エロ文投下用、思いつきネタスレ(6)
- 1 名前:引き気味:05/09/16 02:25 ID:???
- ふと浮かんだ18禁ネタや、思わずハァハァしてしまったエロシチュを開陳するスレッドです。
また、こんな筋立ての話はどうだろうといったリクエストの類もこちらへどうぞ。
・過去スレ
エロ文投下用、思いつきネタスレ(5)
http://www.saiin.net/~evangel/bbs/test/read.cgi/ita/1096083636/
エロ文投下用、思いつきネタスレ(4)
http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/movie/1029/1095045157/
エロ文投下用、思いつきネタスレ(3)
http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/movie/1029/1070389362/
【妄想炸裂】思いつきネタスレ2nd【猥文投下】
http://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=1029&KEY=1053698536
漏れの思いついたネタを酒の肴にしてみるスレ
http://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=1029&KEY=1026475777
- 2 名前:リアル・カッコマン:05/09/16 02:31 ID:???
- 前スレからの続き、失礼いたします。
不倫代議士アスカ
9
「あの時、おじちゃんおじちゃんと無邪気な笑顔ですがりついてきた女の子が、今こうしてわしと同衾して不倫の契りを結ぼうというのじゃから、月日の流れは速いものじゃのう?」
そして股間に手を差し入れて指先で秘所をくじり、ねちねちと心身両面へのいたぶりを再開する。
「そうそう、お嬢ちゃんが生まれたてのころ、一度だけ一人で自宅の留守番を頼まれたことがあってな。まだわしが惣流先生の秘書だった頃だ。急に泣き出したお嬢ちゃんのおむつを換えてやったこともあったんじゃよ。」
家人がちょうど出払っていて、換えのおむつの場所も分からず、そのときにはとても慌てたものだと笑う。
「くちゃーいウンチをもりもりと、おしっこと一緒に漏らしていてな。濡れタオルでキレイキレイしてやった後で、悪戯心でぺろんと舐めてやったら、お日様の匂いに混じってぴりぴりとしたウンチの刺激が舌先に残ったものじゃ。」
とアスカの耳元で幼児虐待まがいのとんでもないことまで囁くのだ。
「あのときにはただの股間の縦筋だったあそこが今じゃこんなにぬるぬると湿った花びらになって、知らない男を迎え入れる準備万端と言った風情だ。泣かせるじゃないか」
「……もうやめてください……ひどいことばかり言わないで」
この男の加虐性と変態っぷりを知れば知るほど、おぞましさが増してきて、後悔の念がアスカの心を支配していく。
「おうおう、泣かせるつもりはなかったんじゃ、よしよし。おじさんが今晩はたっぷりと可愛がってちゃんとキモチよくしてやるからのう、泣きやむんじゃ」
いやいやと首を振ってむずがるアスカに、また頬や首筋にキッスを繰り返して、この男なりの愛情表現を繰り返す。
- 3 名前:リアル・カッコマン:05/09/16 03:04 ID:???
- 10
「さて。それでは、まだここが、お日様の味がするか確かめてやるとするか」
「っ、や、やめて……」
アスカの弱々しい抵抗を受け流し、強引に割り開いた股間に、男は顔を埋める。
「まっすぐすぱっと割れていた綺麗な縦線が、こんなに複雑になるとはのう。夫とのハメハメのおかげじゃのう」
20数年の歳月の変化を感慨深げにしげしげと観察して、年相応にはみ出た陰唇をからかう。
「だがまだまだこれからじゃ。夫以外の男をいっぱい知ってどんどん複雑な形になるよう、わしが責任をもってプロデュースしてやるからの」
「な……!どうして私がそんなこと……他の男の人たちとなんてっ!」
約束が違うとアスカの当然の抗議に、ぴしゃりと平手が股間を打つ。
「わしは真面目に不倫を、とさきほど言ったはずじゃ。真面目に不倫をするというのは淫乱な遊び女(あそびめ)になるということじゃ。下半身にくわえ込んだチ×ポの本数が1本や2本であって良い訳があるまい」
アスカの下半身に突き込まれる男根の数は多ければ多いほどよい、と強引で残酷な宣言をして、成長した縦筋に舌を這わせる。
「ひっ、そこっ……なめっ…ないで……」
舌先で二度、三度と上下になぞった後、ちゅーっ、ちゅー、ずずっとたまった女の汁を強くすする。
びちょびちょに唇を湿らせ、クンクンと鼻を鳴らして、批評する。
「どうやらお日様の味はもうせんが、いやらしい不倫牝の匂いがぷんぷんじゃわい」
「っ……そんなところ、嗅がないで……お願い……」
羞恥に身を揉むアスカの哀願を無視して、男は自らの腰に巻いたバスタオルを剥ぎ取った。
「わしだけが舐めてやるのも不公平だな。自慢の牡槍を味わわせてやるとしようか」
でっぷり太った体躯を起こしあぐらをかくと、勃起した男性自身を彼女の鼻先に突きつける。
つんとした牡の匂いがアスカの鼻腔をつく。
- 4 名前:リアル・カッコマン:05/09/16 03:13 ID:???
- 11
「さあ、ねぶるように銜えて、もっと元気にしてやってくれ」
「……あ、あの……」
「まさか、フェラチオなどしたことがない、というほどおぼこなわけでもあるまい?」
むろん経験は皆無ではないが、シンジはノーマルな性癖の持ち主であり、滅多にそうした奉仕を求めてこなかった。
何よりシャワーを浴びたはずなのに、あまり念入りに洗っていないように見える不潔な男根を食事をとる器官でくわえ込むことに抵抗があった。
だがすでに男の要求を拒絶できる雰囲気ではない。
思い切って股間に顔をうずめると、おそるおそる舌先をのばして、亀頭の上にのせる。
ぴりりと刺激が味蕾に走り、同時に強い匂いが鼻の奥の嗅覚細胞を襲う。
「うっ……ぷ……くさくて……苦い」
いつもそこは清潔にして、ときつく言ってきたシンジのものとは全く違うのだ。
「ふふふ、臭いか。石鹸の味がする小ぎれいなものよりも、そのほうが美味かろう?」
「……わ、わかりません」
「ではもう一度舐めてみろ。少し我慢してな」
まさか美味ということもないが、初めての感覚は確かに妙にくせになる。
ちろちろと男根の味を舌にのせると、臭くてぴりぴりするのに、次の刺激がもっと欲しくなるのだ。
アスカはスンスンと匂いを嗅いでは、チロチロと舌を前後させた。次第にその感覚が早くなった。
「どうやら、気に入ってくれたようじゃな」
と男はにんまりと笑う。
クラクラする男の匂いがアスカをおかしくしつつあった。じんわりと下半身が熱く、むずがゆくなり、意識が朦朧としてくる。
- 5 名前:リアル・カッコマン:05/09/16 03:37 ID:???
- 12
「もっと舌で舐めまわして、ち×ちんの匂いと味を口に移すんじゃ」
男根の直截的な表現にアスカの頬が紅潮する。
あらためて自分がねぶっているものの正体を自覚させられてしまうからだ。
「ち×ちん……ああ……センセイの……ち×ちん……アスカはもっと……舐めます……」
一舐め、二舐めと、はしたなくならない程度にちろちろと先っぽを舐めるが、興奮の上昇にいっこうに追いつかない。
舐めるたびに人妻は、未知の男の匂いと大きさや形を知り、その名称を口にするたびに興奮が高まる。
そしてなにより男性のシンボルである生殖器が逞しくなっていくことが、アスカのオンナの本能を熱くする。
男根を逞しく育てることは、その先の女としてのお楽しみに繋がるだけに、切実だ。
だんだんとアスカの口唇奉仕は、自分のペースで、自分の欲望に忠実なものとなっていく。
カウパーがにじみ出た亀頭とのフレンチキスから始まって、睾丸を唾液まみれにねぶり、横笛のように舌先を這わせた後で肉竿を喉の奥までくわえ込むところまでエスカレートしていく。
「はむっ……はむ……んぐ……このカタチと味……好きです……アタシ、ち×ちんをはしたなくしゃぶっているの……シンジのじゃない、男の人のおち×ちん……味を覚えちゃう、カタチが馴染んじゃう……んんっ、じゅる……はふ」
「女は男と寝るときははしたないぐらいでちょうどいい。わしだけじゃない、色んな男のチ×ポの匂いや形に恋をして、パブロフの犬のようによだれを垂らすまで、お前を仕込んでやるぞ」
変態的なオーラルセックスに我を忘れてのめり込んでいくアスカの長く美しい金髪をなでながら、男は満足げに笑みを浮かべるのだった。
- 6 名前:リアル・カッコマン:05/09/16 03:38 ID:???
- 今晩は、とりあえずここまで。
長文、大変失礼いたしました。ありがとうございます。
- 7 名前:コウイに値する名無しさん:05/09/16 23:32 ID:???
- アスカが罠にかけられて陵辱されてゆくノリは、由紀かほる作品を彷彿とさせますな。
- 8 名前:PDX.:05/09/16 23:33 ID:???
- おっと失礼(^_^;
- 9 名前:リアル・カッコマン:05/09/17 13:21 ID:???
- 由紀かほる、結構ファンですよ。
あの人の女性のあえぎ声の擬音が独特で好き。「はおっ」とかいうの(笑)
続きはまた夜にでも書きます。
2部構成で、後半はすっかり変貌したアスカが登場します。
- 10 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 00:37 ID:???
- 13
アスカが夫シンジを裏切る瞬間が刻々と近づいていた。
しかも、濡れた紅い秘芯を貫かんとする鎌首を隆々と立派に育てあげたのは、アスカのはしたない口淫奉仕なのだ。
貞操を汚されるための下準備まで整えさせられ、アスカの心は屈辱で千々に乱れそうだった。
だが、この男の企みがただ彼女を犯すだけで終わるはずもなかったのだ。
「これは……?」
ベッドの上に投げ出された白いショールのようなものを前に、アスカは戸惑う。
「つけてみるがいい。今晩のために、特別に用意させたものだ」
「……な、なんなのよ、これ」
アスカが広げたものは、純白のウェディングヴェールだった。
しかもご丁寧なことに、高価そうなブライダルティアラまでセットになっている。
だが、なぜかドレス自体は見あたらなかった。
「今日はいわば、わしとお嬢ちゃんの新婚初夜だ。新妻にはふさわしいプレゼントだろう?気に入ってくれたかな」
ぎゅっと白いヴェールを固く握りしめて、アスカはしばし無言だった。
この男はシンジとの美しい思い出を全部打ち砕こうとしている。
これから性の奴隷のように扱われる自分がどうして、純潔と貞淑の象徴であるウェディングヴェールや、ブライダルティアラをつけられるというのか。
「あ、アタシの夫は碇シンジだけです。……こんなの……つけられません。かんにんして……」
やっと口を開くと、ぼろぼろと涙を零す。大粒の水滴がアスカの膝上の手の甲を濡らした。
こんな腹の出た醜い中年におもちゃにされる。
アタシは世界で一番惨めな“花嫁”なんだ、ヴェールとティアラがアスカにそう思い知らせているようだった。
- 11 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 00:41 ID:???
- 14
そんなアスカを男はでっぷりとした体に抱き寄せ、頬に顔を擦りつけて、耳を甘噛みする。
「こらこら泣くやつがあるか。……アスカ嬢ちゃんは、これから色んな恋をしていくんじゃぞ?
亭主とわしだけじゃない。政界の内外を問わず、色んな男がお前と同衾するんじゃ。
羽振りのいい金持ちもおれば、亭主なんか足下にも及ばないイケメンもおるじゃろう、床上手ならわしだって負けてはおらん。
とにかく、たったの一人しか男を知らなかったお前が新しい世界を知っていくんじゃ。」
冷酷な未来予想図を告げながら、その分厚く蛭のようにいやらしい舌がアスカの耳の中を蹂躙する。
「だからこのウェディングヴェールはわしとの初夜だけのものじゃない。
これからお前の身体の上を通り過ぎていくことになる何百人、何千人という未来の恋人たちとお前との結婚記念なんじゃよ。」
そういって、男は優しくアスカの金髪にヴェールをかぶせてやる。
「おうおう、さすが西洋人の血を引いているだけのことはある、白いヴェールを透かしてけぶる金髪の美しいことといったら。
三倍にも四倍にも美人になったようじゃわい」
ふるふると睫毛を震わせて、しかしアスカは抵抗しなかった。
お前はもうわしのものじゃ、とばかりに分厚い唇で強く吸って、首筋にキスマークをつけると、今度は頭に宝冠をかぶせてやる。
キラキラと輝くティアラがアスカの頭を飾るのはこれで2度目のことだ。
勿論、アスカの頭上に幸せの色に輝いていた1度目のティアラを、遙かにしのぐ高価な材質と意匠を用いるように手配してある。
あたかも、シンジとの結婚式は、今宵の淫らな結婚式の単なる予行練習であったとでも告げるように。
「ふふふ――まるでどこか遠い異国の姫君のようじゃな。」
ふと男も、彼女がこれほどの美貌の所有者ではなく、十人並みの器量の持ち主であったなら、夫と今でも平穏な家庭で純愛を育み続けていられただろうと感慨を催すのだった。
悪の大臣に魅入られるのはいつだって美しい王女と決まっているのだから。
- 12 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 00:50 ID:???
- 15
しかしティアラがアスカの頭上にはめられたことは思いがけない効果を生んでいた。
ベッドサイドの大きな鏡に写るアスカの姿は、凛として美しく、本当にどこかの国の王女のようだ。
確かにヴェールとティアラだけを身につけた全裸体は尋常の王族の姿ではないだろう。
だがそれさえも、遠い神話の時代にティアマトの生け贄として虜になったアンドロメダ姫のような、非日常の妖しい気品を生んでいた。
誇り高いアスカがよみがえる。
もうアスカは泣かなかった。唇をきっと結び、前をまっすぐと見つめて、何かを決意したかのようだった。
「小父様」
先生ではなく、はじめておじ様とアスカは呼びかける。
考えてみれば、父の直弟子とも言うべきこの男はそうした呼びかけが妥当する間柄ではあった。
「こういうことになったのもきっと私の運命だと思い定めました。
おじ様が卑劣な手段を用いたとしても、アタシがこうして今宵、おじ様のモノになるとしたら、その運命が避けられないものだとしたら、きっと……
おじ様とアタシは前世からの赤い糸で結ばれていたに違いありません。」
予想外のアスカの台詞は、男を驚き喜ばせると同時にいぶかしませる。
「これは……いったい、どうした心境の変化じゃな?」
「運命に負けたと思いたくないんです。アタシはおじ様の奸計にはまって貞操を失うようなつまらない女ではないつもりです。
私なりの信念もあって、最善の方法だと思って今晩はここにきました。おじ様が愛人になれというのならもう拒みません。
ずるくて悪賢い男性も嫌いではありませんから。きっとシンジよりもベッドのテクニックも上手で、アタシをたっぷり喜ばせてくれるんでしょ?」
挑むような言葉だったが、それでも僅かに涙まじりの声であることは隠せなかった。
だがアスカの言葉には深い決意はあっても、捨て鉢になった気配はない。
悲運なんかアタシの上には来ない、おじ様と寝るのは自分から望んだことだから、アタシは幸せいっぱいの女なんだと、それが虚勢であっても彼女は胸を張っているのだ。
- 13 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 00:58 ID:???
- 16
「浮き名を流す恋多き女になれ、というのならそれもなりましょう。でも寝る男は自分で選びます。
少なくとも夫に何らかの点で勝っている男でなければ、どうして妻たる女が股を開けるんです?」
「男の品定めは自分でする、というわけか。たいしたものじゃ……」
さすがは惣流の跡取り娘。腹を据え、開き直った時の胆力には舌を巻かされる。
だが、操を立てた夫と常に比較をして男を漁る、ということの辛さに彼女はまだ気づいていない。
あてがわれた男と寝るのであれば、主導権が自分にない分、いっそ楽になれるのだ。
そうであれば彼女の罪は受動でしかないのに、彼女の自尊心はそれを潔しとしないのだ。
そのことの重荷がいつか彼女を押しつぶすだろう。
(……所詮は女じゃな。夫を立てるその行為が、結局選りすぐった男たちの腕の中で迎える朝ごとに、夫を貶めていくことになる……)
とはいえ、それを浅はかさというのはあまりにもアスカに酷であろう。
ふいにアスカの顔が近づいた。さっと、かすめるように「おじさま」の唇を奪って、すぐ離れる。
考えてみれば、これが彼女との初めての口吻ではあるまいか。
くちびるさえも彼女は“奪われる”のを肯んじ得なかったのだ。
「さあ、おじさま。そろそろ、寝ましょう。楽しい夫婦の時間の始まりですわ」
白い裸身にヴェールとティアラだけ、桜紅色の乳首と金色の陰阜が彩りを添える淫らな格好で、新婦は夫をベッドに誘った。
- 14 名前:コウイに値する名無しさん:05/09/18 00:59 ID:???
- あら、畳み掛けるように、更に更に想定していたよりも尚惨めに転落する一夜――かと思っていましたら、ここで意外な転換が。
どんなオチにアスカが辿りつくのやら、館淳一オチか風間九郎おちか、綺羅光展開かな……と思っていたばかりでは無さげですね。
とりあえず続きを楽しみに (;´Д`) '`ァ..,'`ァ..,
- 15 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 01:13 ID:???
- >>14
読んでいただき、ありがとうございます。
今回一番書きたかった台詞が一つありまして、
その路線としては予定通りに進めたかな、と思ってます。
自分では結構興奮しながら書いてるんですけど、セックスシーンが少なめなのはみなさん的にはどうですか?
ご意見がいただけると幸いです。(やっぱ抜けないこの手の小説はつらいですからね)
さて、今晩中には第2部に入れなかった……
続きはまた明日ですね。
- 16 名前:天麩羅定食:05/09/18 03:14 ID:???
- では私も感想をば。
セックスシーンが少なめなのは気になさらなくてもよろしいかと。
女性(アスカ)の心理描写がキチンとなされていれば物語として成立
していますし、かなり興奮できる文体に仕上がってるかと。
というか、舞台背景とか細かな背景がかなりいいですねぇ。
幹事長の「金妻のよう〜」のセリフも、やけに表現が古臭くてアスカ
との歳の差を感じさせますし、「何百人、何千人という未来の恋人〜」
なんてセリフにも結構くる物がありますね。
過去の作品も覗いてみたのですが、こちらでキチンと仕上げてる作品は
「催眠学園」だけみたいですね。
コレをきっかけにどしどし投稿して欲しいです。
第2部も期待しています。
- 17 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 18:56 ID:???
- >>16
どもども、初めまして天麩羅定食さん。
ご感想ありがとうございます。
喜んでいただけていれば何よりです。
「何百人、何千人の未来の恋人」っていうくだりは私自身も好きですね。
っていうかこの幹事長、精神的サディストなんでしょうね。
それでは続きを投下しますねー。
- 18 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 18:56 ID:???
- 17
淫らな人妻花嫁が、いよいよ新婿の身体をくわえ込む。
でっぷりとした中年腹の上に、両脚を広げてまたがって、紅色も露わな牝芯の真下に、垂直にそそり立つ肉塔を見下ろした。
アスカはきっと結んだ唇の端を少しだけ皮肉につり上げて、良人(おっと)よりも下手くそだったらきっと笑ってやると言いたげだった。
男の見上げる視線からは、金色の飾り毛に包まれた豊かな恥丘とそれをすっぱりと割り裂いて幾重にも折りこまれた肉層が妖しく映る。
花唇はすでにこれまでのやりとりで濡れそぼり、男性自身をいつでもその柔らかな花びらの中に包み込む準備ができているようだった。
それは楚々としたたたずまいではあっても、それなりの経験を積んだ人妻のもので、男を一層興奮させる。
アスカがすっと腰をかがめて、白魚のような指を、赤黒い男根に絡め、
「ねぇおじさま、このおじさまの逞しいモノで、アタシを刺し貫いて……」
魔法の呪文のようにとなえると、それだけで雄根の勢いが増した。
(そうよ、女はいつだって魔法使いなんだから。……アタシも言葉ひとつで男を虜にしてみせる)
アスカは人類最古の職業の女性にこれまで同性として、共感を抱いてきたことはなかった。
どこか男に従属し、奉仕する彼女たちを馬鹿にしてきたのかもしれない。
だが、今日から私も彼女たちと同種の女性になるのだ――。
蓮っ葉に尻を振り、腰を上下させて、何百、何千というオトコどもをたっぷり惑わせてやる女になるのだ。
火箸のように灼熱したものがアスカの媚肉にふれると、頭上の王女のようなヴェールとティアラが、励ますように小さく揺れた。
- 19 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 18:59 ID:???
- 18
ゆっくりと目をつむり、幼い日のことを思い浮かべた。
隣家にある日、引っ越してきた幼なじみの少年。
すぐに親しくなり、毎日のように遊んだ遠い日々。
きっと大きくなったら結婚しようねと意味もわからず指切りで約束をし。
ともに伸びていく背丈が追いつけなくなったあの日、少女はいつしか抱くようになった恋心に気づいたのだ。
少年は弱くてもいつも少女を守ってくれた。
だから今度は身を挺しても、少年の脆い心を私が守らなくてはいけない。
そのためには、娼婦にでも、魔女にでもなんでもなろう。
――心を強く持つのよ、アスカ。
しかし、その少女が幼い頃、おじちゃんおじちゃんと親しんだ男が今宵の花婿だ。
少年もまさかあんなおじさんに少女を奪われる未来がくるとは想像しなかったことだろう。
それは汚されるという実感がまさにあてはまる相手であり、気丈にふるまうアスカの胸も、本音では張り裂けそうなのだ。
「おじさま、早く繋がって来て……アタシのこと、満足させてくれるんでしょ……」
早く繋がってきてくれないと、心が折れる。アスカは男を求めた。
身体はいつでも準備オッケーだ。だが心はそうではない。
くちゅくちゅとアスカの粘膜の入り口を浅く行き来するそそり立ったものにいつまで耐えられるのか。
身体が屈服する前に、精神が拒絶する前に、アスカは交接を求めなければならなかった。
- 20 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 19:15 ID:???
- 19
「んん?よく聞こえないな。何が欲しいのかね?はっきりいってもらわねば、わしは何も分からん」
むろん全てが聞こえているというのに、入り口から矛先を外してあくまで焦らす。
仕方なくアスカの方から繋がろうとしても、ひょいと矛先をずらしてしまうのだ。
百戦錬磨の男の手管に、生まれたての魔女見習いの分も明らかに悪かった。
「お……おち×ちん、入れてください……。こんなの卑怯です、おじ様」
この男はどこまでアスカに赤恥をかかせれば、気が済むというのだろう。
女から男を求めて拒絶され、それでも不倫を成就させようとアスカはねだった。
「おじ様……アタシは心からおじさまと繋がりたいんです……さっき、おじ様とアタシはきっと赤い糸で結ばれているんだっていいました。
惨めになるのは嫌だから、意地でもそう思おうって決めたんです。だから、アタシ、シンジと同じぐらいおじさまのこと、愛せるはずです。
だから、だから……アタシの膣(なか)に……」
説得と媚態、打算と困惑、嫌悪と肉欲、貞淑と冒険(アバンチュール)、渾然となった台詞の中で、アスカの本当の心のあり様をアスカ自身も見失っていく。
だがついに説得よりも、アスカの肉体が逃げ回る男の器官を捕らえ、最後の台詞が同時に発せられた。
「お、おじさまの……おちんちん早くぅ!」
ずぶりと女の器官が、男を飲み込んでいく。男ももう逃げようとはしなかった。
太くたくましいものが、柔肉を分け入ってくる。逃れようとくじけそうになる心に勇を鼓して、アスカも腰を沈めて自ら屹立を受け入れようとする。
とろけた柔肉を巻き込むように貫いたものは、一気に子宮口まで突き上げるのだった。
- 21 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 19:35 ID:???
- 20
「ああっ……あう……太い……」
「フフフ……深く、深く繋がってしまったようだね」
「……あうっ……ううむ……」
身も世もない表情でアスカがうなだれふるえている。
改めて下半身の肉体の実感が、本当に不倫をしてしまったことをアスカに教えていた。
シンジではない男のモノが、生まれて初めてアスカの女肉を貫き、快感さえも与え始めているのだ。
遅すぎる後悔が彼女の心をかきむしる。
「さてさて、これでわしとお前はもう他人ではなくなってしまったな。肉の関係を持った立派な愛人同士じゃ」
「……っ、シンジ、ごめん…………シンジ、ごめんなさいっ……」
泣きじゃくりはじめたアスカを、男はおーよしよしと抱きしめ、下半身を擦りあわせる。
あくまで、アスカがシンジ以外の他人としっかり繋がっていることを自覚させるように。
「泣かんでいい。アスカは赤い糸の相手と結ばれただけじゃ……泣かんでいい。」
対面座位の格好で、アスカのヴェールをなでて、優しく囁いてやる。
「さあ、シンデレラを喜ばせてやらんとな。」
一夜の王子はハッスルし、ゆっくりとアスカの腰をゆさぶってリズミカルに突き上げ始める。
「も……もうっ、やめてっ……動かさない……でっ……」
だが、男の腰はここまで来て、もう止まるものではない。
そしてたまっていた肉欲を解消したがっているのは、アスカの肉体も同じであった。
奥深くまで見知らぬ灼熱を迎え入れ、その前後運動が肉襞にこすれて生み出す快感に、総身を引き絞る。
次第に息を荒くし、男の額に自分の額を当てて、あえぎ始めるのだ。
「……あっ、ふっ、ひっ、……ひくぅ……こんなの……初めてっ……ハァ……ひん」
父のような年齢の男に抱っこされ、熟練の腰使いで巨根に突き上げられ、分厚い唇で口を吸われている。
そんな妖しい倒錯に刺激されるのか、ひくひくっと時折収縮しては締め付ける媚肉の反応が男を喜ばせる。
美しい頭冠が前後左右に揺れ、ヴェールは二人が共同作業で流す汗を吸っていった。
「あっ、あっ、あっ……うン、うん、あはん、……こんなの……おかしくなっちゃう」
「お……大きな……おち×ちんが……突き上げてきて、とっても……きもち……が……イイん……のっ…」
男の腰の上で、白い尻を上下する王女様は、妖しくも美しかった。
- 22 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 19:53 ID:???
- 21
一夜限りのシンデレラは、ずいぶんと年の行った王子様の腕の中で目を醒ます。
すっかり水気を吸ったヴェールは型くずれし、ティアラは枕元に投げ出されている。
そしてその周囲に散らばる、栗の花の匂いをさせたティッシュの山が、アスカが昨晩ねちっこく挑まれた結果を物語っている。
すでに夜は明けており、お尻と背中に、勃起した男根の逞しさを感じながら、アスカはヒップをくゆらせる。
昨晩だけで6回も勇戦していなければ、淫らな尻振りダンスが男の情欲を再び誘ったことだろう。
アスカが初めて迎えた不倫の朝だった。
「どうだ、たっぷり満足したか」
「……う、ウン……は……い、アスカはたっぷり満足しましたわ……腰が抜けそうなくらい……」
「夫よりもよかったか」
そういって、男は健気な一夜妻の唇をついばむ。
拒むでもなくアスカはそれを受け入れ、夫ではない男の舌を迎え入れる。
白い歯の上を舐められ、歯茎まで蹂躙されて、それでもアスカの目はとろんとしたままだ。
考えてみれば、シンジとは純愛の延長のような、ままごとのように歯がゆい性交がほとんどだった。
この男に繰り返し挑まれたこの夜、アスカの肉欲は初めてこころゆくまで満足させられたといっても過言ではなかった。
ぽおっと上気した表情に睫毛を震わせながら囁く。
「はい……おじさまのアレの方がシンジのよりもキモチよかったです……」
だがすぐに、そんな表情を誰にも見られたくないというようにイヤイヤをしながら、男の広い胸に顔を埋めてしまった。
(シンジ……ごめんね。本当にごめんね……)
涙をそっとぬぐって、だが、今だけは、シンジではない別の男の胸の中でアスカはしばし安らぐのだ。
夫とは違う体臭を嗅ぎながら、アスカはこれから大きく生まれ変わる自分を予感していた。
第一部 終
- 23 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 20:54 ID:???
- 第二部
1
それから7年の歳月が過ぎた。
当選を順調に重ねたアスカも中堅議員として風格をつけ、党人政治家として将来を期待される人物となっている。
それとともに政務も多忙にもなり、外泊の夜も増えた。
今日も、高級車の車内から携帯で夫を呼び出し、今夜は帰れないことを告げる。
どうしても会食しなければならない相手がおり、その後はそのままホテルに泊まると告げると、自宅で子どもたちの面倒を見ていたシンジは「仕事大変だろうけどあんまり無理しないでね」と優しく声を掛けてきた。
アスカはたまらず、「おやすみ愛しているわ」と別れもそこそこに電話を切った。
何年たっても消え去ることのない後ろめたさに瞼を閉じて、運転手にいつもの某高級ホテルの名を告げる。
この運転手兼ボディーガードは精悍な顔つきの美男子で、警察学校で優秀な成績を収めたものの、職場で同僚を殴って辞職した元警察官だ。
2年ほど前に、シンジより一回り若いこの年下の男をアスカが自ら面談して選び、仕事を始めてから3日目にスモークガラスの車内でカーセックスに誘った。
思案に違わず、車だけでなく女に乗るのも得意な男だったため、それ以来“いろいろな意味で”可愛がっている。
- 24 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 20:55 ID:???
- 2
「また――あのおっさんの所――なんスか」
馴染みのホテルの名前は、男に一瞬、嫉妬の表情をひらめかせたが、アスカは昂然とそれを無視する。
「仕事なのよ、……急いでね」
気が向いたときに遊び気分で、また、シンジへの口止め料代わりに、時々寝てやるぐらいで、俺の女だなどと増長した態度を取られてはたまったものではない。
碇アスカの夫は世界でたった一人碇シンジだけだ。同様に寝る男がどんなに多くなっても、情人はこれから逢瀬に向かう初めての不倫相手ただ一人だけなのだ。
二人の男に挟まれて恋多き女アスカは密かな三角関係を保ち続けている。
(アタシに嫉妬していいのは、シンジとおじ様だけなんだから……)
と二人を対置してみると、なぜだかイライラが止まらず、車内に備え付けてあった、猿の縫いぐるみに八つ当たりのパンチをぼふっと見舞う。
小さく綿埃が立ちのぼった。
「モンキー、可哀想ッスよ……」
「モンキーじゃなくて、シンジっ。何度言ったら分かるのよっ」
「……でも、モンキーはモンキーっすよ」
何度訂正しても、運転手は猿の縫いぐるみの名前を正しく呼ばない。一人で情人きどりのこの男には、アスカがお気に入りの人形に夫の名前をつけて、どこに行くにも帯同していることが面白くないのだろう。
車が止まると、もう未練がましい運転手の視線は頭になかった。颯爽と肩で風を切ってホテルのロビーに足を踏み入れる。
- 25 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 20:57 ID:???
- 3
いつもの、口の堅さでは日本一と言ってよいホテルマンがそろった受付で、男の名前と部屋番号を告げる。
全てを承知しているという感じで、ホテルマンは無言のまま、鍵をすっと差し出す。
「ごゆっくりどうぞ」
「いつも、ありがと」
アスカは鍵を手元のバッグにすべらせると、VIP専用エレベーターへとゆっくりと足を進める。
(最初のころは、どうしても早足になっちゃったのよね……誰かに見とがめられるんじゃないかって)
今ではかえって焦ったほうが目立つことを知っている。不倫も7年も続けると、もう手慣れたものだ。
自分は悪いことをしているわけじゃない、恋をするのは女の権利。
だから堂々としていればいいのだ。アスカは自らそう言い聞かせる。
最上階のスイートの扉の鍵を開けると、禿頭で丸々肥えた中年の男性が窓の外に向けていた視線をアスカに向ける。
男の胸に駆け込むように飛び込んだアスカを、どっしりと男が抱き止める。
うっとりとまぶたを閉じたアスカの紅唇を真綿に水を含ませるような優しさで男が吸う。
人妻とその情人の唇同士に唾の橋を架ける熱い情熱のベーゼは、束の間の逢瀬でいつも交わされてきたふたりの愛情表現なのだ。
「会いたかったですわ、おじさま」
「私もだよ、アスカ……2週間ぶりだな」
アスカの腰に手をまわして、彼女を不倫の世界に引き込んだこの男はベッドに誘う。
キングサイズのダブルベッドは、ふたりの朝までの戦場だ。汗と体液にまみれて、ふたりは戦友として、恋人として、一夜かぎりの夫婦として奮闘することになる。
- 26 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 21:02 ID:???
- 4
恋に上気する乙女の頬が、潤んだ瞳が、男の獣欲を刺激する。
さらさらと流れるような金髪の毛先をいじくりながら、男は耳元で囁く。
「最近、亭主とは上手くやっているのか」
「ええ、ご心配なく。夫婦仲はたいへん良好ですわ」
確かにアスカとシンジのオシドリぶりは、政界の内外でも評判であった。つい最近3人目の子どもを出産したばかりだ。
この男とシンジの血液型が同じであることはアスカにとって幸運な要素の一つではあった。
一部で囁かれる恋多き女アスカという風評を、シンジは一笑に付している。
「それならばこんなところで、わしと一夜を過ごそうとは思うまい?」
「夫とは違うオトナの魅力がおじさまにはあるから……おしどり夫婦の人妻でも、夢中になってしまいます。」
たわいもないやりとりだが、その間にも視線でのまぐわい……本来の意味での目交い(まぐわい)は始まっている。
「それにおじさまのココってとってもやんちゃだから。他の女と悪いことしないか、心配なんです。」
と手のひらを男の股間に当て、軽くつねる。
アスカの可愛いヤキモチに、男の目尻が嬉しそうに下がる。
「そろそろ男・千人斬り達成かという勢いの『政界のジャンヌ・ダルク』が、しおらしいことだ。」
この白い大きな尻の下で、一体何人の男にあえぎ声を上げさせ、精液を搾り取ったのだ、と双臀を強い力でわしづかみにする。
アスカが、夫や自分以外の男とも積極的に寝るようにし向けてきた彼だが、さすがに軽い嫉妬は隠せないのだろうか。
この淫乱雌豚め、と豊かな臀部を絞り上げる。
うふふ、さすがに千人はまだ無理ですわ、とアスカは苦笑する。
「朝から晩までソープで客でも取らないと……それはそれで楽しいかも知れないけど、それじゃ政治のお仕事の時間がとれませんよ」
今や政治面でも独立不羈の新人議員から、この元幹事長の直弟子となった感があるアスカは、「政治は夜始まる。それも女の身体の上で」という薫陶を真面目に奉じているのだ。
若手議員の会合で、初々しさがどこか夫にも似た初当選議員を見つけては、夜の政界作法を教えてやったり、と最近は師父の政治理念の伝承にも余念がない。
こうして今や与野党含め、アスカと肉の関係を持った100人前後の潜在的アスカ党がいる計算になる。
一朝有事には、政界再編の無視できない勢力となる可能性も秘めているのだ。
- 27 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 21:05 ID:???
- 5
最初の半年間がアスカにとって最大の苦しみだった。
自分で男を漁ると言ったものの、誰と寝てよいかわからず、同僚議員で口の堅そうなのをみつくろっては、片っ端から声を掛けた。
さすがに国政に参加する男たちだ。財力、家柄、学歴、知力、どの男もそれなりに秀でたところがあり、夫を裏切る不倫の相手としては申し分ない。
その夜に寝ると決めた男を“おじさま”に告げ、彼の部下に2人がホテルに入るまでを見届けてもらう。
もちろん写真もこっそりと撮られていた。
用意されたアルバムに、腰を抱かれながら男とホテルに入るところ、朝にもはや他人ではなくなった2人が出てくるところ、2枚セットのツーショット写真が並べられていく。
1冊目はすぐにいっぱいになった。
「保険と記念じゃよ」
「ん……んぐっ……ほ、保険って?」
唇を甘く吸われながら、アスカはベッドの中で説明を受ける。
保険というのは、男がアスカとの秘密を口外しないようにという担保なのだろう。
焼き増しした2枚の写真が届けられ因果を言い含められれば、もうその議員は幹事長に生殺与奪を握られてしまったようなものだ。
(まるで……美人局ね)
とアスカは自嘲する。
実際、身持ちの堅かったアスカの発狂したような荒淫ぶりは、初めは驚きを、やがて喜びをもって迎えられた。
あっという間に噂が広がったのだ。だが、2枚1組の写真の効果がそれを沈静化する。
俺は碇アスカと寝たと嬉しそうに吹聴していた議員も次にそのことを聞かれると、引きつった顔をして否定するのだ。
まもなく噂は表面的にはただの噂だったものとして消え去っていった。
それからは、アスカの男漁りも一本釣りの密やかなものとなっている。彼女を抱くのは、幹事長の派閥に入ることを同時に意味するようになった。
選択権はあくまでアスカにあるが、“おじさま”にとっても損はない話なのだ。
むろん、アスカに対してもこの写真は当然効いてくる。
ネガを見つけ出して処分しない限り、アスカは永遠にこの男のいいなりなのだ。
- 28 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 21:22 ID:???
- 6
もう一つの“記念”という方は、アスカの男遍歴を記録に残していき、50人、100人、200人と節目に到達した時に、祝ってくれるという悪趣味なものだった。
そして、アルバムはこの男の性格的に当然というか、ふたりの夜の営みのスパイスにも用いられる。
白くむっちりとした尻に、太鼓腹をたたきつけられながら、枕元に広げたアルバムの写真一つ一つについて、白濁と精臭の記憶を掘り起こされるのだ。
「ふふ、15番目のこの男、どうだった」
「く、あハァんんっ……と、とっても、素敵な男性でしたわ」
「わしのこの腰使いとどっちがよかった」
と腰をつきあげられ、陰阜に陰嚢を叩きつけられる。
ひっと嬌声をあげて、アスカはのけぞる。虹色の快美感がアスカの口の端からこらえきれず涎を零させるほどだ。
「も、もちろん、おじさまですわ……一番素敵なのはおじさまですっ……」
「よっしゃよっしゃ、本当にアスカは可愛いおなごになったの。もっとキモチよくさせてやるからの」
「おじさま……はぁっ……おじさま……すきっ……好きですっ……おじさまっ!」
舌足らずに桃色のあえぎ声を上げるアスカが食べてしまいたいぐらい愛おしいのか、男は小刻みに腰を動かしながらも、盛んに甘噛みや頬への接吻を繰り返す。
肉体の快楽だけでなく、父のような年配の男性に愛されている実感が、元来お父さん子だったアスカをピンク色の幸福感のまま、上り詰めさせていく。
こんな倒錯の日々の中で、アスカも次第に、この自分自身の男性遍歴を物語るアルバムが厚くなり、冊数が増えるのを背中がぞくぞくするような背徳感とともに楽しみにするようになっていた。
- 29 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 21:25 ID:???
- 7
一方で、アスカはシンジと二人きりになると強気の仮面を脱ぎ捨てて、素直に甘えることが多くなった。
すっかり淫乱になった感のあるアスカだったが、不特定多数の男に股を開く毎日で、かえって、シンジに対する恋しさ、愛おしさが募るのか。
アスカの罪滅ぼしでもあるまいが、たとえば食卓でも、
「あーんして」
「もう。ほっぺにご飯つぶがついているわよ、しっかりしなさいよ!」
などと、新婚当初にもまして、自宅での二人の生活は甘い甘いものになっている。
特に不倫の明けた朝、石鹸の匂い漂う身体を夫に抱きしめられる感覚が心地よい。
シンジの体温に優しく包まれながら、つい己の背信の申し訳なさに涙し、事情の分からない夫に不思議そうに「どうしたの」と髪を撫でられる。
「仕事がつらいの、だから慰めて……」とアスカが言えば、シンジは何も詮索せず、キスをして彼女を抱きしめてくれる。
それだけで癒されるし、これはアスカの勝手な思いこみではあるのだが、すべてを許されている気持ちにさえなるのだ。
だから、シンジ以上の男たちに抱かれても、決してアスカの気持ちは揺るがない。
ブランドや能力だけでは計れないよさがシンジにはあるのだ。
夫以上の男たちを選んで寝れば、きっと夫に愛想をつかす、そんなことをおじ様は言っていたが、結局シンジの本当の魅力など、おじさまには分からないらしい、とアスカはひっそりと笑うのだった。
内と外での性の二重生活はこうして、いつしかアスカを、貞淑で純情、淫乱で情熱的な不思議な魅力の女性へと変えていったのだ。
- 30 名前:PDX.:05/09/18 21:43 ID:???
- >>リアル・カッコマンさん
すっかり「おじさま」との関係も板についたアスカですな。
>>25の再会の場面、個人的にはアスカの口から「おじさま」ではなくて「あなた」と言わせたかったり。この部屋にいる限りは夫婦として過ごす暗黙の了解というか。
でもそれでは二人の立場の違い(あくまでアスカが弱い立場)というのが出せないかなぁ。
もっと適切な呼称があればいいのだけれど。
- 31 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 21:50 ID:???
- >>30
>PDX.様
うーむ。ウェディングヴェールまで着せたんだからそうしてもよかったかもですな。
というか、このおっさん名前つけなかったんで、三人称にも偉い苦労しますわ(苦笑)
- 32 名前:PDX.:05/09/18 22:18 ID:???
- >>31 リアル・カッコマンさん
個人的には、こんな風に脱線妄想したり。
「会いたかったですわ、おじさま」
「おやおや……私の可愛いアスカは、たった二週間でそんなに他人行儀なことを言うようになってしまったのかな?」
「あ……お、お許しください……あなた……」
「そう、それでこそ私の妻だ。ふふ、ご褒美をあげないとな」
先ほどの優しい接吻が児戯であると思い知らせるかのような、ねぶるがごとき淫らな舌遣いでアスカを翻弄する『夫』。シンジと何度唇を重ねても、何人もの男と舌を絡めても、アスカは未だに、この中年男の口唇愛撫に抗う事はできなかった。
だなんて。
あと、シンジのことを「亭主」と形容するのも、この男だとまた違う事を言いそうな気も。
もしシンジとの結婚の時に仲人だったりしたら、シンジのことを未だに「シンジくん」と呼んでもいいかもしれない、だなんて思ったり。
もっとも、この幹事長がシンジに対してどの程度妬心を抱いているか次第ですけどね(^_^; もうすでにはなから相手にしていないのだとしたら、敢えて「亭主」という言い方をしてもおかしくないのかも。
- 33 名前:引き気味:05/09/18 23:36 ID:???
- >リアル・カッコマンさん
抜ける抜けない、実用性をという話になりますと、私は文章自体に仏書院語を多用することとエロセリフを乱発することとで、つまりはエロシーン描写に行数を使うわけですが、これはどちらかと言うと代議士アスカのエロ転生ダイジェストって感じですかね。
オチまで付けてエロくするには、やはりこの行数では(と言うか、比率的に)難しかったんじゃないでしょうか。
そのものズバリなエロセンテンスにハァハァしてくれというよりも、物語自体のエロっぽさに妄想を膨らませてハァハァして下さいってスタイルかなと。
物語の展開に行数を使うか、仏書院用語の羅列に行数を使うか。
両立でガチのエロ物語をやろうとすると使う時間に覚悟が要りますしねぇ (;´∀`)
ここら辺はエロシーン描きまくりたいけど、その準備に物語展開させるのかったるい〜という、いつもの怠慢思想から抜け出せない私の悩みでもあったりします。
- 34 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 23:40 ID:???
- >>33
確かに、なかなか難しいですねぇ。
スポットエロでも難しいのに、ストーリーに掛かってしまうと……
修行が必要ですな。
- 35 名前:引き気味:05/09/18 23:45 ID:???
- しかし、愛人兼用の若い運転手ですとか、美味しいアイテム散りばめてますよね(w
自分から目を付けて即効誘う不倫アスカというのも、なかなかエロくて結構ではあります。イメージ的にはもう30中盤とかのモロ熟女〜なイメージが浮かぶわけですが、本来のアスカが13歳の細っそい女の子であることを考えますと、いい加減私の中のアスカ像も幅が適当になってきていると言いますか、FF準拠ですよね(笑
- 36 名前:引き気味:05/09/18 23:47 ID:???
- >>34
多分、そこら辺はFF書きには割りと普遍なジレンマなんじゃないでしょーか。
某エロゲ系FFのジャンルで「嘘予告モノ」なんてダイジェスト形式が流行ったりするのも、そこら辺だろうと思ってます。
- 37 名前:引き気味:05/09/18 23:49 ID:???
- んでもって、この「不倫代議士アスカ」もその内htmlにしときますね。
- 38 名前:リアル・カッコマン:05/09/18 23:52 ID:???
- ははぁ、ご多忙のようですし、手の空いた時でホントに結構ですので。
恐縮でございます。
- 39 名前:PDX.:05/09/18 23:57 ID:???
- まぁスタイルは人それぞれですし。
リアル・カッコマンさんご自身が何を書きたいのか、それがしっかり定まっていればよいのではと思います。
- 40 名前:リアル・カッコマン:05/09/19 00:08 ID:???
- 貴重なアドバイスも聞けましたし、個人的にはいろいろと得るところがありました。
妄想段階のものを一応、形にもできましたし(笑)<たぶんどこかに投下するというモチベーションがないと完成は無理だったでしょう。
あ、一つだけお詫びをば。今回は長々とここを占拠しちゃってすみませんでした。
自分自身でも予定を大幅にオーバーしちゃって……ほんと済まんです(^^;
うざがられてなければ……いいなぁ(汗
- 41 名前:引き気味:05/09/19 00:11 ID:???
- いや、問題ないですよ。
この板ってそういった使い方のために作ったようなものですし。
細切れ過ぎるほど細切れにして連打ですとか、AA爆撃ですとか、そんな荒らし紛いでさえなければ如何様にもって感じです。
- 42 名前:リアル・カッコマン:05/09/19 00:13 ID:???
- そう言っていただけるとありがたいです。
ありがとうございました。
- 43 名前:FOX:05/09/19 16:26 ID:???
- >リアル・カッコマンさま
「自らを捧げ、蹂躙される二度目の、しかし真実の結婚式」を迎える第一部、
「自身の魅力を道具として使うことに目覚めてしまった、でも自身が有能な道具であることに歪んだ快楽を得るようになった」第二部、
どちらも楽しませていただきました。
エッチな描写としても「鎌首を隆々と立派に育てあげたのは、アスカのはしたない口淫奉仕なのだ」とかの「うわ、ぜひ参考に」と思っちゃうような描写がいっぱいで、すごく楽しかったです。
第二部でアスカが見せる二面性(どころではないですね)と、いわゆる「ダーティな政治業者」のイメージと絡みあって、何とも言えないキャラ立ちになっていると思います。
この「男に組み伏せられてあんあん啼きながらも彼らを支配する」彼女と、シンジにべったりである意味彼に依存している彼女のギャップの「エロさ」ってのはセックスシーンとは別のところにあるのかもなぁ。とも思ってしまいました。
実際、「妻には絶対的な信頼と愛情を示しつつも、でも同時に愛人をいっぱい抱えている英雄/偉人」は結構いたわけで、その立ち位置にアスカが存在しているFFって・・・すごく新鮮です。
(「女傑系アスカ」がここでは絶対的少数なのが、ひょっとしたらリアル・カッコマンさまが「抜けないかも」と違和感を抱いてしまった原因なのかもしれません。こういう一筋縄ではいかない美女のセックスストーリーで「実用」とFFとしての連続性を追求するのは……わたしはかなり手こずると思います。ですから、あまり気にされなくてもいいような)
- 44 名前:FOX:05/09/19 16:27 ID:???
- 「長いよ!」って言われちゃったので続きです。
読まれた方が違和感があるとしたら、一部と二部のあいだの7年のあいだに、彼女にどういう振幅が起き、それがシンジとの心情をどう変えたのかが読み手に任されてしまっているところだと思います。
一部の後半の「決意」が「そう思って自身を納得させたけどデモデモ……」というつなぎ方だったので特にそう思うんです。
(自分で言うのもアレですが、「健気に、はすっぱに自身を納得させて悪女を目指してみたけれど、いけないオチンチンに溺れちゃってアフンアフン……」な展開がある意味パターンですから、アスカのエロFFのバアイ)
そのギャップを埋めるのがちゃんとした説明か……というと、最近はそうでないような気がしてきました(笑)。
「なんか理屈もなんにも押し流してしまうくらいエロエロなシチュエーションや描写」ってのも手なんですよね。「だってこうなんですもの。文句ある?」みたいな。
- 45 名前:リアル・カッコマン:05/09/20 16:34 ID:???
- >FOXさん
>「健気に、はすっぱに自身を納得させて悪女を目指してみたけれど、いけないオチンチンに溺れちゃってアフンアフン……」
さすがですねぇ。なんかこの台詞だけで3回ぐらい抜けそうな(笑)
いろいろ読み込んでくださってありがとうございました。
もっと心情を深く書き込むべきなんでしょうが、なかなか力量も伴わず
……シチュエーションだけは散りばめたので色々想像してもらえると嬉しいです。
お礼までに、当初、この後続けるつもりだった部分のダイジェストを……(幹事長とアスカのセックスシーンです)
- 46 名前:リアル・カッコマン:05/09/20 16:36 ID:???
- ***
今宵のアスカとおじ様のセックスは妊娠をも覚悟した生ハメ中出し方式だ。
妊娠の危険のない、ガッツンガッツンと遠慮なく尻をぶつけ合うセックスもよいものだが、生の粘膜同士の接触がもたらす快感、妊娠のスリルと子作り感覚の「父」・「母」の愛情交姦にも趣がある。
「おじさま……シンジの代わりに、アタシのここに、L・O・V・Eしてくださらない?」
黒のストッキングだけを脱ぎ残した白い両脚を左右にすこしずつ割り開き、その付け根に露わになった縦線を一本指だけ当てて隠し、男を誘引する。
アスカのそんな変化球に富んだふしだらな誘いは、中年男性の股間にあっという間に活力をみなぎらせたようだった。
「優しいシンジ君を裏切って不倫、生ハメ、中出しオッケーの三連呼というわけか。悪い人妻じゃ。」
「オチンチンなら太さと堅さ、精液なら匂いと量、子作りのSEXに他に何が重要なんです?」
悪女になりきってツンとアスカは言うが、男を斬り付けるような表情に、無理に背伸びをする少女の雰囲気が漂っている。
荒淫の末にもわずかな色素沈着といくらかの型くずれのみで瑞々しさを保ったヴァギナ。
鈍感なシンジには不審を抱かせず、アスカと男たちにはしっかりとアスカの下半身史を教えてくれる。その絶妙さは運命の女神の配剤か。
口唇、うなじ、胸、乳首、陰唇、陰核、と下りてくる前戯で十分に濡らし、男のシンボルがぐぐっとインサートされる。
肉ビラはくちゅりと第二の夫を優しく出迎え、肉鞘は不義の男根を愛情たっぷりに締め付ける。
「ううっ、……も、もっと奥まで繋がって来て……おじさまっ、ア、アタシとっ……カラダも……ココロも……一つに……なりま……しょ……」
快感とともに湧き上がってくる恋情を告白しながらアスカは男をより深くくわえこむべく、両脚を男の腰にまわして、交差させた。
こすれる男女の粘膜、突き上げるファルス(男根)の雄々しさが、アスカをシンジ以外に恋する乙女に変える。
「ああンっ、おじ様のオチンチン……逞しくて……いいの……ステキっ」
その『おじ様のオチンチン』は数合、思う存分にアスカの中を蹂躙した後、いったん引き抜かれ、その魁偉をアスカにまざまざと見せつけた後、再びずぶりと膣奥へ挑んでくる。
- 47 名前:リアル・カッコマン:05/09/20 16:37 ID:???
- 「どうじゃ、アスカっ。夫を裏切る不倫ハメは気持ちいいか?……わしのが一番いいか?ん?」
与えられる快感に耐えるようにがっちりした男の背中を強く抱きしめる白い腕。左手の薬指の銀の指輪が、鈍い光を放つ。
かつて制止させられたように、アスカは不倫をするときに結婚指輪を外さない。
夫の存在を強く意識させるそれは相手の男にとっても、アスカにとっても、この上ないセックスの興奮剤(スパイス)なのだから。
そして、アスカという乙女は常に一途であった。今、まさに蒼い瞳で見つめ、下半身を繋げて、交わっている男にこそ、純情と誠を捧げる。
戸籍と指輪とまぶたを閉じて浮かぶ優しい面影だけで、現に下半身を突き上げて快楽を与えてくれるものの逞しさに勝てるはずがない。
「ひっ……くう……あふん、シンジのよりも……おじさまのっ、気持ちがいいのっ……色んな男の人の中で、おじさまのオチンチンが一番好きなのっ……」
とシンジを裏切り、おじさまを喜ばせるのだ。
「ならば、わしのコレを愛していると言ってみぃ。言わなければやめてしまうぞ」
古典的な恫喝で腰の動きを止められると、今やおじ様の腰つきのファンクラブ会員No.1、淫らな追っかけ娘、碇アスカは、街娼以下のはしたなさに造作もなく堕ちてしまう。
「やめっ……ないでっ……おじさまのっ……オチンチン……愛していま……すっ……大好きだからっ……動き……つづけて……ううっ……あっん」
情人の人格ではなく、性器に対して恋情を告白させられ、性の便器に堕ちたような心持ちにアスカは涕泣する。
- 48 名前:リアル・カッコマン:05/09/20 16:56 ID:???
- 「ほうか、ほうか、アスカはほんにエッチが大好きでいい子じゃ。……それなら、わしが、もっともっと、オチンチンが大好きで、ふしだらな女の子にしてやろうな。」
そんなアスカのいじらしさが愛してくならないのか、分厚い唇でアスカの頬にキッスをし、快楽に涎を流し始めた口を甘く吸ってやる。
だが、男の腰の突き上げのスピード、牡槍の固さはその間にもいささかも衰えなかった。
アスカは一突きされるたび、白い尻を弾ませ、一突きされるたびに、男の唇を求めた。
シンジとは全く違うヤニ臭い息は、厳しくも優しかった父の匂いにも似ている。
その父が、己が直弟子の男によって、「夫以外のオチンチンが大好きな」「ふしだらな女の子」に変えられようとしている愛娘を知ったらどう思うだろう。
ちゃんと怒ってくれるだろうか。それとも……
だがどんな反応をしたって、自分の答えは決まっているとアスカは思った。
アスカはシンジに黙って家の外で、おじさまのオチンチンをくわえ込むのが大好きだし、生のエッチだって病みつきになっていて、やめられないのだ。
おじさまがどんどんアタシをエッチにしてくれるというのなら、赤ちゃんだって作っちゃう。
だって二人はちゃんと、赤い糸で小指と小指が結ばれているんだから。
この夜の快感を脳にしっかりと焼き付けて、パパとママがこんなにも激しく愛し合ったからあなたが生まれたのよと未来の子どもに優しく教えてあげようか。
もう亡父のことなどはどうでもよく、大きくふくらんだ妊娠腹に手を当てている自分を想像しながらアスカは上り詰めていく。絶頂は近い。
「おじ……っさま……あふ……突き上げないレッ……もう……おかしく……なっちゃうン……からっ……くうっ……」
くひんっと嬌声をあげて、総身を引き絞る。
収縮する女性器に、たまらず「おおっ」と声を上げて、男も子宮の入り口に向けて白いしぶきをほとばしらせた。
白目を剥きながら、おじ様にしがみついたまま、アスカの意識も遠くなっていくのだった。
- 49 名前:PDX.:05/09/20 21:15 ID:???
- >>リアル・カッコマンさん
>妊娠をも覚悟した生ハメ中出し方式
当然、「おじさま」はアスカの生理周期をきっちり把握していて、あるいは把握させていて、危険日をわざわざ狙ってコトに及んでいるわけでしょうなw
アスカもすっかり心得たもので、シンジに疑われないように前の夜にシンジとも寝ているとか。
今このベッドの中にいるアスカはまぎれもなく「おじさま」の情婦であり妻であるわけだけど、かと言ってシンジを愛していないわけではないし、彼とのセックスに不満があるわけでもないんでしょうね。(「StrayCat」のシンジと違ってEDではないし、「寝取らせシンジ」のように子種が無いわけでも変な性癖があるわけでもないw)
>パパとママがこんなにも激しく愛し合ったからあなたが生まれたのよと未来の子どもに優しく教えてあげようか。
家では見るほうが恥ずかしいくらいのアツアツ夫婦でしょうから、子供もあっさり納得してしまうのかも。まさか子供に、父親がシンジではないと教えはしないでしょうし。
(成人してからってならともかく、そうだとしたら上記引用部のような教え方はせんだろうしw)
- 50 名前:リアル・カッコマン:05/09/20 21:44 ID:???
- >>49
「パパ」に振るルビがアスカと、シンジや子どもたちの間では異なっているんでしょうね(^-^;
- 51 名前:な(略)なーぐる:05/09/22 02:02 ID:???
- 「ひっ、ひっ、だめ、ああ、シンジ、ちょっと、待ってよ。待って、待ってって言ってるのよ!」
「僕が入れてるんじゃないんだけど…。そもそもアスカが僕をレイプしてるんじゃなかったっけ?」
「くっ、うう、む、無駄な抵抗するんじゃ、ないわよ。その、まま。大人しく、わ、わた、わたしにっ、犯されちゃい、なさい、よ」
(凄い強がりだ。さすがアスカ…かな)
ちょっと苦笑しつつスムーズに挿入、いや呑み込まれるようにさりげなく腰をずらすシンジ。
そのためにズリズリと結合部から愛液をこぼしながら、なおもアスカの腰は下がっていき、
「あ、あぁあはぁぁぁ」
ぴったりと密着すると同時に深々とアスカは溜息のように深い息を吐くのだった。
「うあぁ、あうっ、うぐく、うぅぅ〜〜〜〜〜。う、ううぅ…。ほ、ほら。
しんじ、お、奥まで入ったわよぉ。ど、どんな気分かしら」
「ああ、アスカ…」
強がりを言いつつガクリとうなだれるアスカに、うっすらと笑顔を向ける余裕のあるシンジだったが、そのじつ彼もまたとろけるような肉の感触におぼれかけている。当初の予想に反してアスカの肉壺はもどかしいまでに優しく包み込んでくる。
「ほ、ほら、動く…わよ。う、動いて欲しく、ないんだったら…。い、今の内よ」
「そんなこと言われても…」
「ちょっと、い、良いの? 動くわよ。わたし、動かないと…ああ、そんな」
(う、ううう。アスカ、今にも泣きそうな顔して、どうしてここまで強気で。それにしても凄い)
アスカの望むと望まないとに関わらず、ゆるゆるふわふわ、暖かく膣全体で肉棒をしゃぶってくる。
「う、うん、ううん。ふっ、く、はぁぁ」
ぽたぽたと汗を滴らせながらアスカの体が揺れる。ピッタリと密着していた腰が僅かに、じりじりと胃が痛くなるような速さで持ち上がり、カリ首にごりごりと肉壁をえぐられる快感に耐えきれなくなったのか、倍する速度で腰が下がる。
「ひぃぃっ。し、シンジ。や、やめて欲しいなら、は、はやく、そう言ってぇ…っ」
ゆっくりとした動きであるが故に、激しい脳が焼け付くような刺激とは比べものにならないが、じっくりと肉棒全体でアスカを感じられる。そしてアスカもまた、内臓が押しのけられるような肉棒の圧力を嫌でも全身で感じなければならない。
- 52 名前:な(略)なーぐる:05/09/22 02:03 ID:???
- (ふぅ、防御力皆無なのに頑張る…な、アスカ)
そのくせ体力は限界まであるから、全てが快心の一撃を延々受けるわけなのだが。
自分が何をしているのか、どうしてこういう事になったのかアスカ自身ほとんどわからなくなっているだろうに。それなのにここまで頑張れる。
(意地っ張り、も、ここまで、くれば、尊敬に値する。くぅぅぅ、なんて絶妙な締め付けなんだ)
気持ちが良くて腰が抜けそうだ。だが、この程度の快感では射精するまでまだ何時間とかかる。
このまま、一方的に嬲られてやるのも一興か。そう思ったシンジだったが、ここまでもどかしい責めを受け続けるとその覚悟も鈍る。
若い彼にはこんなゆっくりとしたセックスは物足りなく感じる。快感に弱いアスカは既にマラソンを走り終えた直後のようにへたばり、肩で息をして喘いでいる。腰はすでに上下に動くことをやめ、フラフラと風に揺れる柳のように震えている。
「ううう、んうぅ…。シンジぃ…。ううぅ、くぅぅん」
肩に力なく乗せられたアスカの腕は頼り無く震え、俯いた顔からは汗がぽたぽたシンジの胸に滴る。まるで縋り付いてきているみたいだ。こんなにもアスカはか弱かったか。普段見せる物とは違う姿にシンジの心の奥底に封じていたはずの獣性がムクムクと顔をもたげる。
「アスカ…。ううおおぁ。あ、アスカ」
がむしゃらに、乱暴に動いて、貪るようにアスカを味わいたい。
あとでアスカは臍を曲げるかも知れないけれど…。
「アスカ、僕、もう我慢できないよ…。もどかしすぎる、よ」
「……………………え、ええ? ちょ、ちょっと待って。あ、はぁぁん」
恋人のとまどった声を黙殺すると、シンジは手を前に伸ばした。
目標は目の前でぶるんぶるんと激しく揺れる、大きな双乳だ。薄布の上からぐっと掴むと、アスカの目が大きく見開かれた。手に余るサイズに柔らかな肉の感触にシンジは言葉を失う。
「はぅ、お、おうぅ」
反射的に、アスカはだらしなく開いた口を手で押さえる。だが、そうしても喉の奥から漏れる呻き声は隠せない。
「はぅぅぅ。や、やめてぇ…」
丁度乳首の所が手の平の中心に来るようにして、執拗に、手が痛くなるまで揉みしだく。白くどこまでも柔らかい乳房をもぎ取ってやりたくなるような凶暴な気持ち。
- 53 名前:な(略)なーぐる:05/09/22 02:04 ID:???
- 「やめ、やめなさい、よ。シンジ、シンジぃ…。ああ、わたし、こんなの、た、耐えられ…」
「こ、こっちが、さっきから」
「ひ、ひぃぃん」
動かなくなったアスカを促すように、軽く突き上げると、落とし戸を持ち上げるような抵抗と共に鈍痛じみた快楽にシンジの背骨が震える。そしてアスカの首が大きく後ろに仰け反った。白い首筋に浮かぶ汗は既に戦慄のエロチシズムだ。
「ひ、ひ、うぅぅ。ゆ、許し、て」
「な、なにを許せって、言うんだよ。アスカが、僕を、レイプしてるんだろ!」
「ううううっ。あ、ああ、無理、無理よ。やっぱり、私には無理よぉ。あんただって、本当は、もう、わかってるくせに。もう、もう、意地悪しないで」
だがアスカの懇願をシンジが聞くことはない。それどころか、凌辱の手を休めることなく、よりいっそうの激しさでもってアスカを責めたてる。
プリン
「はうん」
そんな擬音が聞こえてきそうな勢いでアスカの胸がまろびでる。どこまでも小生意気なアスカの胸は、かるく布地をめくりあげただけで内側から弾けてしまう。
紡錘形の乳房はふわふわと柔らかいが、その稜線を維持するだけの弾力と張りを有しており、食い込むシンジの指先を跳ね返す。
「うう、ふぅ、くぅ。そ、そんな直にだなんて…。や、やめ、ちょっと」
くねくねと体を震わせるアスカ。執拗に感触を求めてくるシンジの指使いに気が狂いそうだ。
「あん! ちょっと、ニプレスはがさないでよ。こんなところじゃ、換えが無いのに…」
「五月蠅い!」
「は、はぁぁ、あとで、覚えてなさいよ…」
ニプレスをはがされた途端、窮屈から解放された乳首がプクリと立ち上がる。少々大きめの乳輪の中心で、これまた大きめの乳首がツンと屹立し、シンジの指先に転がされ、抓るようにつままれてヒクヒクと震え上がる。
「あ、うぅ――――っ! き、きつすぎるっ」
「でも、アスカの乳首はいじめられることに喜んでるみたいだけど」
「そ、そんなことっ! ああぁ――――っ!?」
ぐい、とシンジがきつめに捻りあげるとアスカの否定の言葉は中断した。
- 54 名前:な(略)なーぐる:05/09/22 02:05 ID:???
- 「ひいぃぃ! い、痛いっ! 痛い、シンジっ!」
「ごめんごめん。なんか千切れそうなくらいに柔らかくて、さ。なんだかグミを噛んでるみたいだよ」
「千切…っ、ちょ、ダメ!」
「勿論、わかってる。しないよ、そんなこと。ああ、それにしても大きくて柔らかくて」
「う、うううぅ?」
にやりと口元を歪めてシンジは改めてどっしりとした乳房を手の平全体で愛撫する。
「絞ったらミルクが出てきそうだよ」
『でてこないかな〜』と呟きながらシンジは根本の所から乳首をしごいてみる。
「あ、あんた馬鹿ぁ。で、出るわけ無いでしょ…」
「なんでだよ?」
「そ、それは、わ、私が、妊娠してないからで…って、あ、あんたまさか!?」
狼狽しつつアスカが見下ろしたシンジの顔は、彼の父親そっくりな、擬音が聞こえてきそうなニヤリ笑いを浮かべていた。
「妊娠したら、出るようになるんだよね」
「ちょっと、ダメ! いや! あ、その、シンジのベビーが欲しくないわけじゃないけど、その、まだ私たちには、早すぎる、って、あ、ああああぁぁぁぁっ!!」
アスカの体が持ち上がるくらい勢いよくアスカの体を突き上げる。未だ硬度を失わぬ肉棒がアスカのトロトロにとろけた膣壁をかきまわし、結合部からぶしゅぶしゅと淫靡な音を立てて2人の愛液が溢れだした。
「たっぷり、膣内(なか)で! 出してあげるよ!」
「ふぁぁぁぁっ! あっ、ああぁぁ〜〜〜〜っ! ば、だめっ!」
カリ首が顔を出す寸前になるまで抜き出され、勢いよく挿入される。空気が混じり泡状になった愛液が潤滑油となって出し入れはとてもスムーズだ。
「くぁぁっ、あ、あはぁぁぁ! はふ、ふぅぅぅん! 痺れ、るっ!
あああ、馬鹿! シンジの、馬鹿馬鹿ぁ!」
涙を流すまでにとろけた表情でアスカは喘ぐ。
もう恥も外聞もない。意地を張る余裕もない。
快楽とシンジに対する複雑怪奇な感情…愛しさだけが全てだった。
「うううぅぅぅっ。ひ、ひぃぃぃっ! ひゃ、ら、めぇ…」
形が変わるほどに胸を揉まれ、乳首を引っ張られ、しゃぶられ、軽く噛まて丹念に弄ばれる。
濡れそぼった茂みの下でぷっくりと膨れあがり、真珠の艶やかさで自己主張するクリトリスが指先で擦り立てられる。
- 55 名前:な(略)なーぐる:05/09/22 02:05 ID:???
- 肉体反射で逃げようと跳ね上がる腰ががっちりと左右から押さえられ、執拗に突き上げられた。トランポリンか何かの上で跳ねてるみたいにアスカの体は揺れ動き、前のめりに倒れたかと思えば、折れそうなほどに背筋を仰け反らせて長く尾を引く哀切の啼き声をあげる。
「ひぃ、ひぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ」
唐突にビクリとアスカの体が震えた。いや、わずかに体が縮んでしまったみたいに胎内の肉棒の圧力が大きく感じられる。
「は、はひっ? ひっ、あ、ああ、く、くるっ」
ビクビク、ヒクヒクと小鼻をふくらませてアスカは切れ切れにそれだけ言うのが精一杯だ。自分の意志ではどうにも出来ない感覚で全身が満たされ、見開かれた青い瞳は眩いまでに白い光で満たされていく。
(ひあああ、ああ、い、いっちゃう! で、でも、このままだと!)
先程の不穏なシンジの発言が、焼け付きそうな脳裏で嫌になるほど強く大きく響き渡る。
『妊娠したら母乳が…』
(ダメ! 今日は、本当に、あ、危ない日なの!)
抜かないと! そう思うアスカだったが、意識に反してアスカの手はシンジの肩をきつく掴み、長くたおやかな足は太股を奮わせてシンジの体を挟み込む。
「し、シンジっ! シンジ、シンジぃ!」
「おおおおおおおっ! アスカ、アスカっ! で、出る!」
「あああああっ! ああ、ダメ、ダメぇ! 今日は、中は、ダメぇ!」
びく、ドクン、ドクン…
アスカの懇願は叶えられなかった。
「あう、あうぅあぁぁぁぁ。中に、中にぃ…」
胎内にじわりと広がる熱い迸りに、アスカはかろうじてそう言うだけで精一杯だった。腰がとろけるような快楽で一杯で、細胞全てが幸せで満たされていく。
(ああ、もう、本当に…。こんなに、気持ちが良いなんて、は、初めて)
意識が闇に包まれる寸前、唇をシンジの物と重ねる。それだけでまたじわりと股間が濡れた。最後の一滴まで絞り出すように赤銅色のシンジの肉棒を締め付ける。
「こぼさない、一滴だって、溢さないんだから! ああ、ああぁぁぁ、シンジ! シンジぃ!
良い! 良い! これなら、妊娠したって、構わない!」
「って、え、ええっ!? ちょっと、それ、ねぇ本気で!?」
- 56 名前:な(略)なーぐる:05/09/22 02:06 ID:???
- シンジの言葉にアスカは応えない。
そのまま彼女の意識は闇に包まれていった。
「く、うぅぅ。うう〜ん、まさか、本当に今日やばい日だったのかな…。外に、出さなかったけど、う、やばいかも。
でも、吸い込まれる感じが…凄く、やみつきになりそう」
崩れ落ちたアスカの髪を優しく指で梳りながらシンジは、じっくりとたぁっぷりとアスカの体を堪能していた。ただ、少しだけ引きつった表情が全てを物語っているような感じが、ちょっとした。
「あー、まあ、いっか。その時はその時だ」
明日は明日の風がふくさ。下手したら他の三人に殺されかねないけど、その時はまあ、いわゆる腹上死で殺されるだろうから、別に良いか。なんて事を考えつつアスカの体を抱きしめ、その感触に頬をゆるめる。
「綺麗だな」
遠くの水平線に沈み行く夕日。
橙色の光で照り輝くアスカの髪。
この光景を、決して忘れない。
「さて、と」
しばし夕日を見つめた後、アスカのほっぺを軽くつねってこれからどうするか考える。
(暗くなる前に浜に戻らないと、色々危ないよなぁ)
だからといって意識のないアスカを無理矢理起こすのも可哀想だし、起こしたところでちゃんと泳げるか怪しい物だ。
(まったく幸せな顔しちゃって)
仕方ないな、と小さくシンジは歎息する。
意識のないアスカを抱えて、シンジ自身が泳いでいくしか方法はあるまい。
「これは貸しにしとくから」
(引っ張って行くにしても、僕は、【5キロしか】泳げないんだからね)
その時シンジが浮かべた笑みは、父を遙かに超える邪悪な笑みだった。
- 57 名前:通りすがられ:05/09/22 07:12 ID:???
- >リアル・カッコマンさま
いやーいい物を読ませて頂きました。ごちそうさまでした。
読みつつ、その後を色々と妄想してみたり。
シンジの元に届いた一通の封書から始まる、アスカが全てを失う様・・・
この事をしったシンジがどんな反応を示すかって、色々妄想してみたり。
マジ話ですが、
母親が同じで、父親もそれぞれ同じ血液型でも、かなり違ってきますよ。(この場合シンジと幹事長)
身内にそう言う家族がいるので・・・(苦笑
- 58 名前:PDX.:05/09/22 18:22 ID:???
- >>不倫代議士アスカ
ふと思ったけど、議会での乱闘の時に意味もなく服を破られて下着露出とかそういう目に合いそうな気がしなくもないw
- 59 名前:コウイに値する名無しさん:05/09/23 01:04 ID:???
- そんな、台湾か韓国辺りの国会じゃあるまいし(w
- 60 名前:引き気味:05/09/23 01:05 ID:???
- >>59
おっと、ハンドル入れ忘れ。
- 61 名前:リアル・カッコマン:05/09/23 05:16 ID:???
- >>57
ども、初めまして。気に入っていただいたようでありがとうございます。
きっと、封書の中には一枚の写真付き葉書が入っていて。
美しい夜景をバックに、都内の高級ホテルのスイートで撮影したとおぼしき写真には、
キングサイズのダブルベッド上におじさまと、おじさまの股間にまたがって白いヴェールとティアラを揺らしながら一心不乱に腰を振るアスカさんが写ってる。
きらきらと汗を光らせながら、おじさまの素敵なオチンチンの与えてくれる快感にはまり、甘いハネムーンナイトに夢中になって酔いしれるふしだらな新妻なわけです。
もちろん、二人の目線にはちゃんと黒い修正が入ってつぶされてるんだけど、シンジにはどう見ても花嫁(?)の方が自分の愛しい恋女房に見えて仕方ないわけです。
そして、その下には「私たち、結婚しました! とっても幸せです」なんてよくある結婚報告みたいなことまで書かれていて。
碇シンジ、碇アスカの名前がちゃんと載ってるんだけど、シンジの方だけ二重線が引かれて取り消しになっている、と。
そんなバレ方妄想をしてみますた。
血液型は、AAとかAOとかの違いですね。
そこまで同じだとするよりも、よくよく考えてみるとおかしいな、とか思わせる余地がある方が美味しいかもしれないですね。
>>58
議長席でまんぐり返しにされる恥辱とか(笑)
- 62 名前:通りすがられ:05/09/23 09:05 ID:???
- >>61 リアル・カッコマンさま
どもっす。
おいらが妄想したのは、封書の中に、幹事長との最中の音声が入ったICレコーダー。
その後も定期的に謎の人物から、最中の映像とか、抱き合ってホテルに入る写真とか色々と送られてくる。
心優しいシンジは、アスカに問い質そうとせず、ひたすら悩む。
やがて、精神的に追いつめられたシンジが、それらの証拠を遺書と共に妹のレイ宛てに送り、レイが真相を知る。
レイはアスカ達と対立する派閥の一員で、体を使って党・政府の要人を取り込み、アスカ達を追い落とそうと画策する。
選挙公示日、アスカへの刺客としてレイが立候補、一躍世間の注目する選挙戦に。
で、選挙戦の真っ最中に、幹事長と逢瀬の為にホテルに入るアスカの姿が、ある写真誌にスッパ抜かれ、窮地に立たされる。
そして、とどめにレイが遺書と共に、例の証拠(の一部)を公開。
結果、レイが圧勝。アスカ惨敗。
・・・・・・ってな感じです。
よりによって、夜勤の真っ最中にこんな事考えてました(苦笑)
続き、楽しみにしてまする。
- 63 名前:リアル・カッコマン:05/09/23 18:31 ID:???
- すべてがばれてアスカは離縁され、幹事長との再婚話がとんとん拍子にまとまる始末。
シンジはアスカを淫乱と罵り、アスカはシンジが気づいてくれなかったのが悪いと涙して、
そんな、元夫婦のどろどろの痴話喧嘩が「政界のロミオとジュリエットは今…」なんて、ワイドショーでも大人気。
奥様族の間でも、熟年層を中心に、若さでなく包容力に走ったアスカに同情論が沸き起こり
中年男性の間では、若い部下との不倫ブームが巻き起こるなど。
幹事長は幹事長で、盛大な披露宴を催して、アスカが再婚する事実を傷心のシンジに見せつける、と、このぐらいはやりたいところ(笑)
でも数年後、幹事長が亡くなると、ちゃっかりヨリを戻してシンジの妻に納まるふらふらアスカさんも萌え。
「寄り道ばかりしてごめんね、シンジ……あたし、バカだから」
「おじ様が遺言で、シンジと仲直りしなさいって……。お前は私の墓に入っちゃダメだよって……だから」
「シンジが許してくれるなら、一から……お友達から交際させて……ね?」
「シンジがもう一度アタシをお嫁さんにしてくれるなら、もう脇見はしないから……」
「今まで、おじ様やいろんな男のひとたちに、求められればすぐに股を開いてきたけれど、幸せにはなれなかった……。
だから、もうアタシはシンジにしか両脚を開かない、きっとよ。」
「3度目のバージンロードだね。最初はシンジ、2度目はおじ様、今度はまたシンジ。きっと、天国のおじ様も私たちの幸せを見守っててくれるわ」
「ウェディングドレスは2回目の時のを使えばいいよね。1回目のじゃさすがに古いし、おじ様、ずいぶんお金を掛けてくれたやつだから。
あとダブルベッドとかも今使ってるの持ってこれるわね……結婚生活は物いりなんだから、倹約しなくちゃ。」
「新婚旅行はどこにする?由布院なんてどうかな。おじ様とのハネムーン先だから、シンジともステキな思い出作りたいな。」
「おじ様の時と、同じホテルの同じ部屋を取ったわよ。夜になったら、シンジにも色々、おじ様との思い出聞かせてあげるね。」
「息子。……知ってるわよね。おじ様とアタシの間にできた一粒種。といっても、シンジとまだ夫婦だった時にこしらえた子どもだから、
きっとシンジにもすぐなついてくれるわ」
等々のイタい台詞ばかり思いつく(苦笑)
- 64 名前:Passer-by :05/09/23 18:53 ID:KN5apnZA
- 個人的な第3部希望(というより予想)ですが、
1.権力の座に登りつめる→シンジとの絆は切れる(絆が残るとは僕個人的には考えにくかった)
2.権力の座から落ちる
A.アスカ単独の場合
a.「おじさま」に捨てられる
ア.シンジとの絆は残る
イ.シンジとの絆も切れる
b.「おじさま」の肉奴隷になる→シンジとの絆は切れる
B.「おじさま」も一緒の場合→「おじさま」との絆は切れる
a.シンジとの絆は残る
b.シンジとの絆も切れる
という感じです。
>>61
良いと思いますよ。
個人的に考えたのでは、
実はシンジは知ってたけれど、
隠し続けてるアスカに思い知らせようと考えて暗躍してるってのです。
アスカの私設秘書(女性・レイ、マナ、マユミあたりがいいかな)を採りこんで
アスカの背信の証拠を握っていって、匿名で暴露して、
アスカの政治生命を絶つ(「おじさま」も一緒に)。
そして何食わぬ顔をしてアスカを取り戻す、って感じで。
- 65 名前:Passer-by:05/09/23 18:56 ID:KN5apnZA
- あらら、リアル・カッコマンご本人様の書き込みが先に来ちゃった。
_| ̄|○
- 66 名前:PDX.:05/09/23 19:17 ID:???
