とか。
リツコさんの「妻の面影」に対するダークさとか。

TSはあの辺分岐のパターンは多かったものの、あれは盲点でした、私も。
ここならさいしょから髭の餌食ですかねぇ……。

198 名前:目黒腹蔵:07/01/15 23:55 ID:???

>>193-194
なんだか70年代の半自主映画的な、エロ物悲しい雰囲気が実に(*´Д`)
物憂いラッパのBGMとか流れてそうな。

そういえば原作映画の予告だかなんだかの実写のやつで、アスカとトウジが同棲設定のが
ありましたし、劇中のミサトと加持の蜜月もモロそんな感じで、ああいう気だるい生活感って
結構エヴァパロとマッチングしたりするんですよね。

199 名前:引き気味:07/01/16 08:00 ID:???

淫乱見母スレで振った話題(http://www.saiin.net/~evangel/bbs/test/read.cgi/ita/1096473887/576)からのネタですが、例によって引っ張っているタトゥーシチュでこんなのはアリかなと。


二人の同居人たちもそれぞれの部屋に引き取り、よほどの事でもなければ踏み込んでこないだろうと確信できる時間を待って、シンジが端末を繋げるそのサイト。

(――また、増えてる……)

けばけばしい色遣いのトップページにずらと並べられたサムネイル画像は、同世代の少女達の赤裸々な姿を捉えたスチルを切り取ったものだ。
些細な身じろぎさえ躊躇うほど静まりかえった空気に、それでも抑えきれない息をふるふると吐いて、シンジは一番新しい一枚をクリックした。
すぐに真っ白な太股が目に飛び込んでくる。
そして、その奥にくつろげられた濡れたピンク色の粘膜も。
うわと小さく呻いてブラウザを操作。ウィンドゥに全体が収まるよう表示を切り替えた画像は、しどけなく寝そべった一人の少女が、カメラに向かって下半身を全開に投げ出している姿だった。
シンジの頬を熱くさせたのは、隠しもせずに綻んだ様子を見せる少女の性器だったが、画像の本題はそこではない。
少女の両手は、自身のふっくらとした恥丘のふくらみに添えられている。
そこを見てと明快に、少女の破廉恥な意図を示してみせるポーズ。
ミルクを溶かしこんだような白い下腹部はフラッシュを受けてつやつやと輝いており、彼女の最も秘められてしかるべき器官を何一つ隠すものが無い様と、たった今処理したと思しき明るい色の恥毛が泡に混ざって横に除けられているのが分かる。
『いよいよ烙印を入れられてしまう直前。準備の出来たツルツルマンコを嬉しそうに披露するM奴隷ちゃんですね。勿体ない気もしますが、こんな綺麗な肌もこれっきりです』
コメントは煽るようにその次の画像を見るよう促している。
シンジは震える息を飲み込んで、その矢印のサインをクリックした――。

 ◆ ◆ ◆

「……なぁに、シンジ? 変な目で見ないでよ。嫌らしいわねぇ」
「ご、ごめん……」
「――アンタ、まさか私のお風呂覗いてたわけじゃないでしょうねぇ?」
「ち、違うよっ、するわけないじゃないか! なんでそんなこと言うんだよ!」
「なら良いけど、さ」

200 名前:引き気味:07/01/16 08:01 ID:???

決まり悪そうに目を逸らすと、アスカは胡乱そうにしながらもさっさと髪にタオルを巻いて、手に持ったドライヤーと共にリビングへ歩いていった。
ホットパンツに包んだ小さなお尻の揺れる様がいかにも無防備な――その後ろ姿を目で追うでもなく、シンジはほっと安堵の息を吐いた。

(良かった……)

きわどい話題でからかわれるのもざらな、普段の反応のおかげか。真っ赤になってしまった顔も、思わずどもったしどろもどろさも、さして疑われずに済んだのは幸いだった。
覗きでもしたら恐ろしい仕置きをしてやるわよ等と、アスカ自身が頻繁にからかっていることもあるのだろう。
彼女は本気で疑いはしない。
保護者役の女性が不在の夜、年頃の少女が異性と二人きりで過ごしているにしては油断しすぎではないかと思うが、彼女はシンジを意気地無しだと、スケベはスケベでもムッツリの方だとたかを括っている。
――だから、まさかあり得ないと踏んだその覗きを実際にシンジが実行してみせても、気付かないでいるのだ。

(でも……)

ほっとしたのもつかの間、シンジはまた分からなくなっていた。

(アスカの、あ、あそこ。……ちゃんと生えてたし。変な刺青も……無かったよね……?)

さすがに浴室のドアに張り付くまでは出来ず、着替えの様子をアコーディオンドアの隙間から窺っただけ。
しかし、それでも確かに。
盗み見たショーツを脱ごうとするアスカの股間には、髪と同じ色のヘアが認められたのだ。
そして、いつか見た綾波レイのように子供めいた、とは言わないが、それでも彼女の茂みはまだまだポルノ画像で見る大人たちのように濃いものではなかった。

(写真にあったみたいな模様も……、もし本当だったら分かった筈だし。でもだったら、あの写真は……やっぱり偽物、なのかな?)

同居する少女のはじめて見た裸にドキドキと胸を高鳴らせながらも、疑惑は晴れたという安心の気持ちと交互に、シンジの意識は未だ拭いきれぬ疑問に占められていた。
なぜなら、性奴隷としての被所有のサインだと誇らしげに性器の上に施されたタトゥーを披露していたあの少女は、ほんとうにアスカに似ていたのだから。

201 名前:引き気味:07/01/16 08:05 ID:???

>>196 PDX.さん

死んだと聞かされていた母親が、若くて美しい姿のままで帰ってきたと思ったら――再婚。
しかも、クラスメイトの女の子のお父さんと。
その上同居がはじまってみたら、真面目な子だと思っていたその女の子は、お姉さんや妹と一緒に父親と近親相姦やってたり。
あまつさえ、気になっていた元の同居人の女の子まで、いつからなのかその新しい父親に友人達と一緒になって抱かれるのを良しとしていた。

そんな無茶な状況ですものねぇ ('∀`;)

とりあえず、同居開始してから暫くで、コダマさんあたりにぱっくり童貞も食べられちゃってそうではありますが(笑

202 名前:引き気味:07/01/16 08:08 ID:???

>>198 目黒さん

そういえば、もう印象もおぼろげな当時に一遍見た限りで、その実写版映像って長らく見てないんですよね。
どっかからか探してきて、もう一度見直すとまた良い案配に眺められそうではあるのですが。
なにせ、当時とはうって変わって、すっかりダメぇ〜な趣味でエヴァを見るようになってますからねぇ (;´∀`)

203 名前:PDX.:07/01/16 22:58 ID:???

 引き気味さんに続け、というわけじゃありませんが、http://www.saiin.net/~evangel/bbs/test/read.cgi/ita/1096473887/577からのネタということで。

1)中学を卒業したアスカは、学生生活を満喫したいと、シンジと同じ高校に通う事を選択。
 NERV技術部への就職は大学卒業後ということに。
 シンジからなんとか告白させ、アツアツカップル(死語)に。同時に処女喪失。
2)シンジという彼氏がいるにも関わらずやはり人気者のアスカ。学園のアイドルである彼女をウザいと思う女生徒グループと対立する。
3)ある日、シンジと喧嘩した彼女は、普段なら相手にしないようなナンパ男と寝てしまう。
実はこのナンパ男は女生徒グループから頼まれてアスカの弱みを握るために彼女と寝て、アスカのハメ撮り写真等を確保するための要員だった。
4)「一時の火遊び」をさんざん悔やむアスカのもとに届く脅迫メール。
 シンジ以外の男のモノを口に含む姿が克明に写った写真をシンジに送ると脅された彼女に抗う術はなかった。
5)DQN女の知り合いのタトゥー・ショップで、屈辱的な刻印を受けてしまうアスカ。
6)ひさびさのシンジとのデート。熱心に彼女をベッドに誘うシンジをなんとか拒む。
 下叢を剃られ、淫らな言葉を恥丘に刻まれたその姿をシンジに見せるわけにはいかなかった。

……月並みかなぁ。

204 名前:PDX.:07/01/16 22:59 ID:???

>>201 引き気味さん

>同居開始してから暫くで、コダマさんあたりにぱっくり

 やっぱりそうでしょうかねぇ(笑)
 ヒカリ、ノゾミ相手に3Pする「父親」の姿を覗き込んでがく然としながらヌいている(笑)ところをコダマさんに見つかって……とか?



205 名前:引き気味:07/01/17 07:59 ID:???

>>203 PDX.さん

>月並みかな

ちゃんとした文章で書いていけば、文章自体のエロさでやはりハァハァくるかと思いますが、その粗筋だけの段階ですと、やはり今ひとつ目を引ける要素に欠ける感じですねぇ……。
エロシチュなんてどのみち、筋としては何かの二番煎じ三番煎じを避けるのは難しいものですし、工夫したセリフなり内面描写なりで魅せていくしかないとは思っているのですが。

……とりあえず、

・脅迫されて入れられた
・うっかり軽い気持ちで入れたら予想外に消えなかった

このどちらかの方向でネタ練ると、どうにか形には出来そうですね。

206 名前:PDX.:07/01/17 09:46 ID:???

>>205 引き気味さん

>うっかり軽い気持ちで

 この「うっかり」の中には、無理に背伸びして酒を飲んでその勢いで、とかも含まれるでしょうね。
 あとで気付いて真っ青、っという感じで。

207 名前:引き気味:07/01/17 10:10 ID:???

>>206 PDX.さん

>酒飲んでその勢いで

「Big Ben」みたいな導入ですかね(w
そのまま不良外人どもや愚連隊大学生達に、というのもそれらしい導入になりましょうが、14歳中学生verでやってみたいなと思っている今の私の場合、『ボクのヒミツたいけん』版トウジ・ヒカリや、淫乱美母版のムサケイに入れられてしまうってとこでしょうか。

元々はそんな卑猥なところに使うつもりではなく、パーティートイの一つとして腕や無難なところに使って遊ぶつもりで持ち込んだタトゥーシールや、ボディペイントペン。
アルコールが入った勢いで何故か下の毛を剃って〜というノリになってしまい、しかも、適当にまとめて買い込んできた中になかなか消えないガンコなタイプが混ざっていた、とか。

……あ〜、でも、酒の勢いで「うん」と言ってしまったというのはともかく、すぐに消えるものと勘違いして使ったとなると、少し背徳感に欠けますね (;´∀`)

208 名前:PDX.:07/01/17 10:49 ID:???

>>207 引き気味さん

>アルコールが入った勢いで何故か下の毛を剃って〜というノリになってしまい、しかも、適当にまとめて買い込んできた中になかなか消えないガンコなタイプが混ざっていた、とか。

「ボクミツ」の場合、アスカの覚悟が足りなくてもトウジとヒカリの強引さで押し切るという感じでしょうか。
 でも二人との関係は最初の時点でシンジに知られているから、タトゥの存在イコール不実の証拠をシンジに知られたくなくて云々という使い方はできないのが困りものですね。

 この点は「淫乱美母」のムサケイにも通じるかなぁ。こちらはまだ、ムサケイとの関係を(ユイが知っていたとしても)シンジは知らないという時点を設定可能ですが。
 時系列として、
1)シンジとマナの関係を知ったアスカが参戦、シンジと初体験
2)シンジやユイの手によりレッスンを受け開発されてゆく
3)シンジ不在のときにユイにレッスンを受けるとき、ムサケイに目をつけられる。マナの件もあり、ムサケイはシンジに内緒でアスカを堕とそうと画策。
4)いろいろせめぎあい
5)遂に陥落、ムサケイと関係を持ってしまう。
6)シンジにバレるまでの間、発覚に怯えつつも二人に従わざるを得ないアスカ
の6の時点であれば。
 でもここで脅迫めいたことをムサケイがしていたら、ユイさんの逆鱗に触れそうなところが怖いですかね。
 この話のユイさんの場合、隠さずにオープンにHすることを推奨しそうですから、シンジに秘密にすることを彼女がそそのかすとは思えませんし。

>……あ〜、でも、酒の勢いで「うん」と言ってしまったというのはともかく、すぐに消えるものと勘違いして使ったとなると、少し背徳感に欠けますね (;´∀`)

 一生消えないという覚悟の上で刺青を彫った、という「もう後戻りできない感」を強調するには、本人の合意があった方が背徳感が増すんですよね。
 しかもそれを本来の夫・恋人には内緒でとなると余計に。
「愛慾のエプロン」ラストでのヒロイン二人が情夫とのことを夫には秘密にしつつ、情夫たちに中出しされて妊娠することを合意、夫にバレないよう直前直後に夫とも中出しすることも画策という背徳感は、拙作「夜の披露宴」でのシンジ合意の上での出産奴隷というのより刺激が強いんですよね。
(あれでも、アスカから言い出したことにして毒を強めたつもりですが(^_^;)

209 名前:引き気味:07/01/18 19:49 ID:???

>>208 PDX.さん

ボディアートやタトゥーについて軽く検索を掛けて調べてみると、一昔前の刺青という言葉のイメージからは大分変わって、手軽さを売りにサービス提供している商売も多いような印象を受けました。
本式の刺青ならではの痛みと引き替えになる「やっちまった感」も捨てがたいわけですが、ボディペイント用の塗料やペンも、本当に安価に買えるようになっているみたいですし、「ヒミツたいけん」や「淫乱美母」でのムサケイの独断でのプレイに持ち込むのも、そう設定的に苦しいわけでもないようです。
一方でそうなるともう、引き返せない堕落のシンボルとしてシチュの中心に据える意味合いも無くなってくるような感じではあるのですけれど。

>>208みたいな感じでムサケイに使わせる場合、ただ肌になんらかのサインを施したというだけで無しに、別のイベントと絡めた方が良いのかもしれません。
たとえば、「キャンプ」に参加する上でのメンバーの証であるとか(それこそ愚連隊や不良集団、キ印宗教団体の帰属儀式みたいな使い方ですかね)、以前にPDX.さんが痴漢シチュでアイディアを出されていたような「プレイを許容しますよというサイン」としてですとか。
……ただ、そうなるとまたシチュの中心ネタは何かというフォーカスが、ここしばらくのネタ転がしでやっていたタトゥーネタからはズレてしまうんですけどね (;´∀`)

210 名前:PDX.:07/01/18 19:58 ID:???

>>209 引き気味さん

 だとすると、イージーなボディーアートが普及しているからこそ、何度かやって消したりした後で、もう一段階本格的なのにステップアップ……という使い方でしょうかね?>昔ながらの刺青

211 名前:引き気味:07/01/18 20:08 ID:???

>>210 PDX.さん

存外に手軽になってしまっているようだと認識が変わってしまったわけですが、その上でやるならたとえば、お手軽ボディペイントで暫くシンジの目を慣れさせておいて、密かに実は本式のタトゥーにレベルアップさせてしまっている――という使い方もアリかなと考えてみました。

奥手なシンジは刺青=ヤクザといったイメージで悪印象を抱いているので、シールのような簡単なもので、一、二ヶ月で消えるものだと説明。
実際に暫くして消えるところを見せて、渋々納得させたところで(この時点で、たとえばアスカにそんな遊びを教えたのが誰かで寝取られ風味なのですが)、密かにもう二度と消えないものにそのタトゥーが変わってしまっている。
碌に知識の無いシンジは、シール式のものと彫り込んだものの差がはっきり分からず、気付けない。
ベッドインして、いつまでも消えないそれに不審を抱くことがあっても、アスカはまた消えかけるたびに張り直しているのだと説明して誤魔化す。
やがてはバレてしまうのだろうけども、その破綻の日までをずるずる後延ばしに引っ張っている――。

という、時限爆弾抱えたような感じでしょうか。

212 名前:PDX.:07/01/18 20:28 ID:???

>>211 引き気味さん

 タトゥーを見られてしまえば即発覚、という状況に比べれは危険度は低いかも知れませんが、それでもギリギリな状況っすねw

 あとはその刺青の内容によっても趣が変わりますかねぇ。
 ユイさんの出産奴隷契約みたいな文言はちと露骨すぎかもしれませんが、奴隷になったことを表すような何かの図柄だったり、あるいは淫らな言葉や図柄なんでしょうかね。
 シンジ相手に「ファションよ、ファッション」とサラリと言える程度のモノではなくて……。

213 名前:引き気味:07/01/18 20:33 ID:???

>>212 PDX.さん

>>200で使ったやり方は、話の前段でシンジにそのタトゥーの持つ意味を別ルートで教育しておいて、その上でそのアスカのタトゥーが入った肌を見せてショック倍増を狙うというものでしたが、

>ファッションよ、ファッション

昔エロパロ板で連載していた、キャラ名漢字表記の連載は、そういった意味で見せ方上手かったなぁと。
たしか、花か蝶か、ワンポイントの絵柄だったと思いますが、露骨ではない意匠にも関わらず、シンジの受けた寝取られダメージが上手く演出されていて感銘を受けた覚えがあります(笑

214 名前:引き気味:07/01/18 20:35 ID:???

……あ、「青葉様専用マ×コ」だとか「一回1000円↓」といった、死ぬほど下品で低俗な標識入れられてしまっているのも、無惨さ、零落の強調としてはたいへんよろしいような気もします。

215 名前:PDX.:07/01/18 20:48 ID:???

>>213-214 引き気味さん

>露骨ではない意匠にも関わらず

 こういうのはいいですね。上品というのか。
 でも上品な絵柄でも、恥丘とか内股とかに刻まれているとそれだけでも妖しさ爆発ですよね(笑)

>死ぬほど下品で低俗な標識

 大昔に読んだエロ劇画だと、触手のようにペニスが全身を這い回って、乳房とか局部へ向けて射精しているなんて刺青を全身に彫られた女なんてのが出てきましたなぁ(汗)
 でもビジュアル的には綺麗とは思えませんでしたが、堕ちきったヒロインの末路という演出だったんでしょうかね。

 あと刺青ではありませんが、ダーティ松本の作品だと「刺繍」というのがありました。
 産婦人科のベッドみたいな拘束椅子に固定したヒロインの性感帯周囲の素肌に、麻酔なしで刺繍をしていくというエグいネタでした。



216 名前:引き気味:07/01/18 21:06 ID:???

>>215 PDX.さん

ちょっと前にやっていた『交響詩篇エウレカセブン』ですと、アネモネというツン強化アスカみたいな(偏った物の見方)ヒロインの顎脇に、注射打つときはここから打て、みたいなガイドの役をもった金具が貼り付けられていたのですが、実はああいった一種の肉体改造も良いなと思って見てました。
刺青でもって対象ヒロインに確認された性感帯の目印が書かれている、という転用が、ニュアンス的に近いかなと思うのですけど、無機質に淡々とヒロインを狂わせるためのシステムを、ヒロイン自身に付加してしまうという残酷さと、グロさをそこまで感じない程度の無惨さの合わせ技。
システマチックに一切の人間的尊厳や個人の意志といったものを無視したような扱い方に、そそられるものがあったりします。

217 名前:冠者:07/01/18 21:45 ID:???

いつもはROMだけしています、冠者と申します。
>>216 の引き気味様のネタに反応してしまいまして

たとえば、レイにせよアスカにせよ性感帯の攻略手順が白粉彫り(血の巡りが良くなると浮き上がる彫り物…だったと思います)で浮き上がってくる。
というのはどんなモンでしょうか。シンジは初めてでありもたつくうちにレイ(或いはアスカ)の肌に浮き上がる手順の指示。
全身が一度に、ではなく少しずつ矢印かなんかで次の指示が出るようにするのも良いかもしれません。(便所の落書きみたいですが)
それと共にどんどん乱れていくヒロイン、すでに堕ちきっている寝取られ感と次はどうなるのかなと言う期待感と…

例えば…

「綾波…」「…イカリ君…」
いつからだろうか、二人の中が急接近したのは…いつのことだったろうか、はじめて唇を合わせたのは…
「綾波…僕は、僕は君と一つになりたい」「…嬉しい…私も…」
いつからか放課後レイの部屋での逢瀬で二人がお互いを求め合うのはそう難しいことではなかった。
しかし…
「綾波…首に数字が浮き上がってきたよ…1?…それに「優しく、舐める…?」…??」
「…お願い……はぁ……そのとおりに……あぁ……し、て、…」
シンジの首に大きく手を回したままのレイが、切れ切れに、しかしいつもの彼女にはあり得ない、そうまさに欲情を滲ませた掠れ声でささやく。
「あ…うん」
恐る恐る伸ばしたシンジの舌が首筋に触れる。「くぅ〜ん…」感極まったかのような嬌声が…それは明らかに嬌声であった。…レイの口からほとばしった。
少しすると矢印が浮かび上がる。
「綾波…この矢印は…?」「…はぁんん……次の……場所……あぁ…」「え…」
矢印は明らかにレイの服の中に向かっている。
「で、でも…」この期に及んでもシンジはシンジである…「…いいから……脱がせて…は…やくぅ…」

などと済みません、これで限界です。

218 名前:引き気味:07/01/18 21:51 ID:???

>>217 冠者さん

絵面的な問題で、日本語表記よりも英語表記の方が格好いいかなと思いましたが、ネタ自体はヒドい話ですね(褒め言葉)。
ヒロインの体自体に、攻略のテキストが添付されてるようなものですか。

なんかこう……それがレイなら、ゲンドウあたりが下げ渡しでシンジに「これで女の扱いかでも覚えておけ」と放って寄越したような、そんな使い古し感が漂ってるとハァハァですね(w

219 名前:PDX.:07/01/18 22:26 ID:???

>>216 引き気味さん

 人工透析をしている人は、透析のための針を刺しやすくするために静脈瘤みたいなものを人為的に腕に作るそうですが、それを思い出しますた(汗)
 ふと思ったけど、ZやZZに出てきた強化人間の人たちにも、同じような薬物投与用の改造とか施されているのかもしれませんね。
 エロからは逸脱した話ですが。

220 名前:引き気味:07/01/19 09:38 ID:???

>>219 PDX.さん

意味合い的には似たようなもんですよね>針を刺しやすく
まぁ、エロ的な感覚ですと、ピアッシングの一派生といった認識で私の脳内エロオヤヂ器官がハァハァ認識しているのだろうと思いますが (;´∀`)
ZやZZでの強化人間みたいな位置付けですと、なんとなく管理チップが耳標で取り付けられていたりという家畜チックな扱いと、体にバーコードが刺青されているという未来管理社会SFチックな扱いの合わせ技になってそうなイメージがありますね。
ここに中世奴隷チックな焼き印なんかも追加しておくと、なるほど確かにエロいと思うはずだわと、要素的に納得してしまいます(w

221 名前:PDX.:07/01/19 11:54 ID:???

>>220 引き気味さん

 ロザミアに関して、ティターンズの偉い人だったか誰かが「あれはいい女だ」とかそんな発言をしていて、女性の強化人間は、軍上層部の性奴隷的扱いも受けているんだろうかなんて妄想もありましたな。
 あと、エルガイムに出てきたポセイダル配下の連中の首に打たれたハーケン?による洗脳とかも、人間をモノ扱いする系のネタですね。
 いや、遡ればザンボット3の人間爆弾(ry

 ピアスや刺青みたいに、外から見えることで性奴隷の証を他人に晒すという系統のエロネタにする方向性があって、ヒロインがそれを隠そうとするかしないかでまたネタの方向性が変わってくるでしょうね。


222 名前:骨型:07/01/22 09:14 ID:???

>>219 PDXさま
透析している身内が居るので詳細投下〜。
うちの親…なもんで色気は不足してますが、どうやら静脈にパイプを設置しているらしいです。
そこに触れると鼓動の音がとても強く感じられますから、急所が一つ増えるようなもんだなー、と思った覚えが。

>>220、221
所有物にマーキングするのは、モノであれ匂いであれ生物の基本概念な訳ですが…。
つい最近読んだ雑誌(一般誌なんですが…)に
「私は既に飼い主が決まっていますから。…野良の方をお探しください」っつー発言をするお嬢さんが居て。
ここまで真っ向突っ走ったのが世の中に居ればそれはそれで面白いだろうなー、と笑ってしまいました。
やはりある程度恥じらいとか隠そうという気持ちを抱かせればこそ…なのでしょうかねい。

223 名前:引き気味:07/01/22 21:46 ID:???

>>221 PDX.さん

それですね。まさに、人間をモノとして扱うエグさと、そうモノ扱いされている女性の悲遇がエロいというか(w
逆にセクサロイドとかのその為0から作り出された被造物にはいまいちロマンを感じないんですよね。

>>222 骨型さん

う〜ん、そのセリフはそれはそれでプライドみたいなものなんですかねぇ?
既に主人を持つ身であることへの喜びと誇りと申しますか。
そゆ人からすると、「野良の方」に対しては妙な優越感みたいなものがあったり……とか (;´∀`)

224 名前:PDX.:07/01/23 01:20 ID:???

>>222 骨型さん

 いえ、私も身近に透析していた方がいたもので……。

>>223 引き気味さん

 セクサロイドとして造られていながら自我を持たされて造られたモノの悲哀を描けばドラマたりえるとは思いますけど、どうなんでしょうね。
 もっとも、原作版キカイダーみたいなラストに至ってしまうかもしれませんが。

225 名前:なーぐる:07/01/23 22:52 ID:???

>地下鉄な話
やばい、アスカがいくら抵抗したら色々危ないから、とか恐怖におののいているから、
とか理由をつけているとは言え、ろくな抵抗もせずに凌辱者に身を任せるって設定だけど
うまい理由付けがどうしても出来ない

どうしても変なコトされるくらいなら死んでやるー、とかやっちゃいそうなイメージが。
なんかうまい理由付けって、ないものでしょうか。と他力本願してみる

と、ネタ募集しておきながら身内に不幸があったので、今週いっぱい書き込みできないかも。

>強化人間ネタ
エヴァのチルドレンとしての訓練の副作用で、とかいうのはお約束ですが美味しい展開ではありますね
レイがいつも無口で物静かなのはその反動だからとか
シンジの胸も身押し倒し事件の時、顔を赤らめて「あぅん」とか吐息を漏らしたら、
なんてのもありがちですが美味しい展開ではあります。Anneさんの短編であったかなw

226 名前:PDX.:07/01/23 23:39 ID:???

>>225 なーぐるさん

 アスカ自身に自分自身の罪に対する自責の念があったとしたら、それを誤魔化すために自ら悪者の道を歩む……ですとか。「闇に沈む希望」なんかはそのパターンだったかと。

>シンジの胸も身押し倒し事件の時

 昔考えた馬鹿ネタだと、「どいてくれる?」のつもりでうっかり「だいてくれる?」と言ってしまってシンジ暴走、とか(ぉ


227 名前:引き気味:07/01/24 23:42 ID:???

>>225 なーぐるさん

(;´∀`) <…………。

すいません、昨晩寝床に入ってからだいたい24時間。なにか良いネタを提案できないものかと考えておりましたが、今ンところ碌なもの思いつけてないです。

>訓練の副作用で

数年前の神奈透さんの投稿「頂きに融けるモノ」でも、ちょっと捻って採用されてましたが、ベタベタな副作用ネタでも、味付け次第でまだまだ開拓の余地はあると思うんですよね。
勿論、フツーに(?)好色化したり、フェロモンむんむんなスーパー(性的に)SHINJI化でもたいへん美味しいわけですが(w

228 名前:謎の提供者:07/01/26 01:09 ID:Sh1RH/r6

地下鉄ネタでお困りの様子なので、こんなのはどうでしょう?
教祖に痴漢プレイの時に着る服装などを渡されて、ふと気づくのが、何処からこれを?と考え出すアスカ
元々自分達は電車に乗ってここに居るのだから、その逆もと考えたり・・・電車を使って教祖は地上に何度か行ってるのでは・・・と、思い情報を聞き出そうとするも
アスカの性格を教祖は読んで、あえて地上への情報を少し洩らしたりして、希望を持たせるが・・・
ってな感じはどうでしょう?痴漢プレイの際にはレイ、マナ、マユミも一緒に同行するとの事で、全員を助けるチャンスと思ってるけど・・・全ては仕組まれた罠とか




229 名前:引き気味:07/01/26 01:12 ID:???

>>228 謎の提供者さん

餌で釣られるってわけですね(w
そうやって実際に目の前に希望をぶら下げられると、たしかに多少は我慢しようという気になるかもですなぁ。

230 名前:なーぐる:07/01/28 11:18 ID:???