- >>63 リアル・カッコマンさん
さすがに元ザヤには収まらないだろうなぁという悪寒(^_^;
アスカとシンジは離縁、アスカはDNA鑑定の結果をもとに三人の子供たちに対しての親権を主張するけど、子供たち自身がシンジを選んだため、家裁はアスカの主張を認めなかった、だなんて想像。
「アスカ……僕は君に『妻』を奪われたけど、この子たちは渡さないよ」
「アンタ……」
一時期廃人のようになっていたシンジを立ち直らせたのは、子供たちの言葉だった。
「パパ、パパ、もう泣かないで」
「……もう……パパじゃないんだよ……ユカ(仮名)のパパじゃいられないんだ……」
「どうして? パパをやめちゃうの? お願い、パパをやめないで!」
パパをいじめるママなんて大嫌いと泣きじゃくる子供たち。たとえ血の繋がりがなかったとしても、幼いこの子達と過ごした時間は嘘ではない。あれは確かな現実なのだ。
週刊誌に『政界のピエロ』扱いされたシンジが、表舞台に出る事はもはやないだろう。故郷に帰り子供たちと静かに暮らすのだと告げるシンジ。
「さようなら、アスカ。いや……惣流議員」
子供たちとともに去るかつての夫を睨みつけることしかできないアスカ。
だが、彼女は言い訳はしなかった。不倫が発覚した時も、DNA鑑定の結果が出た時も。
あの夜……自ら幹事長を受け入れると決心した夜から、すべての責任を自分が背負うと決意していたのだ。だがそれでも、まさか血を引く子供たちから棄てられるとは思っていなかった。彼女にとって、それだけが唯一の誤算だった。
最後に頭を下げた長女の言葉。
「さようなら、おばちゃん」
百の、いや一万の罵声よりも、その一言がアスカを射ぬいたのだった。
だなんて。
- 67 名前:コウイに値する名無しさん:05/09/23 23:06 ID:???
- シンジ議員、実は「おじさま」の裏で暗躍してました
もちろん、「おじさま」にはアスカとの不倫をネタに・・・
妻の痴態を知りながら何食わぬ顔をしているシンジ・・・
ゲンドウの血筋らしく、オンナで政界を支配していく・・・
ホリ○モン→ニッ○ン放送→フ○テレビ
シンジ議員→おじさま→アスカたんと寝た議員
シンジくん(ゲンドウ並みに黒)=ホリ○モン?
すいません、妄想投げっぱなしです。
- 68 名前:通りすがられ:05/09/24 07:21 ID:???
- >リアル・カッコマンさん
最高権力者の座まであと一歩のところで、一気に堕ちていく哀れなアスカってのが個人的希望(笑)
「おじさま」が利用してるつもりで、実はアスカに利用されてたり。
で、シンジが某国営放送の日曜討論の番組内でにっこり笑いつつ暴露。
アスカと寝た議員のリストや、「おじさま」の相手の写真集を各週刊誌編集部に送ったり。
>>66 PDX.さん
いいっすねぇ、それ。
で、年月が経って、アスカがシンジや子供達の事を辛い思い出として、心の奥底に沈めた頃、
被選挙権を持つ年齢になった子供が、アスカの対立候補として出馬。碇家の復讐劇が始まる・・・
て言うのもいいかなぁ。
エロから遙か遠く離れてますが(笑)
- 69 名前:PDX.:05/09/24 08:16 ID:???
- >>68 通りすがられさん
成長した子供たちが秘書をつとめるシンジこそが最強の断罪者と
なりうるのかも。
行き過ぎた清廉潔白と復讐心のあまり、ロベスピエールばりの
恐怖政治を行うとか。
エロから遠ざかってしまうというのは同意w
- 70 名前:callナントカいう人:05/09/24 20:02 ID:???
- アスカの逆ということであれば
母そっくりな容姿の娘が10代でポルノデビューしてチチョリーナになるのが究極だと思ったり
シンジは失意のまま体を壊し病没(マテ
- 71 名前:引き気味:05/09/27 22:58 ID:???
- イタリア方面ネタに進出するならば、いっそのことボルジア家辺りをインスパイヤするとハァハァかなぁと昔から思っていたりするわけで。
メインは勿論、チェーザレ兄さんとルクレツィアたんで!
妹が10歳になる前から手ぇ付けてた挙句、修道院を飛び出して恋人とイタリア中を旅する間にもそのルクレツィアを愛人として同伴してたチェーザレさん!
つか、近親趣味を隠しもしないチェーザレを許容してる辺りその恋人も凄いが。
とどめに嫁にやったルクレツィアが出戻ってきて修道院に入ったら、そこはそれでまた今度は子供まで生ませるチェーザレさん!
しかも、16歳のお姫様を嫁にもらったら、初夜の内幕事細かを手紙に書いて父親に報告したりしてるチェーザレさん!!
凄いですねっ!
イメージ的にはカヲルの方がしっくりくるなぁ……と思いつつも、とりあえずやるならシンジ・ボルジアとレイ・ボルジアか――とかとか。
流石、近親ネタ18番の館淳一氏に転んでエロ文スキーになっただけのことはありますか。
我ながら何時になっても近親ネタ好きやなぁと言うか、最近見かけた海外での目黒さんの『ヒカリ日記』絵の評判に、“ヒカリはなんでそんなに毎回毎回インセストマニア扱いなん?(意訳)”とか書かれたりするわけです。
- 72 名前:FOX:05/09/28 00:05 ID:???
- >>71 引き気味さま
>チェーザレ公
マキャベリに「理想的な君主」と称されたとか、とにかく太く短い人生だったぐらいしか記憶にない方ですが……。
ググってみたら出るわ出るわ。ドコ行っても「美貌の妹タンとハァハァ」なことが載ってますね。
確かにネタとしてはむちゃくちゃ美味しいでしょうけど、時代背景とかをそれらしく造形しているうちにそっちのほうが面白くなってしまいそうな気がします。
しかしこの方のお父さんって教皇なんですね……。なんというナマグサ。
>ヒカリンインセスト
いや、それは目黒さまの影響力(か破壊力)のせいではないかと(w。
- 73 名前:引き気味:05/09/28 00:21 ID:???
- 兄同士でこの妹を奪い合って、挙句チェーザレは兄を殺したなんて話もありますし、ここに父教皇まで絡んでくるネタもありますね。
おかけで私の中ではルクレツィアと言えば近親令嬢なこの方しか思い浮かばないくらいになっておりまして、某ガンダムWにルクレツィア某なんてキャラが出てきた時は思わず笑ってしまいました。
ンでもって、こういった大河設定な背景を用意してエロをやろうとすると途端にハードルの高さで怖気づくのは私もです。
ですが、世の中にはエロファンタジー長編を書ききった方も幾人かいらっしゃいますから、挑戦すれば可能は可能なんでしょうね (;´∀`)
私としては、あくまで好きなアニメの二次創作としてエロを手軽に楽しみたいだけですし。
>目黒さんの
いやまったく(w
日本語が分からないにせよ、イラストだけでもばっちり設定は読み取れちゃうでしょうからね(w
- 74 名前:な(略)なーぐる:05/09/28 00:57 ID:???
- じゃあ、私は近親方向でインセストに!
ではなく、あにもーで寝取られまゆたんで嫌ばかやめて、ああ、お願い…、誰がやめるか見てるかシンジ、な方向で。
ゲームブックなエロゲーが出るとカトゆーさん所で知ってから急にアレの続きを書き始めた私。
どうでもいいですが、ナディアに出てくるラズは見た目だけならマユタン風味ですね。
>大河設定
あ、シアエガさん(他人)とこの大河風味な奴もちゃっちゃと書かないと。
次は、マナか。褐色に日焼けしたマナを想像してハァハァ
- 75 名前:引き気味:05/09/28 01:11 ID:???
- >ナデア
新作ゲームは中途半端に今風に媚びたキャラ設定が! どうにも!
もー、ありきたりのお嬢様キャラは良いから、かのブラックノーチラスに張り合えるだけのメカは、戦艦は出るのかと!
そして何よりνノーチラス号の出番は――って、無理なんでしようねぇ……。
どう見ても『さよならノーチラス号』以前の時期みたいですし。
- 76 名前:なーぐる:05/09/28 01:17 ID:???
- >νノーチラス
オープニングとか見る限りでは、でるっぽいです。
しかし、きゃつらシンジ達と同い年なんですよね…。
なんだあのけしからんレベルに成長した乳は! 服の盛り上がりだけで性欲を持て余す!
- 77 名前:引き気味:05/09/28 01:26 ID:???
- ジャンもナディアも基本的にエヴァ組よりも手持ちスキル豪華に育ってますしね。
苦労比べなんてしたって無意味でしょうが、ナディアの経歴の苦難ありありジェットコースターぶりにゃあ、アスカも引きますし。
漂着した無人島に一応の文化的生活を成立させてみせるジャンの技能的逞しさもかなり冗談じみてますからね (;´∀`)
>νノーチラス
すると、ケルマディック海溝でのドンパチを跨いだシナリオになるんですかねぇ。
搭乗メンバーも限られていれば、舞台もパリ上空〜宇宙と当時の一般の皆さんには接近不能なエリア、おまけに脱出できたのもごく限定と明示されちゃってましたから、後付けでオリキャラ噛ますのは難しそうですよね。
- 78 名前:引き気味:05/10/21 14:46 ID:???
- 「……?」
「あら?」
はてなと顔を見合わせる寝巻き姿の奥様ふたり。
碇家の新婚新妻、碇アスカは、明かりも落ちた寝室への廊下で不意に立ち止まった。
「……なん、でしたっけ? お義母さま」
「ええと、なんだったかしらね、アスカちゃん」
姉ほどにしか見えない義理の母、ユイも目をぱちくりと。
たわいもない話の合間にふと訪れた沈黙だったか、それにしては何だか変な……と、二人して捻る首。
先にどうぞと目で促してみて、促されてみて、やがて奥様ふたりはオホホと苦しい愛想笑いに困り果てた。
(……いやだわ、こういうのもボケって言うんだったかしら。そんなわけないわよね
(こ、こういう時は嫁の方から――って、な、なんでかしら……?)
なに話してたのか思い出せないわと、自分の脳みそを疑うわけにはいかない才女二人が脂汗を浮かべ合う、そんな変なお見合い状態。
たわいもない話の筈だったし、とりあえずまた適当にお茶を濁してしまえと焦る彼女らであったのに、何故かどうしてか引きつる口元に碌な続きが出てこない。
焦れば焦るほどにで、自慢の頭が突然錆付きでもしたのかのプチピンチであった。
「その、あ、えーと」
「ああっ、そうそう! なんて言ったかしら、隣の木庭さんちの飼い犬の……。なんでも急にお座りもお手も忘れてしまったとかで、その、オチンチンも……」
「さっ、最近なんだか増えてるみたいですよね。も、物忘れし易い季節なのかしら、あは、あはは……」
そうこうして、決まりの悪さも引っ張るには限界かといよいよ弱りきったアスカにそんな時、鼻がむずむずと、
「クシュン!」
夏の夜とて、風呂上りの肌薄着のパジャマで包んだだけの立ちっ放しで、体が冷えないわけがない。
「……そ、そろそろ寝ましょうか、アスカちゃん。風邪ひいちゃいけないものね」
「そ、そうですね」
- 79 名前:引き気味:05/10/21 14:47 ID:???
- 気恥ずかしげに頬を染めながらも、アスカは内心ほぅと息を吐いていた。
二世代住宅で共に暮らそうというほど良好な嫁姑関係であっても、それでもやはり、みっともないところは見られたくないのだから。
折り良く廊下の向こうからおおいと呼ぶ夫の声もして、嫁と姑は声を掛けるとそれぞれのベッドルームへ別れた。
(……はて?)
まだ何だかボケてしまっているような、ぺたぺたとカーペットを踏む足取りにも不確かさが付きまとうような、釈然としない気分を互いに拭えぬまま。
(ま、いーわ。後は寝るだけだし……って、やだ、ちょっと待たせすぎちゃったかしら。拗ねさせると、またヘンなことされちゃったりして)
それも悪くないわね、うふふ、と。アスカは頬の火照りを熱くしつつ、夫の待つ寝室へ入った。
◆ ◆ ◆
(まだ若いつもりだし、実際若いはずなんだけど、いやねぇ……。やっぱり、アスカちゃんみたいに若い子と暮らしてると、比べちゃってるのかしら)
軽くしょんぼり肩を落としたユイは、ベッド際で文庫本を広げていた夫の横にすとんと隣掛けると、ねぇと甘えた声を出した。
「わたし、まだアスカちゃんに負けてないわよね?」
いつもは夫が脱がせる寝巻きを今夜は自分で脱ぎ落として、ナイトランプの柔らかい明かりに乳房を晒す。
「……あすか、ちゃん?」
手元にしげしげと落としたままだった目を怪訝そうに起こした夫は、ユイの見せた積極さに驚いたのか、ぐびりと喉を鳴らして文庫本を取り落とした。
「ふふ、あなたったら……、そんな真っ赤になってどうしたんです?」
「……え? いや、その……」
- 80 名前:引き気味:05/10/21 14:47 ID:???
- その、男のくせに下手をすると女の自分よりもすべすべとした頬にむしゃぶりついて、ユイは熱い吐息でキスの雨を降らせる。
かたちではと自慢に思う胸に、夫の目が釘付けになるのが女として心地よかったのだ。
しどろもどろに狼狽する夫を可愛いとさえ思いつつ、その胸にそろそろと伸びた男の手がやがて情熱的に揉みしだき始めたのに、うっとりと鼻声になりつつ、
「あん、こんなに硬くして……なんです? もう挿れたいの? 今晩はやけにせっかちなのね。そんな、若い子みたいにがっついちゃ嫌ですよ……っあ、ああん! いきなり……っ、んんぅ〜ンン」
◆ ◆ ◆
淑やかなひとの、はしたなく悦ぶ声が聞こえた気がした。
(……気のせい、でもないか)
ちゅぷんと、夫に被せて奉仕していた唇を休めた拍子、外したその間に透明な糸が伸びる。
アスカがたっぷりと舌を絡めて塗りこんでやった唾と、その甲斐あって硬くじゅくじゅくと漏らし始めた先走りの淫らに交じり合った、粘液質の糸橋がだ。
その糸引く感覚がもたらす無作法をしているという実感が、跪いた足の間に熱を誘う。
欲しい。そのじりじりと焦がされるかに似た欲求に身を任せ、アスカは口元を拭って、仰臥する夫の上によじ登った。
「ふふ、意外と激しい方なのかもね」
「何の話だ?」
「もうっ、ユ……っ、んっ? んぅ……その、お義母様のことよ。聞こえてくる気がしない?」
「……? 誰と比べてか知らんが、君も随分と好きな方じゃないのか? 寝室の防音はしっかりしている筈だが――」
こちらの逸る気持ちを知っているくせに、不遜にもまるで協力しようとしない。
奉仕させる一方の憎らしい男は、腰の位置を合わせようとアスカがしなやかな足を動かし跨いで、細い指に開かせる花びらの様子を揶揄して言う。
「恥じらいをまるで知らんその有様では、君の声こそ近所中に響きそうだな」
「……まっ!」
真っ赤になろうと、紅茶色の茂みまで浅ましく濡れそぼつかせ、蜜の涎をたらたらと垂らすそこだ。
「どれ――!」
- 81 名前:引き気味:05/10/21 14:48 ID:???
- 強かに羞恥心を喚起させられた女の口ごもりに、歪んだほくそ笑みが強引に隙を突く。
アスカには思いもかけない俊敏さ。
ぐいと体勢を入れ替えてきた夫は、女の細い両手首を一つ手に押さえつけてしまうと、腕を掲げ脇を晒す、さながらベッドに磔の無防備なところへ、その髭面を近づけた。
片手に持ち上げるのは、アスカ自身が先ほど脱ぎ下ろしたショーツ。
「恥を掻かされては堪らんからな」
ニヤリと言い放って、美しい顔に近付け見せつけられた『まさか、ちょ、ちょっと……!』の慌てぶりを軽く無視。
「咥えていろ。いくぞ」
「ンンッ!? ンッ、ンンー!」
猿轡代わりに自身の下着を口に押し込められてしまい、白黒とさせていたサファイア色の瞳も、夫の逞しい腰がぐいぐいと突き込みを繰り返してくる内にとろんと潤みきり、やがてくぐもった喘ぎに喜悦の涙をこぼす一方となっていった。
「ンンッ、ンッ、ンゥウウ! ン、フーッ、ンフゥーッ! ンンゥンンンー!!」
◆ ◆ ◆
盛りのついた牝猫のように、憚りを知らぬ声を上げる女たちの夜。
紛れるようにして、床下を遥か地下から響いた鳴き声を聞いた者はいない。
それはもっと猫科の、そのもので――。
“ニ゛ィ、ャァアアア゛ア゛ァァァ……!!”
地の底を行く何者かの反応をNERVがキャッチした時、それは既に手遅れだった。
非常召集に集う適格者と司令官たちの夫婦に向けられる、スタッフの怪訝な顔。
『ええと、アスカ? いつも言ってるけど、職場じゃ上司と部下なんだから、そんなことは家でしなさい……って、はて、なんでアスカと司令が結婚してるんだっけ?』
『おいおい、あんまり野暮なこと言うなよ葛城ぃ』
『そうよ。だから欲求不満ならさっさと加持君と覚悟を決めてしまいなさいって。いつまで煮え切らないことしてるんじゃないの』
『良いこと言うね、リッちゃん。……ってワケだし、早速この先の話でもしないか? 落ち着ける静かな場所でも探して』
『……そう、誘っているのね』
『うん? いつから目、赤くなんかしてるんだ、葛城? ……まぁ、いっか』
『んあっ、あ……。そこは、ダメ……っ』
- 82 名前:引き気味:05/10/21 14:48 ID:???
- ――混迷を深める第3新東京市。
そういえば戦闘配置だったっけかと、思い出したようにエントリープラグが三体のエヴァへと挿入されるも、その専属操縦者たちはどうしても思い出せないシンクロ手順に唸るばかり。
そしてついに、ネルフ本部を囲むようについに現れた三体の敵性巨大生命体。
ネルフのエース、エヴァ初号機は、日向マコト管制官が発進ゲートを開き忘れたままGoサインを出した射出によって自爆自損。
閉じたままのゲートを突き破った首だけ露出の勇姿で、敵生体に相対する。
エヴァパイロットきっての天才、アスカの駆る弐号機は、対象の識別を誤ってケージ内で味方零号機にフルパワーパンチ。
返されたクロスカウンターで沈黙した。
ネルフの最高機密使徒たる綾波レイは、人間への擬態の仕方まで失念して巨大化。
リリスとして顕現した巨体を、しかし発令所に鳴り響くパターン青のサインにさえも意味を失ったスタッフは、『使徒って、なんだったっけ……?』と揃って首を傾げて立ち尽くす。
“敵巨大生命体の放つ特殊電磁波を、有機生命体の正常な思考を妨害するものと推察す”
MAGIの回答も弾き出されるには遅きに失した。
MAGI自身さえ、その心臓部たる生体部品思考回路を侵食され――。
迫るネルフ陥落。
誰もが恐怖無き滅びを迎えようとした大空に、銀の巨人は舞い降りる……!
NEON GENESIS EVANGELION × ULTRAMAN MAX
Crossover Episode 『わたしはだあれ? 2020』
近日公開未定!
- 83 名前:引き気味:05/10/21 14:50 ID:???
- ……ふと思い浮かんだ。
最初はスワップシチュに使えないかと思っただけだった。
いくらなんでも仕掛けに無理がありすぎると思ったらもうあとはネタに走るだけだった。
折角の宇宙化け猫なのに、リツコを絡められなかったのは面倒だった――もとい、残念だった。
今は後悔している。
だが、私は謝らない。
- 84 名前:PDX.:05/10/21 15:37 ID:???
- >>83 引き気味さん
何か変だと思っていたらそういう仕掛けでしたか(^_^;
事態が収拾してから、だけど碇家の寝室では時々奥様が入れ替わっている……なんてのがオチですかね?(笑)
- 85 名前:引き気味:05/10/21 15:53 ID:???
- まぁ、ぶっちゃけた話が先週の『ウルトラマンマックス』パロですから、真面目な文体で書くとさっぱり仕掛けが伝わらないという、欠陥含みですね。
『マックス』での展開を踏襲すると、挿入する場所を忘れ間違えて“後ろ”にとか、そんなギャグになるんでしょうけど(w
- 86 名前:PDX.:05/10/22 19:46 ID:???
- >>85 引き気味さん
もしこれがコウガマン相手だったら、まぬけ時空発生では勝てないわけですけどねぇ(笑)
- 87 名前:なーぐる:05/10/23 22:59 ID:???
- あの手の記憶操作系、現象操作系(ブルトンとか)は映像をどう操るか技量を問われる
怪獣でもありますね。
まあ、それはおいといて、好意を向けていた相手をねじ曲げられるとか。
妄想が広がるところが素敵です。
「なんで、どうして、私、私…。シンジ君じゃなくて、相田くんなのに…。
相田くん相手に胸をときめかせてるの? ああ、私が私じゃないみたい」
「ああ、アスカちゃん。俺は加持さんと違って、来る者を拒まないたちなんだぜ」
あるいはエヴァの体になったユイさんが、ピンチで現れた銀色の巨人を唐突に押さえ込み、
『ジュワッ、じぇっ、ジェァアアアアッッ!」
「エヴァ初号機、拘束具を除去! ぎ、銀色の巨人を押さえ込み、え、ええぇぇぇ〜〜〜!?」
「マヤ、報告はハッキリ正確に!」
「む、無理です、見てられません! あんな、あんな大胆な」
「おおう、テクニシャン」
「馬鹿なこと言ってるんじゃないわよミサト! ええい、この色ボケどもはどいつもこいつも!
司令、どうします…ってこっちはこっちで燃え尽きてるし。
あああ、人類初の異性生命体との第一種遭遇が」
キングジョーはもっと重量感が欲しかったなぁ。分離回避は美味しかったけど、
やはり攻撃を物ともしない防御力と超パワーこそが、キングジョーの売りだと思うし。
- 88 名前:引き気味:05/10/24 00:19 ID:???
- でもって、一旦正気に返ってとんでもない振る舞いに及んでいたと自覚するなんてシチュもベリージューシィと言いますか、大好物(w
青褪めてみてもまた狂わされて破廉恥な行動に出てしまうですとか、エロの方面ですと催眠モノとかマインドコントロール物として一ジャンルを築いている嗜好ですね。
- 89 名前:PDX.:05/10/24 16:32 ID:???
- >>88 引き気味さん
催眠モノ・MCモノだと、山文京伝氏あたりが描くような、操られているヒロインがそのことを気付きながらも抗えないというような自覚が表現されているとエロく感じます。
- 90 名前:引き気味:05/10/25 07:23 ID:???
- 私もそういったノリのが好みですね。
始終操られっ放し――と言いますか、正常ではない思考の状態のままですと、キャラの折角の個性が台無しな気がします。
お人形さんでは燃えないという、ダメぇ〜な話ですが (;´∀`)
- 91 名前:PDX.:05/10/28 10:35 ID:???
- >>90 引き気味さん
何というか、最初から全裸でベッドの上で大股開いて「カモォーン!」と言われても萌えなくて、恥じらいとかためらいとかある方が萌えるというのに似た感想と申しますか。
催眠モノなら、後から思い出して青ざめるとか、行為の最中に『うそよ、どうしてこんな……』と客観的に見ていながら抗えないとか、そういう描写が『非日常』であることを強調してくれますし。
近親相姦とかフタナリとかも、それがあまりにも当たり前に存在する世界という設定だとエロさを出すのに苦労するんですよね。
せめて、その世界の外から来た人間が、当たり前に行為を行う人々におののく描写とか、次第に順応していくとか、そんな要素が欲しいというか。
- 92 名前:引き気味:05/10/28 23:00 ID:???
- 例えて言ってみますと、胸放り出しっぱなしファッションがデフォな某うるし原さん世界では、折角のオッパイポロリにもハァハァできないってな感じでしょうか。
異常を異常と捉えないがゆえのシュールさを追求したエロってのもありますけど、あれはあれでそこからどうハァハァさせるかは難しいですしね。
- 93 名前:コウイに値する名無しさん:05/10/31 19:18 ID:???
- 異常に気づかない催眠モノは嫌がられると萎えるが純愛も寒い、という嗜好なんです。
まあ手間暇かけるのが面倒でそれらをすっ飛ばせるお手軽さも魅力ですね。
ここら辺、その手間暇自体に魅力を覚える人とは棲み分けるしかない。
つまりこういうのを好む人は面倒くさがりで気が短いと思ってくださいw
それから催眠は精神に掛けるものだから精神面での異常性がないと意味がない、と個人的に思います。
- 94 名前:引き気味:05/11/01 08:47 ID:???
- 異常を異常と思わないシュールさ、異様さを好むというのも分かるんですよ。
私も、お人形さんのように全肯定完全受容なんてヒロインですと、歯応えが無いなぁ……という理由で中々催眠ネタを趣味に出来ずにいるんですけどね。
ただ、絵としては凄くそそられる場合もあります。
例えばですが、
朝の廊下、植え込みの緑も鮮やかな校庭に面した窓からは燦々と日が射して、教室に向かう生徒たちが鳥の囀りにも似たおしゃべりを。
などという爽やか学園モノな風景に混ぜて、
その並ぶ教室の入り口それぞれにずらっと公衆肉便所娘さんが繋がれている。
そして誰も気にせず朗らかに挨拶したりしていて、その一方で授業の準備に机に教材を並べながら、犬のように繋がれた少女にズボンの前開けてしゃぶらせている男子が居る。
なんて非常識エロエロ状況があったりすると、これはまた結構ハァハァなのです。
問題は絵でならば興奮させられるものの、文章としてこれをやるとかなり文中に盛り込める要素が限られてきて苦しいと思うのです。
――私の好きな要素、ですね。
それが当たり前の風景であるという描写に文字数費やさないといけませんし、その兼ね合いであまり登場キャラのエロエロ盛り上がっている思考を描写できない。
他にも、なにを言われてもイエスなヒロインとでは、会話をさせても「何かが展開して、会話の開始段階から最後では違ってきている」といったメリハリが付けにくいと言いますか……。
まぁ、あまり長文になってもナンですけど、難しいなと。
でも、この催眠ネタに近いことは『第3新東京ポスト』でやってるんですよね、私 (;´∀`)
- 95 名前:FOX:05/11/03 09:25 ID:l7VNMues
- >>94 引き気味さま
>公衆便所娘と学園オトメたちの共存/並立
「好奇と嫌悪の混じり合ったまなざしで、ちらちらとそのようすを眺め、でもそんなことは存在しないかのように、そんな行為が自分とは無関係であるように振る舞う可憐な少女たち」
と
「肉の悦びのために自分が存在していることを受け入れてしまい、隣り合う『お友達』の体温を心の支えにして、でも『自分はあんな惨めな家畜じゃない』とちらと思ってしまう愛らしいペットたち」
ってな感じでしょうか。きっと普通の生徒さんたちは奴隷を見下ろす貴族令嬢みたいな心境なのか、それとも「そんなものは存在しない」と刷り込まれてしまっているとか。
「刷り込み」だともはや完全に催眠ものですね。
……学年一の美貌を自他共に認めているけれど、でもクラスのSクンにベタ惚れであることを自身は絶対に認めない天才少女。(なんだか微笑ましいくらい婉曲で無意味な)「必要」をでっち上げて週末にSクンと二人きりで街に行く約束をしたその金曜日。
教師はクラスに少女の欠席を告げる。
Sクンは少女との約束のことを思い出して少し胸を痛めるけれど、始業前の長い行列ののちに行った「排泄」の快楽はそんなことをすぐに忘れさせてしまう。
あの熱い唇で締め付けられながら、柔らかな舌で先端をくすぐられる感覚。
さすがに噂の「新製品」なだけのことはあるよな。と考えてしまう。
……とか。
- 96 名前:FOX:05/11/03 09:25 ID:l7VNMues
- それとも、
「奴隷娘と一般生徒」という構造が成り立っている。というお話ならそれはそれで「逆転」 の恐怖があり得て面白いかも。
学園生活内での不始末、あるいは権力者の胸先三寸で性処理道具に落とされる恐怖とか、あるいは学園の外の家族に対しての人質として自分が存在していて、「見せしめ」とされてそのさまを逐一記録、報告(あるいは放映)されてしまうとか。
タブーを犯して奴隷達を救おうとした勇敢な少女が奴隷の保身のために権力者達に売られてしまう。というのも真っ黒くろでいいかも。
あるいは真の支配者こそが実は最下位の便器娘で……ってのはくるくるに狂っていて素敵に感じてしまいます。
「えっち版小公女」という感じでえろえろ精液処理娘まで堕ちてしまったヒロインが「とっても偉い(エロイ)人のオキニ」になったこと、「ちょっとした、でもすごくえっちな気配り」を発揮してカムバーック!ってのもバカっぽくて面白そうに思えます。
>第3新東京ポスト
「わっしょいわっしょーい」と持ち上げられて、周りの雰囲気とライバルのえっちな様子に後押しされて歯止めがきかなくなってゆく。って確かに催眠の雰囲気ですね。
わたしはあのあとの光景、すなわち「素に戻ってしまった二人が自身とライバルの悦姿に赤面すると同時にドキドキがとまらない……」ってのを想像してしまいますた。
- 97 名前:引き気味:05/11/04 23:22 ID:???
- 神聖な教室で裸になって、汚らわしい汁塗れになってるあのコ。
と、当たり前な感覚を持っているくせに、日常の学校生活の中に異様なエロ風景が出現していてもそれ自体は不思議に思わない。
そんな限定的な感覚の麻痺。
対して、
厳格なイスラム社会だと破廉恥極まりない公衆の場での素肌、素顔晒しを当然とするほどに、「学校の備品のニクドレイ」を気に留めないスルー状態。
前提となる常識の完全な書き換え。
この二つだと、大分意味合いが変わってきますよね。
前者だとまだFOXさんの>>95-96のように私も慣れたやり口で書いてみる当てはあるのですが、後者だとなんとも…… (;´∀`)
- 98 名前:引き気味:05/11/04 23:27 ID:???
- >第三新東京ポスト
あの後は続けていたら、もうワケが分からなくなるほどに連れ込まれたワゴンの中であふあふにされてしまうアスレイと、それを横目にあれよあれよと剥かれていって同じ末路を辿るマヤさんって感じですかねぇ。
あまりにベタなのでそこで切りましたが、いっそもう一幕を置いて、誰かがデスクに置きっ放しにしていた低俗な雑誌を捲ってみたら、見慣れた部下のトップレス写真がででんと載ってて唖然のリツコさん、何故かその後は大学時代からの親友と街角で(ry とでも(笑
- 99 名前:FOX:05/11/06 10:27 ID:jdzoS3BU
- FOXです。
某所でちょっとに詰まっちゃったSS書きの方へのレスに、「シンジ苛めをするリツコかマヤを中心にした話は、どう言う風に書くと面白いのだろう」というものがありまして、ちょっとそれに反応してしまいますた。
向こうに書き込むとその詰まっちゃった方に申し訳ないので、こちらにupさせていただきます。
【観察記録】
【○月2日】
今日から実験を開始する。これはそのための記録である。
試薬を1mg投与。特に違和感は感じないようだ。
「おいしい?」と尋ねるとどもりがちに「はい」というが、彼にとってはインスタントもドリップも違いは分からないだろう。
その後少し話す。
うつむき加減で、できるだけ早く切り上げたがっているのがよく分かる。
【対象】がどのように変わっていくか、とても楽しみだ。
【○月3日】
シンクロ率に影響は出ていない。
会話の内容に特に変化はない。
つまらなそうに学校のこと、同居しているMのこと、そしてかしましい少女Aのことをぽつりぽつりと。
投与を続けても大丈夫そうだ。
本日の投与量:1.5mg
【○月4日】
問診時に夜、きちんと眠れているか尋ねると赤くなりつつうなずく。
昨夜、深夜の三時まで自慰に耽っていたくせに。
女の子のようにタオルケットを噛みしめて、一心不乱にこすってしごいていたくせに。
モニターされていることも気づかずに、少女Rの名前を小声でつぶやいていたくせに。
本日の投与量:1.5mg
- 100 名前:FOX:05/11/06 10:28 ID:jdzoS3BU
- 【○月5日】
ずいぶんと眠そうだ。深夜までの自慰のせいだろう。
問診の最中、「顔が赤いわよ」と言って頬を両手で挟んでこちらを向かせ、じっと表情を観察する。
とたんに動悸が速くなった。効果は確実に上がっている。
向かい合った姿勢のままで、【対象】のズボンの膝がわたしの太股にかすかに触れるまで少し椅子を近づけた。
【対象】が膝に当たっているものがなにか知ろうと視線を下げようとするが、わたしは熱を持つ頬を挟んだままじっとするように命じる。
本日の投与量:2mg
【○月6日】
「スーツ」の寸法チェックのため、と称して採寸する。
下着姿の素肌をさわさわくすぐってあげると、最初は笑い声を上げていたが途中から無口になった。
痛々しいくらいの勃起が素敵だ。
そしてウエストや太股の寸法を測る際、しゃがんだわたしはあえて不用心なポーズを取った。
下着の奥を射るような視線と、切ない表情が可愛い。
本日の投与量:2mg
【○月7日】
廊下で呼び止め、診察を受けるように命じる。
【対象】と同行していた少女Aは予定外の診断に不満を露わにする。それに後押しされるように受診を渋る【対象】。
「駄々をこねないの」冷たく言って【対象】の手をとった。
指を握り、両手で【対象】の右手を包み込みその顔をのぞき込むと、【対象】は抵抗できなくなった。
にっこり笑ってその場を連れ出す。
エレベーターのなかでも手を離さない。
【対象】の手がしだいに汗ばんでゆくのが可愛い。
向かい合って座り、お互いの太股が触れる距離で、お互いにキスができるくらい近づいての問診。
本日の投与量:2mg
- 101 名前:FOX:05/11/06 10:29 ID:jdzoS3BU
- 【○月8日】
日常において何気なく【対象】の身体に触れるようにする。
肘、肩、二の腕。
ぴくりと身体を強ばらせるのが面白い。
そして問診のときに、自慰をタブーであるとそっと刷り込む。
すなわち「健康的な男子なら、週にオナニーは二回位かしら。それ以上は注意力が落ちるし、それ以前に精巣の能力が低下しちゃうわ」となにげなく「教えて」あげたのだ。
素直な【対象】はその言葉を信じる。
誰にも相談できない【対象】は、わたしの言葉を信じる。信じるしかない。
長椅子にぴったりと隣あって腰掛け、アドバイスするわたしに触れる【対象】の体温は驚くほど高かった。
本日の投与量:2.5mg
追記:深夜の自慰のさいに彼の唇が私の名前のかたちに動いていた。
「ごめんなさい。ごめんなさい」とつぶやいていた。
【○月9日】
訓練内容に修正を加え一人きりのメニューを増やす。
体力を消耗させて、自宅でもMや少女Aの相手をする余裕をなくしてやる。
結果【対象】は早くに就寝し、夜中から夜明けにかけて戦うことになる。
己の欲望と理性の狭間で、無駄な戦いを繰り広げ、そして破れるのだ。
少女Aが訓練内容を確認してきたがはぐらかした。
本日の投与量:3mg
【○月10日】
【対象】に声をかけてひとり残らせ、わたしと二人きりの機会を増やした。
二人きりの時は笑顔を見せ、少年の自尊心をくすぐる言葉を会話に混ぜる。
はにかむ【対象】を力づけるように、頬に、肩に手を触れる。
母親のそれを連想させる柔らかな髪の毛を整えてやる。
深夜の行為のための「燃料」となるセクシャルな接触、あるいはポーズ。
そうしておいて、他人のまえでは冷徹な眼差しで見つめ、隙のない姿勢で辛辣な言葉を吐いてあげるのだ。
裏切られたような【対象】の眼差しにぞくぞくしてしまう。
可哀想に気づいていない。
さっきの冷たい言葉の代わりに優しい言葉をかけてもらおうとここに尋ねてくることの危険性を。
温かで親密な言葉と態度、そのうえ【対象】の体温を上げる「ご褒美」への飢餓感を煽られていることに。
本日の投与量:6mg
- 102 名前:FOX:05/11/06 10:29 ID:jdzoS3BU
- 【○月11日】
プールでの訓練。もちろん【対象】一人だけ。
へとへとになるまで泳いでも、【対象】は水着姿の私から視線をそらせることができない。
するりと飛び込み、【対象】のすぐ近くに浮上する。
同じ高さの視線を新鮮に思いつつ、【対象】に密着する。
【対象】は拒否しなかった。それどころかおずおずとわたしの腰に手を回した。
その後、マッサージと称して全身をくすぐってあげた。
サポーターのなかで射精していたことを必死で隠そうとしている彼が、少し不憫になった。
本日の投与量:6mg
【○月12日】
【対象】と視線がよくぶつかるようになった。
少し泣きそうな表情で【対象】はわたしを見つめるようになった。
身体接触の頻度を増やす。
なにげなく肘に胸を押しつける。狭い通路をすれ違うときに指先を触れあわせる。
背中越しに声をかけ、耳元に吐息を吹き込みながら訓練結果を辛辣に述べる。
頬を染める【対象】の瞳には間違いなく歓喜があった。
本日の投与量:6mg
【○月13日】
自分からわたしの部屋を訪ねてくるようになった。
ご褒美にソファーの向かいに腰掛けて会話をするときにさりげなく腰を浮かせ、脚を組み直してみせる。
熱心に資料を調べるふりをして、膝を緩めてみせた。
わたしの下着に視線を釘付けにしている。可哀想に。
【対象】の視線にまったく気づかないふりをしているわたしの笑顔に罪悪感を覚えているようだ。
少女Aから電話がかかってきたらしく、今日はそこまでで終わった。
本日の投与量:7mg
- 103 名前:FOX:05/11/06 10:29 ID:jdzoS3BU
- 【○月14日】
Mが面白い話をしてくれた。
なにかのおりによく私の名前を出すようになったらしい。それも「リツコさん」と。
彼女は気づいていない。可哀想に。
今日も【対象】は部屋に来た。
冷たい声で「なにの用かしら」と尋ねると捨てられた子犬のような表情になった。
なんとか会話の糸口を掴もうとする様子が可愛らしい。
唐突に「肩を揉んでくれないかしら」と頼むと、舌をもつらせながらもなんどもうなずく。
肩を揉んでいるあいだも自らの中の衝動と戦っているようだった。
可哀想な子だ。
いつのまにかその存在がどうしようもなく大きくなってしまった女性に触れることを許されながら、それ以上の接触を求めると嫌われると思っている。
相手が交配可能な牝であることを見せつけられても、その相手に支配されてしまっている。
【対象】が許されているのはタブーと思いこんでしまった深夜の自慰のみ。
恋い焦がれる私の名を呼び、その肢体を理想化して夢想しながら自分を昂ぶらせることだけ。
本日の投与量:10mg
【○月15日】
今日は訪問なし。
少女Aに連れられている姿を確認。
本日の投与量:なし。
【○月16日】
今日は問診のみ。
少女Aがドアの外で待っていた。
本日の投与量:10mg
【○月17日】
今日も問診のみ。
少女Aがドアの外で待っていた。
本日の投与量:20mg
- 104 名前:FOX:05/11/06 10:30 ID:jdzoS3BU
- 【○月18日】
今日も問診のみ。
少女Aが【対象】の後ろに立ち、わたしが【対象】に差し出す自分が飲んでいないクスリについて尋ねる。
わたしは説明を拒否する。
【対象】にそのクスリを飲まないよう強く勧め、【対象】はおどおどとそれにしたがった。
勝ち誇ったような少女Aの笑み。
そういう貴女の愚かなところが、とてもすきだわ。アスカ。
本日の投与量:20mg
【○月19日】
わたしから自習室で端末を見ている【対象】を訪ねた。
背後から声をかけると肩を強ばらせた。
「なにを見ているの?」耳元でささやく。【対象】は沈黙したままだった。
【対象】が握りしめているマウスにそのまま手を重ねてPCを操作する。
【対象】は拒まなかった。
プラウザの「履歴」を二人で確認する。
「薬物依存」
「麻薬」
「幻覚」
【対象】は震えていた。
「気づいたのね。偉いわ」【対象】は黙っていた。
「いらっしゃい」手をつないだまま立ち上がらせる。
【対象】は拒めない。拒めないことをもう分かっていた。
手をつないだままで一緒に歩く。
脚をもつれさせながら歩く【対象】が至福の感覚を得ていることは明らかだった。
◆◆◆
- 105 名前:FOX:05/11/06 10:30 ID:jdzoS3BU
- 「あ、だめ、だめ、だめですぅっ!」
少女のような声を出して碇シンジは泣いている。
研究室の床に膝をつき、両手を後ろに回した姿勢で。
彼のスラックスの股間をストッキングに包まれたつま先がそろりそろりと撫で回す。そのたびに彼はぴくりぴくりと全身を震わせ、そして弛緩させるのだ。
「また漏らしたのね。だらしないわね」ソファーに腰掛けて彼を見下ろしている私は言う。喜びのあまりうわずってしまう声を押さえ込むのは大変だった。
ひょいと脚を上げて彼の首に絡め、強引に引き寄せた。
「む、ふぅッ!」
「舐めなさい。あなたが夢見た赤木リツコの『おんなの部分』よ」
さらに力を込めて少年をわたしのショーツに押しつけた。ナイロンの青いショーツは朝からずっと身につけており、そのあいだ何度もトイレに行っているから、きっと生々しい匂いだろう。
だが彼は泣きながら舌を伸ばし、わたしのショーツを舐め始めた。言われるがままに中にも舌を入れて蜜を直接すすり、すんすん深呼吸している彼が愛おしくてしょうがない。
「ステキよ。シンジ君」たっぷり十五分以上の舌奉仕ののち、わたしは微笑み、彼に立ち上がるように命じた。
相変わらず泣きながら立つ彼の両手はしっかり背後に回されていた。
「ちゃんと約束を守れたのね。偉いわ」彼の背中に回って頭を撫でる。少年のすすり泣きはさらに大きくなった。
彼の手は彼自身によって拘束されていた。
後ろに回った自分自身の左右の手首を、自分自身の手でぎゅっと握りしめることによって。
彼はわたしの命令と「ちゃんとそのままでいられたら、あなたのおちんちんを愛してあげる」というささやきだけを糧に、彼はこらえ抜いたのだった。
- 106 名前:FOX:05/11/06 10:31 ID:jdzoS3BU
- 後ろからベルトを外し、ズボンとブリーフを降ろす。
青臭い匂いが室内に充ち、白濁液の糸を引いたペニスがお腹に張り付かんばかりの勢いで立ち上がった。
「とっても元気なのね。毎晩オナニーしているくせに」
「ひどい……ひどいよ……」少年の泣き声はかすれた。
「でも、こんなに元気なのに、まだ剥けていないの」
マニキュアでコートされた指先で一気に包皮をずり下げた。悲鳴とともにまた迸る。素晴らしい放物線を描いて碇シンジの精液は飛び、オフィスの壁を汚した。
膝までズボンを降ろしたところでベルトを締め直す。もうこれで、彼は逃げられない。
そっと床に横たわらせ、仰向けの彼の顔の真上に立つと、彼の表情を楽しみながらショーツをゆっくりと脱ぎ降ろした。
そうして彼の顔の上にしゃがむ。とろとろと分泌される愛液が少年の顎を、額を頬を汚していく。
「さぁ、あなたのお口でわたしを満足させて」ぎゅっと体重をかけ、彼の顔に淫花を押しつける。ぐりぐり揺するだけでわたしは達してしまいそうだった。
そうなったところでわたしは彼の唾液とわたしの淫液にまみれた生暖かいショーツを、彼のペニスに巻き付けてあげた。
「さ、上手に舐めてくれたら、シンジ君のおちんちん、とてもいい気持ちにしてあげる」
滑らかな生地で敏感な性器を擦られ、他人の指でやわやわと刺激された快楽に人造人間エヴァンゲリオン初号機パイロットは陥落した。
わたしのショーツへびゅるびゅると精を放ちながら、少年はとても熱心にわたしの雌の部分を舐め回しはじめた。
濃いアンダーヘアにむせびつつ、舌を尖らせて外陰唇をなぞり、そのまま中へぬるりと侵入した。あえぎながら丹念にわたしの構造を舐め、蜜を啜る。
赤ちゃんのようにちゅうちゅうと発達したクリトリスを吸い、舐め、甘噛みした。
さらには言われるがまま、わたしのアナルにキスをして、舌を伸ばして中まで愛してくれる。
そう、彼の舌遣いはまさに、恋する女性に対するものだった。
「シンジ君、すっかりわたしに夢中なのね。嬉しい」
少年がくぐもった声で抗議の声を上げ、わたしはぞくぞくしてしまう。
- 107 名前:FOX:05/11/06 10:31 ID:jdzoS3BU
- 「わたしが君をだまして飲ませた『いけないお薬』のせいだと言いたいのかしら?」
「ぷはっ!そ、そ、そうじゃないですか!」
「そうなの?そうだったかしら?シンジくんはお薬の中毒にされてしまって、いやだけど、どうしようもなく我慢ができなくなってわたしをたずねてきたのかしら?」
「だって、だって」少年は泣いていた。わたしの花弁に熱烈なキスを繰り返しながら。「20mgも!どんどん量を増やすんだから!薬は全部捨てたのに!それなのに毎日毎日……いつのまに、いつのまに飲ませたの?ひどいよ!ひどいよぉ!あんなことされたら中毒になって仕方ないじゃないか!」
「毎日着実に増やされてくいけないお薬のせいで、碇シンジは赤木リツコのことを昼も夜も考えてしまうように心を造り替えられちゃったわけね?アスカのことも、レイのことも、ミサトのことも眼中になくなるようにされてしまったと」
「ああ、ああ、ああ!リツコさん!リツコさん!」ショーツをかぶせられた亀頭の先端をくるくる撫で回されて、また少年は精液をしぶかせた。
「だって、我慢できないんだ!リツコさんの顔や、唇や、声も、胸も、お尻や太股だって、ずっと頭の中に浮かんできて、僕、僕、我慢できなくって」
「嬉しいわ。あなたみたいに素敵な男の子に、そんなに崇拝されるなんて。いまもそうなんでしょう?こんなに無様で、恥ずかしい格好をさせられて、そのうえその気持ちすら作り物だと分かっていても、わたしが大好きで大好きで、どんなことをされても赦してしまうんでしょう?」
「ひどい……リツコ……さん……。そうだけど……そうだけどぉ……クスリ、クスリを使うなんて……」
「馬鹿ね」わたしは笑った。「麻薬なんて嘘よ」
少年は絶句する。
「でも、最初のうちは目眩もしたし、身体が熱くなって!」
「最初の三回は強壮剤を使ったかしら。市販のドリンク剤よ」
「……でも、毎日投与量が記録されて……」
「プラシーボ(偽薬)効果って知っているかしら?薬だと信じて飲めば、本来効果のない物質でも人体に影響することよ」
「ひどい……ひどい……ひどいよ」
- 108 名前:FOX:05/11/06 10:31 ID:jdzoS3BU
- 「シンジくん、あなたはね、ありもしない惚れ薬を飲まされているとを免罪符にして、ちょっとした好意を見せてあげた年上の女性を淫ら極まりない性的妄想を抱いたってことかしら」
「でも、モニターしてたじゃないですか!僕の言葉だって知ってたじゃないですか!」
「まぁ、本当にわたしの名前を呼びながらオナニーしてたのね。わたしはあなたの頭の中でどろどろに犯されてたのね」
今度こそ彼は完全に打ちのめされていた。「記録」自体が完全な虚偽であったなら、それをよりどころにし、免罪符にしていた彼はもう、なにも言い訳などできるはずもない。
「いいのよ。シンジくん」ぎゅっと彼の顔を太股で締め付け、髪の毛を左手でくしゃくしゃにしてあげながらわたしはささやいた。「許してあげるわ。あなたのそのいやらしい好意も、想像も。いえ、受け入れてあげる。だってわたしもあなたのことが気に入っているのよ」
「……リツコさ……ん」
「そうね、あなたをわたしの恋人にしてあげる」くすくす笑って付け加えると碇シンジは全身を震わせて泣きじゃくり、感極まった声でわたしの名前をなんども呼んだ。
そうして彼は誓う。
わたしへの絶対の忠実と愛を。
全身全霊を込めた愛を。
かくして「実験」は大成功を収めたのだった。
- 109 名前:FOX:05/11/06 10:32 ID:jdzoS3BU
そうして彼は、その聖性をわたしに捧げた。
いきり立たせてた十四歳の新鮮な性茎は、彼にまたがったわたし、赤木リツコの体内に埋め込まれる。
碇シンジはわたしの中の熱さと締め付けを賛美しつつたちまちのうちに果てるた。しかし若いペニスは決してその硬さを失わず、彼は少女のような泣き声をあげておのれの妄想の成就を感謝していた。
騎乗位で腰を振るわたしのモーションに会わせて、熱い吐息を漏らして感涙していた。
人造人間エヴァンゲリオン初号機パイロットは、もはや完全にわたしの虜だった。
もうコントロールできないなんてことはあり得ない。彼は完全に安定していた。
「り、リツコ……さん」数度目かの放出でわたしの子宮の中をいっぱいにしつつある彼は、瞳に涙を浮かべてわたしにたずねた。「でも、でも、あの『記録』は……」
「ええ、アレがあなたに作用するためには、あなたにその存在を教える『誰か』が必要よね」
「マヤさんが!マヤさんも!」
「そうよ。彼女もそうよ」わたしはにっこりと微笑んだ。
彼女が机の後ろで拘束されて転がっていることは彼にあとで教えてあげよう。
レズビアンの彼女もまた「転向」したもののひとりであることも教えてあげよう。
あこがれの先輩との肉の交わりを夢見ていた伊吹マヤ嬢が得たものが、「碇シンジが精液でどろどろに汚した下着」を銜えさせられての快楽地獄だったことも。
- 110 名前:FOX:05/11/06 10:33 ID:jdzoS3BU
- 電動性玩具で理性をまったいらにされた彼女に新たな価値観が吹き込まれ、「碇シンジのオチンチンを舐められるなら、どんなことでもします!」と誓いの言葉を叫ぶまでにさほどの時間もかからなかったことを。
「さ、新郎新婦の誓いのキスね」くすくす笑って上半身を倒し、ペニスで貫かれたまま彼にキスする。「拘束」を外すことを赦された碇シンジの震える手がわたしの背中に回り、ぎゅっと抱きしめる。
おぼつかなくからまる彼の舌を翻弄しながらわたしは、途方もない幸福感と達成感に酔っていた。
う、なんだか今はやりのスタイルに影響されちゃったことがまる分かりですね(w。
お粗末様でしたー。
- 111 名前:引き気味:05/11/06 12:56 ID:???
- >>99-110 FOXさん
> 【対象】にそのクスリを飲まないよう強く勧め、【対象】はおどおどとそれにしたがった。
> 勝ち誇ったような少女Aの笑み。
> そういう貴女の愚かなところが、とてもすきだわ。アスカ。
この辺がとってもLASで、LAS厨的にハァハァ(笑
- 112 名前:引き気味:05/11/06 13:03 ID:???
- リツコやマヤによるシンジ苛めというお題ですと、なんつか、私はもうのプラグスーツのデザインがそのままシンジ苛めのように思えていたり。
もっこりしてますから、股間 (;´∀`)
『N2 Bomb』やNT誌表紙になったレイ絵からみて、厚手の素材なのは確実でしょうし、サポーターもつけているのでしょうが――。
周りにいるのが水着白衣でうろついたりするナチュラルボーン・フェロモンな痴女さんや、同い年でドキドキのカワイコちゃん(死)のこれまた体の線くっきりの姿ですもんね。
若い盛りの14歳少年じゃあ、さぞや難儀でありましょう(笑
- 113 名前:引き気味:05/11/06 13:21 ID:???
- モッコリも含めてですが、青い年頃まっしぐらな少年の性というやつはシンジ以外は殆どが女性ばかりという環境下に於いては、結構周囲の女性陣にとっても気恥ずかしいものではなかろうかと思いもしたり。
特に同居生活ですと見て見ぬ振りをせにゃあならん舞台も少なくないでしょうしね。
今回のFOXさんのネタですと、アスカがどうシンジの異常を察知したかが妄想のツボでありました。
やはり、薄い扉一枚でハァハァは自殺行為も同然ですし、考察サイトとかで拾ってきた間取り図ですと、シンジの部屋はアスカの部屋の向かい。
夜中自己発電に及ぶシンジを察知してアスカが〜というのは、エロFFやエロ寄りラブコメFFでは定番でしたしねぇ。
この話でもそんなイベントがあったり、はたまた以前から承知していて(あいつ、また……はじめたんだわ!)とかドキドキしながら耳を澄ましていたりしたアスカさんが、この頃妙に異常に自分たちの名前ではなくリツコの名前を唱えていたりするシンジにムカついて聴取に出向いたとか、そんなんかなぁ……と思ったりするわけです。
- 114 名前:PDX.:05/11/06 16:55 ID:???
- >>113 引き気味さん
>夜中自己発電に及ぶシンジを察知してアスカが
私も昔書いたことありますw
ってか、絶対バレるよね(笑)
- 115 名前:FOX:05/11/06 21:45 ID:???
- >>111 引き気味さま
>LAS的ポイント
どうしても意識してしまう少年が、夜な夜な「穢らわしいえっちな行為」に耽っていることを知ってしまい、さらにその対象がリツコであることを知ったアスカは、最初はこどもっぽいライバル意識から彼を引き離そうとし、やがて少女の直感で危険に気付いたのだけど……。
(このお話では)彼に愛を与えることができなくて「魔女の手から救い出す」ことに失敗しちゃった。って感じでしょうか。
「カップル」が成立してしまったあとも、オトナぶった物わかりのいい台詞を吐いて、そして涙してしまうとか……。
>>114 PDX.さま
「襖越しに漏れ聞く男の子の吐息や衣擦れの音、そして漂う匂いに発情して、罵倒し抗議するつもりのはずが、そのまま彼を押し倒して/彼に押し倒されて」ってのは、なんども使われたネタではありますけれど、チャレンジしたいネタです。
さらにはこのふたりにあてられたミサトも……ってのもありがちですけど萌えるんですよねぇ。
- 116 名前:PDX.:05/11/07 08:14 ID:???
- >>115 FOXさん
シンジの痴態をうかがい、隙有らば乱入ともくろむアスカとミサトが互いに牽制してしまった結果奇妙な安定が維持されているとか(笑)
- 117 名前:なーぐる:05/11/11 22:41 ID:???
- 諸星ネタと電車男(違 夢のコラボレーション
地下鉄構内で寝過ごしたら、都会の地下深くで密かに、だが地上を飲み尽くす勢いで
勢力を増す邪教の集会に巻き込まれてしまったアスカ達っ!
巫女に祭り上げられるレイは、シンジの目の前で青銅の神像との交わいを強制される。
神の子を身籠もるまで解放してやらない、と言われて絶望に啜り泣くアスカ。
マユミは得体の知れない存在の子を身籠もったことに絶望し、自殺を図ろうとするもそれも出来ず、
恐ろしい勢いで大きさを増して行く胎児に恐怖する。
恐怖と絶望から快楽に溺れて自ら積極的に求めていくマナ。
…それはともかくとして、なにこの微妙という言葉では追っつかない、ダメダメな映画は。
- 118 名前:引き気味:05/11/11 22:45 ID:???
- ほんとダメですねー (;´∀`)
- 119 名前:なーぐる:05/11/12 19:18 ID:???
- 触り部分だけですが、こんな感じー。
ミュータントって書いたけど、どっちかといえば学級文庫の「闇に〜」の使徒の人みたいな感じかな。
------------------------------
「終電より」
夢を見た。
久しぶりの、ちょっとした同窓会のはずだった。馬鹿騒ぎをして、飲んで騒いで、久しぶりの出会いに過去の思い出を揺さぶられる。そうなるはずだった。
こんなことにさえならなければ…。
◆ ◆ ◆
もう残ったのは私一人だ。他のみんなは、どうなってしまったのか。わからない。ある日、この部屋から連れ出されて、それっきり帰ってこなかった。殺されるところを見たわけじゃないし、殺す理由がないからまだ生きていると信じたいけれど、でも…いっそ、ひと思いに殺された方がまだ幸せなんじゃないかって、そんな風にも思う。
だって、助けが来る当てなんてないんだから。
◆ ◆ ◆
もう私も限界だ。この地の底深くに閉じこめられて、どれくらい時間が過ぎたのかもわからない。あとちょっと、あとほんの少しで、あの子みたいに正気を無くしてしまうだろう。あの子、名前が、思い出せないけど、大切な友達だったはずの人…。
ああ、そうだアスカだわ。あれ。私の名前がアスカじゃなかったのかな。でも、あのプラチナブロンドの子も、アスカ、あれ、私、おかしい。私はクォーターで青い目をしていて、髪が長くて眼鏡をかけていて。
自分が誰かもわからなくなってる。でも、嬉しい、もうすぐ、もうすぐ楽になれる。そしてあの子達みたいに、あいつらにされることが、嫌じゃなくなるんだわ。あは、あははは、うふ、うふふ。
神様なんてクソ食らえ。
- 120 名前:なーぐる:05/11/12 19:20 ID:???
- ◆ ◆ ◆
なぜか、正気を私は取り戻した。あいつらはすっかり油断して、私の逃走に今頃気づいて大あわてになっている。
でも、さすがに手慣れた物だ。私はまた捕まる。でも、その前に、なんとしてもあそこまで。
◆ ◆ ◆
あいつらが追いつめる手をゆるめた理由がわかった。
囲まれてる。
あとちょっと、あとちょっとなのに。シンジ…。
◆ ◆ ◆
目の前にあるのは私たちをこの地獄に引きずり込んだ呪わしい電車…。でも、私にとっては最後の希望。でも、もう動かすだけの時間はない。捕まる。
拾った古いノートに、記憶に残る限りのことを書き連ねてきた。
回収したそれを、連結器の隙間に押し込んだ。
あのノートが誰かに、あいつらの仲間ではない人に拾われることを願う。そして願わくば、これをいたずらや妄想などと思わず、救いの手が伸ばされんことを…。
シンジ、シンジに会いたい…。
まあ、深夜までにもうちょっと書いてみたいかと。
とりあえず飯飯 ...へ(′・ω・)へ
- 121 名前:PDX.:05/11/12 19:47 ID:???
- >>119-120 なーぐるさん
なんかオチが切ねぇ……(汗)
- 122 名前:PDX.:05/11/12 19:47 ID:???
- オチ、ってわけじゃないか(汗)
最後の一行が切ねぇ……ってのが正しいな。
- 123 名前:引き気味:05/11/12 21:15 ID:???
- >>119-120 なーぐるさん
_ ∩
( ゚∀゚)彡 予告編!! 予告編!!
⊂彡
他の子たちはどーなった、どーなってんの? とか、この子誰でいったいどんな有様? とか、これは良いチラリズムでつね!
- 124 名前:コウイに値する名無しさん:05/11/13 00:06 ID:IISy2dAE
- >なーぐるさん
ラブクラフトっぽい(;´∀`)
- 125 名前:コースケ:05/11/13 00:07 ID:???
- >>124
ワシです_| ̄|○
- 126 名前:なーぐる:05/11/13 18:26 ID:???
- ★PDX.さん
>最後の一行が切ねぇ……ってのが正しいな。
('ω')救いのない落ちでいくつもりでし。
宇宙で触手みたいに、将来シンジ達が助けに行く(予定)なんてことはないですが、
今は無き聖獣の学級文庫テイストを再現できたらと考えております。
そういえば、書きかけはともかくとしてエヴァンジェルでも究極的に救いのない話って
少ないですね
★引き気味さん
>他の子たちはどーなった、どーなってんの?
とりあえず、エロスのない導入部だけ先に送るですじょ。
なんと言いますか、エロスまでの導入部を書いてる時が一番きつくて、一番楽しいです。
★コースケさん
>ラブクラフトっぽい(;´∀`)
ラブクラフトっぽく書きました。あの人(HPL)は生粋の人種差別主義者でしたが、だからか
彼の書く、異人種や異民族に関する文章は嫌悪に満ちあふれ、なんというか生々しい本音の
感情が凄いです。見習えないところが多いですが、あの、偏執狂的な文章と形容には学ぶところが
多いですね。
まあ、別の所でも書きましたが一番参考にしたのはクライブ・パーカーの小説です。
彼は日常に潜む闇、そのまた奥には言語を絶する魔が潜んでいた、という作品が多いですが、
そう言う点でも参考になります。なにより、ガチでゲイの氏の作風は、本当に、いろんな意味で参考に
なりますじょ。
- 127 名前:FOX:05/11/13 20:04 ID:W47aFnso
- >>126 なーぐるさま
「地の底深く」というか、なーぐるさまの言をお借りすると「ミッドナイト・ミートトレイン」風味ですね。
あっちはグロだけど(私にはトラウマになるくらい怖かったです)、こっちは「彼女」が闇の中を駆ける車内で「ひといがいのもの」たちにどんなえっちな目にあわされたやら……。
死にものぐるいで隣の車両に移っても、そこにまた彼らがいちゃうんだろうな……とか、きっと吊革に剥かれて吊されて、よってたかって弄られちゃったのかな……とか妄想しちゃいます。
さらには自分が誰かも分からないってのが逆に「彼女は『彼女たち』全員に与えられた快楽と屈辱と快楽をすべて知らされてしまうんじゃないだろうか」とか考えてしまいます。
続きを強く希望いたしますー。
- 128 名前:引き気味:05/11/13 20:49 ID:???
- >>126 なーぐるさん
∩(´∀`) うぃ、たしかに御投稿、受信しておりまつ。
この後コンビニとか行った後でうp作業に移りますぞよ。
とりあえずてんこ盛りで警告付けて(w
私としては微妙にグロまで行っちゃったエロも良いんですけどね。
ホラーとかとですと、エロって相性良いですし。
異形化とかですとちょっと違いますが、『メルサスの少年』の設定はえがったなー、と思う次第。
- 129 名前:なーぐる:05/11/13 20:57 ID:???
- (・∀・)急な質問ナリ
電車の中でチョメチョメされるシーンはあった方がよかですか?
それとも一気に闇の中に引きずり込まれて…なシーンから始まったがよかですか?
あった方が良いような気もすれば、祭壇の上で恐怖におののく美女が…ってのも捨てがたく。
>微妙にグロまで行っちゃったエロも良いんですけどね
∧_∧ クワッ!
∩`iWi´∩
ヽ |m| .ノ
|. ̄|
U⌒U
- 130 名前:引き気味:05/11/13 21:01 ID:???
- >>129 なーぐるさん
( 0w0;) うぇ? それは頂いたhtmlを読んだ上で、あの談笑シーンに直でってことディすか?
そうなると他の方の意見もということで、とりあえずファイルだけ上げてこのスレに直リンして皆さんに読んで貰いましょか?
- 131 名前:引き気味:05/11/13 21:05 ID:???
- つーわけで、とりあえず。
http://www.saiin.net/~evangel/under_ground01.htm
- 132 名前:なーぐる:05/11/13 21:19 ID:???
- いえいえ、誤解させちゃいましたが、本格的なエロスが始まる2シーン目の出だしを
祭壇に縛り付けられ〜で今書いているのですが、その前に電車の中で〜となる
所から書き出した方が良いかな? ってことです。
>さらには自分が誰かも分からないってのが
深読みすればわかるかもw
- 133 名前:引き気味:05/11/13 22:43 ID:???
- |全部gfuefopgga@flっとお見通しだ!
\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(⌒)
/ ̄ ̄| ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ||. | Σ(・∀・ ) < 何言ってンのか分からん
\__| ======== \ \______
| | /※※※※ゞノ ,_)
 ̄ ̄ ~~~~~~~~~~~~~~~~
>どこでエロ
彼らの行動原理次第ですかねぇ。
一定の行動パターンに則って、それなりに頭使ってたり使役されてたりでしたら、そゆの匂わす意味で直ぐには手を出さないとかもアリかと思いますけど。
真っ暗闇の中で、辺りに悲鳴は聞こえても友人達の姿は見えず。
それでも、叫びからと、自分がされてしまっていることから想像がついてしまう。
なんてのも美味しいですけどね。
一方、ホラーだけに、微エロで引っ張って――というのもアリかなとも思います。
- 134 名前:引き気味:05/11/13 22:46 ID:???
- ちなみ、予告編だけで見ると『蝋人形の館』というのもエロスで妄想fulでございました。
“――捕らえられる。固められる。飾られる”
とか、そんなコピーだったかと記憶してますけど、捉えようによっちゃエロですよね(w
- 135 名前:PDX.:05/11/13 22:56 ID:???
- >>126 なーぐるさん
>そういえば、書きかけはともかくとしてエヴァンジェルでも究極的に救いのない話って
>少ないですね
ホラーとかはなくて、あくまでエロに終始しているからでしょうかね?
強いて言えばクリスの出てくるアレなんかが悲惨な末路に繋がっていましたが。
触手シリーズはまぁホラーですしw
でもエロ重視で後味悪くないようにしているものが多かった気もします。
- 136 名前:FOX:05/11/13 23:10 ID:???
- >>132 なーぐるさま
やっぱり地下鉄のシーンがあった方がいいですね。
日常から異界の格差というか恐怖というか、そういうものがあった方がいいですから。
祭壇からのスタートでは、屠殺されちゃう「役割」を持たせたキャラを登場させられませんし。
>深読み
うーむ、マナかマユミのどちらかでしょうね。
口調から言うとマナかなぁ。
いずれにせよ、楽しみにしています。
- 137 名前:なーぐる:05/11/13 23:38 ID:???
- らじゃー。そうですね、折角地下鉄というシチュエーションが用意されてるんですから、使わないと
損ですね。痴漢物以外で自然な流れで電車プレイが出来るんですから。
とりあえず祭壇に引きずられる前の電車エッチのシーンから書きますデスよ。
ただ、全員なされちゃうのもどうかと思うので、余計な抵抗をした一名様が、ってことにしようかと。
一応、怪物は怪物ですが(ニューヨークの支配者+ジュスヘルの子孫)÷2な感じの人たちにしようかと思ってます。
だから、こんな怪物に…! ってのと、この私がこんな愚劣な奴らに…! っての両方を味わえるかと。
>うーむ、マナかマユミのどちらかでしょうね
自分としてはどれも微妙に文体をかえて誰とでも取れるように書いたつもりなのですが、
あんまり上手く伝わらなかったみたいですね。要努力、と。
みんなグロには耐性があると判断しよう。少なくとも喰人族は当たり前に押さえてるレベルだと。
ケ・セラセラ
- 138 名前:引き気味:05/11/13 23:46 ID:???
- 次回以降はトップの更新履歴にも警告を付けます。
元々サイト自体、そこら辺自己責任をいちいち問われるまでもない大人を対象にしてますし、あれだけ警告を重ねてあります以上、どこからも文句は出ない筈です。
心行くまでやっちゃってください。
その方が面白い筈ですから。
- 139 名前:なーぐる:05/11/14 00:02 ID:???
- >心行くまでやっちゃってください
うぃ、しかしながら容赦なくアスカ達も手足の一本二本、目玉や耳鼻の一つ二つ
更に内蔵踊り食いとかのシグルイ展開はさすがに控えようかと思います。
さすがにそこまで踏ん切りがつかないちきんな私。
だるまは勘弁して正気を保てない快楽地獄くらいで。チキーンチキーン。
('A`)酔っぱらいのおじさんには悪いけどもっと苦しみもがいて貰おう。
- 140 名前:コウイに値する名無しさん:05/11/14 03:28 ID:kciq2+wg
- 次はマジックミラーかと思ったら、ちがいましたねw
- 141 名前:引き気味:05/11/14 12:09 ID:???
- 過程を事細かにやられると裸足で逃げ出しそうな私ですが、結果としてナニされたり、アレなことになって出てくると結構ハァハァやもしれずと思ったり。
キャラ厨なだけに、ショックがその分興奮に繋がるんでありましょうか。
黒エロってのは、まっこと暗黒面に沈むがこどしですなぁ (;´∀`)
>>140
露出ネタで、でつか?
- 142 名前:PDX.:05/11/14 16:56 ID:???
- マジックミラーは、観られていることをヒロインに気付かせずに恥ずかしい姿を衆目に晒させるのに向いているアイテムなんでうしょね。
本人承知の露出プレイだと却って使いづらいことも。
上手い使い方があればいいんですけどねぇ(^_^;
- 143 名前:PDX.:05/11/14 17:57 ID:???
- 「model」みたいな話であればいろいろ使い方はあるんじゃないでしょうかね。
カヲルの言葉に従い、アスカは部屋の一角にある大きな鏡へと近づき、一糸まとわぬ姿のまま大胆なポーズをとってみせる。
(いや、いやよ、これは、これは鏡なんかじゃないのに!)
アスカは知っている。この大きな鏡は前面がマジックミラーであることを。部屋の中から鏡として見えている今、暗い外からは部屋の中が丸見えであることを。そして、この鏡……いや、「窓」は大通りに面しているということを。
一体どれだけの人が、この「窓」の向こうで立ち止まって自分を見ているのだろうか。はしたない姿を晒す美少女を指差して笑っているのではないか。鏡に映るアスカの笑顔に、わずかに涙がにじんだ。
ですとか、そんな感じで。
- 144 名前:なーぐる:05/11/16 01:39 ID:???
- 地下鉄名話の2話目を送りましたよ。
ただまだ踏み込んでいないのですが、どれくらいならグロにしろ悪趣味にしろ許容範囲なのか皆さんの
ご意見をいただければ嬉しいです。
ちなみに、マナが着ているのがどういうものか表現できたとは思いませんが、この服を着ていると考えて書きました。
ttp://www.rakuten.co.jp/sunworld/525999/551894/567650/
一応、マナ達が参加したパーティってのは企業に転身を遂げたネルフのX周年パーティで
それなりに格式とかがあるってことで。他の娘っこもこんな感じにドレスを着ている、と。
ちょっと酔ってるから尻滅裂だなぁ…。
( ^ω^)中途半端に忙しく、パソコンは使えるけどネットが制限される時が一番筆が進むなぁ。
- 145 名前:PDX.:05/11/16 08:25 ID:???
- >>144 なーぐるさん
私の場合苦痛系とか汚物系は苦手ですね。
四肢切断とかはNGって感じ。
でも、なーぐるさんの書きたい物を書いていただいてかまわないと思いますよ。
ついていけないと思ったら白旗あげて撤退しますので(^_^;
- 146 名前:なーぐる:05/11/16 08:53 ID:???
- いえ、私もあまりえげつないのはかないませんしw
今まで主人公クラスの人物の四肢を切断した話ってのは、魔法世界のモンスター
くらいだし。
さ、仕事行こう。フレックス万歳
それにしてもマナって口調難しい、と言うか統一取れてないなぁ。('A`)
猫かぶる時はですます調で、素では時々「〜だもん」「〜なの?」となるくらい。
- 147 名前:引き気味:05/11/16 11:31 ID:???
- >>144 なーぐるさん
うぁ、すみません。こちらで受信できてないです。
ひょっとするとフィルタに引っ掛けて削除しちゃったかもですので、もう一度送信して貰えないでしょうか?
- 148 名前:PDX.:05/11/16 16:22 ID:???
- >>147
い、いったいどんなNGワードが……gkbr
- 149 名前:なーぐる:05/11/16 20:54 ID:???
- 今送ったですよ。
>NGワード
思い当たりそうなのはグロ、エロス、フリークス、麻薬、宗教、獣○とかかな。
もしそうならコンゴ気をつけます
- 150 名前:引き気味:05/11/16 20:58 ID:???
- 忍道戒、羨ましい!
>>149 なーぐるさん
受信しますた。早速読ませて貰って、掲載作業に移るですよ (´∀`)ノ
- 151 名前:なーぐる:05/11/19 03:13 ID:???
- ⊂´⌒つ。Д。)つ
うわ、ガロ終わってから1時間も経ってる!
×××にフェラをさせるまでの前段階に何kb要せばいいのやら。
3話のままだと長すぎるから前後編に分離だな、これは。
とりあえず3話を今送りましたが難産だ…。
双子のお子さんは共に体重が3000gはあるますよ!なんて感じですじょ。
- 152 名前:PDX.:05/11/19 14:20 ID:???
- 女の子たちがシンジを囲んでのCFNMパーティなんてのもいいかなぁ、なんて思ったり。
- 153 名前:PDX.:05/11/19 14:47 ID:???
- 誰か一人がシンジと(あるいは他の男と)経験済みでもないかぎり、シンジを興奮させつつも可能なかぎりイかせずにその状態を維持させてパーティを続けるなんてのは難しそうなので、大人が一人教師役をかってでるとか。
これならシンジは童貞、女の子達は皆処女という設定でも可能になるしw
アスカの誕生日パーティに誘われたシンジ。
お隣の惣流家を訪れると、すでに他のメンバーは集まっていた。ヒカリ、レイ、マナ、マユミ……ひらたく言えばシンジ以外は皆女の子だ。
「誰がパーティの主賓かわからないわね」とからかうキョウコの言葉に真っ赤になりつつ、パーティはつつがなく終わるかと思われた。
だが、キョウコが「ナイショよ」と皆に飲ませた一杯のカクテル。シンジのぶんだけ特に強めに調合されたそれが、甘い罠への招待状だとは彼は知らなかった。
「あ、あれ?」
意識をとりもどしたシンジ。だが、何か固い台の上に固定されて身動きがとれない。
「ちょ、ちょっと、何だよこれ?」
真っ暗な部屋の中で叫ぶシンジ。耳を澄ますと周囲からクスクスと笑い声が聞こえる。
「恐がらなくてもいいわよ、シンジくん」
- 154 名前:PDX.:05/11/19 14:47 ID:???
- 「お、おばさん?」
「これからがパーティの本番なんですもの」
キョウコの言葉とともに部屋の明かりが点される。顔ぶれは先ほどと同じ。ただ、みんなパジャマに着替えている。そして、キョウコ自身は素晴らしい裸身をわずかなサイズの下着と、透き通って見えるネグリジェに包んでいる。
幼い頃から密かにあこがれていたキョウコの姿に頬を染めるシンジ。
「ここからはパーティの第二部、夜のパジャマパーティよ。みんな家の人の許しは得ているし、ふふ、シンジ君も、今夜は帰らなくていいのよ」
シンジが酔いつぶれている間に着替えさせたのであろう、シンジも女物のパジャマを着せられてしまっている。そしてそんな姿で、リビングのテーブルに四肢を縛られて拘束されてしまっているのだ。
「しばらく、シンジくんは静かにしていてね?」
微笑みながら、ボールギャグをシンジに噛ませるキョウコ。その手つきは異様に手馴れていた。
そしてパーティが始まる。普段男子たちの前では絶対に口にしないような猥談を始める少女たち。シンジをオカズにどんなオナニーをするのか、そんな話題がシンジの耳朶をくすぐり、パジャマのズボンの前を膨らませる。
「何よシンジ、アンタこんな軽いエッチ話でコーフンしてるわけ?」
クスクス笑いながらアスカの指先がズボンの前を撫でる。アスカだけではない、一人一人、順に彼を弄んでゆく。
……こんな感じで始まって、少しずつ剥かれていって最後はシンジ一人だけ全裸にされて、キョウコ指導のもと手コキ足コキ、あげくにフェラとかでさんざん焦らされてから射精させられて屈服。快楽と引き換えに皆の奴隷になると宣言させられて、週末ごとに「パーティ」に参加するハメに……だなんて。
- 155 名前:引き気味:05/11/19 23:57 ID:???
- >CFMN
何回か見掛けてますけど、その度に検索して言葉の意味を確かめる私。
着衣女性と全裸男性なシチュなわけですね。
>>153-154
私ですとこの後はどうしましょうかね。
貞元シンジ君ですと、あまりの屈辱に『前歯全部折ってやる!』とか、涙目で捨てゼリフに残して脱兎のダッシュ。
後日、沽券をかけて各個撃破の基本的エロ恋愛ゲー展開みたいなことを、微妙に最低風味でかんがえてしまうわけですが (;´∀`)
- 156 名前:PDX.:05/11/20 08:38 ID:???
- >>155
私のシンジきゅんの場合は逆転なんてあり得ないですなw
- 157 名前:PDX.:05/11/20 14:00 ID:???
- >>155 引き気味さん
今回の文章のネタにしたCFNMパーティの文だと、女性は基本的に着衣、せいぜい下着のラインが服の上からわかる程度の薄着というのが「ルール」でした。
だからアスカたちはパジャマにして、キョウコさんにちょっとサービス過剰になってもらいました。
- 158 名前:引き気味:05/11/20 15:00 ID:???
- 男性側が積極的な場合もCFNMの内ですかね?
放課後の教室で拘束されたアスカ。
取り囲む男子生徒達は、今からアスカに何をするのかを突き付けるようにいきり立つ股間を隠そうとせず、白いブラウスの上から傍若無人なまさぐりで乳房を弄びつつ、そのむき出しの獣器を擦り付けていくのであった。
四人、五人、にじり寄る男達の熱を持った牡茎が清潔な制服に先走りの液を塗り込ませていく度に、染みて直接肌にも伝わろうというじゅくじゅくとした感触が、処女の危機に立たされたアスカにか細い悲鳴を上げさせるのだった。
みたいな(w
- 159 名前:PDX.:05/11/20 16:12 ID:???
- >>158 引き気味さん
CFNMは男性のM属性のものですから、そういうのとは違う気がします(笑)
CFNMモノのアダルトDVDでも、男性は辱められる立場のようですし。
- 160 名前:引き気味:05/11/20 21:41 ID:???
- >>159 PDX.さん
>男性のM属性のもの
あ、なるほど (;´∀`)
- 161 名前:引き気味:05/11/22 00:20 ID:???
- エロ“文”じゃありませんけど――、(;´∀`)
http://www.saiin.net/~evangel/051121RI.jpg
- 162 名前:コースケ:05/11/22 23:55 ID:???
- >>161
眉毛キボンヌ(;´∀`)
- 163 名前:コースケ:05/11/22 23:59 ID:???
- >>162
あ、絵板に完成品あったのですねo(^^)o
- 164 名前:引き気味:05/11/23 00:07 ID:???
- (;´∀`)
- 165 名前:骨型:05/11/27 23:57 ID:???
- 黒(強)シンジで本編再構成…というのをちょいと考えてみますた。
どっかで見た〜、とか言うのがあったら御容赦を。…まだエヴァSS歴浅いもので><
―――
第二新東京空港。
今しがた停まったチャーター機から、降りてくる一人の少年。
高くない身長に似合わず、全身を漆黒のスーツでまとめ、更にサングラスをしている。
基本的には『背伸びした』ようにしか見えないのだが、そうは思わせないのは醸し出される風格からか。
「青葉」
「はい」
「車は?」
「は」
背後に立つ青年の方が少年に傅いている様は、傍から見ればジョークの一種としか思えない訳だが。
と、青葉と呼ばれた青年が車ではなく誰かを見つけたらしく、その耳に口を寄せた。
「…一佐、司令が」
「ふむ?」
と、視線の先には、蒼髪の少女と黒服を伴ってこちらを見ている中年の男が。
「ふむ、判りやすい。…青葉」
「は」
「私はあちらと合流して諸事を済ませてから第三に向かう。君は先に本部へ戻って通常業務に戻ってくれ」
「了解しました」
少年は心なしか少しだけ足を速めてそちらへと向かった。
「…よく戻った」
「ええ」
小さく口許を歪めた笑みを交わす、二人。
格好もそうだが、そういう仕草も良く似ている。
「おかえりなさい…兄さん」
「…一佐だ、レイ。ここではまだ、ね?」
ぽふ、と少女の髪に掌を乗せて、今度はにこやかに笑む。
頷く少女の髪を撫でると、少年は車に乗り込んだ。
- 166 名前:骨型:05/11/28 00:00 ID:???