>謎の提供者さん
なかなか素晴らしいアイディアですが、今更、作品中のアスカが仲間のためなんて
殊勝な理由で抵抗しない、なんてらしくない、かと思いました。
しかし、小さな希望を持たせて…というのは使わせていただきますわ。


231 名前:BLACK:07/01/28 15:05 ID:???

>ろくな抵抗もせずに凌辱者に身を任せるって設定だけど
>うまい理由付けがどうしても出来ない。

レイたちも一旦放たれたみたいですから、彼女達を利用しては如何でしょう?
アスカは彼女達を犠牲にして逃げようと測るのだけど、既に陵辱されたレイ
達はアスカに疑心を抱いて非難がましい目で見てるため、アスカは彼女達を
見捨てた訳ではないことを示すために、抵抗したくともできないとか・・・。

マユミなど既に堕ちきった感のあるキャラは、アスカを貶めるのを手伝うの
も良いかななどとも思うのですが・・・。


232 名前:引き気味:07/02/08 23:37 ID:???

ネギまネタとか、Fateネタにハァハァしつつ、数年ぶりにナデシコエロが読み書きたい欲に駆られておるわけですが、「寝取り道中記」って、まだ読もうかって気の残ってる人っていますかね?
ぶっちゃけ、あの絵に描いたように最低最強キャラに設定したシンジって、酷くエロには使い勝手悪いなと思っているワケなんですが、なんなら多少構成変えてまた書いてみるのも楽しいかな〜とか思うわけですよ。


233 名前:コウイに値する名無しさん:07/02/09 05:07 ID:???

まあ確かに、ギャグに寄り過ぎてるきらいはありましたからねえ。
生来最低好きだったらしい私には動かし易いというか、ぶっちゃけ好きなエロギミック組み込めるので好ましいんですが……。
たとえばイスラフェル能力で分身、アリバイトリックをもちいてかばい合うユリカとルリをどうたらとか、
イロウルスキルでネルガルの方のAI実験につき合ってるルリ嬢を電脳レイプだとか、
お仕事中なエリナさんのスカート内にディラックの海で繋げて好き放題とか。

この辺り維持できるなら構成再編もかまわないのですがさてどうした物か。

あ、後今日中にユキナ(2)の方投下しようと思うとですはい。

234 名前:引き気味:07/02/09 05:56 ID:???

>>233

や、お久しぶりです (;´∀`)ノ
つか、シリアス風味寝取られ裏切りムードを出したかったら、視点をヒロイン側に置けばちょっと雰囲気黒く出来るかなと、試してみたくなっていたのですよ。
あとこちらはメリットデメリット掴め切れていないので思いつき程度ですが、構成を変えて遊び相手、ゲーム相手にカヲルでも投入して、二人でヒロインの取り合い、奪い合い遊戯をしている――とすると、更に寝取られ風味増すかなと。
お互いに秘密にしていた裏切りを、シンジの戦利品として、カヲルの戦利品として引き合わされて驚愕するルリとユリカとか、それもハァハァかいのぅ……と ('∀`;)

>イロウルスキルでネルガルの方のAI実験につき合ってるルリ嬢を電脳レイプだとか、
>お仕事中なエリナさんのスカート内にディラックの海で繋げて好き放題とか。

…………。同じコト考えてますね orz

>ユキナ(2)

これは楽しみな。ワクテカしながら待ってます(w

+   +
  ∧_∧  + ワクワク
 (0゚・∀・)  + テカテカ
 (0∪ ∪ +
 と__)__) +

 

235 名前:コウイに値する名無しさん:07/02/10 10:03 ID:???

まだ本復帰と言えるほどペース戻ってないので名無しで(笑)
投下完了です、テキストひとまとめにメールの方がいいですか?

で、寝取られヒロイン視点でのナニは雰囲気黒くかつエロっちくできそうですはい。
もし使うとしたら、挿話という形で各ヒロインの日記、なんてえネタになりますか。

>ライバル?
構成的に、シンジ一人勝ち最低話ですのでそう言った要素を混ぜるのは少し水が合わないかな?とは思います。
尤も、カヲル登場自体は結構容易かったりしますが。
イスラフェルスキル+タブリスの冠するのは「自由」+暴走
なんて理屈づけで、意図せずカヲルがフリーな存在として出てきてしまった……というような。

この辺は次なる世界があるならそこで、と言うことになるかもしれませんが(笑)

>…………。同じコト考えてますね orz
おういえすまいそうるぶらざーHAHAHA!!!!

_l⌒|〇l||l
俺って最低だ……何が最低って
「マトリエル能力はやはり服だけを溶かすとかアリだよな?いやいっそ下の毛を溶かして生えなくしてしまうとかも」
だの
「サンダルのあの口――ちび化してこう、ショーツに潜り込ませてお豆をカミカミとか言う遠隔バイブなんて使えるか?」
と言った余計な妄想ばかり浮かぶ辺りがもうね――

>wktk
実は翌日朝の光景まで苦労して書きだしてて、「あ、構成的にはどう考えても朝のは次の章じゃんかorz」
なんてやらかしてたりして……いやおくれた言い訳なのか微妙ですけどっ。

236 名前:引き気味:07/02/10 17:32 ID:???

>>235

したらばの方のスレに投下キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
密かに数日前に――もう一週間以上前だったかな――あちらの板にも手入れしてたこと、気付いていただけたでしょうか?
看板にこちら西院鯖のBBSと同じイラスト吊しておいたり、ローカルルール掲げておいたり、1000に達していたスレッドをログ倉庫に放り込んだりと、今まで放置していた分を整理していたんですな。
非常用連絡板にでもしようと思いまして。
……まさかいきなり再稼働することになるとは思ってませんでしたけど (;´∀`)


>寝取られヒロイン視点でのナニ

ほとんど無駄な足掻き、といいますか、最低エッセンス満載のシンジ得意絶頂シリーズというスタート時の企画からして無意味無意味無意味ぃ〜だとは思うのですが。
シンジ側の意図や魂胆、モノローグを封じ、ルリならルリの視点に絞ったパートに専念してみることで、ヤられる側の感じる理不尽さ、「悔しい、でも感じちゃう!」というクリムゾンなノリを強調できんかなと。
日記にして、振り返る形にしてみるのも良いですな。ナデシコといえば日記ですし(w

>ライバル

たしかに、一人勝ち最低路線というシリーズの趣旨からすると、違った方向に進みすぎてしまいますね。
下手するとシンジが踏み台になりかねませんし。
この方向はちょっと止めておきましょう (;´∀`)

>同じコト

何が最低かって、

アキトの屋台にちゃっかり常連化。看板前にルリと並んでラーメンすすりつつ、密かに味見してみようかとユリカのお尻に這わせたディラックの海から痴漢タッチさすりさすり。
「いやん。仕事中なのに、アキトのえっちー」とか勘違いしてデレデレいやんいやんとビンタくれる婚約者さんやら、うっすら察して嫉妬混じりに兄貴分に冷たい目向ける義理妹やら、分けが分からないまま頬に平手跡付けられて涙目で反論するアキトとか、そゆの眺めてシンジはニヤニヤしてるという……。

 (; ゚∀゚)y-~~

ンでは、早速新投下分、読ませていただいたり、html化したり、自分の新作パート書いたりするですよ。

237 名前:引き気味:07/02/14 00:31 ID:???

「AからBへの物語」、劇場版のパンフ、フィルムブック1と2、そして買って以来数ヶ月積んだままにしていた「ノベルテ+」。これらをナデシコの空気を思い出すために読み込んでみたわけですが……。
ルリの警護網怖っ。
オオイソシティへの侵入の時点で出張ってくるネルガル公安部、ゴートに、“太陽系でも数人しかいまい”というレベルに評されている改造人間月臣。
優人ってそこまでガチな超人だったんか! という描写ですし。おまけに2q以上越しに草壁の暗殺部隊員を射殺してのける古本屋店主なスナイパー。
サブロウタがやってくるのが葬式後の2199年7月。話は全然それ以前を部隊にしているとはいえ、シャレになりませんな。
……いやまぁ、これらはテンカワ夫妻の拉致を契機に、より厳重にルリを守らにゃということで敷かれたものらしくはありますが。それでもやはり、余所の企業の人間がルリを狙って接近を図るというベタな展開も、公式上であったことになってたんですねぇ。

しかも、久々に読み直すまですっかり存在を忘れていたユリカやアキトの監視をやってる連合宇宙軍諜報部の皆さんも、結構頑張って見張ってるようですし。
ホウメイやエリナが、ナデシコ長屋の解体以来、クルーとは意識して接触しないようにしていたという記述も、今更ながらに新鮮だと申しますか。

結構、最低な展開させるには原作設定上でのハードルが多そうですわ、と。各資料から記述拾って年表作ってたら、妙に嵌ってしまってました (;´∀`)




238 名前:コウイに値する名無しさん:07/02/14 01:25 ID:???

>厳重な警備
それをうっちゃるからこそ、うっちゃるための最低設定です、問題ありません(ゲンドウ
クリムゾン絡みでの事件で、腕利きのエージェントたちを殺さず廃人にして放置するという悪夢のような存在が確認されだしただとか。
譫言に翼が、だの赤い……だのと残されるそれからついたコードが「赫翼の悪魔」だなんて(笑)
原作では本来警護に当たってるはずだった人間たちが、シンジがクリムゾンを乗っ取ったり
先だって話した火星の移民規制を外そうとしたり怪しげな組織を立ち上げようとする過程で巻き込まれ、
やむを得ずそちらに充てることとなり手薄になったルリやユリカの身辺に、
こちらは地球側の陣容の薄弱化を知って動きを早める木連暗部だとかが……みたいな感じで、
ほぼ確実にマッチポンプな(本人意図してないけど(笑))白馬の王子様シチュを作り上げることだって!

ルリの学校に突然現れた謎の転校生は不思議な超能力でルリをユリカを守る国連秘密機関の特命中学生だったんだよ!
等という何時の時代の話やねん、と言うネタができちゃうわけですよ(笑)

239 名前:なーぐる:07/02/14 21:49 ID:???

>ルリをユリカを守る国連秘密機関の特命中学生
フン、フンッ、フンッ、フンッフンッ!
ああ〜ん、すご〜い。もうだめ〜

( ゚д゚ )

いかん、笑いしか浮かばないw

240 名前:引き気味:07/02/15 01:12 ID:???

……なんだらう。何か荒○さんと打ち合わせしようとか思ってた筈ですが、一晩寝て出かけて帰ってきたら、すっかと忘れてますね (;´∀`)

つかもう、甘い系SS投下の定番日であるところの14日は終りましたか。そうですか。
どうせ欠片も書いてないんで、日付変更線跨いじゃっても何も問題なかったわけですが。

241 名前:コウイに値する名無しさん:07/02/15 03:12 ID:???

>笑いしか浮かばないナーグルさん
ハッハッハ、その変な笑いを顔に貼り付かせるのが目的のネタなのですよ!
こんなのまじめにやらかして格好いいと思っちゃうシンジの感性は何処で狂ってしまったのか……やっぱり赤一色の環境って精神に良くない?

ただこれやると、腹案のネタが使えなくなるのでもう少しマイルドというか資料で触れるだけ的な使い方にはなるでしょうけど。
こう、おかしく思ったプロスさん辺りがこの肩書きを見て絶句してしまうだとか。

>打ち合わせ
野見山さんとこのあのチャット、とても便利でした……知らぬ間に移動したか消えたかしたので利用できなくて困ってたり。
ここの掲示板くらい開示度高いと先のネタばらしになりがちで辛かったりでどうしたものかと(汗)

242 名前:引き気味:07/02/15 06:02 ID:???

>>241
メッセでやります?
暫く前に――って、去年の暮れかな? 誘われてWin購入以来はじめてNSNメッセンジャーの機能を使いましたけど。以来、登録は生きております。
私のsaiin.netのメアドで登録してますから。事前にいつ頃と連絡していただければ、その時間帯に立ち上げておくようにしときます。



243 名前:コウイに値する名無しさん:07/02/15 21:35 ID:???

>>242
あ、それでしたらお願いできますか?
大体一時から三時くらいまでの間に立ち上げておいてくだされば登録要請出しますので。

244 名前:引き気味:07/02/16 00:12 ID:???

>>243
了解です。

245 名前:骨型:07/03/05 22:58 ID:???

「ふふ…シンジ君明日帰ってくるって。良かったわね?」
「かえって…くる?」
地下にて。
先ほどまでリツコとマヤに良い様に啼かされていたマナは、朧気な思考しか維持できない頭でその情報を受け取った。
「いかり…しんじ…が」
折れそうな心を、なんとか内心だけで奮い立たせる。
…ムサシ。私に力を貸して。
決意を固めようとした体に、定期的に体を刺激する羽毛が襲い掛かる。
「ああぅっ!?」
「あら、目、覚めたかしら?」
奴等が寄って来る。あいつらに触れられただけで、この体はもう過敏に反応してしまう。最早、自分で自分を信用できない。律しえない。
だから、残しておくのはほんの少しの正気と狂気だけでいい。
後の事なんか、もう、知らない。
殺してやる。
私の事を、こんなにした、碇シンジを。
殺してやる。
次に私に手を出した時が、お前の終わりだ。
「やぁ!やああ!しんじゃう、しんじゃいます!お願いやめてぇ!!」



246 名前:骨型:07/03/05 22:58 ID:???

空港には、アスカとカヲルをはじめ、ドイツ支部の幹部や加持が見送りに来てくれた。
待っていたのは、青葉。マユミは既に機内の別部屋に入っている。
「やあ、悪かったね。青葉」
「いえ」
今回ドイツで二人が顔をあわせたのは、実はこれが初めてになる。
電話にて状況を把握し、指令を達成したに過ぎない。
「…帰ったら一日『Y番』を君に貸し与えよう。また一人狂わせたようだからね、どう成長したか、楽しみだろう?」
「…は」
ほんの少し、だが確かに口許に笑みを浮かべる青葉。
シンジはそれに満面の笑みで返すと、その表情のまま振り返る。
「それでは、失礼するよ。アスカ、カヲルさん。日本で会えるのを楽しみにしている」
「ええ、それまでまたね、シンジ」
「…向こうでは、もっとちゃんと『相手』してもらうからね」
笑みと、少しだけの拗ね顔を見せて、二人が交互に唇を寄せてきた。
「シンジ君」
今度は、加持。
「…あー、その、なんだ。…頼むよ?」
その言葉だけで何を言わんとしているか判る辺り、師弟の呼吸とでも言うか。
「はいはい。代わりに、アスカとカヲルさんをお願いしますね?」
二人の言わんとしていることは、つまり―
『葛城(アスカ達)に手を出したら、こっちも遠慮なく手を出すからな』
…紳士協定どころか、最早不可侵条約のノリである。
「では、名残も尽きないけど、またね」
「さよなら♪」
これ見よがしに腕を絡めてくるカエデを悠然と受け入れ、シンジは機内へと消えた。
背中に感じる、二対の冷たい視線を心地よく感じながら。



247 名前:骨型:07/03/05 22:59 ID:???

本部に到着した時、彼を出迎えたのは六人の女性だった。
「やあ、ただいま」
「…おかえりなさい、兄さん」
いち早く駆け寄ってきたのは、レイ。
「おかえり、シンジ君」
「おかえりなさい」
妾の残り三人、マヤ、サツキ、アオイ。そしてリツコと…
「大仰ですね、みんなしてお出迎えですか。マナも…ただいま」
「…おかえり、し…シンジ…さま」
「さま?やれやれ。僕はそういう堅苦しいのが好きじゃないんだ。呼び捨てでいいよ」
苦笑交じりに返しながら、青葉から持たせていた―とは言え、大した量ではない―荷物を預かる。
「今日はもういいよ、青葉。『マユミさん』を連れて帰るといい。『商品』の方は三日後にでも受け取りに上がるから、休暇は五日ほどでいいかい?」
「…よろしいので?」
「無理させたからね、余禄さ。今から帰れば四十時間以上楽しめるだろ?」
「ありがとうございます、シンジ様」
一礼し、驚くような速さで―だが一応、ちゃんと歩いている―青葉は姿を消した。
「さて、ここにはみんなへのお土産が入っています。均等に分けてください」
「!」
瞬間、マナを除いた五人の目の色が変わる。
「で、マナ」
「…何、かしら」
「青葉が編入の手続きを取っていたらしくてね、明日から僕と同級生だよ」
「…え?」
「嬉しい?制服とかは手配しておくから、今日はジオフロントの部屋に泊まってくれるかい?」
「え、ええ。…判ったわ」
「…さて、僕は疲れたからちょっと休みます。マヤさん。リツコさん…家で報告を伺いますよ」
「わ、判ったわ」
「うん!」
土産を巡る争い―とはいえ、まだまだ睨み合いのレベルだったが―すら放棄し、二人はすっとシンジの腕を取る。
「じゃ、先に帰ります。…喧嘩しちゃ駄目ですよ?」
そう告げて、シンジも本部を後にする。
…背後から見ると、連行される宇宙人のように見えなくもなかったが。
「…」
…レイを含み、暫しの沈黙。
多分の嫉妬を、力に変えて。
残された三人は、無言で争奪戦を開始した。
「…な、なんなの?これ…」
「いつもの事よ」
呆然としたマナの呟きに、応えるカエデの声もまた、少し重かった。
―普段の自分が、つまりこうだと客観的に理解させられたからだった。


248 名前:骨型:07/03/05 22:59 ID:???


「…彼女に何したんですか、マヤさん」
部屋に入っての開口一番が、それだった。
「え、…な、何の事かしら」
「マナの事です。僕を見る目の奥に殺意が見えました。よほど酷いことしませんでした?」
「そ…そんなことない…と思うんだけど」
そう言いつつ、視線を逸らすマヤ。
「やれやれ…リツコさん。ちゃんとマヤさんに手を貸しましたね?」
「は、はい…」
「そうですか。…ま、それなら安心かな」
ふう、と息を吐くシンジに、おずおずとマヤが問いかけてくる。
「…で、どうするの?シンジ君。殺しちゃう?」
むしろ嬉しそうなマヤの様子に小さく苦笑を零しながら。
「まあ、しばらく放っておきますよ」
「…え?」
「ああいう状態だと、恐らく自分の中で何か『引き金』を用意してる筈ですから。先刻僕に襲い掛からなかった、と言う事は『二人きり』か『そのテの行為』…のどちらかかな?それさえしなければ、大丈夫だと思うので」
「そ、それで解決になるの?」
「…取り敢えず、リツコさんと一緒って事は…泣いて許しを請うくらいまでは責め立てたでしょう?」
「え、ええ…」
「ほんともう、下にはサドで上にはマゾなんだからなー…」
「っ…」
それはつまり、リツコは自分の事を上として見ているという事で。
とまれ、彼女がついていたなら、どれだけサディズムを発揮してもこちらの害になる事はないと見て良い。
シンジは、少しの沈思の後。
「取り敢えず洗脳や暗示の類は全部解除したんですね?」
「ええ…ぇっ!?」
マヤに質問を続けながら、リツコの服を脱がせにかかった。
「…シンジ君…?」
「親父には、もう伝えたんでしょう?」
脈絡ない問いかけに、だがリツコもすぐに察した。
「…え、ええ」
「歓迎するよ…リツコ」
「え!?…先輩、まさか!!」
その問いには答えず、するするとリツコを全裸に剥いてそのままベッドへと連れ込む。
「ちょ、シンジ君!私も―」
「マヤさん。二人で最後にかかった時のマナの反応は?」
シンジ自身も服を脱いで、リツコの上に圧し掛かりながら下半身を毛布で隠した。
「え!?あ、あの…えっと…あのぅ…シンジ君?」
「どうしました?」
「ん、んあっ!!」
柔らかく微笑みながらも、視線だけでマヤの動きを封じる。
「さ、早く報告を。…今日は僕の妾になった祝いに、リツコさんを一晩可愛がる日と決めましたから」
「え、私は!?」
「お預けです。『やり過ぎたお仕置き』と言えば、納得してもらえます?」
「うー…」
「し、シンジ君…!わ、私は…!?」
「リツコ。…僕は今は君の主人な訳だが」
「あ…ご…ご主人様。…私も、マヤの手伝いをしましたが…」
「うん、知ってる」
「じゃあ―」
「マヤさんがやり過ぎないように、リツコを派遣したんだからね。そういう意味では、リツコはしっかりと役目を果たしてくれた」
冷たさのない、呆れたような細目でマヤを見ながら、シンジは、
「…マヤさん、リツコさんが居なかったら、マナを壊してたでしょ」
「うっ!」
彼女を完封してのけたのだった。



249 名前:骨型:07/03/05 23:08 ID:???

三日後。
第二新東京市に、一つの奇怪なオブジェが完成した。
曰く、『水晶の丘』。
初号機は超熱の光を平然と中和しながら近寄って、ゆっくりとラインに合わせてナイフで綺麗に斬り裂き出す。
第五使徒はその最中に上半分を完全に消失、下半分だけを残して完全に沈黙した。
「…どうしましょう、この残り」
再起動も心配だったので、取り敢えずここにおきっぱなしは止めようとミサトが言い出したのがきっかけではあった。
それなりに美しい幾何学的外観だったのが功を奏し、使徒の残骸はオブジェとして第二新東京市に贈られたのである。

それが傍迷惑だったのかどうかは、その三年後に『水晶の丘』が世界的な観光名所となった事から判断願いたい。

250 名前:FOX:07/04/16 01:10 ID:???

おひさしぶりです。

どたばたしているうちに時間ばっかり経ってしまったので、「濫用」のアスレイバージョンのプロローグ部だけでもupさせていただきます。
本編ができたらくっつけて引き気味さまに送付させていただく予定です。


 唇をぎゅっと噛み、足を進める。
 ひどくのろのろと、さっきよりもさらに遅く。
 「ね……れ……い……いま……どこぉ?」
 はっ、はっ、と子犬のようなあえぎ声、舌足らずな鳴き声が右耳のイヤホンから響いてくる。
 「ドアの……前」返事ができたのが自分でも不思議だった。
 「よかっ……たぁ……レイぃ……逃げちゃったんじゃないかって……『お兄ちゃん』たち……心配してたんだからぁ」
 親友が「お兄ちゃん」と呼ぶ見知らぬ男たちの笑い声が漏れ聞こえて少女は絶望する。
 「逃げないから、あなたを置いて逃げたりなんかしないから……」
 「……レイ」くすくすと笑い声。「ほんとにそうなの?」
 相手の声の調子に少女は息を呑む。涙がにじんできてドアがぼやけた。
 薄手のフード付きトレーナーを羽織っているにもかかわらず、がたがたと全身を震わせてドアを開ける。
 そこはごく普通の公衆トイレのように見えた。
 清潔で明るく、女性でも安心して使える設備のように見えた。
 だが、少女は知っている。
 清潔で安全に見えるこの個室には女性を貶める装置が隠されていることを。
 そう、このトイレには盗撮カメラが隠されているのだ。
 それも二台。
 ひとつは天井から女性を見下ろし、その全身も仕草も観察できる位置に。
 もうひとつは下着を下ろして無防備に腰掛ける女性を正面から観察できる位置に。
 それらの画像は非常に鮮明であることも少女は知っていた。
 「あ……ああ……」全身が震える。恐怖で喉がからからになる。
 ……この部屋へ足を踏み入れれば、自分は鑑賞物にされてしまう。
 ……「見物人たち」の淫らで残酷な妄想の材料とされてしまう。
 いや、そんなことだけですむはずがない。
 妄想ですむはずなんてない。
 彼らの昏く残酷な好奇心はカメラに写った少女が誰なのか暴こうとするだろう。
 そして彼女の正体が知られてしまえば、彼らはその妄想を欲望を実現してしまうだろう。
 彼らは少女を捜し当て、その躰を貪ろうとするだろう。
 どこであろうと、彼女の意志などまったく関係なく。
 そして自分は……彼らの欲望に逆らうことはできない。
 少女が彼らをどんなに嫌悪していようと「おじさま」たちの調教によって「おんなの悦楽」を覚えてしまったこの身体は観客たちの淫らな仕打ちにやすやすと屈服し、玩具として反応してしまうに違いない。
 ここ数日のうちに四本もの「プライベート・ヴィデオ」の主演女優として出演させられた少女は知ってしまったのだ。
 「男たちの指で舌でペニスですっかり発情し、プライドも抵抗心も跡形もなく蒸発させて淫らに屈服する『一四歳の知性派美少女』!!」というアオリ紹介され、さっそく一部顧客に配信された「作品」のヒロインとしてカメラのレンズに屈辱的なアクメ顔をさらしてしまった少女はもう分かってしまったのだ。

251 名前:FOX:07/04/16 01:11 ID:???


 淫らな刺激を与えられたこの身体は簡単に彼女自身の心を裏切ってしまうことに。
 ひとたび発情してしまえば、彼女の精神はやすやすとねじ伏せられて「本当の自分」はどこかに消えてしまうことに。

 だから少女は振り向いてしまう。
 涙を浮かべたすがるような表情で、背後の男を見つめてしまう。
 「な?」ロン毛の男は満面の笑みを浮かべて少女を見下ろす。「やっぱりいるだろ?レイちゃん」
 少女は眼を伏せた。そして、小さくうなずく。
 「……おねがい……します」
 「なにを?」
 「目隠し……してください」
 「なんのために?」男の声はとても意地悪で、少女の肩は震えはじめる。
 「……わたしが誰なのか……ばれないためです『あんなこと』をしているのがわたしだって知られたら……生きていけないから……だから!だから……おねがいです!」
 「ちゃんとお願いできるようになったんだ」
 「……はい」少女の瞳から涙がぽたぽたと落ちる。こんな卑劣漢たちへ慈悲を乞わねばならない自分が悲しくて悔しくてたまらない。
 「レイは恥ずかしがり屋さんだからな」
 「……はい」
 「じゃ、背中向けな」
 のろのろと男に背を向けた少女の視界が暗黒に遮られる。
 「……ああ」溜め息をついた。
 いまの少女は見えない不安よりも、目隠しによって表情を隠されることに安堵してしまう。
 華奢な肩ががっしりとした手で掴まれくるりと身体を巡らされた。
 「舌を出しな、レイ」低い声に少女は逆らえない。もちろんなにをされるかは分かっていても。
 めいっぱいに桜色の舌を尖らせ、つき出す。
 「んー。ふ、んぁあ……っ」
 ヤニ臭い唾液混じりの舌がぬるりと絡みつき、ねろねろと舐めしゃぶられる。
 敏感な舌先をいやらしく舐め回されるとそれだけで少女は全身をがくがくと震わせ、ピンク色の唇の端からつつと涎をこぼしてしまう。
 「は……ん……っ……はぁ……」
 いつのまにかぬるぬると動く相手の舌を追い、可愛らしい鼻声を上げて積極的に舌を絡めてしまっていることに彼女は気づいていない。それどころか男が身体を離すとどこか不満そうな溜息すら漏らしてしまう。
 だから「もう一度舌を出せ」と命じられるとなんの躊躇もなかった。
 物欲しげにつき出した舌に小さな錠剤らしきものが乗せられ、そのあとに男がてろてろと唾液を流し込むと甘いあえぎとともに喉を鳴らしてそのクスリを嚥下してしまう。
 それが「女優になるためのお薬」であることが分かっていても、彼女はそうせざるを得ない。
 言われたとおりに「お薬」を飲まなければ、彼らは「塗り薬」を「お注射」を使うのだから。
 レイはそれの恐ろしさを熟知している。
 「一本目のビデオ」に出演したときに「塗り薬の効き目」を、「二本目のビデオ」に出演したときに「お注射の効き目」を思い知らされていたのだから。
 そう。あれを使われると変わってしまうのだ。

 ……男優や撮影者達の意のままに卑猥なポーズを採らされても抵抗など一切できない「お人形」に。
 ……だれのペニスだろうと、どんなラーゲだろうと大好きだとカメラに向かって歓びの声を上げる素直な少女に。
 ……恥ずかしくて下品な言葉を連呼しておねだりできる賢いペットに。
 ……精液をどくどく流し込んで貰えることが嬉しくてたまらないセックスの道具に。

 だから少女は錠剤を飲むことを選ぶ。
 少女の親友のようにすっかり壊れるわけにはいかないのだから。
 「さ、行こうか」
 男に肩を抱かれたまま、おぼつかない足取りで室内へと足を踏み入れる。
 「あ、ああ……」
 黒絹の目隠しで瞳は隠されていても、その少女が神秘的な美貌の持ち主であることも、すっかり「その気」になっていることは隠しようもない。


252 名前:FOX:07/04/16 01:11 ID:???



濫用
−少女"R"と"M"の場合−


 「ああ……映ってる……目隠ししてるレイが、映ってるぅ……」親友の涙混じりの声が少女の頭のなかでがんがんとこだまする。少女は彼女の声に明らかな安堵とかすかな期待があることを敏感に嗅ぎ取っていた。
 一回り大きな男になれなれしく肩を抱かれた少女は、彼に導かれるままその「個室」へと入る。
 「ほら、ここで立っててね」
 ぱたんぱたんと音がして、レイは便座の蓋が倒されたことを知った。
 ひょいと抱きかかえられる。お人形のように下ろされる。
 ひんやりとしてそして硬い座面の感覚がスカート越しに伝わってくる。
 「はい。こっち向いてー」身体ごと向きを変えられる。
 「あは、座ってるレイが1カメにまっすぐ見えてるぅ」
 「ほら、身だしなみを整えてあげようね。レイ」男はぞんざいに少女のパーカーを剥ぎ取り、乱れた髪の毛を直してやった。華奢な身体にフィットするTシャツにミニのデニムスカートの少女は逆らおうとはしなかった。
 それどころか男の指が触れるたびに微かに上げる吐息がひどく切なげになってゆくことに、素肌に直接身につけることを命ぜられたTシャツを持ち上げている未成熟なバストの先が硬く屹立していることを知って男は微笑する。
 軽く頭を撫でてやり、それから文字が書かれたひも付きの札を少女の首にかけてやった。
 「さぁ、ショータイムだ」
 頬を上気させて腰掛けている少女に男は笑いかけ、カメラの撮影範囲の外まで下がる。
 少女は深呼吸を何度も繰り返したのち唇を噛みしめ、のろのろと両脚を抱え込む。
 「いまから、いまから……はじめる……から……」ハンズフリーのヘッドセットにつぶやく。心臓が破裂しそうだった。
 デニムのミニスカートに手を入れて腰を浮かすとパンストとショーツを慎重に脱ぐ。
 それらを膝に絡ませたままM字開脚のポーズを取った。
 「ああ、レイが、レイが……レイちゃんのぉえっちなところがぁ……カメラにぃ……」絶望的な悲鳴にはしかし、どこか甘く濡れた響きがあった。
 「いま……何時?」
 「あ、あ……九時一二分」
 「そう。じゃ……はじめるわ」少女は可能な限り平坦な声で告げ、ぎゅっと目を閉じた。そのまま脚を開いて待つ。
 ……一〇分。それだけの辛抱、それだけ待っても見つからなければ……。
 「レイ、レイぃ……」けものじみたあえぎ声混じりにレイの親友が呼びかけてくる。「見つかっちゃったよ。ああ……レイの恥ずかしいトコロが映っているカメラのURL、例のトコロにさらされちゃった……あ、あぁ……ン、あ、は、ああ、あ、ぁ……」
 「さらされちゃった」のではないことをレイはとうに理解していた。
 レイと同じくハンズフリーのヘッドセット「だけ」を唯一の装身具として許されている少女、男の膝の上に乗せられて悪戯され放題の彼女が震える指で「例のトコロ」にURLを書き込んだのだ。
 「『ロリータおまんこ発見ー』って誰か叫んでるよ」
 「お願い……おねがい……」
 「お尻の穴もはっきり見えてるね」
 「ひどい……よぉ」
 「あ、レイ……『ぱいぱんだー』だって」
 「もう……いわない……で」
 開いた膝がぶるぶる震える。
 「『あのハンターのひとりだ!』って書き込みが!『前は生えてたぞ。剃られちゃったんだ!』だってだって!……あ、『捕まったとき』の写真もupされちゃってる。あは、レイったらもうアイドル並みの扱いだねっ!」
 親友の壊れきった言葉が耳のなかで反響する。恐怖と屈辱で目がくらみそうだった。
 「あ、みんながレイのメッセージに気付いたみたい。だけどパンストが邪魔で見えないって」
 泣きじゃくりながらパンストをさらに下ろし、カメラに首から下げた札が見えるようにする。
 「みんな、みんな大騒ぎ……してるぅ」耳元で少女の親友が甘く囁く。「みんな、みんなが読んでるよ。レイのメッセージ」


253 名前:FOX:07/04/16 01:12 ID:???

 噛みしめた唇から嗚咽が漏れる。
 「みんなが楽しみにしてた『ライブ』を邪魔していた私たちは……」画面の文字を読み上げる少女の言葉はひどく邪悪で同時に甘く、生真面目な委員長の眉をひそめさせていた教室での少年のようなお転婆ぶりはみじんもない。「先週、ついに罰を受けることになりました……」
 「やめて、やめて、読まないで、読まないでよ……」
 少女は細い声で異議をとなえることしかできない。
 立ち上がって逃げ出すことなどもうできなかった。
 「罰」として少女たちになされた行為の記憶が、そのあとになされた「躾け」がレイの勇気をくじいてしまったのだ。
 「お願い。読むのはやめて、おねがいだからぁ」
 もちろん彼女の願いなど届かない。ヘッドセットから聞こえる親友の声はより甘く、より淫らな調子すら帯びてゆく。
 「……あれから私たちはおじさまたちにしっかり『躾け』ていただいて、とっても素直な女の子になれました」
 ああ、とレイは溜息を漏らす。
 「……今日は、ご迷惑をおかけした視聴者の皆さんへのお詫びとして、『躾け』の成果をお見せいたします……ッあ、ああ、あ、あは……い、イくぅ、マナ、マナいっちゃうぅぅ……」」
 レイが「ご主人様」に命ぜられて作ったボード……彼ら好みの文面をひねり出すまでなんどもちいさなお尻をぶたれたそれ……をネットワーク越しに読み上げていたマナは親友の痴態を想像するだけで絶頂に達してしまう。
 親友と同様にしだいに呼吸を荒げてゆくレイは親指ほどの樹脂製のタマゴをポーチから取り出す。
 「さ、『しょーたいむ』だよ、レイ……」
 親友の期待に満ちた淫らな言葉にうながされた少女はそのタマゴを自らの秘所へと押し当てた。
 「う、ふぅぅぅぅッ!」
 ぶぅぅぅん、とそのタマゴが微細に揺れ動き、わずかに顔をのぞかせた肉真珠を刺激した。
 ぎゅっと奥歯を噛みしめる。しかしその淫具を使っての自慰を止めようとはしなかった。それどころか少女はさらに巧みにクリトリスを刺激して、無毛の秘唇がひくつきほころび、雫を垂らしはじめる様子をカメラへ披露する。
 「あ、あ、い……」いつのまにか漏れはじめた甘い声をすぐそばに立っている男に聞かれていることも気にならなくなった。いやむしろ観察されている自分自身に少女は高ぶりを感じてしまっている。
 いつのまにか嫌悪と恐怖が性的刺激に押しつぶされた少女はクリトリスを巧みに愛撫しつつ、ほっそりした指をひくつく花弁へと侵入させてくちくちと動かして快楽を貪る。
 ショーツが、ストッキングが伸びてしまうことも、カメラに見つめられていることも気にならなくなった少女はさらに大きく膝を拡げて透き通るような内腿をあらわにした。
 そのあいだも指の動きは止まらない。中指をさらに深く突き立てて最近知ったばかりのGスポットを指腹で擦り立てた。背筋を這い上がる快美感は幸福な感情そのものにかわり、少女は涎をTシャツにとろとろこぼしていることさえ気付かなかった。
 「レイ、ああもう、レイったらすごくえっちだよ。レイの掲示板の書き込み。一秒に一〇件どころじゃないよ!みんな、、みんなね、レイのことすっごくかわいそうだと思ってるけど、誰も『通報』なんかしてくれてないよ。『最期まで見届けるのがギム』なんだって!あ、あっ、それから……この一週間でレイがなにされたのか想像する書き込みがいっぱい!ね?読んであげるね」
 レイの返事を待たずに少女は掲示板の書き込みについてレイに伝える。

 ……ヤクザの事務所に監禁されてセックス調教されたにちがいない。
 ……真珠入りのペニスに「開通」された前後の孔はもうピストンによる悦楽を覚えてしまったのだと。
 ……抵抗心は恐怖と快楽でとうに消え失せて、命令のまま従順に脚を拡げてあんあん啼いているにちがいない。
 ……もちろん薬物もたっぷり投与されて、「ハンターR」を名乗っていたころの鼻っ柱はとうにへし折られているのだろう。
 ……この様子では、すっかりマゾの悦びに目覚めてしまって、いくつかの変態ショーにも出演しているのではないか。

 「……あ、あはぁ……みんなすごい想像力だね。結構当たってる……と思わ……ない?……ね……?」
 レイの親友は背後から貫いてくる男性器のカリ首に狭い膣壁をこすりあげられる感覚に夢見心地になりながらも、男達に命ぜられるとおりレイへの言葉責めを実行していた。
 「ふっ、はぁ……む……ふ、ふあ、は、あ、あ、あ……」
 一心不乱にオナニーに耽る少女は、秘密を共有するもの同士の思わせぶりな口調にも応える余裕などないらしい。切なげに鼻を鳴らして電動ローターとほっそりした指で無毛のクレヴァスを掻き回すことにただただ熱中していた。引き上げられたショートブーツの踵が痙攣するように便座を蹴りつけているさまが、彼女の得ている快楽への没入ぶりを示していた。


254 名前:FOX:07/04/16 01:12 ID:???

 「あとね、あとね……レイの素顔を知りたがる人や、そのトイレの場所がどこか。って書き込みもすごいよ。『このコ見たことある』とかの書き込みもいくつかあるけど……しりたい?」
 「いいっ!そんなの、そんなのもう……いいの」つぅぅっとレイの桜色の唇からさらに唾液が糸を引いてこぼれ、親友から借りたカラフルなTシャツのロゴを汚した。インカムの向こうの相手が息を呑む。それは自分のお気に入りのシャツが汚されたからでは決してない。
 「だって、だって……もう……そんなの……どうだっていいの。わたし……そんなの知ってもどうしようもないんだもの!」
 「マナちゃん」オナニーにすっかり耽溺している少女を観察していた男が笑った。
 「レイは邪魔して欲しくないんだってさ。『何千人もの誰か』に見守られてオナニーショウするのにハマっちゃって……ね?レイ?」
 「なんぜん……にん」レイがあえいだ。
 「そうだよ。いま、レイがおまんこいじっている映像は何千人ものお客さんがみてるんだからね」
 ひくりと少女は身体を痙攣させ、感極まった声を上げた。
 「マナぁ……あ、あ、わたし、わたし、ほんとにだめになっちゃったぁ……。なんぜんにんもの、いやらしい……ひとたちにおなにーみられちゃってるの……。ああ、もう、もうわたし、だめだね。もう昔のわたしじゃ……なくなっちゃってる……よね」
 熱に浮かされたような口調でインカムに向かってつぶやく少女の口元には笑みすら浮かんでいる。
 そしてそれに答える親友の声も同じように淫らに欲情している。
 「そぉだよぉ……レイちゃんったらすっかり変態になっちゃったんだから。いくらおじさまたちに調教されても、言うこと聞かないとお仕置きされるって言われても『デビュー』の時からそんないやらしいことできないよ。きっとレイちゃん、『素質』があるんだ……」
 ああ、とオナニー少女は切ない声とともに軽いアクメを迎えた。親友であり、同じ罠に落ちた同級生の言葉は、彼女の精神に自分のいまの立場を刻印する。
 「あーあ、言われちゃったねぇ。レイ」監視者は少女を嘲った。「ネットの掲示板のいたるところに自分の屋外調教写真貼り付けて回ってるマナちゃんに変態呼ばわりされちゃって」
 レイの上げる声がさらにせっぱ詰まったものへと変化し、しなやかな指の動きがさらに激しくなる。ついには愛液に濡れた中指でココア色の後ろの窄まりを刺激するようにまでになった。
 「ああ、れいったらすごぉ……い。ピンク色のアソコを『くぱぁっ』って……あは、すごい、すごいよ。おくの方まで映ってるぅ……レイ、レイったらすごくきれいでえっちだよぉ……」
 「マナちゃんだって最初はすごく抵抗したのに、レイは……デビューの時からノリノリだからなぁ。言われちゃってもしょうがないか。ああそれに、『ハンター』の時からいやらしいポーズでパンチラをネットに披露してたんだから、ほんとに素質があったんだなぁ」
 「あ、ああ……いわない……で。しかたない……の……だから」懇願の声はしかし甘くとろけ、男の欲望をくすぐる響きを無意識のうちに帯びていた。「いっぱい……ビデオも撮られたし……逃げたら……もっとマナにおくすり使うって言われたしぃ……リツコさ……んにもひどいことするって……」
 「そうだよな。仕方ないんだよな。レイはみんなのためにデビューしたんだよな」
 「……え、ええ」
 「返事は『はい』だ」
 「……はい」一瞬優等生そのもの口調で応えた少女の唇からはすぐに甘い喘ぎがこぼれ、透き通るような肌をピンクに染めた美少女はこの悪夢のような状況に没入していることを男に教えた。
 「いい子だな。レイは」
 「……は……い」
 「じゃあ、そんないい子のレイに提案だ」
 「は……い」
 「レイ、チンポハメてやってもいいぞ」
 「!!!」目の前の少女と回戦越しの同級生が同時に悲鳴を上げた。男の笑みが大きくなる。
 「オナニーだけじゃ物足りないだろ。指とそんなチンケな玩具じゃ満足できないだろ。レイが望むなら……ぶっすりペニスで串刺しにしてやってもいいぜ」


255 名前:FOX:07/04/16 01:13 ID:???

 「あ……はぁ」華奢な身体がくたりと弛緩する。
 「手を休めるな」
 「は、はいっ……は……い」快楽をさらに貪るよう命ぜられた少女はくちくちとおのれの性器をなぶり、感情を高ぶらせ理性を摩滅させてゆく。
 だが男は知っている。少女はいま得ている快楽よりももっと「素敵な」快楽を覚えさせられていることを。
 だからさらに彼女の精神を揺さぶってやる。
 「レイ、構わないんだぞ。オレの上にまたがって好きなだけ腰を振っても」
 「ああ……」
 「腰をぐりぐりしたら、チンポの先で子宮が小突かれるんだろ?レイはそれがイイんだろ?え?」
 「だめ……だめです……」少女は歯を食いしばる。男の卑劣きわまりない提案に耳を貸さないようおのれの精神を叱咤する。
 そう、もはや少女にとってセックスの誘いは、男性器で犯してやろうという提案は甘美で魅力的なものとなってしまっているのだ。
 しかしその行為がカメラの前で、数千人の卑劣な観客の前で行われるに違いないと分かっている少女は、その誘いを受け入れるわけにはいかなかった。
 なぜなら男性器に……それも女性を快楽にとろけさせるテクニックと形状を備えた凶器に……貫かれて突き上げられ、幼い襞を粘膜を擦り立てられれば、レイは信じられないような痴態をさらしてしまうからだ。
 たった一週間前に純潔を喪ったばかりの肉体が肉の凶器に貫かれる喜びを学習し、それに奉仕する喜びを覚えてしまうなんて、空想かフィクションの中の出来事だと笑い飛ばすことなどもはやレイにはできなかった。
 それを受け入れれば少女はカメラの前で恥知らずに腰を振り、快楽を貪り、呪うべき陵辱者を讃え、その灼熱の肉茎をきゅうきゅう締め付けて気持ちよくなろうとしたあげく、全身を使ってアクメを表現してしまうのは確実だから。
 それはクラスどころか学年でもトップクラスの知性を誇る少女にとってとても屈辱的で悲惨で恥ずべきことだった。
 そう。
 それは「屈辱的で悲惨で恥ずべき」ことで、同時にものすごく「気持ちのいい」ことなのだ。
 だからこそ、それを願ってはいけないのだ。
 もしそのふたつの相反する感情を知ってしまえば、少女は、レイはさらに深く甘く、腐臭のする沼へと我が身を沈めることになるのだ。
 誰にも言い訳できないほど惨めで恥知らずな変態へと変わってしまうのだから。
 だから少女は泣きながらさらにおのれを淫らに刺激して、偽りの快楽に没頭しようと努力する。
 かりそめでもいいから絶頂に達してしまおうと、くちくちと指を動かし、クリトリスを粘膜を、アナルを卑猥に刺激するのだ。

 ……ああ、ああ、はやく、はやくイかなきゃ、はやくイかないとわたし……「セックスしてください」っておねだりしてしまう。

 黒絹の目隠しを涙で濡らした少女は一心不乱にオナニーに耽っている。

 ……はやくしないと、もっといやらしい言葉で彼が誘いをかけてくる。
 ……はやくしないと、取り返しの付かない交換条件を提示されても、セックスしてくださいって泣いて頼むようになる。

256 名前:FOX:07/04/16 01:13 ID:???

 「レイ、自分の指じゃ、駄目なんじゃないか?」いやらしい口調は少女の予想通りの展開だった。「なぁ、ひとこと言えば好きなだけオレのチンポであんあん鳴いていいんだぜ。どんなにいやらしく腰を振ってもいいんだぜ。なぁ、見てもらおうよ。レイ、みんなに……さ。オレとお前の『セックス』を……さ」
 「あ……あ、だめ、だめ、そんなの……だめ」
 「ほんとにだめだと思ってないだろ、レイ。本当はそうして欲しいんだろ?レイ」
 「ちがい……ます」
 「なぁ、レイ。とっても簡単なことだよ。ただひとこと、ただひとことなんだから」
 「いやなんです……みんなの前でこれ以上いやらしくなりたく……ないんです……」
 「レイはまだまだ嘘つきだな」男の声は狭いトイレの中でがんがん反響した。「なぁ、マナみたいに素直になろうよ。お願いのしかたによっちゃ、精液をレイのナカにどくどく出してやってもいいんだから」
 「あ……はぁ……っ……な、中出し……されちゃう……の?」
 「そう、カメラの前でな。『おひげ』をきれーに剃られたレイのアソコにたっぷり膣内射精してやるから」
 少女が声にならない悲鳴を上げる。男の言葉から作り出したイメージに圧倒されてしまっているのだ。
 数十秒後、少女の艶やかな唇がゆっくりと動く。
 「おねがい……です」少女の声は悲壮感と敗北感にまみれ、同時にとても蠱惑的だった。「レイと……せっくすして……ください」
 泣きじゃくり、しかし指を止めないで彼女は男のペニスでずぶずぶ貫いてほしい、そうでないと自分はもう絶頂を迎えることができないと懇願するのだ。
 「いいよ。レイ。やっと素直になれたんだね」
 「は……い。はいっ。だから、だから」腰を浮かせて男のペニスを全身でねだりはじめるレイ。
 くすくす笑う長髪の男はしかし、少女をさらに思い知らせるのだ。
 たった一言の台詞で。
 彼女がどんなに恥知らずなマゾ娘であるかを。
 「イイよ。じゃ、その前に目隠し取ってレイの素顔を見てもらおうか」
 沈黙は数秒間続き、そのあとの少女は劇的に変化する。
 「あ……あ、あああああっ」か細い悲鳴とともにはしたなく便器にしゃがみ込んでいた全身を大きく痙攣させる。
 そのままくたりと崩れ、下半身を大きく乱れさせたままタンクに全身を預け、声も出せないまま全身をぶるぶる震わせた。
 「あれ?レイちゃんったらオチンチンなくってもちゃんとイけたじゃない。よかったねぇ」親友の揶揄の声もまた、アクメの余韻に震えるものだった。「『素顔をさらしてペニスに悶えちゃうジブン』を想像しただけでそうなっちゃったんだぁ……それにすごいね。それって『潮吹き』っての?」
 「ああ、ああ……だって、だってぇ……」
 「あは、まだ『ぴゅぴゅ』って出てるぅ。すごくエッチだよ。あは、掲示板のみんなったらもう超興奮状態。発狂したみたいなコメントばっかりだよ」
 「ああ、ああ、ああ……」
 レイは泣くことしかできない。
 なぜならマナの言うとおりなのだから。
 目隠しなしで犯してやると男に言われたとき、少女は想像してしまったのだ。
 ……なにもかも知られ、最後の尊厳も投げ捨てた自分が「堕ちる」場所を。
 ……そこへ「堕ちた」自分がどんなに恥ずかしく、どんなに淫らな仕打ちを受けるかを。
 ……「正義感に溢れた乙女」から「幼い性奴隷」へと転落したさまを知る映像やデータを見た人々が、少女をどのように哀れみ、同時に蔑むかを。
 その暗黒の未来のイメージは、もはや少女にとってとても甘美なものと思えてしまうことを彼女自身がはっきりと知ったのだから。
 自分がどうしようもないほどに変化してしまったことを思い知らされた少女は、快楽の余韻と絶望の快楽にひたりながらぼんやりと考える。

 ……どうして、どうしてこんなことになったのかしら。
 ……どこで、わたしたちは罠に落ちたのかしら……。

 両足首をパンストとショーツで拘束されたままでぶざまに膝をゆるめ、少女は剃毛された媚裂をライブカメラにさらけ出している。
 放心状態のその口元には幸せそうな笑みがあった。
 まだ数秒おきに無毛の雌花からきらきら輝く液体をぴゅっぴゅっと噴いていることも気にならないようだった。


257 名前:FOX:07/04/16 01:20 ID:???

 ・・・とまぁ、こんな感じで「どうしてこうも二人はダメになってしまったのか」を描ければいいなぁと。

 とくに「そのときまではマナがレイに従う(とまでは言わないけれど、リーダーシップを取っている)ことが当然」とレイもマナも思っていた関係がきれいに逆転してしまうさまが描ければいいなぁと。

 レイたんをできれば「口には出しては言わないけれど、自分が大人を含む他人よりも優秀だと思っていて、仕草にもときどき表れてしまう」無口系ナマイキ少女として描いて、そしてその傲慢ゆえにずっぽり「罠」にはまっちゃう感じにできればと思っています。

 時間かかりそうですががんばります。

258 名前:引き気味:07/04/16 22:05 ID:???

★FOXさん

∩(´∀`) ども、お久しぶりです。

>「濫用」のアスレイバージョン

以前からマナ&レイサイドのお話を思案中と伺っておりましたので、ああその話が出来てきたのかぁ――と思ったのですが、冒頭からしばらく、これはマナだろうか、アスカだろうかと考えながら文を追っておりました。
特にFOXさんのエロ文の十八番で女の子がトロトロに蕩かされてくると、舌っ足らずのエロょぅι゛ょ退行を引き起こすものですから、マナとアスカのように「強気な口調」「溌剌とした口調」と属性が被ってくると、確定できる記述がなかなか出てこないと果たしてどちらやら、焦らされる感じです(w
加えて今回は、レイの会話の相手は何者子ちゃんだろうという正体不明要素で引っ張られてましたし。
(それもあって、展開が進んで「リツコさん」なんて名前まで出てくると、少し驚かされました)

私などはレイに苦手意識を持っていますから(それで書きだした『肉体決済』が、未完のままもうすぐ開始3年になるというのに未だこの苦手意識は払拭されていないわけですが)、他の書き手さんが、同じエロエロに蕩かされて口調もいろいろ崩れてきている状況下、それでもレイらしさを出して――そして淫蕩な思考に言語中枢まで侵されているという、二つの要素で綱引きをしているところを書かれますと、気になってくるのですね。
そういうポイントでついつい気にしていると、

>そう。じゃ……はじめるわ」少女は可能な限り平坦な声で告げ

ここら辺は、ああ、1stチルドレン・レイな感じだなぁ、とか。他ではまた転校生レイっぽいかな? と見えてみたり。
そうこうしている内に、レイの口調自体が「商品」として躾けられた――生意気な優等生らしさでもって男達を下衆だと見下すのは許さないと調教された結果であるらしいと分かってくると、さらにこれは難しいなと唸ったりしておりました。

読み手が一次媒体で与えられただろうキャラ固有のイメージに沿っていなければ苦しくなる二次創作というジャンルで、そこに本編ではありえなかったエロく崩壊した状態のヒロインを文章だけで書くのってのは、何時まで経ってもここが難しいというか興味深いというか、面白いところですね。

……なんかもう、エロ話な内容とは全然関係無い感想になっちゃってますが (;´∀`)

259 名前:FOX:07/04/17 00:18 ID:???

>>258 引き気味さま

 ほとんどオリジナルに近い設定でキャラだけは別作品からのイメージを借りた造りになっていますから……「こんなのレイじゃない」とか言われかねないんですよね……。
 なんとか「クールで無表情な」要素は残したいんですが、調子に乗って書いているとおっしゃるとおり「トロトロアンアン」になっちゃいますから。

 レイの親友が誰であるかはプロローグ部では不明としておくつもりでした。けれど、自分でも読み返していくうちに分からなくなってしまったので方針をへんこうしています。
 修正するときはもっと小悪魔っぽいというか、すっかりペットの立場になじんでしまってすっかり媚び媚びな感じにしようかと思ってます>マナ

>キャラ固有のイメージに沿っていなければ苦しくなる二次創作というジャンルで、そこに本編ではありえなかったエロ

 いっそ「スターシステムみたいなもんですから」と開き直ったらきっとダメになっちゃうんでしょうねぇ。
 キャラ立ての手間を省いているんだからそれくらいは苦労しないと。

 わたし的には今回のレイは、「すっかり堕ちてしまっても、毅然とした態度を崩そうとはしない。『好きにすればいいわ。わたしは人形だから』という態度で『飼い主』に接する」ことを要求されるマゾ少女という矛盾したつくりで「本編と相反するエロ」を両立させてみるつもりです。

 「冷淡に無表情に、雄を嫌悪する態度を取れば取るほど、『おじさま』があとで与えてくださる恥辱と快楽が素敵なものになるであろうことを理解してしまっていて、でもそれゆえに彼女の肉体は火照り始めてしまって、知らず知らずのあいだに媚態を示し始めている例』ってな感じで。

 がんばりますです。はい。

260 名前:すとらと:07/04/26 23:11 ID:???

>>259 FOXさん

何も書けていない私が言うのもなんですが、一言。

とっても良いです。FOXさんガンガッて!!

261 名前:引き気味:07/05/08 00:02 ID:???

核心的な部分はほとんど書かないまま後回しに。
状況説明、設定説明に行数を割きたがる性格に目を瞑りつつ、ふと思い出した、前々からもやもや浮かんでいたネタを書き殴ってみる月曜の夜。

――ついでに、決定的にエロ〜な要素を為す筈の仏書院ワードもほとんど書かないままだったりと、最近のあまりよくない癖に書き殴った後で気がついてみたり。


262 名前:引き気味:07/05/08 00:03 ID:???

 -トイレ-


朝から何処かぼうっと、注意力に欠けた様子を見せていたレイが席を立ったのは、放課後になるやいなやのことだった。

「綾波さん……?」

部活は、というわけではないが、普段とは違うその足を向けた先に怪訝そうな声を掛けたのは山岸マユミ。
彼女はやはりレイと同じく所属する部活を持たず、放課後の教室からそれぞれの所属へとはっきりした足取りで向かっていく生徒達とも違うが、ここ暫くは以前とは違っていた。
空いた時間を主に過ごすのは静かに書物に向かい合ってというお互いの嗜好が引き寄せたのか、レイと一日の授業が済んだともなれば連れだって図書室に通う習慣が出来上がっていたのだ。いつの間にかに。

「今日は――」

帰るん、ですか……?
お一人でと、心細そうな声が出てしまったのは、それがあやふやな内に出来上がっていた本読み仲間の友人関係、だったからかもしれない。
ここ数年のマユミには滅多に望めなかった、友達、のようなもの。
気付かぬ間になにか気に障ることをしてしまったのだろうかと、自信の持てなさがそこに出る。

「……いいえ。先に行っていて」

レイは気もそぞろと、彼女の目の前を通り過ぎながら立ち止まりもせずに答えた。

「トイレに、行ってくるから……」

そのまま、何処かぼんやりとした声だけを残し、廊下を遠ざかっていく。
振り返らなかった襟足の、レイのほっそりとしたうなじ。白い肌が恥じらったように赤らんでいたのが、妙に目に残った。

「――あれは、あれね。<会館>の方にお花摘みね」
「……マナさん?」

二人の様子を見ていたのだろうが、つつつと寄ってきたこのクラスメイトの、やけに楽しそうな顔はなんだろう。
通学鞄を肩に引っかけて、もう後は身軽な足取りで帰るだけといった風情の霧島マナではある。

「ま〜何って言うかぁ? クール一本槍で鳴らしてらっしゃる綾波のレイさんもちゃんとオンナノコしてるのねぃ、っていうか」

263 名前:引き気味:07/05/08 00:03 ID:???