- ――――
車内。
車が走り出して五分程。少年はサングラスを外し、年相応の顔を曝け出している。
最初に口を開いたのは中年だった。…こちらはサングラスをかけたままで。
「…シンジ」
「ん?」
呼ばれて、促された事に気づく。
「ああ。キール老の『説得』も終わった。次回の会議で補完計画は完全に書き換えられる」
「そうか」
「で、老にはカヲル、という孫が居るそうなんだが」
「…ん?」
「庶子の子だそうで、姓からして違うらしい」
「ほう?」
「だが老の気に入りのようで…それを妻にしろ、と言われた。…どうしたものかな」
「ふむ、問題ない」
「そうかい?ネルフの名義で何かを捻じ込むんじゃないだろうね?」
司令と部下、と言う割には随分ぞんざいな口を利くが、中年の方に気にするそぶりは見られない。
「アスカ嬢は、ユイが決めたお前の婚約者だ」
「…それで?」
「老も判っている。それでいてそういう条件を出したからには、程なく『問題がなくなる』」
「ああ、成る程ね」
つまりもっと上の権力を使う、という意味だ。
来週辺りには妻帯可能人数が増えている事だろう。
「初号機の整備は?」
「…万全だ」
「そう。…母さんは癇癪を起こしていないかい」
「まだ、大丈夫だ。後二日は待つ、と言っていたよ」
「短いねえ」
「そう言うな。機嫌を損ねられては堪らんだろう」
「まあね。父さんも苦労する」
苦笑する。
巨大兵器の文字通り『一部』となっているシンジの母は、触れ合えない分彼を溺愛している。
最低でも一週間に一度は彼の姿を見ないと暴走したり故障したりといった『癇癪』を起こすのだ。
- 167 名前:骨型:05/11/28 00:01 ID:???
- ――――
「…兄さん」
「ん?」
「もうすぐ着くわ」
「ああ、ありがとう。レイ」
助手席に座っていたレイの言葉を聞いて、シンジは視線をそちらに向けた。
目の前には、巨大すぎるほどに巨大な邸宅。
庭の時点で既にキロ単位の幅がある。
門の前に車が停まり、門番が恭しくそのドアを開ける。
「さて、引き続き爺様のご機嫌を伺ってくるかね」
「すまんな」
「仕方ないさ。来週からは第三は戦場だからね。パトロンは多いに越した事はない」
老人に好かれる、というのもあまり好ましい性質ではないような気もしないでもないが。
まあ、片方は身内なのだ。問題ない…筈だ。
と、車を一旦下りたところで、シンジはふと気づいたように後ろを振り返った。
「ああ、父さん」
「ん?」
「さっきのチャーター機の乗務員の…マクランディ嬢。あれ、結構いい声で啼くね」
「ほう?」
「仕込んだら後々楽しめるかもしれない」
ふむ、と呻くゲンドウ。
「判った。ヘッドハントの意向を兼ねて、屋敷に『招待』しておこう」
「悪いね♪」
嬉しそうにそう言うと、シンジは意気揚々と屋敷への門をくぐった。
碇家。
云百年前から日本を影で支配し、そして今もなお厳然たる影響力を持つ一族。
シンジの実家である。
- 168 名前:骨型:05/11/28 00:15 ID:???
- ――――
水音が響く。
室内、しかもここは意味合いとしては『待合室』の類であるのだが。
「…まったく、いきなりか」
「ご、ごぇんなさい。…れも…」
「かまわんさ。続けて」
体が幾つあっても足りないな、と胸中で呟きながら、シンジは自分の股間に顔を埋める女性を見下ろした。
「爺様は?」
「はぃ…」
一旦奉仕を止め、こちらを見上げる女性。
「先ずは旅の疲れを癒して、その後にとの事で」
「爺様の差し金か。…判った。じゃあ楽しませてもらおうか」
むしろ疲れが増すのではないか、という気もしないではないが。
「ふむ。…流石爺様、上品なのを選んでいる」
立ち居振る舞いを考えても、良家の出だろう。
二十代半ばから後半、と言ったところだろうか。
性的なものはともかく、躾というのはどうしても幼い頃からの積み重ねがモノを言う。
だが、機内で『愉しんだ』後の彼にしてみれば、動きに少々物足りないものがある。
「立って」
「…はい」
「足を」
「これで?」
否もなく、動きも弁えたもの。
「十分。では頂く」
「はぃ、どうぞ…。…っ、うン…」
ぐ、と中に潜り込ませ、動く。
「っ…はァ」
嬌声を上げる、というよりは艶かしく喘ぐ、と言った様。
向こうの女性は基本的に『乱れる』性質であるから、こう言った反応も新鮮で良い。
「…ふむ、見透かされたかな」
「はぃ…?…んくっ」
「ああ、何。気にしないで。こちらの話さ」
- 169 名前:骨型:05/11/28 00:31 ID:???
- ずんずん、と突き上げる。
はぁはぁと耳元で囁くように熱い吐息。
左手で右足と腰を絡め、右足で左腿を掴む。
「強く動く」
「は…んんっ!!」
同意を得る前に動きを早める。
「っ!…かっ…ひぃ…はっ!!」
「上品な喘ぎ方をするね。…好ましいよ」
「はっ…ありがとう…ございますっ」
大きな声を上げないのは、意識的なものか、天然か。
前者であれば、是が非でも悲鳴じみた声を上げさせたいと思うのだが。
「っ…ふぁ…はっ」
「ひ…くふ…ンぁ」
「ぁっ…はぁはぁ…んっ!」
どう抉り、回し、突いてみても反応に大差はない。
どうやら天然らしい。
壁の上の時計を見遣る。そろそろいい時間だ。
「さて。余り待たせても何だ、終わらせてもらう」
先ほどより強く突き上げ、衝動を呼び起こす。
そしてそのまま奥に突き込んで、発散させた。
「ん!んくっ…はぁ…はぁ…」
「ありがとう。中々にすっきりさせてもらった」
「…光栄、です。シンジ様…ン」
ぐったりともたれかかってのその受け答えに、笑みを浮かべる。
…何から何まで良い仕上がりだった。
- 170 名前:骨型:05/11/28 00:52 ID:???
- ――――
湯を浴びて、用意された和装に身を包み、部屋へ。
「おお、シンジ」
「悪いね、爺様」
「何、構わぬよ。…良い娘じゃったろう」
「ん。気に入ったよ。どうだろう、連れて帰らせては―」
「それは駄目じゃ。お前がここに来る理由が一つ減る」
「…成る程」
祖父の我侭と言えばそれまでだが。
苦笑するシンジ。ここでは単なる祖父と孫。互いの立場など関係なく、表情を崩せる。
と、祖父は茶でも飲むかのような気楽さで機密に切り込んできた。
「それで、キールの奴は何と言っておった?」
「ああ。…応じてくれたよ」
「本当か?」
「ん。次の総会で補完計画は簡単に言えば『俗なもの』に変わる」
「ふむ?」
眉を寄せる祖父。だがシンジは言及を避けた。
「ま、全ては敵生体を全て撃破してからだけどね」
「それもそうじゃの」
「取り敢えず、僕と父さんを相手にしては、彼らも強行に自分の我を通せるとは思えもしないだろう、って事さ」
「ユイの見立ては正しかった、と言う事かのう…」
祖父の嘆息の意味もわからないではない。
父は見た目で損をするタイプ、だからだ。
だが父あってこその今の自分があるのも事実だ。
「しかし、お前どうやってあの頑固者を説き伏せた?」
「三時間。じっくりと話をしただけさ」
大した事をした訳じゃない、と告げると今度こそ祖父は唸ってしまった。
あの頑固者が、とかやはり若い子供に、とか聞こえるが、無視。
「さて、んじゃ部屋に戻って少し休むよ。…流石に少し疲れた」
こういう状態では身のある会話は出来ないだろう。
「ん?…ああ、そうか。では夕食の折にな」
頷く祖父に、だがシンジはもう一つ頼みを口にした。
「で…さっきの人、ここに居る間の『お付』にしてくれない?」
「構わんが…余程気に入ったのじゃのう」
「ああ、ちょっとね。ああいう人をこう…」
ニヤリ、と口許を歪めて目を細め、
「思うさま啼かせてみたいのさ」
――――
- 171 名前:骨型:05/11/28 00:59 ID:gVYx+g1s
- さて、書いてみました…が。
…ダレダコレ。
黒&つよシンジ再構成、っていうコンセプトなんですが、なんかこう…なんかこう。
逆行とかのエッセンスがないと、こうまで違和感か。と。
取り敢えず、考えてみたネタのまとめ。
1.黒&つよシン。
2.女性関係は不真面目。だけど一部真面目。
3.ゲンドウとの仲は良好で、小ゲンドウ気味。
4.小ゲンドウは加持から『色々と』教えを請うているので、ゲンドウ凌駕は時間の問題。
5.ユイは色々あって既に覚醒してたり。
6.個人的な趣味でカヲルは女子ってことで。
こんなところでしょうか。
後で色々と設定に順ずるところを書こうと思っていますが、しかしこりゃシンジじゃないなあ、と我ながら。
少しずつシンジ的な肉付けをしていければ、と。
エロは…。ああ、なんというかなんというか…><
取り敢えず初のエロSS、なので生暖かい目で見てやってくださいまし。
- 172 名前:PDX.:05/11/28 07:31 ID:???
- >>171 骨型さん
>生暖かい目で見てやってくださいまし。
おkw
- 173 名前:引き気味:05/11/28 16:09 ID:???
- なんかこう、憧れつつ中々書けない類のツヨシンぽ。
スパシンとも言いますか。
すっかりエヴァFFの描き方に捩くれた姿勢を持つようになってしまった今じゃついつい変化球に走りたくなりますが、人が書いてくれると安心して楽しむだけでいられますからねぇ……。
とりあえずどんな展開に漕ぎ出していくのか、楽しみにしてます ヽ(゚∀゚)ノ
- 174 名前:なーぐる:05/11/28 22:51 ID:???
- スパシンものですか。
私も考えてみれば超能力を持っているシンジとかは書いたことありますが、
いわゆるスパシンは書いたこと無かったです。書いてみたいけど種という凄まじい反面教師がqあwせdrftgyふじこ
それはともかくとして、もう少し長台詞にした方がよろしいのではないでしょうか。
>「立って」
>「はい」
という短いセリフはそれぞれ別人のセリフだと言うことはわかるのですが、セリフに込められた感情が希薄に取れました。
骨型さんの脳裏には詳細な描写があると思いますが、文章という形を取っている以上、現実にはあり得ない多少くどい文章が必要になると思います。
あと、こういう短いセリフが連続すると段落の組み方を考えないと、少々読みづらくなると思います。
なにより描写に躊躇いを感じました。露骨なら良いと言うことでもありませんが、
正直なところ、詳細が不明の女性では情景とか容姿説明がもう少しないと、
妄想が難しかったです。アスカとかレイをそのまま出すのには抵抗があるかもだ。
もっと突き抜け、骨型さんも越えられない壁のこっち側へ!щ(゚Д゚щ) ハマーン
裸のままの欲望でパワーを絞り出すのです
ともあれどんな風になるのか楽しみにしております
- 175 名前:なーぐる:05/11/28 22:52 ID:???
- あ、しもた。
こっちは感想スレじゃなかった(;´Д`)
- 176 名前:骨型:05/11/28 23:25 ID:???
- 感想スレに返すのも何なので…
>なーぐるさん。
…あい、確かにためらっておりやす。
いぁ、ノーネームな女性だから描写はぼかしておいても大丈夫かなあ、と思ったりもしていたのですが…。
妄想し辛くちゃ何にもならんですねorz
精進致します。
>会話が短い
んー、実は意図して短くしてたりします。徒に冗長過ぎるのもなんかなあ…と思ったりしていまして。
長短あるのは判っているんですが、ちと慣れて描写に甘えていましたかね。
少しずつ変えて行きます。
ご指摘有難うございました。
これからもよろしくです
- 177 名前:骨型:05/11/28 23:49 ID:???
- ――――
翌日、午前十時。
司令執務室にシンジが姿を現した。
「碇シンジ特務一佐、ただいま帰投しました」
「ああ、お帰りシンジ君」
「うむ」
副司令の冬月がにこやかに出迎え、ゲンドウがいつもの調子で応える。
「では、これより初号機のテストに参加します」
「うむ」
そのまま振り返って退出するシンジ。
それを眺めて、笑みを浮かべる冬月。
「いい育ち方をしたものだな、ユイ君の息子は」
「…私の息子だ」
「判っている。ちょっとした嫌味だ」
「…そうか」
「…ところで、ユイ君の不機嫌はまだ治まらんのか」
「心配ない。シンジが顔を見せればすぐ機嫌を直す」
「戻って来たらどういう目にあうかな、お前」
「…」
どうやら思うところがありすぎるのか、顔を背けるゲンドウ。
「ネルフは表も裏も彼頼み、か。已むなしとはいえ、情けないことだな」
取り敢えず冬月もあまり隣の上司を当てにはしていないようだった。
- 178 名前:骨型:05/11/29 00:10 ID:???
- ――――
本部内廊下。
更衣室に向かっていたシンジに、声をかける女性が居た。
「あ、シンジ君おかえり〜」
「ええ。ただいまミサトさん」
笑顔を振り撒いてやって来るミサトに、同じく笑顔で応えるシンジ。
「ね、ね?ドイツの土産は?お土産」
「酒はありませんよ。調達する時間がなくて」
「えーッ!?」
「代わりにこれを」
疑問符を浮かべる彼女の手に、一枚の封筒を乗せる。
「加持さんから『愛しのミサトへ』だそうですよ」
「な…ななっ…なーっ?!」
「じゃ。テストに参加しますので」
顔を真っ赤にしてあたふたするミサトをかわして、歩き出す。
「あ…シンジ君。おかえりなさい」
「おかえりなさい、シンジ君」
「ただいま戻りました。赤木博士、伊吹二尉」
プラグスーツに着替えてケイジに下りると、二人の女性がシンジに声をかけた。
「では、始めましょうか」
「助かったわ。反応が悪くて困っていた所なの」
「…またですか」
溜め息を吐くシンジに、苦笑で返す二人。
「では」
シンジがプラグへ向かう途中、リツコが思い出したように声をかけてきた。
「ああ、シンジ君。終わったら健康状態の検査をするから、私の研究室まで来てね」
「はい」
視線が絡み合う。シンジを見るリツコの視線が、わずかに色を変えて。
「…先輩?」
「ええ、始めましょう」
その交錯は一瞬で消えた。
- 179 名前:骨型:05/11/29 00:27 ID:???
- ――――
テストは先ほどまでの苦労が嘘のように順調に終わった。
「現金なものね、ホント」
という責任者のぼやきが全てを象徴している。
さて、その責任者の私室。
厳密にはそうではないのだが、周囲の認識はそのようなものだ。
「健康管理には問題ないようね。異状は見られないわ」
「それは、ね。後一週間もないでしょう?体調崩して満足に戦えなかった、じゃ済みませんよ」
「そうね」
苦笑を交わす。
「さて。…それで、僕に何か御用なんでしょう?」
シンジの眼光が変わる。
いや、強さが変わった訳ではない。
言ってみれば、質の変化だ。
それも彼を知らない者から見れば変わった事にすら気づかないのである。
だが、目の前の女性にとっては劇的な変化だった。
ごくり、と喉が動く。
「言いたくないのであれば、このままお暇しますが―」
それは婉曲な催促。
「…司令が、ここの所抱いてくれないのよ」
「…ほう?」
二人の関係についてはシンジも弁えている。
と言うか、彼の最初の相手はリツコだった。
そういう相手に自分の愛人を用意する辺り、セッティングした父の正気を疑わないではないが。
偏愛の類だったのだろう、と今は勝手に解釈しているが。
「それで、僕に何を?取り成せとでも?」
「ええ、それもあるのだけど…」
と、徐に服を脱ぎだすリツコ。
「暫く相手をして貰えないと疼いてしまって…。久しぶりに…どうかしら?」
裸体を晒して迫る彼女に、シンジは
「ふふ…くっくっく…」
含み笑いで返した。
- 180 名前:骨型:05/11/29 00:39 ID:???
- 「くっく…。いくら父がご無沙汰だからって、僕を矛先にする、というのもどうかと思いますけどねぇ」
飽きられたか不安ですか?と問うと、
「っ!」
簡単に赤面するリツコ。
「プライドがないのか…。いや、あるからこそ『僕』なのかな?当てつけるにはまあ、悪くない人選です」
細めた目で、じっくりと裸のリツコを睨め回す。
「だけど、残念ながら父には『当てつけ』の意味すら為されない」
それは結局、『シンジの初めての相手』をさせている時点でも明らかで。
「当初から言い含められていたはずですね?貴女は…何者です?」
「っ…都合の、いい、女」
「でしょう?貴女は父に上司と部下以上のモノを求めた。だが、父は応えず、貴女は―」
シンジの視線によってか、言葉によってか。段々とリツコの頬が紅く染まっていく。
「『ならば、体だけでも』とせがんだ」
「あ…ぅ」
「だから貴女は仕込まれた。都合のいい女として」
リツコの瞳が潤む。
息も荒くなり、がくがくと足が震える。
「父が貴女に求めているのは『天才』の頭脳と、メスとしての機能だけだ」
ばっさりと切って捨てるシンジ。その視線が冷たくなる。
「貴女の愚痴は『おあずけを食らった犬』のものか?『嫉妬に狂った情婦』のものか?」
言葉の刃が、リツコの心を抉っていく。だが、その表情は少しずつだが上気している。
はぁあ、とリツコが大きく息を吐いた瞬間、
「まあ、意地悪はこれくらいにしておきましょう」
ふいにシンジは笑みを浮かべた。
プレッシャーの消失に、リツコは我知らず床にへたりこむ。
「ところで」
立ち上がり、ズボンのジッパーを下ろすシンジ。
「僕は父が世話し忘れている犬の世話をする用意ならあるんですが…」
その言葉に、リツコが視線を上げる。
その瞳は期待に濡れ、そしてシンジの言葉の意味するところを全く違えず理解している。
口にして、示せと言うのだ。
「貴女は、どちらかな?」
返答は、決まっていた。
- 181 名前:骨型:05/11/29 00:55 ID:???
- ――――
ことが済んで。
脱いだ服に袖を通していたシンジは、ふと思い出したように口を開いた。
「リツコさん」
「…なん、でしょう」
「さっきはああ言ったけど、僕はこれでも初めての相手を蔑ろにするつもりはないんだ」
「え?」
「もし、父に飽きたらいつでも言ってください」
「え?…え?」
「ああ、父の方はちゃんと取り成しておきますからご心配なく」
快楽にぼかされた頭ではシンジの予想外の言葉は処理し切れなかったのか、疑問符を浮かべるだけのリツコ。
ズボンを履き、ベルトを締める。
言葉の意味するところを理解出来る程度に思考が回復し、リツコがそれを反芻しようとしたところで、
「ああ、ところでリツコさん。僕がドイツに居る間に、父さんと一体何処でシました?」
「…そ、それは…」
「初日にケイジ。もしくは発令所でコトに及んだ。…違います?」
「…!」
図星だったらしい。
「何故って?父はあれで好色なのでね。わざわざ貴女を遠ざける理由なんて、これくらいしか」
一週間程度で『欲求不満』を口にするリツコも相当なスキモノである筈だが、そこの言及は避ける。
とまれシンジは部屋の奥にあるリツコの端末に手を伸ばした。
「で、母もなんか『無駄に疼く』らしくて、そういうのを見せ付けられるの嫌いなんです」
一応直接伝えてあるんですけどね、とつぶやきながら、所内の自分宛のアドレスを呼び出す。
並ぶ業務連絡やら誘いのメールやらの中に、目当ての新着メールを見つける。
「釘を刺されたんじゃないかな…。あ、ほら。見てください」
と、まだ床にへたばっていたリツコを手招きする。
「僕の所にも愚痴が来ていますよ。余程据えかねたんですねえ」
ふらふらとシンジの背後に立った彼女に文面を見せると。
リツコは無言で盛大に頬をひくつかせた。
――――
- 182 名前:FOX:05/12/25 16:52 ID:QK3sGAHc
- FOXです。ごぶさたしてます。
ええと、相変わらず「なぜそこにわたしが必要なんでしょう?」な会議に招集されてばかりな毎日で、その繰り返しっぷりから非常にありがちなネタを思いついて、一本先ほど引き気味さまに送付させていただきました。
そのうえ、慣れない「黒含有率ゼロ」なお話で……。
引き気味さまにupいただけた際には、ご笑覧いただければ幸いです。
- 183 名前:引き気味:05/12/25 20:51 ID:???
- >>182 FOXさん
お疲れ様です。先ほど掲載作業を執り行わせていただきました。
つか、『carols』をFOXさんが書かれてもう一年なんですね。
ある程度歳を食ってしまうと一年が早いとは言いますが…… (;´∀`)
- 184 名前:FOX:05/12/25 21:09 ID:???
- 早速のupありがとうございました。
惹句のほうも文字通り「引き」まできちんと作っていただいて。
あと、あの作品中のアスカは画像BBSの「凛とした、かっこいい、傷だらけの」アスカからいただいております。
>carols
そうなんですよ、あれを書かせていただいてもはや1年たっていることに昨日気づいて唖然としてしまいました。
「なんで漏れ、去年とおんなじことしてるんだろう…」っていうのが発端でした。
それにしても、Carolsで過分な評価をいただいたものだから「非黒系列」でお話を作ろうとすると妙に方に力が入ってしまいます(笑。
インパクトが足りなければ、「ああ、やっぱりFOXは黒くなきゃだめだ」と笑ってやってくださいまし。
お手数をおかけしました。ありがとうございました。
- 185 名前:引き気味:05/12/25 21:22 ID:???
- >>184 FOXさん
コピー文にエロ要素が殆ど入ってなかったりしますが――。
いやしかし、冒頭のレイのシーンは非黒と分類しきって良いんだろうかとか、ちょっと灰色っぽくはあります (;´∀`)
- 186 名前:FOX:05/12/28 00:41 ID:bLEllJnc
- >185 引き気味さま
>冒頭のレイのシーン
……う、たしかに。
後半との対比のために「性の捌け口、だれかの代わり」な扱いですからね……。
ま、ラストでお口直ししていただければよろしい……かと(汗
- 187 名前:引き気味:05/12/29 00:28 ID:???
- >傷跡ネタ
しかし、EoEに舞台を設定して、今回のFOXさんの設定のようにアスカもシンジも、そしてレイも傷跡持ちで――となりますと、彼らがイチャイチャしつつ進学した高校ではさぞかし浮いた集団になりそうですね。
悪い意味だけでなし、揃って凄絶に浮世離れした美男美女集団と言いますか。
普通に美人さんなだけのアスカさんたちだとなりますと、すぐに某「Frends」のような性質悪いのに目ぇ付けられ〜という展開を思い浮かべてしまうのですけれど、この場合、みなさん曰くありげ且つカタギには見えない向こう傷やら隻眼やら持ちで、しかもそれが美を損なわずにただ凄みを増す方に作用しているグループ。例えれば、クィーン・エメラルダスとハーロックの組み合わせの如くでしょうか。
冗談抜きで、パンピーな生徒には高嶺の花も良いとこどころではない憧れの対象だったり、崇拝されていたりというイメージですね。
でもって、すれ違うとため息がそこらから聞こえてくるような学園王族かましつつ、夜となればえらいエロエロと、そんな気品のあるところからのギャップというネタもどこかで使ってみたいもんです。
- 188 名前:FOX:06/01/08 01:21 ID:xiNobxxk
- ええと、絵板で名無さまが描かれてました「お手伝いさんアスカ(ぶるぶる震えるなにか装備)」を見せていただいて、ちょっと「ぴーん」と来ちゃったもので……。
ドアを開けて、軽く一礼。
唇には輝く笑みを浮かべて。
そして言葉には感謝の心を込めて。
「コーヒー、お持ちいたしました……御主人様」と。
愛らしいメイド服をまとったクォーター少女、惣流・アスカ・ラングレーはスカートの裾をつまんで深々と頭を下げた。
「可愛いよ、アスカ」
名を呼び捨てにされた給仕服の少女は刹那、唇を噛んだ。紺碧の瞳にちらと怒りが宿る。だが彼女は目を伏せ礼をする。
「……ありがとうございます。御主人様」
「中学生なんだよね。アスカは」
「……は、はい……御主人様」
「じゃ、アスカはレイって子とマナって子、知ってる?同じ中学生の」
「……は……い。……おんなじクラス……です。御主人……さま」
「凄いな、同じクラスにSクラスが三人もいるんだ。学校中のみんなが見に来るんじゃないの?」
「……いえ……そんなこと……ありません。御主人様」
馴れ馴れしく名を呼び捨てられ、さらにはプライバシーを踏みにじるような質問をされても彼女は不快そうな表情などまったく見せることなく、男の質問に答える。
「ファンがいっぱいいるんだって?アスカは」
「……は……はい。お客さまに……可愛がって……いただいて……ます。御主人……様」
うつむき、つぶやくようにこたえる美少女メイドに男の笑みはさらに大きくなった。
「そりゃ、一四歳のDカップクォーターメイドだものね。アスカの『御主人様』になりたがる奴はいっぱいいるよ」
きわどすぎる言葉にも少女は赤く頬を染めるだけだった。
それは、彼……彼女から「バカ」呼ばわりされつつも、でももっとも彼女と親密だと中学校では噂されている少年……が目にするはずもない反応だった。
- 189 名前:FOX:06/01/08 01:22 ID:xiNobxxk
- 彼女はいささかこどもっぽいところはあるけれど、正義感が強く、そして自分とその友人への侮辱を決して許すような人間ではないはずなのだから。
「昨日のアスカの『御主人様』は何人いたのかな?」
少女は即答しなかった。唇を噛みしめてうつむいてしまう。エプロンドレスの華奢な肩が震えていた。
「アスカ?」男の声が少し険を帯びた。
「……よにん……です。ごしゅじん……さま」
か細い声で答えるメイド少女に男はにんまりと笑った。
「意外に少ない……そうでもないか。普通なら、延長込みで二時間がせいいっぱいだからねぇ。アスカくらいのSクラスのメイドは。そうかぁ」ひとり納得した男は目を輝かせて続けた。「でも、今日は慌てなくていいよ、今日のアスカの『御主人様』はボクひとりだから」
「……うかがって……おります。御主人様」少女は言った。その瞳が涙で濡れていることを知った男はむしろひどく喜んでしまう。
その従順で良く躾けられたメイド少女に男はにやりと笑って右手のモニターを指さした。
「さっきさ、そのモニターで見せてもらったよ。アスカが準備するようすをね」
ひっ、と少女は息を呑む。男はその様子を気にせずに続けた。
「学校の制服をするする脱いで、下着も脱いで……あ、オマタのトコロが濡れてるって髪の長いお姉さんに笑われてたね……シャワーを浴びるところも見せてもらっちゃった。すごいね。Sクラスにもなるとお姫様みたいにお付きの人に洗ってもらうんだ」
ああ、と哀しげにアスカは吐息を漏らす。
伊吹マヤと大井サツキの両性をも蕩けさせる指でこの肌を磨き立てられ、「壱中の惣流・アスカ・ラングレー」から「Sクラスメイドの惣流・アスカ・ラングレー」になるところまで観察されたのだ。
- 190 名前:FOX:06/01/08 01:22 ID:xiNobxxk
- ……もしそうなら、「あれ」も見られてしまった……のね。
アスカの予感を裏付けるように、男はちいさなテーブルに置かれているリモコンを手に取った。「これの準備をしているところも映ってた。すごいね」
「……ああ、ああ……御主人……様……あまりアスカにいじわる……しないで……くださ……い!」
少女が下腹部を押さえ、同時に細い脚をもじもじとすり合わせた。
「あ、これはそこのヤツのスイッチなんだ」ゆっくりとダイヤルを回す。ぶうぅぅぅん、と羽虫の音が、ただしどこかくぐもった音が大きくなり、同時にアスカの声がさらに切ないものになった。
「教えてよ、アスカ、あのお付きのお姉さんたちに、何をいくつ入れられたのかを」
さらにもう一つリモコンを取り上げてスイッチを入れる。「ひン!」と少女が全身をひく突かせ、銀のトレイの上のカップが踊りあやうく落ちそうになった。
さらにもう一つ、スイッチが入れられるとメイド少女アスカは涙をこぼしつつ男に報告する。
マヤとサツキのしなやかな指とそれに塗りつけたシャボンで、象牙のような肌をくまなく磨かれ、丁寧にシャンプーしてもらった少女は、うっとりとした表情のままサツキに背後から膝裏を抱えられ、サツキに肌を密着させた姿勢で仰向けになるのだ。
「では、中も綺麗にさせていただきますわ、アスカさま」
サツキに耳元で囁かれ、こくりとうなずく。
「……あ」哀しい決意を込めて噛みしめていた少女の唇から切ない声が漏れる。
伊吹マヤがタイルにひざまずき、大きく開かれたアスカの太股の付け根へ舌を伸ばして「お清め」を始めたのだった。
マヤが柔らかな舌でつんつんとつついているのはアスカの菊門だった。
皺のひとつひとつまで丁寧に舐め上げ、かすかに褐色を帯びたひそやかなすぼまりをそっと舌でノックする。
最上級の「お姫様」の敏感な場所を清めるために、彼女たちが許されているのは舌だけなのだ。丹念に丁寧に、そして優しい舌遣いで、ゆっくりとゆっくりとその排泄口をほぐしてゆく。
- 191 名前:FOX:06/01/08 01:23 ID:xiNobxxk
- もっともマヤにとって、その行為は苦痛でもなんでもなかった。極上の美少女が不浄の孔を舌でほぐされて切ない声を上げるさまは、マヤにとっては至高の光景なのだから。
まだ「エンジェル」のひとりにすぎなかった綾波レイのアナルを四時間にわたって「お清め」し、それまではなんとか無反応を保っていたレイを拘束具をぎちぎち鳴らして生々しいほどの牝の声で泣き叫ばせたときの達成感と快美感は忘れられない。
その後Sクラスへ「昇格」したレイがシャワーのたびに真っ赤になりながらもマヤを指名してくるのが嬉しくて、愛おしくてたまらないのだ。
だからいまこの瞬間も、伊吹マヤは心を込めて惣流・アスカ・ラングレーの尻穴を舌で優しくほぐす。
そうして少女のつつましい菊門がほぐれてひくつきだすころ、マヤはガラスの嘴管をそっとそこへ挿入してゆっくり優しく、しかし確実に温水を注ぎ込んでゆくのだった。
シリンダーを押し切って、三〇〇CCすべて注入し終わると管の代わりに自分のほっそりした指で栓をするのもマヤは大好きだった。
熱く狭隘な括約筋で彼女の人差し指を締め付け、甘い匂いを全身から放ちつつせっぱ詰まったあえぎ声を上げる美少女たちがマヤは大好きなのだから。
そして彼女たちが儚く崩壊するさまを眺めるのもマヤは大好きだった。
だからアスカのしなやかな脚に自分の脚を背後から絡ませた開脚姿勢で横たわったまま、両手で少女のクリトリスをさわさわと撫でているサツキが「今日の御主人様がメイドにお望みになっている事」をアスカの耳元で囁き、少女がその言葉に頬を染め、しだいに陶酔の色もあらわにこくりとうなずいたその瞬間に「アスカさま、もう我慢されなくてもよろしいですわ」と恭しくささやいて指を抜くのだ。
「あ、あ、あ……だめ、だめ、だめ、ゆるしてぇ……ッ」
熱い少女のしぶきをまともに浴びせかけられても、それは伊吹マヤにとっては至福の悦びなのだから。
そうしてマヤとサツキに手を引かれて浴室から姿を見せたアスカの目の前に「教師」葛城ミサトが恭しく差し出した銀のトレイには七つのタマゴが、細い紐と電池ボックスのついたモーター入りのピンクのタマゴが置かれていた。
- 192 名前:FOX:06/01/08 01:23 ID:xiNobxxk
- ふかふかのバスタオルで肌の雫を拭われ、さらに丁寧に髪の毛を乾かしてもらったアスカは、言われたとおりに簡易寝台に横たわると膝を立て、そのタマゴをミサトに挿入してもらう。
もちろんそれはスムーズに彼女の中に入るよう、たっぷり潤滑液がまぶしてある。
銀の盆から取り出されたそれは、アスカの足下にひざまずき、大きく唇を開いて待つ大井サツキの口の中で彼女の唾液でたっぷり濡らされるのだった。
さらに彼女の菊門はマヤの奉仕でたっぷりほぐされ、まだ飾り毛もまばらな秘花も期待に震えてたっぷり蜜を吐き出しており、それらをスムーズに受け入れてしまうのだった。
すすり泣きと、溜息と、軽い絶頂をなんども迎えた惣流・アスカ・ラングレーは、その「いじわるなキカイ」を身につけたまま、美しく、愛らしく、清楚な衣装をサツキとマヤに着せてもらう。
純白のニーソックス、まっしろで可愛らしく、同時に豪華なレースの下着。
紺のプリーツワンピースはぴったりと彼女の肢体にフィットする。
ぴかぴかに磨かれたローファーは彼女の足に合わせた木型から作られたものだった。
そして、奉仕の証のカチューシャとエプロン。
その姿でアスカは男の前に現れる。
Sクラスの、「スレイブ・クラス」のメイドとして、御主人様に奉仕するためのとても美しい人形として。
「あぁ、あ……あ、お、ご、ごしゅじんさまぁ……」
少女はふるふると震え、ソーサーに置かれたカップにコーヒーを注いでいた。
「アスカったら本当にお馬鹿さんだな。けっきょくいまの説明じゃ『どこにいくつ』ローター付けられてるか分からないじゃないか」
「あ、ああ、い、いまは、お、お給仕の最中はおやめください……ごしゅじんさま。こぼしたら、あ、あ、アタシ、お仕置きされてしまいます……ッ。
男の腰かけるソファー前に置かれた低いテーブルに、前屈姿勢でコーヒーを注ぐ美少女メイドのスカートの裾からはちらちらと白い下着がのぞいていた。
だが彼女はそれを隠そうとはしない。それどころか無意識にショーツにくるまったお尻をくりくりと振り、あるいは内腿をすり合わせて、室内のあちこちに置かれた鏡を介して男にひどく蠱惑的な姿を披露してしまっていた。
- 193 名前:FOX:06/01/08 01:24 ID:xiNobxxk
- なぜなら少女はいま、「目の前のカップにコーヒーをこぼすことなく注ぐこと」以外に考えることができなくなっていたのだった。
いや、正確にはその際に施される「お仕置き」が頭の中から離れないのだ。
……「お仕置き」のたびにアタシはいやらしいカラダにされてしまう。
……「お仕置き」のたびにアタシはけっしてできないと思っていた行為を心からの感謝を込めてできるようにされてしまう。
……「お仕置き」のたびにアタシはアイツから遠くなってしまう。
……「お仕置き」のたびにアタシは「惨めで、恥ずかしくて、いやらしく堕落した自分」が大好きで、愛おしくてたまらなくなっているのだ。
二週間前、「御主人様」のアナルへの舌奉仕を行うことができずに泣き出してしまったときのことをアスカは思いだしてしまう。
そのときは全裸に剥かれてベッドに大の字にがっちり固定され、ぶるぶる震える電動玩具にクリトリス「だけ」を刺激されながら、いやらしいキスを一晩中続けることを強いられたのだ。
そのなかにはマヤ、サツキ、カエデにアオイだけでなく、「ごめんね、ごめんね」と泣きじゃくるマナも、「そんなに逆らうなんて、このあとにはあなたの『お仕置き』ね」というリツコの声と同時に泣きながらむさぼるように舌を絡めてきたレイもいた気がする。
「とっても可愛いメイドな制服」に憧れてその喫茶店のアルバイトを始めた少女を、三日にわたる監禁セックスで「Sクラス」のメイドに仕立て上げた調教師の男たちに代わる代わるねろねろと舌をねぶられ、あるいは強く吸われ、舌を伸ばしてそこに唾液を垂らされてしまうと「あ、ああん、あはぁ……もうやめれぇ、きす、きすだけじゃなくれぇ、あすかにおひんひんちょうらい……」とあの日以来虜になった極太で鰓の張ったペニスを懇願していた。
- 194 名前:FOX:06/01/08 01:24 ID:xiNobxxk
- 荒々しい雄とのキスのあとに【教師】ミサトや【デザイナー】リツコとの甘い接吻は彼女のプライドを完全にとろけさせた。
「できるわよね?アスカ」と優しく尋ねられた少女はこっくりとうなずき、舌を尖らせる。
くすくす笑ってショーツを下ろしたミサトがアスカの顔に腰を下ろすと、クォーター少女は唾液をいっぱい乗せた小さな舌でミサトのアナルを熱心に舐めはじめる。
まったく躊躇することなく、それどころかとても嬉しそうに。
ミサトが満足するとリツコにマヤ、サツキ、カエデ、アオイが次々とショーツを下ろしてアスカの美貌にヒップを遠慮無く押しつけた。
もちろん惣流・アスカ・ラングレーは逆らわない。彼女たちが命ずるとおり、すぼまりの中に舌を差し込み、あるいはその皺をなぞり、またあるときは音を立ててキスをする。
泣きじゃくるマナやレイが手足を押さえられて彼女の顔に可愛らしいお尻を向けたときも、アスカはうっとりと舌を動かした。
アスカと同じ日にアルバイトを始め、アスカと同じ日に隣り合って並んだ姿勢で純潔を奪われて「Sクラス」のメイドになった二人の少女の声が切なく甘いすすり泣きに変わるまで、彼女は菊門奉仕を続ける。
アスカにペニスで貫かれる快楽を教え込んだ男たちの、剛毛でぐるりと囲まれた尻穴にちゅっちゅっと可愛らしいキスをするのも、舌でれろれろ舐め回すのもなんら苦痛ではなかった。ただ、そのペニスで貫いてくれないのが少女にはひどく哀しかった。
そして翌日、「Sクラスメイド・アスカ」は昨日御奉仕ができなかった「御主人様」に再度お仕えする。
もちろん彼女に否やはない。
もちろん「御奉仕」の内容に間違いなどなかった。
昨日までどうしてもできなかった「アナル舐め奉仕」を命じられた少女は、とても嬉しそうに笑うと男の下半身を持ち上げてとろとろと唾液をその肛門に垂らしては音を立てて愛情を込めてキスができるようになっていたのだから。
- 195 名前:FOX:06/01/08 01:25 ID:xiNobxxk
……いや!もういやよ!これ以上アタシをアタシでなくする「お仕置き」だけは絶対にいや!
……このままだともう、アタシ、あいつに会えなくなってしまう!ううん、あいつに会えなくてもいいって思うようになってしまう!
決意を込めて、奥歯を噛みしめて。少女はそれを完遂させた。
電動玩具の与える意地悪な振動に耐え、ポットから一滴もこぼすことなくコーヒーを注ぎ終える。
「……さぁ、お召し上がりください。御主人様」謙虚な言葉遣いの端々には、かすかな勝利感すらのぞいていた。
だが、少女の敏感ボディは唐突にリモコンのボリュームが上げられると、がくがくと震え始めてたちまちその精神をねじ伏せてしまうのだ。
「ほら、アスカ、ちゃんと答えるんだ。いま震えているのはどこに入れているオモチャだい?」
「……ふ、ふぁ、あ、ぁぁあああ、く、くぅぅぅッ」下腹部を押さえてふらふらと絨毯の上でよろめくメイド姿に男は笑顔を隠せなかった。
そうして惣流・アスカ・ラングレーは屈服する。
十分な「教育」を受けさせられたメイド少女は、屈従の笑みを浮かべて男の質問に答えてしまう。
「……あ、あ、い、いまぶるぶる動いてるのは、アスカの……アスカのくり、クリトリスのトコロのですぅ……っ」
「じゃ、これは?」今度は別のスイッチが入れられた。
「あ、ああ……。それは、胸の、胸のところ……」ぺたんと絨毯に膝をついて、虚ろに少女は答えた。
「乳首をぶるぶるされると気持ちいいんだね?アスカ」
「はぁ……は……い……じんじんして、せつなくって、すきなんですぅ……ごしゅじんさまぁ」桜色の唇からとろりと唾液がこぼれる。
そこにはもう、「ファンクラブすらあるメイドウエイトレス・アスカ」として第三新東京市のフリーペーパーの紙面をなんども飾った、愛らしく勝ち気な表情などどこにもなかった。
そこにあるのは牡の獣性を刺激する、淫らで儚げな妖精だった。
男はかさにかかって次々とスイッチをオンオフし、ボリュームをいじわるに調整する。
「あン!だめぇ、ごしゅじんさまぁ!アスカの、アスカのおっぱいにいじわるしないでぇ、あ、アスカの、アスカの胸の先、壊れちゃいます!」高速振動するモーターに両方の乳首をじわじわと刺激されて泣き叫ぶ。
- 196 名前:FOX:06/01/08 01:25 ID:xiNobxxk
- 「……お、おねがいです、お願い、おねがいだから、じらさない……でぇ、アスカの、アスカのクリトリスをじんじんさせるのはやめてぇ……」ボリュームを最小限にされた微振動でじわじわとクリトリスをあぶられて、アスカは恥も外聞も捨ててさらなる刺激と絶頂をこいねがってしまう。
「お、あ、はぁ、あ、オナカの中でぐるぐるうごく、うごめいてぇ……ああ、ごしゅじんさまぁ!アスカ、アスカはだめになってしまいますぅ」狭い膣道に押し込まれた玩具がぶるぶる震えるとひくんひくんといやらしく腰をうごめかせて少女はよがり泣いた。
「あ!あ、だめ、一緒にスイッチ入れないでぇ!そ、それはお尻のアナ……アスカのアナルには、ローターが二つも入ってるんです!あ、ああ、ぶつかって、カチカチいいながらおなかのなかで暴れてるぅ……あ、ああ、あは……ん」がっくりと膝をつき、さらに絨毯に突っ伏してしまう少女の横顔はとても幸福でとても淫靡だった。
しかし残酷な電動玩具に無慈悲な絶頂に連れていかれ、すべてのスイッチを最強にされて息も絶え絶えに絨毯で全身を痙攣させるようになっても、少女は男に命ぜられると瞳に涙を浮かべ、這いずりながらも男の足下にひざまずく。
ソファーに腰掛けた男をちらと見上げ、「失礼します」と淑やかに述べて男のバスローブを拡げ、股間に屹立するペニスにちゅっとキスをする。「ああ、ああ、ああ、これ、これ、これ素敵……」と熱病にかかったかのようにつぶやいて、柔らかな舌を思いっきり伸ばして根元からくびれまで舐め上げ、先端の傘をじゅるじゅると舐め回す。ほっそりした指で貴重品のように睾丸を包み、頬ずりしながら熱い吐息を吹きかけてしまう。
そしてちいさな唇をいっぱいに開いて竿を頬張ると、無我夢中で頬をすぼませ舌を使い、さらに熱い唾液をたっぷりまぶしては強く吸い上げて男の射精をねだるのだ。
たっぷり出された精液が喉奥を叩いた瞬間、全身を震わせてアクメを迎えるメイド少女は、男に髪を撫でられてとても嬉しそうに笑うのだ。
手首を掴まれてぐいとソファーの上へと連れ込まれると。さっきまでおしゃぶりに夢中だった小悪魔は従順な人形になった。
- 197 名前:FOX:06/01/08 01:26 ID:xiNobxxk
- 電気玩具に刺激され、ひくひくと踊る若い身体を抱きしめられても拒否などしない。それどころかさわさわと男の緩んだ肌を撫で回し、その背中に手を回してうっとりと瞳を閉じるのだ。
ほっそりした脚を撫で回されても、グラビアアイドル並みのボリュームをもったバストをメイド服の上から好き放題に悪戯されても、スカートの中に不作法に手が忍び込んでも少女は一切抵抗しない。ぐしょぐしょに濡れたショーツの上から彼女の雌の構造をしっかり確かめるかのように指がゆっくり動いても「ああ、ああ、ごしゅじんさまぁ」と甘え声で全身を震わせるだけだった。
ソファーに押し倒されて、みずみずしいつややかな肌のあちこちにキスされ、舐め回されながら衣服を剥かれても逆らうはずなどない。
うつぶせのままで背中のボタンを一つひとつ外され、背後からブラジャーをずらした手がチクビにテープで固定してあるローターをころがしはじめても、美しい少女メイドは「あ、あぁん、あはぁ」と熱い吐息を漏らしているだけだ。
ビーナス像を思わせるような滑らかな背中を舐め回す舌も、いまの彼女にとっては至福の快楽を与える存在だった。腰から背中へ、そしてうなじへと舐め上がってくるぬらぬらした生暖かい物体に心昂ぶらせてしまった彼女は耳をねろねろ舐め回されて「今日の明日かはボクにどんな風に使えてくれるんだい?」と訊ねられるとまるで恋する少女のように頬を、うなじを染めてでも虚ろに答えるのだ。
「は、はい。ごしゅじんさま……今日のアスカはなにもかもを御主人様に捧げさせていただきま……す。アスカの……躰は御主人様を気持ちよくするためのモノで……す」
男はにやりと微笑んだ。
「そうか、この唇も……」男の指がぬるりと少女の唇を割り、温かな舌を玩ぶ。
「ふ……ふぁひぃ、ほうれすぅ……」
「この中学生離れした胸も」回り込んだ手でたぷたぷと持ち上げられる。
- 198 名前:FOX:06/01/08 01:26 ID:xiNobxxk
- 「そうで……すぅ。お好きなだけいじって、いじめてくださいませ。あ、あの『ぱいずり』も最近できるように……なりましたぁッ」
「このキツイ孔も今日は使っていいんだね?」ショーツをくぐった指にぬるりとは入り込まれてローターのケーブルを軽く引かれる。
「は、は、はい!きょ、今日の御主人様はとくべつな御主人様なんですから!お好きなだけアスカの女のアナを使って……あ、あぁ、お、お好きなだけお出しくださいぃっ」
自分の言葉に昂ぶり、感極まって泣き出した少女の髪を男は優しく撫でてやった。
「じゃぁ……」なかば剥かれたメイド服のスカートを大きくめくり上げ、ずぶりとショーツの上から指を突き立てた。「アスカのケツのアナも好きにしていいんだな?」
「お、おおぅッ!くふぅ……ん……も、もちろんで……す。アスカのアナルは御主人様のぶっと……ぶっといペニスにずぶずぶしていただくためにあるん……ですぅ」
浴室でマヤとサツキの指と唇に翻弄され、失禁したその水たまりの中で心が壊れるくらいに気持ちよくなってしまった少女は、「先輩たち」に命じられたとおりに叫ぶ。
浴室でサツキに「よかったわね、アスカ。今日の御主人様は、貴女の『全部』を買ってくださったのよ。あなたを気持ちよくするために、取ってもとっても、高いお金を払ってくださったのよ。あなたってなんて幸福な女の子なのかしら」となんどもなんどもささやかれた彼女は、この瞬間、間違いなく男に恋をし、そして絶対の恋愛感情すら抱いてしまっていた。
屈辱と、頭が真っ白になるくらいの快楽によって自分が「穢らわしい男たちの快楽のための商品」であると躾けられてしまった惣流・アスカ・ラングレーにとって、サツキの言葉は絶対の真実なのだから。
- 199 名前:FOX:06/01/08 01:26 ID:xiNobxxk
だから、ぶぶぶ……とちいさく暴れる玩具をゆっくりと引き出されてはまた押し込まれるというひどく残酷で淫猥な悪戯を繰り返されても、少女は逆らうことなどできない。その切ない快楽に、甘美な痺れに背筋をぞくぞくさせて、おとなしく男に命じられた姿勢を保つのだ。
一時間以上にわたるアナル責めの末、ゆるゆるにほぐされた少女の尻穴にはローターの代わりにカチカチになった客のペニスがねじ込まれる。
もちろん少女の唇から漏れるのは歓喜の声。
獣の姿勢でヒップをくりくり揺すり、ペニスで躰の芯をゆっくり貫かれる快楽を堪能してしまう。
ソファーにすりつけている張りつめたバストの先端が再びびりびり動き出すと、「ああ、御主人さまぁ!アスカの胸は溶けちゃいそうです!」ととても嬉しそうに叫んでしまう。
再びクリトリスのローターがうなり出し、少女の肉芽がゆっくりと屹立してゆく。そこに少女のアナルから取り出されたローターが押しつけられ、彼女のルビー色の敏感器官はブルブル動くふたつのモーターのサンドイッチにされた。
「ひはぁッ!ああ、ああ、あはぁ……く、う、は……」
言語も発せなくなったアスカの全身から力が抜けた。
男は強烈な締め付けとその体温を味わいながら、アスカのアナルのさらに奥深くまで男茎をねじ込み、ときに引き抜き、少女の体温をさらに上げさせるのだ。
やがてたっぷりとアナルに精液を注がれた少女は、再びローターで栓をされる。
ぶるぶると動くふたつのローターが直腸内で暴れ、注がれた精液をぶくぶく攪拌していく感覚に少女は酔い、感謝の言葉がピンク色の唇からこぼれ出た。
ぐるりと身体を返されて、立て膝の姿勢で少女の雌唇にペニスに侵入された。
澄んだ声で啼きながら、まだ三分の一も入っていないそれをやわやわ締め付け、襞をからみつかせた。
ずん、ずん、と奥へと進んでゆく感覚に、せまい肉洞を男の肉傘がゴリゴリ擦り立てる感覚に、ぶるぶる震えるモーターの甘い刺激に、アスカはもう耐えることができない。
- 200 名前:FOX:06/01/08 01:27 ID:xiNobxxk
- 「あ、ああっ、あ、ああ!ご、御主人様のオチンチン!素敵です、アスカ、アスカは、こんな素敵な御主人様に愛していただいてとっても嬉しいです!」
と絶対の服従を一夜の「御主人様」に誓ってしまうほど、ペニスで貫かれる快楽はすさまじいものになっていた。
立て膝の姿勢からM字開脚になり、腰をぶつけながら揺すられる。
自慢のすらりとした足首を掴まれ、V字の姿勢でごりごりと腰を回される。
対面座位で男の背中にしっかり抱きつき、ここ一ヶ月ほどで驚くほど成長したバストを押しつけ柔肉をぐりぐり変形させて歓喜の声で泣き叫ぶ。 「じゃぁアスカ、中にたっぷり出してやるからな。お前を孕ませてやるからな」と宣言されても少女の心にあるのは屈辱や恐怖の感情ではなかった。
自分が愛されているという満足と、「オカネで買われてニンシンさせられる自分」へのどろどろに甘い陶酔感しかなかった。
だから少女はさらに情熱的に男に抱きつき、下腹部をさらに強くごりごりと男に押し当てて無意識のうちに射精をねだってしまう。
「いつか純潔を捧げる相手」としておぼろなイメージ抱いていた少年とは「本当のキス」もしたこともない美人女子中学生は涙をこぼしながらなんどもうなずいて「ああ、ああ、御主人様!御主人様!あ、アタシ、アタシ!ニンシンしちゃうんだ!アタシ、御主人さまのあかちゃんをニンシンしちゃうんですね?」と叫んでいた。
やがて強靱なピストン運動ののちに双臀をぎゅっと掴まれてさらに深々と貫かれ、子宮口に直撃するような角度で精液を流し込まれると「あ!ああ……熱い、熱いどくどくがアタシのナカに……いっぱい、いっぱいはいって、はいってく……る」とつぶやいてエクスタシーを迎えてしまう。
荒い呼吸を繰り返し、くたりと男に体重を預けている美少女メイドのその愛らしく、美しい表情には感謝と隷従の笑みしかなかった。
- 201 名前:FOX:06/01/08 01:27 ID:xiNobxxk
やがて硬度を取り戻した男が少女メイドを再び貫き、ぐりりぐりりと犯しはじめる。
ほとんど連続的に押し寄せる快楽の波のなかでそのとき、アスカは知ってしまう。
……アタシがバイトを始めたから、御主人様と巡り会えたんだ!
……「お姉さまたち」がアスカを変えてくれたから、アスカをいっぱい感じさせてくれる御主人様にふさわしいメイドにアタシはなれたんだ!
……「おじさまたち」がアスカにペニスのすばらしさを教えてくれなかったら、アタシ、御主人様の赤ちゃんをニンシンすることなんてできなかったわ!
……そうなんだ!そうなのね!アタシ、アタシってとっても幸福で幸運な女の子なんだ!
……ああ、ああ!こんな素敵ですばらしい愛をもらえるなんて!
……アタシ、アタシ、すごく……シアワ……セ。
絶対の「真理」にたどり着いた奴隷メイドは男の指ひとつでまだ動き続けるモーターの振動に悶え泣きながら、男のペニスの与えてくれる快楽に溺れてしまっていた。
そして彼女は予感していた。
この「御奉仕」ののち、「Sクラスのメイドでいるための代償」としてさまざまなものを捨て去ることに同意する自分を。
- 202 名前:FOX:06/01/08 01:27 ID:xiNobxxk
たとえば……、
ママを。
学校生活を。
親友のおさげの女の子を。
惣流・アスカ・ラングレーという少女の社会的な生活を。
携帯電話の着発信履歴のほとんどを埋めている碇シンジという少年との関係を。
……これらのものを捨て去ることに。
アスカは分かっていた。
最初は泣いて拒否するかもしれないが、「Sクラスメイドだけに与えられる悦楽」を彼や彼女たちの指や舌、残酷な言葉や硬いペニスで思い出していくうちに、彼女はそれに同意するのだ。
大声で、泣きながら。
他の二人の少女たちの目の前であろうと。
アスカには分かっている。
きっと他の二人の少女たち……綾波レイと霧島マナ……も同じ言葉を大声で叫ぶであろうことに。
- 203 名前:FOX:06/01/08 01:29 ID:xiNobxxk
- うーん。なんだかコスプレ風俗系の妄想小説みたいになってしまいますた(w
ご容赦ください>名無さま
- 204 名前:絵板の通りすがり:06/01/08 01:46 ID:EtZDsr3Q
- あえて多くは語るまい、ただこの一言をFOXさんに捧げたい。
∧_∧
(*´∀`) n
 ̄ \ ( E) グッジョブ!!
フ /ヽ ヽ_//
- 205 名前:FOX:06/01/15 20:06 ID:jL50EQUQ
- 名無さまとPDX.さまのご感想に「インスパイヤ」されてしまいました……。
どんなもんでしょうか……。
「いい格好だねぇ。アスカちゃん。通学電車のなかでは痴漢を捕まえちゃうオンナノコが、この特別室では命令ひとつでこんなに恥ずかしい格好をしちゃうんだぁ」
「は……はい。御主人様のご命令は……ぜったいですから。そ、それにアスカはとっても、とってもエッチな女の子なんです……もの」
すらりとした脚を大きく開き、可愛らしいメイド姿の惣流・アスカ・ラングレーが前屈姿勢ですすり泣いた。
たっぷりフリルの入ったスカートの中身を、ベッドに腰掛けた男に完全に披露せざるをえない姿勢で頬を染めて涙をこぼしていた。
さらに少女の純白の下着は男によって、膝小僧のところまで下げられてしまい、一四歳のまだ瑞々しくもまだ硬い双臀を男の視線にさらしていた。
いや、それだけではない。
アスカの両手は自身の可愛らしいヒップへとまわり、真っ白な双丘を大きく割り開いてココア色の淑やかな排泄口を男の視線にさらしていたのだった。
屈辱と羞恥、さらには無理な姿勢を強いられているためか、そのSクラスメイドの意識は朦朧としているようだった。
だが嗚咽混じりに彼女の唇からは、驚くべき言葉が発せられる。
「ご……御主人様……本日はこの淫乱メイドのアナルをお買い上げくださって……あ、ありがとうございます。ど、どうかこのアスカのお尻のアナをご存分に堪能くださいま……せ」
- 206 名前:FOX:06/01/15 20:06 ID:???
- そう。
本日このSクラスメイド、惣流・アスカ・ラングレーは肛虐メイドとして「御主人様」にその身体を捧げるのだ。
美少女メイドは大きくしゃくり上げ、すすり泣いた。だが、ほっそりとした指であらわにされたアナルと同時に男の視線にさらされている花弁はひくつき、とろとろと吐き出された蜜は膝小僧に引っかかっているショーツへぽたぽたと雫となって垂れ、その染みを拡げていた。
そう。
一四歳のクォーター少女の肉体はこのあとの行為を待ち望んでしまっているのだった。
男はにやりと笑うと、つぶりと少女のアナルに人差し指を突き立てた。
「おぉ……う……ふぅぅッ……あは……あ、あっ、あ……」
ずぶずぶと少女の排泄口は男の指を受け入れ、きゅうきゅう締め上げてしまう。
「さ、アスカちゃん、はじめようかぁ」
男のもう一方の手ですべすべしたヒップを撫で回され、アナルを貫いた指でくい、と押し出されたアスカは、膝にショーツを絡ませた前屈姿勢でよちよちと歩き出す。
数歩でそこにたどり着いた。
そこにあるのは黒革に被われたベンチ。しかしそれは普通のベンチとは根本的に異なった形状……奇妙なカーブ……と、部品……いくつもの枷とベルト類……を備えていたのだった。
アスカは促されるままベンチにまたがり、その身をうつぶせに預けた。
シルクの手袋に包まれた手首に枷が巻かれ、ベンチの脚に固定される。
濡れそぼったショーツが右の、左の足首をくぐり抜かれ、膝を大きく引き寄せた姿勢のままベルトと枷で膝と足首が拘束された。
「ああ……」うっとりした声でアスカは啼く。
- 207 名前:FOX:06/01/15 20:07 ID:???
- そこにあるのは淫らなオブジェ。
ひくつくアナルと淫汁をこぼす牝襞をミニのフレアスカートからあらわにし、男の欲望のままに悪戯し貪ることが可能な美しいオブジェ。
その「素材」……うつぶせに拘束された美少女メイド……はまるで蛙のように無様なM字開脚とされ、さらにはベンチのカーブに沿ってヒップを高々と突き出さざるをえない。
さらにその革張りの淫椅子は、男の手元のスイッチひとつで角度も、高さも自在に調整可能なうえ、少女の目の前の壁は鏡張りになっていて、男は彼女の尻穴を存分に愉しみつつ、彼女の苦悶の表情も、快楽に歪む笑みも鑑賞できるのだ。
いま、モーターのうなりとともにベンチ自身が傾き、少女の意志とは関係なしにその美臀が「御主人様」が弄りやすい位置へ持ち上がっていく。
「アスカのお尻、いっぱいいじめてあげるからねぇ。いやらしいお薬たっぷり塗って、むずむずで気が狂いそうにしてあげて、指と道具でゆるゆるにほぐしてあげるよ。先週のレイちゃんみたいにオシッコ漏らしたらおしおきだからね。もちろんチンポでぐりぐりえぐったあとはザーメンで浣腸したげるから。ああ、楽しみだなぁ。アスカちゃんが我慢できなくなってお尻のアナからザーメンを噴水みたいに吹き出すときってどんなにいい声で鳴くんだろう」
少女を買った男の残酷きわまりない宣言も、躾がなされたSクラスメイドにとってはもはやそれは愛のささやきとなって聞こえてしまう。
通学のときにすれ違う男達をはっとさせてしまう美貌を淫猥にとろけさせ、惣流・アスカ・ラングレーはうっとりと微笑む。
「は、はい……ごしゅじんさま。あすかのおしりのアナ、おすきなだけおたのしみくださいま……せっ……あ、く、あ、ああ、あ……」
ゼリー付きの調教棒をアヌスに挿入され、少女は刹那苦悶の表情を浮かべる。しかしその瞳はどんよりと快楽に歪み、可憐なあえぎ声とともに唇からとろりと唾液が溢れ出す。 微細な突起で直腸壁をこすり立てられ、麻薬ゼリーを塗りつけられたアスカはうっとりと虚ろに澄んだ声でよがり泣く。
- 208 名前:FOX:06/01/15 20:07 ID:???
- 「あ、あ、熱い、おしり、おしり、アスカのおしり……こすっ、こすられてぇ……ああ、すてき、すてきですぅ、ごしゅじんさま、ごしゅじんさまぁ……」
ピンク色の唇をぬるぬると唾液で濡らし、小さな舌を尖らせてよがり泣く自分自身と鏡越しに対面させられたアスカはさらに美しく淫らに高まっていくのだった。
「御主人様」の淫戯への心からの賛辞と、自分たちのとっても幸福で気持ちの良い境遇を与えてくれた「ショップ」への感謝を交互に叫びながら。
ガラスの向こうで、惣流・アスカ・ラングレーが泣いていた。
「御主人様」の淫戯への心からの賛辞と、自分たちのとっても幸福で気持ちの良い境遇を与えてくれた「ショップ」への感謝を交互に叫びながら。
その感謝と快楽のあまりの涙が間違いであって欲しいと彼は思う。これがその場しのぎの少女の嘘であって欲しいと思う。
だが、ちがうのだ。
彼には分かっているのだ。
なぜならば彼はそれを見せられてしまったのだ。
あの理知的で、勇敢で活発な少女が拘束されて美女たちの指と唇で繊細に残酷に快楽を目覚めさせられ、覚え込まされるさまを。
鏡張りの部屋で綾波レイと霧島マナと並べられて純潔を奪われ、絶望と恐怖と苦痛に泣き叫ぶさまを。
- 209 名前:FOX:06/01/15 20:08 ID:???
眠ることすら許されず、調教師たちに常に三人同じポーズで輪姦され続け、親友でありライバルである美少女たちがお互いどんな声で鳴き、どうペニスに翻弄されるかをその目で、耳で、ときどき触れる素肌の熱で教えられた少女たちの口から罵倒や懇願の声がしだいに失せ、代わりに甘くとろけたうめきが漏れはじめるさまを。
睡眠不足と肉体的な疲労で精神が疲弊しきったところに、麻薬をちくりと注入され、全身が性感帯となった少女たちがペニスと美女たちに再び玩ばされ、精神が灼き付いてしまうほどの絶頂をなんども教えられるさまを。
快楽すら苦痛となってしまった少女たちに再び麻薬が投与され、甘い言葉で「提案」がなされるさまを。
すなわち「睡眠と休息が欲しければ言われたとおりの単語を一〇〇回マイクに向かって叫びなさい」というものを、それにアスカが、マナが、レイが唯々諾々と受け入れてしまうさまを。
マイクロフォン付きのヘッドセット……それにはヘッドマウントディスプレイまで付いていた……を被せられた少女たちが、目の前に表示される文字列をもはやその意味も理解できないまま大声で叫ぶさまを。
……じぶんは淫らな少女だと。
……この快楽を教えてくれたことに感謝すると。
……処女を立派なペニスで喪ったことはとても素晴らしい経験だったと。
……この快楽は自分の一四歳の、もしくは一三歳の人生において、最も重要なものだと。
……この快楽を得るためなら、自分はなにもかも捨てることができると。
……この快楽を与えてくれるものに、絶対の忠誠を誓うことができると。
……自分が淫らな奴隷になるために、優しい両親たちは彼女たちを慈しみ、育ててくれたのだと。
- 210 名前:FOX:06/01/15 20:09 ID:???
- 綾波レイ、惣流・アスカ・ラングレー、霧島マナの三人の美少女たちが声を合わせて、
「わたしたちは、ぶっといおちんちんにおかしてもらうためなら、どんなことでもします! どんなはずかしいめいれいも、どんなにいやらしいせっくすもよろこんでします!」
と叫んで意識を失うさまを。
意識を失った少女たちが、ベッドに横たわっているあいだもヘッドホンで先の「音楽」……今度は自分が叫んだものだけでなく、愛らしく美しい同級生たちの言葉もミックスされたもの……を聞かされていたことを。
数時間の休憩ののちに目覚めさせられた少女たちが言葉や態度では抵抗しつつもも、まるで見えない鎖につながれたかのように「彼ら」に簡単にねじ伏せられて甘いあえぎ声を上げるようになるさまを。
それどころか、男のペニスの動きとともに拙く腰を動かしては、快楽をむさぼるようになるさまを。
「法定伝染病患者と接触した可能性があるための隔離」と公的筋から少女たちの家族に正式に伝えられた三日の拉致監禁が終わるころには、少女たちは男のペニスを舐めしゃぶることになんの抵抗も持たなくなっているさまを。
「拉致監禁」の二日後に、惣流・アスカ・ラングレーが、霧島マナが、綾波レイが学校が終わるとすぐにアルバイトにやってきたときの、恋する少女の瞳を、頬を染めて浮かべるとても美しく淫靡な笑顔を……。
- 211 名前:FOX:06/01/15 20:10 ID:???
……彼は、碇シンジは見せられたのだ。
だから彼は分かってしまう。
少女が心からの幸福を感じ、「御主人様」に感謝していることが。
そして、彼は恐怖する。
この光景を見せられている意図が理解できたのだ。
「あらあら、また『おっきく』なったのね。若いって凄いわ」
よく手入れされたしなやかな指がシンジの肉茎に絡み、マニキュアが塗られた爪先で軽く剥き出しにされた亀頭のくびれを擦った。
少年は奥歯を噛みしめる。しかし無駄だった。
「また出ちゃったぁ」くすくす笑って頬にキスされた。少年は肩を震わせるしかない。
彼は赤木リツコという女性……表向きはアスカ達のバイト先である高級喫茶店の経営母体の重役のひとり……に逆らうことができないのだ。
なぜならば、少年もまた拘束されてしまっていたのだ。
衣服をすべて剥ぎ取られて、第二次性徴初期のしなやかでまだ女性的な肢体をあらわにし、代わりに首輪と一本の金属バーのみを身につけさせられていたのだ。
両手首に両脚をそのバーの枷につながれ、さらに首輪から伸びた短い鎖がバーにつながれてしまうと彼は躰を屈曲した上に悲惨な開脚姿勢を取らざるを得ない。
ようやく若草が生えそろったつるりとしたペニスを無様に立たせたところを嘲笑われても、首を振ることしかできないのだ。
さらに彼は知ってしまった。
アスカが、レイが、マナがこの姿勢を数ヶ月前に強制的に取らされていたことを。
「ぼ、ぼくを……どうするんです……か?」少年は自分の口調がいつのまにか変わってしまっていることさえ気づいていなかった。
- 212 名前:FOX:06/01/15 20:10 ID:???
- 「分かってるくせに」赤木リツコの代わりに少年の耳元で粘っこい声が答えた。「キミもあの娘のようなドレイになるんだ。男のチンチン突っ込まれてあんあん鳴くメイドさんになるんだよ」
「!!!」
少年は涙をこぼしながら背後の中年男……全身にたっぷり付けた脂肪がそのたるんだ肌からにじみ出してきているような卑劣漢……から逃れようと身体をひねる。
しかしそれは彼をさらに追いつめただけだった。
「あ、お……くゥゥゥッ」不自然きわまりない姿勢でマットレスから立とうとしたシンジは全身を震わせて硬直する。
「まぁ、また出しちゃった」赤木リツコが軽蔑しきった声でつぶやいた。
シンジは歯を食いしばる。だがそれはリツコの屈辱に耐えるためではなかった。
「おやおや、まだ我慢するか?」
首輪の鎖を引かれ、ベッドの上にあぐらを組んで座る男に無理矢理に背後から抱きしめられた少年は歯を食いしばったまま首を振る。
「いいねぇ。いいねぇ」男は実に楽しそうだった。「そんなにオチンチン硬くさせてて、そのうえザーメンびゅるびゅる漏らしちゃうんだから、オマエが気持ちよくなってることは分かってるんだ『よ』!」
「い!いいいいッ!」シンジが涙の粒を振りまきながら全身を痙攣させ、再び精液を吹き出させた。
「ほら、我慢しないで、声を出していいんだよ。悔しかったら泣いてもいいんだぜ。オマエのケツのアナ、もうぬるぬるしてきた上にずいぶんうまそうにオレの指をくわえてるんだから『よ』!」
「ああっ!」シンジが大きくのけぞる。男の人差し指で尻穴をめりめりと貫かれ、「初物用のお薬」をたっぷりじっくり塗り込まれた男子中学生は屈辱と強烈な刺激に耐えることができなくなっていた。
- 213 名前:FOX:06/01/15 20:11 ID:???
***
碇シンジの幼なじみでクラスメイトである惣流・アスカ・ラングレーが二ヶ月ほど前を境に急に「変化」し、少年と距離を置き始めたとき、彼は一抹の寂しさと嫉妬を覚えたのだった。
ついに彼女も恋をしたのだと。
物心ついたころから姉弟のように育ち、お互いの両親から「将来ふたりはお似合いの夫婦になればいいのにね」と言われていたため、シンジからするとアスカとの「その日」がくることはなかば当然と考えていた。
しかしそれは、錯覚に過ぎなかったのだと少年は悲しく結論する。
いや、この温かな関係に安住し、少女を求めなかった自分に非があるのだとけなげに結論する。
だが、少年には違和感があった。
少女の振る舞いに急に「おんな」を感じたこともそうだったし、少女が彼を見る眼差しにどこか決意と救いと、さらには飢えのようなものを感じてしまったのだ。
それだけではない。
その「変化」は彼の従妹である綾波レイとその無二の親友の霧島マナにまで及んでいたのだ。
クラスでも評判の美少女で、同じ喫茶店……その店のメニューはとても中学生の財布では払えないほど効果だったが、「厳選された」ウエイトレスたちはその制服と美貌が評判になるほどだった……でアルバイトしていること、その「変化」がアルバイト開始後二週間ほどに同時に起きていたことに思い至った碇シンジは学校帰りのアスカの後をつけたのだった。
彼は妙に鏡張りの壁が多い店内に苦労しながらも、アスカがフロアスタッフとして勤務していないことを知る。
ほかの客が「ここ二ヶ月くらい、アスカちゃんの姿を見ないな」と嘆く常連の声を耳にした少年はさらに疑念を深めた。
- 214 名前:FOX:06/01/15 20:11 ID:???
- 彼が少女とかすかな胸の痛みを感じながら一昨日交わした会話によると、少女は接客を担当していた(「うーんとね、あそこのウエイトレスって時給にランクがあるんだけど、アタシたちは『エンジェル』クラスなんだよ。ま、その中にもいろいろ細かく別れてるんだけど」)はずなのに。
意を決した彼は一度店を出たのち、その裏口からそっと入り込んで厨房を確認しようとし……。
……気がつけばここに、巨大なベッドがぼんやりした明かりに照らされ、隣室の様子がガラス越しに観察できる部屋に拘束具を付けられて身動きできない姿勢で監禁されていたのだった。
そうして彼は教えられた。
拘束され、叫ぶ少年の目の前に現れた赤木リツコと名乗る女性は、くすくす笑いながら彼にそのときのダイジェスト映像を見せ、微に入り細にうがった言葉で補足説明する。
彼女の幼なじみが、「お兄ちゃん」と彼を呼ぶ従妹が、彼の後輩にあたるくせに「シンちゃん」と明るく呼びかける従妹の親友が、どのような仕打ちを受けたかを。
そして彼にも施される。
「第一段階」の躾が。
「雛」たちにもはや自由がないことを思い知らせ、まだ幼い肉体に快楽を教えてそれに溺れさせる「躾」が。
衝撃的な映像を見せつけられつつその若い肢体を赤木リツコにいじられてなんども不本意な射精を迎えさせられた碇シンジの目の前に現れたのは思春期前期の少年なら「将来けっしてこうはなりたくない」と思ってしまう姿を体現したような中年男ふたりだった。
ぶよぶよした肉体に下卑た表情、臍のところまで剛毛に覆われた獣のような体躯。
赤木リツコの「人選」が少年に嫌悪を催させるタイプの雄を選んだのは明らかだった。
本能的に嫌悪の視線を男に向けたシンジは悲鳴を上げてしまいそうになる。
下着など着けていない男の下半身は屹立し、少年のそれとは比べものにならないほど太く長く、血管の浮いたペニスの先端からは透明な雫がぽたぽたと垂れていたのだ。
- 215 名前:FOX:06/01/15 20:11 ID:???
そうして、幼なじみの美少女をトラブルから救おうとした健気な少年のプライドはひとつひとつ砕かれてゆく。
髪をぐいと掴まれて面を強引に向かせられ、じっくり観察されて「可愛らしい顔しているから、すぐに『お得意様』が付くだろう」と断定され、細いおとがいをぐいと掴まれ唇をなぞられ、「フェラチオを覚え込ませたら一日中しゃぶってそうな唇だな」と嘲笑われてしまう。
抵抗できないまま表に裏に返され、とろとろとローションを男達に全身に塗り込められた。
赤木リツコの繊細な指ではなく、強欲な男達の二〇本の指に全身を撫で回されてもそれを快楽と感じてしまう自分に碇シンジは戦慄した。
小さな乳首を男の指でそれぞれこりこりと指先で弄られたあげく射精してしまったときには「やだ!やだぁ!」と叫んでしまう。
ローションを足の指のあいだまで垂らされ、ちゅうちゅうと舐め回されて舌が這わされた感覚に少年はマナと同じように全身を痙攣させて悲鳴を上げた。
「おい、シンジ、オレたちが正しいセンズリの仕方を教えてやるからな」と無骨な指でペニスを摘まれ、しゅっしゅっと強引に残酷に動かされていくうちに信じられないほど昂ぶってしまい、ついには男の掌にどくどくと迸ってしまったときは声を上げて泣いた。
そして男達の魔指は彼の排泄口へと及んだ。
指でさんざん弄り回して少年の悲鳴を楽しんだのち、ローションの瓶の先端をずぶりと突き立てて中へと注入する。
全身をがくがく痙攣させるシンジのアナルを男のひとりが人差し指で栓をすると、もう少年は逃れられなかった。
まだ細いペニスをかちんかちんに硬くして、先端からぬるぬるした液体をしたたらせて男の指による全身愛撫を受け入れてしまう。
- 216 名前:FOX:06/01/15 20:12 ID:???
それでもキスだけは拒んだ。
歯を食いしばって、断固として男の舌が口内に侵入することは拒んだ。
男はにやにや笑うだけだった。鼻を摘んで無理矢理迫るつもりはないよと言われたシンジだったが、それも肛門をゆるゆるピストンされ、ペニスを悪戯されるまでの抵抗だった。
「あ……お、あ……」と絶頂のあまりに舌を出して喘いでいたところをぱくり、と銜えられ吸引されるとその男子中学生の瞳からは涙がこぼれだした。
ヤニ臭い唾液をのまされ、ざらつく舌で口の中を蹂躙され、口蓋を舐め回された。
男の突きだした舌にキスをするよう求められるとかすかに首を振ったが、頬を軽く叩かれるとうっとりと目を閉じてキスをし、そのまま命ぜられたとおりちゅるりと唇で挟んで愛撫するのだった。
そうやって少年のタブーはつぎつぎと破られ、屈辱的な快楽を教え込まれた。
さらに目の前で少年が守りたいと思った幼なじみが破廉恥きわまりない肛虐奉仕を行うさまを見せつけられてしまうと、彼はまたひとつタブーを破ってしまう。
男達に、赤木リツコに促されると「声」をあげはじめたのだ。
最初は苦痛の声だった。
次は屈辱の泣き声だった。
そのふたつを我慢することをやめた彼の声が、甘く媚びを含んだものに変わるまでわずかな時間しかかからなかった。
さらにその声とは言えない音色が「むずむず……する」とか「あつい……あつい……」という具体的なものとなるまで、さらには「あ、あ、ダメ……そこは……だめ」という快楽を間接的に認めるものに変わるまで、ついには「あ、あ、きもち……あ、ああ!言っちゃダメだ!言っちゃダメだ!気持ちいいなんて言っちゃダメなのに!」と叫びだして赤木リツコを哄笑させるまで、一時間もかからなかったのだ。
だから、「アスカのご奉仕時間」が終わるころに、少年はついに決壊の時を迎える。
「おねがいですっ!おねがいですから、おねがいですからトイレ、トイレにいかせてください!もう、オナカがぐるぐるして、背筋ぞくぞくして、もうだめなんです!」と泣き叫んでしまうのだ。
- 217 名前:FOX:06/01/15 20:12 ID:???
- それはガラスの向こうでアナルにたっぷり精液をため込み、ペニスで栓をされていたSクラスメイドが叫んだ言葉とまったく同一だった。
だから「今日は友達の家に泊まるから帰らないと家に電話しろ。電話をしなかったり、途中で余計なことを言ったら、このまま街の真ん中に放り出してやる」と命じられると鼻水と涙で少女のような顔をぐしゃぐしゃにしてなんどもなんどもうなずき、いままで突いたことのない種類の嘘を碇ユイについてしまう。
「言いまし……た」
なにか言いたそうなユイに早口でなかば怒った口調で一方的に支離滅裂に事情を告げた少年は、電話が切られると安堵の表情でつぶやいた。
ぽんぽん、と頭を撫でられた彼は軽々と持ち上げられる。
「ここでひり出しちゃ駄目だ。それ用の場所に連れて行ってやる」
男に指で尻穴を犯されたまま台車に乗せられ、後頭部と肩で体重を支える無惨な姿勢のままでごろごろと室外へ連れ出された。
バランスを崩さないように少年は肩と後頭部と、彼の身体を貫く「芯」となっている男の指を力いっぱい締めつけざるを得ない。
下半身に力を込めるたびに彼の下半身からぞぞぞ、と快楽の波が押し寄せ、ペニスがひくひくとひくつくさまを目の当たりにすることになる。
何枚もの電子ロック付きのドアをくぐり抜けた少年の周囲が急に明るくなる。
「あ!あ、やだ!いやだ!」
かすれた声でシンジは叫ぶ。
彼の周囲にいるのはごく普通の人々、テーブル、それに椅子、甲斐甲斐しく動き回るメイド姿のウエイトレスたちだった。
彼の周囲の光景は、数時間前にコーヒーを飲んだ喫茶店の内部だった。
悲鳴を上げ、全身を汗に濡らして彼は暴れ、そして気づく。
誰一人として彼に注意を向けていないことに。
聞こえるはずの声も音もほとんど……ごくくぐもったものしか聞こえてこないことに。
「鏡……マジックミラー」
「偉いぞ、よく気がついたな」男がぽんぽんと頭を撫でると、少年は安心しきった表情ですすり泣きはじめた。
彼がいるのは壁から二メートルほど出っ張った空間内部だった。
喫茶店内からは壁から飛び出してしまった建屋構造物の三方に鏡を張っているように見えたが、実際は三面ガラス張りの隠し部屋なのだ。
- 218 名前:FOX:06/01/15 20:12 ID:???