「態度から察しなさいよ、態度から。マユミもほんと鈍いんだから」

彼女に続いて、同じくクラスの女子でも元気組の一人――ともすれば騒がしく口さがなく、マユミには苦手なゴシップネタを会話に持ち込みたがる――惣流アスカが近付いてきた。

「あの、全身で深く聞かないでって言ってる態度よ。可哀想に、マユミがいちいち聞くもんだから耳まで真っ赤にしちゃって。だいいち、朝からおかしかったでしょ、優等生」

したり顔で言う。

「溜まってンのよ」

意識してだろう。殊更に下品さを感じさせる口調だった。

「……まさか。あの綾波さんが、ですか……?」
「澄まし顔で自分だけ人とは違いまぅ〜ってワケにもいかないわよ、そりゃ。優等生だってねぇ」
「そそそ、お人形さんでもなきゃお腹も空くし、シモの欲求にも駆られますわよん。ねぇ〜? アスカさん」
「そーそ、人として、当然のヨッキューよね」

きししと、ことさらに声を潜めて笑ってみせるマナと二人顔をくっつけて、わざとらしく頷きあう。
そしてちらりと、辺りの様子に眼をやってみせるのだった。

「ほらほら、優等生がと聞いて男共の目の色の変わること、変わること」
「……え? え、ええっ!?」

見やれば急に押し黙ったかの様子。くだらない話題に興じていた男子達いくつかのグループが集団を解いて、離れたそれぞれ、あたかも今唐突に用事を思い出した風で教室を出て行く。
――まさかアスカさん、とマユミは焦った。

「わざと聞こえるように言ったんじゃ、ないでしょうね……?」
「んー、何の話かしらね。あいつらはあいつらで珍しい話でもないし。オトコなんて始終サカってるもんでしょ」
「ある意味カワイソウよね、男の子のセーリっての?」

『やだ、いやらしぃ』と混ぜっ返すアスカに応じて、マナがぱたぱたと手を振ってみせる。

264 名前:引き気味:07/05/08 00:04 ID:???

「うんうん、勿論リカイしてますよー。男の子って、朝からいきなり――アレが主張はじめちゃってるくらいなんでショ? そんで、綾波さんみたいな美人さんが<会館>のトイレ使うかもって聞いちゃったら、そりゃもう、ねえ……?」
「ほんと可哀想よね。あんなに大勢で行ったって、どうせ優等生の入った部屋なんて一つだけだし。そもそも<穴>からじゃ運良く当たり引いたって、ほんとにあいつだか分らないないのに。……ま、夢見る分には自由よね」

うんうんと、また訳知り顔のアスカだ。

「お相手の正体が分らないなら、誰を想像しても勝手なわけよ。全員が全員、優等生と欲求不満解消しあったと思えばそれでスッキリするんでしょう」

だがそのアスカとてと、人気のほどを知るマナが矛先を向けないわけがない。

「アスカだってさぁ〜ぁ? やっぱうちのガッコでも一番二番の美少女なわけじゃない。男子達アコガレの」
「ん、まぁね。否定する気はないわよ」
「無いんだぁ。さっすがぁ〜」

リポーターごっこのように、架空のマイクを握った拳を突き付けつつ、

「……その辺、人気者の先輩としてはどうなんでしょう? 校内ほぼ最強エリート天才美少女、ついでに男子のオナペット人気推定ナンバーワンアイドルのアスカさん」

調子のんな、こら。あいたっ、グーはやめてよアスカぁ。といったじゃれ合いに、じりじりとしだしたマユミを見かねた一声が、アスカの傍らから入る。

「……ほらアスカ、山岸さん本気で心配しだしちゃってるでしょ。からかい過ぎよ」
「分ってるわよ、ヒカリ」

えへん、と誤魔化すような咳払いが置かれた。

「まぁ、女の子の常識よね。そこだけしっかりしとけば普通に安心だし」

しかし相手はあの綾波さんなのだ。そこが一番不安、とマユミは胸の内に呟いた。

「――別の言い方すると、たしなみってやつ」

アスカが指折り数え上げる。

265 名前:引き気味:07/05/08 00:04 ID:???

声は勿論、聞かせない。できるだけ我慢する。ハンカチを噛んでいれば良い。
<穴>からアレを突き出したりするだけじゃなくて、張り付いてずっと覗き込んでるような相手もいるのだから、迂闊なものを見える範囲にチラつかせたりしない。

「パンツは脱いで入っとくのよ」
「そーそ。相田君みたいな男子が居るんじゃねぇ……」
「そうね……。あんまり考えたくないんだけど、どこかで覗かれていたかもって考えると、ね」
「あれー? 委員長さんはもうちょっとオシャレな下着付けなきゃ。いつも地味――じゃ、じゃなくて! おとなしいのばっかり履いてるんだもん。アスカみたいにいつもゴージャス路線だと一発で見破られるかもだけど、たまにはアピールしないと、ねぇ? 通じないんじゃないの?」
「もうっ、知らない。放っておいてよ」

密かなようで身近であればとっくに衆知の恋をからかわれるヒカリは、また話がそれてるわよと、火照った顔で怒ったように。

「あたしだって、可愛いの選んだりしてる日の方が多い気がするんだけど……。まぁ、そこさえしっかりしとけば大丈夫なんじゃないの?」
「わざと自分が誰かバレるようにして楽しんでる子達もいるって聞くけどね〜」
「ソレは変態って言うのよ、マナ」
「ほほほう? 大変そうですね、校内唯一のハーフ美少女のアスカさんは」

マナがにやにやと揶揄して言う。
今度はアスカが真っ赤になる番だった。

「仕方ないもんねー。アソコのお毛々も金髪だったりしたら、一発でバレバレだもんねー」
「そうよ、だから剃ってるのよ! いちいち言うことじゃないでしょ、マナ」
「お聞きになって、ヒカリさん。剃毛ぷれいですわよ。マニアックですわね、変態さんぢゃないかしら」

とにかく騒いでいなければ収まらないのはこの年頃なら当たり前のことで、さながらそれを1人で体現しているようなマナが、またお気に入りの友人相手にウィークポイントを突いてはしゃぎ回る。
対照的に、クラスでも物静かな部類をレイと2人で代表するマユミの顔色は優れなかった。

「……あ、あの、綾波さんですけど……。分ってるんでしょうか?」
「なにが?」

消え入りそうな声でマユミは『……ヘアの、ことです』と続けた。

266 名前:引き気味:07/05/08 00:04 ID:???

「その……、綾波さんも凄く個性的というか、分りやすい色の……」
「髪、してるよね」

マナは悪友のアスカ、そしてその親友ヒカリと順に顔を見合わせた。

「綾波さんってば、たしか……」
「まだ、なんて聞かされても不思議じゃないってイメージがあったんだけどね」
「少しは……じゃなかったかしら、たしか。……い、一学期の水泳の時には、だったようなってだけだけど」
「委員長、よっく見てるのねぃ。うんうん、たしかにこのマナちゃんのチェックでも、うっすらちょびっと生えてたのは確実ぅー」
「なんのチェックよ、なんの。はっきり分かってるって言うなら、いちいち聞かずに言いなさいよ」
「そういうアスカさんもしっかりチェックしてたみたいですけどネ。さっすがライバル♪」

だったらやっぱり……と。マユミは、寡黙な美貌から周囲に隙無く怜悧なように見られていて、その実、割合に粗忽な友人を思った。
皆が言うとおりなら、そしてマユミも聞いている内に確かにそうなのだろうと察しだしたように、レイは敷地内に目立たぬよう、しかし便利が良い配置に一棟分けておかれている<会館>に向かったのだろう。
今頃はもう、全て曇りガラスが使われている窓の数よりも多く、途中、他の誰かと極力顔を合わせずに済むよう設けられた<女子トイレ>入り口の一つから、個室のどれかに入っているのもかもしれない。
そして、後を追った男子達が同じように<男子トイレ>に向かっているのだ。
その内の誰か1人が、レイと同じ組み合わせの個室に入って――。

マユミは、気付けばクラス中を見回して探していた自分に気がついた。
もう殆どの男子はいなくなっている。
内、どれだけが部活に出かけ、どれだけが大人しく帰宅した生徒だろう。
洞木ヒカリが気にしている鈴原トウジのジャージ姿もなければ、彼かアスカにいつも付き合わされている碇シンジの姿もない。
そして、最も警戒するべき――相田ケンスケの姿も無かった。

267 名前:引き気味:07/05/08 00:05 ID:???

本番描写は無しどすえ ヽ(`Д´)ノ

268 名前:FOX:07/05/08 00:41 ID:???

>引き気味さま

 非常に断片的に、思わせぶりに語られる「公知のひめごと」ですか。
 「ちょんの間」のごとく穴だけが開いていて、素性を知らせることもなくストレスを解消できる仕掛けがその「会館」にはあるのだろうか……と想像してしまいます。

 あるいはもっと大胆に、女子トイレからは下半身だけを露出することも可能で、見も知らぬ男子生徒あるいは男性教諭にストレス解消してもらう、あるいは欲望の捌け口となる「女神」になってあげる、あるいは「忘れられないあのかたち」を求めて今日もそれを待っている……のでしょうか。

 本番も艶っぽい声も喘ぎもないけれど、そこにはひどく生々しくけれども厳然としたルールに縛られて管理される「なにか」が仄めかされている……ってなんというか、読み手としては楽しいですね。

269 名前:PDX.:07/05/08 07:59 ID:???

>引き気味さん

 遠回しな表現がよござんな。
 これでしばらくしてレイが戻ってきて、果たして本当にコトをしてきたのか、レイ以外の他の女子がたまたまその個室にいたのではないかとか思わせながらも、何人かの男子は惚けたような顔で戻ってきていたりするといろいろ想像できるわけで。

270 名前:引き気味:07/05/09 08:25 ID:???

>>268 FOXさん
>>269 PDX.さん

もやもやっとイメージしていた<会館>のシステムは、想像されましたように大した発想もないつまらないものですけれども、あえて明確に描写しないことで、どれだけ私の脳内の場合と違う絵が読み手に浮かぶかしらん――とかも思っていたわけですが……。
ボカしたままだとやはり、その前後にしかネタが展開できませんね (;´∀`)

>今日もそれを待っている

どう都合良く設定しても、同じ個室の組み合わせに男女が揃わない場合はありうる、というかそっちの方が多いのでしょうしね。
ぼけーっと、<穴>の前にスタンバイしたまま待ちぼうけ、それで10数分、とかなりますと流石にわびしい絵面だなとか思っておりました。
が、これを女の子が「忘れられないあのかたち」を求めて、濡らしながら――欲求不満解消のために来たのにかえって焦れながら待っている、という絵ですと、案外エロいものですね。

人数差の問題を解消するために、いっそのことその<会館>は、学内の敷地とみせかけて隣接する駅の<トイレ>とも繋がっている、そして同年代の生徒にはありえない魁偉な代物を味わってしまった彼女は、いつまた出会えるかも分らないそれをずっと待ち続けてしまう、ですとか。
はたまた、確実効率的に人数差問題を解決するために、実は<会館>には専属の男女スタッフが常駐していて、カメラで監視している中にそういった「あぶれ者」が出ると、スタッフ専用通路を使って相手をしてあげるのですとか(w



271 名前:まむら:07/05/10 00:58 ID:???

>>194
凄い寝取られハーレムですね。
私は「顔の無いオリキャラ」の方が自分を投影しやすいので私的には寝取りですが。
シンジはまだ童貞のまんまが良いなー
ユイママが寝たふりしてるのは「参戦」したいのでシンジの手伝いをする暇はないって事でしょうか。
アスカはシンジと一緒に下校しながら「今日はオジサマ帰ってきてる?」と
あっけらかんと聞くようになるほど、この状況を受け入れ楽しんでる感じも良いかもしれませんね。
洞木家に「お邪魔しまーす」明るく挨拶しながら入り、
リビングで新聞読んでた洞木父の前にしゃがみこんで「挨拶」するほどに。
(もちろんシンジは後ろでその光景を普通に見ている)

272 名前:まむら:07/05/10 01:12 ID:???

ノゾミに一緒にお風呂入ってくれるよう頼まれるシンジも良いかな。
ノゾミにとってシンジは「男」でないので、健全な意味での義兄への甘えでしかなく。
(シンジが襲い掛かってきたりしたら普通に泣き喚いて嫌がる)
でもシンジに身体洗ってもらってたら、幼い陰唇から洞木パパの精液が垂れて来たり。
この異常な状況で、シンジだけが愛されてるが「普通の意味での家族」としか対応されなかったら凄いイジメw
彼とのセックスは女達にとって有り得ない事。だって彼は「家族」だから。

273 名前:まむら:07/05/10 20:45 ID:???

>>271の続きですが、アスカが「挨拶」しながら忙しくしながら夕食の準備しているユイママに
「オバサマ、何かお手伝いする事ありませんか?」と聞いて
ユイママが「ありがとうアスカちゃん、助かるわ。じゃあそのままお父さんのおチンポ綺麗にしてくれるかしら、
さっきお尻に出してもらったんだけど、こっちの煮込みの仕上げでまだお掃除できてなくて……」
あるいは「あなた、アスカちゃんも来てくれたし先にお風呂にしてくださいな。
アスカちゃん、『スポンジ』お願いね。ついでに2回くらい抜いてくれたら助かるわ、
この人ったらご飯食べてる間も我慢できないんだから」
なんて日常会話にごく普通にエロワードが飛び交うようになってこそ、ハーレムは完成と信じます。
シンジはユイママの肛門から垂れた精液が絨毯汚してる事を指摘して、
「シンジごめんねー、お掃除しといて」と頼まれて、ため息継ぎながらティッシュで義父の物を丁寧にふき取ったり、
義父とアスカが一時間以上の長風呂の後に入浴して、ついでに色々浮いてる湯船を代えたり、体液がこびりついたままのバイブを洗ったり。
(洞木家の浴室には当たり前のようにシャンプーと一緒にバイブが並んでますよね?女達の数−家主でこの場合4本か)

274 名前:引き気味:07/05/12 10:43 ID:???

>>271-273 まむらさん

完全に倫理観が一般からは外れてしまって、タブーがタブーではなくなった家庭の姿、ですねぇ。
このサイトの内にあるものだと、『淫乱美母ユイ』のシリーズにおけるユイさんの理屈が、シンジ以外の全てを覆ってしまっているパターンかともうしますか。



275 名前:引き気味:07/05/27 19:29 ID:???

ボクのヒミツたいけんスレから移動。
壁ネタ叩き台、その1。おファンタジぃ要素は全て『使徒のせいだ!』で済ませてしまおう案。
実は朝、唐突に開始されたチャットの裏で書いていた。
全くこれっぽっちも見直ししていないので、荒い出来ですが、とりあえずこんなんならどうだろ? と (;´∀`)


 ※ ※ ※

シンジがアスカを背負い、床に決して触れさせないようにしている様を見て、リツコは頷いたようだった。
「良い判断ね」
「その、ここに来る間にも――いろいろ見ましたから。用心しなきゃいけないって」
「その通りよ。一見して汚染されている様子が無かったからといって、油断してれば……このざまだわ」
自嘲してみせるリツコ、床に胴までを沈めて捕らえられた彼女の様子に、シンジは掛ける言葉が見付からなかった。
「もう行きなさい」
「でも……」
「ここが危険なのは見れば分るでしょう?」
たしかに壁は、床は。ネルフきっての才媛1人、落とし穴のように変貌して捕らえたのだろう痕跡として上半身だけのオブジェとされている彼女を除いては、普段と何も変わらぬ様子を見せている。
ここまででいくらでもあったように、女性被害者たちの悲鳴が溢れていたフロアのように、一面を細かく煌めくATフィールドの燐光に覆いつくしてはいない。
人の造った生活の場としての、無害な見慣れた床や壁のままだ。
だが、一度アスカが――今度の使徒が牙を剥く対象たる女性が、接触してみせれば。たちどころにその姿を変えてトラップと化し、彼女を拘束してしまうだろう。
ミサトや、レイのように。
「それに、シンジ君。あなたも何時までも安全だとは分らないのよ?」
今は被害者は女性に限られている。だからこそ、アスカを庇うために背負っていればという手が取れた。
だが、
「そうね、いつまでもこんなところに、使徒に乗っ取られた本部なんかにはいられないわ」
床や壁に溶け、一体化した使徒が男にも牙をむくようになれば、その時が本当の終わりだ。
「脱出しなさい。なんとしても、誰を見捨ててでも。そして、松代に連絡をとるのよ。それだけが、捕らえられた職員達を救える、唯一の可能性だと知らなければならないわ」
もう行きなさい、とリツコは最後に言った。

276 名前:引き気味:07/05/27 19:29 ID:???

「でも……」
シンジがぐずぐずしているのは、この場に1人彼女をおいていけばどうなるか。シンジから見れば気が狂ったとしか思えない男子職員達や、ケンスケたちのことが頭にあるからだろう。
助けを求めながらそれを得られず、泣きながらさっきまでの同僚たちに引き摺られて――赤い光に満ちた壁まで連れて行かれ、埋め込まれてしまったマヤ。ようやく声を頼りに見つけ出せたものの、既に身動きのつかぬ姿にされ、獣と化した職員達に群がられていたレイ。
彼女らを、シンジは見捨ててきたのだ。
「ぐじぐじ考えるのはよしなさいって、言ってるでしょ!」
「アスカ……、でも……」
「アンタに出来ることと出来ないことを考えなさい。多勢に無勢って言うでしょう! アンタは……悪くないわ」
私が逃げなさいって強要したんだから。アスカは言い聞かせるように背中から言った。
「アタシが、自分の身可愛さにアンタに無理強いしたのよ」
「そんな! そんな言い方するなよ!」
「良いから、もう行きましょう」
ちらりとアスカは目をやった。
彼女には分っていたのだ。さっきから俯いたまま、なにかを堪える顔を決してシンジに見せまいとしている彼女が、なにを突っ張ろうとしているのか。
「ここに居ても、リツコにしてあげられることなんて無いわ。私たちがまず、ここから逃げるのよ。みんなを……ファーストを助けたければ」
「……分ったよ、アスカ」
それこそ後ろ髪を引かれるようなという言葉のまま、申し訳なさそうにまた地上を目指して。
そうやってシンジを促すアスカに、リツコはそっと感謝の目を向け、頷いた。
同じ女であればこそ、アスカにはリツコの心情が慮れたのだ。
声を抑えているのももう限界に近かった筈。ただ、シンジのような年下の少年の前で、醜態をさらすわけにはいかないという――見栄だろうか? ネルフ一番の科学者として普段から接していた。
そのプライドを向けた先は、なのかと小生意気な、そして同性たるアスカ自身に対してであったかもしれないが。
(ごめん、リツコ……。絶対、助けを呼んでくるから。……だから、耐えて……!)
話している最中から、リツコの様子はおかしかったのだ。
不意にみせた動揺。焦りと恐怖。制御しようという努力がはっきり窺えてなお、辛さの震えが滲んでいた口調。
そして、発汗と――羞恥の紅潮。
ここは、施設の保守に使われる非常通路だ。すぐ下はまた別の通路、下層の部屋になっている。一般の家屋なみに床は薄く、天井は低くなっているのだ。
床に囚われたリツコの下半身は、下から見れば無防備に吊された姿だろう。
そこで何が起きたのか、アスカには分ってしまったのだった。

277 名前:なーぐる:07/05/28 02:34 ID:???

じゃあ、私はこんな感じで(笑
普通にファンタジーに。いやー、オークって本当に使いやすいモンスターですね。


 彼女達はそれなりに知られた冒険者だ。
 年齢はヤングとは言え、生贄を要求して近隣の村々を荒らしていたドラゴンを倒し、邪悪な計画を練っていた巨人達を討ち滅ぼした。それらの功績を持って、彼女達はまだ18歳という若さにも関わらず、多大な恩賞でもって報いられた。
 リーダーである惣流アスカ・ラングレーは没落した家を再興し、領地と准男爵位を授与された。それを持って彼女はサムライに転職し、その勇名は増す一方だ。
 綾波レイは滅多に歌わないことと、その美声で知られる吟遊詩人だ。竜や地獄の番犬ですら彼女の足下で眠りにつくと言われ、近在の国一の実力と讃えられている。
 一行の知恵袋である魔法使いの山岸マユミは、大いなる力の素質を持った魔法使いのみしか受けられない『審問』試験を受け、見事に合格して最年少合格記録を塗り替えた。
 サブリーダーである女僧正の洞木ヒカリは、とある街を呪っていたリッチを調伏し、その不死の秘密であるフィラクタリーを破壊して数千の民を救った。その功績を持って正式に僧正の地位を与えられている。
 元盗賊の霧島マナは忍者となって以後、彼女を倒そうと送られたギルドの数十の刺客を全て退け、逆に勢力が減少したギルドを壊滅させた。

 そんな「竜を挫く者」とまで呼ばれた彼女達一行が、どうしてそんな簡単な依頼を…という謎は残るが、ともかく彼女達は旅の途中、とある村を荒らしていたゴブリン退治を依頼された。

 本来、彼女達が相手するのもばからしいような小妖魔たちであったが、どうせそんなに急ぐ旅ではないし、と気楽に彼女達は引き受けた。少々の手違い…村人はゴブリンと思っていたようだが、実際そこに住んでいたのは豚に似た容貌のヒューマノイド、オーク達だった。

 彼女達の思っていた以上にオーク達は弱く、アスカ達の10倍以上の数がいながら剣を閃かせ、魔法の炎を少し燃え上がらせただけで蜘蛛の子を散らすように逃げ去った。想像以上の情けなさに苦笑しつつ後を追ったアスカ達は、遺跡の中枢に到達していた。

 何もない、ただの空間かと拍子抜けしたその時、悲劇は起こった。

 何の前触れもなく、空間を呻き、歪む。罠…いや、まだ生きていた古代文明遺跡の仕掛けが発動したのだ。そう悟る間もなく、アスカ達の視界は真っ白な光に包まれていた。背後で逃げ去ったと思っていたオーク達が、大喜びで嘲り笑う声が聞こえた。


「ブホホホ! またかかったオーク! あの部屋行くぞ」
「窒息、されたらつまらん! 急げ!」


278 名前:PDX.:07/05/28 07:34 ID:???

>>275,276 引き気味さん

 昔読んだとあるH漫画で、脈絡もなくそこにある「穴」にはまりこんでしまって、下半身だけが異世界に飛ばされてしまったヒロインが、異世界の住人たちにさんざん輪姦されるなんてのがありました。それを思い出したり。

279 名前:引き気味:07/05/28 21:53 ID:???

オークのセリフ、語尾は必ず『〜オーク!』にしてしまうのって、すり込まれた元々はやっぱりバスタードなのかしら? (;´∀`)
あの漫画ももう随分遠いところにきたわりに、一向に終わりが見えてこないですね……。
これまた月刊キャプテン時代から随分遠いところに来てしまっていた某ガンアクション漫画は、先頃無事完結したようでありますが。っつか、最後の方はもうかなりどうでも良くなってしまっておりまして、この漫画の再開が表紙になっていたが為にアワーズという雑誌を知った&買い出しという全盛期からするとかなり切なくありました。
思い返せば、そのマキシマム掲載開始の号って、エヴァの映画見に行く途中で買ったんじゃなかったかしら?
――調べてみると、掲載開始は97年9月31日発売号から。ぎりぎり、夏映画の続いていたタイミングだったんかいな、と。我ながら記憶も適当になってきてますね。

……ところでナーグルさん。シンジは? (゚∀゚)

>>278 PDX.さん

壁の穴にはまってとかは、人気のシチュですしねぇ。 

280 名前:白濁の虜囚@なーぐる:07/05/28 23:58 ID:???

「あつつ、ここは、一体…」

 テレポート直後の意識喪失から目覚めたアスカは、まだ朦朧とする意識に吐き気を覚えながらも、目を数回瞬かせた。タチの悪い便秘のような腹の重さと足下の頼りなさに気分が滅入る。閃光の残像が焼き付いていた視界が徐々にハッキリすると共に、アスカは自分が先程の部屋とは全く違う別の場所にいることに気がついた。手入れの行き届いた癖のない長髪が顔にかかって鬱陶しい。蜂蜜色の髪を整え、ずれていた羽付カブトをかぶり直す。その頃にはようやく薄暗い室内に徐々に目が慣れてきていた。
 円形をした広間に、本来ここにあった物ではない無数の建材やガレキが放置してある奇妙な部屋…。

(ここは、確か、オークを追い掛けてるときに通った部屋だわ)

 なんで折れた柱や薄い石壁などが無造作に、乱雑に放置されているのだろうと、最初足を踏み入れたときは思ったが、理由がわかってみれば単純なことだ。先程の部屋の仕掛けは古代魔法王国の魔法が使えない人間達が使っていた、転送装置だったのだ。本来なら二つの地点にあった物質を移動させるだけだった転送装置だが、あらかじめ移動先にこんな風に様々なガレキを配置することで、それはただの転送装置以上の物となりうる。

「くっ、この私が、オークなんかに…」

 不自由な自分の姿勢に歯がみしながら、アスカは思いっきり壁を殴りつけた。グローブとブレイサーを通して重い衝撃が骨を震わせる。
 壁の大きさは幅が3フィート、高さが5フィート、厚みが1フィート程度だが頑丈だ。漆黒の壁にかろうじて爪先が地面に着く程度の高さでアスカの腹部は固定されている。
 四つん這いのような姿勢で捕らえられ、胴体で寸断されたような違和感ともどかしさ、なにより無様な自分の姿にアスカは熾火のような怒りを覚えた。思い出したように、じたばたと足を振り、何か触れる物は足がかりになる物はないかと捜すが、太股が自分を捕らえている石壁に触れるだけだ。必死に手を突っ張って、オーガも裸足で逃げるような満身の力を込めるが、固定された彼女の体は1ミリだって動かない。

 30秒間、呻き声を上げつつアスカは藻掻いたが、どうやっても自力では抜け出せないと悟り、ぐったりと力尽きた。疲労と無理な姿勢に荒い息を吐きつつ、何か助けになる物はないかと周囲を見渡す。


281 名前:白濁の虜囚@なーぐる:07/05/28 23:59 ID:???