- そこには椅子とガラステーブルがあり、ガラステーブルの上にはステンレス製のボウルが乗っていた。
「さ、テーブルの上に乗って、その中にするんだ。こぼしたらオマエの舌で掃除させるぞ」
宣告された少年は脚の拘束を解かれ、アナルを串刺しにされたままよちよちとテーブルへ這い上がる。
「ああ……」彼は溜息をついた。全身が震えていた。
その高さはちょうど喫茶店のテーブルと同じなのだ。
涙をこぼしながらしゃがむ。
背後はコンパ帰りの大学生たちが三人で席を占めていた。
右はカップルだった。ついウエイトレスに目がいってしまう若いサラリーマンを同僚らしい女性が可笑しそうに、しかし少し嫉妬の混じった表情で眺めていた。
そして正面にいるのは紅茶をすする初老の紳士だった。少年の真っ正面で、二メートルも離れない位置に白髪をオールドバックにまとめた彼はひとり席を取っていたのだった。
……気づかれていないとはいえ、人々が笑いさざめくその真ん中のガラスの檻で、自分は排泄を強いられるのだ。
あまりに倒錯的な状況に少年の心臓は破裂しそうだった。
そのときに気づく。
少年の全身から冷や汗が流れ出す。
「あぁ!」シンジの動悸が高まる。
その上品そうな紳士がにっこりと笑ったのだ。
彼の向かいには誰もおらず、鏡しかないのに。
鏡しか……ないのに。
老人がテーブルに置かれた携帯電話を手にするとボタンを押しはじめた。
鏡しか……ないのに。
「そ、そんな……!」
少年の携帯電話が鳴っていた。男のひとりがそれを取るとシンジの耳に当てた。
「やぁ」柔らかで深みのある老人の声だった。彼には覚えのない声だった。「わたしが見えているかね?」
- 219 名前:FOX:06/01/15 20:13 ID:???
- 彼の正面の老人が携帯電話に向かって話しかけていた。その口の動きは彼の耳元でささやいているようだった。
「答えたまえ」老人の声はガラスで囲われた空間のなかでは明瞭に響いた。
無言のシンジの尻穴が掻き回された。
「ひ!……聞こえて……ます!」
「よろしい」男の声には命令することに慣れた色彩があった。「いい音色だ。ちゃんと調律されればよい製品になるだろう」
「では、私の目を見たまえ」
「そんな……ひぁ!」アナルから押し寄せる感覚にもう少年は逆らえなかった。
「みま……した」
「では、出したまえ。私の目を見たまま、名前と、年齢と自分がなにをするか告げながら」老人は会話の声が他人に聞かれない絶対の自信があるようだった。
「そんな……僕には……できない……」
「できるとも。君の従妹も最初はそう言っていたが、いまではそこで事情を知っている客どもに観察されながらオナニーするのが大好きのようだよ。携帯電話を使ってあの可愛らしい声で『実況放送』するんだ。店内の様子や、顔見知りの「エンジェルクラスの」ウエイトレスたちに卑猥きわまりない呼びかけをする内容は、さすがに料金を取るだけのことはあるな」
「ああ……」少年は絶望する。あの清楚で甘えん坊で、しかし外面は怜悧で冷静さを貫くレイが、背徳的なオナニーを好んで行う牝奴隷と化身させられたのだ。
そうして自分自身の性感を高めてしまったSクラスメイドはそのまま「ステージ」へ呼び戻されて、クールで清楚な外観からは想像もできないマゾ娘ぶりを発揮して「奉仕」を行うことはいまの碇シンジには容易に想像できる。
しゃがんだ少年のほっそりした脚が、全身が熱を帯びたようにがたがたと震えはじめた。
「できるな?」老人の声はあくまでも穏やかだった。
「……はい」自分の口から服従の言葉が発せられたのを、シンジはどこか遠くの世界の出来事のように感じていた。
「では、やりたまえ」
- 220 名前:FOX:06/01/15 20:13 ID:???
- ずるりと指を抜かれる。快楽が全身を貫き、少年は甘い声で啼く。
そして崩壊の快楽に涙をこぼして電話に向かって叫ぶのだ。
「い、いかり、碇シンジ……一四歳です!い、いま、いま僕は……ウ○チをしていますっ!あ、あ、気持ちいい!あ、ああだめ、だめだ!だめだよぉッ!」
排泄の快楽にすすり泣きつつ、少年はほっそりした肉茎から大量に白濁液を噴出させて目の前のガラスをどろどろに汚した。
受話器から聞こえてくる少女のように泣き声に、白髪の老人は深くうなずくのだった。
「よろしい。調律後が楽しみだ。入札にはぜひ参加させてもらおう」と。
「さぁ、手を後ろに回して、アスカ」
「はい。ミサトお姉さま」クオーター少女は素直に両手を回す。エナメルの拘束具が両手にかぶられ、肩口のところまで引き上げられるとベルトで固定された。
「今日のアスカはね、お口でご奉仕するのよ。御主人様のくっさーいペニスの匂いを胸一杯に吸い込んで、どきどきしながらおしゃぶりする日なのよ」
肩を抱かれ、桜色の唇のなかへと指を侵入させて美少女メイドの温かな舌を玩びつつ葛城ミサトはささやいた。
その言葉だけで惣流・アスカ・ラングレーは感極まったように全身を震わせた。
「ああ、アタシ……すごく嬉しい!」
「でしょ?」
ブルーの瞳を喜びの涙で濡らして少女はこくこくうなずいた。
「それでね、アスカ、もう一つお願いがあるの」
「なんですか?ミサトお姉さま!」
「今日はね、あなた一人じゃないの。もうひとりいるのよ」
え?と可愛らしく小首をかしげるアスカにミサトは言った。
- 221 名前:FOX:06/01/15 20:14 ID:???
- 「Sクラスに昇格中のコなんだけど、ちょっとお口のご奉仕に抵抗があるみたいなの」
「バッカじゃないの?そのコ!」アスカはうっとりした表情でののしった。「オチンチンが大好きじゃないなんてSクラスにいる資格なんてないわ!」
「あらあら、アスカったらとってもいい子に育ったのね。お姉さん嬉しいわ。ちょっと前までは『そんなコトするくらいなら歯を立てる』って言ってたのにねぇ」
「あ、あのときはアタシもまだ淑女としての躾がちゃんとできてないころだもん……マヤやサツキにきちんと躾けてもらってからは、そんなことしなかったでしょ?」
「偉いわ、アスカ。だから、今度はあなたがそのコを躾けてあげるの。できるわね?」
「う、うん、でも、どうやって?」
「お手本を見せてあげるの。どんな風におしゃぶりするか言葉で説明するのも忘れちゃだめよ」
「あったり前じゃない!アタシしっかりきっちりその劣等生に教えてあげるわ!」
「偉いわ、アスカ。きっと御主人様も喜んでくれるわ」
「う、うん!アタシ、がんばる!」
満面の笑みを浮かべるSクラスメイド・アスカの表情には一点の曇りもなかった。
ただその表情からはなにか重大なものが抜け落ちていたのだった。
そうして惣流・アスカ・ラングレーは「ステージ」へとあがる。
そこでは白髪をオールドバックにまとめた紳士がソファーに腰掛け、奴隷メイドの口を使っているところだった。
その奴隷メイドが身につけているのは「エンジェル」たちが身につけているものと同じ給仕服。アスカと同様両腕を拘束され、黒絹の目隠しで視覚を封じられていた。
紳士は彼女の黒髪のショートカットを玩びつつ、足元に跪いた彼女の喉奥深くペニスを突き込んでいた。
ただしそれは「彼女」の自発的なものでないことは明白だった。
彼女の口には強制口唇奉仕リングが取り付けられ、その意志とは関係なくフェラチオが可能なようにされていたのだから。
「やぁ、君がこの娘の教師役かね?」
初老の男に声をかけられたアスカは、拘束具の存在すら想像させないほど優美に頭を下げてみせる。
「はい、さようでございます。御主人さま。アタシ、Sクラスメイド・惣流・アスカ・ラングレーは全身全霊をもって、その未熟なメイドが御主人様にご満足できる舌遣いができるよう特訓いたします」
- 222 名前:FOX:06/01/15 20:14 ID:???
- アスカが名乗ったそのとき、ショートカットのメイドは全身を強ばらせ、なにか叫んだ。しかしそれも喉奥深くにペニスを突き込まれると静かになる。
アスカの眉がぴくりとあがった。
……ナニ?この子、ぜんぜん躾がなってない!まるで昇格前のレイみたいじゃない。
だが「それは頼もしい。こちらへおいで」と老人に促されるとアスカはにっこりと微笑み、「はい」嬉しそうに頬を染めてひざまずくのだ。
その「半熟メイド」と肩が触れあう位置に、男のペニスのすぐそばに。
ぶぶぶ、というモーターのくぐもった音を耳にしてアスカは男を見上げた。
「尻穴にローターをふたつ入れてある。拡張プラグもイボ付きの特製だよ。もうやみつきのようだな」
子犬のように頭を撫でられた新米メイドのうなじは紅色に染まり、膝の力を失ってなんどもアスカにふらふらと身体を預けるさまからして、彼女が尻穴責めの快楽に耽溺しきっていることは明らかだった。
……ったくもう、御主人様にこんなに良くしてもらってるのに、お口でするのがイヤだなんて……なんてバカなのかしら?
「では、お手本を見せてもらおうかな」
強制フェラされていたペニスがぬるりと引き抜かれ、アスカの目の前に老人のものとは思えないほど太く鰓の張ったペニスが現れる。
雄のフェロモン臭と精液の匂い、さらに甘い唾液の匂いを嗅いだとたんクォーターメイドの全身が熱を帯び、青珊瑚色の瞳がどろりと濁った。
「いいこと?アンタ?御主人様に奉仕するときはね、まず唾液をたっぷりろせたひたでこーんな……」
説明もなかばにアスカは一心不乱に唾液を乗せた小さな舌で丹念に丁寧にれろれろとペニスを舐めあげはじめた。
その子猫がミルクを舐めるような舌音と、途中に混じる甘い吐息を聞かされた「半熟メイド」は全身をゆすってなにかを叫んでいた。
だが重度のペニス中毒に仕立て上げられてしまった美少女メイドにはその声が聞こえるはずもなかった。
- 223 名前:FOX:06/01/15 20:15 ID:jL50EQUQ
- ただ一心不乱においしそうに、「教育」のことも忘れて、白髪の老人のペニスを舐めしゃぶっていたのだった。
だからアスカは気がつくはずもない。
男の苦笑まじりの視線が「調教中のメイド」に注がれ、その反応に痛く満足していることも。
当然アスカは気がつくわけもない。
いまこの瞬間、惣流・アスカ・ラングレーは「幼なじみで、だいすき(だった)オトコノコ」と間接キスを交わしていることに。
その幼なじみのアナルバージンを奪い、滲み出た血と汚れが彼自身の唇で拭われたペニスを舐めしゃぶっていることも。
もうじきアスカの目の前で、「第二ラウンド」が始まってしまうことも。
・・・う、「キャラちがうやろ!」とかまたお叱り受けそう・・・
- 224 名前:PDX.:06/01/15 20:31 ID:???
- >>205-223 FOXさん
ムッハー(AAry)
すんばらしい。
アスカ達の堕とされる様の描写も、シンジを襲う精神的陵辱の数々も、むっちゃ
濃厚ですやん。
どうもありがとうございました。
- 225 名前:すとらと:06/01/15 20:59 ID:???
- >>205-223 FOXさん
お疲れ様です。
本気で興奮させられました。
- 226 名前:引き気味:06/01/15 21:45 ID:???
- >>205-223 FOXさん
酷っ、何も知らないアスカさん酷っ(笑
暴露してもらった後のパニクりとか、決まり悪いにも程がある“再会”とか、そこらがまた妄想所ですねぇ (;´∀`)
- 227 名前:引き気味:06/01/15 21:48 ID:???
- 月曜の朝を前にちまちま溜まっていた分の更新作業を行ってます。
後はBBS投下分のネタを抽出ログに拾い上げたり、html化をしたりとするつもりですが、名無さんとFOXさんのコラボのこのメイドアスカさんシリーズはどうしましょうか?
挿絵入りのhtmlにしてしまおうか、汁絵板のログとここのログを張り合わせて抽出のとこに置いておこうかといったとこですが。
- 228 名前:FOX:06/01/15 22:23 ID:jL50EQUQ
- >>227 引き気味さま
えっと、まず掲示板にupさせていただいたものはけっこう誤字だらけなので、ちょっと手直しさせていただきたいです。
日付が変わる前に送付いたしますので、申し訳ありませんが挿絵付きのhtmとさせていただけないでしょうか?>引き気味さま 名無さま
すみません……。
- 229 名前:引き気味:06/01/15 22:24 ID:???
- >>228 FOXさん
了解です。
- 230 名前:FOX:06/01/15 23:27 ID:???
- >引き気味さま
さきほどデータを送付させていただきました。よろしくお願いいたしますー。
- 231 名前:引き気味:06/01/15 23:34 ID:???
- >>230 FOXさん
はい、確かに受信いたしました。
- 232 名前:引き気味:06/01/15 23:39 ID:???
- ★FOXさん
>>99-110の、「観察記録」はどうされます?
簡単な誤字脱字等はこちらで処理も出来ますが、これはまた後日にしておきましょうか?
後は、骨型さんの連載もhtml化してしまいたいとこですが、これはまだ途中ですし、とりあえず抽出ログに入れておきましょうかね。
- 233 名前:引き気味:06/01/15 23:42 ID:???
- うぁ、「観察記録」は前回ので抽出ログに入れてありましたか (;´∀`)
- 234 名前:FOX:06/01/16 00:00 ID:???
- >224 PDX.さま
気に入っていただけたようで幸いです。
>『私向き』な妄想
からアイディアをいただきました。いまはまだ「女装少年」であることに価値を見いだされているシンジくんですけれど、きっともうちょっとマニアックな方々向きのメイドとするために「むかし男の子だったこともある美少女」に造り替えられてしまうかも。
バイトごとに打たれる注射に恐怖しつつも、「もし逆らったらアスカに危害が及ぶかもしれない」と哀しい自己犠牲として自分の肉体が少しずつ変わっていく恐怖に耐えている……と考えているのは実は彼だけで、注射のあとのアルバイトで与えられる正気を失うほどの快楽に逆らえなくなっているとことが大人達にはとうにお見通しだとか……。
いま思いついたんですけど、シンジがその牡の象徴をいちども女性に対して使うこともなく「おっきなクリトリス」へと造り替えられてしまうことに、アスカが歪んだ「純潔(どんなに性を受け入れても孕むことがなく、いままで女を汚したこともない)」を見いだしてしまうってのも面白い気が。
ちょっとそこまでたどり着くには、筆力がまだ足りないですね。
>225 すとらとさま
一応、「さほど限られていない」方でもOKだったと。ほっとしてます。
もっとも、お話のなかでのシンちゃんって「自分は男の子だと主張する中性的な存在(一応オチンチンつき)」ですから、その手の趣味がないひとも受け入れやすいし、書きやすいんですけれど。
>226 引き気味さま
>暴露してもらった後のパニクりとか、決まり悪いにも程がある“再会”とか、そこらがまた妄想所ですねぇ (;´∀`)
どうしようもなくアスカに依存してしまうシンジに対し、支配者として振る舞ってしまうかもしれませんね、このアスカの場合。
とてつもなく辛い現実を突きつけられた少女が自己正当化のために「アンタが、アンタが抵抗しないから!アタシを救ってくれないから!」って感じになると黒くてDQNでイイ感じかも。
完全ネコと化したシンジたんをアスカやレイが「いい子いい子」ってするのもほのぼの悲惨で、筆力さえあれば燃える展開が期待できるような気が……します。難しいけど。
どうもありがとうございました。
- 235 名前:FOX:06/01/16 00:02 ID:bd9B3lb2
- >>233 引き気味さま
「観察記録」は抽出ログのままでお願いいたします。
htmとしていただくとすれば、加筆してからとしたいですし。
お気遣いありがとうございました。
- 236 名前:引き気味:06/01/16 00:10 ID:???
- >>235 FOXさん
>アンタが悪いのよ
こうなってしまうともう、徹底して誇りも何も失ってしまったシンジは、救い上げてくれる人や切っ掛けが無い限り、ある意味アスカたち以上に無残に変貌していくかもですな(怖
>ログのまま
了解です。
- 237 名前:PDX.:06/01/16 00:27 ID:???
- >>234 FOXさん
洗脳の完了後は自宅から「バイト」に来ているようですから、ユイさんとかに見つからないよう、肉体の改造はさすがにもっとあとでしょうかね?
男性としての成長を抑えるような薬を処方はされるかもしれません。
さすがに某黒ショタマヤみたいに彼を去勢してしまったりはしないでしょうし(汗)
アスカは、シンジへの恋心を洗脳により「姉妹」の意識にすり替えられてしまっているかもしれませんね。
ドジで臆病な妹の腕を引っ張ってやらないといけない使命感に燃えていたりして。
(この物語における)レイに対する意識のようなものといいますか。
でも、シンジの「大きなクリトリス」にアスカやレイ、マナが「それを受け入れてみたい」と思わないように意識操作はされているんでしょうね。お客の要望とあれば、それを手でしごいたり口でしゃぶったりして射精に導いたりすることはあっても、シンジとの交合は意識に無いとか。
シンジが童貞であることの価値を客達も承知しているから、彼はあくまで童貞のままより淫らに変えられてゆくと。
- 238 名前:PDX.:06/01/16 00:43 ID:???
- >>237みたいな誘導がされていると、シンジと同じロッカーで着替えたり、シャワーも一緒に浴びていたりするのかも。
シンジはまだ中途半端に男の子としての羞恥心とか性的好奇心とか残っていて、アスカ達の前で裸になることをためらったり、あるいは彼女らの裸を見てしまう事に動揺するのだけど、アスカたちはまったく通常モードだったり。
無論シンジが彼女らを襲ってしまうなんてこともなくw
でも虚しく勃起する「大きなクリトリス」。
「アンタって本当見境ないのね?」なんて笑いながらシンジのそこを手で苛めてくれたりするけど、「ご主人様のお許しなし」での粗相が許されるはずもない、と。
- 239 名前:骨型:06/01/16 12:20 ID:???
- >抽出ログ
ああ、申し訳ありません><
ちっとばかし私用が立て込んでおりまして…いや、具体的にはテストなんですが。
取り敢えず今週中には落ち着きますので、その後にでも次を書かせていただこうと思っております。
お気を使わせてしまいまして申し訳ありません…
- 240 名前:名無:06/01/16 21:13 ID:JuscK5lg
- 先ほど、「Sクラスの乙女たち -Side A-」の挿絵を送らせていただきました。
と言っても、ロゴ無しにしたぐらいですが…。
昨日の内に各所、かなり更新されていたようで、その速さにやっと追いつきますた。
- 241 名前:引き気味:06/01/18 00:19 ID:???
- >>239 骨型さん
いえいえ、まずはご自分の生活が大事ですから、落ち着いてからゆっくり趣味に時間を投入して下さいな。
>>240 名無さん
早速差し替えさせていただきました。わざわざありがとうございました。
- 242 名前:目黒腹蔵:06/01/18 08:09 ID:???
- >Sクラスの乙女たち
ちゃんと感想かけずに申し訳ないんですが、楽しませていただきますた。
- 243 名前:FOX:06/01/19 07:03 ID:???
- >>242 目黒さま
お忙しいときにわざわざすみません。
こちらこそ三人姉妹の素敵な姿を見せていただいて感謝してます。
(あれもまた、妄想がもりもり湧いてきちゃいますね……また、掌編を書かせていただくかも)
- 244 名前:引き気味:06/01/19 11:13 ID:???
- 洞木さんちの三人娘は、無闇にセット効果が高くて素敵ですよね。
似た顔立ちのバージョン(?)違い、健康日焼け女子高生・純朴おさげ髪中学生・ロリぃとは、なんてエロい一列陳列かいなと。……健康日焼け云々のくだりはオリジナル設定ですが (;´∀`)
エヴァでの他の定番セット、アスカとレイ、リツコとマヤ、リツコとミサト、そういった組み合わせともまた一味違う、揃えて裸に剥いて時なぞ血族ならではの制覇・コンプリート感みたいなものまで漂いますか。
近い感覚が楽しめそうなのは、アスカ・キョウコセットや、ユイ・レイ・ちびレイセットくらいなものでしょうが、こちらは見掛け・設定が派手なだけに、顔立ちの共通性による独特の背徳感は薄れ気味ですね。
とりあえず、姉妹万歳。
三人揃えて同じ格好で愉しむというのが、凄く絵になりそうなのです。
家族揃って偶には張り込んでみた外食ホテルディナーの後で、ドレスアップした娘たちを壁際に立たせてみるとか! (このばやい、少し七五三じみて微笑ましいノゾミタソのドレス姿もまたハァハァ)
野に山に、足元しっかりとした靴履いてリュック背負って水筒ぶら下げて、そして帽子被って出かけた先の木の陰、食後の三人を枝から吊るしてみるとか! (厚底のアウトドア・スニーカーに厚手の靴下、それだけ残してすっ裸とか、やはり似合うのは日常なシンボルをあしらった格好か)
ここまで話的に行き着くと、やってる事はそうどこでもそう変わらんのでしょうけど、シチュエーション変えるだけでもえらいエロスに思うのは、やはり家族効果でしょーか(藁
- 245 名前:PDX.:06/01/19 13:40 ID:???
- >>244 引き気味さん
三人がそれぞれの学校の制服を着て並んでいるスナップ写真というだけでもあれこれ妄想できそうですしねw
同じく体操服や学校指定の水着なんかも。
- 246 名前:コ:06/01/19 22:49 ID:???
- 学校指定水着なら三段スライド着せ替え(謎)
長女に次女の水着、次女に三女の水着を着せてピッチリムチムチ感を楽しむんですよ
三女は長女のブカブカな水着からチラチラ覗く色違いな部分を観賞ですね
体操服着たまま、ただし下着は無しで一緒にお風呂とかマニアックだなぁ
ところで目黒さんのイラストですと
洞木パパは娘たちの痴態を写真だのビデオだのにまめに記録してるようですが
以前TVで娘の誕生日毎にヌードを撮り続ける写真家が紹介されてたのを思い出しますた
撮り貯めた写真は最終的にどうしたんでしょうねえ?
- 247 名前:LHS廚:06/01/19 23:46 ID:???
- >>246 コさん
>写真の行方
それは、まぁ。
私が書いたトウジみたいにコレクションにするのですよ。
『成長記録』として。
表ざたになれば危なさは私が書いたバージョンの比じゃないですし。
(空き巣に盗まれたりして本人達が知らないラインで裏に流れたらな……と思ってる私は汚れてる?)
- 248 名前:引き気味:06/01/20 00:18 ID:???
- 肛交、中学、小額。それぞれの制服違いで並んでいるような絵も想像するだけで実にハァハァ。
しかし、敢えて変換第一候補のまま打ち込みましたけど、私の鍛えたIMEって…… (;´∀`)
>成長記録
某公共放送で大評判になった、女拓美術家サン思いだしますた。
もっと変態的なネタですと、リアルょぅι゛ょから型取りした複製フィギャー(?)なんてのも昔あったわけですが、洞木パパさんのばやいは無難に写真どまりですかねぇ。
- 249 名前:FOX:06/01/20 02:29 ID:???
- >三人姉妹そろい踏み
三人お揃いで、でも表情も育ち加減も違っていて。というのは確かに美味しい状況ですね。
でも、単に「大・中・小」と並ぶだけでなく、お風呂場での記念撮影のようにたとえ同じポーズを取ろうとしても、その肉体や性感の熟れ具合や羞恥心で、微妙にポーズや表情が変わってしまう。ってのがきっとスパイスとして効くんだと思います。
たとえば外食ホテルディナーの後にドレスアップした三人姉妹を予約しておいた一室の窓際に立たせ、彼女たちに摩天楼の映るガラスに背を向けたままスカートをたくし上げるように命じたときの反応は、三者三様のほうが燃えると思うんです。
期待に満ちた、濡れたまなざしでまっすぐこちらを見上げつつ、大人びた下着と(そこから透けて見える)きちんと手入れされたアンダーヘアーを披露するコダマ。
「楽しいこと」の続きがあることを理解して大はしゃぎで、おへそが見えるくらいにドレスを持ち上げ、「はやくはやく」と小犬のような表情でおねだりするノゾミ。
命ぜられた瞬間に、このあとの饗宴についてのイメージがどっと押し寄せてきて、嫌悪と羞恥にまみれた表情でスカートをたくし上げるけれど、はやくも「したたり」がクロッチ当たりを濃く染めているヒカリ。とか……。
あるいは水着姿でこちらに背中を向けているショットでも、「牡を誘うポーズで突き出されている腰」「無邪気で無防備ゆえに欲情を誘う幼腰」「生硬だがもじもじと落ち着かず、異性の注意と関心を惹いてしまうお尻」とか……。
- 250 名前:FOX:06/01/20 02:30 ID:???
- あるいは、三人いることによって「裏切りや脱落を許さない。それどころか連鎖反応を起こしてしまう」という状況もあるのかもしれません。
たとえば「父親の性欲を開通が完了したアナルを含む全ての穴で解消する」と誓ったばかりの次女がふと我に返ってしまい、帰宅を拒んで親友の家に泊めてもらおうと約束を取り付けたところで路地の方から呼び止められると……。
「どうしたの?ヒカリ。ずいぶん遅いからみんなで迎えに来たのよ」
助手席の窓を開けて朗らかに微笑んでみせたのは姉のコダマだった。
「おねえ……ちゃん」姉の髪が少し濡れている……いや、乾いていないことに、そしてうなじのキスマークに気付いてヒカリは姉から目を逸らした。
ヒカリが思い悩み、アスカのところに電話をしようかとずっと考えている間、姉は父と交わり、全身を汗に濡らしてひんひん鳴いていたに違いない。
きっと昨日と同じように父親の肩にぎゅっとしがみついて左脚を彼の腰に絡め、「あ、ああ、パパぁ!ひ、ヒカリにも同じポーズでしてあげて!たったまま、たったままスるのって!違うところがずんずん突かれてすっごくイイんだからぁ!」と恥ずかしい声で鳴いていたに違いない。
「どうしたの?ヒカリ。昨日みたいに家族で仲良くしようよ。ね?」唇をぺろっと舐める舌がとてもエロチックで、ヒカリはそれに恐怖すら覚えてしまう。
生真面目な表情をかすかにこわばらせて、ヒカリはなんども首を振った。
「あ、あの、今日は……アスカがひとりだから、来てほしいって言ってるの、だから、だから……」
じりじりと後じさる次女に長女は苦笑した。
「そうなんだ。しかたないわね……ノゾミ」
かちりと音がして後部座席のドアが開いた。
「……ノゾミ?」
「ヒカリ……お……姉……ちゃん」
- 251 名前:FOX:06/01/20 02:30 ID:???
- 後部座席にいたのは小学生の末娘だった。しかし彼女はまだ幼いといっていい表情を朱く染め、上目遣いの濡れた瞳で姉を見つめている。
「どうしたの?その格好?」ノゾミが身につけているのはフード付きのコートだった。いまの気温……じっとしていても汗ばんでしまう……ではそれはあまりにおかしかった。
姉の質問に答える代わりに、妹はセダンの後部座席から地面へすとんと下りる。そのとき、コートの裾がめくれてノゾミの膝小僧と真っ白な内腿がちらりとのぞいた。
「おねえちゃん……あのね……」ノゾミが一歩踏み出した。そのちいちゃな両肩からするりとコートを落として。
「ノゾミ!」ヒカリは悲鳴を上げる。
洞木ヒカリがなんとしても父親の魔手から護ろうとしていたまだ小学生の妹は、ローファーと真っ白なハイソックス以外を身につけていなかったのだ。
「あのね……おねえちゃん」まだお椀状と呼べないほど未成熟な……しかしその先端の尖りは男の舌で舐められ、吸われる快感を覚えさせられている……胸も、まだ無毛で、昨日父親に処女を捧げたばかりの姫亀裂も隠そうとせずノゾミはぎくしゃくと笑った。
「ボク、ボクね、お父さんに言われたの。『お姉ちゃんが帰ってこないときは、この格好で公園を突っ切ってくるんだよ』って」
「ひ、ひどい……」
「『ノゾミはまだコドモだから、はだかんぼで公園に入っていっても、だれも気にしないよ』ってお父さんったら言うんだよぉ。しっかりガマンして、ボクがオチンチン大好きなオンナノコってことがばれないようにしていれば」
「ノゾミ……」ぎくしゃくと伸ばされた姉の手を、ふわりとかわして全裸少女はくすくす笑う。
「でもさ、もし、もしもだよ。ボクがオトナのオチンチン大好きってことがばれちゃったらどうなるんだろうね。公園のナカの男の人……クラブから帰ってくる中学生や高校生のお兄ちゃんたちや、何日もお風呂に入ってないようなフローシャのおじちゃんたちやお仕事サボってる『さらりーまん』のひとたちに……それがバレちゃったらどうなるんだろ」
真っ白なお尻をくりんと振って、くすくす笑って洞木ノゾミは言うのだ。
- 252 名前:FOX:06/01/20 02:31 ID:???
……きっと一〇メートルも走らないうちに捕まって、植え込みの裏に連れてかれちゃうんだ。
……両手首を掴まれて、踵が浮いちゃうくらいに持ち上げられて裏表とも検査されちゃうかも。
……くんくんすんすん匂いを嗅がれて、指で舌で検査されてるうちに、いつもみたいにオンナノコのトコをぬるぬるさせちゃてるのを見つかっちゃうんだ。
……ああ、もう、そうなったらボクは逆らえるわけないよね。好きなだけオチンチンをずぶずぶ入れられて、お口もオチンチンのためのものになっちゃうかも。
……オシリのアナがイタズラされたら、ボクはきっと、お尻のセックスも大好きですって言っちゃうんだ。だってボクはヘンタイ小学生なんだし、オトコのヒトたちにもうボクは逆らえるはずなんてないんだもん。
……ああ、ボク、ボク、オトコのヒトたちに公園のどこかに閉じこめて飼われちゃったらどうしよう。オトコのヒトの持ってくるエサほしさに、どんなに恥ずかしいことでもする飼い犬になったら……。
長姉と父親に車内でたっぷり吹き込まれた妄想を、姉に告げつつノゾミは自らを昂ぶらせていく。
だから「だめよ!だめだったら!わたし、わたし、家に戻るから!」とヒカリがかすれ声でつぶやきながら、熱を持った幼裸身をぎゅっと抱きしめてくれたときには喜びと同時にそれとはちがう異なった感情を姉に抱いてしまうのだった。
だからそれは当然なのだろう。
すすり泣きながら自分を強く抱きしめてくれる姉の腰にそっと回った妹の手のひらが、淫靡なタッチで姉のヒップを撫で回し始めていることも。
スカート越しに双丘の谷間をつつ、と指をはわせ、いまの光景に、妹の恐るべき言葉にヒカリの女の部分が熱を持ち始めたことを確認してしまうことも。
ヒカリと硬く抱き合いながらも、車内の父と姉に向かって、淫猥ににっこりと微笑んでみせることも。
- 253 名前:FOX:06/01/20 02:31 ID:87EKTRgA
……ってな感じで、ヒカリンが素に戻ったらノゾミたんが。
コダマたんが素に戻ったらお父さんの奸計で、イケないまま延々犯され続けた欲求不満ヒカリンが部屋に侵入してきて双頭ペニバンでレイプされると(記録係はノゾミたん)。
ノゾミが拒絶したときにはコダマたんが何気ないスキンシップで性感を高めつつも、いざオナニーしようとすると同室のヒカリンに邪魔をされるというコンボ攻撃でやわやわにされて、やっぱりパパのペニスでしか快楽を得られないことを再認識させられる……とかとか。
なんだかずいぶん逸脱した気がします……。
- 254 名前:引き気味:06/01/20 22:42 ID:???
- >>249-253 FOXさん
邪悪きわまりない檻の構図ですな (;´∀`)
子供にとって一番安心できる筈の家がナニだと〜とは、DVだの虐待だのちょっと真面目に取り組むと欝になる本やら胡散臭いコメンテータの口から良く聞く話ですが、この手の近親ネタとはよく馴染みますな。
さすが鬼畜ジャンル。
私なぞは、その取り立てて大した場面でもない日常の中でエロく怯えにゃならないというシチュが大変美味しそうに感じるわけですが、逆言いますと、普通に同居しててバカップル性活しているアスカ×シンジなり、ミサト×シンジにでも適応できそうなシチュですよね。
料理中の後姿にムラムラきた親父さんに悪戯されるヒカリ、ではなく、料理中にアスカにエッチぃいたずらされてドキドキなシンジだとか。
でも、シンジを描くのがほとほと苦手というだけでもなく、やっぱり鬼畜要素に心惹かれる私は後者の方にハァハァきちゃいますなぁ。
- 255 名前:コウイに値する名無しさん:06/01/21 08:55 ID:???
- >>254 引き気味さん
>料理中にアスカにエッチぃいたずらされてドキドキなシンジ
アスカがもっとオヤジくさかったら、裸エプロン強いているかもしれませんなw
- 256 名前:PDX.:06/01/21 08:56 ID:???
- ひさびさにやってしまった(^_^;
- 257 名前:なーぐる:06/01/23 00:05 ID:???
- 魔法少女アイ2+ 発売記念作品
※ナーグルは2を実際に実行したことはありません
登場人物とシナリオ、一部ゆらぎの性癖をちょっと聞きかじってるだけです。しかしなんですか。マユとかリンとかまんまじゃないですかムッハー
( ゚∀゚)単品販売されるまで買わないと思うけどね!
------------ 魔法少女アスカMSX2+ -------------------
「ん、くぁぁぁっ」
ハァハァと大きく体を波打たせるようにして囚われの美戦士、魔法少女アスカは喘ぎ声を漏らした。幾本もの触手が波にたゆとう回送のようにアスカの周囲で蠢き、白く艶やかな肌を桃色に紅潮させる。混じりけのない蜂蜜のような金髪はドロドロした油のような粘液で濡れ光り、それ自体が意志を持った生き物のようにアスカの体に張り付く。
「く、くぅ、はぁ」
たまらずアスカは首を仰け反らせた。汗とも擦り付けられた粘液ともつかぬ滴が飛び散り、キラキラと輝いた。
(ああぁぁぁ、だめ、だめぇ…。反応したら、感じたら、意識が、力が集中、できなくなるっ)
心の奥底で必死に快感に抗う。触手の動きは的確で執拗だ。アスカの防御がゆるんだところを素早く、正確に、刺激しすぎずに擦り立てていく。
「はぅ、はぅ、はぁうぅぅっ。くっ、こんな、の、認めない! うううぅ、この、私が、私が…!」
まだアスカをアスカたらしめている気高くも頑なな矜持は保たれている。犬のように四つん這いになって喘ぎ、愛撫に身を震わせていたとしても。
「ううっ……だめ、負けてられないのよ! シンジが、シンジがっ!」
- 258 名前:なーぐる:06/01/23 00:05 ID:???
- 人知れず活動し、闇の奥底に人を引きずり込み、あらゆる意味で凌辱し尽くす。魔性の怪。ある者は『ゆらぎ』と呼び、またある者はそれを『使徒』と呼ぶ。人は決して彼らに抵抗することは出来ない。喰う者と喰われる者の関係だから…ではない。使徒は人の心の闇から生まれ出でるから。
しかし、闇あるところに光あり。
使徒を狩りそれを滅ぼすことを定めとして生きるもの達もまた存在した。
アスカはその一員。
数年前、使徒と魔法戦士の戦いのさなか偶然、碇シンジと知り合った魔法少女がいた。名を綾波レイ。戦いは幾人もの犠牲を出しつつも、危ういところで魔法少女達の勝利に終わった。そしてレイの任務を援護する形で第三新東京市にやって来た惣流・アスカ・ラングレーは記憶を消されたシンジと出会い、いつしか彼に抱いてはならない恋慕の感情を抱くようになっていた。当人は自分の感情を決して認めないだろうけれど。
戦いは続き、敵使徒の首魁である元魔法戦士、転じて使徒戦士『加持リョウジ』とその妹『山岸マユミ』を激戦の末に打ち破り、囚われていた先輩戦士『葛城ミサト』を救い出したアスカとレイだったが、一瞬の油断から使徒人獣『渚カヲル』にシンジをさらわれてしまう。
魔力の使いすぎで昏倒したレイの回復を待たず、シンジを救うべく廃墟と化した教会に飛び込むアスカ。
「なによこれ? 使徒の仕業と言ってもちょっと趣味悪すぎでしょ」
教会の内部は何かの生物の体内のように赤く息づき、不気味に脈動を繰り返していた。
そして救世主の像が本来あるべき場所には、両手と足を釘で十字架に打ち付けられ、磔にされたシンジの姿があった。
「シンジ!」
呼びかけても応えないシンジを救うべく飛び込んだアスカだったが、半ばまで進んだところで突然、床が崩れ落ちた。いや、正しくは本来の姿を取り戻したのだった。固い床に擬態していた触手は花開くようにざわめき、アスカの足を捕らえた。さらに慌ててついたアスカの腕を肘までズブズブと音を立ててのみこんでいく。
- 259 名前:なーぐる:06/01/23 00:06 ID:???
- まずい―――!
とっさに持っていたワンドに力を込め、触手を吹き飛ばそうとする。だが、一瞬早く触手はアスカの腕から魔法戦士の力の源であるワンドをむしり取っていた。
「しまった!」
絶望とはこのようなことを言うのではないだろうか。加持に八つ裂き寸前にまで追いつめられた時も、これほどまでにピンチとは言えなかった。しかし、今は。
「あああっ」
さらに手足が沈み込む。両足は膝まで沈み、右腕もまた肘まで沈み込んだ。唯一自由なのは左腕だが、これも今のような不自然な姿勢のままでは、いくらも自由ではいられない。
「うわっ、とっ、あああぁぁっ」
ほどなく、アスカは左腕で体を支え ――― ようとして ――― 無惨にも囚われた。犬か豚のような四つん這いの姿勢を強いられ、そのまま身動きすることが出来ない。
「ひぅっ、くぅぅ。あと、少しなのに! 放して、放しなさいよっ! シンジ、シンジぃ!」
ほんの3メートル先に、磔にされたシンジがいる。手を伸ばせば届きそうなのに。しかし、その手を伸ばすことすら出来ないなんて。
「ううっ、くぅっ! くそっ、ちくしょう! まける、もんですか――――っ!」
それでもアスカは足掻く。唯一自由になる口で悪罵の限りを尽くし、体を必死に揺すって。しかし、最善の戦いで魔力のほとんどを使い果たしたアスカは、ほんの数分暴れたところで、遂に力尽きる。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…。くっ、くぅぅ…」
ぽたぽたと汗を流し、肩で息をしたところで遂に触手は一斉に動き出した。
「い、イヤぁぁぁぁぁぁ――――っ!!」
- 260 名前:なーぐる:06/01/23 00:09 ID:???
- とりあえずこんな感じ。
いわゆる、バッドエンドから始まるストーリー。
空からこぼれたストーリーみたいに爽やかには終わらないですじょ。
(´・ω・`)もしゲームに実際にこんなシチュがあったら大笑いだな。
- 261 名前:引き気味:06/01/23 00:34 ID:???
- そういや、アイが殴打武器にばかり使っていたせいか、『アイ』世界観では魔法戦士の携帯ツールとしての杖は、いまいち影が薄かったような希ガス (;´∀`)
メグのはなんかロンギヌスの槍みたいなデザインでしたし、リンに至ってはショートソードですもん。
どっちかってぇと、彼女ら単に身体能力がヒーローなだけの格闘要員だったよほな……。
- 262 名前:PDX.:06/01/23 00:42 ID:???
- >>257-259 なーぐるさん
まぁ割と元作品もそんな感じがしなくもなくて。
でもリンのトイレイベントみたいな頓狂なノリもありますしねぇ(^_^;
>>261 引き気味さん
プリキュアみたいに序盤は格闘で相手にダメージを与えて、とどめにスペシウム光線(違います)をするとかすればねぇw
- 263 名前:引き気味:06/01/23 00:53 ID:???
- もう粗方のところで内容忘れちゃってますけど、アイ2の白眉はリンのトイレシーンだったような。
後は、メグのショタに良い感じにいびられてるところとかですかね。
サンプル公開されたとき、ルリオ君(実年齢80以上)にアイマスク姿で這い蹲らされている絵はかなりの破壊力でしたもの。
そこら辺からインスパイアを色々重ねて、最終的に淫乱美母のパラレルを書いたような覚えがあります。
>プリキュア
来週か再来週が妻子誘拐――もとい、最終回でしたっけ。
適当な見方しかしてないんであれですが、これもいまいち最終回なわりに盛り上がってないような。
世界のピンチという割りに、主役チーム以外の人々の描写を見かけないからですかねぇ。
- 264 名前:なーぐる:06/01/23 01:56 ID:???
- 全身から冷や汗が流れた。
「う、うぅ。は、は…ぅ」
右足の太股に数本の触手がまとわりついていく。肌に吸い付く言葉に出来ない感覚にアスカは息をすることすら忘れてしまう。ゾクリと背筋を奮わせる痛みにも似た疼きに陶然とする。僅かに惚けた吐息が漏れる。アスカの反応に勢いづいたように触手は左足の太股、さらには両腕にまで絡みついてくる。
「あっ、あぅ、あっ、あっ、ああっ。やめ、やめなさい…よっ。んんっ、どうして、こんな、こんな、ことっ」
使徒が人を、それも人の感覚で美しい男女を凌辱することを好むことは、嫌と言うほどに思い知らされている。
シンジの元学友だった鈴原トウジという男が変じた使徒は、執拗にアスカとレイを、そして人間だった時の彼に恋心を抱いていた少女をつけねらった。人型をした粘菌、いわば苔人間とでも言うべき姿に変じたトウジに少女―――ヒカリは正気を失うまでに凌辱され、そしてアスカ自身もトイレで油断していたところを捕まり、肛門を愛撫された。危ういところで撃退をすることは出来たが…。
「うん、うっ、ふぅ、はぁん、あん、あっ、ああっ、だめ、ああ、やめてっ」
甘やかな声がどうしても喉を突いて出てしまう。口を押さえたくても両腕は捕らえられ、指の間までも触手に擦り立てられ、否応もなく性感を高められていく。
「はぅ、はっ、はぁ、あうぅぅ。や、やめ、てっ。なんっ、で、こんなに感じ、ちゃうの、よ!?」
魔法少女は高い魔力と戦闘力と引き替えに、全身の性感帯を常人の数倍から数十倍に高められている。そして不幸なことに、加持との戦いの直前、シンジに抱かれたアスカは特にその影響を強く受けてしまっていたのだ。
「うっ、うっ、ううっ。あう、あはっ、はぅ、うん、ううんっ。ひゃめ、きゃうっ、だめ、だめだめぇ。うう、シンジぃ…。わ、わたし、変になっちゃった…。ああ、誰か、うう、やだ、こんなの」
呪わしい触手が肌に擦りつけられ、吸い口がちゅぽんちゅぽん、ぐちゅぐちゅと淫靡な音を立ててアスカの肌を蹂躙する。その度にアスカは喉を嗄らして喘ぎ声を漏らした。哀切と快楽に満ちた嬌声が異形と化した教会内に虚しく響き渡る。
- 265 名前:なーぐる:06/01/23 01:57 ID:???
- 「はぁん、あっ、あん、うぁ、あぅっ、は、あぅん! くっ、そんな、やぁぁ、あうぅ」
レオタード状の魔法服はすっかりと湿り、魔力の供給を失って所々が擦り切れたように薄くなっていく。それでなくとも薄い衣装にうっすらとアスカの肌が浮かび上がった。匂い立つアスカの女の匂いに誘われるように、いよいよ勢いを増した触手の束がアスカの全身に絡みついていく。
「あううううぅうぅ、やめ、やめてぇ…」
快楽に波打つ細い腹部に幾重も触手がまとわりつき、ずるずると音を立てて愛撫していく。重く揺れる乳房に蛭のように口を開けた吸管触手がまとわりついていく。ぐにぐにと押し合いへし合いする触手の動きに乳房の稜線はもみ崩され、衣装の舌でぷっくりと持ち上がって自己主張する乳首がちゅうちゅうと赤子のように吸われる。
「あ、あああぁぁ」
屈辱の涙が固く閉ざされた瞼からこぼれ落ちた。使徒に凌辱されて喘ぎ、弱々しい口調で懇願するなんて、ドイツを旅立つ直前まで想像もしたことがなかった。仮にそんな状況になったとしても、そんな事になる前に命を絶つ…それくらいの覚悟を持っていた。
(うう、しん、じ)
シンジのために自殺は出来ない。いや、そもそも自殺するだけの力が入らない。
舌を噛もうにも先程から繰り返される愛撫ですっかり力は抜け落ち、魔力を集中しようにも、その前に意識を読んだかのように触手によってアスカの最も敏感な箇所 ――― 乳首、うなじ、脇腹、薄布に覆われた秘所と淫核 ――― が揉まれ、舐められ、啄まれる。
「ひっ…、きゃああああっ!」
骨も神経も粉々に砕けたような拷問じみた快楽にアスカは叫び声を上げた。
ビクビクと触手の拘束すら一瞬はじき飛ばす勢いでアスカの全身が痙攣する。全身の毛穴から汗が流れ、半開きになったままの口元から妙に粘つく涎が伝い落ちた。
「ううっ、うっ、ううううぅぅぅっ」
ぐに、ぐに。もにゅ。
衣装の隙間から触手が進入し、それでなくともきつい胸の谷間の中で絡まり合い、粘つく愛液を漏らした秘裂に我先にと潜り込もうとする。
- 266 名前:なーぐる:06/01/23 01:57 ID:???
- 「あううぅ、ううううっ、あああっ。やめて、ああ、やめっ、ひぃぃぃぃ――――っ!」
ずるり、と粘ついた音を立てて衣服がずらされ、紅潮した首筋と肩口が襟ぐりからまろび出る。ぷるぷると揺れる豊かな胸は、こんな状況でなければ見る男全てを魅了したことだろう。しかし、今アスカの美体を見つめる者は誰もいない。ただ触手がアスカの全てを感じ取るのみ。
「ううっ、あう、あおおおあああっ。し、しんじっ。だめ、あいつが、死んじゃう、だから、諦めちゃ、ダメぇ」
いやいやとアスカは首を振って身もだえる。このまま快楽に堕ちていきたい。触手の上でも構わないから、倒れ込んでしまいたい。だが、それはできない。
好きな人、愛しい人…今はもう、はっきりと認められる。シンジが好きだと言うことを。
(シンジ、シンジ…シンジ、ああ、だめ、助けて)
シンジに抱かれた時、とても嬉しかった。幸せだった。
でも、幸せだったから、だから尚のこと、今のアスカは苛まされる。
神を梳るシンジの指、胸に触れるシンジの唇、太股に触れるシンジの腰、かき抱く意外に逞しいシンジの背中、そして体を割り開く灼熱のシンジ自身…。
初体験の思い出、それが全て塗り替えられていく。触手が、全てをのみこんでいく…。
「うっ、ううっ、あううぅっ。くっ、シンジ、シンジぃ…。お願いよ、お願いぃぃ! 私、は、どうなっても、良いから!
ああ、だからっ! お願いだから、シンジ、シンジだけは! シンジだけは見逃してぇ! し、シンジは、ただの、人間でしょう…。私が、私が、あなた達のモノになるから!」
ガクリとうなだれると、ヒックヒックとアスカはしゃくりあげ始めた。もはや為す術もなくなったアスカに出来ることは、時間稼ぎだけ。そして、せめてシンジを見逃して貰うこと。相手が聞き入れてくれる可能性は限りなく低いけれど、それでも使徒人獣のカヲルは、一人の人間、碇シンジを殊更気に入っていた。もしかしたら、見逃してくれるかも知れない…。
- 267 名前:なーぐる:06/01/23 01:58 ID:???
- (・∀・)そして寝る前にカキカキ
あくまでネタなので比較的あっさり風味予定。次回の投稿で一応終わりです。
- 268 名前:引き気味:06/01/23 07:26 ID:???
- 今回のなーぐるさんの投下で、一番ハァハァきたのが
>ヒカリは正気を失うまでに凌辱され
この一文な私。
正気を失うくらいはふんはふん言わされるヒカリたんって!? なハァハァ。
つくづくダメな私ね、っつーか、エロ文章のどんな羅列がツボにくるやら、お手軽なんだか深いんだかって感じですね。
- 269 名前:FOX:06/01/25 00:10 ID:???
- >なーぐるさま
愛しい恋人の目の前で屈辱的な獣の姿勢を強いられて、触手になぶられるうちに昂ぶって……。
「彼」を救うために必要以上にその怪物に媚びることで、彼女は時間稼ぎを謀るのでしょうか。それとも、それを「言い訳」として屈辱的でしかし人との交わりではけっして得ることのできない刺激をむさぼってしまうのでしょうか。
「彼」が意識を取り戻したときに目にする魔法少女は、彼を救うためにけなげに戦っているのでしょうか。それとも、「彼」の驚きの視線すら快楽としてしまうまで魔淫に溺れているのでしょうか……。
「彼」の目の前で復活したトウジ(当然顔以外は人外な状態。でもジャージは履いてそう)に偽関西弁で攻められるというのもステキかも。
後半、楽しみにしてますー。
>リンのトイレシーン
扉越しに意地を張っているあいだに、ぬるぬるっとお尻に触手に侵入されて……って展開でしたっけ。
あと、地下水路に拉致られて触手に拘束されたまま「飼われる」シチュもステキでした。「助けが来るまではどんなことをしても生き延びる」という決意がいつのまにか変質して、触手フェラチオ大好きなアナル奴隷の立場すら受け入れてしまうとかも。
- 270 名前:引き気味:06/01/25 00:17 ID:???
- リン狙いのアナルスキー触手は、トイレから逃れられたと思った後の浴室でまた襲ってくるという、そのしつこさも素敵でしたねぇ(笑
- 271 名前:引き気味:06/01/25 01:15 ID:???
- スパシン式ニコポ能力の秘密とはなんであろうと考え、ヤットデタマン方式にネタが辿り着く私。
「――で、噂のサードチルドレンはどれ? まさか、今の」
「違うわ」
ミサトの声に促される形でシンジがアスカの前に立つ。
その瞬間、発動――。
碇シンジがターゲット子ちゃんにニコを放った瞬間、未来AoE世界に存在するネルフ罪悪感委員会より、タイムスリップ・エージェントである各人造使徒に指令が発せられるのだ。
一見するとシンジとアスカの間には甲板を吹く潮風だけが存在するこの初顔合わせの舞台であるが、彼ら彼女ら常人では知覚できないレベルで事は一気に動き出す。
まず第一の効果を担うのが嵐の使徒サキエルXX、そして雷の使徒ラミエルXX、雷光と霞の使徒バルディエルXXのチームだ。
彼女らは一致協力し、アスカの視界に飛び込むシンジの笑顔に最大限のプラス補正を行う。
サキエルXXとバルディエルXXのの力によって大気中水分、並び、アスカの眼球表面水幕は狙ったレンズ効果の為に操作され、さらにはここにラミエルがアスカの網膜に投射したライトアップ効果が統合される。
すると、アスカの目に映るシンジスマイルは120%上向き修正。
春の日差しを思わせる柔らかいバックライトに笑顔の輪郭は輝き、常日頃からXX使徒たちがホワイトニングケアを影ながらに施す清潔な歯並びがキラリと輝く。
無論、シンジの表情筋の動きそのものも、MAGIを無断借用するイロウルXXの算出したベスト・オブ・ベスト。
- 272 名前:引き気味:06/01/25 01:15 ID:???
- 就寝中にマッサージがてら使徒娘たち手ずからムニムニ「はぁ〜い、笑顔はこう。女の子に受けるニッコリは、この角度の横顔でね♪」と、トレーニングに手抜かりは無い。
「冴えないわね」などとは、決して言わせない。
アラエルXXがアスカの心にピンポイント且ダイレクトに届ける認識スレスレのBGMも、笑顔が向けられたこの瞬間を華やかに彩る。
次いで、単なるBGM係ではないアラエルXXの仕込が剣呑な本性を発現させる。
(や、やだ……。なにコイツ、はじめて会った気がしない……)
ドキドキと胸が高鳴るアスカのそれは、この日のために先行していたアラエルXXの、これまた就寝中を利用して行ったサブリミナルメッセージの結実。
とっくに細工は流々、後は結果をご覧じろ。
たっぷりと刷り込みを施されたアスカの無意識が、この笑顔をキーに一気にドバドバとドーパミンを分泌させる。
既にもう、シンジの笑顔自体がアスカの快楽である。
ああんと思わず息が漏れ、内股ぎみにもじもじ落ち着きも消える。
熱く疼きだす下腹は、子宮を司る使徒アルミサエルXXの加護が無制限に発動中だ。
かくしてアスカの真っ赤に染まった頬にポ効果が浮かび上がり、もって未来ネルフ罪悪感委員会の過剰な罪滅ぼしがプロデュースしたニコポは、シンジとアスカの間に成立完成する。
この間、わずか0.005秒。
後はただシンジの腕にぶら下がり、消えぬハートマークをサファイアの瞳に浮かべたアスカが、エヴァ輸送艦の無人区画に少年を引きずり込むだけである。
- 273 名前:引き気味:06/01/25 01:15 ID:???
- ……つーか、コメディでしか使えねー ('A`)
- 274 名前:なーぐる:06/01/25 01:38 ID:???
- (・ω・)レスはあとでー。
「ほか。ほならその言葉、ホンマかどうか試したるわ」
突然耳元で囁かれる、聞き覚えのある声に慄然とする。全身をむずがらせる快楽のことも一瞬忘れ、アスカは青い瞳を見開いた。
「なっ…ば、そんな、馬鹿な」
鼻と鼻が触れあう距離で、この場にいるはずのない男の顔が、小馬鹿にするようにせせら笑っている。忘れようとしても忘れられない、アスカが初めて…、初めて殺した…。
「鈴原…」
「お、覚えていてくれたんか。惣流、久しぶりやな」
アスカの眼前で、首だけの鈴原トウジが笑っていた。髪、顔、眼差し、口元、全てがアスカの記憶に残っているシンジのオマケ、いやシンジの親友だった時そのまま。しかし、彼の首から下はねじくれた触手の固まりが蠢いていた。にぃ、と歪められたトウジの口元から、樹液のような粘液が伝い落ちた。
「なんで、なんで、あんた生きてるのよ。あんたは、私が確かに、確かにこの手で!」
「この期に及んで随分高飛車な物言いやな。いや、それでこそ惣流や。嬉しがらせてくれるやないか」
「くっ、ふざけ…はぁぁん!」
アスカの汚れてもなお威勢の良い罵声は途切れる。舐めるように股間をなぞった触手の動きにアスカは悲鳴を上げた。
「強がるのは惣流らしいんやが、それやったらもうちょっと自分の状態考えてからやったがええんちゃうか?」
乱れ悶えるアスカの肢体に目を細め、トウジは首を揺すった。体がある時なら、さながら体全体を揺すって笑ってるといったところなのかもしれない。アスカの痴態を存分に堪能してから、ベロリ…とやたら音を立ててトウジは唇を舐める。
「はううぅ、あうぅぅ、あ、あんたが、やらせてるの? だったら、やめ、なさいよっ! やめさせなさい!」
「ええ女や。ホンマ惣流はええ女や。おっぱいもプリプリでこうて、尻もツンと筋肉が引き締まって。流れる汗までなんちゅうか艶めかしいわ」
「あんたなんかに、誉められたって…! ひぅぅっ」
「前も言うたかもしれんけど、人間だった時から、めちゃめちゃに犯してやりたいとおもっとったんやで」
「け、汚らわしい…っ! あんたなんかに、そんなこと想像されるだけでも、お、怖気が、きゃ、ああぁ」
- 275 名前:なーぐる:06/01/25 01:41 ID:???
- アスカの胸を形が変わるほど大胆に触手が揉みしだいた。たまらずアスカの全身が痙攣する。粘液まみれになったアスカの胸は愛撫されるたびにくちゅくちゅと粘つく音を立てる。
「…ええ具合や。前は惣流のケツ穴に先っぽちょっと入れただけやったからなぁ。惣流はおっぱいも天下一や。大きいのに張りがあって型くずれしとらん。大きさだけならイインチョも相当やったが、弾力はだんちや」
「んぅ、くぅぅぅ。は、はなしな、さい、よ…。も、揉むな」
「なによりこんななっても強気なまんまなのがかえって嬉しいわ。でもあんま無駄な抵抗されると業腹っちゅーやつや。シンジ…はこっちの手の内やってこと忘れんなや」
「卑怯者! 殺してやる!」
トウジの首が伸び上がる。それに合わせるように、彼の両脇から異なった二本の触手が生えてきた。
「そら結構なこっちゃ。せやけど、残念ながら惣流にわしは殺せんで」
「殺してやる、殺してやる、殺してやるっ。
う、うっ、ううっ。な、なによその触手は」
「ほんま、喘ぐか脅すかどっちかにしてや。ま、順を追って説明すると、ワシはとっくにしんどるんや。死人を殺すことはできんやろ」
「な、なんですって」
「ここにいるワシは残留思念って奴らしいで。テレコみたいなもんや。ほっといてもすぐに消える」
トウジの言葉に戸惑うアスカだが、何かを言う前に触手が動いた。太股に床から伸びた触手が幾本もからみつき、乱暴にアスカの腰を掲げ上げさせる。床に押しつけられた顔、床にめり込んだ足首、そして秘所を丸出しにした腰を三角形の頂点にする屈辱的な姿勢。
体型が日本人離れしている上に柔軟なアスカならばこそ出来た姿勢だが、それでもアスカの全身の骨と筋が悲鳴を上げる。
「あぅ、ぐぅぅ。な、何をするつもりなの!?」
「消える前に大仕事を仰せつかったんでな」
「大仕事、は、はうっ」
「せや。ワシの最も得意なこと…。イインチョにしてやったみたく、てって的に惣流の尻穴犯してやるんや」
尻穴を犯す…。
ただの凌辱でさえも耐え難いのに、最も不潔でヴァギナ以上に他人に晒すことに躊躇いを覚える肛門を犯される。その宣言にアスカは戦慄を覚えた。ただの凌辱なら、まだ耐えられる…かも知れない。少なくとも、それくらいの覚悟はしていたつもりだった。でも、後ろは。
- 276 名前:なーぐる:06/01/25 02:17 ID:???
- >スパシン式ニコポ
シンジを間近で見た時、マユミは息をすることも忘れた。
教室でかいま見た時とはまるで異なる言葉に出来ない魅力に囚われてしまった。自分が、どうすることもできず蜘蛛の糸に絡まった蝶であることを悟った。
「あ、あ、ああ」
馬鹿みたいに瞬きを繰り返しながら今の状況を思い知る。人気のない図書室の中でも更に人気のない奥の書棚の間に、シンジと2人きりでいる。
優しげな風貌と微笑みとは裏腹に、シンジからは高圧的な養父から感じるのと似た、いやそれとは次元の違う強制力を感じる。
いわば、肉食獣が醸し出す一種のオーラだ。草食獣、駆られる立場の自分は決して抵抗できない。いや、抵抗なんてそもそも考えることも出来ない。
爽やかな笑みを浮かべながら、シンジは動悸が速まるマユミの手を取った。
「ここで抱いても、良いよね。嫌だって言っても、抱くから」
「あ、ああ、あぁぁぁぁぁぁぁ」
いつもと一緒の黒エロにしかつかえねー('A`)
- 277 名前:引き気味:06/01/25 08:01 ID:???
- ★なーぐるさん
>魔法少女で触手
お尻! お尻!
しかも前回投下分での記述と照らし合わせますに、ヒカリさんはお尻責めで正気を失うくらいヤリ倒されたということに!
やふー ヽ(゚∀゚)ノ
>>276
(;´∀`)<・・・ 既にニコポではないような気が……。
- 278 名前:PDX.:06/01/25 08:35 ID:???
- >>271-273 引き気味さん
>スパシン式
その過程を描いてしまうからギャグになってしまうのではw
- 279 名前:PDX.:06/01/25 08:37 ID:???
- >>274-275 なーぐるさん
まぁヒカリの性格(=潔癖症)からくればアナル責めなんてのは羞恥の極み、死んでしまいたいほどの屈辱、恥辱でしょうしねぇ。
しかもそれでさんざん悦がり狂う自分を認めたくなくて、逃避のために狂ってしまったのか。
- 280 名前:なーぐる:06/01/26 01:37 ID:???
- 「や、やめ、て。お尻の穴だなんて、そんな、そんな」
「シンジにもさせたこと無いのに、てか」
イヤらしくトウジは囁く。おまえがシンジに抱かれたことがあるのは一目瞭然だ、とでも言うように。
「悪いが聞けん話や。惣流に殺された恨み、たっぷり晴らさせてもらうで」
先端部分がまるで朝顔のつぼみのような螺旋状になっている触手がピタリとアスカの肛門に狙いを定める。肛門に感じる触手の熱にアスカの体が硬直した。シンプルながら、明白な意志が体より先にアスカの心を刺し貫く。
(おまえを犯す―――)
きつくすぼまった入り口に押しつけられる固く尖った肉のつぼみ。それはアスカの抵抗を物ともせずに潜り込んでいく。それがトウジの触手の特殊能力であるかのごとく。
「あ、あああぁ…」
柔らかそうな見た目と異なり、それは鉄の固さでえぐり込む。黒ずんだ肛門周辺は押し広げられてぷっくりと広がり、たっぷりとした粘液が潤滑油となって触手を導く。触手は抵抗を楽しみながら左右に身をよじりじりじり、じりじりと潜り込んでいく。
「はっ、はっ、はっ、はふぅぅ、ううぅぅ。あうぅぅぅぅぅ」
見えないはずの自分を背後から見た光景が脳裏に先行と共に浮かび上がる。胃の腑から重く深く、溜息のように長い息を吐いてアスカは体を痙攣させた。
(う…うそ、うそぉ。入って、入ってるぅ)
挿入された触手の長さはおよそ20センチ。それが全て自分の体内に…。
根本まで触手を受け入れてしまったことを自覚し、イヤイヤと首を振るアスカ。頬を染めて戦慄くアスカにトウジは会心の笑みで肯いた。
「こうなると惣流に殺されたのも、かえって恋の情が募って良い具合や。あの惣流が、こんなよがりまくるんやから」
「ううう、よがってなんか、ない…っ。かってな、こと、言うな!」
「その様でその強がり…。これや、これなんや」
ビクン、ビクンとアスカの腰が激しく左右に揺れ動き、同時に「あっ、ああっ」と切なくも蠱惑的な喘ぎ声が途切れ途切れに響く。
- 281 名前:なーぐる:06/01/26 01:37 ID:???
- 「ああ、ああああっ。ああっ、やめ、ぬ、ぬい、てっ」
「本当に抜いてほしいんか? もっともっとって喜んどらんか?」
「ううっ、よ、良くない! 痛いし、気持ち悪いし、吐きたいだけよ! うううっ」
「さよか。まあ、わしのもんは結構でかいからな。それになんちゅうか惣流、便秘気味やろ? 確かにこれやと苦しいやろなぁ」
トウジの物言いとその内容にさすがに我慢が出来なかったのか、貴重な体力を浪費させつつアスカはのろのろと首を巡らせ、トウジの顔を睨み付ける。紅潮した頬や汗に濡れた額とはうらはらに、彼女の目はまだ強い意志の光をとどめていた。怒りが彼女の力を取り戻させたのだろうか。肩をすくめるようにトウジの頭は揺れる。
「…もっと野菜喰った方がええな。この感じ、三日はお通じがなかったか」
図星である。図星であるからこそ、アスカの顔は凌辱されている状況も忘れてより一層赤らんだ。
「くっ、大きなお世話よ」
「いやいや、わしはこう見えても優しいからな。せっかくやから惣流の便秘治したる!」
「なにを、うう、はぅ、馬鹿な、こと」
「いま惣流の中で落ち着き無く動きまくってる触手はな、浣腸液に似た液体をめっちゃ吐き出せるんや。これを惣流の腸の中に一杯にする。あっという間に便秘は解消されるっちゅう寸法や」
幼少時、アスカは蓖麻子油を飲まされた苦い経験がある。その時のことを思い出し、それをこの年になって再体験する恐怖にアスカはゴクリ、と唾を飲み込む。
「鈴原やめて、そんな屈辱、耐えられないわ…」
「急にしおらしなったなぁ。なんや、浣腸はイヤか?」
「い、イヤよ」
「まあそう言わんと。サービスしてやるさかいな。とりあえず、まずは500cc行ってみよか」
トウジの言葉が終わると同時に、間をおかずにアスカは体内に満ちる生温い液体の感触に目を見開き全身を総毛立たせる。
「あああ、は、はぁっ! え、あうううぅぅ」
「惣流は驚き声も色っぽいなぁ。イインチョは始終泣きわめきっぱなしで、アンアン喘ぎ出すより先にワシの耳がどうかなるかと思ったんやが、こら端から楽しめそうや」
- 282 名前:PDX.:06/01/28 08:47 ID:???
- >某スレ
アスカと交際しているシンジ。もちろん肉体関係もある。
しかしある日「マユミとセックスしてあげて」とアスカに懇願される。
普段「浮気したら殺す!」と言っている彼女がなぜ?
レイプされていらい男性恐怖症に陥っているマユミを立ち直らせるための措置だという。
だがマユミはシンジと二人きりになっただけで顔面蒼白。これでは抱き寄せてキスもできない。
シンジから携帯で話を聞いたアスカがそこで一計を案じる。
まずシンジだけが下着姿になり、両手を背後で縛られてベッドに横たわる。こうすることでシンジの側からマユミに手を出す事はできずマユミは安全である。
その状態で、アスカ指導のもとシンジの胸を撫でてみたり、下着の上から性器に触れてみたり、と少しずつ接触を過激にしてゆく。
責められるたびにいちいち女の子のような声を出すシンジのせいもあってリラックスしてゆくマユミは、ついに彼と唇を重ね、舌を絡めることもできるようになった。
「それじゃ、今度はこれを脱がさないとね」
シンジのブリーフを脱がすよう指示するアスカ。おそるおそるマユミは彼の下着に手をかけて・・・・。
こういう流れだと、最初にマユミが犯られてしまっている時点で黒?
というかこの状況のシンジが「いい目に合っている」と思えるかは人それぞれか?
まぁこの流れ出私が書いたら最後はマユミがSに目覚めて終わってしまいそうだけど(笑)
- 283 名前:PDX.:06/01/28 08:48 ID:???
- >>281 なーぐるさん
まさに鬼畜!w
- 284 名前:PDX.:06/01/28 11:43 ID:???
- >>282
ちなみにこの「和姦という状況だけど女の子が怖がるので男を拘束してなすがまま」というのは、以前読んだ兄妹相姦ものの小説からのインスパイアw
あの話では、妹が兄とのHをOKしたけど、興奮した兄に襲われるのは怖いということで、兄も合意の上で彼を拘束して妹が主導権を握ってHという内容。
多少SM風味だったかもしれないけどスパンキングとかは無かったし後ろを責められたりもしなかったのでまぁフツーのHだったかな。
顔面騎乗くらいはあったかも。でも足コキとかはなかった(笑)
これくらいの内容なら、男の側が主導権を握っていなくても「いい目に合っている」の範疇だと思うけどどうなんでしょうねぇ?
- 285 名前:PDX.:06/01/28 12:27 ID:???
- あと、シンジが女の子たちによって性的に搾取されるというのはどうなんだろう?
アスカにつれられてヒカリの誕生日パーティに参加。
洞木姉妹、アスカ、レイ、マナ、マユミと美少女だらけの中に男はシンジ一人。
ケーキを食べて談笑するころにはだいぶシンジも緊張がほぐれてきて、そこで余興の時間に。
コダマの用意したクジを引いての王様ゲーム。
王様のクジを引いた人がくだす命令が、次第にセクハラの度合いを増してくる。
「3番の人、服を一枚脱いで」「4番の人、碇君に頬ずり」「2番……シンジ、あんたも一枚脱いで」
まっさきに全裸になったマナに罰ゲーム。
「それじゃ、この中の誰か一人にキス。ディープなやつね」
「ん〜、女の子は嫌だから、やっぱりシンちゃんね」
有無を言わさず全裸のマナに抱き疲れ、それはそれは濃厚にディープされてしまうシンジ。
彼も既にブリーフ一枚なので、反応してしまっていることは誰の目にも明らかだった。
「はいはいマナ、もうキスはいいから」
「え〜〜〜」
唇を離して残念そうなマナ。誰がどう見ても罰ゲームが罰になっていない。これ以上エスカレートしたらキスどころでは済まなくなると焦るシンジ。
「ちょ、ちょっと待ってよ、これ以上はまずいよ」
「大丈夫よ。みんな合意の上だから」
アスカの言葉にうんうんとうなずく一同。
そしてこのエスカレートは、シンジが参加者のだれかと本番をするというところに行きつくまで続くのであった。
棚ボタと見るか黒と見るか。
これがシンジ一人がヌードで、服を着た少女たちの前で自慰を強いられて射精するところをしっかり見られてしまうCFNM展開だと黒度が増すんだろうけど(笑)
- 286 名前:なーぐる:06/01/29 23:19 ID:???
- ゴブリ、ゴブリ、ドブッ。
さらに液体が注がれる…。早くもアスカの痛々しいほどに緊張した腹部から、ギュルルルと不吉な雷鳴に似た音が漏れ聞こえ始めた。アスカの肌に粟が生じ、天を向いて突き出されたヒップが誘うように揺れた。
「はぅ、はぅぅぅっ! ああ、やだ! そんな、お腹が、お腹がっ!」
飛び出しそうなほど目を見開き、かすれ声を漏らしてアスカは喘ぐ。
嫌悪とむずがゆさ、それと深奥を貫く鋭い痛みで肌が粟立ち声が震える。弱みを見せまい、諦めたりしない、と自分を強く保とうとするのだけれど、より一層音をいや増して腸が蠕動する。
「ほぅれほれ。我慢できないって顔やな」
「うう、ち、違うぅぅ。あう、ぐぅぅぅ、ぐぅぅぅ、は、放して。お腹、痛い……シン…。ううう、ミサトぉ」
助けを求める相手が寸前で変わったのは、アスカの恥じらい故のことなのか。たしかに、脱糞の危機を愛しく思う男に救って貰いたい、とは普通思わない。これならまだライバル視しているレイに助けられた方がまだマシだ。
張りつめた腹部からは相変わらずグルグルとうなり声が響き、筋が浮き立つほどに強ばった足がぶるぶると痙攣をする。
「あ、あ、あ、ああぁ」
「我慢してもワシにはわかる。惣流の腹ん中はドロドロのネトネトや。体積も何倍にも増えて、腸液もあふれんばかりに出とるでぇ。ワシの触手の先っぽでもびんびんに感じ取れるわ」
「あああ、言わないで言わないでっ。違う、そんなこと、あるわけ、そんなことないっ!」
アスカの全身が艶めかしくも震える。汗と涙で濡れたアスカの顔を、ナマコのように変質した舌で丁寧に舐め取ると、トウジは悪魔の宣告を告げた。
「…もってあと5分って所か。もうちょっと惣流の頑張る姿を見ていたかったんやけどな。上のもんから急かされとるし、そもそもワシもあと5分が待てないくらいせっかちやさかい」
「んんんっ…」
「惣流が噴き出すの待たんと、直接吸い出してやるさかいな」
「……………え?」
とまどうアスカの肛門からチュプンと音を立てて触手が引き抜かれた。間髪入れず、栓が抜けて醜く膨れあがった菊門が内からの圧力で膨れあがる。ヒィー…とかすれた声を出してアスカは全身を硬直させた。出る、出てしまう! シンジの前で!
ほんの1秒にも満たない時間の間、アスカの心は絶望にうち震えた。
- 287 名前:なーぐる:06/01/29 23:33 ID:???
- (あああ、やだっ! この私が、惣流アスカが! 人前で我慢できなくて、うんちしちゃう! 出ちゃう! うんちまみれに、うんち女になっちゃう! そ、そんなの!)
刹那、もう一本の触手がアスカの肛門にねじ込まれた。ボーリングのピン型をした触手はそのまま、無理矢理奥へ奥へと潜り込む。
「おっ!? おぐぅ!」
ずぐん、と音を立ててぶつかる触手の圧力に鳩尾を殴打されたごとくアスカは呻いた。だが、苦痛や圧迫感に苦しむ間もなく、触手がうねうねと腸内をかき回す動きに全身の神経を支配された。治りかけた傷口を撫でさするようなもどかしさが広がっていく。
「あ、ああ、あうぅぅ。な、なに、を」
「ほぅれ。惣流の味はどんなかな」
「はぁぁ、はっ、う、はっ、はぁ、あぁ〜〜〜〜〜」
触手の根本がバスケットボールのように膨れあがり、ごぼごぼと内容物が吸い出されていく。普通、強引に吸飲したら内容物所か腸自体が吸い出されて大怪我を負うことになるのだが、トウジの触手はそこら辺をわきまえているのか吸い出されるのはあくまで内容物だけだ。
「あ、あああっ。やだ、やぁぁぁ。ほ、本当に、本当に吸い出してるっ! 私、吸い出されてるっ!」
急激に圧力と苦痛が失せていく開放感。それを心地よいと感じている自分を自覚することもできず、アスカは溜息のような息を漏らしながら右に左に尻を振り立てた。その淫らな様には特殊な趣味を持つトウジならずとも、わずかにでも嗜虐的な思考を持つならば頬をゆるめてほくそ笑むことは間違いない。
「あああ、あっ、ああっ、出てる、まだ、出てる…。うう、私の中に、こんなに一杯、たまってた、なんて」
屈辱の涙を流し、はぁはぁと肩で息をする。既に魔法服はその大半が魔力の供給を失ってほつれ、浮かび上がった肌は美しいほどに眩い。やがて全てを吸い終わったのかピン型の触手が引き抜かれた。うっすらと黄色い液体を滴らせながら満足げに触手が鎌首をもたげる。
「あ、あふぅぅ」
すっかりと脱力したアスカだったが、彼女が解放の喜びに浸る間もなくトウジは交尾する蛸かなにかの様に触手を絡み合わせる。
- 288 名前:なーぐる:06/01/29 23:41 ID:???
- 「さて、2ラウンド目の始まりや」
「え、えええっ!? うそ、これで、終わりじゃ、無いの!?」
「なに甘いこといっとんのや」
「だって、私、もう出しちゃったわよ。もう、あんたが吸い出すようなものなんてないじゃない!」
人生というのは、そこまで甘いことばかりじゃないだろう? そう言い含めるような顔をしてトウジは鼻で笑った。
「それがどうしたっちゅーうんや。まだまだ浣腸液いれて吸い出すの1セットに何セットでも繰り返すにきまっとるやろ。ああ、擦り切れたり血が出たりせんように、適当に回復魔法かけながらやるから安心せい」
後ろの穴が弱いという弱点の存在を気づかされたアスカにとってそれは死刑宣告に等しい。
トウジは耳まで裂けた口から舌を垂らした。
「イインチョは6セット目まで正気をたもっとった。やめてやめてって泣きわめきどうしやった。せやけど10も過ぎた頃には自分から腰を振って甘えた声を出して、12セットで前を触ってもいないのにとろとろと愛液を溢しはじめたんやが…。
さて、惣流はどこまでもつんやろ。あ、言わんでもわかると思うけど、無駄な抵抗はせんどき」
トウジが顎でしゃくった先には、磔にされたシンジの姿があった。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「あっ、あっ、あっ、あっ、ああっ。ま、また、いや、いやいや。あああ、あはぁぁぁ。はっ、ああ!」
大きくアスカの全身が痙攣した。触手が飲み込みきれなかった粘液は肛門からこぼれ、そのまま秘所を湿らせ、太股を濡らして足首にまで滴っている。ぷっくりと膨れたアスカの菊門はぷるぷると震え、呼吸するようにひくついていた。
そんなアスカの乱れようにトウジは満面の笑みを浮かべる。
「まだ4セット目やで。もう感じだしとるんか? 大した淫乱ぶりやな。さすが魔法少女」
首を振るアスカだが、その顔には隠しようもない喜悦が浮かんでいる。
「ち、違う…。わたしは、そん、な。はぅ、はっ、はっ、ひぅん」
アスカを黙らせようとしたのか、彼女の秘所に鼻先を埋めるようにトウジはしゃぶりつく。触手の愛撫とは違う、(実際はともかく)人間の舌の感触にアスカは一瞬気が遠くなる。
- 289 名前:なーぐる:06/01/30 00:04 ID:???
- 幼児がパケット入りのアイスクリームにむしゃぶりつく。口一杯に広がる甘み、普段行えば親に行われる禁断の行為。トウジはそんな風にも見える満ち足りた顔をで溜息をついた。
「うまい…。それに、惣流。じぶん、つい最近処女やのうなったんやな」
「そ、それが、あぅ。どうしたって、ひぅん! い、言うのよ」
「相手はシンジか」
快楽におぼれかけていたアスカの顔が歪む。トウジの言葉で強さをました怒りと屈辱が、彼女の折れそうだった心を補強する。だが、それすらトウジの…正しくは彼を操る存在の思い通り。
「別に。気にせんでええ。だから惣流にご執心なんやな、とわかったっちゅうことや」
「なに、をっ。ううっ。やだ、だめ、したで、そんな」
とがった舌先がアスカのクリトリスを包皮の上からいじり倒す。
「あっ、あっ、あっ、はっ、はぅっ、あっ、あっ、あんっ、ああっ」
「可愛いお豆や。イインチョはなんちゅうか、ちょっと大味な感じやったが…。惣流は白人のくせにちんまいな」
れろれろ、ちゅぷちゅぷ。音がいやに大きくアスカの鼓膜に響く。もしかしたら、背骨を伝って直に頭蓋を揺らされてるのかも。そんなことを考えてしまう。
「う、うっ。ううっ。や、やめ…。ああ、やだやだぁ。ばか、お願い、だからっ」
「お願いだから、犯して欲しいってか」
アスカの頬が朱に染まる。怒りに駆られた…ということも勿論あるが、それよりなにより「うん」と肯きそうになった自分に慄然としたからだ。そんなアスカの反応もトウジには予想通りだ。
「イインチョは犯すまでに40セットは繰り返したんや。ま、そのおかげで完全に狂ってしまったんやが。
そういやミサトさんは時間が加速した世界でおよそ100年、ラミエルに犯され続けて耐えきったって聞いたけど…。案外もたんもんなんやな。惣流が弱いんか、それともワシが強いんか」
「ち、違うわよ。勝手なこと、言ってるんじゃ、ない」
「ほうかほうか。そんなら惣流が自分から入れてって頼むか気絶するまでケツ穴責めを続けるんやけど」
「そ、それもダメ!」
「そうやろな。じゃ、妥協案や。ワシが惣流の喉に魔法をかけて、入れてって言わせるさかいな」
- 290 名前:なーぐる:06/01/30 00:30 ID:???
- なにを馬鹿なことを言ってるの!? そうアスカは叫ぼうとした。だが、声が出ない。青い瞳が驚愕に見開かれる。
やめてやめて、勝手なことしないで。私の体を勝手に動かさないで。この体は私のもの、私のものなの!
100年に一人と賞賛された魔法少女、母の名を汚すまいと才能に胡座をかかずに努力に努力を重ねた。そしてそれまで同年代で最強と言われた綾波レイに勝るとも劣らない高い成績を収め、使徒退治の最年少記録を塗り替えた…。その自分が、こんなところで最下級と言っても良い愚劣な使徒に言いように弄ばれ、操られている。
気にするな。トウジはそう言いたげな顔をする。
これは自分が特別なわけでも、惣流が弱いわけでもない。たぶん、ミサトであってもこの術に耐えることは出来ない。術をかけているのは自分だけれど、実際に術を行っているのは自分ではなく、あの人なのだから。
「あ、ああ…。ほ、欲し…。うそっ!? わたし、喋り…。マ、マ○コに。言いたくない! 私の、淫乱な。違うっ! 淫乱マ○コに。やめて! 欲しいです。嘘よ、イヤよぉぉぉ」
「ちゃんと続けてんか」
「お願い、やめて、やめてぇ…。うぐぅ!?