「………………」
「……うわぁっ!?」

 ふと右手の方に目を向けたとき、瞬きをしない冷たい目でじーっと、戦乙女の孤軍奮闘を見ている悪友の姿に気がついた。紅玉のような赤い瞳には、アスカのジタバタはさぞや滑稽な物に見えたことだろう。口元を歪めてるとか、笑ってるとかならまだしも完全な無表情であるところがなお腹立たしい。
 最も見られたくなかった相手に恥ずかしいところを見られた、という羞恥がアスカの全身を石炭のように染めるが、すぐに彼女は手を口元にやって噴き出す息を堪えなければならなかった。

「なによあんた。その、格好は…」
「あなたにだけは言われたくないわ」

 アスカの仲間でありライバルである吟遊詩人は、アスカに負けず劣らずの姿勢で無機物に囚われていたのだった。そんな状態になりながらも、オークに対する怒りと屈辱を石像じみた無表情で押し隠し、決して氷点下の美貌を失わない。仰向けになったことで、シャギーに刈られた前髪が乱れている。
 床に転がった直径2フィート程の折れた石柱に、仰向けの姿勢で綾波レイはアスカ同様に腹部をくわえ込まれ、無防備な姿をさらしていた。更に左腕は床に肘までくわえ込まれ、上体を起こすことも出来ずにいる。少し離れたところに、レイの相棒、体の一部でもあるリュートが転がっていた。
 吟遊詩人は時として踊りを交えて呪歌を歌う必要上、あまり重装備でないレイは一般的な布の服しか着ていない。いや、一般人が着る衣服以上に、ある意味扇情的で無防備だ。長さは足首の所まであるが、太股の付け根にまでスリットのある絹のスカートの隙間から形の良くスラリとした足を伸びているのがみえる。白く艶めかしい太股に、幻惑(ファシネイト)されたかのようにアスカは頬を赤らめてたじろいだ。

「どうしたの? 急に顔を背けて」
「なんでもないわよ! そ、それより! 他のみんなは!?」

 誤魔化すようにきつく尋ねると、レイは窮屈そうに首を曲げてアスカには見えない方向に視線を向けた。

「あっちにマナがいるわ」
「本当!?」
「ええ。でも、意識を失ってるみたい」
「あんたの声で起こせない? なんとかこの状況を打破しないと」

 ふぅ。重く小さく歎息するとレイはマナの状態をアスカに伝えるべきかどうか迷った。マナはアスカを捕らえているのと同じ様な壁に、やはりアスカ同様に囚われていたからだ。レイから見えるのは、壁の中心からキノコのように突き出たマナの頭と両手首だけ。レイからではマナの首から下がどんな状況なのかはわからない。ただ彼女が生きていることだけはわかった。ショートボブの栗毛の髪が微妙に揺れているのが見えるが、それは風の所為ではなく、暢気なことにマナが眠りこけているから。

「起こしても良いけど、たぶんあまり助けにはならないわ」
「………ああ、あの馬鹿も石に挟まってるのね。まったく、あいつが罠に気づきさえすれば、こんな事にはならなかったのに」
「そうかもしれない。でも、彼女に全部を背負わせるのはフェアじゃないわ。この仕掛けは、多分、元々罠ではなかったと思うから」
「わかってるわよ。それくらい…ちょっと言ってみただけよ。
 それより、他の誰かは見えない? マユミとヒカリは?」

 レイは見渡せる限りに視線を向けてみるが、マユミとヒカリはどこにも見えない。ここにはいないのか、それとも単に見えない場所にいるのか…。


282 名前:白濁の虜囚@なーぐる:07/05/28 23:59 ID:???

「こ、ここです〜。アスカさん、綾波さん…私は、こっちに、アスカさんの左後方にいます」

 仲間の安否を気に掛けて押し黙ったアスカとレイの耳に、微妙に緊張感を削ぐおっとりとした声が届いた。妙にくぐもって聞こえるのは、ドーム上の室内で反響しているからだろう。

「山岸さん」
「マユミ、無事だったのね!」
「あんまり無事じゃありませんけど、とりあえず生きてます」
「無事じゃない、ってことはもしかしてあんたも?」
「ええーーーっ! マユミちゃん、魔法使えないのー!? 私、かなりきつい姿勢で苦しいのに」
「って、また五月蠅いのが目を覚ましたわね。マナ、あんたちょっと黙ってなさいよ! 今私がマユミと話してるのよ!」
「ぶー」

 マナの減らず口に内心助かったと思いつつ、マユミの謝罪に大樹の如き希望が一気に萎え萎んでいくのをアスカは感じる。マユミは魔法使いだ。口さえ利ければその大いなる魔力でこの状況から抜け出すことだって出来るはずだ。だからこそ、魔法使いは魔法を使うことの出来ない大怪我でも負ってない限り、無事ではないなんて口にしたりはしない。
 そんなアスカの期待を如実に感じ取ったからだろうか。アスカからは見えない位置にいるというのに、飼い主に怒られた飼い犬のように顔を伏せてマユミはうなだれた。アスカ以上に長く艶やかな黒髪の所為で、さながら黒い子犬が体を丸めるようにも見えた。

「ご、ごめんなさい。私、その、折れた柱に両手を捕らわれているんです」

 高さ3フィートの所で折れた石柱に両手首を捕らわれ、更に左足首だけを床にくわえ込まれたマユミはろくに体を休めることも出来ない苦しい姿勢でいた。魔法を増幅する機能を持つアーケインスタッフは手首同様柱に飲み込まれ、更に魔法を使うための触媒 ――― マテリアル ――― は背中に背負った魔法のポータブルバッグの中だ。魔法は言霊だけ扱えれば使える物ばかりではなく、この苦しい状況を抜け出せるような強力な魔法を使うためには、触媒と複雑な手の操作も必要不可欠なのだ。
 申し訳なさで今にも泣きそうなマユミの言葉に、アスカは重々しく呻き声をあげた。喉に粘つく唾液を苦しげに飲み下すと、反芻するようにマユミの言葉を確認する。

「つまり、あんたの今使える魔法では抜け出せない…そういうことね」
「は、はい。あ、でも希望がないワケじゃありませんよ。さっき、すぐそこを飛んでいた蝙蝠さんと、急いで使い魔契約を結びました。今一生懸命、村まで助けを呼びに行ってもらってます。それでなんとか助けに来てくれれば…」

 マユミとしては精一杯の明るさで言ったつもりなのだろうけれど、それがどれくらい小さな可能性であるか、それはアスカにもわかっていた。小さな蝙蝠が、朝昼と休まず飛んだとしても村に着くまで丸1日はかかるだろう。その間、天敵の鳥に襲われないとも限らないし、しかも途中でマユミの魔力の補給…つまりは意識が失われたら制御は失われてしまう。それでなくとも体力のないマユミが、その時まで眠らずにいるというのはかなり大変なことだ。
 それに、運良く村に着いたとしても人語を語る蝙蝠の言うことを聞いてくれるとは限らない。聞いてくれたとしても、助けになんて来てくれるだろうか。

「ありがとう、マユミ。元気が出てきたわ」
「マユミちゃん、グッジョブ!」
「山岸さん、頑張って」

 にっこりと満面の笑みを、マユミからは見えないけれどアスカは浮かべた。つられたようにレイも目を閉じ、小さく控えめな笑みを浮かべる。マナの視線の先で、マナもまた小さく笑みを浮かべた。


283 名前:白濁の虜囚@なーぐる:07/05/29 00:00 ID:???

「ありがとうございます、みんな…」

 アスカのお尻 ――― それしか見えないから仕方がないが ――― を見ながら、マユミはそっと涙ぐむ。みんなの期待と励ましは想像以上に彼女を奮い立たせた。なんとしても、みんなを救わなければ。
 アスカを、レイを、マナを、そしてヒカリを。って、ヒカリ?

「あ、そうだわ。ヒカリさんはどこですか?」
「うあ、そうだった。ヒカリのこと忘れてた。ちょっと、どこかにヒカリいないの?」

 慌ててキョロキョロと首を振って周囲を見渡すアスカの姿に、じーっと赤い瞳を半目にして見入るレイ。やれやれと首を振りつつ、マナが呆れる。忘れていたのはお互い様なのに、だ。

「忘れてたって、アスカさん本当にヒカリちゃんの親友なのかしら?」
「私は友達のつもり無かったのに、初めて喧嘩したとき、彼女、私のこと友達だって思ってたそうだから、きっと彼女の一方的な思いこみ」
「うっさい! マユミ、あんたヒカリの姿が見える?」
「いえ、私の所からは見えません。マナさんはどうですか?」
「うーん、私からも見えないよ。この部屋の中にいるのかな? 運良く、ヒカリちゃんだけ飛ばされなかったって事はないかな?」

 あるいは運悪く彼女だけ壁の中に全身飛ばされてしまったかだ。
 そうなると待っているのは石と混ざり合い、魂を消失してしまうか、あるいは石の中で窒息してしまうか。

「そんな、ヒカリ…ヒカリッ!」

 全身をはいずり回る虫のような悪寒に一同は吐き気を覚えた。友を失ったかも知れない、それも永遠に。
 大切な物を目の前でなくしてしまったかもしれない可能性は、アスカやマユミのトラウマを刺激する。
 消失感が全身を包み、指先は震えに憑かれ、カタカタと奥歯がぶつかり合って不揃いなスタッカートを奏でる。呵責と後悔という蛇に全身を絡め取られる。

「そんな、嘘でしょ。返事してよ。お願い、ヒカリ、ヒカリ! 誰か、嘘だと言って! 私が、私ならどうなっても良いから、だから、ヒカリを殺さないで!」

 蒼白のアスカの血を吐く叫びが虚しく室内に響いた。マユミとマナは啜り泣き、あのレイでさえ畏怖と慚愧で顔を強ばらせている。神はいないのか…。自虐的な思いで全員が打ちのめされたとき、唐突に、奇跡のように返事が返ってきた。

「う…あぅ。うぅ…こ、ここよ」

 弱々しいがたしかにその声は、彼女達の仲間である洞木ヒカリのものだった。マユミより更に後方、マナからもレイからも見えない完全な死角の位置から、弱々しい声が聞こえてきた。

「頭、痛い。飛ばされたとき、頭をぶつけて、意識が…なくなって、たみたい」
「だ、大丈夫なの?」
「血が、出てる。けど、大丈夫。もう、止まってる…わ。それに、まだキュアを使うくらいの力は、残ってるから」

 虚ろな目をしながらヒカリはのろのろと頭をまさぐる。血を吸い込み、固まった髪の毛がゴワゴワバリバリとした手触りを返してくるが、ヒカリは鈍く断続的な疼きを繰り返している頭部裂傷に手の平を添えると、小さく祈りの言葉を唱えた。手の平が優しく柔らかいオレンジ色の光で満たされ、それと共にパックリと割れていた頭部裂傷が塞がっていく。
 ほどなく、まだ頭は鈍く疼いているが、回復したヒカリはふぅと重く長い溜息をついて脱力した。


284 名前:白濁の虜囚@なーぐる:07/05/29 00:00 ID:???

「ふぅ、なんとかなったわ。ごめんなさい、アスカ、綾波さん、山岸さん、霧島さん」
「ヒカリ、大丈夫なの?」

 その時になってようやく、自分の状況に気を回す余裕が出来たのだが、ヒカリはだらしのない弟をたしなめる姉のように溜息をついた。

「……あんまり、大丈夫じゃないかも」

 身動き一つ出来ない自分の状況に、ヒカリはもう一度、大きく長い溜息をついた。
 腹部が石にはまりこんでいるのはアスカやレイと同様だが、はまりこんでいるのは壁や石柱ではなく、床そのもの。腰から下は床下の未知の空間に存在していた。ただ、石の中で身動き一つ出来ないというわけではなく、自由に動かすことが出来ることから、床下はそのまま地面というわけではなく、なにがしかの空間になっていることはわかった。


 そのことを皆に告げると、返ってきたのは落胆の呻きだったが、ヒカリには余裕があった。かなり苦しい耐性だが、休憩できないこともない。これから瞑想をし直し、オーク…いや、ゴブリン退治のつもりで心に刻んでいた低レベルの法術を除去し、より強力な術を覚え直してそれを使えばいいのだ。
 ヒカリの必殺の術、コメットフォール。理力の固まりであるそれは、仲間には傷一つつけずに無機物のみを打ち砕く。それで床を打ち砕けばいい。
 魔導書を読み直さないといけないマユミと異なり、僧正であるヒカリの力は心の内に宿っている。

(あと2〜3時間の辛抱よ)

 そう、あと2〜3時間、何事もなく休憩して術を覚え直すことさえ出来れば…。

 だが、ヒカリは忘れていた。オークはまだ、倒しきってはいないと言うことを。そして彼らが彼女達を見逃しているまま、と言うことはないのだ。
 ヒタヒタ、ヒタヒタ、と秘密の通路を通ってオーク達が囚われの美女達に近づいてくる。

 1,2,3。 鼻をひくつかせる。

 1,2,3。 涎を滴らせる。

 1,2,3。 目の前の肢体に腕を這わせる。

 もう彼女達は逃げられない。



 ヒカリが唐突に、だが必然の悲鳴を上げるのは、それからわずか5分後のことだった。


285 名前:なーぐる:07/05/29 00:05 ID:???

とりあえず、導入部分だけどこんな感じ。
D&Dとかその手のゲームに詳しいと情景描写とかは容易かも。
ダルクオールとかの設定最高!

>オークのセリフ、語尾は必ず『〜オーク!』に
やっぱりバスタードなんでしょうか。
少なくとも指輪物語のオークは粗野で乱暴な言葉遣いだったけど、普通に共通語で話してましたからねぇ。
馬鹿なオークが使う、わかりやすいオーク語ってのを表現しきったわけで、白眉表現だったんだなぁ
と認識を新たにしました。

ただ、最近の展開というかなんというか。何ヶ月も使って光ドバードカーンとにかく凄いんだぞー
ってことを言いたいらしいことはわかったけど、物語は一秒も進んでないグダグダ展開に呆れ返り。

それはそうと、やっぱり馬鹿すぎるから訛りが強い共通語&オーク語(みたいな)表現にした方がエロイかしら。

>……ところでナーグルさん。シンジは? (゚∀゚)
出ますよー。ラストにちょこっと。

286 名前:引き気味:07/05/29 02:15 ID:???

>>193-194の延長線上で、

ガタと、鈍い音がした。誰かが壁に強くぶつけたらしい。
くぐもって聞こえたそれは、キッチンから廊下に通じるドア越しにもひどく気を引いた。
あの辺りには、家族が急に増えて部屋からはみ出した棚が、廊下を圧迫して出っ張りをつくっている。
蹴躓いた程度かと聞き過ごして済ますには、響きが伝えた質量は大きかったように感じられたから、シンジは六人家族に1人を足した分の皿を洗う手をとめた。
ある種の予感が働き――余計に気になった一方で、やめておけとも予感は囁いていたのだけれども、

「見てくるよ」
「…………」

やはり気にする気配はあったが、黙りこくったままシンクの泡にまみれた手から視線を動かそうとしない母親を置いて、シンジは廊下に出た。

おざなりに拭っただけの湿り気を残す手で、古びたノブを回す。
ドアを押した分だけ暗い廊下にすっと筋を通し、扇状に領域を拡げた明かりは、その先にぼうっと白い人影を浮かび上がらせた。
アスカだった。
抜ける肌の白さ。それが裸足の足下から前髪に隠れる顔まで続くのを、なにも妨げるものが無い。
例外は、よろめきかけてそれぞれ踏みとどまった形の足左右が挟んで半ば隠す、股間のうっすらと揃いだしたヘアぐらい。乱れた髪と同じ赤い色のこれが、シミ一つのない少女の下腹部には異様に卑猥と、目を引き寄せる。
薄暗い廊下に身を起こしたところのアスカには、とにかく全裸の白さが目立っていた。

「……その、アスカ……?」

『なんでもない』と少女はしゃがれた声で言って寄越した。
痛みにいらつく舌打ちと、そして何ごとか小さく、聞き取れない罵り言葉。
見れば裸足の親指が赤くなっていた。

「ぶつけたんじゃ……」
「――そんなんじゃないわよ。バカじゃないの」

シンジに苛立ちをぶつける目は、しかしすぐに逸らされる。
気まずい二人の距離には代わりに、奥から憚ることなく飛ばされてくる入り交じった嬌声が、ノイズになって混じっていた。

シンジの母親との再婚後もなにも変わることない、洞木家の親子の営み。

287 名前:引き気味:07/05/29 02:16 ID:???

父親がうなり声で射精を知らせ、まだいくらなんでも幼いに過ぎた末妹がはしゃいだ笑いを。声は廊下の突き当たりにある、夫婦の寝室からだ。
血の繋がった交媾に忘我の陶酔へ浸りきっていたらしい、よく聞き知っていた級友の――そして今は「洞木」シンジの同い年の姉妹でもある、ヒカリの――悦がり声が、一際大きく。

「あぉぉぉっ。ぉ、あおぅっ。ッ……っ、ッあああっ! あふっ、ふーっ! ふぅッ……ン、ンぉぉぉォォ――」
「出すぞ、出すぞヒカリ。お前の尻で。ッ、っおお……、奥までっ。受け止めろ……!」
「うんっ、うう゛ん゛ん゛ん。らしてぇ、だしていいか、ら。ああ、熱いの、あたひのおひりにぃっ!」

まるで獣のうなり声だ。
あの委員長が。あんな狂ったみたいな声だして。そういつもシンジは驚かされる。
目を剥きそうになってセックスに狂っているときのヒカリの貌は、朗らかで、でも真面目なといった表情で占められていたかつての付き合い方からは、とうてい信じられないものだったからだ。

「おとっ、おどうざ――ッぁぁぁ、あ、あぐぅぅぅぅゥーッ!!」

もう見知っているだけに、いやが上にも浮かび上がる。
そばかすの目立ち気味な頬も、ほつれた髪が汗で張り付いたおでこも、これ以上なく真っ赤にして。鼻息も荒く。
よだれを撒き散らす口元は一時も閉じられることない。ただ一心に、ポルノビデオの大人たちと変わらない喘ぎを一生懸命に上げることへ用い続ける。
ごちゃごちゃとした五畳半間の、昼夜問わず敷きっぱなしに近い布団の上。四つん這いに尻を持ち上げ、掴む父親と一緒になって汗みどろに繋がった部分を振りたくっている、素朴なお下げの女の子の姿。
喉をいかにも酷使していそうな絞り出した叫びが、近親相姦と呼ばれる交わりにヒカリが紛れもない喜びを得ていることを、伝えるものでしかない。

――良いも悪いもないのだ。いまさら。
いきなり現れた母親の、いきなりの再婚で、いきなり家族になった女の子は、もうずっと前から姉妹揃って父親とセックスをしていたのだから。
もうずっと前に悩む段階は過ぎていて、父親が帰宅していきなりベルトを緩めだせば、黙って跪いてそのペニスを取り出して口に含んでしまうのが当たり前に、躾けられてしまっている。
父親に言われて、義理の兄弟になったシンジの童貞をアナルで奪った時には、同い年の少年の待ちもの程度、軽々と肛孔に受け容れて、脆くも吹き上げさせられた精を残らず絞るほどに上手に、尻をくねらせ使ってみせた。
父親とどころか、姉妹達とも淫らな張り型を装着したセックスを交わす。普通の場所で繋がる以外にも、当然のようにアナルででも。

288 名前:引き気味:07/05/29 02:17 ID:???

……お尻の穴で、でも?

「……っ、アスカ?」

はっとしてシンジは、この家で度々夜を過ごしつつも唯一「洞木」の姓を持たない、以前の同居人を見た。
アスカは。廊下の奥からよろめいてここまで来たらしい全裸のアスカは、やはり彼女も今さら裸を――シンジの母、ユイほどの豊かさは得ていないものの、綺麗なかたちと美しい色の乳首をシンジに見せる両の乳房を、隠そうともせず。
代わりにその片手で、ずっと自分のヒップを押さえていたのだった。
ティッシュを何枚も握って。赤く擦過の色に染まっているのが見える尻たぶの、ちょうど中心辺りにあてがっている。
ポタポタと滴る粘液が、そこから廊下の床ばりに落ちていた。
精液だ。あの義理の父親の。

「……なによ。なにか言うことでもあるっていうの?」

張りと、澄んだ響きを失ったアスカの声が尖る。
怒鳴りつけてやりたい。しかし、酷い使われ方を続けさせられていたような喉ではと、まるで庇いながらようよう捻り出したかの唸りが凄んで。凄もうとして。
タイミング良くなのか悪くなのか。出くわし見付けた鬱憤のぶつけ先に思いのまま、一緒に暮らしていた昔と同じに破裂するばかりになっていた癇癪の気配は、すぅっと不意にしぼみ消えた。

「……水」
「えっ」
「お水、持ってきなさいよ」

『う、うん』と、こちらも言いたいことも言えずにただ頷いてみせたシンジには、その言葉に急いでキッチンに戻れるのが、不甲斐なくと分ってはいても、ただ安堵と感じられていたのだった。

「……アスカちゃん」

すっとその脇をすり抜けて、母がアスカへ駆け寄っていった。
はじめての肛門性交に疲れた少女を、彼女のアナルバージンを奪った男の妻が気遣う声は、不必要に強くひねった蛇口からの水音が紛らせてくれる。
たった一杯のコップに水を汲むのにまごまごとしているシンジを再び呼ぶ声はなく、代わりにとって返してきたユイが言葉なく受け取って、そして蹲り啜り泣きを漏らしだしたアスカの元へと運んでいった。

289 名前:引き気味:07/05/29 02:18 ID:???


◆ ◆ ◆

(アスカも……)

そうだ。アスカも、だ。
シンジはまた、今さらじゃないかと俯いた。
所在なげに持ったままでいるコップに、揺れる水を見る。
アスカも、母も、あの父親に「調教」されている。同じように、ポルノビデオの中の女性達が縛り上げられて泣きながら受けさせられるのと似たセックス訓練を受けさせられている。
アスカがアナルセックスを覚えさせられたということは、母がアナルセックスを覚えさせられたということだ。
アスカが泣いたように、母もあの豊かな乳房をわし掴みに絞り上げられつつ、喉が枯れるまでお尻の穴をあの黒ずんだ剛棒に貫かれて――泣いたということだ。
母は、たおやかな立ち姿がこのところ儚げでさえある、あのひとは、

『あ、ああっ、あなた……!!』

獣の格好で肛門にねじ込まれ、乱交の舞台でしかない寝室の中でさえ淑やかであろうとする声を限界まで裏返らせて、啼いたのだろうか。

一度こじ開けられ、男のペニスに道を付けられた肛門から、注ぎ込まれた白濁がみっともなく漏れ出すのを、後ろ手に押さえていても。
それでも精一杯強がって。そしてひょっとすると、自分には見せまいと庇っていたのかもしれないアスカ。
彼女が、大人と14歳の子供の体格差で、まるで押しつぶされるようにのし掛かられて、バックスタイルに犯されている姿も、シンジは知っていた。
記憶は容易く想像させる。
アスカがアナルバージンを散らされる、その綺麗な顔の歪みゆく様と。愉悦を含んだ雄叫びで得意満面、性奴隷と化した実の娘に連れ込ませた少女を犯し尽くす中年男の野卑な笑みを。

『ははぁ、アスカぁ……。良いぞぉ、お前の躯は。さすがはハーフの外人娘、いやクォーターだったか?』
『くぅっ、うっ、ううっ』

弛んだ腹の下に敷かれ。中年の男の手で掴まれればいかにも小さな、くりんとしたヒップに、汚い粘液の飛び散りと共にかくかくと腰を使うピストンが叩きつけられる。

290 名前:引き気味:07/05/29 02:19 ID:???

年相応にヘアがまだ薄い分、40男の粘っこいセックスで布団に引きずり込まれているとすぐ真っ赤に腫れ上がってしまう下腹の膨らみには、共犯の介添人を務めるヒカリたち姉妹のしなやかな手が伸びていたのだろう。

『ふふ、男の人って、やっぱり金髪のってくると、燃えちゃうんだ? 私たちより、そんなに美味しいのかしらね。まだ中学生で、私よりオッパイも小さいし……硬いのに、ね』
『でも、ヒカリお姉ちゃんよりはおっきいよね〜』
『もう、ノゾミったら。……どう? まだ苦しい? そんなことないよね。アスカはここのクリトリス……こうやって撫でてあげるのが大好きだから』

くつろげられた性器に巧みに指を使われて。場合によっては更にアスカの下に潜り込んだ誰かに、舌も使われて、

『あっ、ああっ、やっ、ダメぇぇぇ……! そこっ、そんなにしないでぇぇ』

気の強さで堪えきろうとへの字に頑張っていた口元も、あっけなく悩ましい悲鳴に割ってしまうのだ。
一旦崩されたなら次から次に可憐な喘ぎ声を強いられ続ける唇には、入れ替わり立ち替わり洞木家の人間達が吸い付く。
アスカが毛嫌いする、ギトついた口臭をぷんぷんとさせる中年男にも、さくらんぼのような無垢な色をした唇は幾度も幾度も奪われただろう。
そうして唇から秘唇から、あまりに触れがたい筈のお尻のすぼまりから、全部に男の体液を注がれ、臭いを染みこまされてしまう。

291 名前:引き気味:07/05/29 02:21 ID:???

ここまで書いたところで、唐突にメッセでのチャットが始まったので、今宵はここまでにいたしとうございます、なのですた (;´∀`)

292 名前:PDX.:07/05/29 06:00 ID:???

>>280-285 なーぐるさん

 どういう順序で犯されていくのかが気になりますなw
 そしてさんざん輪姦されてお持ち帰りされてしまうのか、ある意味最悪のタイミングで「助け」が来てしまうのか。

>>286-291 引き気味さん

 シンジとユイがあらかじめ一線を超えてしまっていたら、彼も乱交のメンバーだったでしょうにねぇ。
 そうではなかったからこそ辛い立場に。

 あるいは気を利かせた洞木姉妹のお誘いはなかったんでしょうかね。

293 名前:PDX.:07/05/29 06:27 ID:???

>>292からの妄想で。親父さんが独占欲丸出しではないという前提。

「こ、コダマ、さん?」
 シンジは狼狽えた。4つ年上の義姉が、タンクトップにホットパンツなどというあられもない姿で迫ってくるのだ。
 自分より背の高い彼女がにじりよってくると、はちきれんばかりのたわわな果実が頬に触れてしまいそうになる。
 頬を真っ赤に染め、自分が義姉の乳房に視線を向けていることを悟られないようにするシンジ。
 そんな彼に微笑みを向けながら、コダマはさらに身体を押し付ける。壁を背にした少年は、柔らかく暖かな抱擁にから逃れる事ができない。
「うふふ、やっぱりシンジくんも興味はあるんだ?」
「……」
 すねたように視線を逸らすシンジ。だが、身体は正直だった。コダマには、着衣越しに全てが判ってしまう。少年の吐息も、昂ぶる鼓動も、そして太股にあたるそのカタマリも。
「いいのよ、シンジくん」
「!?」
「触ってもいいの。キスしてもいいの。それ以上のことだってできるのよ」
 耳元で小さく、甘く囁かれる。その言葉に合わせて、僅かに姿勢を変えたコダマの下腹部がシンジの先端に触れる。
「私だけじゃないわ。ヒカリのことも、ノゾミのことも好きにできるのよ」
 誘惑に負けつつある少年の手が、おずおずと義姉の身体に触れようとする。だが彼女は、その直前で彼の行為を遮った。
「でも、条件があるの」
「?」
「私達の初めてがパパだったように……あなたの初めての相手は、お義母様じゃないといけないわ」
「え!」
「それが、パパからの条件。シンジくんが『私達の仲間』になるために必要なことなの」
 さすがに即答などできないシンジ。彼の生真面目さを心地よいものと感じたのか、コダマは優しく微笑みながら、ズボンの上から彼に触れた。
「無理強いはしないわ。あなたの決断を拒みもしない。でも私は……シンジくんに、『こっち』に来てほしいな」
「あっ、あ」
「これはサービス。でもキスは、あなたが私達の仲間になるまでおあずけ」
「あ、あ、あああっ!」
 手慣れた愛撫に勝てるはずもなく、たやすく絞り取られてしまうシンジ。少年を弄んで満足したのか、コダマはうきうきとした歩調で自室へと消えていった。

 こんな感じでヒカリやノゾミからも誘惑されていたりして。

294 名前:引き気味:07/05/29 13:21 ID:???

★なーぐるさん

それぞれの壁への嵌り方が、今後用意されている各々へのエロ運命を予感させてくれて素敵。
皆が皆、それぞれの悲鳴が聞こえる範囲内にいるのもまたハァハァ(笑
友人が何をされているのかをその表情から理解しつつ、目の当たりにしつつ、自分では窺い知れない己が壁の向こうの下半身を心配せにゃならんわけですなぁ〜。

それにしてもバスタードの最近のどうでもよさっぷりは、いわゆる奇乳化を果たしたヒロイン陣のそれと相俟ってもうねと (;´∀`)

>オークのしゃべり

触手、モンスターとは意思疎通出来ない方がハァハァ、という嗜好の元に今までまともに追及したことはありませんでしたが、タイプとしては「頭の悪むきだしな田舎の悪童らに群がれてオモチャにされてしまうアスカさん」とかと通じる方向性でいいのかしらん?
「やっぱり、人間のメスの肌はスベスベたまらんぜホブゴブ!」みたいな感じの。
私だと、あくまでオークどもに直接理解できるセリフを吐かせずに、地の文で

ぶぎゅる、ぶうぶうと、豚の鳴き声にしか聞こえない言葉で盛んに盛り上がっている。
胸当てを剥いで、際立った豊満さを露わにされたマユミの乳房に群がっているのだから、大方は彼女のそれが美味しそうであるとか、そういったはしゃぎ方をしているのだろう。

なんて感じで推察させたり、

「メス……おでの、おでのに、した!」

とか拙いセリフとセットで(これ、地下鉄シリーズでとられてた手法でもありますね)、オーク語を一応ながら理解できるとレイに設定したりして

「れ、レイ……。あいつら、なんて言ってるのよ! アタシをなんだって、言ってるのよ……!」
「……分からない方がいいわ」

なんて感じで断片的に通訳させるとか。
そゆ風にするやもしれません。
語尾にいちいちオークとつけるバカっぽさも捨てがたくありますが! ヽ(゚∀゚)ノ



295 名前:引き気味:07/05/29 13:28 ID:???