…欲しいです、私の淫乱マ○コに使徒の極太触手が欲しいです。下さい。
嘘よ嘘よ、私はそんなこと言ってない、思ってないぃ――――っ!!」
喉も裂けよと絶叫するアスカの声が虚しく響いた。
奇妙に機械的な、だが紛れもない自分の声に戦慄する。自分の意志で言ったのではない、でも…。本当にそうだろうか。抵抗しても無駄だからと、途中で自分から諦めなかった、と言いきれるだろうか。投げやりにならなかったと…。
アスカは耳に差し入れられたトウジの舌先に気づかない。そこからドクドクと堕落させる毒が注がれていることにも。
「それじゃあ、男としてご期待に応えんと…いかんわな」
アスカの秘所に、芋虫の体節のように節くれ立った異形の触手が押し当てられる。その黒光りする肉が押しつけられた時、ビクリとアスカの体は震えた。圧力を受ければ受けるほど淫乱な愛液を滴らせる秘所はじわりと広がり、飲み込むように受け入れていく。
(反応しちゃってる…。喜んでる…。ああ、わたし、わたし…)
- 291 名前:なーぐる:06/01/30 00:31 ID:???
- 今宵はここまでにいたしとうございます。
たぶん、次で終わり(・ω・)
- 292 名前:引き気味:06/01/30 18:38 ID:???
- なーぐるさんは、「エロトウジの得々と言い聞かせるセリフの中での、ヒカリ悲惨物語エロ〜」という技をマスターしやがった、と思う。
- 293 名前:PDX.:06/01/30 18:51 ID:???
- >>292 引き気味さん
ゲキ・ガンガー3のようなものですね?(違)
- 294 名前:引き気味:06/01/30 19:08 ID:???
- 不倫をキーワードに、これが成立し易い(と言われている)中からシチュ選択。
その一、某○価
愛妻ユイを失った後、何故か逃避しのめり込んだ先がシューキョーだったゲンドウ。
その10年後。
父に呼び出されたシンジが付いた先は、ライムグリーンな屋根がソフトイメージな某会館。
下にも置かないもてなしを受けたシンジは、父親が今やこのシューキョーの結構なお偉いさんになっていたことを知る。
かくして戸惑いながらの新生活を開始したシンジに、暇を持て余す婦人部会の奥様方が要らん手を差し伸べて(以下略
- 295 名前:引き気味:06/01/30 19:08 ID:???
- その二、某PTA
すったもんだの末にゴールイン、アスカとの間に設けた愛娘も遂に小学校入学の歳を迎えたシンジ。
生来のお人よしと押しへの弱さ、仕事に燃えるアスカが娘の教育を夫に任せっきりにしていたこともあり、
はじめての授業参観に出かけたシンジはそのままクラスのPTA委員を押し付けられてしまう。
あれよあれよと言う間に「元エヴァンゲリオンパイロット」の肩書きが物を言い、気が付けばPTA会長まで
引き受けることに。
「余計な面倒引き受けたりして、相っ変わらずバカねぇ〜。でも、なっちゃった以上はあの子の立場や先々にも関わってくるんだから、ヘマの無いようにやんなさいよ」
つまりは全然助けてくれるつもりは無いんだね、アスカ。外で内でのプレッシャーによろめきつつ、右も左も分からない新米PTA会長の漕ぎ出す先は?
「ふふふ、一緒に子育て話とかするのがアスカじゃなかったのは残念だったけど、嬉しいな。私たちみたいに若いお母さんやお父さんってこの学校に少ないみたいだし、碇君みたいに知ってる人が居るとホッとするの」
「あ、あれっ? ひょっとして……委員長、じゃなくって鈴原――さん?」
「真っ直ぐ帰っても、夕食の準備までまだ暇なんでしょう? 折角久し振りに会ったんだし、ちょっとお茶でも飲んでいく?」
「ほらっ、っと、鈴原さん……?」
「そっか、トウジとはあれ以来だもんね。言い難いなら……、ヒカリで良いわ」
モーレツ社員と化したトウジにあんまり構ってもらえていないヒカリママが、なんとなく暇な昼下がりに茶飲み話だけで我慢できなくなったり!
後は、新米同士で妙なシンパシー育ててしまった初任教師マナとか、出入りの業者が設けた席で再会する営業接待担当派遣のマユミとか、そんな感じの不倫連ちゃん(w
- 296 名前:なーぐる:06/02/01 00:26 ID:???
- >「エロトウジの得々と言い聞かせるセリフの中での、ヒカリ悲惨物語エロ〜」という技をマスターしやがった
(´・ω・`)
そうか、なるほどと思ったりする一言でした。
ことこまかに「おまえはこれから〜されるんだ。▼◇○みたいにな。おまえはどれくらい〜」
とかなんとか精神的な責めを行う手法をそこはかとなく把握しました。読者の想像力を刺激する利点もありますね。
考えてみれば、拙作の地下鉄みたいにアスカの目の前で凌辱されるレイの姿を存分に見せつけ、
ことさら恐怖を感じさせるというのもこれに類することかも知れません。まあ、あの話のアスカは恐怖を覚えるどころかアジスアベバ
( ´∀`)σ)Д`)
>その一、某○価
(;´Д`) うわぁ、カルトネタ。平然とやってのける引き気味さん、そこに痺れる憧れるっ!
中学の同級生にいましたが除夜の鐘を突かないとかなんとかガキの内から馬鹿なこと言ってるなぁ、
と思ったことも懐かしい。そんな狭量の神さんしんじんなよ、と。
>某PTA
(;´∀`) うわぁ、日○組、全○組。
と思いきや普通の不倫ハーレムですね、これは。同窓会で再会して、あたりがネタとしては出しやすいし
軽めに作れるかな、と思いました。PTAって具体的にどんな活動をしてるかよくわからないから、ネタにしづらい
だけとも言います。
>「そっか、トウジとはあれ以来だもんね。言い難いなら……、ヒカリで良いわ」
すばらしく活動的なヒカリさんの未来予想図にはおはお致しましたですよ!
そばかす(ニキビ?)も消えて髪も切ってショートにしてそうで、言われなきゃ誰だおまえってくらい変わってそうですが、
だがそれが良い。
- 297 名前:引き気味:06/02/02 13:38 ID:???
- >>296 なーぐるさん
>(;´∀`) うわぁ、日○組、全○組。
あ〜、若いママさんの家庭外コミニュケ不倫という線で素直に考えてましたけど、そういった思想系運動にガチ嵌りしてどんどん家庭から浮いてくってのもアリでしたね (;´∀`)
全然エロくなさそうというか、必要以上にドロドロギスギスしてイタくなりそうですけど。
- 298 名前:コウイに値する名無しさん:06/02/02 21:38 ID:???
- 今よりもっとよぼよぼになった(でもあそこだけギンギン)冬月じいさんの背中を
「痒い所ありませんか〜?」と朗らかに笑いながら洗う、自分も全裸の介護ヘルパーマユたんはどうでしょうか。
- 299 名前:コウイに値する名無しさん:06/02/03 21:29 ID:yEa+5NJI
- よぼよぼの老人の背中を洗う全裸ヘルパー美女というのは
ヒカリ日記の30年後という設定でも使える事に気づきました。
親父は今40歳ぐらいだとしたら70歳でよぼよぼは無理があるかもしれませんが、
50代半ばで若年性アルツハイマーを発症したという事でw
一緒に当時のヒカリそっくりの孫が居ても良いかもしれない。
50代半ばで痴呆が始まって、その頃から色々気が回らなくなってたとしたら、
計算が合ってしまう孫が。
- 300 名前:なーぐる:06/02/03 21:54 ID:???
- 甘美な刺激に全身が脱力していき、気高き美戦士の瞳が欲情に揺れた。
同じなんだろうか。そんな想いに彩られ、絶望と共に脳裏に母親の姿が蘇る。
最強と讃えられながらも油断から使徒に囚われ、犯され続けてついには廃人となってしまった母親。再会した母は虚ろな目をして治療院の白い壁を見つめていた。そして二度と自分の足で立ち上がることはなかった。そうなる直前の母は、とても幸せだった。自分もそうだ。シンジがいて、彼に抱かれて、人を愛する幸せを全身で感じていた。
「ああ、やだ、やだ…。シンジ、シンジ、シンジぃ。シンジぃぃ――――っ!」
ズブリ――――。
極太の触手の先端が飲み込まれる。アスカの全身が跳ね上がる。くぐもった重い呻きとも悲鳴ともつかない声が響いた。
「んんん――――――っ!!」
ぞりぞりぐりぐりと大きめの淫唇をまきこみ、愛液諸共に触手が沈む。それが全てだ。アスカの全てを支配し、アスカを弄ぶ。全ての意識は触手に集中する。触手で自分が一杯になっていくことをアスカはいやが上にも感じてしまう。
触角のような突起物に覆われた芋虫が子宮の奥を覗き込むように潜り込み、子宮口をぺろりと舐めてから勢いよく引きずり出される。そのつど太く細くなった体節部分がアスカの秘所を断続的に刺激した。
「おおお、惣流。ええんか、ええのんか…。そんな顔して喘ぎまくりやないか。シンジやないんやで。ワシが、鈴原トウジが…。いや、使徒バルディエルの極太芋虫触手で犯されて泣きまくりか。上の口も下の口も涎出しまくりかっ」
「ちが、ちがっ。ちがうわっ。はぅぅ、あうぅぅ、おあぅ、ああぅ。ひっ、ひっ、ひぃぃ…。あああ、あああ、あああ、もっ、あああっ」
のみこまれていく。貫く電流にアスカの全身は釣り上げられた魚よろしく痙攣した。嘔吐を催すような圧迫感がせり上がり、内蔵を内から押しのける。無理矢理掲げられていた腰が大きくうち震えた。脹ら脛が痙攣し、こつこつとぶつかり合う膝が音を立てる。そして内股をたっぷりと濡らしあふれるアスカと触手のヌルヌルした愛液。
「ああぁ、ああうううぅぅぅ。やだっ。だめよ、だめ…。アスカ、感じちゃ、ダメ…。い、いっちゃ、だめ、だめ、だめ、だめ、だめだめだめだめだめだめだめだめ…」
- 301 名前:なーぐる:06/02/03 22:04 ID:???
- 呟きが徐々に小さくかすれていく。頬の紅潮が最高潮に達した。
「あっ…! い、いっ…ひぃぃっ!」
ガクガクブルブルとアスカの全身が痙攣した。天をつく尻は滴を四方にまき散らし、顔を触手の海に埋める。
痛々しいほどに開ききった秘所から節くれ立った触手をはやす美女。それが今のアスカ。淫らに震え、汗を流し、愛液に溺れていく。
(いった、い・・・ちゃった。わたし、わたし、使徒に、犯された)
それどころか、触手の愛撫に悶え、反応し、そして達した。
戦いに破れ、捕らわれて犯されることは仕方がない。だが、決して溺れてはいけないと戦士の養成所では習ってきた。自分もそうあろうと考えていた。間違っても使徒に破れることがあるなんてないと思っていたし、あろうことか犯される事なんてナイトも考えていはしたのだが。
「そ、それ、なのに…。シンジ、シンジ、シンジぃ…。違う、違うのよ。わたし、無理矢理、無理矢理…」
「おお、おおおっ、たっぷり…出したでぇ」
慟哭に満ちたアスカとは対照的に満足げにトウジは呻いた。使徒であるトウジをして、簡単の呻きを漏らすことしか許さないアスカの肢体…。ぞくりとトウジの心が疼いた。許されているとは言え、さらにアスカの体を貪り続けたりすれば文字通り枯れてしまうまで自分は犯し続けるかも知れない。
(それも、またよし…や)
思えばヒカリを凌辱し、彼女に自分から腰を振ってせがませた時もこんな風に感じた。しかし、と口元の涎を舌で舐め取りながらまた大きく呻く。
「イインチョより良かったで惣流」
「う、う、ううっ。い、いわないで、そんなこと…」
しゃくりあげるアスカの背中を少々困った顔でトウジは見つめた。艶めかしい肌を見ていると、また犯したくなってくる。そうだ、まだ全然足りない。まだ全てを味わっていない。ヒカリを犯した時のように、飢えた鯨がニシンを飲み込むように。
そしてそれを禁じる物は何もない。
ルールも、モラルも、命令も、なにもかも彼を押しとどめることはない。
- 302 名前:なーぐる:06/02/03 22:18 ID:???
- 「もう一回、いやワシの分身身籠もって出産するまで続けるで、惣流…」
触手がアスカの両手首を捕らえ、上方に吊り上げる。がっくりとうなだれた頭とたっぷりした乳房が重たく揺れた。たっぷりと擦り付けられた粘液が、肌を伝い、乳首を伝って床に滴り落ちる。そのままアスカの体を捕らえると、ぐったりと脱力した体を引き倒す。
「ううう。う、や、めて…。子供、なんて、そんなの、絶対に」
「まあ、そう嫌うなや。イインチョみたいにとっとと溺れて病みつきになったが楽やで」
(楽は楽でもワシが楽しいの方やがな)
アスカの体は背中から再び床の上に倒れ込むことはなかった。
いつの間にか、肉を集め固めて造られたゆったりしたソファーがせり上がってきていた。その上に、沈み込むように座り込む。冷たいのか熱いのかわからない腐肉が背中に吸い付く。反射的に逃れようと身をよじるが、蜘蛛の糸のように触手は決して放さない。
「こ、こんな、格好…いやよ。はなしなさい、よ」
「まだ強がれるとはさすが惣流や。いや、そうやなぁ。イインチョとした時みたいに、ここは恋人みたいに名前でよぼか?」
「誰が、恋人よ…」
「そうか…これがツンデレってやっちゃな、アスカ。口でもイヤイヤ言うても、アスカの乳はこんな色っぽく誘うとる」
後ろ手に触手で縛られ、背筋を押され髪を引っ張られ、意図せず誇示するように胸を突き出してしまう。そして幼児に小用をたさせるようにM字型に大きく足を広げられ、そのままの姿勢で固められてしまう。
「あ、ああああ」
直前まで犯されていたアスカの秘所はまだ緩く開いたままで、内から白濁した精液を溢している。粘つく精液は異臭を放ちながら、ゆっくりと糸を引きながらこぼれ落ちた。
「ううっ。屈辱、だわ。いっそ、殺しなさい…」
「おぅ、アスカまかせとけ! 死ぬ死ぬ言わせてやる! 文字通り、天国連れてったる!」
- 303 名前:なーぐる:06/02/03 22:35 ID:???
- 「え、な、違う、そう言う意味じゃ、うぁうううううっ!」
重く濁った音と共に大きくアスカの首が仰け反った。トウジの宣言と共に、痙攣の中心には再び芋虫触手が潜り込んでいた。ぎちぎちに開かれた淫唇がわななく。
「はぁう、あぅ、やめて、やめてぇ――っ!」
背後から伸びてきた死者の腕に大きく張りつめた乳房が揉み取られ、さらに前後に蠢動する触手のもたらす快楽にアスカはいやいやと大きく首を振る。濡れた髪はぴしゃぴしゃと触手の固まりを打ち据える。だが、拒絶の声には隠しようもない甘い響きが混じり始めていた。
「あぅ、あう、ああっ! ひっ、ああっ、そんなっ。やだ、馬鹿馬鹿ぁ!」
柔らかな乳房が捏ねられ、乳首をつままれ弾かれるたびに電流が走る。
目眩の中、自分がダムになったような錯覚に落ちていく。官能という大雨で水位が増してせり上がってくる。限界はもうすぐそこだ。そして解決する術はない。あっけなく、限界は突破される。水が、あふれる――――。
「あああああああっ、ああああああっっ! あうっ、おあっ、あっ!
…ひぃぃぃ。いっ、きゃぁああああああっっ!!」
再び、アスカの中で官能が爆ぜた。見開かれた、あるいは固く閉ざされたままなのかアスカにはわからない。瞳の奥で光が瞬き、折れそうなほどに全身を引きつらせてアスカは絶叫をあげた。ビクビクと触手を締め付ける膣内にねっとりと粘つく精液が吐き出されたのはその直後だ。
(ま、また…)
ぐったりと脱力したアスカは絶望にうち震えながら涙を流した。こんなに出されたら、本当に妊娠したかも知れない。汚れた使徒の遺伝子と魔法戦士の遺伝子が結合することは決してない、とわかってはいるけれど、おぞましいイメージにアスカはまた涙をあふれさせた。
「し、シンジ…シンジ…」
ただ愛しい…『ただの人間』…の名前を呟き続ける。そしてぼやける瞳が磔にされたシンジの方を向いた時、アスカは息をすることも中心を貫く快楽も一瞬忘れた。
- 304 名前:なーぐる:06/02/03 22:53 ID:???
- 「あっ、あっ、あっ、あっ、あん、ああぁ、い、良いです…。シンジさん、良いです」
長い黒髪、整った顔立ち、美しい容姿に不似合いなやぼったい眼鏡、色気あふれる艶黒子、アスカですら勝負することを諦める豊満なそれでいて楚々とした美しいボディライン。透けるように白い肌を紅潮させ、一杯に汗を浮かべた美女がシンジと向かい合うように抱きつき、しがみついていた。
「あぅ、うん、あん、も、もう…。シンジさんたら、そんな激しく、わたし、壊れ、ちゃいます。は、ぁん」
シンジの腕が手に余りそうなくらいに豊かな胸を無造作に揉みしだく。そのまま、力尽きることを忘れた逞しさで全裸美女の体を突き上げた。癖のない長く艶やかな髪の毛を振り乱し、その美女…いや、まだアスカとそう年齢の違わない美少女は甘えた嬌声を漏らした。
アスカのそれと似ているが、まるで異なった悦びに満ちた嬌声が、魂を凍り付かせたアスカの頭蓋に響く。
「そんなに、気持ちいいの? 僕が、そんなに…」
「あん、い、いいです! シンジさんが、シンジさんが、シンジさんの! 一杯、一杯になって!」
首の回した両腕がともすれば外れそうになるのを、必死になって少女は堪える。
アスカのかつての同僚にして使徒に捕らわれ人質にされたが覚悟を決めたミサトの手によって諸共に殺害されたはずの美少女。
て使徒として蘇らされ敵となって再会した少女。
そしてつい先日、激しい戦いを繰り広げ、再びミサトの手によって首を刎ねられトドメを刺されたはずの…。
「ま、マユミ…。どうし、て、あんた、が」
名前を呼ばれたことでちらり、とマユミは肩越しにアスカを振り仰ぐが、すぐに愛しい男の胸に顔を埋めると、再び甘い喘ぎ声を漏らし始める。ただ一瞬、アスカの無様な姿をせせら笑って。
「マユミ、マユミ、あんた、あんた、どうして…」
どうして生きてるの? と言いかけたが、それは途中で止まった。どうして生きていることはどちらかと言えばどうでも良い事柄だからだ。それよりアスカが気になることは、どうして、マユミが、シンジに抱かれているのかと言うことだ。それもお互いまるで恋人同士のように。
「アスカ…」
マユミの代わりに、シンジがねっとりと粘つく昆虫のような視線をアスカに向けた。陽光を写さない濁った使徒特有の赤い瞳。
- 305 名前:なーぐる:06/02/03 23:07 ID:???
- シンジの口元が歪んでいく。
「ごめんね、アスカ。折角助けに来てくれたのに」
「間に…あわなかったの? し、シンジ…。ご、ごめん。ごめんなさい。助け、られなくて」
小さく頭を振る。惚けたマユミの顔を毒トカゲの舌で舐めながらシンジは応える。間に合わなかったわけではないんだよ…と。
「僕の母親の名前は碇ユイ。ミサトさんの前の世代、いや全ての魔法戦士達の中で最強と言われた女性。
そして父親の名前は碇ゲンドウ。ただの人間。ただし、粉々になって焼き払われたはずの使徒の帝(みかど)、アダムの因子を内に持っていた者。その因子は僕にも受け継がれている」
「そん、な…」
シンジが何を言っているのか理解したくない、そう思っても、思いたくても嫌と言うほどわかってしまう。つまり、シンジは、シンジはただの人間ではなく…。
「アスカその通りだよ。気味が悪いわけでもなければ、綾波やミサトさんが悪かったのでもない。だから、そんな顔しないで」
仕方がなかったんだ…。
でも、でもね。
使徒ではなく人間の悲しみに満ちた憂いの顔。絶頂にうち震えるマユミの体をぎゅっと抱きしめながらシンジは寂しげに笑った。いつの間にかトウジは消え去り、ただ彼のものだった触手がアスカの体を捕らえていた。触手はトウジの時とは比べものにならない優しさといたわりでアスカの体を愛撫し、膣を穿つ。
「そんな、シンジ、ああぅぅぅっ」
今度は嫌悪だけでなく、戸惑いが絡みついた喜びに悶えるアスカの姿にシンジは微笑んだ。そう、アスカだけではない。いずれここに来るだろうレイも、ミサトも。
「さあ、アスカ」
「し、シンジ…。シンジぃ。し、使徒でも、良い…。シンジなら、シンジ、シンジ…」
「僕と一つになろう」
------ Ende ------
- 306 名前:なーぐる:06/02/03 23:13 ID:???
- (・∀・)うぃ、これで終わり。
まあ、他にも色々妄想とか設定とか考えてましたが、とりあえずあまり長々と書いても仕方がないので。
ぶっちゃけ元々使徒としての因子を持っていたシンジは、マユミからコアを移されたことでその因子が活性化、
マユミを完全に虜にしてしまい、さらにアダムとして復活してしまった、と。
このあとは選択肢次第で、「駆けつけたレイに倒される」か「みんなと一つに」の
どちらかにルートが分岐と。
ある意味BAD、ある意味ハーレムエンド、なのかなぁ。
それにしてもアイ2+ってかなり微妙みたいですね…('A`)
- 307 名前:FOX:06/02/04 01:24 ID:???
- >>306 なーぐるさま
お疲れ様でした。
しかしトウジ……見事なまでな噛ませ犬!
ラストはハッピーエンドと言うべきなのか「シンジがひとりいい目を見る黒ハーレム」と見るべきなのか。
復活マユマユのねちっこいえっちっぷりと、略奪愛っぷりをもっともっと見せていただきたかったですー。
あと、「肉ソファー」がえっちっぽくってステキ。
お疲れ様でした。
- 308 名前:なーぐる:06/02/04 15:10 ID:???
- ★FOXさん
>復活マユマユのねちっこいえっちっぷりと、略奪愛っぷりをもっともっと
おけー
もっとねちっこく、ねちっこく。新たな妄想というかねたとして、悶えているアスカを見下ろして
オホホと笑う黒マユタンと書きたくなったのよさ!
あとトウジも調子に乗りすぎたってことでマユタンかシンジ辺りに首チョンパとかさせると、もっと噛ませっぽくて
素敵かも。
>シンジがひとりいい目を見る黒ハーレム
('A`)あ、あのハーレム物もかいとかないと…。シンジ黒ハーレムー。
>肉ソファー
じつはこれは大昔書いたセラムン木の人凌辱ネタ再利用ということは、知っているのは俺だけでいい。
さらに元ネタを遡るとゴーストバスターズだったり。いえ、あれはただのソファーから手が出てたんですが。
- 309 名前:PDX.:06/02/04 16:46 ID:???
- >>306 なーぐるさん
ありゃりゃ。意外とも思えるしなるほどねとも思えるシンジの結末。
アスカにとっては幸福なのか不幸なのか。
いきなりマユミの濡れ場になった時にゃ「あ〜なーぐるさんだしねぇ」と思ってしまったけどw
- 310 名前:FOX:06/02/04 19:00 ID:???
- >>308 なーぐるさま
マユマユの活躍ぶり、期待してます。
PDX.さまもおっしゃっていたように「突然マユタン登場」に、わたしも「やっぱりなーぐるさんだ……」と思ってしまいますた。
>噛ませ犬トウジ
もはや生きておらず、ただの生きた調教玩具として存在していて、さらにそのうえ「使徒」にあぼーんすか。
これくらい見事だと、逆に「アスカにどんな非道いことをしても」バランスが取れるような気が。
- 311 名前:FOX:06/02/04 19:10 ID:???
- えっとその「おみゃーらにできないだろ、『シンジひとりがいい思いをする黒ハーレム(アスカ寝取り付き)』とのお言葉に発憤して、6時間ほどどたばたしてみました。
やっと、やっと冒頭の「それなりなキャラ立てとシチュエーション作り」を終えて、「これから黒ハーレム開始」というところで力尽きました。今日のうちは。
明日中に「シンちゃんがアスカを寝取って『ああ、ああ、アナタごめんなさいアハンアハン』」および「他の方々もちょっとだけアハンアハン(シンジさまー)」なところまでたどり着く予定です。
ただ、問題の「アスカのダンナ」のキャラ立てがしっかりした方がいいのか、それともあくまでも「理想の夫」という記号だけでいいのかがちょっと見えないんですよね。
この手の二次小説で、キャラ立て突っ走ってもなんだか空しいし、でもそれで読み手が寝取られ成分を強く感じられるならそれは必要な気がしますし。
「後編」の参考にさせていただきたいので、ご意見などいただければ幸いです。
- 312 名前:FOX:06/02/04 19:11 ID:???
- 「さぁ、もう一度キスをしようか」
「は……い……」洞木ヒカリはうっとりと瞳を閉じた。
おとがいを持ち上げられると「はあぁ」っと甘い吐息とともに紅唇がかすかに開いた。
くちゅり、と唇をついばまれ、甘噛みされて、ゆっくりと舌が這う。
もう我慢できなかった。
「あはぁ……ンっ」彼女は自ら舌を伸ばして、男のそれと絡め合う。
ぬるぬるとした感覚が、すぐそばで息を呑む親友の気配が彼女の体温を上げてゆく。
ぎゅっと相手にしがみつき、シャツを握りしめてしまう。
その指に婚約指輪を輝かせて。
「さあ、今日はヒカリにいっぱいご褒美あげるから。今日はヒカリが一番頑張ったんだからね」
「ああ、ありがとうございます……ありがとうございます」
「思いっきり恥ずかしいポーズでセックスしてあげる」その言葉とともにブラウスのボタンが外されてゆく。
シルクの生地が肩から滑り落ち、デニムのスカートを落とされる。パンティーストッキングが甲高い音とともに破り裂かれた。
「ヒカリ!ヒカリったらしっかりしてよ!」親友の声などもう耳に届かない。
促されるままソファーに横たわり、恥知らずに腰を持ち上げて開脚姿勢を取った。
淡いピンクの上質なショーツ、そのクロッチに大きな染みができていた。
ひょいと布地をずらされて、ぬるりぐるりと舐め回されるともうじき鈴原ヒカリになる女性は澄んだ声で泣き叫ぶ。
「ああ、ああ、オチンチン!オチンチン入れてぇ」と。
「分かってる、分かってるよ」男の声はあくまでも優しい。ちゃんと奥まで入れて、子宮をずんずん突いてあげるから」
「ああ、ああ、うれしい!うれしい!」
「もちろん、ヒカリが大好きな『生チンポ』でコスってあげる」
「うん!うん!」
「もちろん奥まで注いであげるから、期待してね」
「ああ、ああ、はやくぅ、はやくぅ」
本来なら落ち着いた印象を持った、親しみやすい容貌をとろんと蕩けさせ、甘い声で彼女はせがんでいた。
婚約者でない男のペニスを、その精液を。
唖然とした表情で、向かいのソファーから「ヒカリ……」とつぶやいているクォーター美女にどこか勝ち誇ったような表情を向けつつ、もうじき鈴原ヒカリになる女性は背徳セックスを願っていた。
- 313 名前:FOX:06/02/04 19:11 ID:qo3pHD6+
Party Time
「ああもう、明日がなんの日か分かってるの?とっても大事な日なのよ。ああもう、それなのに、それなのに……」
少し早口で、少し演技がかった仕草で、手を振ってから空港のロビーでその若妻は上目遣いに男を見上げた。
肩まで伸ばした、やや赤みがかった髪が流れる。
「海外出張だなんて……そんなの聞いてない。アタシ、アタシね、ものすっごく気合い入れて準備したのよ。ほんとよ。……あ、ネクタイ曲がってる」
ついと手を伸ばして相手……彼女よりも一回り大きな男性……のネクタイを直す。
「ああ、ありがとう……本当にごめん」その謝辞はネクタイに関してのものではなかった。
「いいの……いえ、ぜんぜんだめ!どうして引き受けちゃったの?あなたよりも偉い人はいっぱいいるのに」
「断れなくって。ほんとうにごめん」男は新妻に微笑む。彼女の知人に「彼、まるでクマさんみたい」と評される夫の細い目がさらに細くなる様子に彼女は溜息をつき、少し背伸びをして彼の頬にキスをして、甘え声でささやく。
「早く帰ってきてね。帰ってきたら結婚記念日パーティと……赤ちゃんつくるんだから……ね?」
空港ロビーの人混みの流れのなかで、愛情に溢れた抱擁を交わすカップル。
誠実さを絵に描いたような男に、刹那の別れも耐えることがつらいとヨーロッパ調の美貌に涙を浮かべ、少女のように駄々をこねる若妻。
それはまるで、映画の一シーンのよう。
だから通りすがる誰もが少しまぶそうに、好意を織り交ぜた視線で二人を眺め、けっしてとがめようとはしない。
十数秒に渡る固い抱擁を解き、二人はもう一度見つめ合った。
「じゃ、いってくるよ」柔らかな口調で男は言った。
「行ってらっしゃい。アナタ……タケシ……さん」
「うん。できるだけ早く帰ってくるよ……アスカ」
もう一度軽いキスを交わし、それから男はくるりと背を向けて出国ゲートへと向かう。
一八〇センチを越える大きな背中をアスカ……「生駒」アスカ……はうっすらと涙を浮かべて見送っていた。
- 314 名前:FOX:06/02/04 19:12 ID:qo3pHD6+
◆ ◆ ◆
「アスカちゃん、これ、本当に二人だけでパーティするつもりだったの?」
「そうよ。当然でしょ?結婚一年目の記念日を旦那さま以外のだれと祝うの?」
溜息混じりのマヤの問いにアスカは即答し、クーラーボックスから取り出されてテーブルの上に積み上がった食材を目の当たりにしていたヒカリとマナはそろってこめかみを押さえた。
「きっと一週間ぶっ続けでパーティするつもりだったのよ、アスカは」
「……かもね。でもあの旦那さんならこれくらいぺろっと平らげちゃうよ、きっと」マナのささやきにヒカリは苦笑する。
「これはもう、マヤさんに期待するしかないっしょ。二人分ってことで」
「こら」
くすくす笑ってヒカリはマナのお尻を軽く叩く。二人の視線の先にいるマヤはてきぱきとアスカが持ち込んだ食材を整理していた。
ゆったりとしたニット地のワンピースの腹部にははっきりと分かる「徴」があるにもかかわらず、マヤはヒカリやマナが以前から知っているとおりに機敏にそして優雅に、キッチンで働いていた。
「あ、あの……マヤさん、お手伝いしましょうか?」ヒカリの言葉にマヤはうなずく。
「そうね、じゃぁ前菜を見繕ってくれるかしら。メインはアスカちゃんのたっての要望で、『ミセスアスカ自信作』のミートローフにするから」
「それ、わたしアスカのトコに呼ばれて二度食べた。実験台として」ぱっと手を挙げるマナをアスカは睨みつけた。
「お黙り。今度はつべこべ言わせないわ。保証する」
「あ……ほら、アスカちゃんの入魂の作だから……だから……ヒカリちゃん、コーディネイト、お願いね」
「はぁい」ヒカリはテーブルを見回した。「じゃあカルパッチョかしら……あの、お皿、お借りしますね?マヤさん」
返事を待たずにヒカリは食器棚を開けて適当な大皿を取り出すと、慣れた手つきで盛りつけをはじめる。
- 315 名前:FOX:06/02/04 19:12 ID:qo3pHD6+
- ここはマヤの……「碇」マヤの……キッチン。
あの「使徒大戦」ののち、葛城ミサト准将から「少年英雄」碇シンジの保護者の役を引き継いだのは伊吹マヤだった。
その被保護者が二十歳の日を迎えると同時にマヤを「婚約者」として発表したときには、彼を追い回していたマスコミ関係者はそろって驚愕する羽目になった。好奇心旺盛な彼らからも、伊吹マヤは「少年をひっそりと見守る生真面目な姉のような存在」と見なされていたからだった。
だからそのねじれた認識は惣流・アスカ・ラングレーへのインタビューの殺到というかたちで現れた。
「なぜ別れちゃったんですか?」
「碇シンジの恋人はあなたではなかったのですか?」
「ともにあの戦いをくぐり抜けた戦友同士が。愛を育まないはずがない!」
「お二人の間で何かあったのですか?あのもう一人のチルドレン、あの、レイという少女となにか関係が……」
惣流・アスカ・ラングレーの答えは常に苦笑混じりで同じ内容だった。
「アタシは碇シンジの恋人であったことなんて、いちどもないの。アタシは彼を嫌ってない、むしろ敬意を抱いてる。だけどそれは、異性として、恋愛対象として『好き』という感情ではないの。たぶんそれは向こうも同じ」
なおも説明を求めるものたちにはこう答えた。
「アタシたちの関係って……よく言って家族みたいなものよ。悪く言えば……うーん。あのね、恋愛感情を抱くには、お互いの辛いところを知り過ぎているんだと思う。相手について幻想を抱く余地もないくらいにね」
多くのものはその言葉に納得した。それでも納得しなかったものはさらなる取材を続けることになったが……「チルドレン」の生存者二人のあいだに恋愛関係が存在したという事実を見つけることはできなかった。
……惣流・アスカ・ラングレーの言葉はある意味真実なのだろう。
ジャーナリストたちはある理解に達した。
……あるいは、惣流・アスカ・ラングレーは普通人としての生き方を選んだのだと。
……あの「最終決戦」を事実上ひとりで決着させた碇シンジとはちがう生き方を選んだのだと。
- 316 名前:FOX:06/02/04 19:13 ID:qo3pHD6+
実際、その通りだった。
「大戦」ののちにチルドレンの任を解かれたアスカは第三新東京市に住みながらもNervとは距離を置き続けていた。
そしてNervもことさらに彼女との関わりを持とうとはしなかった。
アスカが不自由なく生活できるだけの基金をただ与えたのみで、派手な記者会見も、最近とみに政治的な重みを増すようになったイベントにもアスカを呼ぼうとはしなかった。
代わりに常にそこにいるのは碇シンジだった。
使徒と化した人造人間エヴァンゲリオン量産機たちとの戦いに勝利したチルドレンのひとり、乗機である初号機を大破させつつもまだ諦めず、同じく大破していた零号機に乗り移ってついには敵を殲滅させた彼はいまや全世界的な有名人、いや英雄をNervは常にそこにおいた。
しかし同時に、彼は悲劇の主人公とも見なされていた。
なぜなら碇シンジは「使徒大戦」の終結とともに淡い恋をも喪ったのだから。
それも、永遠に。
◆ ◆ ◆
Nerv自身の手によって作られた使徒……量産型エヴァンゲリオン……との戦闘の最終局面においてエヴァンゲリオン初号機が大破したとき、まだ稼働していたのは零号機のみだった。
右手をもがれ、装甲のあらかたを失い、パイロットも重傷を負った状態は「戦闘可能」からはほど遠いものであったが。
しかしそれでもミサトは命じた。
戦えと。レイとともに零号機を動かせと。
それ以外に道はないと。
だから碇シンジは零号機に乗り込む。自らも血を流しつつ。
エントリープラグ内で綾波レイが大出血し、刻一刻と体力を失いつつあることを知りつつも。
そして、奇跡は起きた。
- 317 名前:FOX:06/02/04 19:13 ID:qo3pHD6+
あり得ないほど上昇するシンクロ率。
瞬時に復元する右腕。
腕のひとなぎで展開され、にじり寄る白い悪魔たちを軽々とはじき飛ばしたATフィールド。
やすやすとこじ開けられ、切り裂かれる量産機たちの展開する絶対領域。
形勢は一転した。
初号機ですら互角に持ち込めなかった戦力比をものともせず、お互いの血が混じったLCL溶液で満ちたエントリープラグ内で手をつなぎあった少年少女は「敵」をなぎ倒してゆく。
戦闘記録によると、碇シンジは少女の名をなんども呼び、少女の身体を気遣っていた。
さらに碇シンジが「これが終わってから、あの、もしいやだったらいいんだけれど……」と息を荒げつつ恥ずかしげに少女をデートとも言えないようなデートに誘っていた。
だがそのとき、発令所は事態に気付いていたのだった。
零号機に奇跡を起こしているのは綾波レイと碇シンジの二人ではないことに。
それは碇シンジただひとりによる奇跡であることに。
綾波レイの心拍は零号機再起動後、四七秒で停止していたのだった。
そして、その戦闘記録は零号機が量産型エヴァンゲリオンの最後の一体に止めを刺した直後で途切れたという。
少年がもはや綾波レイがもうこの世界に存在していないことに気付き、絶叫するところで終わっていたという。
発令所のだれかが耐えきれなくなって回線を切ったと言われている。
その「事実」はけっして公表される種類のものではなかったが、人々はそれを知り、そして信じた。
それはいわゆる世論操作にほかならないと指摘するものも数あれど、碇シンジの影を帯びた表情がNervの文脈とともに必ず出てくるような状況では、Nervのいささか怪しげな所業をまともに批判するのは難しかった。
よって、その後数年にわたって続いた国際政治の暗部における粛正と闘争の場においてNervは有利な立場を保つことができたのだった。
- 318 名前:FOX:06/02/04 19:13 ID:qo3pHD6+
その様子を惣流・アスカ・ラングレーは彼方から眺めていた。
碇シンジが最終決戦において語った言葉について、彼女が誰かに訊ねられることはほとんど無かった。
なぜなら弐号機は初号機投入までの貴重な時間を確保したのと引き替えに白い悪魔たちに蹂躙され、パイロットは意識を失っていた。というのが公式な報告とされていたからだった。
そのときの彼女の精神が、幼児の域まで退行していたことはけっして語られなかった。
もちろんアスカはもその事実を喋ろうとはしなかった。
「普段の『碇シンジさん』と『綾波レイさん』の関係」について訊ねられたときも、彼女はよく分からないと答えた。たぶんきっと、彼がその気持ちに気付いたのがあのときだったのじゃないかしらとだけ答えただけだった。
もちろんアスカは知っていた。
碇シンジがしばしばレイを見つめていたことも。
少女がその視線にときに気付き、かすかに微笑みを返していたことも。
少年が夜、毛布を被って秘かに自分を慰めているときに、綾波レイの名を呼んでいたことも。
◆ ◆ ◆
「これは壮観ね」マヤが嬉しそうにつぶやく。
二人ではめったに使うことがない……「普段はカウンターで済ませてしまうから」とマヤが少し恥ずかしそうに言った……大きなテーブルはさまざまな料理で溢れんばかりとなっていた。
「うわぁ、なんだか本当に美味しそうに見える……ッ」不用心にも口走ったマナの頭をアスカがごつんとやる。それを見ていたヒカリがくすくす笑った。
「ありがとう。アスカちゃん。ここを使ってくれて」
「え、えと。そんな、お礼を言わなくっちゃいけないのはアタシの方だし。ごめんね。こんなに素敵な場所貸してもらって。マヤ」
「これからも、ときどき来てくれると嬉しいな。アスカちゃん。あの……シンジさ……あ、うちの主人、けっこう帰りが遅いから気にしなくっていいし」
- 319 名前:FOX:06/02/04 19:14 ID:qo3pHD6+
- 「う、うん。機会があればぜひ」アスカはうなずく。
金融関係の仕事に関わっている夫(ゼミの合コンで知り合ったNervとも、チルドレン時代の彼女ともまったく関係のないごく普通の男性だった。だからこそアスカは惹かれたのかもしれない)が業務上の急用でヨーロッパへ出張してしまったために、準備に準備を重ねた結婚記念日を吹き飛ばされたアスカは、家に帰るやいなや親友のヒカリに涙ながらに電話し、自分たちの不幸を延々訴えはじめる。
もうじき鈴原姓に変わる予定のヒカリはアスカの愚痴……そのなかには「せっかく結婚記念日のパーティーの「あと」に備えて、ピルの服用も二週間前からやめたのにぃ。信じられる?もう、アタシ、準備万端だったんだよ」という頭痛すら引き起こしそうなものさえあった……が一段落するまで話を聞いたのち、こう切り出した。
「アスカの準備したそのお料理、みんなで食べてしまわない?マナやマユミも呼んで。場所はね、あの……マヤさんのおうちで」
こうしてアスカは「英雄」の自宅を初めて訪問することになった。
意外なことに彼女の友人達……ヒカリやマナ、マユミ……は頻繁にマヤを訪ねているらしかった。
だからヒカリはごく自然な態度でアスカを案内する。
アスカはそういうわけにはいかなかった。
その高級マンションに碇家だけで一〇台分の駐車スペースを持っていることにひるみ、エレベーターで上がった三十二階のホールが事実上の「碇家の玄関」であることを知って「なにコレ、ひょっとしてこのフロアは丸ごと……なの?」と訊ねてしまう(そのフロアがメゾネットであることを教えられてさらに絶句することになった)。
だから数ヶ月ぶりにマヤと再会したとき、彼女が変わっていないことにほっとしてしまったのだ。
ほっそりした身体を緩やかなワンピースで包んだ碇マヤの笑顔は、彼女が結婚式を挙げる数日前にマナが招集した「気心の知れた女友達の集まり」のころとまったく変わっていなかった。
- 320 名前:FOX:06/02/04 19:14 ID:qo3pHD6+
「さあ、準備万端ね」アスカは笑った。碇シンジとの愛の結晶を慎重に育んでいて外出も最小限に控えているらしいマヤが喜んでくれるなら、機会を見つけて訪ねようと思い始めていた。「あとは、マユミが来れば……」
そのときインターホンが鳴り、山岸マユミの微笑みがモニターに映る。
「はいはーい。もう始まっちゃうよ。早く来て!」勝手に受話器を取り上げたマナが明るく叫んだ。
◆ ◆ ◆
「アスカさぁ、次はレシピの読み替えかたを身につけようね。この料理、全部六人分くらいの量で作ってあるよぉ」
「生駒アスカ結婚記念パーティ(参加者限定)」のメインディッシュを終え、みなが紅茶やコーヒーをたしなんでいる場でマナがくすくす笑いながら言った。「信じられない。五人プラスアルファがかりでも片付けるのにこんなに苦労するなんて」
「苦労したようには見えなかったけど」アスカが言い返す。「だいたいアンタ、あんなにバクバク食って、大丈夫なの?ウエストにお肉ついても知らないよ。それともオトコいないからそっちで発散してるとか……」
「大丈夫でーす。もんだいありませーん。あたしって消費カロリー高めだし、それに、それに……」ぱたぱたっとダイニングからマナは走り去るとポーチをもって再び現れた。
「じゃーん!これがあたしの『ダーリン』でぇぇーす!」彼女の手には写真が握られていた。
そこに映っているのは霧島マナとアスカの知らない若者だった。
「村木ダイスケくんでーす。都庁職員。けっこうエリートなんだよ。優しいし、面倒見がいいし」
マナもまた、アスカと同じような理由で戦友達と恋人となることを避けていた。いや、どちらかというと彼女の保護者を任じていたムサシとケイタがそのような関係を避けていたのかもしれない。
三人はアスカからみても羨ましいほどの、兄弟のような絆を保ち続けていた。その代わりというべきなのか、ムサシとケイタの恋人はヒカリからみても「マナとまったく共通点を持たない」女性だった。
「オトコできたからってバクバク食べていいってもんじゃないわよ。愛想尽かされたって知らないからね」アスカの言葉にマナはへらへらと、とてもとても幸福そうに笑うだけだった。
- 321 名前:FOX:06/02/04 19:15 ID:qo3pHD6+
- 「マユミ、アンタはどうなのよ。おつきあいしている人、いるの?」
「あ、私は、まずは教員免許を取るのを最優先にしてますから」にっこり笑って、澄ました顔でマユミは紅茶を啜った。
「恋人は小学生っすか。マユミ」
「はい。私、頑張ってクラスのみんなから憧れる先生になりますから」マナのきわどいジョークを軽くやり過ごしマユミは微笑んだ。
「ね、来て良かったでしょ?」ヒカリがそっとささやかれたアスカはうなずく。
「ありがと。ヒカリ。アタシ、独りで家に閉じこもってたらどうなってたか分からなかったわ」
「よかった。これからもこんな集まり、やりましょうね」
「うん。ほんと、ありがと」
「ねぇ、みんな、提案があるの」にこにこ笑って年下の友人達が歓談するさまを眺めていたマヤは言った。「わたしはダメだけど、リビングでワインはどうかしら?」
少し顔を見合わせたあと。にっこりとマヤの友人たちはうなずいた。
◆ ◆ ◆
「ね、シンジってどんな旦那様なの?」
わずかに膨らんだマヤのおなかをそっと撫でさせてもらったアスカはどこか不思議そうに訊ねる。
マヤ手作りのおつまみを肴にボトルが二本ほど空にして、すっかりくつろがなければアスカにはできない質問だった。
「とっても素敵な旦那様よ。もう、なにもかも任しておける」ミネラルウオーターのグラスを両手で包み込み、くすくす笑うマヤ。
「えー、えー、なんだか想像できないんですけどぉ」
「本当よ」
「うーん、想像できないなぁ。マヤさんをリードするんだ」
- 322 名前:FOX:06/02/04 19:15 ID:qo3pHD6+
- 「そうよ。ちょっと強引なくらいなのが素敵なの」
「うわ、ラブラブなんだ、マヤったら。するとなに、アイツったらマヤのことを『マヤ』って呼び捨ててるとか?」
「アスカだって昔っからそうでしょ」ヒカリがぼやくがマヤは「そうよ、名前で呼んでもらうとすごく嬉しいの」と笑っていた。
「うわぁ、想像できないなぁ。じゃ、エッチのときもそうなんだぁ」
「……アスカさん、ちょっと」マユミがそっと声をかけるがあっさり黙殺された。むしろテンションが上がってしまう。
「『マヤ、どうだい?』とかささやかれるんだー。きゃー、なんだか想像できないー」
「あ、アスカちゃん、ちょっとそれは……」
「きゃー、なんだかすごいー。その結果、あのシンジが、あのシンジが……パパになっちゃったってワケで……」アスカが怪訝な表情になった。マヤを含む全員がどこかばつの悪い表情になっていたからだった。
「……あれ?みんなどうしたの?ね、ノリ悪いよ。マヤも、ほら……」
「あ、あ、あすか……」マナがこわばった表情で彼女の袖を引き、目配せをする。
「どうしたって言うのよ……え、ええええええっ!」
「こんばんは。アスカ」
振り返ったアスカの視野にいるのは、「今日は遅い」はずのマヤの夫だった。
「こ、こ、こここここ……」
「そりゃね、コウノトリが運んでくるわけじゃないから。赤ちゃんは。ちゃんとやるコトしないと」
「そ、い、い、いつ、いつ、いついついつ……」
「いま三ヶ月だから、三ヶ月前になるかなぁ。そういうことは」
「そ、そうじゃなくって、そうじゃなくって……い、いつ、いつかえってきて」
「『ラブラブ』くらいから」
「うわぁぁぁぁ!」アスカは立ち上がった。その美貌が真っ赤になっているのはけっしてアルコールのためだけではなかった。「こ、この根性悪!そういうときは声かけなさいよ!いるって知ってたらあんな恥ずかしいこと聞くわけないでしょ!ったく、もう、その……」
「マヤのために……来てくれてありがとう。家にこもっているとどうしても煮詰まってしまうから」
「……あ、うん。どう……いたしまして」
- 323 名前:FOX:06/02/04 19:17 ID:qo3pHD6+
- 一八〇センチ近い長身となった碇シンジに会釈されたアスカは毒気を抜かれた表情でぎくしゃくとうなずいた。
「せっかくだから、ゆっくりしていってよ。なんだったら泊まってくれてもいい。客間はいくつもあるから」
「あ……う、うん。ま、そ、その。考えとくわ」
「シンジさん、シャワー浴びます?」マヤがそっと立ち上がり、シンジの背中に手を置いた。
「だめよーマヤ、シンちゃんどこかに閉じこめたらぁ」マナが笑った。「一風呂浴びたら戻ってきてもらうのよー」
「はいはい」マヤは苦笑しながらシンジの背中を押して応接間から立ち去った。
「マヤ、幸せそうだね」アスカが頬を染めたままぽつりと言った。「アタシ、なんだかほっとしちゃった」そのままぽんとソファーに腰を落とす。「というわけで、どんどん呑むぞー」
「らじゃー」マナが応え、ワインをさらに一本封を切った。
◆ ◆ ◆
-Party Time(前編)-了
気合い入れまくったのに「オカズ」分までたどり着けてませんです。
後編に期待くださいませ。
ま、考えようによっては後編のほうが楽と言えば楽かも知れませんね……(w
- 324 名前:なーぐる:06/02/04 23:49 ID:???
- >Party Time
なるほど、そう来ましたか。マユタンだけステディがいないところにホッとしつつも、
絶対裏で何か転がるような展開が来るに違いないと身構えている自分がいます(・ω・)
レイが既に故人なのが意外というか…。しかし、このあとどういう展開でシンジが彼女たちを…ワクワク
>恋人は小学せqあwせdrftgyふじこlp
ナーグルさんのやう゛ぁいスイッチが入った模様です。
- 325 名前:コースケ:06/02/05 00:39 ID:???
- ★FOXさん
マユミ<むむぅ、小学生の恋人sgふあgふd……
私もここで頭の中にくるくると妄想がw
わくわくドキドキして続き待ってます。
★なーぐるさん
外伝の妄想結果期待してますww
- 326 名前:LHS廚:06/02/05 01:25 ID:???
- かなり単純に。
ヒカリン来たんですな。
黒でもいいっす、いてくれれば。
>小学生。
私も書くことになりそう。
- 327 名前:FOX:06/02/05 07:23 ID:???
- えっと、その……
>恋人は小学せqあwせdrftgyふじこlp
そこに反応しますかー(w
今回はそもそも「シンジ黒ハーレム」ですから、小学生の恋人たちの入り込む余地はないはず……です。
つか、入れたら「公約違反」って気がしたけれど、「寝取られ対象」として「「教育実習に来たマユミせんせい」が大好きで、とっても尊敬していて、でも最近彼女のことを考えると「おちんちんが硬くなってくる」ことにとまどう可愛い男の子たち」をあてるのもいいかも。と思い始めたわたしハッケーン。
よく考えてみるとマユたんネタは扱ったことがないので、どんな感じにできるかちょっと不安です。
もっとも、登場キャラを「一本釣り」した描写を入れてしまうと、たぶん大長編になってしまうのでメインはあくまでもアスカになっちゃうでしょうね。
>故人なレイ
イキオイで書いちゃったんです……。無意識のうちに「シンジのトラウマとなるイベント」を組み込んじゃった感じですね。
ちゃんと料理できるんだろうか、このイベントを。
よく考えてみるとマヤ→レイでも違和感がないかも。もうちょっと姉さん女房っぷりを加えるべきかもしれません。
皆様のご期待の添うべくがんばりますですー。
>アスカ夫のキャラ立て
アスカと絡めるかたちでキャラ立てして、「アスカがダンナを愛している」「アスカが愛しているダンナはこんなにいい人」の一粒で二度美味しい感じで進めてみます。
どうも有り難うございました>ハーレムスレの方々。
- 328 名前:通りすがられ:06/02/05 07:56 ID:g2xSp11c
- >FOXさん
いきなり途中から読んだ俺(苦笑
一瞬「真説・交換奴隷誕生記」の後日談?!と思って少しドキドキして
しまいました・・・あははは。
続き楽しみに待ってます。
#アスカの旦那の絶望っぷりを期待するおいらは駄目駄目なんでしょうかね?
- 329 名前:LHS廚:06/02/05 16:45 ID:???
- >>327 FOXさん。
もう観られたかもしれませんが、本家ハーレムスレでも結構話題になってます。
大まかな流れは
「何時ものシンジのポジションみたいなものだからいらね、アスカの心理描写が多ければ良い」と言う流れと
「『立派でいとしい夫がいるのにアイツに転ぶアスカ』なドラマ的盛り上がりがほしいから描いて」という
二派に分かれているみたいです。
- 330 名前:骨型:06/02/05 20:27 ID:???
- …お疲れ様ですー。なんか諸先輩方のえろえろな文章がすぐ側にあって、ちょっと書き込ませていただくのが怖かったり怖かったり…。
取り敢えずリアルの諸事で決着がついたので、書き込ませていただきたく。
…そんななのに書きあがっている部分はまったくもって非エロなんですが…。
- 331 名前:骨型:06/02/05 20:28 ID:???
- 『屋敷』。
表向きには碇家の別宅の一つである。事実、シンジやゲンドウは一応ここに住んでいる(ゲンドウは仕事等の理由で一ヶ月に五日もここには居ないが)。
だが、ここにはもう一つの顔がある。
碇家が秘密裏に運営する娼館だ。
とはいえ、別段金を取る為に運営しているのではない。
そもそも日本経済を裏から牛耳る碇の家に、金の為に運営される娼館など必要ない。
ここの用途は、普通の娼館とは別のものなのだ。
「シンジ様」
「ん」
書斎で書類を整理していたシンジは、室外からの声に顔を起こした。
「お客様がお見えです」
「ふむ、どちらだね?」
「総理大臣の…」
「ああ、判った。『商品』のリストを用意しておいてくれ」
「はい」
屋敷には三種類の女性が居る。
一つは、シンジやゲンドウの寵愛を受ける『妾』。
もう一つは、元々来客を満足させる為に用意された女性達、所謂『商品』だ。
扱いは野球の一軍と三軍くらいの差だと思えば良いだろうか。
妾は各々の豪華な個室を用意されており、専属の『お付』がつく。表での『仕事』を持ち、時には主人に同伴してパーティなどに参加する事もある。
また、主人以外の男性の相手をする必要性が無く、必要あれば主人の子を身篭る事さえ許されている。
文字通り、妾。法律の関係上籍を入れる事は出来ないが、それでも彼女達は『側室』としてこの屋敷に在るのだ。
そして商品と呼ばれる女性は綿密な健康管理のもと、地下に用意された個室に軟禁され、定期的に専門の人間から『調教』を受ける。無論表に出て仕事をする事は許されない。
無論生活水準は平凡な社会人よりも数段いいのだが。
何よりの差は、屋敷の主人が彼女達の相手をすることはない、ということだ。
彼女達を気に入った来客に下げ渡される事はあっても、屋敷の勝者として立つ事は決して許されない。
それがここの非情なまでのルールなのだ。
- 332 名前:骨型:06/02/05 20:29 ID:???
そして最後が、ここの主人の正妻である。
だが、未成年のシンジには未だ正妻は居ないし、ゲンドウの正妻は今はエヴァの中だ。
よって、現在ここにいる女性はシンジの『妾』が四人と、ゲンドウの『妾』が七人(リツコもこの中に居る)、そして『商品』が十七人。
先ほどの声はゲンドウの妾の一人だ。
「ふむ。そう言えば…」
「何か?」
今は隣を歩いている。
「マクランディという女性はここに来たかな?」
「ええ、二時間ほど前に。『商品』として扱うのでよろしかったので?」
「そうだね。まあサツキさんやアオイさんほど上手くないし、マヤさんやカエデさんほど初々しくもないしねえ」
元々はゲンドウの個人的な秘書のような存在であり、ユイがエヴァに呑まれてからはシンジの家庭教師のような事をしていた女性だ。
年齢も四十に近づき、ゲンドウやシンジの体の相手はしなくなったが、現在でも屋敷内の発言力は大きい。
屋敷の女執事、とでも言えばいいだろうか。
- 333 名前:骨型:06/02/05 20:29 ID:???
応接室。
「これはシンジ様」
「やあ」
畏まった大臣に、軽く手を挙げて答えるシンジ。
「今日はどうされました?一応来週には『使徒』が襲来します。郊外とはいえ、この付近は戦場になりますから、そろそろ準備を始めたいのですが」
「は…。実はその事で」
「ふむ?どうしました?もしかしてまだ信じていないような方が居るとか?」
「いえ、セカンドインパクトの例もありますから、その事に関しては大丈夫です。しかし、その正体について、秘匿されたままでは納得いかないと…」
「ああ、蚊帳の外なのが気に入らないんですか」
苦笑するシンジ。
まあ、権勢欲が強いほど、自分達が物事の中心に居なければ気が済まないのかもしれないが。
「旧世代の人類の悪しき遺産…だそうです。彼らが自分達の進化の在り様を幾つかの方向性でアプローチしたものだ、というのが我々の見解ですね」
「ほう」
「その中で生まれた存在ですから、広義では我々の兄弟みたいなものだそうです。…嫌でしょう?そんな化け物と兄弟だなんて」
「た、確かに」
「だから発表は避けていたんですがね。まあ、ある程度の生態についてのデータはお渡ししてもいいですよ。ただし第一級秘匿情報ですから…」
目つきを鋭く細め、強い調子で告げる。
「もし仮に流出した場合、例外なく日本の国会議員およびその身内は変死するでしょうね」
国会議員を挿げ替える。それくらいは造作もないのだから。
「…わ、判りました。もう少し調整してみせます」
「期待していますよ」
にっこりと微笑むが、大臣の額には脂汗が。
そこでシンジは唐突に話題を変えた。
「さて、それで…今日はどうなさいます?」
「は?ど、どうとは?」
「ふふ、ここの存在理由をご存知ないわけではないでしょう?」
「あ、いや、しかし…」
普段は国会で堂々と発言し、政治家には珍しく一般の女性にも人気のある男なのだが、今は面白いほどにうろたえている。
シンジがもう一言揶揄を加えようとした、ちょうどその時。
「…!……!?」
「っ!!…?…!」
表が俄かに騒がしくなった。
- 334 名前:骨型:06/02/05 20:30 ID:???
- 開け放たれた応接室の扉。
そこに現れたのは、ブロンドというには少々くすんだ髪色の女性。
「…ああ、これはミズ・マクランディ」
「シンジ!こ、ここは一体なんなの?!」
「なに、とは。ああ、本宅ではありませんけど、一応我が家ですよ。申し訳ありませんね、僕はこちらに所用があったので」
「そういう問題じゃないわ!!」
「ほう?」
「こんな、こんな非人道的な事…!」
非人道的、という日本語を知っている辺り、かなり勉強しているな、と場違いな連想に行き着く。
「それが何か?」
「何か、って…!」
今まさに血管が千切れそうな程に額に筋を浮かべる彼女。
「訴えるわ!この国が駄目なら、ステイツのマスコミに流してでも!!」
「では、ここの内情を知った上で、ここを出られる、と?」
「当たり前でしょう!!」
「判ってませんねえ」
シンジは大仰に嘆息した。
「僕の招きに応じてここに現れた時点で、否の答えはないんですよ」
「そ!そんな勝手な事―」
ぷつん、と。
まくしたてていた彼女の全身から力が抜けた。
「…貴女がここを出られるのは、誰かの持ち物となった時か、亡くなった時だけです」
- 335 名前:骨型:06/02/05 20:31 ID:???
- 「失礼致しました、シンジ様、お客様」
「ああ、紫垣。いつもながら見事だね」
現れたのは、瞳の色の薄い男性。
「恐縮で御座います。しかし、久方振りに活きの良い。色々と楽しめそうですね」
「そう。取り敢えず地下へ。後の措置は追って連絡するよ」
「ほう、シンジ様直々に、で御座いますか…」
「それも追って、ね」
「畏まりました」
彼は、碇家に仕える調教師である。
父祖の代から彼の家に仕え、閨事の管理を任されている一族の一人。
先代―シンジの祖父の『商品』の中でも最も見目麗しい者を下げ渡されて『妻』とし、息子と娘が一人ずつ居る。
子が二人できたと同時、掟によって男性機能を―男性器と一緒に―廃し、晴れてゲンドウ、およびシンジ付の調教師となった。
そして次は彼の息子がそしてゲンドウの商品の一人を下げ渡されてシンジ、もしくはシンジの子付の調教師となるのである。
娘も中々の器量であるから、遠からずシンジの妾としてここに迎えられるかもしれないが。
世襲制のこの『役目』を、彼ら紫垣の一族は誇りとしていた。
- 336 名前:骨型:06/02/05 20:31 ID:???
「…ああ、お待たせして申し訳ない、総理」
「いえ、それは大丈夫ですが…」
「…ふむ。いい機会だ。紫垣」
「は?」
ふと、シンジは口許を歪めて女性を抱えた紫垣を呼び止めた。
「総理。この女性は今日付けでここの『商品』となる事が決定しました」
「ほう…?」
「まあ、お待たせしてしまったお詫びも兼ねて、ですが」
ふと、得心したかのように紫垣が目を細めた。
「…この女性を御自分で直に調教なさるつもりはありませんか?」
「よ、良いのですかな!?」
「ええ。アドバイザーにはここの調教師達をつけましょう。ルールは一つだけ。調教師達のガイドに従い、『死なないように』自分色に染め上げてくだされば結構」
「はい、私どもが全面的にご協力致します。気高い情婦でも、卑しい肉人形でも、お好きなように調整してみせましょう」
紫垣も恭しく頭を下げる。
「そ、それは中々に良い趣向ですな」
「ええ。もし納得の行く出来になりましたら無料で差し上げましょう。お気に召さなくても責任持って碇の家で管理致します」
「そこまでしていただけるのですか…」
「誘ったのは僕ですから。一度味見をしてしまったのですけどね?…中々にいい声で啼きますよ」
「ほほう…」
情欲の色を瞳に乗せる大臣に、満面の笑みを浮かべる。
「それでは、どうぞこちらへ」
女執事の案内に従い、大臣は部屋を出た。
これからじっくりたっぷり、大臣は時間の許す限り彼女を陵辱し、調教し、屈服せしめるだろう。
「ふむ。…地下の個室に空きがある間は生調教、ってメニューも案外いけるかもしれないなあ…」
無論、そうそういいタイミングなどありはすまいが。
「まあいいや。さてと、今日の早番は…」
すぐさま興味を失い、『妾』の日程プログラムに目を移す。
「マヤさんか。たっぷり甘えてくれるといいねぇ」
- 337 名前:骨型:06/02/05 21:15 ID:???
- 「ふひゅうー、ひぃ、ふひゅー…」
三時間後。
息を荒げながらベッドに突っ伏すマヤは、満ち足りた顔でシンジに頭を撫でられていた。
シンジもまた穏やかな顔で手を動かしていたのだが、ふと。
「そういえばマヤさんは、ここの『商品』が余り好きではなかったんだっけ」
「ふえ?あ…うん」
まだ荒い息をつきながらも、律儀にその質問に答える。
「何故?」
「だって…。シンジ君が目移りしないかって心配なんだもの」
ぷっ、と頬を膨らませるマヤ。
「え、でもカエデさん達は?一応目移り、って事になると思うんだけど」
「それはいいの。シンジ君のおうちの事情でしょ?納得はしてないけど…」
一夫多妻。この場合は一妻多妾か。
ゲンドウとは違い、確かにこれはシンジの場合は半ば義務だ。
碇の遺伝子を残す為に。その確率を高める為に、彼の場合は妾でさえも『居なければならない』。
「そりゃ嫉妬みたいなのはあるけど…。それでもちゃんと大事にしてくれるでしょ?」
「そっか。なら僕が彼女達に目移りしないって証拠があればいい訳だ?」
「あ…ひ!?」
くちゅり、と。
まだ熱く潤う秘部をくちくちと甚振りながら、彼女に立つ事を求める。
「ん…なに、するのぉ?」
「そうだね、今日はちょうどいい『証拠』が手に入ったから、マヤさんにも見てもらおうかと思ってね」
それを見ればきっとマヤさんも安心するよ?と微笑むシンジに、マヤは濡れきった瞳を向けてしな垂れかかった。
- 338 名前:骨型:06/02/05 23:41 ID:???
- 地下室。
「如何ですかな?投薬から一時間。そろそろ頃合ですが」
鎖に両腕と両足を繋がれ、口までも塞がれたマクランディ―ジュディ・マクランディという名なので、今後ジュディと呼称する―は、大臣を憎しみの篭もった目で睨みつけていた。
「なんというか、ぞくぞくとするな。…こう、背筋を走るものがある」
「ええ。しかし、この場にてその行為を許されるのは、ここではこの雌に対してのみで御座います。お取り違えのなきよう」
「判っているとも」
「さて、大臣。そろそろ薬が全身に回っておりまして、女陰等の部位の神経が過敏になっている状態で御座います。刺激なされば、それだけで」
「ふむ。こうかね?」
「ふっ…!ふぐ…ふぅ…!?」
ぐりぐりと股間を踏みつけられて、目を剥くジュディ。
「しかし…」
「はい?」
「先ほどまでの悲鳴を肴に背後から、というのもいいが…」
「こういう屈服しかけ、というのも心奪われるもので御座いましょう」
「ああ…堪らんね」
- 339 名前:骨型:06/02/05 23:42 ID:???
- 「ふむ。…まだ途中だったか。流石に一般人にやらせると手際が悪い事だね」
「ひ…シンジ君…!?こ、ここ…一体…!」
「プレイの一種として当主達に用意された部屋…なんだけどね」
つまり、調教の様子を見つつ見せつつ、互いに興奮を高めたり、妾に自分との扱いの差を教えたりという部屋な訳だが。
シンジが部屋からマヤの股間に指を差し入れたままであるのも、それが理由だ。
「ン…し、シンジ君、か、彼女…は?」
「この間の出張の時に、コナかけられたんだよね」
「な…!」
「チャーター機のアテンダントさんだよ。声かけてここに招いて、システムの説明をしたら暴れてね」
「あ…暴れ…ひん!?」
「そ。頬っぺた叩かれちゃった」
嘘である。が、マヤはその瞬間眉根を寄せた。快感よりも嫌悪が優った、そんな風情である。
「な、なんてことを…っ!」
「まあ、だからそこでああいう目に逢っている訳。大臣もストレス溜まってるんだねえ、容赦ないや」
「大臣?…あっ!?」
今度は驚愕に目を見開く。
こういう、感情を容易く露にする辺りが彼女の魅力だ。
「ところで…、興奮しない?」
聞きながら指先に集中する。
「あ!あ、あ、ああっ…んんっ!?」
つぷつぷと指を躍らせながら、視線を鏡の向こうに誘導する。
「向こうではああやってここを乱暴に踏みつけられて浅ましく喘いでいる。こっちではそれを肴にしながらこうやって優しく弄くられて悦んでいる」
そのまま首筋、耳へと舌を這わせながら、
「ね?自分が上流階級の嗜好を体感している、って感じ、しない?」
「ひくっ!!」
「鏡の向こうでは、下等な雌が自分を汚す雄に媚びた視線を向けているんだ…。ほら、マヤさん。無様だと思わないかい…?」
「ほ…ほんと…!無様…無様だわ…!」
はあはふ、と食い入るようにそれを見ながら、シンジの指に、掌に、股間を擦り付ける。
「なんて…なんて…獣…みたいな…ああっ!!」
嘲るような笑みがマヤの顔に浮かんだ。
「僕があんなのに惹かれると思う…?」
ぶんぶんと、首を横に振る。
「ね…?だから、安心して。僕はマヤさん達だけにしか心を許さないから」
今度は縦に。
「シンジくん…挿れて…!」
- 340 名前:骨型:06/02/05 23:43 ID:???
「シンジくん…挿れて…!」
「ん?」
「ほら、あんなの挿されて喘いでるわ…あの女…」
ちょうどその先では、大臣によって三本目のバイブレーターを挿し込まれたジュディが、首を千切れんほどに振りたてて悶絶していた。
「私はぁ、あんなおもちゃじゃなくて、シンジ君ので気持ちよくなれるのぉ…。くすくす、ざまを見なさい…」
いい感じにトリップしている。
シンジは前置きもなく、いきなりそこに自分を突っ込んだ。
「ひぐんっ!?」
「どう?マヤさん」
「きか…ないでぇ…!判ってる、でしょう…?」
「そうだね」
「んっ!あはぁ…!どう!?いいでしょう!うらやましいかしら?!ふふ…!うふふふ!」
「ちょっと薬が効きすぎたかなぁ」
あまりの豹変っぷりに、流石にシンジも冷や汗を禁じえなかった。
また、余談ではあるが。
翌朝、この事を聞かれたマヤは顔を真っ赤にして早々に仕事に出てしまい。
そして、ジュディ・マクランディという『商品』は碇家の娼館に人員登録されることはなかった。
大臣が第二東京に帰ったのは、更にこの翌日であった事も付記しておく。
- 341 名前:FOX:06/02/06 03:48 ID:???
- すみません……。
ぜんぜん終わらないです。コレ、ひょっとして70KBコースかもしれません。
とりあえず「パーティ」の始まりまでは……。
「先輩!せんぱい!どうして、どうしてこんなことするんですか!おねがいですから、こんなのひどいです!」
伊吹マヤは声を荒げた。しかし、その声はすぐに涙混じりの嗚咽に代わり、弱々しいものになってゆく。
「こんな、こんなことしなくても、縛らなくっても……わたし、わたしは先輩になら……」
後ろ手に手錠をかけられたまま濡れた瞳で相手を見つめる。だが、そこにあるのは冷ややかな笑みだった。
「残念だけど、貴女を欲しがっているのは私じゃないのよ」赤木リツコは優しく笑う。しかしその笑みは治療不能な患者に医者が向けるタイプの笑みだった。そのまま手を伸ばしてマヤの肩を抱き、彼女の耳たぶに軽くキスをした。「貴女みたいな、『可愛くって、優しくて、けっこうグラマーで、でも清潔な女性』はとても稀少なの」
「い、いや……せんぱ……い。あたし……おとこのひとは……おとこのひとは……」
「貴女の意見は却下よ」リツコは微笑したまま携帯電話を取り出し、短縮番号を押した。「ええ、準備できたわ。いらっしゃい」
そして数分後、アパートのドアロックを解除して現れた人物にマヤは悲鳴を漏らした。
「し、シンジ……くん」
突き詰めたような、怯えるような、しかし隠しようもない情動を秘めたまなざしで、エヴァンゲリオン初号機パイロットは息を荒くして彼女を見つめていた。
「シンジくん……そんなこと、そんなことしないよね?女の人を力ずくで乱暴するなんて、いけない、いけないことなんだよ……」
だが、一四歳の少年の視線はタンクトップにショートパンツ姿の、淡い女の色香を無防備に発散させている伊吹マヤの全身を舐めるように這っていて彼女の声など届いていないようだった。
「力ずくじゃないわ。貴女も怖がる必要なんて無いのよ」耳元で囁くリツコが、サイドテーブルに置かれたバックから取り出したのは簡易型の酸素吸入器を思わせるマスク付きのエアゾール容器だった。それを手にしたリツコに抱きかかえられたマヤは、口と鼻をマスクでかぽりと被われる。
- 342 名前:FOX:06/02/06 03:48 ID:???