★PDX.さん

なんでユイと洞木パパン結婚してるのん? とか、乱交ありありな家庭像を目撃させられてしまったシンジ、ユイ親子のリアクションわん? とか、いかにしてそれが取り込まれていったのか、なんてのは、深く考えずにシチュごととりあえず書き出してみるのも(・∀・)イイ!!よね、と思いますた。
穴の部分は、イラスト付けてくださいました目黒さんとか、これまた断片妄想つけてくれるPDX.さんや、まむらさんが埋めてくれますし。つまり投げっ放し (;´∀`)

>気を利かせた

FOXさんが書いてました、友人の彼氏を寝取ることにハァハァしてしまう難儀な性癖のコダマさんとか、真っ先にシンジに手、出しそうですよね(w
アスカが洞木パパンに食われた時期にもよりますけれど、ヒカリが親友に遠慮して新しい兄弟になったシンジになにかと接し方を掴みかねているのに余計燃えてしまったりとかで。

296 名前:PDX.:07/05/29 19:09 ID:7rbrcE6U

>>296 引き気味さん

 以前出たネタですと、シンジとユイさんも関係していましたからねぇ。
 今回の場合、シンジとヒカリの父兄参観が出会いのきっかけだった、なんてどうでしょうかね。
 方親しかいない両家の事情を知るアスカが、二人をくっつけるために動いたとかであれば、なんて素敵な自業自得(爆)



297 名前:PDX.:07/05/29 19:45 ID:7rbrcE6U

>>296 引き気味さん

 洞木三姉妹の、シンジに対する態度はこんな感じですかね?

ヒカリ
 シンジに対する申し訳無さ(事情を説明して両親の再婚を阻まなかったこと)と、おない年の兄弟ができてしまったことに対する戸惑いで、シンジには強く出れないし、素直にもなれない。
 彼のことが特に好きというわけでもないが嫌いでもない。父親のこともあって普通の恋愛をあきらめている。
 もしシンジに体を求められたら、申し訳無さ故に拒まないと思われるが、同時に彼に対して失望するかも。

コダマ
 うぶな義弟をからかって楽しんでいる。一方で、ヒカリをからかってもいる。
 シンジが「仲間」になったら、それはそれでよいと思っている。

ノゾミ
 少々頼りなさそうだが兄ができてよろこんでいる。
 父親と同じように一緒に寝たり入浴したいと思っているが、彼が「仲間」になるまではダメと釘をさされている。

 ヒカリはどうしても原作離れしちゃいますね。


298 名前:まむら:07/05/29 23:33 ID:???

>>286-291
私としては洞木パパのアスカへの呼び方は「惣流君」で、あくまで「友人の父親」としての話し方を崩さずに無茶苦茶する方がエロいと思いますw
彼がアスカを呼び捨てにするのは感極まったアスカのほうからそれを求めてきた時のみで。
私の妄想した女性達が受け入れてセックスを楽しんでる状況と、こちらのユイやアスカに躊躇いや葛藤が見られる状況とではシンジはどちらにまだ救いがあるのでしょうかね。
どちらの状況でも目黒さんの洞木家記念写真イラストに、妻と嫁が加わった写真が撮られるでしょうけどw(2023年ぐらい?)


299 名前:なーぐる:07/05/30 00:06 ID:???

>それぞれの壁への嵌り方が、今後用意されている各々へのエロ運命を予感させてくれて素敵。
登場が予定されているのがオークばっかりなのがアレですが。
しかしなんと言いますか。設定を色々つけたい病がこう、またぞろと首をもたげて。
オーク一つとってもなんか色々考えすぎな自分に苦笑してます。
しかし、原典である指輪物語のオークって、本来なら人間には殺すことが出来ないパワフルで恐ろしい種族だった
ってところとか妄想が広がりまくって素敵ですね。
フロド達が戦ったのはオリジナルがいなくなって劣化しまくり劣等種族なところとか。

>理解しつつ、目の当たりにしつつ、
同時に友人に忍び寄る苦難を目の当たりにしつつ、それを伝えるべきかどうか苦悩しつつ。
ま、結局すぐに同じ目に遭っちゃうわけですが。

>「やっぱり、人間のメスの肌はスベスベたまらんぜホブゴブ!」みたいな感じの。
でもD&D的に考えてしまって、オークが共通語を喋るなんてらしくないよな、と考えて、
セリフは意味不明なオーク語だけど、括弧つけて頭の悪い語尾にオークが着く翻訳文付き、な書き方に変更しました。
主に私の頭の悪さが強調されて、どうしようかと(笑

>オーク語を一応ながら理解できるとレイ
オーク語を知っているのは綾波さんと山岸さん。元盗賊らしい洞察力でなんとなくわかってしまうのは霧島さん

設定というか構想が広がって、シンジが助けに来たバージョンと、
助けに来なかったバッドエンドバージョンとかまで考えてしまったり大変です。


300 名前:なーぐる:07/05/30 00:10 ID:???

すっかりと擦れてしまったシンジの無気力な、そうなるに至った過程とか
想像するともの凄そうですね。
結婚するまで猫をかぶっていたのか、それとも結婚に至る前にシンジは
爛れた関係を知っていて、その渦中にいたのか、とか。

>ユイと洞木パパン結婚
しかし、これはあらゆる意味で盲点の設定ですね
ちょっと捻れば、これでもかと劣化コピーが作れそうです
同級生を母と呼ばねばならなくなったヒカリとか、娘達で鍛えたおかげで、
順番なんてケチ臭いことはいわねぇ、洞木パパンは4人までなら同時にオッケー!
とばかりにユイ、キョウコ、ナオコ、リツコを毒牙に掛けて、アン、アアン!と泣かせるとか。

何でしょうか、いつか見た光景のような(笑

301 名前:PDX.:07/05/30 08:25 ID:???

>>300 なーぐるさん

 以前あったネタだと、こんなのがありました。
1)シンジとユイさんが母子家庭で近親相姦関係。(シンジS)
2)ユイの名でスワッピングの応募。Sの男性と、彼のM奴隷嬢を相手にスワップをすることに
3)その場に現れた洞木父娘。仰天するシンジ&ヒカリ
4)円満に事が運び、なんやかんやでユイさんと洞木父が再婚することに

 ただこれだと、シンジも爛れた家族関係に加わってしまいますので、今回の引き気味さんのネタにはそぐわないですね。
 再婚話がまとまった頃には、ユイさんは洞木家の事情を知らないまま洞木父と関係を持って既に堕とされていて、知らぬはシンジのみという状況で入籍、新婚旅行ならぬ家族旅行で真実を知って……とかそんな流れかも。
 家族風呂に6人で入って、堂々としている女性陣を不審に思いながらもきょどきょどコダマさんやヒカリを見ているシンジをニヤニヤしながら見る洞木父。
 おもむろにユイさんを抱き寄せあちこちいじり始める。
 狼狽するシンジ。止めようともしない娘たち。「夫婦なんだから当然よ」というコダマさんの一言に激発を抑えられ、母が目の前で抱かれ、しかも夫のテクでメロメロにされてゆく様を見て貞淑だった母が変わってしまったことを知らされる。
 さらに三姉妹と父親の関係も知らされ、仲間に加わりたいのであれば……と大開脚されたユイさんを見せつけられて、決断を迫られる。
 でも常識を捨て切れなかったシンジは逃げてしまい、今の家族関係がある。
 洞木父も、娘たちも、ユイさんさえも彼が「こっち」にくることを望んでいるが、彼は意固地になって実母との関係を拒みつつ、でも連日の爛れた家族の蜜月に滾る身体を慰めている……とかなんとか、そんな感じではないかとw

302 名前:引き気味:07/05/30 08:56 ID:???

★PDX.さん

やっぱりヒカリというキャラの立ち位置が立ち位置でしたから、親友のアスカが憎からず思っている男の子ということで、そんな理由も意識して一つ屋根の下で暮らすことになったシンジには接して欲しいものです。
最低限、最初は(w
爛れた実態を見せてしまってからはまだアスカに申し訳ないというのが先に立つのか、或いはそうやって大事な友人が想っている子だからこそでしょと、コダマが要らん考え方を吹き込むのか(笑
しかし、ヒカリというキャラ本来の立ち位置がと言えば、トウジが一番絡んでくるべきなんでしょうけどねぇ (;´∀`)

★まむらさん

惣流君、ですか。なんとなくその呼び方、冬月あたりで使ってました分、いやらしい品のよさ(?)が強調されるようで、典型的中年おっさんに想定している洞木パパンの語り口としては――どうなんでしょ? 良いのかな? これはこれで。
しかし、ネルフという職場で触れている「セカンドチルドレン」への見かたもあったでしょうし、一方で娘の語る友人としての「アスカ」という女の子の見方もあったでしょうし。場所に応じて彼女のことにふれるとき、洞木パパンがどう呼び方を変えていたかというのも、これはこれで変なエロスを感じてしまいますな。
こーゆーシーン前提にしてしまいますと。

>目黒さんの洞木家記念写真イラストに、妻と嫁が加わった写真が撮られるでしょうけどw(2023年ぐらい?)

おお、そうなりますか(w
そういやそうですね。シンジとアスカを結婚させてしまえば、これまた洞木パパンにとって、アスカは「娘」ということになるんですなぁ。
息子の嫁というかたちでまた近親相姦になる、と (´ー`)



303 名前:引き気味:07/05/30 09:04 ID:???

★なーぐるさん

バスタードの方のや、近頃ありがちなおファンタジぃの雑魚モンスター・オークでなしに、映画化されたあの迫力映像の指輪物語版オークで、となりますと、アスカたちを待ち受ける運命もシャレ抜きでガクブルな展開ですしねぇ。
いやもう、有る意味お馬鹿なオークの方が、壁越しにいろいろたちの悪いイタズラをするという風流(?)を解しそうでありますし。
シャレ抜きのパワフルさでこられるともう、壁もへったくれも無くなるんじゃまいかと、そー思っちゃうわけで。(むしろ、グロ?)

>ユイと洞木パパン結婚

アスカと兄弟になってしまったシンジ、というのならありふれてますけど、ユイさんさえ都合の良い道具に使えば、鈴原のトウジくんとも相田さんちのケンスケくんとも兄弟にして、これまた義理の妹レイとあいつまで同居で寝取られで――なんて設定も!


304 名前:PDX.:07/05/30 09:18 ID:???

>>302 引き気味さん

 ヒカリのトウジに対する想いを「なかったことにする」か、普通の恋愛を諦めているということで「普通の子を装うためにトウジを想っているふりをしていた」とするか、あるいはアスカに「シンジを巡る恋敵ではないか」と疑われたときにとっさに口にした嘘ということにするか。
 最後の選択肢の場合、実は内心ヒカリがシンジを想っていたとかにしてしまうと、義理の兄弟になってしまったことやコダマさんの立ち位置とかが面白いことになるのですがw
 シンジが「仲間」になるためにはユイさん相手に童貞を喪失しなければならない、という父親の用意したハードルに、彼が目の前でユイさん相手に初体験をする様を見せ付けられるであろう自分に絶望していたり、とかも考えられますかね。

>アスカへの呼称

「娘の友人」が相手だと「アスカちゃん」でいいような気もしますがどうでしょうね。
 娘と同じレベルの相手とみなしているという感じで。
 アスカも堕としてしまった後は「アスカ」でいいのかもしれませんがw

305 名前:引き気味:07/05/30 09:21 ID:???

>>298の、「洞木家記念写真イラストに、妻と嫁が加わった写真が撮られるでしょうけどw(2023年ぐらい?)」というカキコを受けて、


「惣流君、君も“うちのシンジ”の嫁になればいい。なぁ?」

そうすればと口にしながら、事後のけだるさがいっそうに物事を考える気力を失わせているアスカに、中年男は乳房をもんでやった。
ほんの子供のものでしかない14歳の裸身から、上になって下になって深々と交わっていたばかり――やっときつい締め付けから抜き取って開放してやったばかりの、まだ生硬い股間を隠さぬまま。そのまま布団の枕元にあぐらをかいて。
一汗の後、一服とでもいうのだろうか。引き寄せた灰皿と口元とで何度か片手を行き来させる一方、もう片方の手指は、こちらも痛々しく乳首を腫らしたままの少女を手遊びにまさぐっている。

「面白いと思うだろう? そうしたら名前は洞木アスカ、だ。ヒカリたちと同じだ。みんなお揃いで分かりやすいだろう?」

お揃いだ。そうもう一度、男は繰り返した。
死んだように静かに息を繰り返すだけのアスカは、ゆっくり上下する胸にずっと中年の手を置かせて、身じろぎも見せない。
収穫には早い青い林檎を思わせる双丘。右、左と、ごつごつした五本の指に包まれ、やわやわ握られようと。桜色の敏感な突端を、平べったい親指に摘まれ転がされようと、

「…………」

黙ってずっと、好きにさせていた。
ゆっくり首をめぐらせてきた扇風機が、中年男のくゆらせるタバコから煙を千切れさせて、ぬるりとした顔面射精に汚れた少女の横顔へ流す。

(……髪、におい付いたら、やだな……)

畳敷きの部屋の端に置かれた扇風機がまたそっぽを向くと、アスカを包むのは、虚ろに横たわった洞木邸の布団の上、いりまじった男と女の匂いそれだけとなった。
冷えた汗、男の精とアスカ自身が垂れ流した液と。連夜しみつかせる様々な不潔なものの、取れることのない痕跡だ。
夕食の後から犯され通しだったアスカの股の間からも、どろりと紅茶色の草むらを濡らした粘液が太腿伝いにこぼれ落ちている。
また染み込んでいくその汚れも、シーツを取り替えたくらいでは消えない、この部屋の匂いの一つになっていくのだ。

「……あなた」

とたとたと、この家の末娘の軽い足音がはしゃぎながら廊下を駆けていったかと思うと、続いてやってきた大人のそれが、ふすま越しにためらいがちな声をかけてきた。

306 名前:引き気味:07/05/30 09:21 ID:???


「おう、なんだ。ノゾミたちはもう風呂は済んだのか?」
「ええ、もうみんな上がったそうだから……」
「そうか。よし」

タバコの火を揉み消して、中年男は身を起こした。

「なら、お前はアスカを風呂に入れて、洗ってやれ」

鈍重なしぐさで立ち上がり、無残に穢された全裸を晒すアスカを気にかけてやるそぶりもなく、妻に応じて襖へ手を伸ばす。
無造作にそこが開かれると、予想はしていたのだろうが――それでも一瞬はっと痛ましいそうに。一家の主婦のユイが、息子、義娘たちの友人の少女を見やって、それから夫へと歯切れの悪い顔を向けた。

「シンジはどうした?」
「外で食べてくるから、夕飯は片付けておいて良いって……」
「あいつもしょうがないな、こんな時間まで出歩くなんてのは。今度しかってやらんと、……なぁ?」
「え、ええ……」

上機嫌、なのだろう。父親ぶった台詞を口にして、もっともらしい顰めっ面を作ってみせた夫に、それでもユイはそう感じた。
こんなに綺麗な女の子をおもちゃにして、こんなになってしまうまで弄んでいたのだから、当然だろうとも。
ごめんなさいね、とは、口が裂けても言えない言葉だった。
その資格が無いのだとは、さすがにユイも承知している。
――罪深さを自覚してはいても、だ。
その場で出来たのが、伏目がちにただ『それじゃ……』と所業を咎めるでもない曖昧な態度だけで。今度は娘たちの湯上りの肌を味わいに行った夫と入れ替わりに、少女の傍に付いてやっても、してやれるのは介抱にもならない――またその後、明け方近くまで貪られるための身支度に過ぎない、とくれば、自分への疎ましさが晴れよう筈がなかった。
そうして、母娘ほどの二人で会話のない入浴を済ませ、

「……さ、着替えて。ね……?」
「…………」

どうせまた朝にもう一度シャワーを浴びねば、学校にもいけないのだから、と。そんな理由で、長い髪を乾かすのもおざなりにしているアスカに差し出すのが、『これに……?』と物問いたげな、心底情け無さそうな顔を返される破廉恥な布きれなのだから、ユイは死んでしまいたかった。

307 名前:引き気味:07/05/30 09:22 ID:???


この後、二人して似たり寄ったりの、隠すところも隠さない透け透けのレースブラと穴あきショーツを身に付けて。
そんな指示を出していた中年男の待つ寝床へ、羞恥に身をもみながら向かった28歳の若妻奴隷は、待ち受けていた言葉に、まさしく卒倒する思いを味わうことになった。
恋にも友情にも裏切られ、可愛らしくも哀れきわまりないこの西欧の少女をして、息子の、ユイのたった一人の愛息子、シンジの嫁にすると、

「お前も、良い思い付きだと思わないか?」

悦に入った声で、同意を求めるように言われてしまったのだから。
夫は、ユイやアスカが反対するとは露とも考えぬ顔で笑っている。出来ないと知っているのだから、当たり前か。

「アスカお姉ちゃんも、これでほんとの家族だね」
「うふふ、良かったじゃない。シンジ君とはまんざらでもなかったんだって、ヒカリからも聞いていたしね。素敵な計画だと思うんだけどなぁ」

しどけなくはべり、口々に追従する義理の娘たち。
ひとり、次女のヒカリは浮かない目で友人を見詰めていたが、父親の膝の上で揺さぶられると、すぐに瞳をどろりと愛欲に濁らせて恥じらいの無い嬌態に逃げ込んでいった。

「あふっ、あっ、ああっ、おとうさ……ぁぁん」
「惣流君はこのヒカリの大切な親友だそうだからな。君が幸せになる手伝いが出来るなら、嬉しい限りというものだよ」
「それから、息子想いってやつだよね。お父さん」

そんなわけがない。蒼白になってユイは呻いた。
待ち受けているのは、14歳にして性根の歪んだ中年男に愛人にされてしまった――今より輪を掛けて惨めったらしく、夫よりも舅男の股間に従わされている妻という、不名誉だけだ。
義理ではあるが、近親相姦という呪わしい刻印が降りかかることになる。

(アスカちゃんにまで――!)

夫の魂胆は見え透いていた。
近親相姦になる、だからこそなのだろう。
娘たちと同じ姓を与えた、『洞木アスカ』という性奴隷が欲しいのだ。
血の繋がった娘たちを、タブーを犯して蹂躙する、そのコレクションにまるで加えるように。
だが、止められない。
心まで調教された奴隷妻のユイには、主人に逆らうなど思いもよらぬことだった。

(許して、シンジ……)

何度目になるか分からない、謝罪としての価値すら失った言葉にああと目を瞑って。美夫人に出来ることは、ただ震えるアスカの肩を抱いて、共に目の前の屹立に跪いていくことだった。


308 名前:引き気味:07/05/30 09:22 ID:???

断片ばっかりだけど、微妙に「洞木家、アスカも編」がネタ揃ってきたなぁ……と (;´∀`)

309 名前:PDX.:07/05/30 09:34 ID:???

>>307 引き気味さん

 ユイさん28歳ですかw
 本編準拠で初号機からサルベージされた設定でないと大変なことになりますな(汗)

 もしくは、14歳の時に家庭教師だったゲンドウに孕まされて逃げられ、それでも子供を堕ろすことはできず生まれたシンジを健気にも育ててきたとかそんな感じでしょうか。
 彼女が成人するまでは実家の両親の庇護があったけど、とかなんとか。

310 名前:PDX.:07/05/30 10:59 ID:???

>>308 引き気味さん

 アスカが餌食になる流れはこんな感じですかね?

1)アスカが、一つ屋根の下で暮らすシンジとヒカリの仲を疑う
2)そんなことは無いと言うヒカリ(これは事実w)
3)「だったら、アタシが泊っても問題ないわよね?」
4)駄目駄目絶対駄目、というヒカリを疑いの目で見るアスカ。窮地に陥るヒカリ
5)そして泊りに来るアスカ。

「今夜だけはHなことはしないで普通の家庭を装って」というヒカリの願いを無下に却下した洞木父。

 でもこれだとさすがにシンジがアスカを守ろうとするだろうかねぇ。
 守ろうともしてくれなかったからこそ >>286 のアスカの態度に繋がるのかも。
 事前に真実を告げてアスカに逃げるよう言わなかったヒカリとシンジに対する不信、こんなことになってしまう前に自分に手を出してくれなかったシンジに対する怒りとかもろもろ。



311 名前:まむら:07/05/30 11:55 ID:???

>アスカへの呼び方
惣流君、アスカちゃん、アスカを状況によって使い分けるのが一番ありそうですね。

>アスカの身体を洗うユイママ
バスタブに足を掛けさせて開いた股間から垂れる精液を洗ってたりして。

>洞木シンジの嫁になるアスカ
プロポーズはアスカからですね。
洞木パパに背面座位でぐっちょんぐっちょん貫かれながら、
「ねぇっシンジっ、あたしをお嫁さんにしてぇ
 シンジのお嫁さんになれたら誰憚る事なくこの家にずっといられるのっ
 いつでもこうしてもえらるのぉ!ねぇっ良いでしょ?
 アンタあたしを守ってくれなかったんだからそれぐらいしてくれてもいいでしょぉ!」
結婚する時期はシンジが18歳になったらすぐでも良いか。

312 名前:まむら:07/05/30 12:14 ID:???

>洞木家記念写真
更に月日が経過したら「孫娘(表向きは)」も加わるかなあ。
さすがにユイママの年齢がきつい事になりそうですけどw

313 名前:まむら:07/05/30 12:19 ID:???

>>310
PDXさん>
>>306だとシンジは義父が楽しんでる時に外に逃げる事があるみたいですから、アスカが泊まりにくる事を知らずにたまたま不在だったとか。
そして帰宅して女達が累々と横たわってるもう見慣れた光景の中にアスカが居る事に気づいて心臓止まりかけたり。

314 名前:PDX.:07/05/30 12:56 ID:???

>>311-313 まむらさん

>プロポーズはアスカから
 酷い構図だw
 当然、「仲間」に入っていないシンジは花嫁を抱く資格がないんでせうか。
 それともその頃にはさすがに諦めてユイさんと一線を超えてしまっているんでせうか。
 前者の場合、拙作のイノタブFFよりも酷い新婚さんですな(汗)
 後者の場合、開き直ってしまえば幸福なんでしょうけど。

>孫娘
 引き気味さんのユイさん28歳設定であればどうなるかを計算してみましょうか?w
 上記のアスカプロポーズ→シンジとの偽装結婚が計画的、かつ出来ちゃった婚を装ったものだとしたらアスカ18歳で出産。
 記念写真に写る孫娘が10歳と過程した場合、
  シンジ(=アスカ)とユイさんの年齢差14歳
  アスカと孫娘の年齢差18歳
  孫娘の年齢10歳
となり、14+18+10=42歳で、若作りな人ならまだまだ綺麗なのではないかと(^_^;
 ユイさんの年齢しだいですがw

>シンジのいない隙に
 シンジは単にトウジたちとの約束どおりに泊りに行っただけなのに、アスカには「知っていながら逃げた」と解釈されてしまったりするとさらに不幸。
 もしシンジがアスカにほのかな想いを抱いていたりすると、さすがに義父に拳をあげるかしそうな気もしますが、そこであっさり撃退されてしまうか、それとも堕ちたアスカが義父を庇う様を見て心を折られてしまうのか。




315 名前:引き気味:07/05/30 14:22 ID:???

>>300 なーぐるさん

>すっかりと擦れてしまったシンジの無気力な、そうなるに至った過程とか
>想像するともの凄そうですね。

ぶっちゃけ、そこら辺まったく考えることなく、既にこんな状態になってしまった中での洞木家新参サイドの摩耗っぷりばかり考えている私。
ここまで出したネタ、ことごとく「事後」だ!
エロ文としてはどうなんでしょう (;´∀`)

>>309 PDX.さん

>ユイさん28歳ですかw
>本編準拠で初号機からサルベージされた設定でないと大変なことになりますな(汗)

なんなく以前『ヒカリ日記』を書いたときに、洞木パパン関係、アスカ関係をネルフ勤め、セカンドチルドレンと書いたような記憶がありましたもので、本編準拠といたしました。
未確認ですが ( ゚Д゚)y-~~

まぁ、サルベージされてきたにせよ、現世復帰一年も経たずに再婚ってソレどうなのよという気もしないでもないので、29歳くらいで良かったかもしれませんね。
ミサトはんと同い年だ!

316 名前:引き気味:07/05/30 14:30 ID:???

>>310 PDX.さん

ありそうな展開ではありますね。
同い年の男の子もいる家に泊まりに来るのは〜という点に関しましても、すでに同居人だったという経緯がありますから、心理的ハードルたりえないでしょうし。
元々はアスカも泊まりに来ていた家ですものね。
――と書いたところで思い出しました。
なんとなく洞木さんちを、住宅密集地のウサギ小屋一軒建てっぽくイメージして、狭い寝室や廊下と書いてしまったましたけど、よくよく公式設定思い出してみると、洞木さんちって金持ちじゃありませんか!
ヒカリの部屋もゆったりとした空間でしたし、家の外見もなんだか三階までありそうな勢いだった記憶ががが。
戦後だから、事情が違うとでも適当にしときますかね (;´∀`)

>守ってくれなかった、その前に手も出してくれなかった

これまた深くいきさつは考えておりませんですが、多分、平成仮面ライダーのライダー同士の間にあるような誤解と擦れ違いがうったンじゃないでしょうかねぇ(笑

317 名前:引き気味:07/05/30 14:38 ID:???

>>311-313 まむらさん

>アスカへの呼び方

場合に応じて、でよさそうですね。
ユイや三姉妹との間で、エロい方面の話に出すときには、すっかり自分のもの扱いして「アスカ」。
ヒカリやシンジに向かって父親ぶってみせているときは「アスカちゃん」「アスカ君」でしょうか。
中年男のいやらしい口調的には、「なんだ、今日はアスカちゃんも遊びにきてるのか?」とか、ちゃん付けの方がねちっこくて良いのかしらん。
「君」づけだと微妙に貫禄のあるイメージやら、または学究肌で線が細そうなイメージやらが付随してきてしまうのですが、目黒さんの描かれたあのうだつの上がらない風采とは、ちょっと違いますよね。

>シンジのお嫁さんになれたら誰憚る事なくこの家にずっといられるのっ

物語的には摩耗を通り過ぎて変貌し尽くした、ラストシーン的な有様ですな ('∀`;)

>そして帰宅して女達が累々と横たわってるもう見慣れた光景の中にアスカが居る事に気づいて心臓止まりかけたり。

これもアリっぽくありますかね(w
そうして、前々からのヒカリの友達なのだから、遊びに来ていても不思議はないでしょう? とか、悪魔チックにコダマが言うわけですな。
呆然としているシンジに。

318 名前:引き気味:07/05/30 14:41 ID:???

>>314 PDX.さん

>アスカには「知っていながら逃げた」と解釈されてしまったりするとさらに不幸。

コダマあたりは意識してこういった誤解、擦れ違いを拡げる言動をさせても違和感ありませんね。
FOXさんの付けた設定とかで、ずいぶんとたちの悪い性質の悪い子になっちゃってますし。
その方が楽しくなると思えば、率先して不和の種をばら撒く感じですかねぇ。

319 名前:PDX.:07/05/30 15:28 ID:???

>>315 引き気味さん

 類似の他のネタ(シンジとユイが関係もってたやつとか)と混乱しないように、きっちり時系列を整理しておかないと変なことになるかもしれませんね(^_^;
 本編分岐だけどサードインパクトはなくて、ユイさんサルベージ、ゲンドウに三行半、シンジとユイの生活開始という感じでしょうかね。

>>316

 本編でアスカが洞木家に泊ったけど無事だったのは、あの時はお父さんがネルフに缶詰だったからとかそんなとこですかw
 もしあの時通常勤務だったらおいしくいただかれてしまっていたんですな、きっとw

 しかし、シンジを巡るアスカとヒカリの想いもややこしくなりそうですな。
 アスカ
   ・守ってくれなかった、しかも逃げた(誤解)シンジへの怒り
   ・家庭の事情を話してくれなかったヒカリへの怒り
   ・一方で、あの爛れた家庭で暮らしてヒカリやノゾミに手を出していないシンジに変な感心。反面「いくじなし」という評価も
   ・この期に及んで自分にも手を出そうとしないシンジへの失望と怒り?