- 「マヤ、これはあなたにしかできないとっても大事な『お仕事』なのよ」優しく甘く、蕩けるような声でリツコはマヤにささやいた。「過度のストレスにさらされているエヴァンゲリオンの初号機パイロットのストレスを発散させるために、伊吹マヤはその清らかな肉体を差し出すの」
「そんなの、そんなの嫌です、そんなの……」マスクに被われ、声をくぐもらせながらマヤは反論した。
「だって、アスカはお子様すぎてシンジくんにとってはかえってストレスになってしまうし、レイは先約済み。私は彼のお気に召さなかったみたいね」
少年の性的玩具の選定理由が楽しげに耳元で語られていくうちに、マヤの抵抗はしだいに弱くなっていく。
「ミサトは最後まで有望だったけど……彼女の場合、情に溺れてしまいそうだからパス。指揮官がオチンチンほしさに判断が鈍ってもらっては困るもの。それで……貴女たちMAGIのオペレーターが最終候補に残ったわけ」
背筋も凍るような言葉をマヤの尊敬する女性は楽しげに告げた。
「あなたたちの『カタログ』をじっくり比べて決めてもらったのよ。普段の姿、着替えやシャワーを浴びてる姿、オナニーしているときや、セックスに夢中になっているときの映像もあったわ」
今度は頬にキスされて、ぎゅっと抱きしめられた。しかしもう、マヤはその好意に高ぶりを感じることはできるはずもない。
「そうして、マヤ、貴女は選ばれたのよ」
「いや、いやぁ……」
「サツキにするか、あなたにするかずいぶん迷ったみたいだけれど……やっぱりね、バージンなのが一番ポイント高かったみたい」
「ひどい……よ」
『とんでもないわ。とてもすばらしい義務よ。伊吹マヤさん、貴女はNervの切り札の碇シンジ君にその新品の身体でお仕えするの。二四年間保ち続けた操を捧げて、Nervに貢献するの。ね?とても素敵じゃないかしら」
- 343 名前:FOX:06/02/06 03:49 ID:jdzoS3BU
- 「ああ……」マヤはもうふるえが止まらない。涙を浮かべて、まるで少女のように碇シンジを見つめることしかできない。
それこそが、その表情こそが、彼に彼女を選ばせた理由のひとつであることなど気づきもしないで。
かちり、とエアゾル容器のボタンが押された。かすかな異臭がマスクの中に充満していく。マヤはぎゅっと唇を噛みしめて息を止める。もちろんそれすらも赤木リツコにとっては楽しみのひとつに過ぎない。
「無理しないで。ただの麻酔ガスよ。麻薬と違って依存性もないし、後遺症も残らない。心と体をリラックスさせるだけ」
「……」
「マヤ、意地を張っちゃだめよ。抵抗できなくされて強引にされてしまうよりも、好奇心いっぱいの男子中学生の玩具になっている間は夢を見ていたほうが幸せじゃないかしら?」
あまりに恐ろしく、おぞましいビジョンにマヤはなんとかマスクから逃れようとする。しかしそれも、肺の中の貴重な酸素を浪費するだけだ。
「……く、く、ふ、あ……はぁッ!」
ついに我慢できなくなって、マヤはそのガスをひとくち吸ってしまう。たちまち意識がおぼろになり、我慢していたはずの呼吸がゆるゆると再開してしまうが、それをもはや危険と感じることもできない。
「さぁ、さぁ、ゆっくりお休みなさい。マヤ。眠っているあいだに貴女は花開くの。そうして目覚めたときには……」
「ひど……ぉ……い……せ……ん……ぱ……い。わた……し……し……ん……じて……た……の……に……」
くたりとリツコの後輩の全身が弛緩した。どこかうっとりした表情のまま、華奢な肢体をソファーに投げ出していた。
「さぁ、シンジくん」ルージュの塗られた美唇が笑みのかたちになった。「伊吹マヤはあなたのものよ。五時間は眠っているから、彼女の躰を好きなように……そうよ、すみずみまで……調べて、やりたいように……欲望を満たしていいのよ」
無言のまま碇シンジはマヤの足下にひざまずくと、震える指でむっちりとした太股を撫で、頬ずりする。
- 344 名前:FOX:06/02/06 03:49 ID:jdzoS3BU
- それはまるで、女神に対する信徒のような態度だった。
だが赤木リツコは分かっている。
彼の指がマヤのショートパンツのボタンにかかり、それを引き下ろすまでには一〇分もかからないことを。
剥き出しになったショーツには、女の匂いでむせかえるほどの蜜がべったりと付いており、それはすなわちマヤが「犯される予感」に震えただけで肉体はその準備を整えてしまっていることを碇シンジが即座に理解することを。
女神をあがめる立場から一転、それを征服することを望んでしまうことを。
やがて目覚めたマヤは、碇シンジが自分を蹂躙した痕跡を発見したマヤは、泣きながらもその立場を受け入れてしまうことを。
碇シンジの姓の捌け口として、あらゆる場所で、あらゆる状況で彼の「お願い」を拒めない自分を発見することを。
十も年下の男の子による淫らな要求に逆らえないどころか、それが快楽と感じられるよう自分の躰が「開発」されていることを。
あまりに惨めな自分の魂を救済するために「これは碇シンジのためにしていることなのだ。これはNervのためにしていることなのだ」と繰り返しているうちに、伊吹マヤが碇シンジの欲望処理人形であることを「すばらしい義務」と本当に信じてしまうことを。
二週間も経たないうちに、伊吹マヤは絶対にして絶大な「愛情」を碇シンジに抱くようになることを。
- 345 名前:FOX:06/02/06 03:49 ID:jdzoS3BU
- ◆ ◆ ◆
そういえば、碇シンジと同席してアルコールをたしなんだことなどいままでなかった。
「碇」マヤの隣に腰掛け、アルコールで火照った身体を軽く彼女に預けている「生駒」アスカは思った。
「妻のプライベートな集まりだから」と理由付けして遠慮していた碇シンジは、結局のところアスカとマヤを除く女性陣にリクエストに応えて同席することになった。
アスカもそれに反対することはなかった。ソレばかりかマヤに「いいの?」と少し心配そうに訊ねられると「ナニ言ってんのよ。マヤまでアタシとシンジが付き合ってたとか思ってるんじゃないでしょうね?」と苦笑したくらいだった。
……たった六年強で、男のヒトってこんなに変わるんだ。
落ち着いた態度で微笑みを常に保ったまま、ヒカリやマナ、マユミと語る碇シンジ。ときおりちらりとこちらを見ては、如才ない言葉をかけてくる碇シンジを観察していたアスカはそう思うと同時にそれを打ち消した。
……違うわ。彼を変えたのは環境。そして……権威と地位。
三年前、碇ゲンドウ氏がクロイツフェルト・ヤコブ病に似た症状でリタイアを余儀なくされて以来、Nervの表看板となった碇シンジは「悲劇のヒーロー」であると同時に「世界を救った組織の代弁者、あるいは預言者」として振る舞うようになった。
一部のマスコミによると、彼はもはやただの広報部員のひとりではなく、かの組織の運営に直接関わる権力者のひとり、いや支配者のひとりに加わったのだという。
だが、それはNervと縁を切ったアスカにとってはどうでもいいことだった。
彼がマヤに対して優しく、頼りがいのある夫となってくれればそれでいいことだった。
マヤとシンジの「なれそめ」を鋭い勘で当時から気付いていたアスカはある意味達観していた。
- 346 名前:FOX:06/02/06 03:50 ID:jdzoS3BU
- ……最初は不幸で、ただ利用する/されるだけの関係でも、そこから生まれる愛情もあるし、それを育てていくこともできるのだと。
いや、それは達観などではないことにアスカは気付いていない。
それは一種の理想主義であり、彼女が「そうあってほしい」と願うもののひとつであることに。
しかし、アルコールで軽い酩酊状態であったアスカはそのような深い考察よりも、もっと現実的な事実に気付いた。
「ねぇ」アスカは女友達に声をかけた。「ひょっとして、ヒカリもマナもマユミも……なんだかお洒落なのは、シンジが帰ってくること知ってたから?」
「あのね、アスカさん」マユミがにっこりと微笑んだ。「それは『たしなみ』というものです。奥様のお友達が潤いのないセンスの持ち主だと旦那様が知ってしまうと、奥様が可哀想でしょ?」
「あー、でもでも、奥様以上に派手な格好もだめ。えっちなのは論外」とマナがくすくす笑った。
「う、うるおい……ねぇ」アスカは友人たちに視線を走らせる。
シルクっぽいブラウスにちょっとお嬢様っぽい黒スカートのヒカリ。
妙にボディラインを強調する薄手のセーターにミニスカートとタイツ姿のマナ。
「ソレってその『ゴスロリ』ってヤツ?と小声で訊ねてしまったほどの、フリルの多いワンピースと純白のブラウス姿のマユミ。
どれも「女友達のところに集まって、料理を作ったあとにアルコールをたしなむだけ」のための服装ではなかった。
……ったく、このコたち、けっこう意識してるんだ。それに引き替え……。
膝丈のジーンズにざっくりしたシャツを羽織り、ウエストでくくっている自分の姿は、確かに油断しすぎだったかもしれないとアスカは苦笑した。
……既婚者のお宅を訪問するときは気をつけなくちゃいけないんだ。
「次から気をつけるわよ」アスカは笑う。皆も笑った。とても幸福な気分だった。
「そうだ。マナ、ワインがもう……」シンジが空になっているワインの瓶を視線で示した。
「あら、じゃ、代わりを取って来るわ。アスカちゃん、手伝ってくれる?」
「らじゃー」マナの口まねをして立ち上がる。少し大げさによろめいて、シンジが心配そうになるのを視野の端に捉えて満足する。
……ああ、変わってないんだ。そういうところは。
幸福な気分のままでアスカはマヤに続いた。
- 347 名前:FOX:06/02/06 03:50 ID:jdzoS3BU
◆ ◆ ◆
マンション内部にワインセラーがあるというのも凄いけど、その広さが我が家のリビングと同じくらいなのはいかがなものだろう。
三本のワインを詰めたバスケットをマヤの代わりに持ったアスカは思う。
キッチンからずいぶん……たっぷり一分は歩いた……フロアの端に位置したセラーは常時空調されたうえにその広さも、品揃えも相当なものだった。
「シンジさんもわたしもあまり詳しくないの。懇意にしている業者の方にお願いして、ときどき補充してもらっているのよ」とさらりと言われたその空間に保管されているワインはアスカの知る限りでは相当な高級品どころか、平均的なサラリーマンの月収では一本買うのがやっとという代物さえあったのだ。
あらためて碇シンジの財力をアスカは認識させられる。
……うちだって、金融関係だからお給料はよそよりはいいハズなんだけど、それにアタシの基金もあるけど……この差はすごいなぁ。
いささか呆れつつリビングに戻ってきたアスカの足がそのドアの付近で止まる。
ひどく艶めかしい声が室内から聞こえてきたからだった。
「いま、いくらになった?」
シンジの問いに答えているのはマユミだった。
「に、二万円です。胸が五千円ずつ、太股も五千円ずつですから……」
「は、は、あ、あ、だめ、だめ、もどって、アスカ、アスカが戻ってきちゃう……」
細く弱々しい声にアスカの動悸が高まった。
「キスはいくらだったっけ?」
「いちまんえん……です」今度はマナが答えた。「けっこう値が張るんだ。ヒカリの唇のお値段って」
「じゃ、それも」
「あ、ああ……ん、んん……ふ……ふぁ」
「!!」
アスカはそっと室内をのぞき込む。体温が急激に上がったのを自覚する。
そこでは洞木ヒカリが碇シンジとキスをしていた。
乱暴に髪の毛を掴まれて唇を貪られていた。
- 348 名前:FOX:06/02/06 03:50 ID:jdzoS3BU
- それだけではない。彼女はピンクのショーツがのぞいてしまうほど大きく膝を緩め、ストッキングに包まれた光沢のある内腿をさわさわと男の手で撫でられていた。
男の肩を弱々しく押し戻そうとしたヒカリの指には婚約指輪が哀しく輝いていたが、やがて舌を絡める粘っこい音が大きくなるとその手はぱたりとソファーのうえに落ちてしまう。
「!!」大声を上げようとしたアスカの口が後ろからふさがれた。
「だめよ。ヒカリちゃんが恥ずかしがっちゃう」
マヤは平然とささやいた。
「知ってる?ヒカリちゃんの未来の旦那様のお家、いろいろあって二年ほどまえに破産したの」
確か父親が退職後に始めた事業に失敗したとかなんとか、その話はうっすらと聞いていた。だがいい弁護士に助けてもらって、それについては目処が立ったはずだった。
「だからね、その借金の肩代わりをするしてあげたの。彼が、での、その代わりに……」その声の響きにアスカは覚えがあっt。それは拳銃自殺を図ったNervの技術主任と同じだった。「彼女を買い取ったの。洞木ヒカリちゃんの自身をね」
手短にマヤは説明する。しかしそれは簡潔ゆえに残酷だった。
借金の担保として洞木ヒカリは碇シンジに「買い取られ」、その身体を所有されたのだと。
もちろん監禁したわけでも、暴力を振るったこともなかった。
このリビングのテーブルのうえに「書類」を置かれ、マヤとシンジが淡々と事実を告げただけで、その可愛らしい女子大生は涙ながらに身につけたものをすべて脱ぎ、絨毯に膝をついたのち三つ指をついて震える言葉で感謝の言葉を述べた。
真っ白なきめ細かな肌を碇シンジが讃えつつ、背後に回り込んでもそのままの姿勢を保ち続けた。
無防備なむっちりしたお尻を撫で回され、しだいに熱を帯びた淫花のあわいにつぶりと碇シンジの指が侵入したときも、泣きじゃくりはしたものの姿勢を崩さなかった。
掻き回され、指ピストンされていくうちに甘く華やかに、そして支離滅裂になっていく洞木ヒカリの「感謝の言葉」をマヤはとても楽しんだと言った。
- 349 名前:FOX:06/02/06 03:51 ID:jdzoS3BU
- ぬるぬるになった秘裂のなかで鈎型に曲げた指のおかげで、高々とヒップを持ち上げた彼女が後ろからシンジに貫かれたときも、彼女は「やめて」とは言わなかった。ただ恋人の名前を叫び、「ごめんなさい、ごめんなさい」とつぶやいているだけだった。
そうしてヒカリは奉仕の心と、濃厚なサービスを覚えてゆく。
自身の身体の部分部分に、さらには奉仕の行為に「値段」を付けてあげると。自ら望んで破廉恥で淫らなサービスを行うようになったのだと。
恋人との交わりよりも、「シンジさん」との交わりの回数が多くなってしまったことに涙した生真面目な少女はもういなかった。
負債を返すために淫らな行為を求めていたはずなのに、「お金、お金なんてどうでもいいの、はやく、はやくシテください!おねがい、おねがいだからじらさないでください」と涙をこぼすほど開発された淫乱メイドが誕生するまで、半年もかからなかったのだから。
それどころか負債を「完済」して、鈴原トウジとの近いの日を指折り数える毎日がやってきても、彼女はすがるような瞳で訪ねてくるのだと。
自分に価値があることを確かめるために。
彼女を頼り、感謝の念を隠そうともしない婚約者がけっして与えてくれない「支配される喜び」のために。
身体が覚えてしまった哀しい快楽をむさぼるために。
「今日のヒカリちゃんはいつにもまして積極的ね」マヤはうっとりと言った。「きっと『スイッチ』が入っちゃったんだわ」
アスカの視野に映るヒカリは碇シンジとのキスに溺れ、太股をさわさわ撫で回されていくうちに、自らの右手をショーツのウエストをくぐらせてくちゅくちゅと巧みにその指を動かし始めていた。
- 350 名前:FOX:06/02/06 03:51 ID:jdzoS3BU
- そしてアスカは気付く。
マナもマユミも、ヒカリと同じような濁った輝きをその瞳に浮かべていることに。
つまり、彼女たちもまた、シンジとマヤの卑劣な支配下にあるのだ!
「しってる?ヒカリちゃんはやっと『課題』をこなせたのよ」マヤが背後からアスカをぎゅっと抱きしめた。「『あのアスカちゃんをここに連れてくるように』ってずっと言われてたのよ。そう、やっと彼女、言いつけを守れたの」
「!!!」アスカは全身をこわばらせた。マナとシンジがなにを考えているか、初めて理解できたのだった。
だが、なにもかも手遅れであることを彼女は知ることになる。
抵抗し、身を振りほどこうとする前に、ぐにゃりと膝の力が緩んでしまう。
「あ……く……からだ……うごけ……な……い」
「飲み過ぎちゃったのね。アスカちゃん」マヤの声はあくまでも優しかった。「大丈夫よ。ちゃあんと介抱してあげる。それにね……」
くったりと廊下に横たわったアスカの髪をそっと撫でて彼女は続けた。
「アスカちゃん旦那様……二週間後に出張から帰ってきたらきっと驚くでしょうね。とっても綺麗で可愛い奥様が、もっともっと綺麗になっているんだから」
「クスリ……どう……して……どう……し……て」
「貴女が欲しいからよ。シンジさまが、わたしが」
「まけない……から……アタシ……そんな……オンナになんて……ならない……もん」
「楽しみにしていて。きっと貴女も驚くわ」
アスカの全身から力が抜け、なんとかポケットから取りだした携帯電話が転がった。
にっこり笑ってマヤは携帯のスイッチを切る。
リビングルームからは洞木ヒカリの哀しくも淫らな声が漏れてきているた。
- 351 名前:FOX:06/02/06 03:57 ID:???
- >リビングルームからは洞木ヒカリの哀しくも淫らな声が漏れてきているた。
リビングルームからは洞木ヒカリの哀しくも淫らな声が漏れてきていた。
ですね。
しかしこれ、「アスカとダンナの電話のやりとり(やるのか……)」にたどり着くのにえらく手間がかかる気がしてきました……・
>通りすがられさま
「交換奴隷」のクリスとシンジのキャラが置換可能に「ならない」よう頑張りますです。
少なくともわたしは、「交換奴隷は牡の象徴にアスカが負けてしまう話」ですが、今回はちょっと違う方向を目指したいと思ってますので。
- 352 名前:通りすがられ:06/02/06 07:33 ID:EdDbLGxg
- >FOXさん
いや、まぁマヤが懐妊って見て、ついついアレの続きかと思ったわけで(苦笑
続き、色々と楽しみにしてます。
無理しない程度に頑張って下さい。
ところで
>マナとシンジがなにを考えているか、初めて理解できたのだった。
これってマヤとシンジの間違いじゃないですか?
>骨型さん
続き・・・期待してますよ。
- 353 名前:PDX.:06/02/06 07:38 ID:???
- >>341-350 FOXさん
皆が堕ちたのは導入にクスリを使われたのが理由ということでしょうかね?
裏でリツコが(後にマヤも)糸を引いているのであればそれが一番わかりやすいかもしれません。
ヒカリのように、それを「金を払うだけの価値を自分に見いだされている」という思い込みにすり替えられたにしても。
今後、「交換奴隷」とどのような方向性の違いが出てくるのかが楽しみです。
- 354 名前:PDX.:06/02/06 08:26 ID:???
- >>331-340 骨型さん
うわぁ、悪辣そうなシンジw
ここから先どう続くんでしょう。やはりアスカとかがどうやって
シンジの『妾』になるかの場面?
- 355 名前:骨型:06/02/06 22:16 ID:???
- >>352通りすがられさん
ご期待くださってありがとうございます。
今度はあんまりお待たせしないよう心がけようと思っております。
>>354PDXさん
アスカかカヲル(女)のどっちかが正妻になります。ただ、ここの風潮として強カヲル>弱アスカはデフォでしょう?w
妾マスターカヲルに翻弄されて臍を噛まされる正妻アスカと、
超級正妻カヲルの隙を見つけようと躍起になるけど見透かされていじられる妾アスカ。
…果たしてどっちがより萌えるか、が問題ですな。
ではまた次回に〜
- 356 名前:なーぐる:06/02/07 00:03 ID:???
- ★FOXさん
>コレ、ひょっとして70KBコースかもしれません
( ゚∀゚)ノ
マヤが堕ちていく過程、そしてシンジが染まっていく過程がなかなかです。もうリツコさんが黒い! これもゲンドウの指示なのか…。とことんまで汚れた女性らしい行動と言葉が、楚々とした、たぶん昔の自分と同じ潔癖性の女性を落としていく。ムッハー
>碇ゲンドウ氏がクロイツフェルト・ヤコブ
リツコの復讐なのか、シンジの指図か…。
さりげなく、ゲンドウと再婚したリツコを「父さんは再起不能だ。義母さん、いやリツコさん、あなたは今日から僕の物だ」とか黒くも自己中心的なことを言ったりする展開期待。
で、15も若い義理の息子の行為に必死に抵抗するんだけど、自分が仕込んだはずの少年は自分の予想を遙かに上回る怪物になっていたことを、快楽地獄に落ち込みながら自覚する、と。
少なくともシンジの黒化は申し分なさそう。
これからアスカがいかに落とされていくのか期待しております。
えーと、私も私でぜんぜん自分のサイト更新してない! と久しぶりに貰ったメールで言われたので、
うん、エロス以外でも色々ガンバロー。頑張る、頑張ろうと言ってる間はダメなんだよなぁ。
というわけで早速カキカキ。
- 357 名前:なーぐる:06/02/07 00:06 ID:???
- ありゃ、なんでかテキスト切れてた(汗
★骨型さん
ちょっぴり団鬼六の小説風味な設定ですね。
女衒というか調教師親子のシンジ達が背徳と退廃、権力の腐敗にまみれているところがすっかり堕落したというところを強く感じさせます。
難点を言えば、もう少し、物語の視点が誰なのかわかりやすければ良かったのですが
あとジュディって元ネタなんでしょう? オリキャラの場合はもうちょっと説明がないとなにがなにやらわからないため、妄想というか情景の想像が難しいです。
女カヲルがメインヒロインというのもなかなか珍しいですね
- 358 名前:引き気味:06/02/07 00:10 ID:???
- 個人的エヴァFFファーストコンタクト期に読んでいたあれこれの影響で、TSカヲルにちょっと弱い私。
ノーブルでエキセントリックで、んでもってちょっとシンジにご執心なカヲル“さん”なんて、なんて素敵なんでしょう。
- 359 名前:引き気味:06/02/07 00:39 ID:???
- ★なーぐるさん
>魔法少女アスカBADEND
トウジの、すごい、噛ませ犬(笑
これも一つの二次元オチなのでしょうか。黒い敗北オチでも、シンジがすることなら途端に査定が甘くなってイタくなくなる罠。
なんか、凄い血筋で触手マスターなシンジ君繋がりで、すでに一年以上放置の巫女マユタンとか思い出しましたぞ。
今となってはどうしたものか。
寧ろ、非公開にしか出来ない某はにゃはん氏に貰った番外編読み直してハァハァする始末。
こうして見てみますと、やはり黒スパシンは黒スパシンで一つのキャラパターンとしてのイメージは出来上がっちゃってるんだなぁ……と。
妙にツヨツヨでも違和感を感じたりはしませんが、これってつまり、FFキャラ観にどっぷり毒されてるってことですよね。
……それにしてもアイ2+はなぁ…… ('A`)
- 360 名前:骨型:06/02/07 07:49 ID:???
- >なーぐるさん
ジュディさんはホントは全然出すつもりがなかったので、かなり適当に名前をくれてやった感じのキャラです。
元ネタはないんですよねえ…。
今後出てくる予定は皆無なので、やっつけ気味でもかまわないかなあ…と思いまして。
確かにそれでは妄想しにくいですよね。
とはいえ、ぽっと出の『シンジの女性に対する方向性と屋敷のシステムの実例』役なら、そこまで用意すると絡みすぎなのでは…とも思う訳で。
基本的に物語の視点はシンジです。
ちょっと判りにくかったですか…申し訳ない。
>引き気味さん
問題は、カヲルさんを『カヲル』らしく描けるか…にかかっていたりします。
なーんか黒レイも混じってしまいそうな気がして…。
- 361 名前:引き気味:06/02/07 19:23 ID:???
- ★FOXさん
>-Party Time-
レイには先約が、っつートコに性懲りもなく反応する私。
すっごく、分かり易いですね(又は、そればっか)。
それにしましても、エヴァとのシンクロの副作用だとか何だとか理由を付けて、シンジにネルフが女性を宛がうのはもうエロ気味FFの様式の一つな気がしますが、これ系統ですと某氏の「あまりに獣チックに正気失って求めてしまうので、複数用意された女性たちはそれこそ事後はボロボロ」とか、そんな話を思い出しました。
処理係に宛がうにも一人ではとても足りないから複数で。
数人がかりで相手してやっと壊されずに済む。
とかとか、そういう方向で複数人の女性との交渉を正当化(?)したハーレムの構図も、陳腐だなで切って捨てずに掘り下げるとそれはそれで面白いのやも。
正気を失って狼藉に走る自分に欝になるというのも一つの使い方ですけど、際限無く暴走していく性欲、いわばハイド氏タイプのモンスターにまでなってしまうシンジに絞っても楽しそうだなと。
クラス一つ丸々襲ってしまって、はたと気付くと周り中ボロボロになった女子生徒と、どうやら制止しようとしたらしい男子生徒や教師達がそれこそホントのズタズタで。
まさか適格者に本格的な制圧しかけるわけにもいかず遠巻きにしていたネルフ黒服ズさえも、それまでの怪物っぷりにビビって顔面蒼白。
いくらシンジが欝ろうが社会生活不能になろうが人間関係ズタボロになろうが、使い続けなければならないネルフの、自分達でも戦く理不尽を中心にしたお話、となりますと、書く側としての関心は寧ろエロよか割と真っ当なFF書き臭い姿勢になってきそうですけど。
主に生贄の女性達は使い捨て。
外に使徒、内にもやはり怪物化し続けるシンジを抱えて、どこまで多数のための少数の犠牲の理屈で納得していられるかとか、そんな感じで (;´∀`)
- 362 名前:引き気味:06/02/07 19:23 ID:???
- そこまでいかずに普通に女性が宛がわれている“英雄”なんてネタですと、微妙にタイムリーな機動戦士Ζガンダム時点でのアムロが初めて読んだ作品でしたでしょうかね。
「パーティ」を開く段になってからのシンジは、主に経済力を背景に自分の意思で猟色に精を出しているようですが、何を考えてそんなことをしているのかが気になるところです。
変わった理由とイコールなんでしょうかね。
アスカやマナやマユミ、ヒカリと、使徒との戦いの頃の関係者に何か理由あって固執しているのか。
それとも、名も無い哀れな女性達をも毒牙に掛けているのか。
このシンジはどんな黒シンジに成り果てているのか、そこらも楽しみにしています。
- 363 名前:FOX:06/02/07 22:40 ID:???
- >骨型 さま
由緒正しい「ハーレムもの」ですね。
システムをきっちりお話の中に組み込み、説明しているのがいいです。
それに「見下す存在」を与えられたマヤの、その心の中で「商品」の女性たちの立ち位置が「無様に快楽にあえぐ牝豚」へとずれていくさまが実にいいです。
さらにのが「御主人様」への忠誠心の度合いをさらに増し、昂ぶってしまうってのが……。
自分が「正妻」からどう見られているかも想像もできずに溺れちゃっているところが、「彼」にとっては実に可愛いんでしょうね。
続き、楽しみにしてます。ありがとうございました。
- 364 名前:FOX:06/02/07 22:54 ID:???
- >>352 通りすがられさま
>マナとシンジがなにを考えているか、初めて理解できたのだった。
>これってマヤとシンジの間違いじゃないですか?
……はい。そうです。
他もいっぱい間違いがあります……。
完成版では手直しいたしますですー。
>>353 PDX.さま
>皆が堕ちたのは導入にクスリを使われたのが理由ということでしょうかね?
クスリだけではない……としたいです。たとえばマヤは「犯されてしまった」という衝撃と、牡として覚醒してしまったシンジが彼女を牝としてしか扱わないことへの衝撃。
さらには義務感と自己正当化が混じり合っちゃったとか、ヒカリの場合もトウジに対する愛情と過剰な義務感、さらには碇シンジの権力を目の当たりにして「そんなすごいヒトがわたし欲しがっている(PDX.さまも指摘されている「金を払うだけの価値を自分に見いだされている」というやつですね)」という微妙なプライドをくすぐられたため(いちど受け入れてしまうともはや抜け出られないことなど気がつかない)とか……。
すみません、描写が足りなかったみたいで。そのあたりも直します。
- 365 名前:FOX:06/02/07 23:05 ID:???
- >>356 なーぐるさま
>>碇ゲンドウ氏がクロイツフェルト・ヤコブ
>リツコの復讐なのか、シンジの指図か…。
いずれにせよ、あからさまな陰謀だけれども、誰もそれに関与しているはずのシンジを追求できないと。
さらにはリツコまで謎の死を遂げてしまっているわけで、その支配はある意味完成しちゃっているかも。
さらにさらに黒く、おいしいとこ取りなシンちゃん目指していきます。
>>329 LHS廚さま
>もう観られたかもしれませんが、本家ハーレムスレでも結構話題になってます。
見てまいりました。見てまいりましたが……。
すみません。中途半端なぶつ切りにしちゃって>本家スレのみなさま
最低限のお約束としてシンジが土壇場で「罰を与えられて美味しいとこをみな持って行かれる」ような展開は、今回は禁じ手といたします。
お話の切り口として「この展開はそもそも彼が本当に望んだものだったのか」みたいな問いかけはあるかもしれませんが……。
- 366 名前:FOX:06/02/07 23:21 ID:???
- >>361 引き気味さま
>エヴァとのシンクロの副作用だとか何だとか理由を付けて、シンジにネルフが女性を宛がう
それもちらっと考えましたが、どなたかが使われていたアイディアのように思えましたので……。
いや、「シンジの性欲解消のための存在」であることを受け入れる代わり自分が重要人物だと思いこもうとする「もはやチルドレンではなく『ドール』と呼ばれているアスカ」とか、
少年の我が儘を受け入れることでその保護欲を満たしてしまうオペレーターのお嬢さんたちとか、
彼がなにをしているか、その行為の善悪もきちんと理解できないのに、「碇シンジの効率的運用」という言葉に支配されて、驚くほど有能な「奴隷頭」として振る舞ってしまうレイとか、
あるいは「初等部」から捧げられるノゾミやナツミとか……。
気丈に振る舞い、彼をこども扱いするコダマだけれど、彼の獣ぶりにあっという間に溺れてしまう……とかとか。
いろいろネタは浮かんだんですが、ちょっと今回はハズしてと。
その代わりに「戦いの果実」を心ゆくまで味わう黒シンジを据えてみました。
>何を考えてそんなことをしているのかが気になるところです。
>変わった理由とイコールなんでしょうかね。
やっぱり、これはきっちり書いとかないと「黒さ」も陰ってしまいますよね。
エロエロえっちに行きつつも頑張ってみますー。
- 367 名前:骨型:06/02/07 23:54 ID:???
- >FOXさん
拙作のシンジ君は、随分原作と違ってしまっているので、ある程度育った背景についても最初のうちに書こうと決めていました。
リツコマヤの件はその流れですね。
リツコ→初体験の女性。
何を考えたかゲンドウから一時的に『貸された』。リツコの中ではゲンドウ>シンジの位置づけだけれども、そろそろ境界があいまいになりつつある。
マヤ→初めての妾。
リツコの後輩、という位置づけのお陰で初めてシンジが能動的に『篭絡』した女性。逆親子丼を履行しているリツコを尊敬したり軽蔑したり嫉妬したりと大忙し。
他の三人との馴れ初め、についてもアスカ来日までに日常と絡めて書ければなあ、と考えております。
- 368 名前:骨型:06/02/09 02:10 ID:???
- 初戦、完勝。
それが第三使徒サキエルとの戦闘の全てだった。
これが最初の実戦である(その他はともかく、エヴァでの実戦は最初なのだから嘘ではない)シンジにとっては紛れもなく大金星だ。
初号機の発生させたATフィールドは使徒のそれを容易く侵食し。
両腕を軽々とへし折られ、顔面を殴り潰され、そして
『嬲るのは趣味じゃない』
と言い捨て様の手刀でコアを毟り取られた。
単なる物体と成り果てた使徒を上空へと放り投げ、それを兵装ビルから発射されたミサイルが爆砕する音をBGMにして、シンジは光球を握り潰した。
『弱いね…弱すぎる』
- 369 名前:骨型:06/02/09 02:11 ID:???
- 「…やはり嬲るのは見目麗しい女性に限る」
「ちょっと…嬲るなんて…ひどい言い方よ…シンジ?」
「ああ、すいませんサツキさん。ですがまあ、さっき口にしてしまったものでね」
「ンッ!?あ、ああうっ!!」
腰の動きをまさしく『嬲る』類のモノに変え、シンジは背後から強く突き上げる。
「まあ、嬲り方にも色々とありますから」
「はあうっ!」
サツキが反論しようとするとすぐさま強い刺激を与え、それに溺れようとしたら今度は動きを和らげる。
「ちょ、こんなの…ひどっひぃん!」
「ん、サツキさんはやっぱりこうやっている時が一番美しいや」
「や、こらぁ…!」
がくがく、と。
「大体、最初に僕を襲ったのはサツキさんでしょうに」
「おそっ…た…んじゃ、ないっ!」
「そうでしたっけ?」
にぃ、と口許を歪めて、サツキの耳を舐め上げる。
それだけでぞくぞくと身を震わせる彼女の耳元で、強く、囁く。
「僕に、酒を、飲ませて!」
ちなみに飲んだのはサツキの自室。
絵画の補習、という名目で呼び出したのは確かにサツキだった。
「酔って、寝ている、僕の!」
「う、うそ…!寝たふり…だった、じゃない!」
やっと、反論したのも一瞬。
「ズボンを、下ろして、これを!舐めていたのは!誰!でしたっけっ!?」
「っ!っ!っっっ!!!」
更に苛烈になるシンジの動きに、喘ぐ事すら出来なくなる。
「ほら!答えて!誰、でしたっ…け!?」
「わ、私…!私がぁ…!!」
「よく出来ました」
途端に、動きを緩める。
「あっ…!」
「はい?」
にっこりと笑むシンジに、『失望じみた』声を上げてしまった己の失策を悟ったのだろう。
「…動いて」
存外素直に、次の言は出た。
「仰せのままに」
- 370 名前:骨型:06/02/09 02:11 ID:???
シンジは、妾にはひどく甘い。
彼が情を交わした女性は二桁の中盤に至るだろうが、その中でも、実はこの四人は別枠と言っていいほど大事に甘やかしているのだ。
故に、彼は最後には寛容にリクエストに答える。
激しく、強く、それでいて嬲るように。
「やっぱり戦った後はサツキさんとスるのが一番相性がいい」
「ふぁ!あっ!あっっ!!ひぁああっ!!!」
「サディスティックな僕を一番悦んでくれるんだから、ね!」
「っ!」
最後にしっかりと腰を押し付けて、爆ぜる。
「ああああぁ…!」
ゆっくりと下半身を弛緩させながら、ぐったりと寄りかかってくるサツキの髪を優しく撫でる。
「…ん、シンジ」
「なに?」
「戦った後は…私とシたいの?」
「そうだね」
「なら、使徒が来るのも…あながち嫌じゃないかも」
「…そういう発言は、不謹慎」
言いながらも、二人はくすくすと笑いあうのだった。
- 371 名前:引き気味:06/02/09 21:17 ID:???
- ★骨型さん
まだアスカもカヲルも名前だけ、レイもちら出、出張ってきているのはオリキャラさんやオペレーター娘ということは、まさにまだ前座なのでしょうね。
長い話になりそうですが、いわゆる碇家・碇財閥といった権力を背景にブイブイ言わせるスパシン大河にエロ要素をぶち込むというのは、浪漫のひとつだなと思うところです。
ある意味直球、ある意味王道なだけに、どんな魅力の出し方をしてくるのかが楽しみです。
アスカやレイたちとの触れ合いはどんな物なのか。
なんかゴッツい凶悪なプレイでもやらかしてくれるのか。
死徒との戦いは絡んでくるのか。
骨型さんが期しているところの本編再構成物語がどんなものなのか、楽しみにしています。
- 372 名前:引き気味:06/02/09 21:25 ID:???
- そーいや、金持ちボンボンなシンジが権力に任せて女の子囲いまくりという話ですと、『Interview with Evangelion Parallel Night』がわりと印象深くあります。
あれって未だ読めましたかねぇ。
肝心のエロシーンもさることながら(どこからどうみても嫌なボンボンのシンジが真っ当に良いとこのお嬢様なカヲルを蹂躙する辺りも、ベタながらなんとも。やはりシチュを活かすのはセリフですね )、私ゃ、アスカやマナやマユミ、レイがいかにしてシンジのとこに買われてきたかの経緯がえらいハァハァだったわけですが (;´∀`)
無茶苦茶してるという観点からですと、『11回目のループ』もまた推すところです。
ゲンドウから払い下げられたような形でまんま言いなり、ロボット並に考えてないレイを下っ端に、クラスの女子全部昏倒させて悪戯するとか、屋上に私設プールこさえてオリジナルお嬢様子ちゃんをいたぶるとか、素敵に馬鹿で(褒め言葉)よござんした。
- 373 名前:なーぐる:06/02/09 21:54 ID:???
- >アスカやマナやマユミ、レイがいかにしてシンジのとこに買われてきたかの
買われたり貰われたりしてシンジの愛人になった娘っ子達という設定にちょっとズキュン、と
レイ:他に行く当てないから、
アスカ:レベルの高い教育と生活のため
マナ:戦時少年兵兼上官の愛玩人形という生活よりマシだから
マユミ:破産寸前の家族のため、弱みを握られたとか。
ヒカリ:父親の借金・失敗の償いのため。
とかもう、設定が物の数秒で脳裏に浮かびましたですよ。
で、自分は「これが私の〜」みたいに防御力が低い衣装より、袖は手首まで、スカートの裾は膝下までな
防御力の高いメイド衣装の方が好みだと気づいた。
( ・ω・)今のところネタで止めておきますが
(・ω・)
>私設プールこさえてオリジナルお嬢様子ちゃんをいたぶるとか
馬鹿だ! だがそれがいい、というかそのシチュエーション、凄く、良い!
ちょっと変形させて使ってみようか
- 374 名前:引き気味:06/02/09 22:12 ID:???
- >>373 なーぐるさん
添削ーっ!
>レイ:他に行く当てないから、
△ →加えて、なんかょぅι゛ょ時代にまだ捻くれてないシンジがフラグ立ててたみたい。
>アスカ:レベルの高い教育と生活のため
× →病気の母ちゃんの薬代の為だとか。
>マナ:戦時少年兵兼上官の愛玩人形という生活よりマシだから
○ →かなりそのまんま。
>マユミ:破産寸前の家族のため、弱みを握られたとか。
△ →破産してますた。借金の清算に身売り。
>ヒカリ:父親の借金・失敗の償いのため。
× →出てねっス
……いえ、自分ならこうするって話だとは分かってるンですけどね。
なんか、見事なまでに話題の作品の設定に掠り気味っつーか、ダメ人間の発想はそう変わらないのかと言いますか…… (;´∀`)
ちなみに皆メイドさんやってた気がしますじょ。
>馬鹿だ!
[macable pandaemonium 〜神秘の万魔殿〜]とかいった名前のサイトの投稿なのですが、確かここは移設されて未だ読めたような。
さらっと紹介しましたクラスの女子まとめ切りというエピソードも、事前に女教師さんを脅しておいて何があっても事を荒立てるなと言い含めておいて一気に「状況、ガス!」でまとめて眠らせるとか、数が多すぎるものだから凄い機械作業チックに処女だけ破って回すだとか、もう尋常な風景では無いアホさ加減が素敵でした。
エロも突き抜けると輝きますね。
なんか私もパロらせて頂きたい気分。
- 375 名前:LHS廚:06/02/09 22:51 ID:???
- >神秘の万魔殿
移転先は確かここです。
ttp://whss.biz/~platinum/
- 376 名前:コウイに値する名無しさん:06/02/09 23:15 ID:aYTRpA82
- >Interview with〜
まだ読めますにょろ
ttp://members.jcom.home.ne.jp/nao-xyz/
TSカオルを落とす黒シンジ(&妾s)がすてっきー
- 377 名前:FOX:06/02/10 00:10 ID:???
- >11回目のループ
更衣室にガスまくという、ほとんどテロ並みなことしてましたものねぇ。
レイが不憫で、でも妙にエロかったです。オリジナルのお嬢様キャラも素敵でしたが。
で、これが掲載されていたサイト、わたしも投稿させていただいてたところだったんですけれども、いつのまにか消えていたと思ったら……再開されてましたか。
とりあえず……その……拙作、管理人の方にはあんまりアレだったみたいですから……続きはこちらでお願いさせていただいてよろしいでしょうか>引き気味さま
>Interview with Evangelion Parallel Night
ググっても出てこなかったんで諦めてましたけど、どうもありがとうございました>376さま
で……たしかに「おんにゃのこたちが『ください』ポーズで百花繚乱」というオープニングからして由緒正しいエロハーレムですね。
息子の性欲処理のためだけにかき集めてくる子煩悩ゲンドウパパがなんともいえません。
「生暖かい」とかの言葉でいかにも肉欲なエロスを醸し出しているのは参考になりました。
きっとどこかで使……インスパイアさせていただくと思いますです。
それと「プロフィールを箇条書きに近い書きだしかたをしても、扱い方によっては違和感がない」ことは目からウロコでした。
これもどこかで使……。
- 378 名前:引き気味:06/02/10 00:18 ID:???
- >>375-376
どもです。どちらも保存したのが相当な昔でしたからダメかなと思ってましたけど、案外生き延びてるもんですねぇ。
>>377 FOXさん
どぞどぞ。と言いますか、私のもまだあそこに掲載してんでしょうなぁ……。
細かいところで改変してくれてましたけど。
あれも今見るとかなり辛いんでしょうが、それにしても細かい修正なんて入れても意味無いんではと言いますか、弄るなら大幅にいじりでもしないと変わんないような。
- 379 名前:FOX:06/02/10 00:27 ID:???
- >>378 引き気味さま
ありがとうございます。MODEL仕上げたら、ぜひお願いいたします。
まずはその前にPartyTimeのほうですけれど。
- 380 名前:引き気味:06/02/10 00:33 ID:???
- 私は――、既に宿題溜めすぎですし、こうなったら書けるだけ、書くだけマシってやつですね (;´∀`)
途中まで書いたっ放しの淫乱美母モノですとか、ボクのヒミツたいけんモノですとか、抽出ログに入れるなりhtmlにするなりさっさと決めろって一応気にしてるんですが。
後は、まっとうに「R Rei」再開させたいんですけど、相変わらずシンジ書くの苦手なせいですっ止まってるんですよね。
軽い気分で書けた「寝取り道中記」のシンジが一番楽だった気がしてますが、それもなぁ……。
あれも、ルリちゅわんをいじいじイタズラするシンジとかネタだけはハァハァしつつ大好きなんですけれどねぇ。
しかし、愚痴ばっかりでさっぱり前向きじゃありませんね。
- 381 名前:骨型:06/02/10 01:18 ID:???
- >引き気味さま(さん、という表記はやはりちと無礼かなと。これからは皆様への呼称をさまに直させて頂きますのでご容赦を)
レイは妹です。小姑というやつですか。取り敢えずカラミは無しの方向で。
近親ネタも心惹かれるものはあるのですが、如何せんわざわざ彼が妹を抱くという状況へ持っていく方法が…。
ああ、でもシンジ×レイを外すのであれば、トウジやケンスケを手玉に取って、体を許さないのに二人を虜にしていく彼女を書くのも面白いかも。
「…私を抱きたいのならば兄様の為に働きなさい」
とか。
絡まずに醸し出すエロ気配、が彼女に課せられた課題です(重いけど)
んで。
アスカやカヲルとは、3P4Pとかはしてもあまり凶悪なプレイはしないかなと。
権勢も魅力もあって女性を複数人侍らせられる状況にある人間が、わざわざその人の尊厳を貶めてどうするのさ〜、と。
シンジがそういう趣味だとしたら、それは確かに別ですけど。
マヤとのシーンで出していたように、彼らは『商品』に対して行われる性的虐待を上から見下ろす為政者、と言った感じですかな。
それをスパイスにして楽しみはすれど、自分達はそこに降りたりはしないよ、と。
…で。
今頭を悩ませているのはヒカリ嬢の去就です。
トウジは売約済みだけど、シンジの妾に加えるべきか止めるべきか…。
うーむ。
- 382 名前:骨型:06/02/12 01:20 ID:???
- 「ふむ。まあ、あの戦闘で市街に被害があった、という報告があれば僕は常識というものを疑いますがね」
「はい。…しかし」
「…誰が彼女を表に連れ出したのかは、判明していますか?」
「ええ。既に確保してあります」
屋敷内。始末書を書く必要もなく、腰の抜けたサツキと一緒に帰宅したシンジは秘書―アオイから一つの報告を受けた。
サツキを部屋に送り、自室にてその報告を聞いた彼は、眉間に皺を寄せて不機嫌を隠そうともしない。
「名前は鈴原アキナ。外傷はなし。しかし至近での戦闘行為を見て重度の心神喪失状態だそうです。技術開発科の鈴原三尉の長女だという話ですが…」
「鈴原…?トウジの血縁ですか」
「はい。三尉とともに病院に集まっています」
とまれ、命に別状はないというのだから過剰な心配は要らないだろうが。
「判りました。父に連絡を。犯人は僕が直々に尋問しますから、手を出すなと」
「はい、確かに」
部屋を辞すアオイ。
実験と書類整理、戦闘準備などで帰国以来学校と離れていたシンジにとって、初めてその事を思い出させる一件がこれだった、というのも不機嫌に拍車をかける一因だった。
「さて、では戻りますか」
本来だったら上機嫌でアオイを押し倒していた筈なのだが。
サツキを抱いて満足した訳ではないが、こう鬱屈した気分を妾の誰かにぶつけるのは、シンジのよしとする所ではなかった。
- 383 名前:骨型:06/02/12 01:21 ID:???
- 「ほう。なるほど」
取調室前。
外からその中を覗き込んで、シンジは目を細めた。
「案の定と言えば案の定。戦自のタカ派の狗ですか」
鷹の狗、というのも語呂としては異なものだが。
椅子に拘束されているのは、一組の男女。所持品は没収され、更には弛緩剤を注射されて動きを封じられているから、自殺すら出来ない。
「知っているの?」
横から一緒に覗いていたミサトが聞いてくる。
「ええ、まあ。戦自の工作員ですよ。一応七割はこっちのデータベースで確保している筈ですが…ミサトさんこそ、ご存知ない?」
「あ、あはは…」
作戦立案以外にはとんとざるな上司であり部下―戦闘中は上官だが、普段は階級上では部下である―の苦笑に、溜息で返す。
「オーファンチーム、ってご存知です?」
「孤児部隊…孤児の部隊?」
「そうです。セカンドインパクトのどさくさで戸籍を無くした孤児たちを秘密裏に保護して育て上げた特殊部隊です。体のいい実験部隊ですね」
何しろ、死んだところで部隊員以外に悲しむ者は居ないのだ。
「色々極まった思想教育を施していたらしいですが、今回はそれが仇になる」
その思想教育は多岐に亘るが、最大の特徴は部隊そのものを『家族』として捉えている事にある。
そうやって縋るモノを用意した上で、それを土台にした各種教育を行うのだそうだ。
中の二人はスパイである。そして行動に移るまで確保されなかったという事は、抜け目なく第三新東京市内に潜伏していたということ。
元が孤児であるからこそ、彼らにはちゃんとした道徳、倫理観念を植え付けた上でスパイとしての教育を施している。シンジはそう踏んだのである。
そうなれば、男女であればこそ崩すのは容易い。
「さて、始めますか」
シンジはとてもとても酷薄な笑みを浮かべて部屋へと入った。
- 384 名前:骨型:06/02/12 01:22 ID:???
- 「さて…。話してもらおうか」
弛緩剤が効いているのを確認し、女の方の拘束を解いたシンジは、抵抗できない彼女をまず全裸に剥いた。
その上で再び椅子に拘束し、背後からその体にやんわりと指を這わせたのである。
「っ…」
無論、男の視線がこちらに向くような場所に椅子を置き換えてから、だ。
「とはいえ、薬が抜けるまでは喋るのも難しい、か。…暫く待っていてあげよう。話せるようになったら言うといい」
言葉を向けられたのは、男の方だけだ。
「それまでの間、僕はこの柔らかさを堪能させてもらうとしよう」
シンジの指先は巧みであった。
薬が効いている為か、普段の彼の技巧にしてはゆっくりであったが、徐々に女の肌に赤みが射していく。
「ふむ、中々に柔らかいな」
「うぅっ…うっ…うぁ…」
ねっとりと。そんな言葉が似合うような動き。
じっくりと、長い時間をかけて。
「だが、ボリュームが足りない。正直もう少しあった方が僕の好みには合う」
乳房への刺激から、その中心へと。
「っ!うぅぅーっ…!!」
「脇腹も実はなかなかイける人には溜まらないそうだね」
「ひぅぁ…!」
「うぐぁぁぁっ!」
呻いたのは女。同時に男も叫ぶ。
体を絶え間なく震わせる女に悲しげな視線をやり、同時にその背後のシンジを憎悪に塗れた目で睨みつける。
「どうした?話す気にはならないか?」
「…だ…れ…が…!」
「そうかい?それならば…」
シンジは、女の体の上で優しく這わせていた手の動きを、一気に攻撃的なものへと変えた。
「ふぅぁぁぁっ!?」
「彼が喋れるようになったなら、君ももう喋れるだろう?と言うことは、弛緩剤の効果はかなり薄れているという事だね」
びくんびくん、と跳ねる女体。
反応が良い。長時間の愛撫のお陰である。
下地は出来た。
「ならばこうしよう。彼が今回の件に関して僕が聞こうとしている事を言えば、嬲るのを止めてあげよう」
「き、貴様…!!」
- 385 名前:骨型:06/02/12 01:23 ID:???
- ぎりぎり、と歯を軋らせる男。
「ふむ?」
きゅっ、と左の乳首と淫芯を捻る。
「ひぃぃっ!!」
口から涎を垂らす女。
シンジの技巧は伊達ではない。
妾四人との夜や、摘み食いする女性の遍歴は、それこそそこらの大人よりも数段濃い。
それにじっくりたっぷりと弄ばれれば、その結果など明らかだ。
「あう!ああう!ああああっ!!」
女の見目が予想以上に良かったのも、シンジの動きを苛烈にさせた。
だが、決して絶頂はさせない。
そうなりそうになると巧みに動きを緩め、反応していたのとは違う場所へ優しい刺激を送る。
「どうだい?喋るつもりになったかい?」
そして男が首を横に振るのに満足すると、再度女を責め苛むのである。
「い、いやあ…っ!!」
案の定、先に音を上げたのは女の方だった。
「いやあ!もう、もういや!ねえ、ねええっ!!」
縛られた体をじたばたと暴れさせながら、女はこちらに向けて大声を上げた。
シンジはその頭を撫でながら、告げた。
「欲しければ、強請るんだ。浅ましく、目の前の彼にも聞こえるように大声で、ね?」
「あ…ああぅ、下さい。下さいぃぃっ!お願い、挿してぇぇ!!」
「どこに?済まないが口は駄目だ。噛み切られてしまうと困るからね」
仮にこれが演技であるならば―どこぞの映画賞で助演女優賞の一つも取れそうな演技力だが―口に入れた瞬間に噛み千切られるのは想像に難くない。
だから一言忠告を入れた訳だが、彼女のどろりとした目を見ればそれが杞憂だったのは直ぐに知れた。
「こ、ここ!この、気持ち良くなるところに、挿して!入れてぇっ!!」
「ふむ、よく言えました」
シンジはにっこりと微笑み、
「でも駄目」
爽やかに拒絶した。
- 386 名前:骨型:06/02/12 01:23 ID:???
「な、何で!?」
「だってこれは尋問だからね。君が望む通りにして上げる訳にはいかないんだ」
にい、と口許を歪める。
「じゃ、じゃあ!私、言うから!!何だって喋るからぁ!お願い、ねえ、お願いよっ!!」
「駄目駄目。こうやって強要しての発言には証拠能力がないんだから。こうやってお願いしている彼に喋ってもらわないと、意味がないんだよ」
だから、と続け。
「彼がもし、喋ってくれたなら、君のその願い、叶えてあげよう」
「ほ、本当?」
縋りつくように問うてくる彼女に、鷹揚に頷く。
「ええ」
と、女は突如顔を反転させ、鬼のような形相で男に叫んだ。
「ねえ、言って!言ってよ!!言いなさいってば!!」
「…馬鹿な」
失望を表情に浮かべ、首を横に振る男。
だが女は食い下がる。
「早く言いなさいよっ!このままじゃ、このままじゃアタシ、狂っちゃうんだからぁっ!!」
「だが…何と言われても…」
「この鬼畜!クズ!外道!女の敵!!アンタみたいな奴が居るから―」
「くく…」
どのような気分だろう。
こうやって『家族』に罵られる気分は。
「…判った。話す…」
数分後、男が折れるまで、女は狂れたように男を罵倒し続けた。
- 387 名前:骨型:06/02/12 01:26 ID:???
- 「あっ…!あはああっ!いい!気持ちいいっ!!」
ずんずんと下から突き上げられ、女は恥じらいもなく声を上げる。
待たされた意趣返し、とでも言うかのように激しく動き、その様を男に見せ付ける。
なかなかに締まりも良く、もう少し楽しもうかとも思ったシンジだったが。
「ふむ、それでは次の質問だ」
更にもう一つ揺さぶりをかける事にした。
「この街には何人のお仲間が居るんだね?」
「…」
「おや?」
「言えると、思うか」
直属の、命令を出した上官の名を挙げてしまった彼だ。
ここでの様子はモニターされているから、今頃ゲンドウ辺りが梃入れを始めているだろう。
そういう意味では、もう心情的にも何かをばらすといった事はしたくないのだろう。
「そう」
それを聞いたシンジは、突如腰の動きを止めた。
「…え?」
動きを止められ、あまつさえ体を離そうとするその動きに、再び女が反応した。
「な、何で止めちゃうの!?」
「…彼が非協力的だからね。君を尋問しても情報が得られないなら、別の方法を―」
「い、嫌ァっ!?」
半狂乱…いや、既に狂ってしまっているのかもしれない。
このノリの良さには、だが逆に少々引く。
(ちょっと確認してみるか)
そのまま女を下ろし、電話を手に取る。
「ああ、リツコさん?」
『何かしら』
2コールで出た技術部責任者に、問う。
「今、狗どものの尋問中なんですが」
『ええ』
「弛緩剤に何か混ぜました?」
『催淫剤と自白剤を少々。私が調合したやつだから、混ざって危険なものではないわ。安心して』
「…ああ、プレイ用ですか」
『ええ。実地テストには丁度いい素材でしょう?』
「確かに。有難うございました」
何となく得心して、シンジは受話器を下ろした。
「さて…」
そのまま視線を二人に向ける。
- 388 名前:骨型:06/02/12 01:26 ID:???
「――!!」
「…」
叫び喚く女と、黙って歯を食いしばる男。
男の口許には血が滲んでいる。
「で、どうするね?」
男の肩に手を乗せて、最後の問いを行う。
「好きに…しろ」
「そうか。…良かったね。話してくれるってさ」
「…!本当!?」
「…ああ」
「さあ。どうして欲しいのか、ちゃんと態度に示してくれるかい」
「はいぃ!判りましたぁ…!!」
もぞもぞと、拘束されたままで二人に背を向け、嬉々として尻を持ち上げる女。
「尋問、してくださいぃ!!」
「いいだろう」
「ふぁぁ!いぃぃ…っ!!」
「くっ…」
目を背ける男に、シンジは無慈悲に告げた。
「…さあ、最初の質問だ」
翌日。
突然の事ながら、戦略自衛隊の組織再編が行われた。
罷免された幹部は五人、左遷された者はその倍。
そしてその全員が三日以内に家族ともどもネルフに拘束され。
今度はシンジではなく、本物の尋問官によって苛烈な拷問を受ける事となった。
この三ヶ月後、戦略自衛隊では再び大粛清人事が行われる事となる、が。
この一件はその起点とも言える事件であった。
- 389 名前:FOX:06/02/13 00:04 ID:W47aFnso
- >骨型さま
……やっぱりマナは尋問とそのあとにぽっきり折れて、あっさり寝返りが似合いますねぇ。
実はわたしがいま書いてるのもそんなのデス。
「親友でマナの『任務』にはまったく無関係のマユミが非道い目に逢っている映像を見せられて『同じ目に逢いたいですかぁ?』とほのめかされるだけでポッキリ」とか、
「マユミのことなんかすっかり忘れて、敵のボスに涙混じりに媚びを売ってしまうところを当のマユミにしっかり見られてお尻ペンペンされちゃう:とか。
……いやなんか、「絨毯のうえに仰向け大開脚の姿勢をキープさせられて、マユミの足をぺろぺろするマナ、さらにはマユミにオマタをぐりぐり足で踏まれるとひんひん泣きながらエクスタシーを迎えちゃう霧島マナ」って映像が浮かんじゃったもので。
被っちゃってますけど、ご勘弁くださいませ……
- 390 名前:引き気味:06/02/13 00:12 ID:???
- ★骨型さん
>>381 >「…私を抱きたいのならば兄様の為に働きなさい」
この自分の体を餌にギリギリ躱して翻弄して操る幼クール悪女像はけっこうハァハァですね。
ギリギリということで、かなり脳内イメージ的に微NTRなシーンとか妄想してしまうわけですが (;´∀`)
腹心のように控えさせる愚直なトウジの報告を、薄衣まとっただけの姿で受け取ってドキドキさせたりとか。
暴走するかしないかの純情弄ぶ様が美味しそうですなぁ。
>>382 >鈴原アキナ
そういや、久方振りに思い出しましたが、鈴原妹ちゃんの名前はエヴァ2辺りで公式のものが出てませんでしたっけ?
アキとかそこらだったような、そんな記憶があるのですが。
- 391 名前:引き気味:06/02/13 00:23 ID:???
- ★骨型さん
>>383 >オーファンチーム
赤い〜薔薇の花ぁ〜 部屋中に〜いっぱい敷きつめてェ〜♪
――いえ、なんとなく (;´∀`)
今回の投下分を見てなんとくなく思いましたけど、大体セリフ中心の書き方をされてますよね。
たとえば、実際にどんな具合に手を上げ下げして拷問したか、は省いて、読者の想像力に任せてしまう手法と言いますか。
おかげでテンポ良く進んでいます。
気になるのは今回の登場人物達は殆どが名前もない脇も脇ですから、軽く一話分使って、まずはこの話のシンジが結構残酷ですよと更に読者に印象づける役割を与えたテキストであったということでしょうか。
このことが後でどう効いてくるのかを楽しみにしています。
- 392 名前:なーぐる:06/02/13 01:40 ID:???
- ★骨型さん
引き気味さんもおっしゃってますが、台詞回しが情景の描写も兼ねていますね。
私は引き気味さん、FOXさんとはまた違う描写は結構新鮮です。シンジが紡ぐ残酷物語が
どんな風になるのか色々期待です。
大切な人、気にかけてる人が自分の代わりにエロ拷問を受ける…というのは精神的に
相当来るものがありますね!
★FOXさん
元戦自少年兵でスパイという設定がなかなか美味しいですからね。尋問・エロ拷問からの寝返り
はある意味デフォというかブルーフィルム時代から使い古されたお約束と言うべきでしょう。
しかし、この令夫人マユタンとでも言うか、マナをペットにでもしちゃいそうな所がまた。
>ネタ
お嬢様アスカが恥ずかしい写真と引き替えに脅迫者をご主人様と呼びながらパイズリ奉仕、
事後、白濁に汚れながらも気高く、約束守ったんだから写真を返してと言うも、ネガは返さない、
とかされ、怒りに震えるが、体の疼きは止まらずそのままなし崩し的に抱かれてしまい、拒絶
もできず甘えた喘ぎを漏らすことしかできなかった。
というよくあるネタが脳裏に浮かんだ。問題はアスカはお嬢様、ではないってコトですが。
まあ他の話を書く時、ちょっと使ってみようかな、と。
- 393 名前:引き気味:06/02/13 02:13 ID:???
- >ネタ
なんとなくAfterEoE。
国連軍は北米シャイアン基地(ここだけ具体的に決まっている)に飼い殺しにされているシンジの元を訪ねてきた一人の客。
2年ぶりの再会を期していたアスカは、シンジの私邸で意図せぬ懐かしい顔、マユミの出迎えを受けた。
その、もう昼だというのにガウンを肩に羽織っただけのだらしない姿に驚くアスカは、一向に姿を見せようとしないシンジのことを訊ねる。
マユミはただ気怠げな笑みを見せると、まだ寝ているのだと伝えた。
ついさっきまでベッドの中で自分達ともつれ合っていたのだと。
自分、達? 思わず問い返すアスカにマユミが促す。
導かれたドアの隙間から覗くそこには、忘れもしない霧島マナのあられもない姿が、シンジの脇に認められたのだ。
ようやく起き出してきたシンジをアスカはなじる。
そんな彼女に、2年ぶりに出会った男は見たこともないような錆びた目つきで言い放つ。
どうせ任務といってもあって無きがごとし、仕事と本当に呼べるのはコレなのだから、と。
「アスカもマナや山岸さんと同じ口なんでしょう?」
良いよ、抱いてやるよと、それこそ馬鹿にするように。
強かにプライドを傷付けられても、そこで激発し掛けた拳を振り下ろすわけにはいかないのが、今のアスカだった。
国連が山岸マユミを送り込んだように。
日本政府が戦自の霧島マナを寄越してきたように。
そして、シンジにとってはどこが命じたのかも最早関心の対象ではない数多もの国家、機関が送り込み、シンジの元を過ぎ去っていった女達のように。
アメリカが送り込んだ元チルドレン、アスカもまた、真のと呼べた唯一の適格者、碇シンジとの交配の結果を宿して帰らねばならなかったのだ。
- 394 名前:引き気味:06/02/13 02:13 ID:???
- ――とか、そんな双方向愛無しギスギスハーレム(藁
自分を裏切ってムサシと去っておきながら、またのうのうと姿を見せたマナをなじりつつ組み敷くシンジだとか。
すっかりと女の扱いに手慣れた様子を見せるのを軽蔑するアスカに、「アスカが来るまでに何人抱かされたと思ってるのさ」とか言い放つシンジだとか。
そんなやさぐれシンジなら書けそうな希ガス。
目当てが妊娠なのでいちいち危険日とか生でとか、そんな強調するスタイルで。
なおかつ、妊娠が確認されるとシンジの元を去らねばならない、矛盾した思いとか、そんなグダグダした話で。
問題は、さしてエロ向きじゃないところに楽しさがありそうなことかしらん。
興味が続く間にプロット練っとこうと思う。
- 395 名前:引き気味:06/02/13 02:18 ID:???
- ……あ、このネタで北米シャイアン基地の側にシンジの通うハイスクールがあるとか設定しますと、屋上に作った特設プールでクラスメイトお嬢様を犯し倒すシンジなんてアホシチュが出来ますね(藁
- 396 名前:骨型:06/02/13 08:48 ID:???
- >FOXさま
や、大丈夫です。名乗ってないからマナじゃありません(マテ
とはいえ、投稿寸前まで
「名前は?」
「ま、マナ。霧島マナですぅ…」
という描写を差し込むかどうしようか迷っていたので、きっと『マナじゃないかなー』と思われるだろうな、とは思っていましたw
この女性をマナにするかしないか。それを含めての『マナの今後』についても、現在は保留対象ですねえ。
妾にするにしても商品にするにしても、相応に練らないと単調なハーレム構築物語になってしまいますし。
>引き気味さま
幼女、ってほど幼女じゃないですやね。立ち位置はどうあれ、彼女の設定に変化はないので。
つまり見た目同い年の妹。教壇に足を組んで座り、正座して見上げてくる野郎二匹を傲然と見下ろす感じですな。
EVA2はどうやっても無駄に補完しやがるのでちゃんとクリアはしてないんですよねえ。
妹公式ネーム…。ちょいと調べてみようかしらん。
>なーぐるさま
恋愛的愛情と、そうでない家族的愛情。
今回の場合、目の前で見せ付けられてより悲痛なのはどっちなのかなー、と考えた結果、出来た設定が『孤児部隊』です。
家族のような、家族じゃないような。家族としての絆はあるけど、やっぱり劣情もなくはなくて。
それが目の前で浅ましく『敵』に強請る訳です。
そりゃあもう絶望もするだろう、とw
次回はシンジ登校編、ですね。
さて、ヒカリ嬢をどうしたもんだか…。
- 397 名前:PDX.:06/02/13 18:43 ID:???
- エヴァ2での鈴原妹ちゃんの名前は「ナツミ」だったかと。
- 398 名前:コ:06/02/13 22:53 ID:???
- >>395
ムダ弾打つの禁止されてる気瓦斯
butストレス溜まると妊娠率下がるという説もあった気瓦斯るんで息抜きはアリかなあ
そういや戦前の日本のナントカいう将軍が
自分の優秀な遺伝子を残すために(遺伝子と言う観念はまだ無かったでしょうが)
妾とやりまくってたけど妾の数が多すぎたせいかあんまり的中しなかったとかいう話を聞いた記憶が
- 399 名前:通りすがる:06/02/13 22:55 ID:???
- 地下にエヴァが隠してある、くらい言ってよ、というネタができますね。
- 400 名前:引き気味:06/02/13 23:19 ID:???
- ああ、ナツミちゃんでしたね >妹@エヴァ2
なんか、エヴァ2もPSPに移植するのどうするのって話ですけど、さすがに携帯端末でゲームする気にはならないですね……。
>ムダ弾〜
それもそうですね。
この設定ですと、シンジの精液一ミリリットルいくらで闇取引とか、エロいスパイが身柄と下半身を狙って接近とか、そんなノリくさいですし。
しかし、逆にこじつければ、管理範囲内でならなるべく多くの交配例を作ってくれた方が嬉しい研究者の意向とかで〜とか、節操無しハーレムも肯定できそうな希ガス。
もう少し設定年齢を上げてやれば、既に生まれてどこぞの軍機関で育成されている娘がいるとか、さらに進めて適格性維持のための近親交配とか(以下略
>地下にエヴァが
さすがにそれは無理な気が(笑
MSとエヴァの普及の差ですね。
ついでに、アスカじゃ皮肉以外じゃ間違ってもシンジを「ヒーロー」とは呼びませんねぇ (;´∀`)
- 401 名前:コ:06/02/13 23:47 ID:???
- >多くの交配例
人工授精不可な理由付けも考えないといけませんねえ
むしろクローン作ったほうが早いかも知れんし
クローンといえばテロメアやらの都合で
コピー元の遺伝子を採取した年齢で生まれて来るそうですね
アスカ=キョウコのクローンというネタで
年齢不相応な艶めかしさのアスカ、とか考えてみたんですが
10代にして肌やつれに悩んだり更年期障害に苦しんだりという色気の無い発想ばっかり浮かんだりw
- 402 名前:PDX.:06/02/13 23:52 ID:???
- >>401 コさん
体細胞クローンだとそうなりますね。
生殖細胞からクローンを作るために卵巣を摘出されてしまった、とかだと痛すぎますな(汗)
- 403 名前:引き気味:06/02/14 00:54 ID:???
- そんな鬱な設定は好きなだけに困りますじょ。
鬱勃起エロに結び付けられれば良いんですけど、失敗するとハァハァの邪魔ですしねぇ。
- 404 名前:なーぐる:06/02/14 01:55 ID:???
- >籠絡のアスカ達
なんか退廃的なところがayakan氏の一連のハーレム物みたいー!(゚∀゚)
諦めきったマユミとマナ、そうなるに至る過程が興味深い。やっぱり最初のうちはシンジの優しさとかを
期待してたりするんだろうか。それがだんだん諦めと共に肉欲に溺れていくと。しかもシンジを狙っているのは
一杯いてシンジも来る者は拒まずだから、シンジに自分以外は抱いて欲しくない!とばかりにエスカレートしていく
様子もまた瞼の裏に浮かびます。
>ネタ
すでにシンジが故人になってるハーレム物ってはどうだ?
なんて馬鹿な事をと思いついた!
やっぱり黒になってしまうけれど、みんな同じ所に住んでいて彼女たちがターゲットとするか、
みんなそれぞれ子供がいてそれがターゲットとするか。
狙うのは冬月先生に操られた米屋ケンスケ&八百屋トウジか。
あるいは「独り寝は辛かろう」とか宣いつつ、義父ゲンドウが若妻達の寝室に忍んでくる。
驚き慌て抵抗するも、他のみんなに気づかれたらいけないと思い、さらにシンジを彷彿とさせる、だがシンジ以上に
ねっちりとした愛撫に大きな声を出すに出せず、いつしか受け入れてしまう、と。
- 405 名前:引き気味:06/02/14 21:36 ID:???
- >>404 なーぐるさん
ハイテンションなシンジ君は中々、エロでは尚更むずかしいと苦手感ありますしね。
普通に照れ笑いしてるシンジ君とかも、シーンとしてイメージできても話に繋げられないというか。
――後ろ向きばっかりでも良くありませんが。
>諦めきったマナとか
やっぱり、どの面下げて顔出しにきた――とか、そんな気まずさがあった上で更に誘惑しなければならない、しかも任務でという、ヒロイン側にとって著しく不条理な設定からですしね。
シンジがどんなにお人よしでもそりゃ気ぃ悪いだろうという、酷い設定 (;´∀`)
マナとかアスカだとサクサクイメージ出来ますし、マユミだと……どんなもんでしょ。
あの別れ方だとシンジにはマユミに含むところは無い筈ですけど、マユミとの再会までにすっかりやさぐれてしまっていて、『どうせ山岸さんも僕との子供を作れって言われて来ただけなんでしょ』とか。
そもそも人の好意が信じられない、他人の思惑抜きで近付いてくる人間が居る筈が無いという人間不信モードで。
時期設定をなるべく若く設定した場合、妊娠が目的でやってきているとはいえやはり恐ろしいと膣内射精に怯える気持ちやら、躯を重ねる内、本当に憎んでいるのか蔑まれてだけでいるのか分からなくなってきた頃に妊娠の兆候が現れて、引き離されることに戸惑ったりとか、全部欝系ネタですが。
やさぐれるまでの過程にいろいろ名無しのヒロインを出せるのも楽しげかしら。
>すでにシンジが故人
それハーレムモノ違う、ハーレムモノとちゃうですよ、と (;´×`)
主の消えた寡婦ばかりの碇屋敷に、やがて禿鷹の如き浅ましい男達が出入りするようになり、かつて競ってシンジの寵をねだったベッドにプールに、ばらばらにそれぞれの男達に組み伏せられて悦びの声を上げるアスカたちの姿があった、とかそんなのはハァハァですな。
- 406 名前:骨型:06/02/14 23:43 ID:???
- 「学校?行かなくてもいいじゃない」
アオイがじろりとこちらを睨んでくる。
なんというか、可愛らしい。
公私を分ける、と言ってもここまで違うのはどうなのだろう。
「いや、一応僕は学生だし」
「そういう問題じゃないの」
中学生にこうも甘えるのも含めて。
寝室、ベッドの中。
昨夜、色々な意味ですっきりしてネルフから帰宅したシンジだったが、寝室に入った瞬間全裸のアオイに押し倒された。
そのまま朝まで相手をするのを強要されて、終わったのが一時間前。
今はシャワーを浴びてきたついでにリビングでパンを胃に収めてきた所だ。
「徹夜させられたのは久しぶりだなあ…」
「だ・か・ら。ほら、私の胸を貸してあげるから♪」
「駄目。レイからも今日は出るように言われているんだから」
「…むう」
「ああもう」
なおも駄々をこねるアオイの唇を奪い、一気に蹂躙する。
「ん・ん…んっ!」
「帰ってきたら存分に相手をしてあげる。それまでちゃんと仕事をするように」
「判ったわよぅ…」
頬を膨らませながらも、一応納得してくれたらしい。
髪を軽くかき上げて整髪料をさっと吹きかける。
シャツに袖を通し、真新しいズボンを履いて。
(さて、今日は誰の『匂い』をつけて帰ろうかな…)
シンジは寝室のドアを開けた。
- 407 名前:骨型:06/02/14 23:44 ID:???
- 黒塗りの車が停まり、運転手が急いで下りる。
「到着致しました、シンジ様」
「ご苦労」
開けられた後部座席から悠々と降りるシンジに、向けられる数多の視線。
好奇やら驚きやら嫌悪やら羨望やら。
だが、そんな中にあって二人の少年が彼に近づく。
「よう、センセ」
「やあ、トウジ」
「一佐、おはよう」
「おはよう、ケンスケ」
二人の挨拶に笑顔で返し、校門をくぐった頃、
「おはよう、兄さん」
「おはよう、レイ」
レイが後ろから追いついてくる。
『屋敷』に入る事ができる女性は、『本妻』か『妾』か『商品』だけ。
上記のような碇家のルール、そして情操的な悪影響等が鑑みられて、レイは屋敷に住む事は許されていない。
故にミサトの家に下宿、という体裁を取っているのだが、
「昨日はミサトさん、遅かっただろ?」
「なんかもじもじしてたわ」
「…やれやれ」
兄としては奔放な部下の方が妹に悪影響を及ぼさないかと心配しきりだったりする。
- 408 名前:骨型:06/02/14 23:44 ID:???
- 昼休み、屋上。
「ね…ねえ、碇くん」
「ん?」
友人二人、そして妹と昼食を食べていたシンジの前に現れた、お下げの少女。
「ああ、ヒカリ」
一緒に食べるかい?と問い返すと、既に食べてきた、との返事。
「じゃあ、どうしたの?」
「ん…あのね?」
途端にもじもじとし始める少女に、シンジは少々意地悪な笑みを浮かべた。
「ああ、そうか。…そう言えば、今日だったね?」
「え、ええ」
「それじゃ、食べ終わるまで待っていてくれるかな」
「判ったわ」
「ええんか?センセ。イインチョが待っとるやんか」
「構わないさ。どちらにしろ、ちょっと時間がかかるからね」
だがシンジは、先ほどより心持ち早い速度で食事を再開し、
「さあ、行こうか」
ヒカリの肩を抱いて屋上を後にした。
- 409 名前:骨型:06/02/14 23:45 ID:???
- 「で…だ」
応接室。ソファに対面する形で座ったシンジは、こう切り出した。
「実は今日の所は午前中に済ませて来たから、別にヒカリの力を借りる必要はないんだよ」
「え…」
悲しそうな顔をするヒカリ。
「いや、済まなかったね。わざわざ昼食を早めに切り上げて僕の為に来てくれたんだろ?でも今日は誰かに手を出そうとはしないから安心してくれていい」
「そんな…」
俯き、震えだす様に、内心ほくそ笑む。
「何故だい?」
「…え?」
「君が何故そんな悲しそうな顔をするのか、それが理解出来ないんだ、僕には」
「そ、それは…」
答えに窮し、顔を背けた彼女の死角から近寄り、
「…そもそも」
「ひぅ?!」
そっと首筋に指先を這わせる。
「僕が家訓の『妾選び』の為に女性に手をつける事に難色を示したのは君だろう?」
「う…うん」
そんな家訓はない。
あっても普通信じない。
「まあ確かに、風紀的には問題だよね?だから君の譲歩案に乗ったんだよ?」
そのまま指を胸へと下ろしてかすかに刺激し、腹を通って臍の辺りへ。
与えられる刺激に、ぴくぴくと震えだすヒカリ。
彼女の出した譲歩案、それは。
- 410 名前:骨型:06/02/14 23:45 ID:???
「そ…それは…それはぁ…」
「ね。僕は女性が悲しい顔をするのが嫌なんだ」
優しく声をかけるシンジ。だが、下腹に這わせた指は止まらない。
「ヒカリ…。僕は何か勘違いをしていたかな」
直接触れてもいないのに、既にくちくちと水音が聞こえつつある。
「僕は『君が僕の性欲解消に付き合うから、大っぴらに妾選びをしないように』という案だったと記憶しているんだけど、違った?」
「ち…違わない…あっ、あっ!!」
秘部だけは避けて、指を躍らせる。
息がかなり荒くなってきた彼女の頬に自分の頬を摺り寄せながら、囁く。
「…ねえ、ヒカリ」
「ふぁ…?」
「僕はヒカリの事が気に入っているから、君が僕の妾候補になってくれるなら、この学校では新しい妾を選ぶような事はしないって約束してもいい」
「…え?」
きょとん、と。
感じる事も忘れて、こちらをまじまじと見てくるヒカリ。
「まだ僕達は若いから。君を妾として屋敷に囲う事は出来ないけど、専属の人をつけて『候補』として勉強してもらう事は出来ると思うんだ」
「あ…あの…」
言ってみれば、旧家・碇家の側室として娶ると宣言しているようなものだ。
彼女の父とて、ネルフで働く人間である。碇家のことに関しては、或る程度知識を得ている。
と言うよりも、同級生になる、と決まった折に父から色々と言い含められている。
「急な話だとは思うけど、でも結構前から考えていたんだよ」
そう。彼女は磨けばかなり光る。
そうでなければ、指摘された際にでも自身の権力を振りかざして―佐官なのだから、一人の技術部員の首くらいはどうとでもなる―家族ともども放逐していた筈だ。
同級で、家の事情を知りつつも彼に真っ向から意見を言ってくる程の気骨。得がたいし、惹かれたのも事実だ。
「う…うん。考えてみる…」
「良かった♪」
つぷ。
「ふああああっ!!」
「それじゃあ、ヒカリ。ここからは僕が楽しむ為の行為じゃないよ」
「…じゃ、じゃあ、何なの…?ああ!」
「恋人同士の逢瀬。君にも愉しんで欲しいな…」
秘部を掻き回しながらの言に、ヒカリはゆっくりと頷いた。
「気持ちいいよ…碇くん…ンッ」
- 411 名前:骨型:06/02/14 23:46 ID:???
- 放課後の教室。
「皆、帰ったようね」
視線を巡らせ、満足げにレイは呟く。
残った生徒はたったレイの他に二人。
トウジとケンスケだ。
「な…何の用や…」
「トウジ…止せよ」
視線を合わせずに言い捨てるトウジと、それを諌めるケンスケ。
「判っているでしょう?『いつも通り』、確認をするのよ」
「そないな…」
更に反論しようとするトウジを、視線だけで黙らせるレイ。
そのまま、続ける。
「兄様とあくまで友人として接し、その心を安らげるのが貴方達二人の役目」
「ワイは…シンジの友達や。それで…それでええやろ」
「ええ。それでいいわ。貴方達は実によくやってくれている」
「お、おう」
「だからこれは私の勝手な行動よ」
そっと制服を脱ぎ、下着姿になる。
上品なシルクの上下。ごくりと唾を飲む音が聞こえる。
「あ、綾波…!」
ケンスケが伸ばしてきた手を、無慈悲に払う。
「…私を抱きたいのならば兄様の為に働きなさい」
そして告げるのだ。
シンジが彼女を褒美に渡す、と言ったその時、私は貴方に組み敷かれる事を許すだろう、と。
これもまた、『いつも通り』なのである。
教壇の上に、足を組んで座るレイ。
「嗅がせてあげる。鈴原、相田。傅きなさい」
「「は、はい…」」
正座し、彼女を見上げる二人の下僕。
それだけで、彼らは一瞬のうちに『シンジの友達』から『レイの下僕』へと変貌する。
小さく口許を歪めて―その仕種はシンジにとてもよく似ている―レイが、頷く。
二人はそれを待ちわびたかのように目を輝かせると、レイの側へと走り寄った。
- 412 名前:骨型:06/02/14 23:46 ID:???
- 「…はぁ…はぁ…ひいさん…レイのひいさん」
太腿の側、目を血走らせてじっとショーツを見つめながら、懸命に鼻を動かすトウジ。
触れる事は許されていないからと、ひたすら愚直に凝視し続ける。
対して。
「あ…嗚呼…」
裸足の先に鼻を突きつけていたケンスケ。
トウジ同様に下から上へのアングルを堪能していた彼だったが、とうとう我慢できなくなったらしく、口を大きく開いた。
「…相田?」
「んむ…んぶっ」
親指を咥え、咥内でちゅるちゅると舌を這わせる。
「…何をしているの?」
「…え」
ふと我に返る彼を見るのは、二人の冷め切った視線。
「何をしているのか、と聞いているのよ。相田」
「あ…あの。おみ足を…清めさせて頂こうかと」
取り繕う言は、冷徹な一言によって打ち砕かれる。
「私は言った筈ね?『嗅がせてあげる』と。それ以外の事を許した覚えはないわよ」
「お、お許しを!!」
「駄目。兄様のお役に立つ訳でも無し、私の言いつけを守る事すらできない。そんな愚物を何で許すと?」
「あ…ああ…う」
瘧のように震えるケンスケ。
「ふん、無様ね」
「うう…あぁぅ」
くすりと侮蔑の笑みを向けるレイ。
ぐり、とケンスケの眼鏡に吸われた指を押し付け、告げる。
「許して欲しいのならば、兄様の為に死になさい。友人として尽くしながら、同時に命を賭けなさい。そうすれば許して上げるわ」
「わ、判りました…!判りましたからっ…!!」
「本当に無様」
傅く二人を視線の端に、落胆を込めて吐き出す息に乗せたのは、ただ敬愛する実兄への想い。
愛されるのではなく、妹として愛でられる宿命に身を焦がす彼女の、鬱屈した心がこう言った行動に結びつく。
曰く、兄様は自分に様をつけて呼ばれるのを好まないから。
曰く、兄様は公私を混同なさる事を良しとしないから。
曰く、兄様は私の知らない所で色々な女に情を与えて居るから。
「はぁ…兄様」
彼女は理解している。
これはヒカリへの嫉妬なのだと。
- 413 名前:骨型:06/02/14 23:53 ID:Hnvyuj8o
- うーわ、全然アスカが出てこねえorz
そろそろカヲルとの会見シーンも出しておかないといけないので、ちと彼女達視点からの文章も居るかと考えてます。
ヒカリさん、堕ちちゃいました。
コンセプトは『都合のいい女』です。
立ち位置としては、妾と商品の間くらい。
商品には落とさないけど、屋敷には住まわせずに生活費を送って契約愛人みたいな形に収まるように…というのが彼女の今後ですかな。
アスカとの友情発展次第では格上げやら格下げやらありそうですが。
んで、レイちゃん女王様状態。
鬱屈した嫉妬とかが暴走するとこうなる、という状態を描いてみたのですが、果たして書ききれているかが問題。
一応シンジやゲンドウは知っていますが、黙認してたり容認してたり。
シンジ辺りは既にミサトの悪影響が出ているなあ、と嘆いているかも。
とまれ、今回のヒカリ嬢とシンジの絡みは、あくまでシンジ的には
『アオイのジェラシーを煽る為の手管の一つ』でしかない辺りがポイントだったりします。
- 414 名前:PDX.:06/02/15 08:25 ID:???
- >>骨型さん
ヒカリの扱いが「都合のいい女」なんですな。
やはり初めての時は歯を食いしばって耐えていたんでしょうねぇ。
そして女王様綾波w
彼女は決してシンジには抱かれないということ?
- 415 名前:骨型:06/02/15 08:42 ID:???
- >PDXさま
そういう扱いです。ヒカリ嬢の転落具合をじわじわと書くのも乙かな、と思わなくはなかったのですが、それはちょっと話の論点が違うので没にしました。
この話はあくまで『黒くて強い英雄シンジの好色物語』のつもりなので(マテ
レイはシンジに抱かれる予定はまったくないのです。
と言うかトウジやケンスケに抱かれるシーンも書かないだろうな、多分…。
レイの立場は『兄嫁に嫉妬する小姑』というまた言葉にすると似つかわしくない役目を負っていたり。
いや、レイのエロが嫌いな訳ではないデスヨ、断じて。
レイ以外にも自由に出来る女性が山ほどいるのに、敢えて『妹』である彼女と獣道をわざわざ歩くかなー、と思っただけなんですけどね。
- 416 名前:PDX.:06/02/16 08:13 ID:???
- >>415 骨型さん
今回のシリーズでは、レイの濡れ場は少ないってことですな。了解。
読み手としては、シンジの前での猫っかぶりと、下僕どもの前での冷淡さのギャップを愉しむという感じでしょうかね?(笑)
- 417 名前:引き気味:06/02/16 08:16 ID:???
- そういや、今は亡き聖獣に、兄恋しさにその想い人のアスカへ嫉妬を滾らせて配下のケンスケに襲わせてしまう(処女強奪)レイなんてのがありましたねぇ。
確か作者はきたずみさんでしたっけか。
- 418 名前:LHS廚:06/02/17 22:03 ID:???
- 一寸ねた的に迷ってるところがあって質問してみます。
まぁ、簡単なことなのですが、プラグスーツの布部分が鋏で切れる描写は
おかしいでしょうかな?
- 419 名前:なーぐる:06/02/17 22:14 ID:???
- >プラグスーツ
わたくし、プラグスーツはスイムスーツみたいにピッチピチか、あるいはライダースーツ
みたいな感じと考えておりますので、ハサミが通る隙間があるんだろうか?
などと愚考いたしておりますわ。(なぜかオカマ口調)
>ネタ
借金のカタにどこぞのお大臣に売られてしまったマユミが、お嬢様学校に通わされる一方、
夜にはエステや生け花日本舞踊など手習いを仕込まれ、最後、寝る寸前には房事をしこまれ
数年かけて処女のまま淫らな体に開花させられて頂かれる、なんてネタを考えたけど、
これ既にエヴァじゃねぇなぁ。
そこはかとなくエヴァネタを混ぜてどうにか形に出来るようなら、何とかしてみよう。
- 420 名前:LHS廚:06/02/17 22:39 ID:???
- >なーぐるさん。
あ、すいません。
今回の場合、鋏が通るかの基準はぴっちりと体にフィットした状態ではなく
だぼだぼの状態の方なのです。
あの状態でも、やっぱり無理っすかね。
- 421 名前:引き気味:06/02/18 02:27 ID:???
- 非常時を考えると鋏で切れた方が都合が良いだろうなとは思います。
怪我の処置時とかですね。
もうおぼろげな記憶ですが、たしか着用者の生命維持に重きを置いていたスーツですし、切れないよか切れる性質の方を選択しててもおかしくないなと。
>ネタ
思いついたエロ要素そのものを書くよりも、その準備に手間が掛かりそうな――そこは省略と粗筋の力技で、ですかねぇ (;´∀`)
- 422 名前:コウイに値する名無しさん:06/02/18 12:07 ID:???
- どうも横から失礼します。
プラグスーツが切れるか否かの質問ですが、作中の描写や、
設定からわかるスーツの機能(フィット・神経接続補助・生命維持・衝撃防護)等から考えて、
”普通”の布なわけないので、”普通”の鋏で切れるかどうかは疑問です。
そのため非常時の切断のために、エントリープラグ内に専用の工具とかが常備されている・・・
などと妄想を垂れ流してみたりしち。
いや、1話やEOEの肩だしプラグスーツをみると、パーツごと、簡単に取り外せる仕様になってるんじゃあないのか?
とも愚考するしだいです。
それから例のスタンガンですが、ボール表面の帯電だけでは明らかに電荷量不足です、
内部にコンデンサーが仕込まれそこに蓄電されている・・・とでもした方が無難かと思います。
- 423 名前:引き気味:06/02/18 18:32 ID:???
- 以前も似たような話題がありましたけれど、絵によって結構構造に違いがあるようなので、個人的にはプラグスーツには色々仕様違いがある説を唱えたいとこです(w
アルミサエルに侵食された際の葉脈(根?)の広がりや着込む際から見て薄々ぴったり仕様かと思いきや、貞本氏がNT誌の表紙に描いた「右手ギプス・肩から先Pスーツ無し・プラグインテリアに座ったポーズ・背景はパレットライフル持ち初号機」の絵ですと全体的に1cm以上の厚みはありそうなガッチリ仕様ですし、更には『N2 BOMB』での千切れ絵なんてのもまた違った構造に描かれてますしね。
その時々の都合に合わせてみたり、自分が納得の行く設定で書けば良いんじゃないでしょうか。
私としましても、薄々ぴったり生地なせいでセクハラされまくり感じまくり〜な話にしてみたり、防御能力高すぎ生地なおかげでいざって時に凄い困る「な!? なんか中に入ってる! ヘンなとこにモゾモゾ潜り込んできてるー!!」なアホネタと両方で適当に設定変えるでしょうし。
- 424 名前:LHS廚:06/02/18 19:01 ID:???
- だーっ! 時間に間にあわなかったぁ(挨拶
>>422さん
>引き気味さん。
>プラグスーツの構造についてあれこれ。
>専用の工具が必要では?
ども、大変参考になったです。
レイの肩外しスーツについては、最初からそういう裁断になっていたと考えていました。
おっしゃるとおり、各部位にコードが張り巡らされているのなら、微弱かはともかく
電流が流れていると考えるのが自然です……が。
パーツ型にすると、どんなに低くても漏電の可能性が付きまといますから。
>『スタン・ランチャー』の弾。
これについても、アイディアありがとうございます。
帯電技術(物質)は第9使徒戦に使われた予備バッテリ技術のダウングレードで通じるかな、
と言う部分が強いアイディアだったのですが、そちらの方が良さそうなのでお借りしますね。
後、シンジが使った一発目は射撃練習用の模擬ゴム弾でした
最後に私信。
PDX.さんへ。
「右手の肖像」の設定をお借りした短編を一つこしらえたいのですが。
拝借してもよろしいですか?
- 425 名前:PDX.:06/02/18 19:08 ID:???
- >>424 LHS廚さん
かまいませんよ(^_^)
- 426 名前:コウイに値する名無しさん:06/02/18 21:57 ID:???
- >423
>プラグスーツには色々仕様違いがある
プロテクト機能を重視した実戦用プラグスーツ、
見た目重視のプレス用プラグスーツ…そして
指でビリビリ破けるプレイ用プラグスーツ…
があるのですねぇ〜w
- 427 名前:PDX.:06/02/18 22:03 ID:???
- 「これが最新型のサンスタースパイプラグスーツよ」
「一体どういう機能があるワケ?」
「なんと驚き、水に溶ける素材でできているのよ」
「……エントリープラグにLCLを注水したらどうなるのかしら?」
「当然溶けて無くなるわね」
「……却下」
ミサトの冷たい言葉に、この次は指先から煙の出るプラグスーツを開発しようと心に誓うリツコであった(ぉ
- 428 名前:なーぐる:06/02/19 01:03 ID:???
- D&Dに登場した呪われたアイテム、インテリジェンス・プレートメイルを思い出した。
まあ、名前そのままで着た者を操ってしまう鎧なんですが。
プラグスーツも戦いが進むにつれ、バージョンアップとかをしていてもおかしくないかな、
と愚考する次第です。実際、わざわざシンジ達を全裸にして機動試験をしたりもしていましたし。
- 429 名前:引き気味:06/02/19 01:31 ID:???
- 「取って、取ってぇ! 早くソレを、取ってよぉ〜!」
ついうっかり遺跡壁面にへばり付いていた光物に手を出してしまったものだから、あたかも宝石かの如く擬態して眠っていた肉食スカラベに襲われる羽目になってしまったアスカさん。
冒険仕様プラグスーツの下にもぞもぞと這い回る節足の硬いツメの感触に泣き叫ぶものの、運悪く随行は素人チルドレンシンジのみ。
「だ、だめだよっ。この服、どうやったら脱がせるのさ〜!?」
そんな感じで気密性の高さが仇になってみたりで、見る間に浮かび上がった手の平大の影が侵入した首筋から下へ下へ。
胸を這い降り、腹部を走り、アスカの危うい場所へ〜、なんて、そんなハムナプトラ仕様プラグスーツ。
- 430 名前:PDX.:06/02/22 12:15 ID:???
- >>429 引き気味さん
昔の昆虫・蜘蛛系のホラー映画とかでは、寝ているヒロインの白い肌の上をノソノソと蜘蛛が這いまわって剥き出しの首筋とかに近づいて観る者をハラハラさせる場面とか必ずありましたよね(笑)
なんとなく、そういうものを思い出したり。
- 431 名前:引き気味:06/02/24 00:44 ID:???
- なんかまたハムナプトラTVでやるみたいですね。
これで何度目でしょ。
繰り返すって事は、視聴率取れたんでしょうねぇ。
>蜘蛛が這い回って
うちの家族は昔似たようなシーンにリアルで遭遇して泡食ったことがあるそうです。
被害者寸前だったのは、ショタだった頃の私ですが (;´∀`)
- 432 名前:LHS廚:06/02/24 01:13 ID:???
- >はむなぷとら
確か正月から三月あたりまで帰国している? 某先生がくる、と言う博覧会などが
企画されるのと同じ思惑と思いますね。
今回はちゃんとお仲間も発掘されてるわけですから。
- 433 名前:PDX.:06/02/26 10:31 ID:???
- アスカNTRじゃなくて、レイNTRだとどうなるかなぁと考えていると、かなりの高率で黒幕がアスカになってしまう orz
動機はシンジへの横恋慕だったり、ライバルであるレイへの嫉視だったり。
黒幕がリツコさんというのも、ゲンドウやユイさんへの復讐心からとかそういう動機づけは簡単だけどw
- 434 名前:引き気味:06/02/26 10:36 ID:???
- 昔、三人目にサルベージされてドグマで飼われているレイが、似たような感じでドグマに飼い殺しで研究させられている時田に良いように玩具にされるってネタ考えてますた。
リツコの代わり補欠みたいな感じで連れて来られて余計にイライラしている時田さんが、たまにある引継ぎの機会に「この子は私の一番の研究成果なのよ」とか毒を吹き込んだリツコさんへの面当てっぽく――とか、これもやはりリツコさん黒幕ネタですけどね。
後は、二人目が好きだったからこそ三人目が許せないシンジですとか、レイが怪物だとショックを受け、裏切られたという被害者意識バリバリのシンジが黒幕でですとか。
似た感じで「パチモンのくせに! 私のシンジに色目を使って…… ヽ(゚皿゚#)ノ」なユイさんですとか。
色々こじつけさえすればって感じですかねぇ。
- 435 名前:LHS廚@本編:06/02/28 22:54 ID:???
- 玄関を開けた後は、もう目を閉じても移動できる一連の流れ。
お邪魔します、と一言告げながら、靴を揃えて。
最初突き当りを右の曲がって、目の前の小さいドアを開けて私を確認するペンペンに軽く手を振って。
お風呂場に通じる扉を一寸すぎた所でもう一度曲がり、左手で親友の部屋の襖をノック。
「はーい」という声と一緒に出てくるはずの彼女は……出てこない?
「アスカ? 出掛けちゃったのかな」
葛城さんも居ない、ということは、当たり前だけど彼と私の二人っきりだということ。
その瞬間、ファンファーレと一緒に浮かんだのは、安心して奥手な恋人にその間だけでも甘えられるという事で。
心の中に出来上がっていく小さい揺らぎに後押しされながら、今度は反対側の部屋をノック。
「シンジ君? えっと、アスカ、本当に居ない……の?」
ライバルのようでそうじゃない、そんな親友に一寸だけ張り合うように、最近呼ぶようになった、彼の名前。
でも、返事が無くって。
不安になった私は、それでも「開けるよ」と一声言ってから、襖を空けた。
目の前に居たのは、ベッドにちょこんと座って写真で何時か観たアスカの「制服」を抱きしめそうになってる恋人の姿。
嫉妬の固まりになった私は、お決まりのせりふと一緒にバッグを叩きつけた。
「不潔よぉぉ!」
これが私、洞木ヒカリが恋人である「真紅のウエットスーツを持った碇シンジ」を気絶させるまでに要したプロセス。
……馬鹿。
- 436 名前:LHS廚@本編:06/02/28 22:57 ID:???
「痛い痛いいたいっ」
「ほら、動いちゃだめよ」
彼の額に付いた怪我を消毒して、絆創膏をはっていく。
バッグの角が命中したせいで、ハの字型にそれが付いているのは一寸可笑しいけど。
笑う訳にはいかない。 他の女の子に気持ちを明け渡すことは、許さない。
「さて。 これ、アスカのユニフォームよね」
「う、うん。 プラグスーツって、いうんだけど」
「隣のアスカの部屋から……」
「ちょ、ちょっとまってよっ」
気絶から回復するまで15分。 説明を受けること5分。
鈴原と相田君も連れて行ったというアスカのEVAの受け取り。
その赤い機体の中へ入らざるを得なかった時。
パイロットだからと彼女に渡されたらしいもの。
「じゃ、これはその時の?」
使い捨てじゃないとはいえ、男の子が来たスーツを着る事をアスカが拒否したために、そのまま破棄される筈だった物を。
その頃から気付いている素振りを見せている葛城さんに、悪戯をしている笑顔と一緒に渡されたらしいの。
機密に関する部品を外されたのを『記念として持ってればぁ?』ってからかいながら。
「……それでね、今日女の子と付き合ってる男の話を聞こう、っていう話になって、僕も引っ張り出……」
なんか全てを覗かれてる気がして、仕方が無くなってきちゃった。
もしかしたら私も監視されてるのもしれないな、関係者だもの。
「……それでね、自分以外の女性に関するものが……」
葛城さんってそういう話に目がないらしいっていうのはアスカから聞いてるし。
「機密に引っかかると言われてるからゴミとして捨てちゃう訳には行かないし、何よりアスカに返したら間違いなく『アンタ何かに使ったのよっ!』って、言われも無い責めを受けそうだし」
それにしても、アスカってこれ、何時も着てるのよね。
一寸だけ、興味もあるし。
- 437 名前:LHS廚@本編:06/02/28 22:57 ID:???
- 「でも、これって存在自体が機密みた……って、洞木さん?」
「ねぇ、シンジ君。 ………これって、今この状態でも着れるの?」
「え? う、うん。 『プラグスーツとしてはもう使えなくしてあるけど、それ以外は特に問題なしよ。
取り合えず、あなたと同じくらいの背丈の人が着るだけなら特に問題ないわ』ってリツコさんが」
ということは、赤木さんもこの事を知ってるみたい。
大きく開いた口に飛び込むのは、一寸だけ嫌だけど。
「今、着れる? 私、着てみたい」
うん、着てみよう。
----------------------------------------
「はっくしゅんっ」
「あらリツコ、風邪?」
「……噂だと信じたいわ。 体調管理は万全だと自負してるもの」
「じゃあ、案外シンちゃんだったりしてね。 あの時した悪戯に今頃……」
「引っ掛かってるって事? 彼がもう一度着るかしらね」
「あら、シンちゃん以外も着れるわよ? だから機密部品外してもらったんだし」
「はい?」
----------------------------------------
「あ、下着は着ないほうが良いよ? 最初の訓練の時恥かしかったから脱がないまま着てひどい目にあったから」
「う、うん」
「じゃ、僕は後ろ向いてるから」
なにかか微妙な肌触りの生地の服。
修学旅行で着たウェットスーツのイメージかな、と思っていた感触は、印象より滑らかな皮のような印象なの。
両足をそっと差し入れて、私より一寸だけ大きいアスカの靴と足首あわせて。
踵を踏ん張っておかないとちょっとたわんで引っ掛かるから、と言う説明にあわせて「んしょ」と声をあげて腰までスーツ引っ張り上げた。
- 438 名前:LHS廚@本編:06/02/28 22:58 ID:???
そこで足をいったん止めて、腕の分に取り掛かる。
生地自体が伸縮するのは教えて貰っていたけど、最初からサイズの判らない服を着るのは一寸だけ、調子が狂うわね。
さらに数分かかって体全体を収めて、磁石みたいな吸着式の留め具をつけて。
……あ。
「えっと、もう振り返って良いよ、シンジ君」
そう言われて始めて、彼は私の方を振り返った。
私に余計な誤解を支えたくなかったのか、ぎゅっと目をつぶってるのが少し嬉しくて、おかしかった。
「とりあえず、ちゃんと着て、閉めてみたけど」
「それじゃあ、ここを押して?」
私を後ろから抱きしめるようにして、顔を出したシンジ君が左手首を挟むようにある一対のスイッチを、荒々しさとは無縁そうな細めの指で示す。
「それじゃあ……どっちを押すの?」
「親指と人差し指で、挟むようにして、同時に押すんだ」
軽く一呼吸をして、興味を満たすべくスイッチを入れた瞬間。
『この馬鹿シンジぃ!!』
「「ひゃはぃっ」」
- 439 名前:LHS廚@本編:06/02/28 22:58 ID:???
『帰って来てないんだったらそこに居ないかも知れないけど、ヒカリが今日泊まりにくる予定だったのよ。
もし、この連絡がアンタの耳に入った後、これから彼女がウチに来たら謝っといて。
残念だけど、お泊り会は中止にしなきゃなら無くなったことを話しておいて欲しいの。
今日急な訓練が入って帰れるか判らなくなったからって……判ったわねっ!』
ああ、ビックリした。 やっぱりアスカの声は大きすぎるわね。
なんて言うのか、自信があるのは羨ましいと思うんだけど、やっぱりこう言う時には大きな声じゃない方が嬉しい。
「え、えっと。 ちょっと、驚いちゃったね」
「……そ、そうね………って」
「どうしたの?」
いつの間にかしゅるしゅると体にまとわり付いた布は、信じられないくらいに薄くなって、私のラインを全く隠すものじゃなかった。
下着よりはるかに判りやすくなったラインを、私はしゃがんで隠す。
「な、なんで冷静に見てられるのぉ!」
「だ、だって、綾波もアスカもその格好で何時も動くから、慣れちゃって」
「バカァ!」
その時は大したことじゃないと思っていたの。
一回スイッチを押しただけ、それにシステムが反応しただけ。 ただ、それだけだと。
- 440 名前:LHS廚@本編:06/02/28 22:59 ID:???
----------------------------------------------
気を取り直してそれから五分位、立ってみて、歩いてみて、屈んだり背伸びをしたり。
最後にラジオ体操を一通りやってみて取り合えず満足した私は脱ごうかと思って、ふとある事を思い出す。
シンジ君はこのスーツを私が着る少し前に使った、彼が着た直後に着ているという事。
勿論、汗のにおいや潮の匂いとか全くしないから、機密部品とか言うのを外す前に、間違いなく洗われてる筈なのに。
アスカの色のはず、なのに。 男の子の、シンジ君の想いが『色』として着けられていくように、錯覚しちゃう。
彼に抱きしめられてるような気になってくる。
「あ」
「え? な、なに?」
二週間前、階段の踊り場でした初めてのディープキスの後、何度か感じ始めるようになった興奮。
スーツの股間に当たる部分から漏れ広がるように、流れていく。
女の疼き。
目の前で何も知らずに首を傾げる彼にまだ知られたくない、私の影。
お互いが相手を心の底から想って……慰めていることは知ってるし、知られてる。
- 441 名前:LHS廚@本編:06/02/28 22:59 ID:???
判っていても、彼の『成長』は私ほどじゃ、無いとおもうの。
毎日って訳じゃないけど、それでも。 ふとした時にこみ上げる切なさを、快楽に置き換えて少しだけ晴らすようになった私は、どんどんのめり込んでいたから。
あのとき感じた甘美な記憶がきっかけになって、私自身気が付かなかった心の奥を掘り出していく。
朝、アスカを迎えにくるフリをする度に、だらしない格好で居る葛城さん。
そんな想いは無いとしても、シンジ君は彼女の肌を見る。
お昼、水筒に入れていた麦茶を飲むアスカ。
そんな想いは無くても、彼女の姿は絵になって、沢山の男の子を魅了してる。
夕方、綾波さんが私達の前を通って、時として二人を連れて地下へいく。
彼女、最近シンジ君を気にするようになってるみたいだし……。
- 442 名前:LHS廚@本編:06/02/28 23:00 ID:???
「どうしたの?」
気が付いたら、目の前にシンジ君の顔。
何時もの状態になった私を心配してくれたんだと思う、でも今の私には逆効果。
普段の彼とは全くちがう、真剣な顔。 私だけが見れる顔。
それは、私が彼のすべてを独り占めしている瞬間であることを教えてくれるけど。
彼を求めたくて仕方がなくなっている私には逆効果になってしまう。
私は勝手知ったると言う法則にしたがって台所に駆け込んだ。
自分の暗い部分が彼に知られるのが、とても嫌だったから。
----------------------------------------
取り合えず台所に行った理由が欲しかった私は、シンジ君が好むほうじ茶を淹れてあげたかった、と言う事にして、早速準備を整えた。
その途中で顔を冷たい水で洗ったり、頬に風を当てたくてエアコンの送風口の傍に移動してみたり。
脱いでしまった方が早いのは判っているけど、しっとりと濡れてしまったあそこのあたりを見られるより、落ち着きが無いとシンジ君に思われるほうが、まだマシに思えて仕方が無かったし。
その後も、微妙に変な状態が続く。
「え、えっと。 急須、滑らない?」
「う、うん。大丈夫」
リビングで向きあう中学生と似非ダイバー、と言う姿はノゾミが見たら代わって?と言ってくれるか疑問な姿。
- 443 名前:LHS廚@本編:06/02/28 23:00 ID:???
さらに言うなら。
程なく、私はこの選択が最悪の方向へまっしぐらに向かっていると気が付くの。
水分を取り続けると言うことはどう意味を持つのかも。
-----------------------------------------
最初の合図は、携帯電話の呼び出し。
「はい、シンジで……ミサトさん、どうしたんですか? そんなに慌てて。 え? あ、はい。
それじゃ、体調が回復するまでアスカの付き添いってことになるんですね?
帰って来れそうなのは……あ、はい。 明日の午後一時頃ですか。 判りました、お休みなさい」
「何か、あったの?」
説明をし始めた瞬間、シンジ君は真っ赤になりつつ説明してくれる。
『二日目』で体調が悪くなっている状態だったのに、急な訓練を受けることになったアスカが
労いにきてくれた加持さんの前でいいところ見せようとした結果、過労で気絶しちゃったらしくて。
万が一と言うことを考えた葛城さんの提案で、一晩体調を観た後、帰ることにしたというの。
それは、私と彼が一つ屋根の下で泊まる、という事。
付き合っているんだから、ある意味を持たせてしまうことは判ってるのに。
帰ってしまおう、という発想がわかない。
ただ、彼のそばに居たかった。
- 444 名前:LHS廚:06/02/28 23:07 ID:???
- 取り合えず、全体の30パーセントぐらいな上に、エロがほとんど入ってない、という短編です。
本編ではあのスーツ、どう処理したんだろう?が発想の源の。
ところで引き気味さん、投稿限界って何行でしょうか?
前教えてもらった気もするんですが、すっかり忘れてしまって。
- 445 名前:PDX.:06/02/28 23:13 ID:???
- >>LHS廚さん
そう来ましたか(笑)
たしかに、ヒカリにしてみればシンジがアスカのプラグスーツを手にしているなんて、「不潔よぉ!」ものでしょうな(^_^;
- 446 名前:引き気味:06/03/01 00:15 ID:???
- >>444
書き込み最大改行数(表示最大はこの半分の値):200
メッセージ欄の最大文字数(改行含む。URL・引用変換前):2048
1行の最大文字数(URL・引用変換前):500
以上となっております。
- 447 名前:PDX.:06/03/02 16:34 ID:???
- >>446
私が時々ひっかかるのは多分1メッセージあたりの最大文字数でしょうねぇ(笑)
- 448 名前:FOX:06/03/04 21:50 ID:???
- FOXです。ご無沙汰してます。
また、日帰りのつもりの出張から帰ってこれなくなってました……。
コンビニで生活必需品を揃えて、深夜のコンビニでクレジットカードで弁当買う生活をしてしまいますた。
で、例のPartyTimeですけれど……。
「ハーレム構成員のなれそめ」なんか書いてたらえらいことになっちゃって、とりあえず「前編」のかたちでさきほど引き気味さまに送付させていただきました。
80K越えて、やっとアスカに関しては「さわり」というのが恐ろしいです。
自分を追いつめるつもりで見え見えの伏線も張りましたから、後編はもっと時間を空けずにお見せできると思います。
すみませんです……。
- 449 名前:引き気味:06/03/05 00:16 ID:???
- >>448 FOXさん
たった今メールを確認しまして、アップロードさせて頂きました。
内容はこれから読む形になりますが、BBSへの投下の時よりも例によって大分強化されてますようで、楽しみに読ませていただきますね(w
- 450 名前:骨型:06/03/20 23:47 ID:???
- ―小GEN-DOHちょっとだけ更新
翌朝。
シンジは学校を休んでネルフへと来ていた。
「あ、ミサトさん」
「あら、シンちゃん」
ジオフロントは勝手知ったる我が家…のようなものだし、ミサトとの付き合いも随分と長い。
実際彼女がネルフに配属された頃からの知り合いだから、彼にとっては人生の半分は知り合いとして過ごしている。
「どうしたの?」
「いえね、一昨日の彼女の処遇を決めないと、と思って」
「男が浅利ケイタって言うらしいわ。女の方は、駄目ね。もう殆どトんじゃってて何がなんだかわからない感じ」
「おや、そうなんですか?」
心底驚いた様子のシンジに、やはりきょとん、とするミサト。
「あれ?聞いたんじゃなかったの?」
「ああ、そう言えば忘れてました。戦自の連中の情報だけしか聞いてなかったなあ」
「…その後の尋問官、大変だったらしいわよ」
男の方に関しては問題なかったらしいが、女の方は「もっと、もっと」とせがむだけで何も聞き出せなかったのだという。
結局必要な内容は大体聞き出せたし、昨日のうちに街中の『虫』はあらかた排除出来たから問題はなかったのだが。
「まあ、そうでしょうね。で、今はどこに?」
「一応隣り合わせの独房に入れてあるんだけどね。ウチの若い連中から誰から、理由をつけてはそこに行きたがってもう、ねえ」
それだけ一昨日の『尋問』が刺激的に過ぎたのだろうが。
「…ふむ。ところで、昨日捕縛した『虫』の中に、そういうのに使えそうな『雌』はどの程度居ました?」
「五人、ってところかしらね。彼女を含めて、だけど」
「五人ですか。…それなら、ちょっとだけしんどいけど、帳尻は合うかなあ」
「…何するつもり?」
「折角ですし、見せしめの意味も含めてうちの調教師に調教させましょう。それで地下に置いておくというのはどうです?」
「…それって」
「飴ですよ。それで男性職員の勤務時間を増やせば女性職員のシフトも楽になるでしょう?」
あくまでにこやかに、シンジはそう告げる。
「でも、逆に女性職員から突き上げきそうだけど…」
「ま、命を狙う連中にそこまで言えるなら大したもんです。そういう方は僕が懇切丁寧に説得しますよ」
それとも親父に任せます?と小首を傾げる彼に、
「…りょーかい」
ミサトも小さく頷いて応じた。
- 451 名前:骨型:06/03/21 00:40 ID:rmBgo7JM
- 「シンジ君。…ジオフロントに娼館作るって、ほんと?」
自室で作業中。
ノックもなしに入ってきた女性が、彼の後ろから抱き付いてそう問うてきた。
「そうだけど、どうしたの?カエデさん」
「だって…そんなの、駄目よ。…人権とか」
「まあ、ね。それはそう…判るよ」
泣きそうな顔をしているだろう、甘えん坊の妾の腕を柔らかく撫でながら、だが仕事は止めない。
「カエデさんはこの件に噛み付いてくると思っていたんだよね」
「え?」
「確かにね。これは人道的には許される事じゃない」
「そうよ…だって、やりたくてやるんじゃないんだもの。良くないわよ、それ」
「…ん。でもね?彼女達はどうせ殺される。尊厳を奪われて生かされるのと、作業のように殺されるのと。どっちがいいんだろうね」
「え…」
極論をぶつけたのは判っているが、それでもこれで言を封じる事は出来た。
「まあ、これは親父達にも承認受けたからね。覆る事はない。…残念かもしれないけれど」
「そっか…」
「でも、いつもながら優しいね、カエデさん」
シンジはくるりと体を返すと、カエデの唇を奪った。
「うむ!?ん、ふ…ぷぁ」
「…遠からず自分を殺しに来るかもしれない連中に同情出来るんだもの」
「殺し…?」
「戦略自衛隊のスパイだよ、彼らは。…同じ日本人だからって、甘く見ちゃいけない」
そのまま椅子越しに体を抱き寄せ、左手を胸に添える。
「ん…でも、悲しいね」
「そういうのを無くす為のネルフにしなくちゃいけないんだよ。…使徒との戦いが終わったら、ね」
「うん…」
「王は王たるが為に己の手を汚す事を躊躇ってはならない、というのが親父からの教え。だから僕は、カエデさんに怒られても己の道を変える心算はないよ」
「ん…、判ったわ…あ…はぁっ…!」
「許してくれる?」
「許す、許すから、手、止めて…!」
「手?」
にこりと笑うシンジの手は、既に服の下から直にカエデの体を刺激していた。
「ベッド、行こうか?」
- 452 名前:FOX:06/04/02 01:55 ID:???
- 雑談スレでPDX.さまがおっしゃっていた「自ら淫らな行為に足を踏み入れる系」に反応してしまいました……。
はぁ、と碇シンジは溜息をついた。
どうして彼女はこうも無頓着なんだろうと。
彼の目の前にあるのは幼馴染みで同級生の惣流・アスカ・ラングレーの個人端末。
春休みの宿題を「とっとと片付けてしまう」ために少年の家へ押しかけてきた少女が持ってきたもの。
「口やかましくお節介」と碇シンジをときに辟易させるアスカはしかし、自称するだけあって非常に聡明だった。
彼が課題に詰まるためにすぐ隣にぴったり腰掛ける少女が、「ったく、どうしてアンタって分からないのかなぁ」とつぶやきながら見せるそのスクリーンには完璧な答えがあったのだった。
彼はいささかばつの悪い表情でそれを写そうとするが、美しい幼馴染みはそれを許さない。
まるで担任の葛城ミサトのような口調で、「さぁ、碇シンジくん、どうしてそうなるのか考えましょうねー」と少し意地悪な笑顔で訊ね、ヒントを小出しにするのだった。
「ったく、はやく終わらせたいんだったら、そのまま写させてよ」唇を尖らせるシンジの頭はごつんと小突かれた。
「だめよ、それじゃアンタのためにならないじゃない」しかし少女はとても楽しそうだった。
そうして宿題もほとんど終わりかけ、夕日が部屋に差してくるころ、彼女は「ちょっとトイレ」と言って席を立った。
なかなか戻ってこない少女の端末から答えを写そうとしてのぞき込んだ少年の目の前に、それはあった。
-----------------------------------------------
Date: Wed, 1 Apr 2015 13:38:57 +0900 (JST)
From: "Asuka"
Subject: あしたの"Party"どうする?
To: "Hikari"
-----------------------------------------------
あしたの"Party"……どうする?
「みんな優しい人ばっかりだから大丈夫」ってあのコたち言ってたけど……。
************************************
惣流☆アスカ☆ラングレー
************************************
- 453 名前:FOX:06/04/02 01:56 ID:???
-----------------------------------------------
Date: Wed, 1 Apr 2015 13:54:35 +0900 (JST)
From: "HIKARI HORAKI"
Subject: Re:あしたの"Party"どうする?
To: "ASUKA"
-----------------------------------------------
アスカ、ちょっと、やめたほうがいいよ。
おおごとになっちゃうよ!
++++++++++++++++++++++++++++++++++++
HIKARI HORAKI(洞木 ヒカリ)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++
-誘惑−
それは惣流・アスカ・ラングレーの書いたメールの画面だった。
シンジが苦戦している間に少女は親友とメールをやりとりしていたらしい。
それは彼が見てもいいものだとはシンジ自身も思えなかった。
だが、気になってしまうのだ。
それに少年のことはなんでも知りたがるくせに、「それは内緒」とくすくすにんまり笑うことが多いアスカの書いたこのメールは、どこか奇妙なところもあった。
シンジは少し溜息をついてからカーソルキーを押した。
-----------------------------------------------
Date: Wed, 1 Apr 2015 14:02:12 +0900 (JST)
From: "Asuka"
Subject: Re[2]:あしたの"Party"どうする?
To: "Hikari"
-----------------------------------------------
えー。大丈夫だって。
みんなやってることだよ。
飲み物も美味しいんだって。
それに、みんな優しくしてくれるから、気持ちいいうちに終わっちゃうよ。
************************************
惣流☆アスカ☆ラングレー
************************************
- 454 名前:FOX:06/04/02 01:56 ID:???
-----------------------------------------------
Date: Wed, 1 Apr 2015 14:05:18 +0900 (JST)
From: "HIKARI HORAKI"
Subject: Re[3]:あしたの"Party"どうする?
To: "ASUKA"
-----------------------------------------------
お酒なんて飲んだことないくせに。
アスカだってわたしと同じ中学生なんだから、そんな駆け引きしなくても。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++
HIKARI HORAKI(洞木 ヒカリ)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「いったい……なんのパーティなんだろ」少年は首をひねる。
少なくとも、そのパーティに彼は誘われていないことは確かだった。
「自分だけ……参加するんだ。ずるい」つぶやいたシンジの表情が少し強ばった。
……優しい人ばっかり
……みんなやってる
……飲み物も美味しい
「ちょ、ちょっと、それってその、『合コン』ってやつ?」
合コン……異性とお酒を飲み、親睦を深めるもの。
少年の知識によるとそれは少なくとも、ある程度大人とみなされる年齢でなければしないはずのものだった。
さらに「気持ちいい」となると……。
ときおりクラスでひそひそとささやかれる、すこしいかがわしい「コンパ」なのだろうか……?
あわただしく彼の指がキーを押した。
- 455 名前:FOX:06/04/02 01:57 ID:???
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Date: Wed, 1 Apr 2015 14:08:49 +0900 (JST)
From: "Asuka"
Subject: Re[3]:あしたの"Party"どうする?
To: "Hikari"
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ったく、ヒカリったら固いんだから。
想像してみてよ。
お化粧して、ちょっとオトナっぽい格好のアタシたちを大学生の男のヒトたちがちやほやしてくれるんだよ。
アイツとは違って、アタシを宝物みたいに扱うんだから。
大学生の男のヒトたちが、アタシたちの言うことをなんでも聞いてくれるんだよ。ぞくぞくしない?
何人もいるうちから格好いいヤツだけに甘えてあげたり、「ゲームに勝った人だけにご褒美あげる」って言ったらみんな目の色変わっ
ちゃうんだよ!
それにね、それにね。その……キスだってすごく上手なんだから!
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惣流☆アスカ☆ラングレー
************************************
「あ、アスカったら……合コン、したこと、あるんだ……」
少年は汗をかいていた。
どうもアスカは親友のヒカリをコンパに誘っているらしい。
そして、その「コンパ」では少女たちはオトナとして扱われるのだ。
「それに……キスなんて」
ごくりとつばを飲む。
彼の前では男の子のような口を利くくせに、学年どころか学校中でも一、二を争う美少女である惣流・アスカ・ラングレーが、年上の男たちとキスに興じているさまを想像してしまったのだった。
- 456 名前:FOX:06/04/02 01:58 ID:???
きっとその「合コン」はやや薄暗い照明のなかで行われるのだろう。
そこでもアスカは中心にいるのだ。
他にも可愛らしい少女や、少し大人びた女子大生も参加しているかもしれないが、男たちが注目し、熱い視線を注ぐのは碇シンジの幼馴染みの少女にちがいない。
そこでアスカは短いスカートに身体の線が出たトップスを身にまとい、メークのおかげで少し大人びた雰囲気の彼女は、男たちに挟まれて低いソファーに腰を落とし、はやされるままにお酒を口にし、とろんとした表情で彼らと口づけを交わすのだろう。
ぶるっと彼は躰を震わせた。
ごく幼い頃はアスカが彼のほっぺにキスをするのは日常だった。
だが、いつしかその習慣はなくなり、それどころか「本物のキス」をしようなどと考えもつかないほどに、少女は勝ち気になり、同時に輝くばかりの美しさを身につけていた。
そのアスカが、彼よりもはるかに女性の扱いに長けた若者たちに囲まれ、唇だけではなく舌をも使った粘っこいキスを次々と交わす光景を想像してしまったのだ。
いや、果たしてキスだけで済むのだろうか。
そのことに気付いて彼は愕然とする。
叩きつけるようにシンジはキーを押した。
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Date: Wed, 1 Apr 2015 14:15:03 +0900 (JST)
From: "HIKARI HORAKI"
Subject: Re[5]:あしたの"Party"どうする?
To: "ASUKA"
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もう知らない。
どうなってもわたし、知らないからね!!!!1
アスカ、不潔!!!
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HIKARI HORAKI(洞木 ヒカリ)
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- 457 名前:FOX:06/04/02 01:58 ID:???
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Date: Wed, 1 Apr 2015 14:18:25 +0900 (JST)
From: "Asuka"
Subject: Re[6]:あしたの"Party"どうする?
To: "Hikari"
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はいはい。
まったくぅ、ヒカリもアイツみたいにオコサマなんだからー。
ほんと、すごいんだよ。
みんなに見られながらスるのって。
身体中をたっくさんの指がさわさわーって撫でてくと、頭がぼーっとしてくるんだよ。
でもでも、身体中をペロペロされるともっと凄いけどさ。
「『それにね、それに、オチンチンの形っていろいろなんだよ』って……そんな、そんな!」
碇シンジのつぶやきはもはや悲鳴だった。
彼の幼馴染み、彼が気兼ねなく駄々をこねたり気安く電話することができた少女は、つれだって歩いているときに浴びる視線が秘かに誇らしい惣流・アスカ・ラングレーは一足早く大人になっていたのだった。
それどころか彼女は大学生たちとの淫遊戯に「ハマって」しまっているのだ。
きっと、きっとそうなのだ。
薄明かりのなかで男たちと身を寄せ合い、アルコールに上気した頬に男が口づけてもうっとりくすくす笑ったままで、それどころかスレンダーで柔らかな身体を弄られても「やだぁ、えっちぃ」と拒絶とはほど遠い甘え声をあげるだけなのだ。
「アスカちゃんのオッパイ、柔らかいねぇ」といやらしくしたから持ち上げた指がふにふにぐりぐり動いても、「あ、あは、ああ、もう、もう少し優しくしてよぉ」とはいうものの、けっして身をかわそうとはしない。
さらには胸の先端の尖りを発見されて爪でこりこり悪戯されて、「あ、バカ、バカ、ばかぁ、くすぐったいのぉ」と嬉しそうに叫んでしまうにちがいない。
日本人離れしたすらりとした脚を撫で回され、太股の奥まで這い上がった指がスカートの奥の感触を楽しみはじめても逆らうはずもない。すっかり湿ってしまったショーツ越しに女性の分をくりくりすりすり意地悪されて息を荒げてしまうのだろう。
- 458 名前:FOX:06/04/02 01:58 ID:???
- 他の女性「参加者」どうように衣類を剥ぎ取られ、輝く裸身を鑑賞されるのも、もはやアスカにとっては「気持ちの良いこと」なのだろう。
「身体中をペロペロされる」ときの声をカラオケマイクで増幅されても、それを恥ずかしいこととはもはや思えない。むしろそのあえぎ声は彼女の情熱をさらに高めてしまうだけのこと。
幼馴染みの額を弾いたしなやかな指で、剥き出しになった大学生達の肉棒を愛撫し、その熱さと硬さに歓びの声を上げるのだ。
甘く口当たりの良いアルコール飲料と、たばこ臭くて淫らに動く舌を受け入れていた唇に雄のペニスを迎え入れることにも中朝はないだろう。
アルコールと淫靡な雰囲気と快楽に飲まれてしまった碇シンジの幼馴染みは、年長男性達の要求に唯々諾々と従って、ペロペロとその異臭を放つ雄棒を舐め回し、ちゅうちゅうと吸うようになる。
そうしているうちにまだ可愛らしい愛花から本気汁を分泌させ、ちいさなお尻をひくひく振って無意識のうちに肉の交わりを求めてしまう。
他の「参加者」同様に男の膝の上に乗せられて、大股開きの背面座位の体制で「せーのーで」とペニスをずぶりと埋め込まれると、名前もよく知らない男のものを狭くてしかし柔らかく、灼熱の肉襞できゅうきゅう締め付けて甘く切ない歓びのコーラスをはじめるのだろう。
ビデオカメラや携帯電話のレンズが向けられていることなど気にもせずに、他の参加者と同じように腰をうごめかしつつ快楽を貪ってしまうに違いない。
当然「中に出される」ことについての禁忌もない。
「ゴムなんか付けたら、ぜんぜん気持ちよくないんだよ」というささやきを真に受けて、どろどろした白濁液をおんなの奥にまで注がれることも許してしまう。
どくどくした液体が子宮に注がれる感覚にぞくぞくと背筋を震わせて、感極まって涙を流すほどなのだ。
ひとりが満足すれば、次の男が少女にのしかかる。
ソファーに押し倒されて、大きくM字の開脚姿勢で正常位のセックスとなったときは、少女の細い両手は男の背中にしっかり回り、ぴったりと肉体を密着させて、激しく叩きつけられる男の腰の動きを楽しんでしまう。
ぱんぱんと淫らな音が響くたびに彼女の手首に付けられたキャラクターものの腕時計……それは少女が碇シンジに強引にねだってプレゼントさせたもの……を揺らしながら。
- 459 名前:FOX:06/04/02 01:59 ID:???
そう。
いつしか惣流・アスカ・ラングレーは「パーティの王女様」から「男たちの欲望を満たすための幼牝」へと存在を変えている。
だがもちろん彼女はそれに気がつかない。
輝くばかりの紅茶色の髪を振り乱して男の上にまたがって、腰を突き上げられてはあんあん泣き、あるいは安っぽいカーペットにひざまずいてアナルに悪戯されつつ後ろから貫かれてよがり泣く彼女が分かるはずもない。
「一番たくさんナカダシされた」ことを「一番最後までお兄さんたちがアスカと遊んでくれた」ことこそが自分の価値の単位だと思ってしまうようになった彼女には。
背伸びをしたがる早熟少女を言葉巧みにセックスの虜にしてしまった男たちに嘲笑われていることも、その美しく愛らしい、瑞々しい一四歳の肉体がペニスの快楽に震えるさまを撮影され、「パーティ」のたびにネットに流れていることも知るよしがない。
それどころか「クラスのお友達もぜひ連れておいでよ。アスカちゃんだけこんな素敵な経験をしているのはずるいって思われちゃうよ」と提案されると。「う、うん、そうする!」と嬉しそうにその男にキスしてしまうのだから。
そう。
惣流・アスカ・ラングレーは幼馴染みの宿題の手伝いをしているときも、「パーティ」の快楽に身体を火照らせ、むっちりとした太股の付け根をぬるぬるさせながら親友である洞木ヒカリを淫らな罠へと「誘惑」していたのだ!
「アスカったら……アスカったら……」
碇シンジはふらりと立ち上がる。その瞳は碇と欲望で濁っていた。
ドアを開け、呼吸を荒げたままゆっくりと歩いてゆく。
- 460 名前:FOX:06/04/02 02:00 ID:???
やがてキッチンからアスカの悲鳴が聞こえてくる。
「あ、お茶の準備できたから……え?わぁっ!バカぁ、シンジ、アンタなにをするの!ちょ、ちょっとやめなさいってば!見たわね!アンタ見たのね?」
「アスカぁ!どうして、どうして!どうして!」
「落ち着きなさいってば!アンタ、ちゃんと見たの?」
「見たよっ!見たから……僕、僕はアスカを、アスカのことを……」
「こら!こら、そんな乱暴……きゃぁ、ばかぁ!あ、わ、やだぁ、あ、あのね、シンジ、落ち着いて……」
「やだ!いやだ!」
びりびりと繊維が引き裂かれる音、少女の悲鳴。
【未送信】
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Date: Wed, 1 Apr 2015 16:18:49 +0900 (JST)
From: "Asuka"
Subject: これ読んでるバカへ
To: "SHINJI"
CC: "HIKARI"
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ヒトの端末かってに見てるバカへ。
メールの日付に注意なさい。
「1 Apr」よ、ほらほら。
これでアンタが変なこと想像したら、それはアンタがスケベでバカってことなんだからね!
(元ネタはヒカリのおねえちゃんのトコロからこっそり借りてきたレディコミでーす。感謝>ヒカリ)
幼馴染みのプライバシーを覗こうとしたこと!幼馴染みの純真を疑ったこと!
二重の意味で反省なさい!!!
追伸:ヒカリ、あとでシンジにおごらせるから、そのときはヒカリもいっしょにね(はぁと)
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惣流☆アスカ☆ラングレー
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「こ、こらぁ、アンタ、ちゃんと最後まで見たんでしょうね!あ、バカ、そんなとこ舐めちゃだめ、汚いから、その、さっきまでトイレ……あ!やだ、あ、あ、ばかぁ、ばかぁ……もう……あ、あッ、あは……もうっ、あ……は……あは……」
「アスカぁ、アスカぁ……アスカぁ……」
美しく愛らしい幼馴染みの声がしだいに諦観と期待にとろけ始めていることに、碇シンジは気がつくはずもない。
もちろん、惣流・アスカ・ラングレーのメールの最後についても、当然気がついているはずもない。
- 461 名前:FOX:06/04/02 02:01 ID:???
- うう、半日早くupできればもうちょっと面白かったんですが(w。
すみません……。
- 462 名前:PDX.:06/04/02 02:20 ID:???
- >>452-461 FOXさん
GJ(W
アスカのメールのログを読んでしまって、自分の知らないアスカを知ったシンジ……というネタの持っていき方は私も考えていました。
「実は悪ふざけ」というオチではなくてマジでというのが私の方の発想でしたが(^_^;
シンジがアスカの秘密を知ってしまう経路は、エロゲー「妻いぢり」みたいにUGなサイトでアスカを見つけてしまうというのもありでしょうし、アスカのPCがウイルスに感染してシンジの所に何かメールが届くというのもありでしょうしw
もしくはシンジではなく受け取ったのはヒカリで、「不潔、不潔よ」と言いつつそういうものをじっくり読んでしまって、親友のあられもない姿に興奮して、「自分も同じ悦びを感じたい」と一歩踏み込んでしまうとか。
そういうパターンでネタを頭の中で転がしています。
- 463 名前:引き気味:06/04/02 02:23 ID:???
- >>452-461 FOXさん
四月馬鹿オチですか(w
夢オチと似てますが、一年でもこの時期に位しか使えませんねぇ。
ちなみ、悲惨ルートシンジ君が大好きだったりする私には、速攻で、勘違いしたまま家を飛び出した挙句、勘違いに基く取り返しの付かないアホをやらかしてしまう昼メロ調スレ違い物語なんてのが頭に湧いてくるわけですが(笑
- 464 名前:FOX:06/04/02 09:29 ID:???
- >>462 PDX.さま
今回は着地点あっての(某所の日付ネタで思いついたので)お話しでしたから、黒オチはちょっと考えてませんでしたが……「知らないうちに幼馴染みが転落し、いまこうやっていつも通りに話している笑顔の裏には淫らな欲望と被虐の願いが渦巻いている」という展開はそそりますよね。
幼馴染みの、親友の、美しいクラスメイトの悲惨で、しかし誰もが持つ黒い欲望にいやでも火を付けてしまう堕落ぶりをメールやネットで知ってしまったシンジやヒカリ、それに他のクラスメイト(あるいは他の大人達)がどう変わり、アスカに対しどんな欲望をぶつけようとするか……をたたみ込むように描いていけたらすごくえっちぃなお話しができる気がします。
PDX.さまのまとまったお話しってなんか久しぶりな気がします。楽しみにしてます。
- 465 名前:FOX:06/04/02 09:30 ID:???
- >>463 引き気味さま
>夢オチと似てますが、一年でもこの時期に位しか使えませんねぇ。
おっしゃるとおりです。あとは「存在しない日付のところ(4月31日とか2月30日とか)にだけウソが(あるいは真実が)書いてある日記」くらいですかね。
>勘違いしたまま家を飛び出した挙句、勘違いに基く取り返しの付かないアホをやらかしてしまう
そのままレイのところに癒しを求めて駆け込んでしまって、さらには自己正当化のためにアスカを断罪/軽蔑するようになっちゃうとか。
シンジの内心でなにが起こったのか理解できないアスカはアスカで、シンジの心変わりに深く傷ついて、耳に心地よい言葉をささやき包容力がある(ように見える)オトナの甘言にすがってしまい、結果として「偽メール」と同じ奈落へ転落してしまうとか。
「偽メール」のネタとして仕入れた「こんなことありえない」ようなレディースコミックの内容と同じことが自分に起きていることに、昏く甘い自己嫌悪を感じてしまうとか。
そしてついに始めてしまった「ネット上の体験記」を目にしたヒカリやレイを唖然とさせてしまうとか。
でも「……やっぱり、アスカってだめな女の子なのね。でも……碇君にはわたしがいるの。碇君のためならどんなこともできるわたしが……」と少年への全面愛を表明するレイへ、少年は歪んだ欲望(「アスカがされたこと、自分がアスカにしたいこと」)を叩きつけてしまうとか。
そしてレイも美しいライバルへの嫉妬と優越感と、歪んだ好奇心からそれを受け入れてしまって……。
碇シンジのなかでは綾波レイも「堕落したクラスメイト」と同じ存在になっていることに少女自身が気付いたときにはもはや手遅れで、「彼」に提案されるまま淫らな合コンへ参加することになり、そこで彼女が軽蔑していた少女と再会、同じポーズで同じ淫語をさけぶようになる……とかとか。
このバージョンではレイのアスカに対するコンプレックスをいかに表現できるかが勝敗の分かれ目かもしれません。
しかし、どう考えてもエイプリルーフルオチは使えませんね、ここまでいったら。
- 466 名前:コースケ:06/04/02 11:32 ID:???
- >FOXさん
おお、四月馬鹿でしたか。
私はシンジ関係無しで、妄想エロメールのやりとりかと思っていました
ヒカリは一応普段の委員長としての態度でレス返してますが
実のところ送られてくる内容に(*´Д`)/ヽァ/ヽァとかw
- 467 名前:PDX.:06/04/02 13:24 ID:???
- >>464 FOXさん
あれこれとネタを転がしている間にネタが発散してしまいそうになったので、慌ててネタを整理しようとしているところで(^_^;
- 468 名前:なーぐる:06/04/03 00:02 ID:???
- >4月馬鹿ネタ
まさにこの時期にしか使えない時事ネタというか、わざと見えるところに
日記を放置して、読ませてその行動をコントロールする精神操作・誘導ネタ
としても使えそうなとが素敵です。
>ねた
上記四月馬鹿とは異なり、またまたクライブ・パーカーのオマージュっぽいもの
になるかもしれませんが、ケンスケが活躍する話を考えていたりします。
大学でケンスケと再開したシンジだが、ケンスケは言葉巧みに乱暴で
徹底した一方的な認識を押し出す。
曰く「全ての人間の行動原理は食欲でもセックスでもなく、恐怖だ」
「地球に優しく、というのはとどのつまり自分に優しくして欲しい、ってことさ」
「平和とか正義とか言ってる奴こそが最悪の破壊者」
多少の反発を覚えながらも、ノートを貸してくれたり財布を忘れた時立て替えてくれたり、
あるいはその言葉の端々に(全面賛同は出来ないが)シンジも納得する主張が紛れていたりして、
周囲(アスカ達)の警告をよそにシンジと友人づきあいを続けていた。
そんなとき、ケンスケはこう主張する
「女はみんな、最も嫌い、嫌悪してる男に征服されたがってる物なのさ。
もちろん、恋人持ちの奴もだ。そう、たとえば惣流や綾波、山岸に霧島といった連中もその例外じゃない」
まさか、と取り合おうとしないシンジにケンスケは言葉を続ける。
「そして男は、最も大切な物、この場合は最愛の恋人だが…それを自分以下と認識してる男に寝取られた時、
最大の屈辱と興奮を覚えるのさ」
そうこうしているうちに、ケンスケと賭をすることになる。
なし崩し的にケンスケとアスカ達のデートのセッティングまで行うシンジ。
やがて、にやつきながらケンスケがシンジを自宅に誘う。
「自説が正しかったことを証明できるぜ。最高のビデオが撮れたんだ」
とかとか。
クライブ・パーカーの元ネタでは、このあと斧男になったシンジにこの世の地獄を味合わせられるのですが。
- 469 名前:PDX.:06/04/03 00:16 ID:???
- >>468 なーぐるさん
つまりこの場合、プログレッシブナイフを構えたシンジがつっこんでくるんですね!w
- 470 名前:通りすがられ:06/04/03 16:20 ID:???
- >FOXさん
シンジが思いっきり真に受けて、アスカ的に取り返しの付かない事になりそう・・・って
期待してたら・・・ww
GJ!
>引き気味さん
期待していいですか?(わくわく)
>なーぐるさん
見せられたビデオが
「ケンスケまたがって腰振ってる悦びのアスカ」とか
「赤い首輪だけを付けて、ケンスケを「ご主人様」とうっとりとした表情でいうアスカ」とか(以下略
やっぱこの後、縛られたシンジの前でアスカはケンスケに姦られるのでしょうか?
- 471 名前:なーぐる:06/04/04 22:10 ID:???
- >つまりこの場合、プログレッシブナイフを構えたシンジがつっこんでくるんですね!w
あいやいや、スマッシュホーク(笑
斧は素敵な相棒だ。切ることも裂くことも、横に振り抜くことも、腕を千切れる寸前にすることも出来る。
と血染めの道化師衣装でシンジがブツブツ (゚д゚ )
そういえばケンスケが怖いと思ってる物って、どんな物が思いつくでしょうか。
元ネタでは幼少期のトラウマ(斧男が殺しに来るという妄想)を克服するため、
いろいろな実験というか人間観察を行っているという設定になっていた物で。
>「ケンスケまたがって腰振ってる悦びのアスカ」とか
あー、そういう堕ちきってしまうということにはならないかと。
悪態つきつつ、泣きながら寝ころんだケンスケの上に自ら腰を下ろしていく。とか
そんな感じかな。
- 472 名前:引き気味:06/04/04 22:32 ID:???
- ケンスケが心底に怯えた顔なんて一回しか見てないっス。つーか、脇キャラなのに怯えたシーンがある。素晴らしい。
つ【シャムシエルにすっ飛ばされてくる初号機の背中】
……なんか、質問の意図と全く違う答えを返しているようですが (;´∀`)
まじめに考えていかにもな苦手物ってなんでしょうね?
本編から垣間見える趣味ですと、ミリタリー系を糸口にエアガンだのプラモだののグッズ収集、撮影のためのカメラいじり、情報収集のためのネット、といった感がありますが。
一人でキャンプとか平気でしてますあたり、虫とか小動物とか、夜の闇や一人っきりという環境に怯えを感じるほどセンシティブでは無さそうですしね。
こじ付け的にらしいネタを考えますと、シャムシエル戦での妨害、又は後のフォースチルドレン選出前後での機密接触に対するネルフ側のケアとして、穏便な脅しをしっかり食らっていた、為に以降は、ふと視界にうっそりと立つサングラス姿の男なんてのが入ってくると心拍が跳ね上がってしまうようになったとか、そんな感じですかねぇ……。
いまいちホラーっぽくありませんか。
ンでは、シャムシエル戦でシンジが使徒を仕留めてから回収班がやって来るまで、最前線特等席で蟲型巨大生物のグロい死体を見続けたため、なにげに昆虫系が苦手になったとか――そんなの。
- 473 名前:PDX.:06/04/04 22:40 ID:???
- >>471 なーぐるさん
あ〜、斧というのがそもそも元ネタで意味のあるネタなんですな。
>と血染めの道化師衣装でシンジがブツブツ (゚д゚ )
♪笑ってよ〜 君の〜ために〜
笑ってよ〜 僕の〜ために〜誰か笑ってよぉ!!
- 474 名前:黒:06/04/05 01:47 ID:???
- 世界が広がっていく。
染みひとつ、傷ひとつもない滑らかな壁だと思われていた表面を細い指先がなぞり、彼自身でさえ
気付いていなかった小さな小さな孔を探り当てたのが始まり。
指がこじ入れられ、壁の向こう側に何があるのかを確かめるように蠢く。
そうこうしているうちに孔は次第に大きくなっていき、やがて少女の細さであれば楽に二本を受け
容れるようになり、くくっと喉を鳴らした彼女は孔に突き入れていた左右の人差し指で徐々にそこを
拡げていった。
何度も繰り返され、毎日のように繰り返され、やがて充分な大きさになった。
誰にとって充分なのかは判断に困る。
それはシンジにとってなのか、それともスレンダーでありながらも要所は発育著しい肢体に、淫ら
がましい革の衣装を身に着けたマナにとってなのか。
どちらとも言えなかった。
「ほら、もっと力抜いてよ。痛い思いしたくないでしょ」
「う……」
菊座に押し付けられたディルドーの先端が、大きくエラが張った部分の直前ほどまでも埋め込まれ、
まだこれ以上は無理だというのにさらにシンジの世界を押し広げようとしていた。
「今さら何を怖がってるのかなあ。言ったでしょ。もうシンジは後戻りはできないところまで来てる
んだからねって。いくら怖がって見せても駄目。そんなのポーズだけだって分かってるんだから」
意味ありげに微笑み、前傾姿勢を取らされたシンジの肩越しに視線を下方に向けた。
十代半ばの少女のものとは思えない艶めかしさが瞳の奥に沈殿した、どこか危うさを感じさせる微
笑だった。
「そんなにひくつかせて……恥ずかしいなあ」
「だ、だって、霧島さんが僕を毎日みたいに……その、色んな事、するから……!」
「はいはい、そうですねー。私がぜ〜んぶ悪いんですねー。シンジが綾波さんの体操着の匂い嗅ぎな
がらハアハアしちゃったのも私のせいなんです。ごめんねー」
もし可能でしたら「『INNOCENT TABOO』 寝取られ風味、淫乱美母ユイスレ3」に誤投稿したのを消し
て頂けないでしょうか……Orz
- 475 名前:引き気味:06/04/05 01:53 ID:???
- >>474
マナ攻めですね(w
あまり今まで使われて無いキャラですけど、彼女も攻めキャラとしての素質は中々のものだと (;´Д`)ハァハァ
ちなみ、誤爆分は削除しときました。
ログづまりが2レス分出ると思いますが、新たに2レス書き込みがあれば解消されます。
- 476 名前:& ◆EizqkizmPA :06/04/05 02:01 ID:???
- 「う……ぐっ」
無邪気に小動物をいじめる子供の笑顔を浮かべたまま、マナはゆっくりと腰を前に突き出して
いった。
両手はしっかりとシンジの腰骨付近を掴み、わざと爪を立てるようにして動きを封じている。
「ゆ、許してよ。痛いんだよ!」
「嘘ばっかり。ホントに痛くて我慢できないんだったら、もっと激しく抵抗すればいいじゃない。
期待してるってのがバレバレ。だって、ちょっとだけ恥ずかしいのを我慢するだけで最高に気持
ちよくなれるんだもんね」
「ぐっぅあああああっ!」
白い肌に食い込む革の下着から生えたディルドーの太さたるや、シンジの股間で涎を垂らしな
がらひくついている肉の棒の悠に二倍はある。
そんなものが入るはずはない。
恐ろしくて堪らなかった。
初めてそれを見せ付けられたとき、シンジはあまりの恐怖に陰茎を縮こまらせ、目尻に本気の
涙さえ浮かべて懇願したものだった。
いまと同じく意地悪な微笑を浮かべて仁王立ちしていたマナの脚に縋り付いて、どんなことで
もするからと情けない声を上げた。
「あはは! だいぶ気分盛り上がってきた? これからいじめられて泣き叫んじゃう可哀想な自
分って役柄に入り込めてきたかな?」
「そんな……」
「いいのいいの。シンジはそれでいいんだってば。そういう可愛いシンジだからこそ、私たちも
気に入ってるんだしね!」
声に嘲りの調子はない。
あるのは紛れもない高ぶりだけだった。
男女逆の立場を演じて、中性的な容貌の少年の菊座を犯す自分に酔いしれているのだ。
- 477 名前:黒:06/04/05 02:06 ID:???
- 何でか名前欄がおかしく……。
久しぶりに書き込むので何か貢ぎ物をとか思ったんですが、文章を書くの自体も
久々で感じが掴めないです。
他の子も出して、女の子連中はみんな処女で、シンジだけが非処女(笑)ってシ
チュにしてみようかと思ったんですが、上手くいかないなあ……。
- 478 名前:引き気味:06/04/05 02:10 ID:???
- >>476 黒さん
>女の子連中はみんな処女で、シンジだけが非処女(笑)
ほんとうに笑(w
淫乱美母シチュもややこのシンジ−ヒロイン間の不均衡がありましたけど、これまたすっぱり割り切った不平等ぶりと言いますか。
女の子の方の親御さんたち的には安心なお付き合いですね!
……そうかなって言ってて疑問ですが。
- 479 名前:黒:06/04/05 22:56 ID:???
- 「でもさあ、こんな太いの普通なら入らないよ? いくら私たちで拡げてあげたから
って言っても限度があるよね」
やや上擦った声はマナが激しく興奮している証だ。
「な、何が言いたいのさ!」
「つまりぃ、入れられる方も協力してくれてるからこそ入るんだってこと。力抜いて
くれなきゃ入るわけない太さのをくわえ込むってことはぁ、ね?」
「……」
「逃げないの」
頬を張られたかのような勢いで俯いたシンジの髪を掴み、ぐいぐいと引っ張って無
理矢理に後ろを振り向かせた。
半泣きの表情にマナは陶然とした吐息を洩らした。
見透かしたような笑みを浮かべて、押し付けていただけのディルドーで菊座を突き
上げる。
「ぅぐっ!?」
「わかってるってば。シンジはこんなこと嫌なんだよね?」
優しいとさえ表現していい声音で語りかけた。
「綾波さんの体操着に手を出したのだって、ほんの出来心だったんだろうし、もちろ
ん私たちの言う事を聞きますって誓ったのだって、申し訳ないって気持ちでいっぱい
だったからなんでしょ?」
「……」
彼の気持ちくらい理解しているという風に耳元で囁き、精神的にも肉体的にも痛め
付けられた哀れな少年の髪を慰撫した。
だが、シンジは頷きもしなければ返事もしない。
ましてや彼女の優しさに感動しているなどということもなかった。
何故なら、これもお遊びの一環だから。
- 480 名前:黒:06/04/05 23:17 ID:???
- 「別に責めてるわけじゃないんだよ。私たちはただシンジが償いたいっていうのを受け容れてあげ
てるだけ……そうでしょ?」
無理矢理従わされている、という被害者意識がある方が彼がより惨めな気分になり、しかもその
方が燃えるはずだと決め付けて掛かっているのだ。
そしてそれは……
「なーんてね!」
「ひぎっ!? うあぁぁぁぁぁぁっ!!」
躊躇なく、遠慮もなく、思いっ切り無慈悲に貫かれた。
もしかするとマナよりも肌が白いのではないかとさえ見える少年の菊座に黒光りした極太のディ
ルドーが突き刺さり、一気に根元まで侵入していた。
絨毯に突っ伏したシンジの腰を血が出るほどきつく鷲掴みにした少女が、彼の悲鳴だけでも気を
やれるとばかりの陶然とした表情で腰を突き上げ、しどけなく開かれた唇から硬骨の吐息と共に唾
液をひとすじ滴らせる。
「あは、あはは……もっとだよ、シンジぃ……もっと大きな声で啼こうよ」
「ひぎっ! ぐっ、い、痛いぃ!」
「すぐ気持ちよく……あはは……なるってば。い、いつものことでしょ。それにこっちを可愛がっ
てあげれば……」
泣き叫ぶシンジの下腹に手を伸ばし、すでに先走りとは言えない生白さの樹液を盛らしている陰
茎を巧みに扱き上げる。
完全に勃ってさえ余った皮で先端を覆われたそれを数回擦っただけで、刺激に弱い肉茎が激しく
震え、さらに多量の白濁を床に飛び散らせた。
「あ〜あ、かわいそ。こんなにされちゃうくらいなら、おかしな誓いなんて立てるんじゃなかった
よねー。まあ、あそこで誓わなかったら先生とか親とかに言い付けちゃってたかもしれないけど」
「うぐ……うっ、くうっ!」
いじめられて悦びを得る浅ましい性癖。
哀しむべきことにそれはマナが指摘したとおり、全くの事実なのだ。
- 481 名前:& ◆EizqkizmPA :06/04/05 23:24 ID:???
- えろくない……
やっぱり文章は継続して書いてないと駄目ですねー(;´д⊂)
- 482 名前:引き気味:06/04/05 23:29 ID:???
- マナさん、サドサドシチュになっちゃってますね (;´∀`)
- 483 名前:FOX:06/04/12 03:34 ID:???
- 某掲示板をうろうろしていて「はだかに牛エプロン着させられて搾乳プレイされるシンジ」というくだりに反応してしまいました。
ちょっと反応の仕方が違う気がしないでもありませんが……。
「あのねあのね」すとんとベッドの縁に腰を落として霧島マナは言った。「牛さんのおっぱいってすごく熱いの。もちろんお乳もあったたかくって……びっくりしちゃった」
「搾ったの?お乳」
ベッドに横たわって自分を見上げる少年へ彼女はうなずき、天真爛漫な笑みを投げかける。
「うん。みんな見てるだけなんだから。こう、付け根を軽く握ってお乳の先をしぼってくの」
「マナ、その手つき、いやらしい」
「アスカったら恐がりなのよ。後ろでいろいろ注文付ける癖に、『やってみる?』って聞いたらぶんぶん首を振るの」
少年を間に挟んでベッドの反対側に頬杖を突いているアスカはマナの言葉にぷっと頬を膨らませた。
「だって、だって」
「もう、口ばっかなんだから、アスカったら」
「うっさいわね。いいじゃない。別にぃ」
「アスカ」
「あによぉ、アンタまで文句あるの?」
「その帽子、似合ってる」
「とーぜん」テンガロンハットの縁をちょっと持ち上げて、アスカは少し頬を染めた。さっきまでの不機嫌さは少年の言葉で消えていた。
「売店で買ったの?」
「そうよ」
「バスのなかでもかぶってたんだから」
「いいじゃん、別に」
「他にも買ったんだ」少年は笑う。ベッドのそばに白地に黒の模様の入った紙袋がいくつか置いてあった。
「そうよ。いろいろ買ってきたの。あとで見せたげる。ああ、それもそうね」ベッドに頬杖をついて少年を観察していたアスカは形の良いあごで指し示す。
- 484 名前:FOX:06/04/12 03:34 ID:???
そこに委あるのは真剣そのものの表情を浮かべた綾波レイ。
サイドテーブルの上にコップを4つ並べている彼女は、射撃訓練か化学実験でも行うかのような視線でグラスを見つめ、寸分も狂いもなく等分にミルクを注ごうと努力している。
「しかしアンタってタイミングの悪い人生を送ってるわねぇ」
「そんな、人生なんて大げさな」アスカの言葉に碇シンジは溜息をついた。
「大げさじゃない」生真面目な口調でレイは言った。かすかに肩に力を込め、ベッドサイドの惣流・アスカ・ラングレーを少年から少しでも距離を置こうと努力しつつ、しかしその気配をみじんも見せずに少年のまだ疲れの残る表情を見下ろした。「せっかくの機会だったのに。待機任務からも開放されるなんてめったにないのに」ポケットからハンカチを出して少年の口元のミルクを拭った。
「あ、ありがとう」
「いいの。ぜんぜんいいの」そっとポケットにハンカチをしまったアルビノ少女は頬を染めて答えた。
「けっきょくドジなのよ」ぐい、とレイを押し戻しつつアスカは言った。「こんな日に限って熱を出すなんて。まったくもって、本当にドジ」
- 485 名前:FOX:06/04/12 03:35 ID:???
そうなのだ。
チルドレンたちの通うクラスが社会見学(という名目の遠足)で牧場へ行くことになったその前日に碇シンジは高熱を出した。
葛城ミサトの粋な計らいによって三人のエヴァンゲリオン搭乗資格者たちはそろって市外への外出許可をもらっていたにもかかわらず、結局彼はひとりベッドのなかで留守番をするはめになったのだった。
彼の同僚である惣流・アスカ・ラングレーと綾波レイも残留を希望するが、これは「大人たち」の説得で「遠足」に参加することになった。
……楽しい体験をして、それを彼に教えてあげれば、きっと彼も喜ぶんじゃないかしら。
……お土産を買ってきてあげれば?そう、それで「あぴーる」しちゃうの、ライバルに差を付けるチャンス……ッっ、冗談だってば、リツコぉ。
大人たちの善意に後押しされ、そして帰宅後の少年とのひとときのことを想像してふたりは一日だけの旅に出て……終わると同時に息を切らせて少年の部屋を訪れたのだ。
いつのまにやら戦略自衛隊の元スパイのくせにちゃっかりとNervに居場所を見つけてしまった「おまけ」が一名増えていることに疑念を抱きつつも。
「で、熱は下がったんでしょうね」まるで彼が努力してそうしなければならないような口調でアスカはたずねる。
「うん」うなずくシンジ。そのまだ赤みが残る頬をアスカのほっそりした掌が包みこむ。
「まだちょっと熱っぽい」少女は睨みつけた。「ちゃんと寝てたんでしょうね」
「寝てたよ」
「ふーん」
「ほんとだって」
「ふーん」アスカが掌に力を込めた。「こら、目をそらすな」
「だって、恥ずかしいよ」強引に向き合う姿勢を取った上、まるでキスをするかのように間近に視線を交わすことになった少年の顔はさらに紅くなっていた。
「うるさい。アタシはつまらなかったの。退屈だったの。いつものオモチャがいないから」
- 486 名前:FOX:06/04/12 03:35 ID:???
- 「どうして、どうしてアスカは僕に意地悪するのかなぁ」
溜息をつく少年に、赤毛の少女はいささか獰猛に笑ってみせた。
「だって、だって、好きなんだもん。意地悪して、アンタが泣きそうな顔すると、胸の奥がきゅっとなって、悲しくて、でもすごく愛おしいんだから」
そのまま惣流・アスカ・ラングレーは少年の口づけをする。
「あ、あああ、あー。ちゅーしてるー!ちゅーしてるー」あわてふためいてなにやらおかしな舞いを踊り始めたマナを尻目にアスカはさらに情熱的にサードチルドレンのかさつく唇にちゅっちゅっと唾液を塗りつけ、さらにはそっと舌を侵入させて臆病な少年の歯茎を口蓋を舐め回す。
「ちょ、ちょっと、ダメだよ、アスカ、伝染ちゃうよ。だめだったら」
「うっさい。かまわないんだから……あは……ミルクと、林檎ジュース味がする……おいしい……もう、ぐだぐだいわない」
「だって……ぷはぁっ……もし……あ、アスカまで」
「女の子みたいな声を出さないの……んふっ……もし……そうなったら……アンタがお見舞いに来て、アタシの世話を焼けばいいの……だから……ね?」
「わ、わわわ、わ……ちょっとちょっと、いいの?ねぇ、これ、ちょっとぉ」ベッドの上に半身を起こしてアスカを抱きしめる碇シンジの姿に霧島マナはパニックに陥っていた。
しかし、呼びかけられた綾波レイは至って平静だった。
すっとベッドに登るとヘッドボードと碇シンジの間にその身体を滑り込ませ、少年の背中にぎゅっとしがみつく。
「碇君、汗、かいているわ……」黒靴下を履いた脚が碇シンジの腰に背後から絡みつき、驚くほど白い太股の付け根までがあらわになった。
「ああ、レイまで、レイまでそんなぁ……」
マナの悲鳴をよそに綾波レイは少年の背中へさらに密着し、太股の付け根を少年の腰にぐりぐり押しつけながらうなじに首筋に小鳥のようなキスをはじめる。
そればかりか「碇君、汗で濡れた服はよくないの」とつぶやいて、ほっそりした指で彼のパジャマのボタンを一つひとつ外してゆく。
一見無邪気に少年の腰に絡めた黒ソックスの踵で彼の下腹部を巧みに刺激しつつ、綾波レイは彼を剥いてゆく。
- 487 名前:FOX:06/04/12 03:35 ID:???
- 紅玉の瞳を潤ませながら「ああ、もう、こんなに汗をかいてるなんて……」とささやきつつ上衣を脱がせ、シャツのなかにそっと手を入れてさわさわと乳首に悪戯する。
アスカのしなやかな躰を抱きしめてキスに夢中になっている少年に、かすかな嫉妬を示しつつも笑みを浮かべたままパジャマのズボンの中へ手を入れてゆくのだ。
少女二人に優しく淫らにリードされた碇シンジはついにブリーフまでも抜き取られてしまった。
けれども美しい天使たちの指に、唇に高ぶり、彼女たちの肌の熱さと抱き心地に夢中になった彼は寒さなど感じることはないようだった。
だが、霧島マナは違う。
彼女が感じるのは背筋がぞくぞくするほどの「熱さ」。
背徳感と畏れに後押しされ、好奇心と欲望に燃え上がった彼女の身体は燃えるように熱いのだ。
「ね、霧島さん」その彼女に綾波レイが声をかけた。「袋のなかに、お土産の牛柄のパジャマがあるから……取ってくれない?」
膝が熔けてしまったかのようにがくがくふらふらと脚をもつれさせたマナが袋からそれを取りだし、震える指でレイに差し出す。
レイは受け取らなかった。
一瞬きょとんとしてから、細い肩を震わせて笑い出す。
しばらくしてアスカも笑い出した。
「それを……碇君に着せたいのね。いいわ……それ、とっても……すてき」
ちらと視線を投げかけたシンジの挙げた非難の声は、クォーター少女の唇で封じられた。
「え、あの……あ!こ、これ!」
そう、それはパジャマではなかった。
確かに牧場の売店で売られていた牛柄の衣類ではあったが。
それはマナが「これ着て、シンちゃんにサービスするんだー」と自慢しながらレジへ持って行った可愛らしいエプロンだったのだ。
- 488 名前:FOX:06/04/12 03:36 ID:???
- 「きっと、とっても可愛くなると思う。碇君」くすりと笑ったレイはマナをまっすぐ見つめていた。「貴女は……いいの?見ているだけで……いいの?」
いいはずなどなかった。
目に涙を浮かべながら、霧島マナはなんどもなんどもうなずいていた。
「あ、マナ、マナの指、すごいよ、ああ、ガマンできないよぉ」
ベッドの上に四つん這いになった碇シンジが少女のような声で喘いでいた。
彼は全裸ではなかった。
彼は素肌に牛柄のエプロンだけを許されていた。もっとも、背後から見ると幅広のリボンと首かけしか見えないために、むしろ全裸より扇情的ですらある。
その剥き出しの背中をアスカの細い指がさわさわと這う。
「ほら、もっと我慢なさい。そうすればもっと気持ちよくなるから」
「だって、でも、あ……」もがくシンジの首にぬめ光るレイの太股が絡みつき、ショーツのクロッチ越しのキスをせがんだ。
さっきまで病人が横たわっていたベッドの上では、三人の美少女と少年との饗宴が行われていた。
エプロンだけを身にまとい四つん這いの碇シンジ。
彼が逆らえないように覆い被さるように抱きついて、裸の背中を肩を、指で唇で愛撫しているのはショーツだけを身にまとった惣流・アスカ・ラングレー。
その下で仰向けに横たわるのは下着姿の綾波レイ。ただし彼女の視線にはいるのは硬く大きく勃起した碇シンジの男子生殖器。つまりシックスナインの姿勢だった。
そして少年の下半身にすがりついているのは霧島マナ。
- 489 名前:FOX:06/04/12 03:36 ID:???
- 「ああ、これ、熱いよ……わたし、わたし、指……離れないよ……」と感極まった声を上げて碇シンジのペニスを握り、先端から滲み出る分泌液をまったく硬さを喪わないそれに塗りつけ、くびれの部分を輪にした指でしごきたてていた。
左手も休むことはできなかった。
ごわごわした、でもどこか柔らかい陰嚢をそっと撫で回し、「縫い目」の部分を牝の本能ですりすりと愛撫する。
「すごい。初めてとは思えない」
「発射」を待ちかまえていたレイがかすかな感嘆の声を上げる。
いまのレイと同じようにベッドに横たわり、大きく口を開けていたアスカの顔へ、レイの指と「さぁ、彼女の顔を碇君のもので征服してしまいましょう……ほら、あの高慢な彼女が、精液の匂いと予感だけでぶるぶる震えているわ……さぁ、彼女の顔を白いお汁で穢してしまいましょう……」というささやきとでたっぷり射精するさまを直近で見せつけられた霧島マナは「じゃぁ、交代ね」というレイの言葉が聞こえてくるとふらふらと少年の背後に位置し、いままで手に触れたこともなかった男性器へおずおずと手を伸ばす。
「ぎゅーってつかんだり、爪を立てたらダメだからね」というアスカの言葉も耳に入らないほど少女の思考は白熱していた。
だが、指先がその硬く、熱い男性器に触れた瞬間、マナの精神は「それ」への絶対的な奉仕の感情を抱いてしまう。
「ああ、ああ、オトコノコのおちんちんってこうなんだ、すごい……すごいよぉ……熱くて、ぴくぴくしてて、ぬるぬるしてて、硬いんだぁ……」とうわごとのようにつぶやきながら濃厚な性感サービスを開始してしまったのだ。
- 490 名前:FOX:06/04/12 03:37 ID:???
- 初めてなのに。
経験などないはずなのに。
ぬるぬると指先で塗り広げては、少年の溜め息に全身を熱くしていた。
リズミカルに動かすたびに「あっあっ」とあげるシンジの声に、泣きそうなくらい感激していた。
掌に伝わる熱が自分の全身に伝わり、腰が熔けてしまいそうになっていた。
学校では「無愛想でクールな美少女」とみなされている綾波レイの顔に、唇にぶちまけるための大量のザーメンが放たれたときに、どんな風にペニスが震えるのかを想像するだけでなんどもエクスタシーを感じてしまっていた。
だから霧島マナは熱心に丁寧にその指を掌を使って碇シンジのペニスを慈しみ、奉仕するのだ。
そして搾精の瞬間。
「ごめん!綾波!ごめん」という悲鳴とともに、怜悧な美貌に碇シンジの精液がぶちまけられたその瞬間、マナは「あーっ」と声を上げて突っ伏してしまったのだった。
たっぷりと指にまとわりついたザーメンをレイとアスカにちゅうちゅう吸われつつ、自分の顔のすぐ近くまで青臭い匂いを発する凶器が近づき、発射されるのはどんなに素敵だろうと想像してはひくひくと華奢な乙女の躰を痙攣させていた。
そうして彼女の番がやってくる。
ぎゅっと拳を握りしめて、ゆっくり瞳を開くとそこには彼女の待ち望んだものがあった。
牛柄のエプロンからのぞく、碇シンジの勃起ペニスが。
「さぁ、三度目だからってぜんぜん問題ないからね。天才アスカ様がさくっとしょーてんさせたげるから」
くすくす笑いとともにセカンドチルドレンの指が優しく大胆に碇シンジのペニスに絡みつく。
- 491 名前:FOX:06/04/12 03:39 ID:???
- さらには少女の愛らしい唇から突きだした温かな舌が、少年の睾丸を後ろから舐めあげてさらには菊門に唾液をまぶしはじめる。
「ちょっと、アスカ、汚いよ……だってお風呂入って……」
「うっさい。かまわないんだから。アタシ、アタシ……」熱烈なキスの音ともに、霧島マナの目の前で、シンジの肉棒がさらにその体積を増した。
ぶるっと震えて少女はさらに大きく脚を開き、まだ飾り毛もまばらな肉裂を窓から差す午後の光のなかに露わにする。
……ああ、先の方をくるくるしながら根っこをきゅっきゅっってするんだ。
……すごい、すごい、お尻のなかにまでディープキス、してるよぉ。
……あ、おっぱいの先をいたずらするとおっきくなったぁ。
霧島マナはその瞬間を待ち望んでいる。
惣流・アスカ・ラングレーによって搾り出された碇シンジのザーメンが放たれ、愛らしい表情を唇を征服されるその瞬間を。
自分に「彼」が「徴」を付けてくれるそのときを。
……「黒ハーレムもの」書いていてちょっと使えないシチュがぽっと浮かんだときにネタいただけました。
感謝です。
- 492 名前:引き気味:06/04/12 04:28 ID:???
- 同じ書き込みを目にして、何故かたわわなお胸が実ってしまっているシンジきゅんの図が浮かんだ私。
この妄想は普通と呼ぶべきか、ストレートな呼ぶべきか。
単に毒されてますねと言うべきか…… (;´∀`)
- 493 名前:黒:06/04/12 21:51 ID:???
- 「また大きくなってきてる……いやらしいね、シンジ。与えられれば与えられただけ貪って
もっとください、もっとくださいって涎垂らして」
「うっ、く……」
勢いを失ってドロリと垂れた精液がマナの指をぬめぬめと彩っている。
ローションなどとは全く違う奇妙な感触に彼女の方こそ唇を淫猥に歪めながら、哀れな虜
である少年の耳朶を後ろから舐め上げ、噛んだ。
「気持ちいいでしょ」
「……」
「素直に気持ちいいからもっとしてくださいってお願いしたら、ごしごし擦ってあげるよ?」
意地悪な問い掛けと淫らな誘惑にシンジは無言を押し通そうとした。
せめてもの抵抗だ。
従おうが逆らおうが同じ事だと諦めを覚えている彼にしてみれば、自分は最後まで堪えよ
うとしたという事実だけを最後のプライドとして守りたかったのだろう。
「頑固だなあ。そういえばシンジっておねだりだけはしたことないもんね」
つまらなそうに唇を尖らせる。
だが、実のところ彼女はそうした少年の意地を可愛らしく思っていた。
出来れば可能な限り長くその意地を張り続けて欲しいとさえ思っている。
何故なら、シンジが抵抗を諦めないでいてくれるからこそ、それをどうやって打ち砕いて
やろうかと毎日楽しく試行錯誤できるのだから。
「ま、いっか。もうすぐみんなも来るだろうし、あんまり私だけで壊し過ぎちゃったら怒ら
れるよね。普通に遊ぼ。ね、シンジ」
「あっ、くうっ!」
ぐいっと伸び上がるように姿勢を変え、ディルドーをさらに奥まで埋め込む。
まだスイッチがオフのままだからいいが、これでマナが腰の脇あたりについたスイッチを
捻れば、リズミカルに腰を動かして疑似排泄による快感を無理矢理引きずり出されるだけで
なく、太い蛇が直腸内でのたうつような感触に吐き気を覚えるほど陶酔させられてしまうの
だ。
何度も何度も射精させられ、それを彼女だけでなく、今日は遅れて来ると言っていた惣流
アスカ・ラングレーや綾波レイといった面々にも見られることになる。
- 494 名前:引き気味:06/04/12 23:07 ID:???