 ヒカリ
   ・巻き込んでしまったことでシンジとアスカへの罪悪感
   ・アスカを守ろうとしなかったシンジへの失望(シンジに知らせていなかったとしたらこれは自分自身への罪悪感に転化)
   ・自分やアスカに手を出そうとしないシンジへの関心と失望?

320 名前:PDX.:07/05/30 15:29 ID:???

>>318 引き気味さん

 コダマさんを完全に父親サイドでシンジやアスカを絡め取る為にヒカリを利用する極悪人にしてしまうか、もっとあっけらかんと現状を楽しんでいるおき楽ねーちゃんに留めるかで事情が変わってきますな(^_^;
 自分が悪役になることでヒカリやシンジの精神的負担が減る、とか殊勝なことを考えているなんてのもありかもしれませんがw

321 名前:引き気味:07/05/30 22:42 ID:???

いやぁ、コダマさんは極悪人っつか、悪女というか、結果的に小悪魔な――小悪魔なのはノゾミっぽいから、悪魔っコ? ――だけで、そんな邪悪な子じゃないとしたいですよさ。
多分、いきすぎた享楽趣味で、その趣味自体がパパンのおかげでねじ曲がってるだけで (;´∀`)


322 名前:PDX.:07/05/30 22:56 ID:???

>>321 引き気味さん

 まぁ、プチミサトという感じなんでしょうな、きっと。

323 名前:なーぐる:07/05/30 23:12 ID:???

ファンタジーネタあれこれ

実はこれ、以前そろそろ遅れそうと言っていた作品のことだったりします。
壁に挟まれたネタが琴線を刺激したので、急遽色々書き足し中ゆえ、投稿はちょっと遅れそうですが
鋭意努力中ディス

>シャレ抜きのパワフルさでこられるともう
深宴でそれはやっちゃってるので、今回は単にエロイだけのオークにしようかと。

それにしてもここ数日流速早いですね
良き哉

324 名前:まむら:07/05/30 23:24 ID:???

> 当然、「仲間」に入っていないシンジは花嫁を抱く資格がないんでせうか。
洞木パパの独占状態のつもりで妄想してました。シンジが仲間入りするとなんかハーレムでもないしw

>サルベージされて現世復帰一年も経たずに再婚ってソレどうなのよ
それはもう洞木パパのエロテクにすっかりまいってしまったのでしょう。

>物語的には摩耗を通り過ぎて変貌し尽くした、ラストシーン的な有様ですな ('∀`;)
>>271-273でも書きましたが、私は女性も状況受け入れて楽しんでるほうが好みなんですよね。だから堕ちきった状態での妄想が多くなります。こちらでは少数派だと思いますがw

>シンジのいない隙にアスカ陥落
ヒカリがシンジに知らせようと電話してるのに家から逃げてるシンジは電源切ってたりしたら、さらにやるせなさ感倍増w


325 名前:引き気味:07/05/30 23:33 ID:???

>>322 PDX.さん

その内痛い目に遭うぞ、と忠告されてしまうようなタイプなんですよ。多分。
問題は、彼女の場合、最初にいきなりイタイ目にあったお陰でこの有様ということで (;´∀`)

――悪ふざけではしゃいでみせた同居開始早々のミサトさんが、風呂で1人になると冷静に自分を振り返っていたように、コダマさんも1人でいると鬱々自嘲して過ごしていたりするんでしょうかねぇ。



326 名前:まむら:07/05/30 23:34 ID:???

>洞木アスカ18歳で出産
2019年度の洞木家記念写真のアスカはぽっこりお腹ですかw
生まれた女の子にまつわるエピソードには、その子を可愛がる洞木パパに近所の人が「血の繋がらない事を全く気にしない出来た人だ」と感心されて、パパは「血が繋がってない?」とうっかり洩らした後に「ああ、あんまり可愛いんでそんな事すっかり忘れてましたよ」と誤魔化したり、姪っ子に「お姉ちゃん」と呼ばせている事を友人にからかわれたヒカリが「だって、本当にお姉ちゃんなんだもの」と聞こえないようにごにょごにょ言ってたりとか色々ありそうですね。

327 名前:引き気味:07/05/30 23:47 ID:???

>>323 なーぐるさん

なるのほど、新作は剣と魔法のネタでありましたか。なーぐるさんも好きですねぃ (;´∀`)

>流速

催促とか掛かってきて、普通にヤバいからですた!
逃避、逃避。
そんなもんで、いくつか断片的に浮かんでいるネタを、忘れてしまわない内に吐き出してしまおうとか、焦っているのでありました。
壁系のネタやナデシコクロスネタ、お尻を犯されたアスカがポタポタこぼれるのをティッシュで押さえている図ネタ(そのまんまだ)は、どうにか手を付けられたので、残りはどんなんとどんなんだったけかな。
ええと、

「寝てる時だと、さすがにいつもはキツキツのお前のここでも、あっさり根本まで入っちまうからな」
「……!」
「いまさら、まさかって顔もないだろ? そうさ、寝てる間に何度も犯してやったよ。起きてる時の具合とさ、比べてやったんだよ」

なんて感じの、夜這い(?)告白シチュ。

「へへぇ? なんだ、エロいポーズするじゃないか」
「う、後ろから……して」

前から抱かれるよりも、顔が見えないだけマシ、とバックスタイルを選択する葛藤をねちねち描いてみるシチュ。

四つん這いのポーズで人の形をすっぽり包む、特性の籠。或いは、檻状拘束具。
そんな中に縛り付けられてしまって、ガタガタと籠を揺すって嫌がろうとも、背後から近付く陵辱者をただ付きだした秘部は待ち受けているしかない――という拘束系シチュ。

こんな感じの三つが今美味しそうとか思ってるやつでしたかねぇ……。
どれ一つ、まともな形に仕上げて、掲載出来そうなものがありませんね (;´∀`)


328 名前:引き気味:07/05/30 23:52 ID:???

>>324 まむらさん

>洞木パパの独占状態のつもりで妄想してました。シンジが仲間入りするとなんかハーレムでもないしw

そういや昔、碇家に新しく家族として入り込んだカヲルが(なんでだ)、次から次に周囲の女性を食べて、公然とハーレムを演じる家中にしてしまい、止められず見ているだけのシンジがノイローゼとなって逐電するというネタを考えたことがありますた。
でもって、保護された先の派出所で、虚ろにお巡りさんに「おかしいでしょう? 変ですよ、カテジナさン!」とかまくし立てるも、可哀想な子だと思われて相手にされないという…… (;´∀`)


329 名前:PDX.:07/05/31 05:35 ID:???

>>324 まむらさん

>洞木パパの独占状態のつもりで妄想してました。シンジが仲間入りするとなんかハーレムでもないしw
 そういうことでしたか。
 でもそうなると、シンジが逆上してヒカリやアスカをレイプなんて可能性はないんでしょうかね?
 まぁしたところでテク不足で満足に感じさせる事もできず「さっさと済ませたら?」なんて冷静に言われて惨めな思いをするだけとは思いますがw
 個人的には、シンジが自ら仲間に入らない選択をしていることで、辛い境遇に身を起き続けてしまっているというような考えで、ユイさんとの初体験というハードルを乗り越えられないというのはどうかな?と思って>>293を妄想してみました。



330 名前:PDX.:07/05/31 05:38 ID:???

>>325 引き気味さん

 誰しも表と裏があるものですし、そのギャップも時に魅力になりますから。
 普段おちゃらけているコダマさんが、何かのはずみで真面目な事をシンジに言うなんてのもいいかと思います。

331 名前:PDX.:07/05/31 05:43 ID:???

>>326 まむらさん

 シンジが「仲間」に入れてもらえない(洞木父のハーレム)のだとすると、花嫁であるアスカには当然指一本触れられないわけですな。
 偽装のための結婚式の時におざなりなキスを一度だけさせてもらえたのが唯一の行為だったりして。
 TV本編でのアスカとのキスがこのシリーズでもあったとしたら、シンジにとって彼女とのキスというのは嫌な体験でしかないものになってしまっているかも。

 でもシンジがシニカルに現状を受け入れてしまうと寝取られ感が損なわれてしまいますし、サジかげんむずかしかも、とも思ったり。

332 名前:PDX.:07/05/31 06:01 ID:???

>>331に関連して、洞木父のハーレムにシンジが入れてもらえないという状況の場合、洞木父にとってシンジは邪魔者?
 眼中にないという可能性もありますが、果たして彼はシンジをどういう目で見ているのやら。
 ユイさんの息子でもあるし憎いとは思ってないけど、俺の女に手を出したら許さん、という感じでしょうか?
 義理の息子というよしみで、寝室を覗いて自家発電するくらいなら目をつぶってやる、とか。

 また、ユイさんはこんなことになってしまったことでシンジに対して申し訳なさをもっているでしょうけど、三姉妹はどうなのか。
 三姉妹が快楽に堕ちていて父親ベッタリだとすると、シンジをどう見ているのかが気になります。
 >>293のコダマさんのようにシンジを誘惑してからかったりするのか、どうしても我慢しきれずに自家発電している彼を哀れんで「手伝ってあげようか?」と手コキのしぐさをして、却ってシンジの反発をかったりするのか。
 

333 名前:引き気味:07/05/31 12:35 ID:???

>>330 PDX.さん

一番幼かった分、それまでの常識を全て塗り替えられて歪んだ成長をとげてしまったノゾミ。
諦めて受け容れてしまったヒカリ。
ときて、演じることで現状に適応する道を選んだコダマ、とかしますと、それっぽく見えますかね。
ラブひなのキツネやらもですが、おちゃらけてみせているポジションのキャラが、実は精神的にはいちばん大人であったり、観察眼に長けていたりとか、コテコテ定番のキャラ付けですし (;´∀`)

334 名前:まむら:07/05/31 19:58 ID:???

> アスカのシンジへの思い
>・守ってくれなかった、しかも逃げた(誤解)シンジへの怒り

結婚10年後にはこんな風に変貌しているでしょうかw

「シンジには悪い事をしましたわ、以前は『何故私を守ってくれなかったの』なんて八つ当たりをして。
 今になってみたらこんなに幸福で、邪魔なんかされなくて本当に良かったのに」
なによりこの子を授かる事もなかったのだと、アスカは愛娘の肩を抱いて、自分にとっては舅、娘にとっては名目上は祖父となっている実父の屹立に跪いて

いくのだった。

>シンジが「仲間」に入れてもらえない(洞木父のハーレム)のだとすると、花嫁であるアスカには当然指一本触れられないわけですな。
>偽装のための結婚式の時におざなりなキスを一度だけさせてもらえたのが唯一の行為だったりして。

シンジは誓いのキスをする直前に、アスカの唇の端にこびりついた物に気づいた。
ほんのわずかでアスカの顔を間近に見たシンジにしか気づけない程度の小ささだったが、もうここ数年『それ』を見慣れたシンジにはそれが何かよく分かっ

た。
あの義父の精液だ。
驚く事もなかった。新郎側控え室に義父はほとんどいなかったのだから。
そして新婦側の控え室にはアスカの親族が本国から来なかった為に自分の母や義理の姉妹しか出入りしていなかった。
バージンロードを歩く前にアスカが義父と何をしているかは控え室に居る時から分かっていた。
使われたのが唇だけのはずもない。アスカの胎内、自分の子という事にされた義父の種が宿った子宮にも精液が浴びせられたのだろう。
全てを諦めているシンジはそっと口の端に付着している事をアスカに囁き、花嫁が「あら」と悪びれずにちろりと舐めとった後に義父に許されたアスカとの

接触。彼の人生2回目の、そして最後のアスカとの口付けを行なった。


>洞木父のハーレムにシンジが入れてもらえないという状況の場合、洞木父にとってシンジは邪魔者?

シンジが仲間入りしてないのは彼がユイママとの初体験をあくまで拒んでるからとのつもりで妄想してました。
洞木パパは鷹揚と仲間に入れてあげるつもりなのに、シンジだけが拒絶反応してめして結果的にパパの独占市場って事でw
でも洞木パパがシンジを疎んじているとしたらゲンドウ絡みだったりして。
職場の嫌な上司の妻を奪い、その息子に色々嫌がらせして悦に浸ってるとか。

335 名前:まむら:07/05/31 20:04 ID:???

すみません、メモ帳からコピペしたら改行がおかしくなりました。

336 名前:PDX.:07/05/31 21:23 ID:???

>>333 引き気味さん

 親父さんがあんなふうになってしまったのが妻との死別だとしたら、ノゾミ誕生後、娘たちがいくつのころに奥さんが亡くなったのかとか考えると、娘たちの間の温度差が明確になるかも知れませんね。



337 名前:PDX.:07/05/31 21:28 ID:???

>>334

>シンジへの怒り

 性奴隷に堕とされた当時とかは彼に辛く当たったりしたんでしょうかね。
 それをヒカリが庇ったりしたらいろいろやるせなさ炸裂かも。
 そのあたりもいろいろ考えてしまいます。

>アスカとの接吻

 アスカもせっかくの晴れ舞台なんだから身だしなみ整えてもよかろうに(笑)

>シンジが仲間入りしてないのは彼がユイママとの初体験をあくまで拒んでるからとのつもりで妄想してました。
>洞木パパは鷹揚と仲間に入れてあげるつもりなのに、シンジだけが拒絶反応してめして結果的にパパの独占市場って事でw

 了解。今後そういう方向で妄想を進めますw
 三姉妹がそれぞれのやり方でシンジを誘惑とかもあり得ますしね。

>シンジを疎んじているとしたらゲンドウ絡み

 上で書いたように妻との死別が原因とかいったら、妻の魂がエヴァのコアに使うためにどこかにストックされていることを(ヒカリがチルドレン候補であることも)知っていたりすると、ゲンドウへの憎悪という路線もあるかも。

338 名前:引き気味:07/05/31 21:33 ID:???

>>334 まむらさん

>あの義父の精液だ。

あー、控え室で致すというのは、うたたね氏の漫画でものこの筋定番ネタですが、こうやって寝取られ側が事情を察しているという視点だと、ちょっと新鮮ですね(w


339 名前:引き気味:07/05/31 21:34 ID:???

>>336 PDX.さん

たしか、最初に書いたときに使ったロジックが、「妻の代わり二号」でしたからねぇ (;´∀`)


340 名前:まむら:07/05/31 22:26 ID:???

>>337 PDX.さん

>アスカもせっかくの晴れ舞台なんだから身だしなみ整えてもよかろうに(笑)

いやあ、そこは洞木パパが時間ギリギリまで離さなかったんでしょうから仕方ありませんよw
きっと必死で身だしなみ整えて、口の端だけ気が回らなかったんでしょう。
よく見ると新郎側の母と姉妹もちょっと髪がほつれてたり。

>>338 引き気味さん

>あー、控え室で致すというのは、うたたね氏の漫画でものこの筋定番ネタですが、こうやって寝取られ側が事情を察しているという視点だと、ちょっと新鮮ですね(w

なんか昔映画で自分の妻を上司が抱いてる間に外で暇つぶす侍とかありましたが、寝取られ側が知ってて逃げもせずに見つめているってのが余計に征服感を演出してるのではないでしょうかw
あと>>334は目黒さんの「"True end" ,or.」なんて良い感じにはまりますかね。
それからCGページで「家族の食卓」と「"True end" ,or.」の紹介文が途中から一緒になってましたけど。

341 名前:PDX.:07/06/01 07:23 ID:???

>>339 引き気味さん

 最初はコダマさん一人だったのが、ヒカリ、ノゾミと手を拡げてきて、家族だけである程度マンネリ化してきたところで後妻を迎えるという話になったんでしょうかねぇ(^_^;

>>340 まむらさん

 新婦側の人がそもそも招待されていない内輪だけの結婚式だったりして(汗)

342 名前:PDX.:07/06/01 17:12 ID:???

 目黒さんのCGで洞木家ものだと、ヒカリの帰宅時のうつむいた表情が印象的でした。
 あの狂った家において唯一良識に囚われているがゆえの苦痛なのかも。
 シンジとそれを共有できたら、歪んではいるものの恋に進展するかもしれないのにねぇ……。

343 名前:まむら:07/06/02 09:50 ID:???

アスカまで餌食にされて、シンジが洞木パパに食ってかからないようにするには、シンジは一週間ぐらい不在で帰ってきた時はもうすっかりセックスに慣れてるってのもありですかね。
帰宅したらフェラする裸のアスカが居て、硬直してる間に自分からソファに座ったパパに対面座位で挿入、腰を振って喘ぎ始めるって感じで。
あるいは帰宅した時にはアスカはもう家に居なかったが、翌日一緒に下校したら居間にいたパパがベルトを緩め始めて、アスカがいるのにと狼狽するシンジを尻目に、アスカはヒカリ達同様に慣れた手つきでペニスを取り出し奉仕し始める。
その光景を自分以外の誰も驚かず当然の物として受け止めている。コダマが「シンジ君が旅行行ってる間にアスカちゃんが遊びに来てくれてたのよ。ふふ、アスカちゃんって飲み込みのいい子よね。一週間前はバージンだったのにもうあたしも顔負けなのよ?」と囁いたり。
ここまですればシンジはもう何も言えないでしょうw

>>341PDX.さん

>新婦側の人がそもそも招待されていない内輪だけの結婚式だったりして(汗)

んー流石にトウジやケンスケ、ミサトあたりは呼ばないと向こうから文句でるでしょう。
ゲンドウも血の繋がった息子の晴れ舞台という事で一応出席してるかも。
それで洞木パパに寄り添うユイママの姿を見せ付けられたりw

344 名前:引き気味:07/06/02 23:51 ID:???

>>340 まむらさん

>「"True end" ,or.」

以前もほざいてたような気もしますが、あの花嫁衣装は一見清楚なレース地が、大きく開いた胸元からなにげに、リボンの飾りの下でそのままおヘソの辺りまで隠さず覆わず露わなままでむき出しに続いているというのが……なんともエロいと、見るたびに思うわけであります。
背中側はどうなってるんでしょうね? (;´Д`)ハァハァ

>それからCGページで「家族の食卓」と「"True end" ,or.」の紹介文が途中から一緒になってましたけど。

更新の時に以前のものをコピペして使っているという、お手軽手法のうっかりミスががが(恥
遅ればせながら、直しておきました。
ご指摘ありがとうございました。

345 名前:引き気味:07/06/03 00:08 ID:???

>>341 PDX.さん

近親相姦三昧の秘密を守るためにも、再婚なんて論外――と考えていたところが、ころりと思い直すほどユイさんに惚れ込み、以来あの手この手で、というのも面白いかもと思いますた。
逆にヒカリたち姉妹を手駒にしてですな、ユイを手に入れるためには手段を選ばずと。
お前達血の繋がった娘なればこそだから、お前達さえいれば〜と夜毎囁いていたので、或る意味、娘達にしても裏切りに等しい身勝手さで、とか。
あの外の女を手に入れてこいと動かされるに至って、内心腹立ちを抱えつつも、逆にそこまで固執されたユイへの妬心で、自分達と同じかそれ以下の畜生道に堕とすことに情熱を燃やしてしまったり、なんてのも良いかなぁ〜とかとか (;´∀`)

あ、ヒカリたちにしてみれば、実の母への裏切りでもあるわけですね。父親のこの再婚は。
使えそうなロジックだ! と思うたわけでありますた。


346 名前:引き気味:07/06/03 00:12 ID:???

>>343 まむらさん

>シンジは一週間ぐらい不在で帰ってきた時はもうすっかりセックスに慣れてるってのも

どんな擦れ違いがあったのか。何故ゆえ、シンジはアスカまでもが義父の食い物にされるのを見過ごしていたのか。
そういった修羅場ドラマを考えるのが面倒くさい場合は、そうやって一気にショートカットするのもアリかもですね。
「気付いた時には手遅れでした」型寝取られと、肯定的には形容すべきでしょうか。
これと、「目の前で刻々と変えられていってしまう」型寝取られのおいしさ、どうどっちに兼ね合いを取るかという、そこらのネタ次第でしょうが。


347 名前:コウイに値する名無しさん:07/06/03 01:00 ID:ScUxwuxU

堕ちて洞木家に染まったユイとアスカに愛想を付かしたシンジってのも見てみたい。
愛想を尽かしすぎて(表面上はそんなそぶりも見せず)、
裏では洞木家の痴態を盗撮して裏ビデオ屋に売りつけて荒稼ぎ。
(稼いだ金は洞木家から出ていく時に備えて貯めてる)
洞木家の痴態には何の感情の動きも持たなくなってると。(興奮なんかしない)
しかし秘密裏にしている交際相手とはちゃんとヤッてるけど・・・
盗撮がばれてもケンスケに罪を擦り付けられるように工作済み。
で、アスカが妊娠して、偽装のための結婚を申し込まれたとき、
嬉々として洞木家を出て行って交際相手の家に婿入り。
(霧島やら山岸だったりして・・・・・)

やっぱりシンジ至上主義だなぁ・・・・・
最近のでは「小GEN-DOH」が安心して読める作品って人間だからなぁ・・・・・僕は。


348 名前:引き気味:07/06/03 01:04 ID:???

>>347

>裏では洞木家の痴態を盗撮して裏ビデオ屋に売りつけて荒稼ぎ。

ちょ、

>盗撮がばれてもケンスケに罪を擦り付けられるように工作済み。

待っ、

>シンジ至上主義だな

ええっ!? (;´∀`)

349 名前:コウイに値する名無しさん:07/06/03 01:39 ID:???

シンジ至上主義ならもっと清く正しく金色夜叉しないとw

シンジがアスカを見限ったのはパパの命令で
朝、シンジをフェラで起こしに来た時だったとか
シンジが目覚めたらすでに上に乗ってた時だとか
愛の無い展開wをキボンヌ

350 名前:引き気味:07/06/03 01:52 ID:???

>>349

>>シンジがアスカを見限ったのはパパの命令で
>朝、シンジをフェラで起こしに来た時だったとか

ああ、そりゃ見限りますね。っつか、幻滅するっしょ。
心ン中は果てしなく荒涼と隙間っ風吹き荒びながら、それでもチンコは気持ち良くってガチガチでせうか。
鬱勃起そのまんまですね。
無事トラウマ獲得して、その後はネットでNTRモノばっかり探す日々になりそうでこざいます。

しかしこれ、『ボクのヒミツたいけん』の方でも適応できそうなシチュだなぁ、と。
あっちとこっちで違うのは、アスカとも衝撃露見直後からわりとセックスしてたことと、洞木パパンにそうしてるみたいな抵抗も出来ない嫌々の服従とは違って、あっけらかんと(はじめの内は見えていた)した乱交であるってとこでしょうかしらん。
トウジの命令で朝フェラしにきた、ヒカリの命令で朝フェラしにきた。命令って響きがあれの設定にそぐわないなら罰ゲームとでもしますか。
なんとなく、洞木パパさんハーレム編でよりは、やはり軽めの雰囲気になりますねぇ。


351 名前:目黒腹蔵:07/06/03 03:17 ID:???

久しぶりに引き気味さんのエロ文章が読めて、ああんやっぱりいいわあな目黒です。
いやー、何だろうなあこれ。なんというかこう、いいんですよ。
しかもその後の盛り上がりがまたw

じっくり感想書けなくてすみません、せめて足跡なりとも。ううー


352 名前:PDX.:07/06/03 05:16 ID:???

>>345 引き気味さん

 ヒカリあたり、「もしかしたらこの運命から解放されるかも」という想いで動くなんてのもありでしょうかね?

353 名前:なーぐる:07/06/03 17:51 ID:???

>裏の裏
やっぱ桜はFateのエロリーサルウェポンだな、と認識を新たに。
たぶん、一生報われることなく、本当に好きな相手と添い遂げることも出来ず
姉に美味しいところを全部かっさらわれてアンアン言い続けることになるんだろうな、と。
えっと、即興で思いついたネタでは、つい先日の「その時歴史は動いた」で紹介していた、
道鏡と契約結んだ眞二に、正気を保ったままで思うがままにされてしまう美人姉妹とか。

えーと、なんというか私の書くところのマユミに相通じるところがありますね。
添い遂げたモンスターのマユミは例外中の超例外。

亀さんやほらさんに「敵ー!」とか言いつつもんどりうって転がっていたにしては、
難儀な性癖をしてますな、ワガハイは。

354 名前:なーぐる:07/06/03 17:58 ID:???

ありゃしまった。>>353 書くスレッド間違えた

申し訳ついでにネタ

当然現れたキリツグの弟を名乗る男性と、あからさまに彼に惹かれて言ってるタイガーに
内心モヤモヤした物を隠せず、かといってタイガには幸せになって欲しいし、凛と付き合って自分が
彼女を幸せにすることは出来ないことに懊悩する。
実際、彼から見ても少し軽薄に思えるところはあってもかなり出来た人間であり、彼になら姉を任せても
大丈夫、そう考えて納得しようとする四郎だった。

そんな彼の苦悩を遠くから見つめつつ、男はニヤリと口を歪める

(若いなぁ、彼も。まるで、初めてあった頃のシンジ君を見ているようだ。
 いやまあ、しかし。葛城とは似ているようで違ったタイプの彼女、そろそろ美味しくいただくとするか)

どさくさに紛れてシンジ同様、異世界寝取り道中の加持であった。

355 名前:引き気味:07/06/03 18:10 ID:???

>>351 目黒さん

こう、鬱っぽくてじめじめしてて、鄙びた雰囲気のエロと申しますか。日活チックでありましたり、仏書院なノリのエロに響きあうところがあるンじゃないでしょうか? か?
と適当こいてみたりして。
肝心のギトギトに抜き差しする本番シーンは相変わらず一向に書いてなかったりするんですけれど、この手の鬱々としたエロ関係を、状況掻き出すだけで結構楽しかったりします ('∀`;)y-~~


356 名前:引き気味:07/06/03 18:13 ID:???

>>352 PDX.さん

お母さんの代わり、はいらなくなるわけですからね。
そう言われて協力するよう父親に命じられたなら、どんな内心の葛藤が生まれるか楽しそうではあります。
解放されると希望を抱くのか、ここまで淫らな躰にしておいてなにを無責任なと腹を立てるのか、はたまた、逆にかつての姉や妹のように、無垢な誰か――自分よりもずっと年上の立派な女性を、卑しい性奴隷に貶めることに暗い悦びを見出してしまうのか。
どれも盛り込んでもそこそこ「らしさ」が出せそうで、面白そうです。

357 名前:引き気味:07/06/03 18:20 ID:???

>>353 なーぐるさん

そういや、好きな連載置いてあるサイトの短編に、なんでそうなったかの説明はさておき、桜ルート後の話としておきながらいきなり凛が士郎を奪い取ってるという設定でやっちゃってるお話がありましたですよ。
桜って、ほんと不憫なシチュが似合う子ですね。
これで眼鏡かけてたらヤバかったんじゃないですか、ナーグルさん? と聞いてみたりして (;´∀`)

しかし、桜ルート以外どのルートでも共通する話だとはいえ、長らく通い妻かましていたところを、ポッと出の金髪幽霊に寝取られたり、横から乱入してきた姉に奪われたりと、桜さんも無茶苦茶ストレス溜めそうな身の上ですよね。
誰か、そこら辺ドロっドロな凛グッドEND後・桜視点主役モノ書いてくれんかしら。
話自体はありがちに戦ったりコメしたりラブしたりのアフター物なんだけど、ただし文章は全部桜の日記風。いちいち私情に充ち満ちたコメントがついてたり。
……あるいは、ソレをライダー視点でという方が難儀さ増量で面白いかしらん。


358 名前:引き気味:07/06/03 18:22 ID:???

>>354 なーぐるさん

加持かよ! と突っ込んでみたりして。

いい加減Fate/ZEROも読まないとなぁ……。
切嗣のキャラも掴めんし、かなり美味しいというアイリスフィール&セイバーのやり取りもネタ拾いしとかにゃ、ですわ。


359 名前:PDX.:07/06/03 18:54 ID:???

>>356 引き気味さん

 そのときのヒカリの堕ち具合によってどの選択をするのかが決まりそう。
 そしてユイさんを堕としてもなお自分たち三姉妹の煉獄は終わらないのだと知った時点で心が折れてしまうかもしれませんし、それが親友をも父親の餌食にした理由かもしれませんね。

 ユイさんとアスカを堕落させることに主体的だった自分の罪の意識から、シンジにどう接していいか苦悩するのか、彼の言うことなら何でも聞くと思い込むのか、そんなヒカリもいいかもしれませんね。
 

360 名前:引き気味:07/06/03 23:49 ID:???

>>349のネタで

碇シンジは夢を見ていた。
見ていたことだけは分かる、ただそれだけの夢だ。
目が醒めた世界には何も活かすことの出来ない会話があり、脳裏にも二度と蘇らせられない光景を目に、一掴みほども持って帰れるところのない何かを得たような気がする。
ただ、それが悪夢であったことだけは確信できた。寝間着の下は冷えて不快な汗に濡れており、胸には落ち着かぬ動悸が、全力の逃亡を遂げた後かの有様で脈打っていたのだから。
そんな夢だった。

「……っ、っあっ。な、この天井……っ、ここはっ……!?」

――そうか、家なんだ。今はここが。
まず目に入った、馴染めぬ景色。
以前の葛城邸の物置とは違ってまともに整えられた白の壁紙、揃いの柄の天井クロス。そして、妙に薄暗く感じるからと自分でカバーを外した、輪っかむき出しの蛍光灯。たれ下がるスイッチ紐。
母の再婚以来の慣れぬ自室に一瞬の恐慌を覚え。次いでシンジは、その硬直を解くにも至らず又も訪れた驚愕でもって『……っ、うぇっ!? なっ。な、なんで……!』と。
今度こそベッドから跳ね起きんばかりに、悲鳴そのものの叫びを上げる羽目へ陥ったのだった。

「なんで、ここにアスカが――!?」

嘘だろう? と目を見開いて見ても、そこに居る人影は消えない。
シンジのベッドの上に蹲っている彼女は、夢でも幻でもない。
薄暗いが、見紛う事なきこの赤い髪。ゆるくウェーブのかかった長い髪を俯せた背に――裸の背中に広げて。
伏せたまま、『んっ、んっ……』と鼻で息を吸う悩ましいくぐもり。そのリズムと共に揺らされている、後頭部。

「んっ、ん、んんっ……うむぅ……っ、んん……」

それは、かつては同居人、同僚、同級生として過ごしたアスカのものだ。
跳ね起き、逃げようとして、そこまでで両腿を抑えられ。仰向けから首を不格好に折り曲げて凝視する。

「なんで……!?」

いつの間にか剥ぎ取られていたシーツがあった筈の場所に、シンジの足下から覆い被さっていたアスカを見る。

「なんで、そんなこと――してるさっ、アスカぁ」

アスカはすぐには答えを寄越さなかった。
シンジの下半身に伏せた顔で黙々と、唇を使っていたからだ。


361 名前:引き気味:07/06/03 23:50 ID:???


「んちゅっ、んはぁ、あぁン……む、むぅンン……、んちゅっ」
「うあっ、あ、やめっ、やめてよ……アスカっ、ああっ」

顎よりもおでこを低く。俯きが垂らす前髪がカーテンになってはいても、見えなくたって他に解釈しようのない感覚が股間にあった。

(なんで……、舐めてるっ!? アスカが、僕のを……!!)

ねっとりと濡れた優しいものにペニスを巻かれ。お湯よりも熱く、たしかな感触で密着してくる生暖かい壁にぴったり包まれて、ぬりゅぬりゅと亀頭がしごかれている。
押し止めようもなく、背筋を這い上がる圧倒的な快感。それをアスカがくれているのだ。あの可愛い唇でのフェラチオという、見せつけられるだけだった従順な奉仕行為で。

「うっ、うぁっ、ああっ」

シンジは太股に回されたアスカの手を振り解くことも出来ず、どうしてと聞き募ることも出来ず翻弄された。
ただ喘がされる。

「んっ、んぅ……む、むふぅン……ン……、んぅンン……」
「ああっ、アスカっ。やめて、やめてアスカ……、あ、ああ……」

アスカの頬の内側、そして顎の裏が協力して、シンジの敏感な先端を挟み付けている。
波打つ舌の運びに乗せて四方から絞り上げ、どんなに一生懸命に扱こうと自分の手では得られることのない、恍惚の愉悦を与えてくれている――。

「あすっ……アスカ! ああっ、アスカぁぁ……」

ひとたまりもなく、熱液が尿道に弾けるまで導かれる。
それは間違いなく、シンジがかつて味わったことのない、最高の快感に塗れた射精だったはずだ。
押しのけることも出来た筈の手は力を失い。左右の10本の指は、やり慣れた仕草で頭部全体をスナップさせているアスカの、そのまばゆい髪に絡みついていた。

「んっ、んく……んくん……ン」

こくとくと喉を鳴らして、アスカは最後までシンジの出した精液を飲み干していた。

◆ ◆ ◆

「……なんっ、で。なんでさ……!」
「…………」

ようやくシンジが出せた声は、みっともなく震えていた。

362 名前:引き気味:07/06/04 00:19 ID:???

「なんで、こんなことするのさ。アスカは――と、義父さんとしてれば良いんだろう。こんなことは……っ!」

ベッドからひたりと素足で降りたアスカは、そんなシンジに構うでもなく、隠そうともしないオールヌードのままサイドボードでティッシュを手に集めていた。

「…………」

常夜灯の黄色い薄明かりに照らされて、ぼうっとゆるやかなカーブの稜線を浮かび上がらせる、アスカの剥き出しのバスト。
ぴんと立った粒のような二つの乳首さえもが、すぐそこに間近だ。
飛び散った白い粘液、シンジが出した精液なんてものが掛かっているのを、アスカは何も言わない手付きで拭き取って、ゴミ箱に捨てている。
後始末の生々しさが、自分のただ一方的に絞られただけの射精を余計に惨めにさせるようだった。

一方で、顔を歪めて吐き捨てながらも、シンジは横目に見るそこから視線がそらせなかった。
さっきまで、そのいかにも柔らかそうな二つの膨らみは、シンジの腿の間にあった筈だ。
さんざん見せつけられてきたように、義理の父の腕の中で揉みしだかれているのではなく。さっきは少し伸ばせばシンジの手が届き、同居していた頃なら何の息苦しさもなく密かに魅入られていられた――美しい裸の胸を、直に確かめることも出来たろう。
どんな素敵な感触だったろうか。押しつけられていた太股には、それがあった筈だ。
流されるばかりでいたおかげで、ちらとも覚えていないことを、惜しいと考えてしまう浅ましさ。憤りと共にたしかにあるその矮小な感情を、シンジは恥じた。
悔しいと、恥じた。
性欲ばかりが頭に浮かんでくるようじゃ、あの父親と一緒じゃないか、と。

「答えろよ、アスカ……!」

そんな苛立ちを誤魔化すようでまた情けないのだけれども、荒れた気分ばかりが募る。ぶつけてしまう。
アスカの意図がまるで分からなかった。
こんなことになってしまっているのに、面と向かって投げかけたことなど数えるくらいしかない、問いかけだった。

363 名前:引き気味:07/06/04 00:49 ID:???

「……たのよ」

ぽつり、と。
黙然と佇んでいたアスカが不意に発した声は、よく聞きとれないものだった。
アスカも口に出してしまうつもりは本当は無かったのか。重い空気の中に漏らされた言葉に、自分で動揺したかの微かな身じろぎを見せながら、次には鬱屈を吐き出すかの声色で吐き捨てていた。

「お父さまが、ヒカリのお父さまが言ったのよ! アンタに……してこいって。しゃぶってやってこいって。アンタの……アンタの、情けないちんちんに、フェラチオしてやってこいって!」
「なんっ……だって……?」

ぎりぎりと、ティッシュを握った手に力が込められていた。

「だからって……」

シンジは、分からないと首を振った。

「言われたからって、やれって命令されたからって……アスカはするっていうの? その通りに。言うことを聞いて。あんなやつなのに……!」
「――そうよ」

そう言って、はじめてアスカが振り向いた。
寝入っていたシンジの布団を侵しながらも、ずっと合わそうともしないでいた目を、はじめて真っ正面に向けて。
それはどんよりと濁った瞳だった。
生気にまるで欠けた、人形のような瞳だった。
空虚な笑みにへらっと唇を歪めて、アスカは言って捨てた。

「やれと言われればしてやるわよ。言われる通り、言われた通りに! だから、あんなオヤジにほいほい股を開きにやって来て――」

ほらっと、乳房を揺らす裸の我が身を指し示して。
下宿している葛城ミサトのマンションを毎週末のように空け、洞木の家で調教される夜を過ごすのを日常同然にしてしまった哀れな美少女の、過去の苛烈さの残骸を覗かせるように、

「こんなお尻の穴まで犯されちゃっても、ひぃひぃ悦がってイイです、嬉しいです――ってね、言われる通りにしてみせてるでしょ?」

364 名前:引き気味:07/06/04 01:00 ID:???

だから当然だろうと言うのだった。
あの中年男の気まぐれから出た命令に過ぎないとはいえ、自分はただ実行するだけ、してみせただけ。いちいちその内容に何かを感じたりすることなんて、ないのだと。

「……あは、アンタのママと同じよね」

がらんどうになった蒼い瞳でねめつけて、ベッドの上で愕然とするシンジにアスカは言い放った。
あんたの母親だって、あの腹の弛んだ旦那様にそうしろって言われれば、実の息子の股の間にキスしにやって来るのよ、と。








なんだか、込めるべきアスカの感情やら、シンジのショックやらを>>349以降から受けた最初のひらめきと違うとこに書き損じた気もしますが、そこらはまた書き足したり、書き直したりする際にと言うことで。
たしか、シンジがこいつぁもうダメぽと幻滅するってネタだった筈なんですけどねぇ…… (;´∀`)

365 名前:347:07/06/04 01:33 ID:puS8+R/M

で、アスカが堕ちるきっかけを作ってしまい葛藤してるヒカリを、
シンジが責めて罪悪感を増幅させて、養父への復讐の手駒に。

父親ではイけないと暗示をヒカリにかけていき、それを受け入れるヒカリ。
そうとも知らず、そんなヒカリをイかそうとして躍起になってる洞木父。
どうしてもイくことのないヒカリ。
そしてその挙句腹上死する洞木父。
そんな父の死も同然と思うようになってるヒカリ。

なんだかなぁ・・・・・

366 名前:引き気味@FOXさんごめんなさい:07/06/04 01:42 ID:???

>>365

>父親ではイけないと暗示をヒカリにかけていき
                           

          ,ヘ        ,rァ
         ./ '、     ,/ ,i.  『MODEL』版カヲル型シンジDA!
         |   '──--'  {
        ,/ ○ L_/    'i,
       /     l ,/  ○   i,
       'i      しii     丿
      |`:、\     'ii  __,/
      'i、 ̄~~     ij  乙__ノi
       ^-ァ        __,ノ
     r^~"i'        'l
      ~^''!,   ,_    ,!_ 
         \ l,~^''‐--::,,⊃


367 名前:まむら:07/06/04 05:15 ID:???

>>360-364引き気味さん。
なんだかシンジのアスカ見限り話と言うより、シンジ心的ED化話のようなw
シンジ至上主義の方のネタから出た話がそうなっちゃ、ちょっと悪い気もしますが。
シンジED化は、「仲間」に入ろうとしないシンジを、ユイママが踏み越えさせて楽にしてあげようと逆レイプして遂に童貞奪うも(パパの命令でなく自分から言い出して、パパに許可もらう)、シンジは母に犯されたトラウマに勃起しなくなるほうが自然かな

368 名前:まむら:07/06/04 05:27 ID:???

あーでも私的にアスカが洞木パパに「シンジをフェラして来い」って命令されたら、アスカは例え今更のこんな状況でも、それやったらシンジと決定的に溝できると思い、「それだけは嫌です。お父様のおちんちんだけが良いです。お父様のおちんちんしかしゃぶりたくありません」なんて言い訳して、パパの股間にむしゃぶりついて、熱心な奉仕で誤魔化そうとするなんてのも良いなー
そこでアスカの心情を察したユイママがシンジへの行為は自分がやると言い出し、>>367のシンジ逆レイプへ……

369 名前:PDX.:07/06/04 07:02 ID:???

>>360-364 引き気味さん

 シンジがアスカに対して、まだ何か期待をしていないと、それ以上幻滅もできないでしょうしねぇ。
 なんかこう、サジかげんの難しいネタかもしれません。
 快楽ゆえに堕ちたがそこに愛の無いセックスをしているという自覚があるのか、そこに愛があるのだと思い込もうとしているのかとか、そういう方向だと哀れさのほうが目立ってしまうでしょうし。

370 名前:PDX.:07/06/04 08:10 ID:???

 ノゾミあたりは、シンジが自分を「抱いてくれない」ことに不満を抱いたりして。
 近親相姦のタブーとかそんな意識はなくて、スキンシップの延長で疑問も抱かず父親に抱かれていたりすると。
(まぁ、誰にも秘密、と言い含められてはいるでしょうけど)
「お兄ちゃん、ノゾミのこときらいなの?」と面と向かって聞かれたら、シンジとしてはどう答えたらいいものやら。
 寂しそうな目で見つめながら「ノゾミね、お兄ちゃんのこと、大好きだよ」と言われてしまったり。

371 名前:引き気味:07/06/05 00:02 ID:???

>>367-368 まむらさん

私も、エロ文の趣味としては男性キャラを中心に据えるよりは、ヒロイン視点かヒロインを第三者視点で描く方が好きですので、今回のネタはちと描き方をしくじった気がしてます。
エロスを覚えた骨子としては、この時点での好悪はともかく思い入れもあろうシンジに対して、命じられたなら唯々諾々としてフェラチオ奉仕に忍び入ってしまう、そこまで心おられたアスカの無残、という要素だったのですが。
これをアスカ視点で描くのは、やけっぱちな心情が強調されすぎて、あまり覇気も失せたゾンビー状態は表せないだろう――ということなら、素直に第三者視点に絞った方が良かったかもですね。

>、「それだけは嫌です。お父様のおちんちんだけが良いです。
>お父様のおちんちんしかしゃぶりたくありません」なんて言い訳して

まだ、どうしてここまで服従しちゃってるのか、という部分が詰めきれていないせいで、このアスカの行動原理が確立出来ずにいるからかもしれませんけれども、あまり饒舌なアスカという姿が、このシチュでは想像できなかったりします。
激しく犯されて、いよいよ余裕がなくなってきたならともかく、普段はもう投げやりだったり死んだ目だったりで、それこそ人形のように犯されてるんじゃないかな〜と。
――死んだ目でマグロちっくに犯される、元強気女の子萌え、という、そんな属性の発芽かもしれませんが (;´∀`)

372 名前:引き気味:07/06/05 00:07 ID:???

>>369-370 PDX.さん

洞木の姉妹は、特にコダマとヒカリはシンジやアスカにどう接しようとするかはわりとイメージしやすいですね。
『洞木日記』系の妄想で、さんざん壊れるところまでネタ出ししてきましたし。
ユイはまぁ……典型的な「弱い女」でいいかなって気がしてます。夫には逆らえず、たださめざめと泣くだけで全てを諦めてしまっているような、そんな方向性でしょうか。
原作のマッド一直線、ヤヴァい理想に瞳きらきら――っつーか、ぎらぎらさせてた姿とはえらい違いですが。

でもって、シンジやアスカのスタンスが難しいンですよねぇ (;´∀`)

373 名前:PDX.:07/06/05 07:47 ID:???

>>372 引き気味さん

>シンジやアスカのスタンスが難しい

 ですな(^_^;
 あんまり現状を受け入れすぎてしまい倫理感を喪失させてしまうとエロさが減るし。
 かといって現実的すぎると、「普通逃げ出すだろそれ」という状態になるし。

 シンジの場合だと、夜、寝室で狂宴たけなわという時、自室のベッドでS-DATでも聞きながら考えないようにしよう、考えないようにしようとし続けるんでしょうかね。
 それでも、小用のためにトイレに行ったら、ちょうど出てきた三姉妹の誰かとばったり鉢合わせしてしまって、最小限の着衣(裸ワイシャツとか)しか身に付けてないその姿に驚くとか。
 そして姉妹の側は、そんな彼の新鮮な反応を楽しみつつも、「自分たちの側」に彼が来る事を望んでいることをさりげなくアピールしたり。

374 名前:コウイに値する名無しさん:07/06/05 23:03 ID:???

唐突ですが
シンジも仲間に入れてあげるつもりの心の広い洞木パパにとって
MAX君は大事な家族の一員ではないのでしょうか?

375 名前:PDX.:07/06/06 07:58 ID:???

>>374さん

 当然マックス君と3姉妹やユイさんとの戯れを見せつけられて、シンジの常識はさらに打ちのめされてしまうんでしょうなぁ……。

376 名前:なーぐる:07/06/07 23:00 ID:???

なんかこんな家庭環境だと普通に家に居づらくなって夜遅くまで出歩き、
悪い知り合いとかも出来て、いわゆる不良化のコンボを成立させてしまいそうなw

んで、月並みに本当は優しいことを知ってるんです、今のシンジさんはちょっと悪い人ぶってるだけだって…。
とかなんとかあってマユミとそこはかとなく良い雰囲気になって、更生できそうな感じになったところで。
洞木パパの魔の手がアスカとヒカリ経由でマユミにまで、とかなるとさすがにシンジも刺すかなぁ(汗

なんかマユミって、ヒカリ父が「義理の息子とうまくいかなくて」とか白々しく言って接近してきたら、
疑いもせず二人っきりになる状況を作…らないかな、やっぱり。
シンジと会話してれば、ヒカリ父を嫌悪しているだろう事は察することが出来るだろうし、
そうなるとシンジ君の敵、って認識で接してしまいそう。

マユミを混ぜるのは難しそうだわw

>かといって現実的すぎると、「普通逃げ出すだろそれ」という状態になるし
あくまで仮定で、シンジ達にとってとても大事な物があるが、それの管理をヒカリ父がしている。
シンジが成人するまではヒカリ父の物であり、途中、シンジが彼に危害を加えたり、逮捕されるような犯罪行為を
行えば所有権が失われ、ヒカリ父の物になってしまう。
仕方なしにシンジとユイ、アスカは今の状況を受け入れている。
その日まで我慢すれば、と思いながらも想像以上のヒカリ父に完全に堕ちる寸前とか。

ヒカリ父が魔王に思えてきた。

377 名前:コウイに値する名無しさん:07/06/08 06:57 ID:???

只の中間管理職中年オヤジなはずの洞木父が何でここまで……とか言うのは無粋なツッコミですかねw
ある意味スーパーシンジ以上に無茶チート改造してる気がいたしまする。

378 名前:PDX.:07/06/08 09:17 ID:???

>>376 なーぐるさん

 そこでマユミを絡めようとするところがさすがなーぐるさん(笑)
 そこに痺れ(ry

>仕方なしにシンジとユイ、アスカは今の状況を受け入れている。

 何かこういう理由がないと駄目でしょうかねぇ。


>>377さん

 まぁもともとが洞木家内でパパさんがハーレム作っているところからスタートしている時点でドリームですし。

379 名前:引き気味:07/06/09 23:49 ID:???

現状から抜け出ようとあがきつつ、どうにもならないアスカ。それってエロいなぁ……と思いつつ、相変わらずなんでアスカが洞木パパンにいいようにされてるのか、そこら辺は考えてございません (;´∀`)
もう、そういうとこ丸投げで良いンじゃないかな。
洞木パパンがチート改造使ってるってことで良いンじゃないかな。運営に報告して垢BANされるくらいの升ってことで。

なんでかよく分からないのですが、畳と扇風機と似合う鄙びたエロ情景には、この洞木パパンという名前も顔もしれないキャラとの組み合わせが一番しっくり来るなぁ……と感じておるんです。
シンジやゲンドウ、冬月先生ではなかなか。微妙にイメージあいません。……トウジだとわりとしっくりくるやもですが、ケンスケだと別の属性臭強すぎますね。
――私の頭ン中では、かれらは一体どんなイメージで定着しちゃってるんでしょう(藁


380 名前:引き気味:07/06/09 23:56 ID:???

>>373 PDX.さん

>小用のためにトイレに行ったら、ちょうど出てきた三姉妹の誰かとばったり鉢合わせしてしまって

イチモツを鋭角にピン勃ちさせて隠さないオヤヂとか、あまつさえその脇に場末のホステスよろしくすがりついてニヤニヤ、父親の勃起いぢりながら廊下二人で歩いてる姉妹なんて図にぶち当たるんですな。

>>374

正直に告白しますと、マックス君の存在なんてものはこのシチュではさっぱり想定の埒外にございました。
縦貫シチュもまぁ、大好物なんですが、日活的近親乱交シチュのこれに縦貫までトッピングしてしまうというのは――なんかもう、属性重ねがけですねと、考えが及んでおりませんで。
縦貫シチュはこう、FOXさんばりの理不尽をヒロインに強いる摩訶不思議系MCネタとか、権力者の裏の趣味〜みたいな洋館系シチュですとか、そゆとこに発想がいきがちでありまして。
まだまだ修行が足りませんね ('∀`;)y-~~

381 名前:引き気味:07/06/10 00:05 ID:???

>>376 なーぐるさん

つかもう、グレるしか無いンじゃないでしょうか。このシンジくん(笑
大切ものを陵辱者に握られているので、悔しくっても我慢だわ〜というネタは、以前に「Back Seat」で大々的に使っちゃってましたしねぇ……。
最近微妙に新鮮に思われるところの、自棄っぱちアスカさんハァハァ、という要素に似合う設定とか思いつけると素敵なのですが。
……ネルフのある本編系設定ということですし、いっそもう、エヴァパイロットの仕事にアスカが要らなくなった情勢だからとでもしますか。ネルフが夢のようなダミープラグ技術確立させたとでもしますか。あまつさえそれやったのが復活したキョウコはんで、だとか。
でもって、復活したキョウコさんたら、アスカが半生(10年)を掛けたエヴァパイロットの道を、心底にくだらないと言って捨ててたりで。
んで、ありがちに言葉の擦れ違いから平成ライダーチックに溝開きまくり。有る意味これがアスカさんの不良ルート (;´∀`)

>>377

ヒカリさんが持っていたごくごくフツーな女の子という属性に引っ張られた(ほんとはお嬢らしいのですが)、うだつの上がらないサラリーマンおやぢ、というイメージがことの他ツボだったんでしょうなぁ……。
などとマジレス。

382 名前:PDX.:07/06/10 15:39 ID:???

>>380 引き気味さん

 まぁオヤジまでは出てこないにしても、一線交えたあとシャワーを浴びようとしていたコダマさんとバッタリはちあわせしてしまって、裸ワイシャツな格好と漂う性臭に圧倒されかけながらもなんとか平静を装ったりw

383 名前:347:07/06/10 22:53 ID:ynEp0pFo

>>367 や >>368 の結果がもっとひどく(EDでは済まず)
洞木家の人間(ユイとアスカを含む)と一緒の場所にいるだけで身体機能が悪化するシンジ。
体に触れられでもしたらその箇所が爛れてしまうほどに。

そうして、シンジは「六分儀」を名乗り、洞木家の人間がいない所に。
シンジにとって自分達が死を齎す病原体に等しい存在に成り下がったと知ったユイとアスカは
悪夢に魘されるように(自分達が近づくだけでシンジが全身グジュグジュに爛れて溶けていく)。
もはや性的快楽も感じることもなくなり、
自分達を忌まわしい存在に貶めた存在に対する憎悪が目覚め、
際限なく膨らむのを止めるなどできなくなっていく。

ヒカリもきっかけを作ったことに苛まれていって壊れていくと。



何書いてんだか・・・・・僕・・・・・

384 名前:引き気味:07/06/13 02:24 ID:???

なんと申しますか、最近はそーゆー方面には妄想飛ばしておりませんが、わたくし断罪厨でもあるんですな。嗜好的に。
そーゆー嗜好を丸出しにしますと、このネタは『ヒカリ日記 case ASUKA』には向かないかな――どちらかというと『壁』ネタネルフ本部版向きかなと考えていた要素を、無理矢理ぶち込もうかとか思わないでもなくなってくるような気が微妙にしてきたりします。


離れて長い第3新東京市へと、実家と呼ぶべきなのだろう洞木の家を久し振りに訪れたシンジ。
復興から置き去りにされて寂れきり、事実上廃都と化した筈の第3新東京市に足を踏み入れたシンジは、本部跡地に広がる湖から流れた霧が閉ざす街を行く。
かつての記憶をそのままに錆が覆ったかのストリート。白く霞むビルの谷間。
襤褸をまとい、物陰に潜むように生きる人々。
そして、懐かしくも胸に痛む景色に彷徨うシンジの視界を、端々にちらつくように横切る、影。何者かの、異形の、影。
胸をざわめかせる不快感に半ば予感しつつ、それでも誘われるように靄の中をかつての自宅へと進んだシンジは、突然のサイレンの音を耳にした。
その時、世界は一変した――。

「こっちよ!」
「きみ、は――」

どこにこれだけの人々が。驚くシンジを尻目に逃げまどう群衆の中から、懐かしい声が手を伸ばした。
たしかにそれは、ヒカリ。一時家族であった、洞木ヒカリだった。
ひび割れたアスファルが千々になって捲れ上がり、ビルの外壁がボロボロと捲れ剥がれていく。その下から顕われるように、姿を変える風景。
錆が街を覆った。霞んだ空が黒く立ちこめる雲に閉ざされた。
そして、泉が湧くように大地の割れ目から、壁の隙間から溢れ出した小さい群れ、蟲たち。
追われるように走る人々の間を、かつてにも一度もそうしたことは無かったように、二人は手を自然に握り合って駆けた。

――とか、そんな感じのサイレント・第三新東京市 ('∀`;)

三角頭って、あのマスクの下は馬だそうですしな。いちいち近親ネタ多いし!




385 名前:なーぐる:07/06/14 23:39 ID:???

理由は思いつかないけど、地獄に堕ちてしまったアスカ達が鬼相手に
エロ拷問を受けるとか馬鹿なネタを思いついた
針山ならぬマラ山地獄とか血の池ならぬ、ザー、はい、誰でも容易に思いつく馬鹿すぎるネタなので省略。

エロ言うより、ほりのぶゆき風になってしまった。

>映画静岡
ああ、あれは良い映画でした
妄想かき立てる設定よりも、救いのないオチが実にらしくて…。

386 名前:引き気味:07/06/14 23:57 ID:???

>>385 なーぐるさん

あの映画ほど、元のゲームをプレイしていなかったことを惜しく思った映像化はございませんでした。
トゥームレイダースもかなり元のビジュアルを再現してあったそうですが、サイレントヒルはカメラワークまでそのままだと、監督の静岡ヲタぶりが称えられていましたし。
元々はこの監督の以前の作品『ジェヴォーダンの獣』が好きだったせいでチェックしていた、あまりネタ自体には興味の無かった映画だったのですが。
見た後であちこち元ネタ情報仕入れに行ったものですよ。
それでまた各種クリーチャーのエロ思わせぶりにいたく感銘を受けたり、Youtubeに上がっていたプレイ動画見て、また雰囲気に引き込まれたりと。
ダラダラゲームしてていい環境だったりしたら、一も二もなく飛びついてプレイしてるんですけどねぇ……。

はやく2作目を撮ってくれないかしら。

>エロ拷問

バカっぽい絵面にしかならないネタを、如何に文章で真面目にエロく書くかっていうのは、難しいですよね。
これがエロ同人漫画とかですと、絵のエロさで勝負出来るんですが――といったところで、真面目な顔してエロ拷問くらってるアスカさんたちのイラストの横に、バカ真面目に「マラ山地獄に堕とされたアスカは、獄卒の牛頭馬頭に引っ張られながらそそり立つマラ山の中でのたうち回るのだ」とかアホ解説が添えられたページが延々続くアホ同人とか妄想してしまいました。
どこからどう見ても醸し出すのはgdgdなお笑い臭なんですが、それでも絵がエロけりゃアリかなぁ〜とか、絵がエロいほど余計にしょうもない笑いになるよなと。
思い切り暇な時間と、溢れ出すバカやる気があればそーゆーの形にしてみるのもアリかもしれませんね (;´∀`)


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