- ┌─────────
│シンジ受け祭り……?
└─v────────
∩ヾ∧,,∧
⊂⌒( ´・ω・)
`ヽっ⌒ll⌒c
⌒ ⌒
黒さんといい、FOXさんといい、妙なシンクロで弄ばれるシンジきゅんネタが……(w
- 495 名前:FOX:06/04/12 23:31 ID:???
- >494 引き気味さま
>シンジ受け祭り
それも「生搾り」系ネタで・・・。
いや、わたしが被せちゃったわけですけれど>すみません。黒さま
>何故かたわわなお胸が実ってしまっているシンジきゅん
よくあるパターンではありますが……。
・過剰シンクロから復帰したらおんにゃのこへTS
・「少女シンジ」の保護者然として振る舞おうとしたアスカやレイにマナだけれど、マユミ並みの巨乳に育った上に『見てるとなんだかこう、いじめたくなる』風情に少女たちが悶々としはじめる。
・「あの……胸が張って……その、出ちゃうんです。お母さんでもないのに」という告白に三人娘がスタンピート状態に。
・「全部全部、吸ったげるね」と赤ちゃんのように無邪気に、ときには淫靡にちゅうちゅうと乳首を吸ってミルクを飲み干すマナ
・熱心に育児書などから得た知識をもとに「ほら、下から持ち上げるようにぎゅっと絞って、先をこりこりってすれば」と自身が先生になってシンジに処理の方法を教えていくうちに「……あ……ムネ、ムネが気持ちよくって……あ」と発情し始めてしまって、気がついたらオッパイオナニーしながらシンジと「貝合わせ」をしてひんひん泣いているアスカ。
・「こんなに先を尖らせて、いやらしいのね。それに、搾ってもらううちに下着をこんなに濡らしてしまうなんて……碇君、変態なのね。そう、今度クラスのみんなに搾乳するところを見てもらうのはどうかしら」とシンジの背後からオッパイぎゅうぎゅう絞り上げながら、サディスティックにささやくレイ
みたいなものも一瞬考えたんですけれど、「搾乳」に持って行くまでにかなりの行数を費やしそうな気配がしましたし、TSハーレム搾乳ものなんてツイストしすぎて皆さんついてこれない気もしましたし……。
- 496 名前:引き気味:06/04/12 23:37 ID:???
- ハ_ハ
ハ_ハ (^( ゚∀゚)^) TSシンジはいいねっ、とってもいいねっ
('(゚∀゚∩ ) /
ヽ 〈 (_ノ_ノ
ヽヽ_)
何を隠そう、私はTSシンジ読みの達人だ! しかも年季の入った!
本格的にエヴァFF読み出したのが、Anneさんの新性記エヴァGをはじめの倒錯モノからですからねぇ〜。
そりゃもう、「YOU ARE MY PET」も大好きでしたよさ。
比較的に新しい方ですと、sacred canopyの「las 1〜3」なんてのも大好きで、凶暴なレイプ魔でもありつつ、友人やシンジには弱いフタナリアスカですとか、ジョーカー的に底知れないフタナリシンジなんてキャラ設定はステキだと思う次第です。
- 497 名前:コウイに値する名無しさん:06/04/13 02:02 ID:???
- これはTSシンジスレをたてて、引き気味氏的に研究する必要があるかも知れませんね
- 498 名前:引き気味:06/04/13 07:24 ID:???
- 私自身はちょっと手が空きませんで、スレッド立てても盛り上げられそうにないんですよね>TSシンジスレ
俺はやるぜ! 際限なくハァハァするぜ? という方がいらっしゃればもう、いくらでもスレッド作ってもらって構わないんですが……。
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
- 499 名前:コウイに値する名無しさん:06/04/13 22:22 ID:???
- TS「ではない」シンジ萌えスレッドに需要はありますでしょうか無いですかすいませんもうしません!
- 500 名前:けんけんZ:06/04/13 22:23 ID:???
- ↑ハンドル入れ忘れました(汗
- 501 名前:コウイに値する名無しさん:06/04/13 22:44 ID:???
- そりは、↑のFOX氏や黒氏の作品みたくシンジきゅんが女性陣に素敵にいぢくられちゃうスレですかのう?
それとも、Dの加持さん筆頭に、ゲンパパや冬ムーンやピッカリパパみたいな精力の方向性が暴走気味な
おやぢ達がシンジきゅんとえらいことになるスレなんですかのう?
どっちにしてもエロいことになりそうですなぁ
- 502 名前:引き気味:06/04/13 22:58 ID:???
- 趣味的には「YOU ARE MY PET」型。
女の子だし、別世界の別人ってことなんだろうけど――ぶっちゃけ、僕なんだよね、この子。
とかナルシズムなジレンマを一応自覚しつつ、やっぱり人間気味なくせに妙な勢いで懐いてくる雌シンジによろめくシンジの、ダメダメエロエロ物語とか。
……ああ、いっそ雌シンジの方がシンジの世界に飛び込んでくるとかで、懐かれてる様子にアスカやレイが人間失格を見るような目で蔑んでくれるってのも嬉しいやもしれず。
- 503 名前:けんけんZ:06/04/13 23:24 ID:???
- >>502
男シンジ×女シンジっすか。らんま×らんまネタを思い出しますた(笑
けど実際シンジが一番救われるのはそーゆー方向な気がしますね(汗
>>501
TS「ではない」シンジ萌えだと、やっぱり「真ん中に」置いて楽しむ方向で。
せっかくですから両方からという感じですな。前から後ろから(黙れ
相手がどっちであってもシンジきゅんの性別は「受け」ですので(笑
- 504 名前:引き気味:06/04/13 23:31 ID:???
- ……あ、不信の二文字が抜けてますた>>502
人間不信気味なあの子が、僕だけに何故か距離感覚ご近所気味! そんな肩と肩のニアレス感覚ウフフアハハ米なラブとか、割と素敵ですよ?
例えるなら、薄汚れた野良猫に餌付けしているが如く。
ちょっとツリ目にアレンジされた上目遣いで距離を計ってる雌シンジクンが、彼女自身もよぅ分からん気安さを覚えてしまう唯一の異性ポジション。
そんな贅沢なシンジ君物語とか、読んでみたいかも。
――あ、その場合の雌シンジは、某ケイ嬢みたいな荒み切り鉛鉱少女とかでも全然オッケーです (*´Д`)ハァハァ
- 505 名前:コウイに値する名無しさん:06/04/14 00:09 ID:???
- >>496>>498
専門スレたて依頼は、ずうずうしいお願いでしたね。申し訳ありませんでした。
自分だと作品投下の無いとーさくスレのノリと大差なしだし…こちらにふさわしいスレをと考えると、いよいよ難しいですね。
sacred canopyのlasのふたアスやふたシンは、エロいだけでなく、他者とは違う性的化け物になてしまった悲哀を感じられたり、
退廃的な雰囲気が独特で良い感じですよね。
あちらスレでも、あらたなファンを獲得したみたいで、続編も読んでみたかったり。
エヴァGは、本編も軽妙なノリが好きですが、パイロット版のマヤによる女の子教育が好きでしたなあ。
やはり性転換事件の後は、女の子教育しかないでしょう!!めたシンもその辺が特に美味でした。
petの雌シンジさんは、かわええですなあ・・・もぢもぢ娘が、シンジだけに焼き餅焼いて拗ねて見せたり、のぼあがったたりの
本編第四の適格者相当の話は何度読んでも萌えます。後、いっしょにお風呂とか・・・
これは、シンジが鏡像の自分として雌シンジさんを見ていた微妙な距離感も、貢献度大と思われますが、雌シンジさんのエロい
ところを読んでみたかったのは当然ですが、シンジ相手だとナルシズムの塩加減が難しそうですね
>>502
なるほど、真ん中ですか・・・
不覚にも性別「受け」の真髄を失念しておりましたw
サンドイッチは良いですなぁ。
- 506 名前:引き気味:06/04/14 00:25 ID:???
- >>505
「las」ですと、アスカの振る舞いようがまたこれもアスカらしくって好みだったりします。
シンジはちょっと変わりすぎかなと思う面もありまして、私としてはもう視点を置く主役キャラとしてではなく、贔屓のシンジというキャラクターポジションをしっかり埋めていてくれる名脇役として気に入っているのですが。
やはり、捨て鉢になっていきそうな心をシンジに導かれて、これも是と肯定するところですとか、殆どの女性キャラには残酷に振舞う中、親友のヒカリに対しては以前の友人としてのスタンスのままな辺りとか、そういった描写があるところがこの話のキャラとして魅力的に再設定されてる気がする理由でしょうかね。
ちなみに、一番上手いと思った引きは、二人掛かりで肉欲に幻惑させたヒカリに、隙を突くように背後から挑みかかっていくところで切れてるラストシーンですねぇ (*´ー`)
「YOU ARE MY PET」は概ね>>505さんと同じ感じで。
エロ文として読むにはやや脳内補完強めに要りそうな文体でしたけど、それがまた妄想を誘ってくれたんでしょうねぇ……。
ちなみに「未来の過去、過去の未来」も大好きですた。
- 507 名前:コウイに値する名無しさん:06/04/15 17:04 ID:???
- 別世界のちょっと違うシンジっていうのがナルシズム要素の加減として丁度良いっていうのが、petであり、
以前、引き気味氏のネタの逆行シンジと学園雌シンジとか今回のネタなんですかねえ?
文章は中学生の登場人物のエロには丁度向いてるんじゃないかなという印象です。
読み専なのでよくわかりませんが・・・確かに脳内補完必要というか、さらにひろがりますね。
別世界シンジだけに、夜毎風呂場ネタをオカズにえらいことになってる雌シンジとか(当然アスカは気がついてる)
クローゼットの中にかくれててたアスカ視点とか、暴走綾波の行き着く果てとか・・・
実は、「未来の過去、過去の未来」は私も信者って呼ばれもかまわないぐらい大好物なんですが、
シヲリシンジとシンジが絡むエロシーンは、どうもイタイタしさを感じて少し苦手でした。
これはナルシズム要素が自分にとってはキツかったんじゃないかと。
他にも綾波姉妹とか碇シンリの後日談も好きな作品なんですが、似た印象があったかな?
ナルシズムは良いスパイスだと思うんですけどね。
- 508 名前:肉体決済@引き気味:06/04/15 23:58 ID:???
- 「……どういうつもりだよ」
放課後のレイの足を遮ったのは、眼鏡で猫背の相田ケンスケが掛けた剣呑な声だった。
「ここんとこ、随分素っ気無いよな。チャイムが鳴った途端にいそいそと片付けて、もうお帰りなわけ?」
「…………」
尊大に腕を組んだポーズで、気忙しく下校するつもりだったレイを揶揄する。
ちらりと目を向けて来た鞄には、碌な重さは収められていなかった。
どうせレイにとって学校の授業に使うような教材は大した意味を持たないし、実のところ、教室を一刻も早く後にすることを優先させていたのだ。
だが、いつかの放課後と同じように、最後の授業をさぼるか途中で抜け出すかして待ち構えていたのだろう。
既にして、学生の身分に嵌められる箍を軽視しきっていると知れていたケンスケである。
レイが学校に顔を出している時点でもう、避けきれる筈が無かったのだった。
「昼休みもだけどさ、避けてるだろ、綾波。……もう何日だっけ。いい加減さぁ」
「……退いて。本部の予定があるの」
「それは良いさ。いつも御公務オツカレサマってね。でも、予定は前もって言いに来てくれとかないと」
『不誠実ってもんじゃない?』と、ケンスケのしゃくった顎が、“契約”によって彼の所有するものとされたレイの両の手を指し示していた。
「エヴァも持たないネルフが今更、綾波をそんなに忙しくさせる用事ってのも興味深いけど」
「…………。悪いけど、民間人には」
「分かってるって。ほら、俺って軍隊大好きなオタク君だからさ。ついついで聞いちゃったりしてゴメンな」
言いながら、腕組みの姿勢を解いてゆっくりと歩み寄るのは、下る階段へのコースを明確に塞ぎに来る足取り。
今日は何も無しにこのまま帰らせはしないと、そう告げている。
(……だめね)
- 509 名前:肉体決済@引き気味:06/04/15 23:58 ID:???
- 露骨に牽制の意思を示されては、いくらレイでもそのまま押し通るわけにはいかなかった。
くっと少女の眉間が寄せられる。
それはレイが見せるのは本当に珍しい――心中、手詰まりを覚えた時の表情だった。
顔も見たくないというのが本音のところ。
言葉を交わすのも嫌でならない。
その声が背格好が、気配が、かつて覚えた事も無いほどの不快を呼ぶ。
しかし、無関心さで振り切るのは、ここまでに深く取り交わしてしまった後ろめたい関係が躊躇わせる。
強引さを選択することは、更に望ましくない。
相田ケンスケという少年は、もうレイにとって軽んじて構わない只の同級生ではなかった。
学校という空間に並ぶ、学生服を着た大勢の風景物の一つとして扱うことは無理だ。
なにかと無駄な時間を取らせては――空疎な理由を持ち出し、優先的な扱いを要求してくる男子生徒たちと同様にあしらうのも、これも最早不可能だった。
「――しかし、悪いけど、かぁ……」
へへぇと、ケンスケがわざとらしく顎をさする。
言われてみればの話だが、確かに綾波レイが滅多に口にする台詞ではない。
(……嫌な人)
苦し紛れに出した口実は、おそらく見透かされている。
レイはこの頃つくづく自覚させられているのだが、性格というものもさることながら、自分にはあまりに交渉ごとの体験が少なすぎる。
ネルフでの人付き合いは、殆どがまっすぐに伸びた線と同じにシンプルだった。
命令にただ黙って従ってさえいれば良かった。
相手が口に出さなかった裏の意図を推測したり、嘘をついて騙そうとしている等と前提に入れて行動する必要は殆ど無かったのだ。
まして自らが報告する中に偽りを含ませるなど、許されることではなかった。
だから、意味ありげな笑みで言葉を切ったケンスケに、この居心地悪い沈黙に耐え切れない短気さを見せてしまう。
「……何が言いたいの?」
- 510 名前:肉体決済@引き気味:06/04/15 23:58 ID:???
- その問い返しは、相手にペースを預けるような、とても不用意なものであったのに。
「分からない? 俺はかなり優しかったと思うよ? 自分の手をどう使うかなんて勝手なのにさ、綾波の傷心を思えばと思ってそうっとしておいてあげたり。これってサービス精神過剰だよね」
「貴方がいつ私を気遣ってくれたというの?」
恩着せがましい言い様に釣られるように問い返してから、レイははっと顔を顰めさせた。
「ははっ、またまたぁ。こんなところで口にすることじゃないけど――」
まだ痛むんじゃないの? と。
一応はそろそろ廊下に増えだした周囲を気に掛ける素振りで声を潜め、その実、小声で届く近さに距離を詰めて。
「開通したばっかだからなぁ〜って、サボってんのも納得してやってたってわけ」
「開通……」
「綾波のマクだよ、処女膜。こう、ぶち破られたんだからさぁ」
卑猥な手つきで、指で作った輪にもう片手の伸ばした人差し指をくぐらせてみせる。
「イタした当人の綾波じゃないんだし、オッサンのがどれ位立派だったかなんて知らないけど、大人サイズだったわけだろ? 綾波の処女マンにはデカ過ぎだったんじゃない?」
「…………」
何を言うのかと激昂しかけたものは、胸の内にありはした。
けれども、形だけとは言えども、レイの処女喪失は望んでのものであったのだ。
車中、名も知れぬ中年男性に自ら服を乱して誘いを掛け、果たしてその素肌に意図した通りの痴漢淫手を這わされ、あられもなく喘ぎ悶えた。
男性の行為が予想を遥かに上回り、下着を剥き取られた乙女の秘所を獣杭にずぶずぶと破られてしまったのも、膣奥深く滾る白濁を注がれてしまったのも、少女が誘惑したればこそだ。
彼女は黙り込むより他は無かった。
無言のまま怒りを堪え、その代わりのように、カバンを持つ白い手がぎりぎりと力を込めていく。
固く握り締めでもしていないと、この利き腕がなにを引っ叩いてしまうか、分かったものではなかった。
- 511 名前:肉体決済@引き気味:06/04/15 23:59 ID:???
- そんな様子の校内きっての美少女と嫌われ者の取り合わせに、帰り支度を済ませた生徒達が、軽く好奇を向けながら廊下を足早に過ぎって行く。
俯いた前髪の影で真っ赤にした顔を隠すレイと、なにごとか馴れ馴れしく囁き掛ける眼鏡の男子生徒。
二人は、親密そうな仲にでも見えただろうか。
「……おっと、そろそろ周りも賑やかになってきたし、綾波はネルフに行けよ」
ぱっとレイを放して、ケンスケがひらひら手を振った。
恥辱を噛み締めながらのろのろと顔を起こすと、彼女はその場を後にしていくケンスケの背中を暫く睨み付け、そして自分もまた、増えだした生徒達の流れに混ざる一人となった。
◆ ◆ ◆
階段を下り、ゲタ箱で上履きを靴に替える。
校舎を出ると、傾いた陽が校庭に長い影を落としていた。
振り返って、真新しい造りの割りに薄汚れて見える建物を仰ぐ。
また捕まってしまったと一度は諦めたものを、何とかやり過ごすことが出来た。……いや、見逃してもらえたのか。
ほっと安堵する思いは確かだが、夕方を迎えても蒸し蒸しと制服の隙間から肌にまとわり付いていく暑気は、爽快さの対極にある。
汗の染みこんだブラウスも気持ち悪く、気分が晴れるものではなかった。
あの卑劣な少年はまた、自分の巣である写真部室で可愛そうな誰かを罠に引きずり込もうと画策しているところか。
その算段のテーブルに広げられているのが、レイ自身のサインが記された書面でないとも限るまい。
もしもそうだとしても、ならばどうすれば良いのだろう。
考えたところでただ鬱々と。
抜け出る方策の見つからない思案に首を振って、レイは踵を返した。
「…………」
二人三人と連れ立って家路に向かう生徒たちの中にあって、彼女は今日も一人でしかない。
校門に立って少しだけ逡巡した後は、結局はネルフの現本部にでは無く、仮住まいに帰る駅へと足を向けた。
――いつか、この道をシンジと連れ立って駅までを歩いたことがあった。
- 512 名前:肉体決済@引き気味:06/04/16 00:00 ID:???
- 不意に思い出した我が身に、レイは寂しさを覚えているのかと自問した。
あの時はたしかセカンドの少女も一緒にいて、彼女の声だけで道々を騒がしくしていたのだったか……。
(まだ、来週まで碇君に連絡はとれない……)
声を交わすほんのささやかな時間ですら月に三度ほどしか都合出来そうに無いと、やっと消息の掴めたシンジが申し訳無さそうに伝えた。
その事をとても残念に、折に付け思わずにはいられない、寂しさだ。
そうだ、私は寂しい。
この気持ちは、碇君に会えないことを寂しいと思う、私の心――。
そうして、ポケットに入れた携帯電話をいとおしく指先に確かめていたから。
『ピリリ……!』と突拍子もなく鳴り出した電子音に、レイは彼女らしくもなく本当に驚いて、ぎょっと赤い瞳を見開いたのだった。
『よう、綾波』
肌は一瞬、暑さを忘れたようだった。
液晶表示に見慣れぬナンバーを示して語り掛けてきたのは、ついさっきにレイを解放したばかりのケンスケの音吐。
『えーっと、今はネルフに行く途中だったかな?』
「……ええ」
『くくっ、そりゃ悪かったな。謝っとくよ』
いかにも白々しい謝罪だった。きっと、向こうも同じに聞いたことだろう。
『……で、良いかい?』
耳元に直に当てた場所から響く息遣いは、レイにそのうなじへ吹き掛けられた“誰かたち”の囁きを想起させる。
綺麗な肌をしているね、可愛い啼くじゃないかと、貶められているかのように聞こえる賛辞。
すり寄せられる荒い呼吸。
ぞろりと無遠慮に這わされた、ナメクジの如き感触――。
- 513 名前:肉体決済@引き気味:06/04/16 00:00 ID:???
- 「――用事があるなら、早くして」
『なにね、ついうっかり肝心の予定、つまり今日のスケジュールを聞いとくのを忘れてたって、思い出してさ』
「……?」
今日のとは何の話なのか、レイが戸惑い顔を浮かべるのを予測していたように、ケンスケが癇に障る笑い声を立てる。
いかにも愉快そうに、そんな気がした。
『だってもう、綾波のとこは、超法規の特務機関様ってわけじゃないんだろ? だったら、まだ中学生の女の子に夜まで仕事をさせるなんて乱暴なことしたら、役所に睨まれるわけだよな?』
「……知らないわ。私は自分の仕事以外は詳しくないもの」
『へぇ? じゃあ、ますます俺の方が今のネルフについてはよく分かってるってことかな。綾波もいつまでもネルフに良いように使われてないで、労働者の権利ってやつに目覚めた方が良いと思うぜ?』
親切めかして美しい同級生の世間知らずをあげつらい、『……まぁ、そんなことはどうでも良いんだけど』と漸く本題に入る。
ケンスケが訊ねてきたのは、用が済むのは何時になるのかという事だった。
ネルフの仕事があるなら、そちらが終わった後で“手”の役目を果たしてもらうからと、そう告げてきたのだ。
「……夜になるわ」
『遅くなるのが嫌なら、都合はこっちでつけるよ。なんなら、帰りの電車でまた落ち合おうか?』
「二度とあんな真似はさせないで」
応えるのにも険が混じる。
関わりの無い第三者を巻き込むのはもう御免だった。
心ならずも、罪の無い涙を流させる手伝いをしてまった、痴漢行為の犠牲者。
あの少女達に、ケンスケの嬲り者にされるべき理由はない。
「手は返して。代わりにまた貴方の欲しいものを持っていけば良いわ」
『へぇ?』
「私とあなたの取引きよ。どうして他の人に酷いことをしなければいけないの?」
『綾波の処女貰ったオッサンは喜んでたろ。つか、ホクホクだよな、普通。もう一度って誘ってやれば絶対断らないぜ? 酷いことされたなんて思ってないって』
「…………。あれは、あなたの出した条件だったわ。私は約束通りにしたもの」
- 514 名前:肉体決済@引き気味:06/04/16 00:01 ID:???
- 『手を、返して』と。
只でさえ言葉数の少ないレイは、結局はそれだけを繰り返した。
『手の買戻しに新しい取引きをするのにしてもさ、話をしたいって言ってこなかったのは綾波の方だろう? レア物の処女喪失ビデオは撮らせて貰ったし、こっちとしてはいつでも良かったのにって話』
『……ああ、それから』と、ケンスケが思い出したように付け加える。
『今度はどんな取引きにするか、他のやつらから買った“商品”を付けた帳面を見せてやるって言ったよな』
何を売るか決めてんの? どうせ確りとしたイメージも無いんだろ?
そう問われればその通りなのだが、レイにしてみれば考えたくも無かったことである。
仮に、例えば――胸を、痴漢魔と化して他校の少女たちや仕事帰りのOLを玩弄したケンスケも固執していた、乳房を差し出したとしたら。
これまで数度許した時のように、揉み、まさぐり、やわらかな双丘に淫猥な手付きを馴染ませようとするだけでは済むまい。
レイの知識にはもう、男が異性に向ける欲望の中でも最低の部類が付け加えられている。
夏日の下に立ち尽くす少女の脳裏には、手淫の奉仕をさせられている間見せられたポルノムービーの記憶がまざまざと蘇った。
捧げ持つように裸の胸を出す少女。
待ち構える彼女に、ズボンを下ろした男優が性器をしごきながらにじり寄り、やがて双丘の谷間に擦り付けていく。
少女の乳房そのもので磨かせるかの行為はつまり、やがて母性のシンボルとなる部位を用いての擬似的な性交だ。
最後には、男の快感に尽くしきったまばゆい肌にどろりと精が浴びせかけられる。
(『パイズリ』、そう呼ぶサービスの形態……)
自分でさえ男が好むらしいと知る行為を、一旦レイの胸を我が物としてしまったあの少年が要求しないとは、万が一にも考えられない。確実に実行する。
させられている自分と喜色満面の彼の姿が、目に浮かぶようだった。
『――綾波、聞いてる?』
「……ええ」
『じゃあ、どうする? ビデオを見た方が分かり易いっていうか、参考になると思うけど。綾波、部屋に端末も置いてるっぽくないもんな』
- 515 名前:肉体決済@引き気味:06/04/16 00:01 ID:???
- 人間味の薄い美貌に前髪が垂れ、陰鬱な翳りを帯びていた目元。その二つの眼が、ひくと反応した。
片耳に押し当てた携帯に、『前の団地にも、トウジが何にも無かったって言ってたっけ』と独りごちる声に、意識し直す。
僅かの間であろうが、自失していたらしい。
何を言っていた、何かを聞き逃してしまった……?
迂闊、と握り直した手の平には、嫌な湿りが集まっていた。それが次の声で、握ったものを滑らせそうになった。
『じゃあ、重くなるのは面倒だけど持って行ってやるよ。これも気遣いさ。俺って、ほんと女の子には優しくしてるだろ?』
部屋にさえも押しかけてくる気かと、レイは青褪めた。
登校してから帰るまでが、何をどう手伝わされるか分かったものではない不安な時間になっているからこそ、帰宅してからが、参りそうな神経を休めることの出来る貴重なものになっていたのに。
「…………」
『どっかした? 聞いてんの?』
ケンスケは、返って来ない返事を待って、その沈黙の長さに――満足したようだった。
『まただんまり、か。……ふふん、まぁ良いや』
◆ ◆ ◆
通話を切った後で、レイはまた歩き出す前にハンカチを取り出し、その清潔な布切れで額に粒になっていた汗を拭いた。
手を下ろし、ポケットへ。
携帯を押し込んだその上に、蓋するように仕舞う。
結局、ケンスケとの約束は明日の放課後に時間を設けることになった。
明日で良いよと、また譲歩してくれたのだ。
「……優しくしている? 私にそんなことをしたところで、何になるというの……?」
◆ ◆ ◆
ぱたん。軽快な音を立てて、蓋を閉じる。
畳んだ携帯を理科実験室のお下がりのデスクに投げると、ケンスケは隙間から覗いていた遮光カーテンを引ききった。
- 516 名前:肉体決済@引き気味:06/04/16 00:01 ID:???
- 「だってさ。聞いてたろ? 予定はキャンセル。演物は一日延期、延期だよ」
部屋の薄暗い隅に投げ掛けるように言う。
「……不満?」
訊かれ、微かに動いたのは、ダンボールを積み上げた隙間に丸めてあると見えた、暗幕の塊だった。
視線を注意深く落とせば、更に布地に人のかたちが浮かび上がる。
黒い端から爪の先だけはみ出した、少女の素足も。
上履きを履かない可愛い足先を目にした後で、改めて視線を上げていけば、膝を抱え込んで蹲る少女の姿が映るようになる。
「友達甲斐無いのな。女の子同士ってそんもんなの?」
『立てよ』と。命令して少年は椅子に腰を下ろした。
逆に暗幕を被った少女は立ち上がる。
すると布地が滑って、覆い隠す丈が足りなくなった分、すらりと伸びた脚線美が現れた。
続いて、頼りなく内股気味になった真っ白な太腿も隠せなくなる。
ケンスケの前におじおじと背筋を伸ばすと、すべすべとした無毛の恥丘までがヤニ下がる少年の眼に晒されていた。
「…………」
「ははっ、なんだ、濡らしてんじゃん。期待してたわけ?」
下着を履かず、手も翳さないのであれば、遮るものはない。
ぴったりと未成熟に閉じ合わさる二枚の花びらに、隙間からトロトロと滲み出す淫蜜のぬめりが。
「……っ」
真っ赤になったのだろう。背丈を見ても同級生――まだまだ16歳にもならない女の子なのだろうから。
動揺を肩に震わせ続ける彼女に、ケンスケが下から手を伸ばす。
「俺のも準備しろよ。そしたら、机の上で泣くほどファックしてやる」
そうして羽織った暗幕を毟り取られた少女は、言われるまま素直に跪いて、早くも牡臭をにおわせ出した股間へ首を傾けていった。
「楽しみにしてろよ。ツルツルマンコが真っ赤に腫れ上がるくらいぶっ挿しまくって、明日まで消えないようなきっつい跡を、たっぷり、いやらしく、付けまくってやるからさぁ!」
- 517 名前:引き気味:06/04/16 00:10 ID:???
- >>507
>別世界シンジだけに、夜毎風呂場ネタをオカズにえらいことになってる雌シンジとか(当然アスカは気がついてる)
>クローゼットの中にかくれててたアスカ視点とか、暴走綾波の行き着く果てとか・・・
ここは私も好きでしたねぇ……。
特に、スクール水着でシンジを物陰に強引に引きずり込んで、壁に押し付けながらキスを奪うレイですとか。
突き飛ばされて座り込んで。余韻に浸っているのか、エロ開脚のままぼうっとしているなんてのも、実にレイの動かし方としてはツボでした。
私の中のレイのイメージにぴったり重なる受動的な物静かさを保ったままで、しかしエロ衝動に暴走気味になってたり〜なんてのは、中々私には出来ないさじ加減だったと思います。
……いやほんと、レイってエロく動かすの難しいですわ。
普通の女の子とは明らかに違うだろう生環境から“らしい”視点を想像しつつ、そこにLRSスキーとして(エロ人種として)嬉しい普通の女の子な反応も混ぜて行くとか、考えてると頭が痛くなってきます (;´∀`)
- 518 名前:肉体決済@引き気味:06/04/18 02:57 ID:???
- ◆ ◆ ◆
――翌日。遂にレイは、ケンスケの前に、靴と黒いソックスを履いただけの素裸を晒す羽目へ陥っていた。
得体の知れない荷物類が雑然と詰め込まれた狭い部屋で、一角だけはぽっかりと空いた撮影スペースに、下着さえ脱いでカメラと向かい合う。
なだらかに盛り上がって桜色の頂を擁く双丘も、恥毛の芽生えも確認できない幼い下腹部も、強烈な照明に曝されるままだ。
ネルフの検査によってある意味そう振る舞わされ慣れた全裸観察の場が、所を移して再現されたと言っても良い。
しかし、寝不足もあって普段に増して顔色の悪いレイの心中は、気鬱そのものだった。
バックスクリーン代わりの暗幕を背に立たされている、このライトアップされた一角と同じだ。
いかに被写体以外の排除のため片付けられていても、狭い室内でそれだけの容積を確保した分、脇にはダンボール箱がうず高く積み重ねられている。
壁を為したその圧迫感は閉塞した状況の再認識となって、やるせなくレイを追い打つ。
「よぉし、じゃ次の“物件”の撮影といこうか。後ろ向いてよ、綾波」
「…………」
黙って従い、美少女はつるりとしたヒップを注し出した。
「良いね。脱いでる時も思ったけど、想像通りむしゃぶりつきたいケツしてるじゃん」
三脚に据えられたクラシックな黒の一眼レフがひたと向けるレンズは、その後ろに中腰で張り付いている少年の視姦する視線の拡大だ。
普段は人前にすることもない、少女の秘められた部位を、ファインダー一杯に引き伸ばすべく前後に細かくズームする砲口。
目盛りが飾る筒の中、収まるレンズの奥のレンズ、その次に重ねられたレンズ、一枚次にさらにまた――と、並び仕込まれた最後に、少年の紛れもない肉眼が、
「……へへ。オッパイもだけどさ、まさか綾波のこんな美ケツ、拝ませてもらえる日がくるなんて思ってなかったよ」
野卑にうそぶきながら、レイのこじんまりとした尻朶を食い入るようにしている。
ハァハァと鼻息を荒く興奮しながら、ほっそりとした肢体に相応しい幼いヒップラインを凝視している。
(ますます悪くなってるわ……)
- 519 名前:肉体決済@引き気味:06/04/18 02:57 ID:???
- 暗澹と打ちのめすものは、またもの敗北感だった。
手を取り返すため、同性に対する痴漢行為に手を染め、処女を失い。
元来、執着するものを余り持たなかったレイにとっては、こうも“失い続けている”という逼迫を自覚すること自体、稀であったのだが。
(ああ……)
暗く、顔は俯いていく。
『じゃ撮るから、動かないように頼むぜ』と、背後からフラッシュが叩き付けられると、レイは観念したかのように、その眩さを避けるように、目を閉じた。
(……どうしてこんなことに)
◆ ◆ ◆
彼女が今日、交渉を挑まねばならなかったのは、陰湿に弁の立つケンスケだった。
一度主導権を握られてしまえば、口巧者にはほど遠い自分では挽回する目を見出せまい。
そう一晩考え抜いた末、短期決戦を狙うことこそが被害を最も少なく抑える方策だろうと結論を出すに至っていた。
被我戦力の差を思えばベストな結果はとうてい手にしえない。
ベターな決着を模索する方がまだしもであろうと。
故にレイは、即決を企図したカードを切った。
妥結点を巡って拙く探り合う目論見は捨て、最も高く売り付けられるだろう物件をいきなり提示したのだ。
取引きの舞台である写真部に入った早々、持参したのはこれだとブラウスからリボンをほどき、続けてボタンもぷつぷつと解いて、思い切り良くはだけたのである。
(……他には、思いつけなかった)
促されるまでもなくブラジャーまで外してみせたのは、彼女の許容可能な限界において選択したこの“取引き材料”で決着させるという意気込み――覚悟だった。
だが、
- 520 名前:肉体決済@引き気味:06/04/18 02:58 ID:???
- 「へへぇ……」
レイのいきなりの脱ぎっぷりに椅子の上で『ヒュウ』と口笛を吹いたケンスケは、彼女の意図したところの“ぶらさげたご馳走”に齧り付こうとはしなかった。
「いい脱ぎっぷりじゃん?」
眼鏡のフレームをくいと持ち上げ、ためつすがめつ眺め回していても、反応は随分と淡白に留まる。
左右に開いた制服からふたつ突き出す尖った形の隆起は、いかにも芯に硬さを残すティーンのものだが、形状への審美眼を持たない彼女にも彼女なりに勝算あっての露出ディスプレイなのである。
電車の中でレイを文字通り暴き、歓喜していた“あの人”。
彼もまた、買戻しの話を持ちかけた時はじめて触らせたこの胸に、見事に相好を崩していた。
忘れられぬ喪失を喫した先日、痴漢誘惑の下ごしらえを許したトイレの中ではあれほど有頂天になって揉み心地を確かめていたのではないか。
「――不足だと言うの?」
「いやぁ、綾波のおっぱいにケチは付けないよ。とってもエロいおっぱいで、眼福、眼福ってね。……こうしてじっくり見せてもらうのは初めてだしさ」
ビデオを撮らせて貰った時は、こうまともに眺めるなんて出来なかったしと。
「あれさ、とりあえず綾波だったバレないようにモノクロ編集とか色々して流したんだけど、大評判だったぜ?」
「……っ」
「下は顔と一緒でモザイク掛といたからさ。その分、ブラまでずらされたオッパイはモロだったろ。綾波のあへ声聞いてチンコ立てた連中、『あの第一中制服のロリ乳ちゃん』の新作は無いのかってうるせーのなんのって」
いや良い商売になったと真摯さのない感謝をしてみせる。
「あれが開通式だったってキャプ付けといたのも効いたかな……?」
「……なら、商品として、問題は無いのでしょう?」
「価値はあるね」
ケンスケは即答した。
- 521 名前:肉体決済@引き気味:06/04/18 02:58 ID:???
- 「話題の『あの第一中制服のロリ乳ちゃん』の胸だもんな。写真にしても結構いけるだろうし、俺もモミモミさせてくれるんなら金出して良いぜ」
「それなら――」
「でも、“俺の手”のがもっと高いんだよね」
『……は?』と、きょとんとした顔を見せたレイは、次に眉間を険しく怒らせた。
「手よりも良いと、欲しいと言ったのはあなたよ?」
「言ったっけ?」
「私が、手を買い戻したいと言った日に。……それとも、嘘をついたというの?」
曲がりなりにも交渉は誠実に、言明した内容に限れば偽りは無い。
故に、こんな契約でも意味を持つ――。
ケンスケの言葉への信頼がある意味のあってこそ、彼女はけなげに約束を守り続けたのだ。
「気付けなかったことでくやしいと思っても、嘘ではなかったから私は我慢したの」
それを翻すようであれば、
「もう――」
いいわと、ここまでよと決別を叩き付けようとしたレイに、ケンスケは最後まで言わせなかった。
「値が落ちたんだよ。市場価格ってやつ」
「……何を、言っているの?」
「そう疑わしそうにすんなよ。新鮮さが薄れた商品が値下がりするのは当然じゃん。昔はスクープネタだったエヴァンゲリオンだって、今じゃ写真くらいばんばん出回っててさ。どこのマスコミも大金積んだりはしないだろ? それと一緒だよ」
「……商品価値を確かめたいというから、触らせたの。まだ、売ったわけではないわ」
「ああ、あの駅のトイレでもたっぷり揉ませてもらったもんな。でも、あれは誘惑の仕方を知らないからって、エロい顔になるように手伝ってやっただけだぜ」
ならばと、レイは抗議に唇を尖らせた。
むすっとしたその表情にさえ、当のケンスケは(うっわ、こーゆー綾波をあんあん言わせて、顔の真ん中にぶっ掛けてやりてぇ……)と、欲情していたのだが。
――つまりは、その程度にあしらわれていたのである。
- 522 名前:肉体決済@引き気味:06/04/18 02:58 ID:???
- 「俺が言ってるのは、仕入れ値に見合う儲けが出るかって、そういう市場価格。もう綾波のオッパイは痴漢ビデオで売りまくった後だからさぁ」
今更、バストヌードを商品にしたところで、『過激さが足りないよね』と。
「……あなたはどうなの。あなたは私の……、私の胸を触りたいと」
「思ってるよ? でも、個人的にコレクションしとくにしてもね」
使い勝手の問題なのだと勿体付けるケンスケに、寝不足の少女はまんまと乗せられていた。
「……使い勝手?」
「綾波のオッパイはさ、“俺の手”みたいにチンポしごいてくれんの?」
「……それは」
たっぷりと逡巡して、嫌そうにレイは口にした。
「……パイズリ、を」
「してくれるって?」
再び『ヒュウ』と歓声を。
「で、俺の代わりに盗撮カメラ回してくれたり、痴漢ビデオの手伝いをしてくれたりは?」
それにと邪悪に持ちかける。『手はどこでだって使おうと思えば使えたけど、オッパイだとどうなの?』と。
例え電車の中のような人前でも“手”なれば、こっそりとその場で恥女のような手淫をもってケンスケをあやしも出来た。
同じように、言った場所でどこででも胸を出して奉仕することは出来るかと、意地悪に尋ねたのだ。
レイはそんな自分の姿を想像し、そして躊躇った。
確かにそれは、羞恥の感情だった。
少年の視線は、すぅすぅと心許なくはだけたままの胸元に突き刺さっている。
この二人だけの密室で、既にろくでなしだと見切りを付けた相手一人にであれば、レイは蔑んで無視してしまえる。
(ネルフの人たちと変わらないわ)と考え、恥らうことなど無かった。
だが、仮に同じ行為をクラスの中で公然としてしまえるか、アスカやヒカリ、鈴原トウジといった知人たちの前で晒すことが出来るか。
- 523 名前:肉体決済@引き気味:06/04/18 02:59 ID:???
- (……碇君が知ったら)
既に人前で肌を見せることへの世間的な評価、性的な意味合いが伴う露出の意味も、バスト奉仕で男の陰茎を挟んでみせるような女が蔑まれるべきであることも、レイは把握している。
綾波レイがそんな少女であると知れ渡ることを思えば、彼の離れた土地の少年の耳にも伝わってしまいかねない、それは恐怖だ。
『綾波がそんなことをする女の子だったなんて』とでも言われればと、考えれば血の気が引く。
「……噂になれば、あなたも困るはず」
「へへぇ、脅すわけ?」
「いいえ。でも、そうでしょう?」
「試してみるのも一興だよな。今から教室に戻って、それで乳出しセミヌードのまんま授業受けてみろよ。俺がやらせてたって言ったって、天下の綾波レイ様が俺程度の言いなりになったって誰が信じるかねぇ」
いや、と。面白そうにケンスケは椅子の上でふんぞり返って言った。
「信じるかもね。なんせ評判の悪い盗撮カメラ小僧だし。脅迫されたって言えば一発かな」
「…………」
そしたら当然この部室も調べられるか、大事になるね。そう人事のように言う真意が掴めない。
いっそとレイも何度か考えた解決法だ。
職員室にでも駆け込めば、相田ケンスケは追放されるのみだろう。
決して、彼自身がニヤニヤと口にすることではない筈。
「あ〜、その場合は大騒ぎか。なんせ、学校中の色んな女の子の恥ずかしい写真やビデオが出てきまくりだもんな」
「……あなた!」
「先公どものモラルに期待すんのも考えもんだぜ? 情報漏えいっつーか、連中も男なんだしさ。興味本位にならない保障なんか無いって」
意味ありげにデスクから眼鏡を光らせ、胸出しのセミヌードで佇むレイに仄めかす。
「学校中相手に手広くやってる俺の客に、教師は居ないって思うかい?」
- 524 名前:肉体決済@引き気味:06/04/18 02:59 ID:???
- 綾波レイは知らない。
つい先週の土曜日、まさにレイと同様の忌まわしい罠の捕らわれ人となり、ケンスケの辱めに裸身を悶えさせた友人達は、学園教師の権限が無ければ密室に閉め切ることは出来ない音楽室で、存分に犯し抜かれたことを。
その鍵をケンスケはどこから入手していたのだろうか。
「忘れてないよね? 綾波の手に手伝って貰った盗撮ビデオって、惣流や委員長たちも映ってるんだぜ」
「……!」
「あいつらも学校中にファンの多い可愛いコちゃんたちだし。どんだけ歳食った爺さん先生でもさ、まず100%、ムラムラきちまうぞ?」
ああと脳裏に蘇ったのは、よりにもよって到底人前に出すことの無い自慰歓喜の様を演じていた友人たちだった。
「……それは」
「ダメだよなぁ? みぃ〜んなに迷惑掛かっちまうもんなぁ? 顔バレしないように流してるだけの痴漢ビデオ程度の迷惑なんて、目じゃないって」
『まさに傍迷惑ってやつさ』と、少年は言葉を切ってレイを見上げた。
くるり、くるりと回転椅子を回し、背を向ける。
くるり、くるりとまた、いやらしい顔を向ける。
言うべきことは言ったから、後は君の決断次第。どうする? と、態度で問うていた。
「…………」
困惑すると黙り込む癖。
レイの歩んできた人生を俯瞰して見ることの出来る人間がいれば、一言で言い表せる。
所詮は箱入り娘だと。
口八丁手八丁で詐欺師の真似事を重ねてきたケンスケに、これまで彼に騙されて隷属を強いられてきた幾人もの少女達の中でも、特に世間取らずの部類に入るレイでは、やり合うのにいくら何でも不利に尽きた。
更には、世間に説明されているよりもずっと幼いのだ。
ケンスケもまさか同い年だと信じている相手が三つも年下だと気付かないが、その本質は組し易しと看破していた。
ただ、生来のものを兵士としての経験が培った明敏さは、侮ってよいものではない。
- 525 名前:肉体決済@引き気味:06/04/18 02:59 ID:???
- 故にケンスケは、追い詰め切らずに救いの糸を垂らす。
猫を噛む窮鼠にならいように。
予想外の反撃を考え付かないように、幾ばくかマシかと思える方向へ、まだしものベターだと綾波レイが納得ずくで踏み込むように。
「他人に迷惑を掛けたくないから、手は嫌だって話だったよな」
「……ええ」
「何かする側で働かされるのは嫌だって」
「ええ」
「だったら、何かされる側で我慢してもらうしかないよな?」
「…………。ええ」
渋々といった体で、レイは頷いた。
「オッパイなんて使い勝手が悪くて、手より値が落ちるって話も分かってくれた?」
弱り果てた様子で目をうろうろとさ迷わせる美少女の貌は、見ていて実に楽しいものだと、ケンスケは思う。
それがまして綾波レイ。
一足先に陥とした惣流アスカほどの喧嘩腰ではないものの、気の強さは似た域のものだ。
たっぷりと蔑んでくれた、その負けん気の赤い眼が、負け犬のように力を失って服従してくれる。
(あの綺麗なオッパイももう俺のもんだな)
無造作を極めたらしい過去の食生活のせいか、単に発育が遅れているのか。女らしいまろみには乏しい未成熟な尖り方でも、いかにも涎塗れにしてしゃぶり上げたくなる、純白の乳房。
はじめて間近にした新鮮なイチゴ色の乳輪、乳頭も、実に美味しそうだ。
(こう、ぐいって絞ってやって、乳首を噛んでやりながら思いっきり吸ってやったら、綾波どんな声出しやがんのかな……)
この俺にされて、と。
痴漢中年に揉まれて、あんあんと喘いでいた貌を思い出す。
直接素肌を汚してやった最初の男になれなかったのは少し惜しいが、これだけ憎々しく思ってくれる男が相手なら、さぞや弄くり甲斐のある我慢ぶりを見せてくれるだろう。
(ほんと、惣流の時くらいだな。こんなに痛くなってくんのはさぁ)
- 526 名前:肉体決済@引き気味:06/04/18 03:00 ID:???
- 勃起のあまり、苦痛さえ覚えはじめたズボンの下を意識する。
もう少しだ、あと少しで最高に気持ち良く、校内でも随一髄二を競う美少女、氷の綾波でイクことが出来るからと。
自分の手なんかで気持ち良くなるのは、勿体無い。
「――それで?」
相田ケンスケの卑劣な猫撫で声が促した。
「オッパイだけじゃあ、足りないな。……どうする?」
暗幕を窓に引ききった部室に、カッチカッチと刻む時計の音だけが流れていた時間はどれくらいだったろう。
必死に考え続けたレイにとっては、次第に息詰まっていくばかりの短い間だったか。
ケンスケは期待が胸に鼓動となって湧き上がる一瞬一瞬を、笑み崩れそうになりながら我慢して、待った。
「……だったら、私は……」
ああと喉を喘がせたようだった。
そうして綾波レイは、スカートの中に両手を入れて、清潔な白のショーツを引き下ろして――。
「……くぅっ」
右足首、左足首と抜いてポケットに仕舞うと、後ろを向きながら小刻みに震える手でスカートの裾を掴み、そして決心を固めた様子で静かに捲り上げていったのだった。
「私は、これを……あなたに売るわ」
肉付きの薄い、しかし雌鹿の如くひきしまった美しい太腿の上に、くっと上向きに差し出された綾波レイの双臀が。
相田ケンスケの賞味を待って、ふるふると揺れていた。
◆ ◆ ◆
- 527 名前:引き気味:06/04/18 03:03 ID:???
- >>521
>ケンスケの言葉への信頼がある意味のあってこそ、彼女はけなげに約束を守り続けたのだ。
これは、以下の間違いですた (;´∀`)
>ケンスケの言葉へのある意味の信頼があってこそ、彼女はけなげに約束を守り続けたのだ。
- 528 名前:黒:06/04/19 21:33 ID:h0EDfI4w
- 「もっと抵抗してもいいのに」
つまらなそうに唇を尖らせながらマナがぼやく。
しかし、小刻みに突き上げる腰の動きは止まらず速まるばかりだ。
そうやってシンジに快楽を注ぎ込み、抵抗したくても力が入らない彼の屈辱感を煽り
立てようとしている。
「気持ちいいならそう言おうよ。嫌なら抵抗するんだってば。どっちでもいいから私に
本当のシンジを見せて」
「っ……」
歯を食いしばっている少年に囁いたその言葉は恐らく本音なのだろう。
その時だけは彼女の表情から嗜虐の色が消え、ただ純粋に何か遠くにある美しいもの
を求めるかのような憧れが顔を覗かせていたからだ。
思春期の少女であれば誰もが優しい恋人の抱擁を望む。
それはマナとて例外ではない。
だが、それを手に入れるために乗り越えなければならない最大の障害は、彼女自身が
持つこの性向だった。
「……頑固だね」
もう一度先ほどと同じ台詞を繰り返して、胸に渦巻く複雑な感情をこれ以上表に出さ
ないようにと、シンジの肩にきつく歯を立てた。
「いいよ、別に。前にも進めないし、後ろにも下がれないのがシンジなんだし。でも、
それじゃ結局は私たちのおもちゃのままだよ?」
「……」
噛んだ痕から滲む血を舐め取りながら、恨めしげな呟きをもらした。
おもちゃ、という言葉にシンジがかすかに反応するが、それは状況が新たな局面を迎
えるのと同じタイミングだったために、疑似性器を通してとはいえ一つに繋がっている
マナにさえ気付かれない程度のものだった。
がちゃり
「う……」
「あ〜あ、もう来ちゃった。早かったんだね。掃除当番に日直が重なれば、もうちょっ
と私だけで遊んでられると思ってたのにな」
「急いで、来たから」
「そっかそっか」
腰の動きを止めてシンジの体に手を回し、繋がった部分を支点にして上体を起き上が
らせた。
「あや……なみ……」
変態的な、屈辱的な行為を強要されているというのに、隠すものもない彼の股間では
肉の槍が天井を差していた。
ひくひくと脈打ち、すでに白濁を陰嚢の方にまで滴らせた肉棒が、この男と女の匂い
が充満した部屋に新たに足を踏み入れてきた少女の視線に晒される。
その屈辱感は菊座を犯されている現状にも劣らないほど強烈だった。
- 529 名前:& ◆EizqkizmPA :06/04/19 21:35 ID:h0EDfI4w
- ログに入れて貰ったのにごめんなさい(´・ω・`)
時間かかるかもですけど、もうちょっと書き足してみます。
- 530 名前:引き気味:06/04/19 21:49 ID:???
- >>528-529 黒さん
ログの方も追加しときます。
大した手間じゃありませんから、気にしないで下さい。
つか、何が引っかかったのか>>528の方はJaneの方であぼーんになってました (;´∀`)
- 531 名前:& ◆EizqkizmPA :06/04/20 02:49 ID:5IVtK7v2
- >>530 ありがとうございます。
それにしても何か変な文字を使っていたでしょうか。不思議です。
赤い瞳はどこまでも静かで冷ややかで、深山の麓にある泉のような侵しがたさを秘めている。
だが、その水鏡に映し出されているのは最大限に硬直していてさえ亀頭を完全に露出させていない
少年のペニスだ。
醜いものを貶めるためには飾り立ててやるのがよいと意地の悪い者が言った。
このときシンジは冷たい美貌を持つ綾波レイという少女の、さらに彼女の全存在の中でも最も印象
的な部分である赤い瞳に自らの姿を覗き見て、今すぐに舌を噛み切ってしまいたくなるほどの羞恥心
と絶望感に襲われていた。
「ハイ、綾波さん。惣流さんたちは?今日は顔出さないの?」
「後で来ると思うわ。彼女たちは買い物に出掛けているだけ」
「ああ、なるほどね。またシンジに女の子な服を着せるつもりなんだ?山岸さんもそういうの好きだ
よねー。ま、私も嫌いじゃないけど」
「……」
軽口を叩きながら少年を犯し続けるマナに受け答えしながらも、レイの視線はシンジの股間から離
れようとしなかった。
哀れんでいるわけではない。
嘲笑うでもない。
言葉少ななのはいつものことだ。
ただ、興奮しているのだ。
日頃は学内でも一目置かれている評判の美貌には明らかな朱が差し、よく耳を澄まさなければ聞こ
えないながらも、レイの呼吸は紛れもなく乱れ、切迫したものになっている。
「そんなに大きくして……いやらしいのね」
「ぐ……」
「霧島さん、そのままでいて」
「おっけ。思う存分どうぞ。私はこうやってシンジと繋がるのが好きなんだけどなあ。綾波さんの趣
味はちょっと分からないよ」
「そう……」
ゆったりとした足取りで2人のそばまで歩み寄り、ガクガクと上下に揺さぶられている少年の手前
で立ち止まる。
「……これも……個性だわ」
「まあね」
水鳥が優雅に首を巡らせるにも似た動きでレイは体を前屈させ、酸素を求めて必死に浅い呼吸を繰
り返しているシンジの唇を啄んだ。
何度も何度も。
やがて首を傾けて深く口付け、舌を吸い出して絡め合わせる。
- 532 名前:黒:06/04/20 03:00 ID:5IVtK7v2
- なんで名前がおかしくなるんでしょうウァーン・゚・(ノД`)
「飲んで……」
「うっ、く」
舌の先端から透明な唾液が滴り、水分を欲していたシンジはそれをやはり舌の腹で受け止めた。
「いいわ」
再び口付け。
そして舌を絡ませ、嬲らせ、飽きることなく舐め合った。
この行為だけならば恋人同士の遊戯と捉えてもさほど違和感もないだろうが、少年が別の少女に菊
座を犯されている状況下となると、話は違ってくる。
「いつ見てもエッチなキスだよね。こっちまで恥ずかしくなってきちゃう」
「茶化さないで」
「はいはい、りょーかい。綾波さんにとっては大事なことなんだもんね。最初は理解できなかったな
あ。でも、最近はそういうのもありかなって思うよ。舐めるだけでいいってのはやっぱり不思議だけど」
口元を拭いながら身を起こしたレイは、マナの軽口には応えずに今度はシンジがいまとらされてい
るポーズと同じように床に跪いた。
足下は絨毯なので痛くないのだろう。
肉付きが薄い膝小僧と爪先だけで体重を支える体勢になっても、彼女は特に苦しそうな様子も見せ
ない。
「かわいそう……こんなに張りつめさせて」
「ううっ!?」
苦痛のうめきにも似た快楽の声が、シンジの食いしばっていた歯の隙間からもれた。
再び身を屈めたレイは、迷うことなくシンジの乳首に口付けていたのだ。
- 533 名前:引き気味:06/04/20 07:40 ID:???
- >>531-532 黒さん
レイの場合の“愛情表現”はまた、マナとは趣が異なるわけですね。
マナと打って変わって対照的に、優しい愛し方と言いますか(w
- 534 名前:肉体決済@引き気味:06/04/21 00:07 ID:???
- ブラウスから取り出したAカップの胸と、スカートを背中に捲くり上げたスレンダーな下半身と。
薄暗い写真部室に開封された、純白の美少女――綾波レイの秘めたる二つのパーツ。
水泳の授業などの最も素肌を露にする時であっても少女たちは最後まで守り通す、羞恥の部分が、そこだけが今は逆に露わにされていた。
「私の胸と」
言って、レイは一息に続ける。
『……ここを』と軽く突き出した桃尻朶を、背後の相田ケンスケの眼に確かめさせて。
「好きにすればいいわ――」
その代わりに、手を返して、と。
決心した綾波レイが自らの手で下着も脱いで見せたのは、恋しいどころか(……なんて、厭なひと)と意に染まぬ筈の相手に、しかし全て委ねると差し出す、意思表示だった。
(……見てるわ、彼)
レイは、振り返らずとも確かに感じていた。
這い回る視線がじろじろと、お尻の割れ目を尾てい骨の辺りから何度も上下するように。
人を小馬鹿にしたあの顔で、いやらしく鑑賞しているのだ。
「…………」
裾を握った手首は腰に乗りそうな位置まで高く、あられもない露出姿勢でじっと寄越される返事を待つ。
きゅっと堪えた唇はともかく、可愛い小鼻から途切れ途切れに緊張した息遣いが、沈黙の向こうにレイの緊張を伝えていた。
首や肩にも、レイを――使徒を相手どってマシーンのように動じなかったファーストチルドレンを、途端に見掛け並みの少女の印象に変える、強張りが。
「……いいぜ」
ズックのゴム底が立てる足音がぺたぺたと無造作に近付いた。
「……!」
- 535 名前:肉体決済@引き気味:06/04/21 00:07 ID:???
- ひと、と。少年の手のひらの感触が、尻肌に。
覚悟していたつもりなのに、レイはその瞬間、息を飲んでいた。
「買った。もう綾波のこのお尻と、こいつは――」
じっくり撫ぜ回されていながら、人形かとの頑なさで露出ポーズを守り続ける腕をくぐったもう片手が、胸を掴む。
レイの胸を遠慮なく掴んで揉み確かめながら、相田ケンスケが彼女に伝えた。
『俺のものだからな』と。
そして、その格好のまま着かされる契約の席。
覚書にサインの位置を示すケンスケが、脇から馴れ馴れしくレイの肩を抱いて、始終その乳房を弄ぶ。
椅子に直に座るお尻の下が温いのは、その彼の座っていた体温か。
色素の薄い顔立ちに、こらえるべきだと思う不快感がどうしても浮かびそうになる。
「――済んだわ」
漸く手を取り戻しても顔の晴れないレイが証と拇印を押して、それで彼女の乳房と尻はケンスケの所有物になったのだった。
◆ ◆ ◆
「……なぜ?」
手を売った取引きの時と同じように、契約書に添える記録写真を撮影をする。
だから残りも全て脱げと言うケンスケに、レイは顔を顰めてみせた。
肌を晒すのが恥ずかしいのではない。
そうではなくて、彼女はほとほとこの相田ケンスケという少年が嫌になっていたのだ。
言い交わした契約に無いのであれば、もう指の一本も動かしてやる気にならない。協力したくない。
ましてショーツを履かない性器でも見せてやれば大喜びするのだと知っていたから、結局言いくるめられて脱ぐことになっても、少女は意固地に手で下半身を隠していた。
「だからさぁ、言っただろ? 契約した“物件”を撮るのが目当てなんだから、ファインダーに他が入ってもらっちゃ困るんだって。それとも、綾波はこれを譲りましたって書類にその手とかも写って良いの?」
「……わかったわ」
- 536 名前:肉体決済@引き気味:06/04/21 00:08 ID:???
全裸となって撮影ブースに立っていたレイは、まさに渋々といった体で手で退けさせた。
指示された通りに脇を広げて――その手を広げた姿勢が一番、胸を撮影する邪魔にならないからと言われれば、確かにその通りだと頷いて――フラッシュを浴びる。
もっと背を反らしてよとの続けての言葉で、『こう……?』と可愛い胸を張ってみせたり、右に左にとそらして角度を変えてやったり。
無愛想そのものの表情はいつものままでも、結局は実に扱い易いモデルぶりだった。
(ちょろいねぇ……)
ファインダーを覗く俺の目がどこを向いているやら、分かるまいにと。
ケンスケに密かにせせら笑う。
(ほんっと、ツルツルでやんの。霧島や委員長と比べてもガキっぽいマンコしてるよな――っと。ほい、また一枚)
こぶりな谷間を芯に置いた一枚からそうと気付かせずズームアウトさせれば、次にシャッターボタンを押し込んだ一枚は綾波レイの正面ヌード全身図になる。
パチリ、パチリと。その一押しと同時に、部屋中に取り付けた隠しカメラが、異なるあらゆる角度からの裸身をハードディスクに保存しているのだ。
そもそもが、盗撮魔の肩書き。
ケンスケの支配地であるこの部屋で脱いで見せた時点で、股間を手で隠そうと、ぴったりと太腿を閉じていようと、全てが無駄だった。
撮影は続けて後姿を向けさせてのヒップスチルに目当てを移す。
真に意図するところが、胸よりも低い位置にある被写体だから撮り易く協力をと、より隙の多いポーズをとらせる為のものに。
「――このフィルムも終わったから、次はケツ穴撮るから用意して」
「け……?」
「肛門だよ、こーもん。綾波のウンコひり出す穴」
「……そこは、不潔な場所だわ」※
「はぁ? だから? ちゃんと綺麗にしてるんだろ?」
何事でもないように問い返して、ジャッ、ジャッ――とクラシックな一眼レフを持つ手元がフィルムを巻く。
「どっちみちもう俺のものだし、綾波がそんな場所って思うとこでも、男からすれば需要があるのさ」
- 537 名前:引き気味:06/04/21 00:11 ID:???
- ――などと書きたくってきて、レイって排泄行為をばっちぃとか恥ずかしいとか思うんだろうか? などと困りはじめてみたり。
なにせ、あのトウジも引くような散らかしようで暮らしてたわけですし、血が固まってこびりついた包帯もテキトーに箱に入れてそのまんまでしたから。
レイって、いちいち普通じゃない感覚しているのを“それらしく”考察しながら書かなきゃならないんで、手間なんですよねぇ (;´∀`)
- 538 名前:コースケ:06/04/21 00:32 ID:???
- >※
ケンスケとの会話の中で一般的な女性の情報を知らず知らず収集していたりとか?
……むりぽ?
- 539 名前:引き気味:06/04/21 00:39 ID:???
- >>538 コースケさん
エロい行為の定義や、なにされると女性は喘ぐのかとか、恥ずかしがるのかとか、そーゆー知識はケンスケビデオで入手済みとしてはあります。
ンですが、それが血肉として身についてしまっているかはさじ加減が微妙な気がしまして。
今回の ※ ですと、そこが不衛生だという知識からレイはどうリアクションを返すか、あまりにこっ恥ずかしいポーズにどうリアクションとるか、二つの観点で面倒になってます。
似たようなポーズ取らされた匿名女性の反応とかも見ていたことにでもして、そこから知識として恥ずかしい&第三者視点で確かに恥ずかしかったので、自分がするとなると恥ずかしくて躊躇う――の二本立て理屈でもって解決しときますかねぇ……。
- 540 名前:引き気味:06/04/21 00:42 ID:???
- この手のどんなエロ観念してるかは、レイが独特な価値観を持っているっぽいせいで難しい一方、ギミックとしてネタに仕込むと面白くはあるんですよね。
ただ、話の流れで結構投入出来なかったネタがあるのが何とも勿体無いというか、例えばレイが自身の処女喪失をどう捉えているのかというのも、シンジへの恋愛感情や「ただ怪我しただけやん」という私的にレイっぽいと思う認識との兼ね合いで、突っ込んでいくと結構な膨らみ方に育てられそうなネタなんですがが。
('A`)ゞ マンドクセ
- 541 名前:なーぐる:06/04/21 01:34 ID:???
- さっき帰宅。来週まで暇は無し。って忙しすぎて倒れそうナリ。
それはともかく
>レイって排泄行為をばっちぃとか恥ずかしいとか思うんだろうか
排泄中は性交と並んで最も無謀な状況なり
常に周囲に気を配りつつ、刀をいつでも抜けるよう、常に片手のみ用いるべし
「恥ずかしい? どうしてそう思うの?」
「もう、いいから喋らないでくれ綾波…」
シグルイな本を愛読してるレイが脳裏に浮かびました(待
敢えて羞恥を覚えるレイを描写するとしたら、もの凄く無防備な格好や行為を強制されるわけだから、
自然緊張して心拍などが上昇し、その変化に戸惑いを覚え、いつしか戸惑いはシンジにお母さんと呼ばれた時
と似ているがもっと強い羞恥を感じるようになった、とか。
>レイが独特な価値観
レイを描写する人、皆が一度二度三度は考えることですね。
拙作でのレイの描写はどんなだっただろう…。
- 542 名前:引き気味:06/04/21 01:46 ID:???
- 一番楽なのは、変貌しきった後のマゾマゾ綾波ー ヽ(゚∀゚)ノ
劇的調教Before-Afterとか言ってみる。
>「もう、いいから喋らないでくれ綾波…」
すっごく、嫌な――というか、エロにならないお下品ギャグで一本いけそうな綾波ですじょ。
『フルメタル・パニック』が主役造形につかってたトンチンカンぶりを亜流で転用できそうな、何かほんとにアホネタとして楽しそうな、そんな綾波&ケンスケ。
シンジだとなんか湧いてくるイメージ普通ですしね。
>お母さんと呼ばれた時
あの時の赤面っぷりはええ感じでしたけどねぇ……。
あそこでの感情がどう湧いたかを考察して、近い経路で理屈付けたエロ羞恥をどこかで説明しとくとか。
――ますます直接的なエロシーン以外の行数が増えていく悪寒 ('A`)
>ナーグルさんのレイ
ナーグルさんのレイの独特っぷりと、本編レイの独特っぷりと…… (;´∀`)
今度、MNNメッセンジャあたりで身も蓋も無いそこら辺のチャットとかします?
- 543 名前:引き気味:06/04/21 14:10 ID:???
- >昨晩の※部
ちょっと手直ししてみました。
以前の話を読み返してみたら、ちょっと流れが不自然になる部分だったようですし。
- 544 名前:引き気味:06/04/21 14:10 ID:???
- 「――このフィルムも終わったから、次はケツ穴撮るから用意して」
「け……?」
「肛門だよ、こーもん。綾波のウンコひり出す穴」
「……そこは、不潔な場所だわ」
冷たい美貌をした少女が、たじろいでいた。
ケンスケの言う秘孔披露の羞恥ポーズに、有るか無しかだった少女としての感情が追いつけなかったのか。
或いは、思わず思い浮かべた、いつかの誰かの同じ撮影風景の所為だったか。
――悲しそうに咽びながら、そんなビデオを撮られる惨めさを訴えていた顔の見えぬ少女。その手で尻肉を割らされ露呈を強いられていた、ひずんだ菊花。
彼女に覚えた哀れみが“後輩”の境遇に墜ちる我が身へ返ると悟れば、さしもの綾波レイも立ち竦むのか。
「はぁ? だから? ちゃんと綺麗にしてるんだろ?」
何事でもないように問い返して、ジャッ、ジャッ――とクラシックな一眼レフを持つ手元がフィルムを巻く。
「綾波がそんな場所って思うとこでも、男からすれば需要があるのさ」
言って、『……需要ってことじゃ、女だってどうかな』と。
「マンコいじんのだけが女のする楽しみ方じゃないって。アナルオナニーって言葉もあるんだしさ。綾波も今度発情したら、惣流たちがしてるみたいにトイレに駆け込んで、試してみれば良いじゃん」
「はつ……ッ」
「――しないって? 発情したりは? ……またまたぁ」
まさか人形じゃあるまいしと、綾波だって人間の――女の子だろと続ける。
「そんなって程度の場所かどうか、綾波自身がもう知ってるんじゃない。こないだ触ってやったろ?」
「……っ」
「感じてたみたいだったぜ? 」
レイは今度こそはっきり、かぁっと頬を赤くした。
「あの時は、たしかに触らせたけれど……服の上からだったもの」
いい訳めいて、殆どしどろもどろに近い言葉が口をついて出る。
- 545 名前:引き気味:06/04/21 14:10 ID:???
- 「よがってたじゃん」
「…………」
綾波レイは、また黙り込んだ。
痴漢誘惑のための下拵えをされてしまった一件では、いやらしく発情した躯になっていけなければいけないと囁かれて、あちこちいじられてしまったのだ。
その為に与えられた感覚だったのだから、レイにもあれが官能の甘い毒だったと――蝕まれていたのだと自覚がある。
それが同時に指を遣われた秘唇によるものだったか、ケンスケの揶揄通り菊蕾から湧き上がった甘やかさだっかは、判然とせず。
ただその区別を言い立てることにきっと意味は無いとは、彼女にも分かっていた。
「どっちみちもう俺のものだし」
さっさとしろよと準備の済んだカメラを構えられれば、レイにはもう選択の余地は無い。
仕方が無いものと、契約に縛られた身を嘆いてポーズを取るしかなかった。
今度は三脚を捨ててにじり寄ったケンスケ自身が、床に立て膝を付いてレンズを向けているのだ。
『優等生』と皮肉られもする察しの良い彼女は、“被写体”の高さを合わせろと言われているのだと分かってしまう。
思わず漏れた、重い吐息だった。
足を開いて腰を曲げ、後ろに勢い良く尻を突き出す。
片手を膝に張って上体を支え、もう片手を尻に回す。
彼女自身が意識しておらずとも、自然に取ったその体勢はビデオで見せられたものと同じ。
いつの間にか、刷り込まれていたということなのだろう。
「これで……良いのでしょう」
回した右手で尻朶を片方掴むように。
くりんとした丸みにレイの指先が引っ掛けられて、そして――尻のまっ白い谷間の底の、合わせ目を、
「あ、あぁ……っ」
やるせなく、自らの手で男の目に暴かれていく、アルビノ美少女のヒップ。
奥にひっそりと息づいていたセピア色のすぼまりには、この少女が間違っても自分から男を誘うふしだらさとは無縁、程遠い、そんな穢れの無さを魅力としているからこそ、価値がある。
あの綾波レイの、アナルなのだ。
- 546 名前:肉体決済@引き気味:06/04/21 14:11 ID:???
- 「うはっ、エロぉ。綾波、ちょっとヤバいって。エロ過ぎだぜ」
接近しすぎの位置からシャッター音と共に上げられる感嘆が、ますます少女の頬を熱くさせた。
パシャパシャと続けざまのフラッシュとで、アナル露出の羞恥地獄というものを綾波レイに知らしめるのである。
「あなたが言ったのよ……!」
させておいて、何を言うのよと。
(もう……っ、これ以上は)
とうとう心行くまで撮り尽くしたカメラを横に置いて、開いて見せているすぼまりに生の視線を食い入らせるケンスケだ。
耐えるには一瞬だけでも心を真っ白に、居ないものと忘れていれば良い――そうは思ってみても、
「すっげ……」
「ッ、うう……っ」
こんな間近から、なのだった。
例えレイの神経が集中してしまっていなかったとしても、ハァハァと気付かずにはいなかっただろう鼻息の荒さが、すぐそこから吹きかかっている。
見られてる。彼、覗き込んでるんだわ。わたしの、そこを……と。
千々に乱れる心が、戦場の痛みを意識から切り離して対処した時と同じには、適切な心理状態を形どってくれない。
腰がもじもじと落ち着かなかった。
すぐさまに体を起こし、跳ね退いて、平手をくれてやりたい気持ちとの板ばさみだ。
そしてその、傍目には恥じらいそものでしかないヒップのくねらせが、視姦する少年をまた喜ばせる。
(あ、ああ……)
憎たらしい男の淫欲に、望み通りの劣情の向き先――秘肛鑑賞の機会を捧げてしまっていると思い知れば知るほど、冷静にあろうとしたレイは『くぅっ……』と揺らいでてしまう。
ヒクヒクと、意識の集まってしまう菊花がざわめいてしまうのが、抑えなければと思うのにままならない。
ケンスケが笑うようにしたのは、そんな様を嘲笑ったのではないかと、いたたまれなかった。
いくら唇を噛み締め直しても、か細く『ふぅ、ぅ――ふ』と漏れてしまう息遣いも、心の裡の動揺ぶりをみっともなく晒してしまっているようで、無性に悔しい。
(早く、終わって……!)
レイはただ時が過ぎ去ることを祈った。
- 547 名前:PDX.:06/04/21 15:28 ID:???
- まさに外道!(笑)>ケンスケ
- 548 名前:引き気味:06/04/21 17:52 ID:???
- >>547 PDX.さん
エロ文としてはこれからやっと、ですけどね…… (;´∀`)
- 549 名前:なーぐる:06/04/21 23:43 ID:???
- おおう、視線を無防備なところに感じてもじもじハァハァというのはレイにもありうる!
私は、検査と称してリツコさんに直腸の触診を頻繁にされていたとか考えておりましたが、
このケンスケとレイはできておる。
仮にシグルイなレイであったとしてもこれは感じずにはいられませぬ!お美事!お美事にござる!
きっと敏感な粘膜にじりじりとした熱を感じておられるのでしょう。
この時、ケンスケは気づいた。
ここまで追いつめて堕としきれなかったら、その時自分は手負いのレイに殺される。
…シグルイとエヴァキャラって意外に相性いいかもw
>エロ文としてはこれからやっと、ですけどね
大丈夫、グロ描写を書いたところで満足しきって筆が止まってる愚か者がここにおりますわ(・ω・)
いや、これでもかとエッチィ事をねっちりたっぷりしちゃう予定は確定なんですが。
- 550 名前:引き気味:06/04/22 00:53 ID:???
- >>549 なーぐるさん
>ここまで追い詰めて〜
凄い形相の劇画顔で責めてらっしゃるケンスケさんとか浮かんできて、かなりアレでございます。それこそもう必死な感じの (;´∀`)
シグルイはなぁ〜。
とことん真面目にやってる漫画なのに、何故か読む時思い返す時は『くすくす、ぷふぅー』とか、変な笑いがセットになってくるのが不思議な作品です。
近頃は時代劇見てるとあの勢いに毒されてきてる自分が感じられてトホホなんですが。
『柳生十兵衛七番勝負』とか、なんか素で村上さんの顔が白目変換されて見えちゃいますしねぇ。
>これでもかとエッチィ事を〜
(・∀・)ワクテカ
- 551 名前:肉体決済@引き気味:06/04/22 03:30 ID:???
- 膝に突いた左手がカタカタと震えだしていた。
開脚前傾の姿勢を保ち続けていたといっても、兵士でもあったレイにとってこの程度、体力の消耗には程遠い。
予想外の消費を強いられていたのは、精神の方であった。
視姦に耐え続け、ケンスケの気配に動きが見られたのを終わりかと安堵に受け取った――それが見誤り。
「やっ、やめて……」
ひくんと形の良い顎が跳ね上がった。
慌てて振り返り見れば、視姦に留め置けなくなったケンスケが、とうとう手を出してきていた。
反射的に身を引き前へ逃がそうとした腰は、素早く追加された腕で制止される。
「写真をとるのでは――」
なかったのと必死な声で問うレイに、あっさり気が変わったと恐ろしい答えが。
さすさすと撫ぜ回し、やめてと尻割りの役目を放した手で食い止めに行けば、ぴしゃり辛らつに立場を突き付ける。
「ああっ」
叩き払われた手をかばい、無力な悲鳴を。
前には暗幕のバックスクリーンを垂らした壁。左右に積み上げられたダンボールの山。逃げ場の無い彼女を、更に契約が縛り上げた。
「とりあえず味見させろよ。今日はここで出させろなんて、いきなりな事は言わないからさ」
立ち上がりかけた中途半端な姿勢で慄くレイは、言葉の裏に隠された邪悪な意図に気付かない。
せいぜいが(アレを、擦り付けられるの……?)と、痴漢レッスンで後ろ抱きにされながら押し当てられた硬さを予想するだけだ。
イメージ出来る限界が、パイズリ奉仕の構図をふたつの尻たぶに応用するぐらい。
しかしケンスケが狙っているのは、この初心な少女のアヌスなのだ。
「へへ、逃げるなって」
「あ、ああっ……なぜっ、そんなところを」
嫌がるヒップで困惑する。
張り付いた手の平はゆるゆるとヒップラインをまさぐる一方、親指は谷間に沈められてレイの菊蕾を放さない。
- 552 名前:肉体決済@引き気味:06/04/22 03:30 ID:???
- あてがった腹を蓋のようにぴったりと。
他の四指が蟲の脚じみて動き回る基点としているが如く、その蠢きの全てを掌から伝えさせて親指に集め、微細な動きのマッサージとして送り込んでいる。
「あっ……っ、う……」
レイは怖れた。
ねちっこい揉み込みを入り口に注がれ続けていると、どうしても不覚な呻きが漏れてしまうのだ。
(あの、時の……っ)と蘇る、痴漢好きのする発情を引き起こされてしまった日のあの感覚。
「どうだい、綾波……? ケツ穴の具合はさ」
「し、しらないわ……っ、あ、ああ……」
指先が、めり込んだ。
「声が変わったぜ? やっぱ、好きなんじゃね?」
「あなたの、勘違いよ……っ」
――ほぐされて、しまう。
そう怯えても、マッサージなのだから当然だ。
レイのアヌスはいくらきゅっと力を込めようとしても、徐々に守りを緩くしてしまう。
硬く閉じる貝殻を思い、ケンスケの少女をなぶりたがる嗜虐嗜好を喜ばせまいと――憎い相手に無様を見せまいと、心をフラットに保とうする端から、
「くぅっ、ッ、……っっ!?」
ぬぷと、ぬぷりと。男の太い指先が沈み込んで、彼女の背筋をざわめかせる。
放ってしまったのは、無反応とは裏腹な喘ぎだった。
いかにもケンスケが喜びそうな、弱々しい女の子の悲鳴だった。
こんなにも、脆かったの? と、裏切られた思いは、自分自身に向けられていた。
「さわるなら、胸をさわれば――」
いいでしょうにと、切羽詰ったあまりが口を突いて出る。
- 553 名前:肉体決済@引き気味:06/04/22 03:30 ID:???
- 「へへぇ? やっぱり、感じてきちゃったんじゃん。ケツ揉みされてるだけじゃ足りないって? 尻穴ついでに、オッパイもいじってぇ〜ってか?」
「ち、違うわ。違うの……っ、ッアア! どうしてっ」
再び深く、アヌスの奥を窺う侵入。
だめ、くうっ……と奥歯に力を込めていても、それだけであえなく喘ぎが出る。
またもや容易く、か弱い女の子のように発情させられた声を、引き出されてしまう。
その自覚が、レイの矜持を情け無くさせた。
「いいぜ。気持ちよくイケるように、胸の方も可愛がってやるよ」
「ああっ」
「なんだこれ、乳首固くなってんじゃね? 気分、出してるじゃんさぁ〜」
菊花ほぐしにバストマッサージを加え、二点同時の綾波レイ攻略。
右手親指でアヌスの口を危うくさせ、左手親指が腋下から伸ばし握った乳房で頂を襲うケンスケ。
コリコリと転がされる可憐な乳首は、既に平静を失っていた。
「ああ、ああっ……!」
「口は強情でも躯は正直って、綾波もフツーの女の子だよなぁ?」
嘘、そう否定せねば、わたしは違うのだと言わなければ。
でなければ、自分もあの哀れな少女たちと同じになってしまう。
壁際に追い詰められ、背中をぴったり押さえられたレイは、敏感な乳首で苦しみを倍加させられつつ――その苦悶の貌は、己を叱咤する内面の縁に向けられていた。
「ふ、ふぅっ……ッッ」
「我慢してないで、素直に喘げよ。折角やさしくしてやってんだからさぁ」
違う、違うわと。ふるふる色素の欠けた髪を振るわせる。
いくら力もうとも、柔軟なアヌスをゆるゆる、ゆるゆると次第に侵されつつある今、是が非でも否定せねばならなかった。
この卑劣な少年の性玩具同然にされた様をなんて可哀想なと眺めた片方で、こんな低劣な相田ケンスケ程度をつがい相手に認めでもしたような――だらしない股の開き方はなんなのかと、蔑んだ気持ちがありはしなかったか。
自分が認めた彼は数段上等な「碇くん」だけなのだから、あなた達とは違う。
相田ケンスケ風情に満足して、だらしなくうっとりとした貌をしたり、喜ばせるための媚びを見せたりはしない。
こんな牡を、受け入れたりはしないのだと。
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